JPH02119770A - 生体細胞への物質の微小注入法及びそのための装置 - Google Patents

生体細胞への物質の微小注入法及びそのための装置

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JPH02119770A
JPH02119770A JP1063423A JP6342389A JPH02119770A JP H02119770 A JPH02119770 A JP H02119770A JP 1063423 A JP1063423 A JP 1063423A JP 6342389 A JP6342389 A JP 6342389A JP H02119770 A JPH02119770 A JP H02119770A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M35/00Means for application of stress for stimulating the growth of microorganisms or the generation of fermentation or metabolic products; Means for electroporation or cell fusion

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は可動的に支持されたカニユーレとテーブルを利
用し、テーブルに対して斜めに設定したカニユーレとテ
ーブルとを連接し、しかも両者をテーブルと平行な平面
内で2つの方向(XY力方向に互いに調整でき、かつカ
ニユーレをXY力方向よって決定される平面に対して垂
直な2方向に調整できるようにして生体細胞に物質の溶
液または懸澗液を微小注入する方法に係わる。
本発明はカニユーレのためのホルダーを具備して上記方
法を実施するための装置にも係わる。
ここに使用するカニユーレという表現には毛細管や微小
毛細管が含まれる。
[発明の背景] 顕微鏡を覗きながら垂直線またはテーブルに対して傾斜
させたカニユーレを細胞の真上に整合させたのち、下方
へ移動させる装置の開発は既に試みられている。しかし
、カニユーレまたは毛細管のZ方向位置ぎめに際して問
題が発生する。また、微小注入技術では細胞核は確かに
注入場所となり得るが、必ずしも細胞核を注入場所に選
ぶとは限らないということに留意しなければならない。
公知の実施例では所期の注入場所を大ざっばに検出でき
るに過ぎない。垂直に下方へ移動させるという方式はカ
ニユーレによってかなりの横力成分が細胞に加えられ、
細胞膜が細長い形に破れるという点で不都合である。そ
の結果、細胞膜が、従って、細胞全体が修復不可能なま
での損傷を受ける。
さらにまた、カニユーレが折れるおそれもある。
テーブルとして顕微鏡の載物台を利用し、カニユーレの
尖端部が観察方向に位置し、顕微鏡を焦点合わせするこ
とで尖端部を明確に視認して正確な観察が可能となるよ
うにカニユーレホルダーを設けることも公知である。
このように顕微鏡の一部を形成するテーブルは公知の態
様で対物レンズに対して調整できるいわゆる十字テーブ
ルである。このテーブルの目的は十字テーブルに載置さ
れた培養容器中の多数の細胞のうちの1個または複数個
を顕微鏡の観察域に整合させることにある。
上記公知技術に鑑み、本発明は好ましい実施態様として
、例えば特定の細胞培養容器のような容器に収容された
多数の細胞を十字テーブル上に置き、個々の細胞を位置
きめできるようにする。
大きい作業コストを要し、コンビコータを利用して自動
制御可能な十字テーブルを駆動することによって装置の
設計条件に従って個々の細胞をカニユーレに整列させる
上記目的のための装置は公知である。
コンビコータ援用画像処理技術によるカニユーレ制御も
考えられるが、これはコストをさらに高めることになり
、カニユーレ尖端部に対する顕微鏡テーブルの制御には
さらに大きいコストが必要になる。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は個々の細胞に対するカニユーレの正確な
位置きめを容易にしながら、しかも力ニコーレが軸方向
に細胞に突き刺さることを可能にするように頭書の方法
及び装置を改良することにある。
[課題を解決するための手段」 本発明の方法は、カニユーレの尖端部をポインタとして
細胞IJI’lの上方に位置するデーフルと平行な平面
Z1内で、テーブル上の細胞の所期の注入場所の上方に
位置ぎめし、前記平面に対するカニユーレの角度に応じ
て該平面におけるカニュー=しの射影方向によって決定
される方向へ、カニユーレの軸方向延長線が所期の注入
場所と交差する位置にカニユーレが到達する距離だけカ
ニユーレを後退させ、次いでカニユーレを細胞を突き刺
す方向に駆動し、尖端部か所期の注入場所に達したらこ
の駆動を停止させることを特徴とする。
カニユーレをポインタとして利用して所期の突き刺し位
置を直接マーキングし、次いでカニユーレを後退させる
ことによって微小注入を比較的容易に、しかも正確に実
施することができ、視覚的にモニターしながらカニユー
レを傾斜状態のまま設定するにも拘らず、軸方向の突き
刺し動作か可能である。
即ち、手動操作で尖端部を突き刺し位置と整合させたの
ち、突き刺し動作に先立って後退させると、装置の特定
構成に応じて異なる自動機構が作動して、先ずカニユー
レを垂直方向に細胞と整合し2ている状態から移動させ
、次いで同じ平面内の後退位置から軸方向に突き刺すこ
とを可能にする。
この方法はテーブルと平行な2つの平面、即ち、カニユ
ーレが移動する平面と、カニユーレの突き刺し運動はを
規定する平面とを設定すれば特に効果的に行われる。そ
の場合、テーブルの上方に、テーブル」−の細胞の内部
とほぼ交差する、テーブルから高さZ。に位置]7かっ
テーブルと平行な第2の平面を設定し、カニユーレ尖端
部が平面Z Llに達したら、細胞を突き刺すためのカ
ニューlノ軸方向移動を停止−させるか、またはテーブ
ル平面に対して45°の角度にカニユーレを調整し、平
面Z 、l及び73間の距離たけ後退させることが好ま
しい。
また、−上記目的は、前記ホルダーを操作装置に調整自
在に取付けると共に、ホルダーに対するカニユーレの角
度を調定するための調整手段を設けたことと、前記操作
装置が連携のテーブルと平行な平面内でカニユーレホル
ダーを駆動するための第1駆動装置及び前記平面に垂直
な方向(Z方向)にホルダーを移動させるための第2駆
動装置を含む少なくとも2つの駆動装置を有することと
、前記少なくとも2つの駆動装置の駆動方向にそれぞれ
対応するガイド装置をホルダーと操作装置の間に設けた
ことと、前記少なくとも2つの駆動装置をホルダーと操
作装置の台座との間に設け、前記ガイド装置に沿ってホ
ルダーを前記台座まで駆動できるようにしたことを特徴
とする装置によって達成される。ただし、この装置は種
々の態様で実施することができる。XY方向平面内を移
動自在なテーブルと連携する操作装置を設番」た場合、
操作装置にはXY力方向第1駆動装置及びZ方向の第2
駆動装置をそれぞれ1個ずつ設けるだけで充分である。
細胞に対するカニユーレの位置ぎめは十字テーブルの移
動を利用して行うこともでき、実質的に十字テーブルは
細胞と一体に移動する。
ただし、操作装置はXY方向平面内に2個の第1駆動装
置を具備することが好ましい。これらの駆動装置に対応
させて、例えば工作機械において公知であるようなアン
ダーカットトラック及び/またはレールとして構成する
ことのできるガイド置を設ける。
操作装置そのものが本発明の目的達成に寄与する特別な
態様を具えている。好ましい実施態様では、テーブルに
固定するための、例えばクランプ装置のような固定手段
を操作装置に設ける。これにより、補足的な構成部分を
もテーブル、特に顕微鏡テーブルまたはその他の観察装
置のテーブルに付加することができる。当然の結果とし
て、上記駆動装置は顕微鏡十字テーブルの駆動装置と全
く同じではないが、同様のXY力方向即ち、十字テーブ
ル平面駆動装置から成ることが好ましい。
これにより、集光レンズの作用下に顕微鏡の観察域に位
置ぎめされている細胞の真上に、ポインタとして利用さ
れるカニユーレ尖端部を随意位置ぎめすることかできる
好ましい実施態様では、操作装置をテーブルと一体に構
成する。
本発明のその他の好ましい実施態様は特許請求の範囲の
項及び以下の実施例から明らかにプるであろう。
[実施例] 添付図面に示す実施例に基づいて以下に本発明を詳述す
る。
第1図において、破線は集光レンズ2及び対物レンズ3
を有する反転顕微鏡1を示す。
この顕微鏡には公知の態様で十字テーブル4が設けられ
ている。47は支持手段である。顕微鏡1は設置のため
の架台48を具備する。
十字テーブル4は一対の第1駆動装置5,6(第2図)
によってレンズ2及び3間の観察線に調定することがで
きる。支持手段47は公知の態様で十字レールシステム
で構成することのできる十字テーブルガイド49をも含
む。
第1駆動装置はいずれも十字テーブル4を十字テーブル
ガイド49に沿って駆動するための、例えば、スピンド
ル53.54(第2図)を具備する。この第1駆動装置
5,6はそれぞれ反転可能なモータから成り、顕微鏡1
の架台に取付けられている。スピンドル53.54は支
持構造をも兼ねることができる。
この一対の第1駆動装置5,6による調整の目的は数多
い細胞のうち十字テーブル4上に位置する細胞7を集光
レンズ2と対物レンズ3の間の観察線に合わせることに
ある。
十字テーブル4にはこれと一体の、または固定装置9に
よって十字テーブル4に固設することのできる操作装置
8がある。
操作装置8に、カニユーレ11を具えたホルダー10を
可動的に取付けてあり、カニユーレ11は十字テーブル
4に対して好ましくは45°の角度に配置され、尖端部
12を有する。この尖端部12はポインタをも兼ね、前
記細胞7の核13の上方に来るように駆動装置によって
調整することができる。
尖端部12が兼ねるポインタを細胞に整合させるための
駆動装置は十字テーブル駆動装置と同じでもよいが、操
作装置8に設けたホルダー10のための第2駆動装置1
4,15.16でもよい。
また、第1及び第2駆動装置を互いに組合わせることも
可能である。
基本的な実施態様としては、ポインタとしてのカニユー
レ尖端部12が初期位置にある状態から、顕微鏡を覗き
ながら十字テーブル4を調整することによってポインタ
を細胞核13の上に持って来る。
これに続くカニユーレ11の調整は専用の第2駆動装置
14,15.16によって行う。
第1図には第2駆動装置のうち、高さ調整のための駆動
装置16と、カニユーレ11の方向にテーブル4と平行
な駆動を行うための駆動装置15とを示しである。
第2図には操作装置8、ホルダー10及びカニユーレ1
1を略示した。十字テーブル4の平面、即ち、いわゆる
XY平面には2つの第2駆動装置’14、15が互いに
直交する方向に、たたし、テーブル4の平面と平行な同
一平面内に配置されている。第1駆動装置5,6も第2
駆動装置14゜15もカニユーレ11の尖端部12を十
字テーブル上の細胞7に整合させるのに利用できる。こ
の目的に駆動装置5,6だけを利用する場合、図示の構
成では操作装置8に設ける第2駆動装置としてカニユー
レ1.1の方向に駆動するための駆動装置15と、いわ
ゆるX方向に、即ち、駆動装置1゜4.15によってX
Y力方向決定される平面と直交する方向に駆動するため
の駆動装置1−6とを設けるだけでよい。
第2図はXY平面内でカニユーレ11を操作装置8から
移動させるための第2駆動装置14をも示した点で第1
図よりも詳細な図である。駆動手段14,15.16か
ら成る第2駆動装置も反転可能な電動機で構成すること
が好ましい。これらの駆動手段の接続態様は公知の通り
であり、反転回路手段を含む。
駆動装置14を含む断面と高さ調整自在な装置部分との
間に、別々の側に互いに直交するガイド手段を有する中
間キャリッジ50を設けである。
第1図には操作装置8におけるホルダー10のためのガ
イド手段を示してないが、第4図に関連して後述する十
字キャリッジ用キャリッジガイドなどのような公知態様
のアンダーカットトラック、レール等の形で実施すれは
よい。
十字テーブル4に対するカニユーレ11の角度を調整す
るため、第1図に略示するように、ホルダー10に調整
手段25を設ける。この調整手段25は第4図に斜視図
で示しである。
第1図ではカニユーレ11の尖端部12が十字テーブル
4から高さzlの位置にあり、この平面Z1は細胞7の
上方に位置する。もう1つの高さ平面Z。であり、これ
も十字テーブル4の上方に位置するが、細胞核13を通
る平面である。即ち、観察すべき細胞核13の真上に来
るように調整するためには高さZ、の平面内でカニユー
レ11の尖端部12を移動させればよい。
第1図ではカニユーレ11に物質を供給するための供給
管18及び供給装置19を極く形式的に図示したが、供
給管18は第2駆動装置や調整手段25に制御パルスを
伝送する機能をも兼ねる。
本発明の方法を実行し、本発明の装置を操作するには、
十字テーブル4、即ち、十字テーブルの載置面と平行な
平面を、観察または経験によって前記載置面の上方で、
かつ細胞核13と交差する高さに調整する。この平面に
達したらカニユーレ11の駆動を停止し、カニユーレ1
1の尖端部12が細胞核13の中心部を突き刺したら、
カニユーレ11を後退させる。このプロセスについて、
特に第3図との関連で以下に説明する。
第3a図乃至第3C図には細胞7及び細胞核13を含む
断面で十字テーブル4の一部を示した。
カニユーレ11の尖端部12が細胞核の上方に、即ち、
十字テーブル4の載置面の上方Z1の高さに位置する。
この平面を21平面と呼称する。
第3a図乃至30図には細胞核13と交差する平面Z 
ITをも示しである。
第3a図では第1図に関連して述べたように制御するこ
とによりカニユーレ11の尖端部12が細胞核13の上
方に位置ぎめされている。この位置ぎめは第1駆動装置
5,6または第2駆動装置14.15によって行うこと
ができる。この位置ぎめに際しては、ホルダー10を、
即ち、カニユーレ11を十字テーブル4の平面と平行に
一方向、例えば、X方向に距離17だけ移動させ、次い
で例えば駆動装置15.16の同時駆動により尖端部1
2aを軸方向に駆動して軸方向に細胞核13を突き刺す
ように位置ぎめする(第3C図)。戻り方向への駆動は
駆動装置の連携条件に応じて駆動装置14または15に
よって行われる。細胞核突き刺し動作は駆動装置15.
16の併用によって行う(第5図)。
突き刺し動作は上記プロセスにおいて尖端部12が平面
Z。に達した時、軸方向への送り駆動を行う駆動装置を
停止させることによって制限する。
この制限条件は制御装置37を介して突き刺し動作を起
動する制御ユニット35(第4図)に供給される。
十字テーブル4を調整することによって尖端部12をポ
インタとして平面Z1内に移動させ、さらに駆動装置1
4,1.5を操作して再び別の細胞核13の真上まで移
動させるように反転及び後退を行うことができる。
第3図は45°の角度に調整されたカニユーレ11を示
す。この実施態様では、平面Z1及びZ。の高さの差は
特に第3C図から明らかなように距離17に等しい。従
って、垂直及び水平方向に同時駆動されてカニユーレ1
1は45°方向にテーブル4に接近し、軸方向に細胞核
13を突き刺す。
第4図には例えば顕微鏡のテーブル4を示した。
このテーブル4には例えば調整ノブ26によって締付け
ることのできる固定装置9を介して操作装置8を取付け
である。
このテーブル4は操作装置8及び付随部分を含む独立ユ
ニットとして構成してもよい。
操作装置8には上記動作を行うための3個の第2駆動装
置14. 1.5. 16を設けてあり、第4図はその
具体例を示す。カニユーレ11を含むホルダー10は調
整手段25によって角度調整することができ、その操作
には操作ノブ27を利用する。
操作装置8の台座51には、破線で示すキャリッジ30
で案内するテーブルと平行なガイドルール29を有する
ガイド集合体28を爪側けてあり、前記キャリッジ30
は第2駆動装置14によってガイド集合体28と平行に
左右に移動させることができる。
このキャリッジ30にはZ方向に駆動する第2駆動装置
16を有するガイド集合体31のための垂直方向ガイド
レール52を設けである。
コノガイド集合体31には、テーブル平面と平行に、た
だしガイド集合体28における移動方向とは直交方向に
移動自在な第3のガイド集合体33のためのレール状ガ
イド55を有する直角に張出したブラケッ1−32.を
取付けである。即ち、第3のガイド集合体33は第2図
の第2駆動装置15によって駆動される。
これは操作装置8の簡単な実施態様であり、図示の実施
例では、制御ケーブル34を介して、例えば顕微鏡の、
即ち、十字テーブル4を移動させるための制御ユニット
35と接続している。この制御ユニット35は駆動装置
またはそれぞれのモータを操作するためのスイッチ手段
をも含む。制御ユニット35はケーブル36を介して制
御装置37と接続し、制御装置37のハンドレバー38
を種々の方向へ傾けることによりXY力方向駆動操作を
起動する。このような操縦桿式制御は公知である。Z方
向への駆動操作は制御グリップ39に設けた素子を回動
または押圧することによって起動することができる。
十字テーブル4の駆動装置を利用されるか、操作装置8
の駆動装置を利用されるかはレバー40をセットするこ
とによって決定することができる。
第5図に略示した回路図は操作装置8の制御回路集合体
41を含む。ここでは3個の駆動装置14.1.5,1
.6が第2駆動装置を構成し、それぞれに対応のスイッ
チ装置を起点として制御ケーブルが、例えば第4図に一
括制御ケーブル34として略示したようにそれぞれの駆
動装置に達している。
図示のように、第2駆動装置14. 1.5 (XY力
方向にはこれらを別々に作動させるための操作レバー4
2.’43を連携させてあり、この操作レバーは第4図
の実施例の場合には制御装置37に組込まれ、制御グリ
ップ39と連携する。操作レバー44についても同様で
アル。
Z方向駆動用の第2駆動装置16は測定装置24と接続
し、Z o平面とZ、平面の間の距離調整を可能にする
操作レバー44を具備する。即ち、第2駆動装置16は
この調整値に従って駆動する。
第5図の実施例では第2駆動装置15.16間操作装置
46を含む制御ループ45を介在させる。
上述のようにカニユーレ11を45°の角度に傾斜させ
た状態で操作装置46を操作すると、駆動装置1.’5
.16への他の個別給電回路がすべて開路状態となり、
第2駆動装置15,1.6だけが等速度で作動する。な
お、カニユーレ]−1の尖端部12が\1−而Z1、に
達すると、測定装置24の作用にも助けられて自動的に
反転が起こり、カニユーレ尖端部12が平面Z1内で後
退するから、特に第2駆動装置15.16は反転可能で
ある。
第4図に示す操作装置8の具体例ではガイド集合体28
,31 33をビニオン2/ラツク機構に31、すL述
[7たIか一ルシステムに沿〕て移動さぜることがてき
る。、二の場合、ビニオンはそれぞれ対応の駆動装置に
よって駆動さhる3゜
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置を略示する側面図、第2図は第1
−図に示しlJ本発明の装置を拡大して略示する部分平
面図、第3a図乃至第3 C’図はカニコレの位置ぎめ
を説明するための拡大側面図、第4図は本発明の装置を
一部簡略化して示す斜視図、第5図は操作装置の操作原
理を示す簡略化した回路図である。 4・・・十字テーブル 5.6.14,15.16駆動
装置 8・・操作装置 9・・・固定装置 10・ホル
タニー 11−・・カニクー し 24・・・測定装置
28゜ 31゜ 33・・・ガイド集合体 装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可動的に支持されたカニューレとテーブルを利用
    し、テーブルに対して斜めに設定したカニューレとテー
    ブルとを連接し、しかも両者をテーブルと平行な平面内
    で2つの方向(XY方向)に互いに調整でき、かつカニ
    ューレをXY方向によって決定される平面に対して垂直
    なZ方向に調整できるようにして生体細胞に物質の溶液
    または懸濁液を微小注入する方法であって、カニューレ
    の尖端部をポインタとして細胞材料の上方に位置するテ
    ーブルと平行な平面Z_1内で、テーブル上の細胞の所
    期の注入場所の上方に位置ぎめし、前記平面に対するカ
    ニューレの角度に応じて該平面におけるカニューレの射
    影方向によって決定される方向へ、カニューレの軸方向
    延長線が所期の注入場所と交差する位置にカニューレが
    到達する距離だけカニューレを後退させ、次いでカニュ
    ーレを細胞を突き刺す方向に駆動し、尖端部が所期の注
    入場所に達したらこの駆動を停止させることを特徴とす
    る生体細胞へ物質の溶液または懸濁液を微小注入する方
    法。
  2. (2)テーブルの上方に、テーブル上の細胞の内部とほ
    ぼ交差する、テーブルから高さZ_0に位置しかつテー
    ブルと平行な第2の平面を設定し、カニューレ尖端部が
    平面Z_0に達したら、細胞を突き刺すためのカニュー
    レ軸方向移動を停止させることを特徴とする請求項第(
    1)項に記載の方法。
  3. (3)テーブル平面に対して45°の角度にカニューレ
    を調整し、平面Z_0及びZ_1間の距離だけ後退させ
    ることを特徴とする請求項第(1)項または第(2)項
    に記載の方法。
  4. (4)カニューレホルダーを具備し、特許請求の範囲第
    (1)項から第(3)項までのいずれかに記載の方法を
    実施するための装置であって、前記ホルダー10を操作
    装置8に調整自在に取付けると共に、ホルダーに対する
    カニューレ11の角度を調定するための調整手段を設け
    たことと、前記操作装置が連携のテーブルと平行な平面
    内でカニューレホルダー10を駆動するための第1駆動
    装置14及び前記平面に垂直な方向(Z方向)にホルダ
    ー10を移動させるための第2駆動装置16を含む少な
    くとも2つの駆動装置14、16を有することと、前記
    少なくとも2つの駆動装置の駆動方向にそれぞれ対応す
    るガイド装置をホルダー10と操作装置8の間に設けた
    ことと、前記少なくとも2つの駆動装置をホルダー10
    と操作装置8の台座との間に設け、前記ガイド装置に沿
    ってホルダー10を前記台座まで駆動できるようにした
    ことを特徴とする装置。
  5. (5)XY方向平面内に2つの第1駆動装置14、15
    を設けたことを特徴とする請求項第(4)項に記載の装
    置。
  6. (6)操作装置8に、該操作装置をテーブルに固定する
    ための、例えばクランプ装置のような固定手段を設けた
    ことを特徴とする請求項第(4)項または第(5)項に
    記載の装置。
  7. (7)操作装置8をテーブルと一体に形成したことを特
    徴とする請求項第(4)項または第(5)項に記載の装
    置。
  8. (8)2つの平面、即ち、互いに平行なZ_0平面とZ
    _1平面の間の調整自在な高さの差を求める測定装置2
    4を第2駆動装置16と連携させたことと、測定装置2
    4がホルダー10におけるカニューレ11のZ方向に対
    する傾斜との関連において対応の測定信号をXY方向の
    第1駆動装置14、15の1つに供給し、カニューレ1
    1の傾斜との関連においてZ_0平面とZ_1平面との
    高さの差に応じて制御装置がカニューレ11を後退させ
    るための第1駆動装置14、15の1つを作動させると
    同時に測定された駆動距離だけ第2駆動装置16をZ方
    向に作動させることを特徴とする請求項第(4)項乃至
    第(7)項のいずれかに記載の装置。
  9. (9)テーブルがXY方向駆動装置5、6を具えた十字
    テーブル4であることを特徴とする請求項第(6)項乃
    至第(8)項のいずれかに記載の装置。
  10. (10)十字テーブル4が顕微鏡の一部であることを特
    徴とする請求項第(9)項に記載の装置。
JP1063423A 1988-03-15 1989-03-15 生体細胞への物質の微小注入法及びそのための装置 Expired - Lifetime JPH0646943B2 (ja)

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DE3808531.3 1988-03-15

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JPH0646943B2 JPH0646943B2 (ja) 1994-06-22

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