JPH02118956A - ディスクトレイ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、例えばコンパクトディスクやビデオディス
ク等のように、径の異なるディスクを選択的に装着して
再生可能な、いわゆるコンパチブルタイプのディスク再
生機器に使用されるディスクトレイ装置に関する。

（従来の技術） 周知のように、ご記の如く、径の異なる複数種類のディ
スクを選択的に装着して再生可能な、コンパチブルタイ
プのディスク再生機器は、第４図に示すように構成され
ている。すなわち、図中１１はキャビネットで、薄形の
箱状に形成されている。このキャビネット１１の前面パ
ネルｌｌａには、蓋１２によって開閉自在な開口部１１
ｂが形成されている。

そして、上記前面パネルｌｌａに設けられる図示しない
ローディングスイッチが操作されると、蓋１２が開き開
口部ｔｉｂを介してディスクトレイ１３が、キャビネッ
ト１１の外方に突出され装着位置に達せられる。このデ
ィスクトレイ１３には、直径が８ｃｍ１２ｃｍ、２０ｃ
ｍ及び３０ｃｉの４種類のディスク（図示せず）を、そ
れぞれ位置決めして載置する凹状の支持部１３ａ　、　
１３ｂ　、　Ｌ３ｃ　、　１３ｄが同心円的に形成され
ている。また、ディスクトレイ１３には、支持部１３ａ
　、　１３ｂ　、　１３ｃ　、　１３ｄの中心からキャ
ビネットの内方に向かってピックアップ用のスリット！
３ｃが形成されている。

ここで、使用者は、所望のディスクを、装着位置にある
ディスクトレイ１３の対応する支持部１３ａ。

＋３ｂ　、　１３ｃまたは１３ｄ上に載置した後、ディ
スクトレイ１３に対してキャビネット１１内に押し込む
ように力を加える。すると、ディスクトレイ１３は、自
動的にキャビネット１１内に引き込まれて再生位置に到
達し、開口部１１ｂが蓋１２によって閉塞される。この
再生位置では、ディスクトレイ１３に載置されたディス
クが、図示しないディスクテーブルとクランパとによっ
て回転可能に挟装保持される。

そして、前面パネルｌｌａに設けられた図示しない再生
操作子が操作されると、ディスクが回転されるとともに
、ピックアップ（図示せず）から照射されるレーザビー
ムがスリット１３ｅを介してディスクに当たり、その反
射光が再びピックアップに取り込まれて、ここに、ディ
スクの再生が行なわれる。

しかし′ながら、上記のようなディスク再生機器に使用
されている従来のディスクトレイ装置では、第４図から
もわかるように、ディスクトレイ１３を装着位置にした
場合、機器の奥行き寸法の関係から最大径のディスクが
載置される支持部１３ｄを全て露出させることができな
い。つまり、ディスクトレイ１３を装着位置にしても、
最大径のディスクが載置される支持部１３ｄは、その一
部がキャビネット１１内に隠れてしまうことになる。

このため、最大径のディスクを支持部１３ｄに載置させ
るためには、どうしても第５図に示すように、ディスク
１４を斜めにし開口部１１ｂ内に差し込むように装着す
る必要がある。したがって、開口部１１ｂの高さ方向の
寸法は、ディスクトレイ１３の厚みよりもある程度大き
くとらなければ、ディスク１４が開口部１１ｂにあたっ
て傷が付いたり、装着性が悪く使い難いものとなる。と
ころが、開口部１１ｂの高さ方向の寸法を大きくとるこ
とは、機器の薄形化を阻害することになるものである。

（発明が解決しようとする課題） 以上のように、従来のディスクトレイ装置では、最大径
のディスクの装着作業性を良くするためには、ディスク
トレイが挿通する開口部の高さ寸法を大きくとる必要が
あり、機器の薄形化に反するという問題を有している。

そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたちので
、簡易な構成で、最大径のディスクの装着作業性を損う
ことなく、しかも機器の薄形化を効果的に促進させ得る
極めて良好なディスクトレイ装置を提供することを目的
とする。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） この発明に係るディスクトレイ装置は、キャビネットか
ら外方に突出された装着位置と、キャビネット内に収容
された再生位置との間を移動可能で、洋の異なる複数種
類のディスクを位置決めして載置する凹状の支持部が同
心円的に形成されるとともに、この複数の支持部の中心
からキャビネットの内方に向けてピックアップ用のスリ
ットが形成されたものを対象としている。そして、複数
の支持部の中で最大径のディスクが載置される而のうち
、スリットを挟んで対向されている両部分に、最大径の
ディスクの周縁部を受けるテーバを形成するように構成
したものである。

（作用） 上記のような構成によれば、テーパの分だけ最大径のデ
ィスクを装着するときの隙間を広くとることができるの
で、ディスクトレイが挿通ずる開口部の高さ寸法を大き
くとる必要がなくなり、簡易な構成で、最大径のディス
クの装着作業性を損うことなく、しかも機器の薄形化を
効果的に促進させることができる。　　　。

（実施例） 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。第１図において、第４図と同一部分には同
一記号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ
述べる。すなわち、ディスクトレイ１３に形成された複
数の支持部１３ａ〜１３ｄの中で、最大径のディスクが
載置される支持部１３ｄの載置面のうち、スリット１３
ｅを挾んで対向されている両部分に、テーパｉ３ｒ、　
１３ｇを形成するようにしたことが、従来と異なる部分
である。

上記のような構成によれば、第２図に示すように、最大
径のディスク１４を斜めにし開口部Ｌｌｂ内に差し込ん
だ場合、従来では図中点線で示す位置まであった支持部
１３ｄのディスク載置而が、テーバ１３ｆのためにディ
スク１４に接触されず、その分デイスク１４を差し込む
際の開口部１１ｂとの隙間Ｂを広くとることができる。

この場合、テーパ１３ｆ’は、第１図中Ａ−Ａ−でみる
と、第３図に示すように、斜めに差し込まれたディスク
１４の周縁部を受けるような角度で形成され、従来より
も間隔Ｃだけディスク１４の装着に余裕を与えることに
なる。

このため、開口部１１ｂの高さ方向の寸法を大きくとら
なくても、最大径のディスク１４を容易に装着すること
ができるとともに、機器の薄形化も促進させることがで
きるものである。また、テーバ１３ｆを形成するだけで
実現できるので、構成も非常に簡易で実用的である。さ
らに、開口部１１ｂの高さ寸法をディスクトレイ■３の
厚みと略等しくすれば、従来のように蓋１２を設ける必
要もなくなり、より一層構成を簡易化することができる
。

なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。

［発明の効果コ 以上詳述したようにこの発明によれば、簡易な構成で、
最大径のディスクの装着作業性を損うことなく、しかも
機器の薄形化を効果的に促進させ得る極めて良好なディ
スクトレイ装置を提供することかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るディスクトレイ装置の一実施例
を示す斜視図、第２図及び第３図はそれぞれ同実施例の
効果を説明するための断面図、第４図及び第５図はそれ
ぞれ従来のディスクトレイ装置を示す斜視図及びその問
題点を説明するための側断面図である。 １１・・・キャビネット、１２・・・蓋、１３・・・デ
ィスクトレイ、１４・・・ディスク。 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　キャビネットから外方に突出された装着位置と、前記
   キャビネット内に収容された再生位置との間を移動可能
   で、径の異なる複数種類のディスクを位置決めして載置
   する凹状の支持部が同心円的に形成されるとともに、こ
   の複数の支持部の中心から前記キャビネットの内方に向
   けてピックアップ用のスリットが形成されたディスクト
   レイ装置において、前記複数の支持部の中で最大径の前
   記ディスクが載置される面のうち、前記スリットを挟ん
   で対向されている両部分に、前記最大径のディスクの周
   縁部を受けるテーパを形成してなることを特徴とするデ
   ィスクトレイ装置。