JP2588049Y2 - ディスクトレイ - Google Patents
ディスクトレイInfo
- Publication number
- JP2588049Y2 JP2588049Y2 JP1993055590U JP5559093U JP2588049Y2 JP 2588049 Y2 JP2588049 Y2 JP 2588049Y2 JP 1993055590 U JP1993055590 U JP 1993055590U JP 5559093 U JP5559093 U JP 5559093U JP 2588049 Y2 JP2588049 Y2 JP 2588049Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- tray
- magazine
- disc
- holding
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Automatic Disk Changers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数枚のディスクから
所望のディスクを選択して再生装置に装填するオートチ
ェンジャー装置に係り、詳細には個々のディスクを保持
してディスクと共にマガジン等に収納されるディスクト
レイに関する。
所望のディスクを選択して再生装置に装填するオートチ
ェンジャー装置に係り、詳細には個々のディスクを保持
してディスクと共にマガジン等に収納されるディスクト
レイに関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクのオートチェンジャー装置に
は、実開昭63−29258号公報等で開示されたディ
スクオーバーラップ方式がある。この装置には複数枚の
ディスクを収納するために1枚ごとにトレイに保持され
たディスクがマガジンに積層収納されている。そして前
記マガジンより一枚の所望するディスクを保持したトレ
イを選択してマガジンより部分的に引き出し、トレイに
保持されたディスクを浮上回転させて、ディスクに記録
されたデータを読み取り再生する。
は、実開昭63−29258号公報等で開示されたディ
スクオーバーラップ方式がある。この装置には複数枚の
ディスクを収納するために1枚ごとにトレイに保持され
たディスクがマガジンに積層収納されている。そして前
記マガジンより一枚の所望するディスクを保持したトレ
イを選択してマガジンより部分的に引き出し、トレイに
保持されたディスクを浮上回転させて、ディスクに記録
されたデータを読み取り再生する。
【0003】本装置について、以下図6及び図7を用い
て説明する。図6はマガジンより選択され再生位置にあ
るディスクと他の待機中のトレイとの位置関係を示す断
面図である。40、41は選択され再生位置に移動した
ディスクとディスク40を保持するトレイである。4
2、43はマガジン44内で待機中のディスクとトレイ
である。44はマガジンで、箱型をしており内側両側面
に棚状の凸部が設けられ、ディスク40を保持したトレ
イ41を積層収納できるようになっている。46、47
はディスク再生時にディスクを保持し回転させるスピン
ドルと押さえ板である。
て説明する。図6はマガジンより選択され再生位置にあ
るディスクと他の待機中のトレイとの位置関係を示す断
面図である。40、41は選択され再生位置に移動した
ディスクとディスク40を保持するトレイである。4
2、43はマガジン44内で待機中のディスクとトレイ
である。44はマガジンで、箱型をしており内側両側面
に棚状の凸部が設けられ、ディスク40を保持したトレ
イ41を積層収納できるようになっている。46、47
はディスク再生時にディスクを保持し回転させるスピン
ドルと押さえ板である。
【0004】次に動作を説明する。選択されたディスク
40を保持しているトレイ41がマガジン44より引き
抜かれて移動し、ディスク40がトレイ41と共に再生
位置に移動される。次にスピンドル46を上昇させてデ
ィスク40の中心孔45に嵌入し、トレイ41の保持部
面よりディスク40を浮上させ、上部より押さえ板47
で圧着保持させる。この状態でディスク40を回転させ
ながら、ディスク40に記録された信号を読み取り再生
させる。
40を保持しているトレイ41がマガジン44より引き
抜かれて移動し、ディスク40がトレイ41と共に再生
位置に移動される。次にスピンドル46を上昇させてデ
ィスク40の中心孔45に嵌入し、トレイ41の保持部
面よりディスク40を浮上させ、上部より押さえ板47
で圧着保持させる。この状態でディスク40を回転させ
ながら、ディスク40に記録された信号を読み取り再生
させる。
【0005】この構造の場合、マガジン44に積層収納
されている隣接するトレイ43の裏面にディスク40が
接触しないように浮上量49に相当するだけの空間48
を設ける必要がある。従って、隣接するトレイ43との
間隔は該空間48以上が必要となり、前記マガジン内の
ディスク収納密度が低くなる問題がある。
されている隣接するトレイ43の裏面にディスク40が
接触しないように浮上量49に相当するだけの空間48
を設ける必要がある。従って、隣接するトレイ43との
間隔は該空間48以上が必要となり、前記マガジン内の
ディスク収納密度が低くなる問題がある。
【0006】図7はこのような問題を解決した従来のデ
ィスクトレイの図面である。51はトレイで、樹脂材で
成形加工されディスクを一枚づつ保持しマガジン等に積
層収納するため、特に平面度が重要視される。52はデ
ィスクを保持するための凹円座でディスクを保持できる
ように直径及び深さがディスクの直径と厚みよりそれぞ
れやや大きめになっている。53のU字状切欠溝孔はデ
ィスク再生時にディスクを回転させるためのスピンド
ル、ピックアップ等が嵌入する孔である。54の欠円孔
は下部のトレイのディスクが再生中に下部のトレイより
浮上し回転するディスクが当たらないように設けられた
逃がし孔である。
ィスクトレイの図面である。51はトレイで、樹脂材で
成形加工されディスクを一枚づつ保持しマガジン等に積
層収納するため、特に平面度が重要視される。52はデ
ィスクを保持するための凹円座でディスクを保持できる
ように直径及び深さがディスクの直径と厚みよりそれぞ
れやや大きめになっている。53のU字状切欠溝孔はデ
ィスク再生時にディスクを回転させるためのスピンド
ル、ピックアップ等が嵌入する孔である。54の欠円孔
は下部のトレイのディスクが再生中に下部のトレイより
浮上し回転するディスクが当たらないように設けられた
逃がし孔である。
【0007】このトレイ51によれば、欠円孔54の深
さ分だけトレイ51を積層収納した時隣接するトレイと
の間隔を狭くできるので、マガジン内のディスク収納密
度を高めることができる。しかし、前記トレイ51では
U字状切欠溝孔53と欠円孔54によりトレイの周縁部
が欠縁しているため、形状的に不安定となりトレイの剛
性が損なわれる。
さ分だけトレイ51を積層収納した時隣接するトレイと
の間隔を狭くできるので、マガジン内のディスク収納密
度を高めることができる。しかし、前記トレイ51では
U字状切欠溝孔53と欠円孔54によりトレイの周縁部
が欠縁しているため、形状的に不安定となりトレイの剛
性が損なわれる。
【0008】従って、環境温度の変化及びトレイ取扱上
の外力等による歪みが発生し易く、ディスク再生時にデ
ィスクとトレイが擦れてディスクの信号記録面の損傷及
び異常音発生等の不具合の原因となる。また樹脂成形加
工時も歪みが発生し易く製品の歩留りが悪くなる問題が
ある。
の外力等による歪みが発生し易く、ディスク再生時にデ
ィスクとトレイが擦れてディスクの信号記録面の損傷及
び異常音発生等の不具合の原因となる。また樹脂成形加
工時も歪みが発生し易く製品の歩留りが悪くなる問題が
ある。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上述の問題
を解決するもので、トレイの剛性を高め環境温度の変化
及びトレイ取扱上の外力等による歪みの発生を防止する
と共に、マガジン内のディスクの収納密度を高めるよう
なディスクトレイを提供する事を目的とする。
を解決するもので、トレイの剛性を高め環境温度の変化
及びトレイ取扱上の外力等による歪みの発生を防止する
と共に、マガジン内のディスクの収納密度を高めるよう
なディスクトレイを提供する事を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述の目的を
達成するもので、個別のディスクを保持する凹所からな
るディスク保持部を有するディスクトレイが前記ディス
クと共にマガジンに複数収納され、該複数のディスクト
レイから所望のディスクトレイを選択し、前記マガジン
から前記ディスクトレイを部分的に引き出し、該部分的
に引き出した状態で前記ディスクトレイに保持されたデ
ィスクを回転させ、該ディスクに記録されたデータを読
み取り再生するオートチェンジャー装置におけるディス
クトレイにおいて、前記ディスク保持部におけるディス
クの中心付近の対向する部分に設けられた突起部と、前
記ディスク保持部の外周から中心にむかって凹所が深く
なるように傾斜する勾配部と、前記ディスクの信号記録
面を露出させる孔部の開放端部を閉塞するように設けら
れた橋絡部と、データ読み取り状態にある隣接するディ
スクと重なる部分全面に設けられた逃げ凹部とを有する
ことを特徴とする。
達成するもので、個別のディスクを保持する凹所からな
るディスク保持部を有するディスクトレイが前記ディス
クと共にマガジンに複数収納され、該複数のディスクト
レイから所望のディスクトレイを選択し、前記マガジン
から前記ディスクトレイを部分的に引き出し、該部分的
に引き出した状態で前記ディスクトレイに保持されたデ
ィスクを回転させ、該ディスクに記録されたデータを読
み取り再生するオートチェンジャー装置におけるディス
クトレイにおいて、前記ディスク保持部におけるディス
クの中心付近の対向する部分に設けられた突起部と、前
記ディスク保持部の外周から中心にむかって凹所が深く
なるように傾斜する勾配部と、前記ディスクの信号記録
面を露出させる孔部の開放端部を閉塞するように設けら
れた橋絡部と、データ読み取り状態にある隣接するディ
スクと重なる部分全面に設けられた逃げ凹部とを有する
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】データ読み取り状態にあるディスクと重なる部
分に逃げ凹部を有するので、データ読み取り状態にある
ディスクに支障を与えることなく、この逃げ凹部の深さ
分だけマガジン内のトレイ間隔を狭めることができ、マ
ガジン内のディスク収納密度を高くできる。
分に逃げ凹部を有するので、データ読み取り状態にある
ディスクに支障を与えることなく、この逃げ凹部の深さ
分だけマガジン内のトレイ間隔を狭めることができ、マ
ガジン内のディスク収納密度を高くできる。
【0012】また、ディスクの信号記録面を露出させる
孔部により、不安定な状態となっているトレイ形状が該
孔部の開放端部に設けられた橋絡部によって安定化され
るので、トレイに発生する歪みが防止できる。
孔部により、不安定な状態となっているトレイ形状が該
孔部の開放端部に設けられた橋絡部によって安定化され
るので、トレイに発生する歪みが防止できる。
【0013】
【実施例】次に本考案の一実施例を図1、図2、図3、
図4、図5を用いて説明する。図1は本考案のディスク
トレイの正面図であり、図2は裏面図である。11はト
レイで、ディスクを一枚づつ保持しマガジン等に積層収
納するもので、樹脂材で成形加工されている。12はデ
ィスクを保持するための凹円錐座穴でディスクを保持で
きる様に直径及び深さがディスクの直径と厚みよりそれ
ぞれやや大きめになっている。前記凹円錐座穴12は図
3のA−A断面図に示すようにディスクの外周部16か
ら穴部17に勾配18が設けられており、ディスクは外
周部16と突起部19で保持され情報記録部が保護され
る。13のU字状切欠溝孔はディスク再生時にディスク
を回転させる為のスピンドル等が嵌入したり、信号を読
み取る光ピックアップの光線の行路となる孔である。1
4の欠円孔は下部のトレイのディスク再生時に、トレイ
より浮上して回転する下部のトレイのディスクが当たら
ないように設けられた逃がし孔である。15は橋絡部で
欠円孔14により開放端部が欠縁し変形しないように設
けられた補強部である。尚、橋絡部15は、欠縁孔14
と重なる部分については厚みが薄くなっており、橋絡部
15の下面と凹円錐座穴12の上面が略同一面となって
いる。
図4、図5を用いて説明する。図1は本考案のディスク
トレイの正面図であり、図2は裏面図である。11はト
レイで、ディスクを一枚づつ保持しマガジン等に積層収
納するもので、樹脂材で成形加工されている。12はデ
ィスクを保持するための凹円錐座穴でディスクを保持で
きる様に直径及び深さがディスクの直径と厚みよりそれ
ぞれやや大きめになっている。前記凹円錐座穴12は図
3のA−A断面図に示すようにディスクの外周部16か
ら穴部17に勾配18が設けられており、ディスクは外
周部16と突起部19で保持され情報記録部が保護され
る。13のU字状切欠溝孔はディスク再生時にディスク
を回転させる為のスピンドル等が嵌入したり、信号を読
み取る光ピックアップの光線の行路となる孔である。1
4の欠円孔は下部のトレイのディスク再生時に、トレイ
より浮上して回転する下部のトレイのディスクが当たら
ないように設けられた逃がし孔である。15は橋絡部で
欠円孔14により開放端部が欠縁し変形しないように設
けられた補強部である。尚、橋絡部15は、欠縁孔14
と重なる部分については厚みが薄くなっており、橋絡部
15の下面と凹円錐座穴12の上面が略同一面となって
いる。
【0014】本実施例によるトレイ11では、橋絡部1
5によりトレイ11の全周にわたり欠縁部が無くなり、
また前記ディスク保持部を凹円錐座穴12にすることに
より凹円錐座穴12の底部の肉厚が厚くなりトレイの剛
性が向上する。従って、トレイに加わる環境温度の変化
及び取扱上の外力等による歪みの発生が防止できるの
で、再生中のディスク及びマガジンに収納待機中のディ
スクが隣接するトレイと擦れて、ディスクの情報信号記
録面の損傷及び異常音発生の原因となるような不具合の
発生が防止できる。さらに、トレイの樹脂成形加工時歪
みの発生が減少し製品歩留りの向上につながる。
5によりトレイ11の全周にわたり欠縁部が無くなり、
また前記ディスク保持部を凹円錐座穴12にすることに
より凹円錐座穴12の底部の肉厚が厚くなりトレイの剛
性が向上する。従って、トレイに加わる環境温度の変化
及び取扱上の外力等による歪みの発生が防止できるの
で、再生中のディスク及びマガジンに収納待機中のディ
スクが隣接するトレイと擦れて、ディスクの情報信号記
録面の損傷及び異常音発生の原因となるような不具合の
発生が防止できる。さらに、トレイの樹脂成形加工時歪
みの発生が減少し製品歩留りの向上につながる。
【0015】また、欠円孔14の深さ分だけ隣接するト
レイ間の間隔を狭くできるので、マガジン内のディスク
収納密度を高くすることができる。図4はマガジンより
選択され再生位置にあるディスクと該ディスクを保持す
るトレイ及び、マガジン内で待機中のディスクと該ディ
スクを保持するトレイとの位置関係を示す平面図であ
る。
レイ間の間隔を狭くできるので、マガジン内のディスク
収納密度を高くすることができる。図4はマガジンより
選択され再生位置にあるディスクと該ディスクを保持す
るトレイ及び、マガジン内で待機中のディスクと該ディ
スクを保持するトレイとの位置関係を示す平面図であ
る。
【0016】20と21は、マガジン24より引き出さ
れ再生位置にあるディスクと該ディスク20を保持する
トレイである。22、23はマガジン内で待機中のディ
スクと、該ディスク22を保持するトレイである。24
はマガジンで、ディスクを保持したトレイを複数枚積層
収納しオートチェンジャー装置の所定位置に設置され
る。25はマガジン24内で待機中のトレイ23と再生
位置のディスク20とが重なる部分であり、この構造で
は、トレイ21とトレイ23の重なり分26だけ装置の
奥行きを短くでき、装置を小型化できる。
れ再生位置にあるディスクと該ディスク20を保持する
トレイである。22、23はマガジン内で待機中のディ
スクと、該ディスク22を保持するトレイである。24
はマガジンで、ディスクを保持したトレイを複数枚積層
収納しオートチェンジャー装置の所定位置に設置され
る。25はマガジン24内で待機中のトレイ23と再生
位置のディスク20とが重なる部分であり、この構造で
は、トレイ21とトレイ23の重なり分26だけ装置の
奥行きを短くでき、装置を小型化できる。
【0017】図5はマガジンより選択され再生位置にあ
るディスクとマガジン内で待機中の他のトレイとの位置
関係を示す断面図である。30は選択され再生位置に移
動したディスクで情報信号記録面が下方を向いている。
31は選択されたディスク30を保持し再生位置に移動
したトレイである。32、33はマガジン34内で待機
中のディスクとトレイである。34はマガジンで箱型を
しており内両側面に棚状の凸部が設けられ、ディスク3
0を保持したトレイ31を積層収納できるようになって
いる。36、37はディスク再生時にディスクを保持し
回転させるスピンドルと押さえ板である。
るディスクとマガジン内で待機中の他のトレイとの位置
関係を示す断面図である。30は選択され再生位置に移
動したディスクで情報信号記録面が下方を向いている。
31は選択されたディスク30を保持し再生位置に移動
したトレイである。32、33はマガジン34内で待機
中のディスクとトレイである。34はマガジンで箱型を
しており内両側面に棚状の凸部が設けられ、ディスク3
0を保持したトレイ31を積層収納できるようになって
いる。36、37はディスク再生時にディスクを保持し
回転させるスピンドルと押さえ板である。
【0018】次に動作を説明する。選択されたディスク
30を保持しているトレイ31がマガジン34より引き
抜かれて移動し、ディスク30がトレイ31と共に再生
位置に移動される。次にスピンドル36を上昇させてデ
ィスク30の中心孔35に嵌入し、トレイ31の保持部
面よりディスク30を浮上させ、上部より押さえ板37
で圧着保持させる。この状態でディスク30を回転させ
ながらディスク30に記録された信号を読み取り再生さ
せる。
30を保持しているトレイ31がマガジン34より引き
抜かれて移動し、ディスク30がトレイ31と共に再生
位置に移動される。次にスピンドル36を上昇させてデ
ィスク30の中心孔35に嵌入し、トレイ31の保持部
面よりディスク30を浮上させ、上部より押さえ板37
で圧着保持させる。この状態でディスク30を回転させ
ながらディスク30に記録された信号を読み取り再生さ
せる。
【0019】この構造の場合、マガジン34に積層収納
されているトレイ33に隣接する再生時のディスク30
が接触しないように浮上量38に相当するだけの空間3
9をトレイ33の裏面に設けている。従って、空間39
に相当する空間の分だけ、隣接するトレイ33との間隔
を狭くできるので、前記マガジン34内のディスク収納
密度を高くすることができる。
されているトレイ33に隣接する再生時のディスク30
が接触しないように浮上量38に相当するだけの空間3
9をトレイ33の裏面に設けている。従って、空間39
に相当する空間の分だけ、隣接するトレイ33との間隔
を狭くできるので、前記マガジン34内のディスク収納
密度を高くすることができる。
【0020】尚、本考案のトレイはディスクオーバーラ
ップ方式で、しかもディスクの記録信号を下方向より読
み取る方式のディスクオートチェンジャー装置でその効
果を発揮するが、それ以外のディスクオートチェンジャ
ー装置にも使用することは可能で、各方式のディスクオ
ートチェンジャー装置で兼用することにより複数種類の
トレイを作る必要がなくなり、金型費用等のコスト面で
有利となる。
ップ方式で、しかもディスクの記録信号を下方向より読
み取る方式のディスクオートチェンジャー装置でその効
果を発揮するが、それ以外のディスクオートチェンジャ
ー装置にも使用することは可能で、各方式のディスクオ
ートチェンジャー装置で兼用することにより複数種類の
トレイを作る必要がなくなり、金型費用等のコスト面で
有利となる。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、マ
ガジン内で待機中のトレイとデータ読み取り状態にある
ディスクが重なる部分に逃げ凹部があるので、データ読
み取り状態にあるディスクに支障を与えることなく、こ
の逃げ凹部の深さ分だけマガジン内のトレイ間隔を狭め
ることができ、マガジン内のディスク収納密度を高くで
きる。
ガジン内で待機中のトレイとデータ読み取り状態にある
ディスクが重なる部分に逃げ凹部があるので、データ読
み取り状態にあるディスクに支障を与えることなく、こ
の逃げ凹部の深さ分だけマガジン内のトレイ間隔を狭め
ることができ、マガジン内のディスク収納密度を高くで
きる。
【0022】また、ディスクの信号記録面を露出させる
孔部により、不安定な状態となっているトレイ形状が該
孔部の開放端部に設けられた橋絡部により安定化される
ので、トレイに発生する歪みが防止できる。
孔部により、不安定な状態となっているトレイ形状が該
孔部の開放端部に設けられた橋絡部により安定化される
ので、トレイに発生する歪みが防止できる。
【図1】本考案のディスクトレイの正面図である。
【図2】本考案のディスクトレイの裏面図である。
【図3】本考案のディスクトレイのA−A断面図であ
る。
る。
【図4】本考案のディスク再生時のディスクとマガジン
内のトレイとの位置関係を示す要部平面図である。
内のトレイとの位置関係を示す要部平面図である。
【図5】本考案のディスク再生時のディスクとマガジン
内のトレイとの位置関係を示す要部断面図である。
内のトレイとの位置関係を示す要部断面図である。
【図6】従来のディスク再生時のディスクとマガジン内
のトレイとの位置関係を示す要部断面図である。
のトレイとの位置関係を示す要部断面図である。
【図7】従来のディスクトレイの正面図と(右)側面図
である。
である。
【符号の説明】 11、21、23、・・・・トレイ 20、22、30、33・ディスク 24、34・・・・・・・マガジン
Claims (1)
- 【請求項1】 個別のディスクを保持する凹所からなる
ディスク保持部を有するディスクトレイが前記ディスク
と共にマガジンに複数収納され、該複数のディスクトレ
イから所望のディスクトレイを選択し、前記マガジンか
ら前記ディスクトレイを部分的に引き出し、該部分的に
引き出した状態で前記ディスクトレイに保持されたディ
スクを回転させ、該ディスクに記録されたデータを読み
取り再生するオートチェンジャー装置におけるディスク
トレイにおいて、 前記ディスク保持部におけるディスクの中心付近の対向
する部分に設けられた突起部と、 前記ディスク保持部の外周から中心にむかって凹所が深
くなるように傾斜する勾配部と、 前記ディスクの信号記録面を露出させる孔部の開放端部
を閉塞するように設けられた橋絡部と、 データ読み取り状態にある隣接するディスクと重なる部
分全面に設けられた逃げ凹部とを有することを特徴とす
るディスクトレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993055590U JP2588049Y2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | ディスクトレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993055590U JP2588049Y2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | ディスクトレイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0726950U JPH0726950U (ja) | 1995-05-19 |
JP2588049Y2 true JP2588049Y2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=13002973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993055590U Expired - Lifetime JP2588049Y2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | ディスクトレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588049Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-14 JP JP1993055590U patent/JP2588049Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0726950U (ja) | 1995-05-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981006 |