JPH0917089A - ディスク収納マガジン及びディスクトレイ - Google Patents
ディスク収納マガジン及びディスクトレイInfo
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- JPH0917089A JPH0917089A JP16622395A JP16622395A JPH0917089A JP H0917089 A JPH0917089 A JP H0917089A JP 16622395 A JP16622395 A JP 16622395A JP 16622395 A JP16622395 A JP 16622395A JP H0917089 A JPH0917089 A JP H0917089A
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- Japan
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- tray
- magazine
- disc
- disc tray
- disk
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Abstract
(57)【要約】
【目的】縦挿入及び横挿入のいずれの装置にも兼用でき
るマガジン及びトレイを提供することを目的とする。 【構成】個別のディスクを載置して前記ディスクと共
に、マガジンに積層収納された複数のディスクトレイか
ら所望のディスクトレイを選択し、前記マガジンから前
記ディスクトレイを引出し、該ディスクトレイに載置さ
れたディスクを回転させ、該ディスクに記録されたデー
タを読み取り再生するオートチェンジャー装置に用いる
ディスク収納マガジンにおいて、隣接する2面の各々に
前記ディスクトレイの挿排口と、前記ディスクトレイの
収納状態で、前記挿排口の開口方向への前記ディスクト
レイの移動を規制するように、該ディスクトレイを保持
する第1挟持手段とを設けたことを特徴とする。
るマガジン及びトレイを提供することを目的とする。 【構成】個別のディスクを載置して前記ディスクと共
に、マガジンに積層収納された複数のディスクトレイか
ら所望のディスクトレイを選択し、前記マガジンから前
記ディスクトレイを引出し、該ディスクトレイに載置さ
れたディスクを回転させ、該ディスクに記録されたデー
タを読み取り再生するオートチェンジャー装置に用いる
ディスク収納マガジンにおいて、隣接する2面の各々に
前記ディスクトレイの挿排口と、前記ディスクトレイの
収納状態で、前記挿排口の開口方向への前記ディスクト
レイの移動を規制するように、該ディスクトレイを保持
する第1挟持手段とを設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数枚のディスク型記
録媒体、例えばコンパクトディスク(以降CDと称す
る)等のディスクから所望のディスクを選択して再生す
るオートチェンジャー装置に係り、詳細には個々のディ
スクを載置してディスクと共に収納されるディスク載置
部品(以降トレイと称する)と該トレイを収納するマガ
ジンの構造に関する。
録媒体、例えばコンパクトディスク(以降CDと称す
る)等のディスクから所望のディスクを選択して再生す
るオートチェンジャー装置に係り、詳細には個々のディ
スクを載置してディスクと共に収納されるディスク載置
部品(以降トレイと称する)と該トレイを収納するマガ
ジンの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】CDオートチェンジャー装置には、複数
枚のディスクを収納するために1枚ごとにトレイに載置
されたCDがマガジンに積層収納されている。そして前
記マガジンより一枚の所望するCDを載置したトレイを
選択してマガジンより部分的に引出し、トレイに載置さ
れたCDを浮上回転させて、CDに記録されたデータを
読み取り再生する装置が製品化されている。
枚のディスクを収納するために1枚ごとにトレイに載置
されたCDがマガジンに積層収納されている。そして前
記マガジンより一枚の所望するCDを載置したトレイを
選択してマガジンより部分的に引出し、トレイに載置さ
れたCDを浮上回転させて、CDに記録されたデータを
読み取り再生する装置が製品化されている。
【0003】従来のマガジンとトレイの構造を図5及び
図6を用いて説明する。図5は従来のマガジンにトレイ
が保持された図で、(a)はマガジンにトレイが保持さ
れた状態を示す斜視図、(b)はマガジンとトレイの係
合部の上面視図である。図6は従来のトレイを示す図
で、(a)はトレイの上面視図、(b)はC−C断面図
である。
図6を用いて説明する。図5は従来のマガジンにトレイ
が保持された図で、(a)はマガジンにトレイが保持さ
れた状態を示す斜視図、(b)はマガジンとトレイの係
合部の上面視図である。図6は従来のトレイを示す図
で、(a)はトレイの上面視図、(b)はC−C断面図
である。
【0004】70はマガジンで、箱型をしており内側両
側面71に棚状の凸部72が設けられ、ディスク90を
載置したトレイ80を積層収納できるようになってい
る。また、内側面部にはトレイ80の凹部81に係合し
てトレイ80がマガジン70から脱落しないように保持
する保持部73が設けられている。マガジン70に設け
られた保持部73はトレイ80の半円形状の凹部81に
係合するように半円形状をしており、トレイ80に保持
部73の保持力を上回る引出力が加わるまでトレイ80
が保持される。保持部73の材料には、ばね鋼板等が用
いられプレス加工等により形成される。
側面71に棚状の凸部72が設けられ、ディスク90を
載置したトレイ80を積層収納できるようになってい
る。また、内側面部にはトレイ80の凹部81に係合し
てトレイ80がマガジン70から脱落しないように保持
する保持部73が設けられている。マガジン70に設け
られた保持部73はトレイ80の半円形状の凹部81に
係合するように半円形状をしており、トレイ80に保持
部73の保持力を上回る引出力が加わるまでトレイ80
が保持される。保持部73の材料には、ばね鋼板等が用
いられプレス加工等により形成される。
【0005】トレイ80は、樹脂材で成形加工されディ
スク90を一枚づつ載置しマガジン70等に積層収納す
るため、特に平面度が重要視される。82は凹円座でデ
ィスク90を載置できるように直径及び深さがディスク
90の直径と厚みよりそれぞれやや大きめになってい
る。凹円座82部に形成された孔83はディスク90の
再生時にディスク90を回転させるためのスピンドル
(図示省略)等が嵌入したり、信号を読み取る光ピック
アップ(図示省略)の光線の行路となる孔である。欠円
孔84は下部のトレイ80のディスク90が再生中に下
部のトレイ80より浮上し回転するディスク90が当た
らないように設けられた逃がし孔で、欠円孔84の深さ
分だけトレイ80を積層収納した時に隣接するトレイ8
0との間隔を狭することができる。従って、マガジン7
0内のディスク90の収納密度を高めることができる。
85は掛止爪でマガジン70からトレイ80を引出する
ための排出レバーの掛止部である。
スク90を一枚づつ載置しマガジン70等に積層収納す
るため、特に平面度が重要視される。82は凹円座でデ
ィスク90を載置できるように直径及び深さがディスク
90の直径と厚みよりそれぞれやや大きめになってい
る。凹円座82部に形成された孔83はディスク90の
再生時にディスク90を回転させるためのスピンドル
(図示省略)等が嵌入したり、信号を読み取る光ピック
アップ(図示省略)の光線の行路となる孔である。欠円
孔84は下部のトレイ80のディスク90が再生中に下
部のトレイ80より浮上し回転するディスク90が当た
らないように設けられた逃がし孔で、欠円孔84の深さ
分だけトレイ80を積層収納した時に隣接するトレイ8
0との間隔を狭することができる。従って、マガジン7
0内のディスク90の収納密度を高めることができる。
85は掛止爪でマガジン70からトレイ80を引出する
ための排出レバーの掛止部である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のマガジ
ン70及びトレイ80では、トレイ80をマガジン70
の装填方向と同じ方向にトレイ80を引出する装置(縦
挿入)とトレイ80をマガジン70の装填方向に対し直
角方向にトレイ80を引出する装置(横挿入)に対し共
通のマガジン70を用いると誤挿入をおこすおそれがあ
る。そこで縦挿入及び横挿入それぞれに対応するマガジ
ンを設けることにより、マガジンの誤挿入を防止するこ
とができる。しかし、樹脂成形用金型費や製品の管理費
等が増えコスト高につながる等の問題がある。
ン70及びトレイ80では、トレイ80をマガジン70
の装填方向と同じ方向にトレイ80を引出する装置(縦
挿入)とトレイ80をマガジン70の装填方向に対し直
角方向にトレイ80を引出する装置(横挿入)に対し共
通のマガジン70を用いると誤挿入をおこすおそれがあ
る。そこで縦挿入及び横挿入それぞれに対応するマガジ
ンを設けることにより、マガジンの誤挿入を防止するこ
とができる。しかし、樹脂成形用金型費や製品の管理費
等が増えコスト高につながる等の問題がある。
【0007】そこで、本発明は上述の問題を解決するも
ので、縦挿入及び横挿入のいずれの装置にも兼用できる
マガジン及びトレイを提供することを目的とする。
ので、縦挿入及び横挿入のいずれの装置にも兼用できる
マガジン及びトレイを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するもので、個別のディスクを載置して前記ディスク
と共に、マガジンに積層収納された複数のディスクトレ
イから所望のディスクトレイを選択し、前記マガジンか
ら前記ディスクトレイを引出し、該ディスクトレイに載
置されたディスクを回転させ、該ディスクに記録された
データを読み取り再生するオートチェンジャー装置に用
いるディスク収納マガジンにおいて、隣接する2面の各
々に前記ディスクトレイの挿排口と、前記ディスクトレ
イの収納状態で、前記挿排口の開口方向への前記ディス
クトレイの移動を規制するように、該ディスクトレイを
保持する第1挟持手段とを設けたことを特徴とする。
成するもので、個別のディスクを載置して前記ディスク
と共に、マガジンに積層収納された複数のディスクトレ
イから所望のディスクトレイを選択し、前記マガジンか
ら前記ディスクトレイを引出し、該ディスクトレイに載
置されたディスクを回転させ、該ディスクに記録された
データを読み取り再生するオートチェンジャー装置に用
いるディスク収納マガジンにおいて、隣接する2面の各
々に前記ディスクトレイの挿排口と、前記ディスクトレ
イの収納状態で、前記挿排口の開口方向への前記ディス
クトレイの移動を規制するように、該ディスクトレイを
保持する第1挟持手段とを設けたことを特徴とする。
【0009】また、個別のディスクを載置して前記ディ
スクと共に、マガジンに積層収納された複数のディスク
トレイから所望のディスクトレイを選択し、前記マガジ
ンから前記ディスクトレイを引出し、該ディスクトレイ
に載置されたディスクを回転させ、該ディスクに記録さ
れたデータを読み取り再生するオートチェンジャー装置
に用いるディスクトレイにおいて、前記ディスクトレイ
の隣接する2方向に前記ディスクトレイを前記マガジン
から引き出するための排出レバーと係合する掛止部と、
前記ディスクトレイの前記マガジンへの2方向の収納状
態の各々で、該マガジンに設けられた第2挟持手段に係
合する複数の第3挟持手段とを設けたことを特徴とす
る。
スクと共に、マガジンに積層収納された複数のディスク
トレイから所望のディスクトレイを選択し、前記マガジ
ンから前記ディスクトレイを引出し、該ディスクトレイ
に載置されたディスクを回転させ、該ディスクに記録さ
れたデータを読み取り再生するオートチェンジャー装置
に用いるディスクトレイにおいて、前記ディスクトレイ
の隣接する2方向に前記ディスクトレイを前記マガジン
から引き出するための排出レバーと係合する掛止部と、
前記ディスクトレイの前記マガジンへの2方向の収納状
態の各々で、該マガジンに設けられた第2挟持手段に係
合する複数の第3挟持手段とを設けたことを特徴とす
る。
【0010】また、個別のディスクを載置して前記ディ
スクと共に、マガジンに積層収納された複数のディスク
トレイから所望のディスクトレイを選択し、前記マガジ
ンから前記ディスクトレイを引出し、該ディスクトレイ
に載置されたディスクを回転させ、該ディスクに記録さ
れたデータを読み取り再生するオートチェンジャー装置
に用いるディスクトレイにおいて、前記ディスクトレイ
の4方向に前記ディスクトレイを前記マガジンから引き
出するための排出レバーと係合する掛止部と、前記ディ
スクトレイの前記マガジンへの4方向の収納状態の各々
で、該マガジンに設けられた第4挟持手段に係合する4
箇所の第5挟持手段とを設けたことを特徴とする。
スクと共に、マガジンに積層収納された複数のディスク
トレイから所望のディスクトレイを選択し、前記マガジ
ンから前記ディスクトレイを引出し、該ディスクトレイ
に載置されたディスクを回転させ、該ディスクに記録さ
れたデータを読み取り再生するオートチェンジャー装置
に用いるディスクトレイにおいて、前記ディスクトレイ
の4方向に前記ディスクトレイを前記マガジンから引き
出するための排出レバーと係合する掛止部と、前記ディ
スクトレイの前記マガジンへの4方向の収納状態の各々
で、該マガジンに設けられた第4挟持手段に係合する4
箇所の第5挟持手段とを設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、前記マガジンの隣接する2方
向に前記ディスクトレイの挿排口を設けたことにより、
前記マガジンの2方向からディスクトレイの挿排が可能
となる。また、前記マガジンの第1挟持手段が前記トレ
イの第2挟持手段と係合するので、前記マガジンから前
記トレイが脱落するのを防止する。
向に前記ディスクトレイの挿排口を設けたことにより、
前記マガジンの2方向からディスクトレイの挿排が可能
となる。また、前記マガジンの第1挟持手段が前記トレ
イの第2挟持手段と係合するので、前記マガジンから前
記トレイが脱落するのを防止する。
【0012】第2の発明によれば、前記トレイに排出レ
バーと係合する掛止部を前記マガジンの挿排口と同じ2
方向に設けたことにより、前記マガジンの2方向からの
挿排が可能となる。また、前記トレイの第3挟持手段が
前記マガジンの第2挟持手段と係合するので、前記トレ
イが前記マガジンから脱落するのを防止する。第3の発
明によれば、前記トレイの排出時に該トレイの排出レバ
ーと係合する掛止部と前記マガジンに設けられた第4挟
持手段に係合する前記トレイの第5挟持手段を前記トレ
イの4方向に設けたことにより、前記トレイをマガジン
に収納時に収納方向を無視して収納できる。
バーと係合する掛止部を前記マガジンの挿排口と同じ2
方向に設けたことにより、前記マガジンの2方向からの
挿排が可能となる。また、前記トレイの第3挟持手段が
前記マガジンの第2挟持手段と係合するので、前記トレ
イが前記マガジンから脱落するのを防止する。第3の発
明によれば、前記トレイの排出時に該トレイの排出レバ
ーと係合する掛止部と前記マガジンに設けられた第4挟
持手段に係合する前記トレイの第5挟持手段を前記トレ
イの4方向に設けたことにより、前記トレイをマガジン
に収納時に収納方向を無視して収納できる。
【0013】
【実施例】本発明の第1実施例を図1、図2及び図3を
用いて説明する。図1は本発明のマガジンにトレイが保
持された図で、(a)はマガジンにトレイが保持された
状態を示す斜視図、(b)はマガジンとトレイの係合部
の上面視図である。
用いて説明する。図1は本発明のマガジンにトレイが保
持された図で、(a)はマガジンにトレイが保持された
状態を示す斜視図、(b)はマガジンとトレイの係合部
の上面視図である。
【0014】図2は本発明のトレイを示す図で、(a)
はトレイの上面視図、(b)はA−A断面図である。図
3は本発明のマガジンの装填方向を示す図で、(a)は
縦方向装填を示す上面視図、(b)は横方向装填を示す
上面視図である。10はマガジンで、箱型をしており隣
接する2方向にトレイ30の挿排口11と12があり、
内側2側面13と14には棚状の凸部15が設けられ、
ディスク20を載置したトレイ30を積層収納できるよ
うになっている。そして、マガジン10の内側面コーナ
部16にはトレイ30の挟持凸部31を挟持し、トレイ
30がマガジン10より脱落しないように保持する挟持
部17が設けられている。マガジン10の材料には樹脂
材が用いられ成形加工等により形成される。また、マガ
ジン10に設けられた挟持部17はトレイ30の挟持凸
部31を挟み込むようにU形形状をしており、開口先端
部18がトレイ30の挟持凸部31の最大寸法よりやや
小さめになっており、トレイ30に挟持部17の挟持力
を上回る引出力が加わるまでトレイ30が保持される。
挟持部17の材料には、ばね鋼板等が用いられプレス加
工等により形成される。
はトレイの上面視図、(b)はA−A断面図である。図
3は本発明のマガジンの装填方向を示す図で、(a)は
縦方向装填を示す上面視図、(b)は横方向装填を示す
上面視図である。10はマガジンで、箱型をしており隣
接する2方向にトレイ30の挿排口11と12があり、
内側2側面13と14には棚状の凸部15が設けられ、
ディスク20を載置したトレイ30を積層収納できるよ
うになっている。そして、マガジン10の内側面コーナ
部16にはトレイ30の挟持凸部31を挟持し、トレイ
30がマガジン10より脱落しないように保持する挟持
部17が設けられている。マガジン10の材料には樹脂
材が用いられ成形加工等により形成される。また、マガ
ジン10に設けられた挟持部17はトレイ30の挟持凸
部31を挟み込むようにU形形状をしており、開口先端
部18がトレイ30の挟持凸部31の最大寸法よりやや
小さめになっており、トレイ30に挟持部17の挟持力
を上回る引出力が加わるまでトレイ30が保持される。
挟持部17の材料には、ばね鋼板等が用いられプレス加
工等により形成される。
【0015】トレイ30はディスク20を一枚づつ載置
しマガジン10に積層収納するもので、樹脂材で成形加
工されている。32、33は掛止爪でトレイ30をマガ
ジン10より引出する際の引出レバーの掛止部で、隣接
する2方向の辺に形成されている。また、トレイ30の
隣接する2方向のコーナ部にはトレイ30をマガジン1
0に挿入した際に、マガジン10からトレイ30が脱落
しないようにマガジン10の挟持凹部17に係合する挟
持凸部31が形成されている。34は凹円座穴で、ディ
スク20を載置できるように直径及び深さがディスク2
0の直径と厚みよりそれぞれやや大きめになっている。
そして、凹円座穴34にはディスク20の再生時にディ
スク20を回転させるためのスピンドル(図示省略)等
が嵌入したり、信号を読み取る光ピックアップ(図示省
略)の光線の行路となる孔37が中央部より掛止爪3
2、33の方向に向けて形成されている。35は欠円孔
で下部のトレイ30のディスク20の再生時に、トレイ
30より浮上して回転する下部のトレイ30のディスク
20が当たらないように設けられた逃がし孔である。
しマガジン10に積層収納するもので、樹脂材で成形加
工されている。32、33は掛止爪でトレイ30をマガ
ジン10より引出する際の引出レバーの掛止部で、隣接
する2方向の辺に形成されている。また、トレイ30の
隣接する2方向のコーナ部にはトレイ30をマガジン1
0に挿入した際に、マガジン10からトレイ30が脱落
しないようにマガジン10の挟持凹部17に係合する挟
持凸部31が形成されている。34は凹円座穴で、ディ
スク20を載置できるように直径及び深さがディスク2
0の直径と厚みよりそれぞれやや大きめになっている。
そして、凹円座穴34にはディスク20の再生時にディ
スク20を回転させるためのスピンドル(図示省略)等
が嵌入したり、信号を読み取る光ピックアップ(図示省
略)の光線の行路となる孔37が中央部より掛止爪3
2、33の方向に向けて形成されている。35は欠円孔
で下部のトレイ30のディスク20の再生時に、トレイ
30より浮上して回転する下部のトレイ30のディスク
20が当たらないように設けられた逃がし孔である。
【0016】次に、マガジンの縦方向装填と横方向装填
について図3を用いて説明する。先ず、縦方向装填につ
いて説明する。縦方向装填とはマガジン10の装填方向
と同じ方向(矢印F方向)にトレイ30を引出して、ト
レイ30に載置されたディスク20に記録された情報を
再生するものであり、トレイ30の引出には掛止爪32
が用いられる。尚、再生装置40自体も縦方向に長くな
るので幅が狭くて奥行きの有る場所への取付に適してい
る。
について図3を用いて説明する。先ず、縦方向装填につ
いて説明する。縦方向装填とはマガジン10の装填方向
と同じ方向(矢印F方向)にトレイ30を引出して、ト
レイ30に載置されたディスク20に記録された情報を
再生するものであり、トレイ30の引出には掛止爪32
が用いられる。尚、再生装置40自体も縦方向に長くな
るので幅が狭くて奥行きの有る場所への取付に適してい
る。
【0017】次に、横方向装填について説明する。横方
向装填とはマガジン10の装填方向(矢印F方向)に対
し直角方向(矢印G方向)にトレイ30を引出して、ト
レイ30に載置されたディスク20に記録された情報を
再生するものであり、トレイ30の引出には掛止爪33
が用いられる。尚、再生装置31自体も横方向に長くな
るので幅が広くて奥行きの無い場所への取付に適してい
る。
向装填とはマガジン10の装填方向(矢印F方向)に対
し直角方向(矢印G方向)にトレイ30を引出して、ト
レイ30に載置されたディスク20に記録された情報を
再生するものであり、トレイ30の引出には掛止爪33
が用いられる。尚、再生装置31自体も横方向に長くな
るので幅が広くて奥行きの無い場所への取付に適してい
る。
【0018】以上説明したように本実施例によれば、マ
ガジン10に挿排口11、12を2箇所隣接させて設
け、また、マガジン10に収納するトレイ30にも2方
向に2か所の掛止爪32、33を設けたことにより、マ
ガジン10を縦横いずれの方向から挿入する再生装置に
対しても1種類のマガジン10とトレイ30にて対応で
きる。従って、汎用性が増え複数種類のマガジン10と
トレイ30を作る必要がなくなり、金型費用等のコスト
面で有利となる。
ガジン10に挿排口11、12を2箇所隣接させて設
け、また、マガジン10に収納するトレイ30にも2方
向に2か所の掛止爪32、33を設けたことにより、マ
ガジン10を縦横いずれの方向から挿入する再生装置に
対しても1種類のマガジン10とトレイ30にて対応で
きる。従って、汎用性が増え複数種類のマガジン10と
トレイ30を作る必要がなくなり、金型費用等のコスト
面で有利となる。
【0019】尚、本実施例では、マガジン10に設けら
れた挟持部17に、挟持凸部31が形成されたトレイ3
0を係合させ、マガジン10からトレイ30が脱落する
のを防止したが、これにこだわることはなく、マガジン
10側に挟持凸部を設けトレイ30側に挟持凹部を設け
て係合させることにより本実施例と同じ効果を得ること
ができる。
れた挟持部17に、挟持凸部31が形成されたトレイ3
0を係合させ、マガジン10からトレイ30が脱落する
のを防止したが、これにこだわることはなく、マガジン
10側に挟持凸部を設けトレイ30側に挟持凹部を設け
て係合させることにより本実施例と同じ効果を得ること
ができる。
【0020】本発明の第2実施例を図4を用いて説明す
る。図4は本発明のトレイを示す図で、(a)はトレイ
の上面視図、(b)はB−B断面図である。尚、第2実
施例は第1実施例のトレイの掛止爪を4方向に設けたも
のであり、その他については第1実施例のトレイと略同
じであるので、同じ構成については同じ符号を付し説明
を省略する。
る。図4は本発明のトレイを示す図で、(a)はトレイ
の上面視図、(b)はB−B断面図である。尚、第2実
施例は第1実施例のトレイの掛止爪を4方向に設けたも
のであり、その他については第1実施例のトレイと略同
じであるので、同じ構成については同じ符号を付し説明
を省略する。
【0021】50はトレイで、マガジン10よりトレイ
50を引出する際に排出レバーの掛止部となる掛止爪5
1が4方向の辺に形成されている。また、トレイ50の
4方向のコーナ部にはトレイ50をマガジン10に挿入
した際に、マガジン10からトレイ50が脱落しないよ
うに、マガジン10の挟持凹部17に係合する挟持凸部
54が形成されている。そして、ディスク20を載置す
る凹円座穴52には、ディスク20の再生時にディスク
20を回転させるためのスピンドル(図示省略)等が嵌
入したり、信号を読み取る光ピックアップ(図示省略)
の光線の行路となる十字状孔53が形成されている。
50を引出する際に排出レバーの掛止部となる掛止爪5
1が4方向の辺に形成されている。また、トレイ50の
4方向のコーナ部にはトレイ50をマガジン10に挿入
した際に、マガジン10からトレイ50が脱落しないよ
うに、マガジン10の挟持凹部17に係合する挟持凸部
54が形成されている。そして、ディスク20を載置す
る凹円座穴52には、ディスク20の再生時にディスク
20を回転させるためのスピンドル(図示省略)等が嵌
入したり、信号を読み取る光ピックアップ(図示省略)
の光線の行路となる十字状孔53が形成されている。
【0022】以上説明したように本実施例によれば、ト
レイ50の掛止爪51を4方向に設けたことにより、ト
レイ50をマガジン10に挿入する際に挿入方向を無視
して挿入できる。従って、トレイ50のマガジン10へ
の誤挿入が防止できる。
レイ50の掛止爪51を4方向に設けたことにより、ト
レイ50をマガジン10に挿入する際に挿入方向を無視
して挿入できる。従って、トレイ50のマガジン10へ
の誤挿入が防止できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、2
方向に挿排口が設けられたマガジンと、2方向にマガジ
ンより引出する際の掛止部が設けられたトレイの組み合
わせにより、縦挿入及び横挿入いずれの再生装置にも兼
用できるようになり、再生装置にマガジンを装填する際
の誤挿入が防止できる。また、前記トレイの4方向に前
記掛止部を設けることにより、トレイをマガジンに挿入
する際に挿入方向を無視して挿入できる。従って、トレ
イのマガジンへの誤挿入が防止できる。
方向に挿排口が設けられたマガジンと、2方向にマガジ
ンより引出する際の掛止部が設けられたトレイの組み合
わせにより、縦挿入及び横挿入いずれの再生装置にも兼
用できるようになり、再生装置にマガジンを装填する際
の誤挿入が防止できる。また、前記トレイの4方向に前
記掛止部を設けることにより、トレイをマガジンに挿入
する際に挿入方向を無視して挿入できる。従って、トレ
イのマガジンへの誤挿入が防止できる。
【図1】本発明の第1実施例のマガジンにトレイが保持
された図で、(a)はマガジンにトレイが保持された状
態を示す斜視図、(b)はマガジンとトレイの係合部の
上面視図である。
された図で、(a)はマガジンにトレイが保持された状
態を示す斜視図、(b)はマガジンとトレイの係合部の
上面視図である。
【図2】本発明の第1実施例のトレイを示す図で、
(a)はトレイの上面視図、(b)はA−A断面図であ
る。
(a)はトレイの上面視図、(b)はA−A断面図であ
る。
【図3】本発明のマガジンの装填方向を示す図で、
(a)は縦方向装填を示す上面視図、(b)は横方向装
填を示す上面視図である。
(a)は縦方向装填を示す上面視図、(b)は横方向装
填を示す上面視図である。
【図4】本発明の第2実施例のトレイを示す図で、
(a)はトレイの上面視図、(b)はB−B断面図であ
る。
(a)はトレイの上面視図、(b)はB−B断面図であ
る。
【図5】従来のマガジンにトレイが保持された図で、
(a)はマガジンにトレイが保持された状態を示す斜視
図、(b)はマガジンとトレイの係合部の上面視図であ
る。
(a)はマガジンにトレイが保持された状態を示す斜視
図、(b)はマガジンとトレイの係合部の上面視図であ
る。
【図6】従来のトレイを示す図で、(a)はトレイの上
面視図、(b)はC−C断面図である。
面視図、(b)はC−C断面図である。
10・・・・・マガジン 11、12・・挿排口 17・・・・・挟止部 20・・・・・ディスク 30、50・・トレイ 31、54・・挟持凸部 32、33、51・・掛止爪 34、52・・凹円座穴 35・・・・・欠円孔 40・・・・・再生装置 53・・・・・十字状孔
Claims (3)
- 【請求項1】 個別のディスクを載置して前記ディスク
と共に、マガジンに積層収納された複数のディスクトレ
イから所望のディスクトレイを選択し、前記マガジンか
ら前記ディスクトレイを引出し、該ディスクトレイに載
置されたディスクを回転させ、該ディスクに記録された
データを読み取り再生するオートチェンジャー装置に用
いるディスク収納マガジンにおいて、 隣接する2面の各々に前記ディスクトレイの挿排口と、 前記ディスクトレイの収納状態で、前記挿排口の開口方
向への前記ディスクトレイの移動を規制するように、該
ディスクトレイを保持する第1挟持手段とを設けたこと
を特徴とするディスク収納マガジン。 - 【請求項2】 個別のディスクを載置して前記ディスク
と共に、マガジンに積層収納された複数のディスクトレ
イから所望のディスクトレイを選択し、前記マガジンか
ら前記ディスクトレイを引出し、該ディスクトレイに載
置されたディスクを回転させ、該ディスクに記録された
データを読み取り再生するオートチェンジャー装置に用
いるディスクトレイにおいて、 前記ディスクトレイの隣接する2方向に前記ディスクト
レイを前記マガジンから引き出するための排出レバーと
係合する掛止部と、 前記ディスクトレイの前記マガジンへの2方向の収納状
態の各々で、該マガジンに設けられた第2挟持手段に係
合する複数の第3挟持手段とを設けたことを特徴とする
ディスクトレイ。 - 【請求項3】 個別のディスクを載置して前記ディスク
と共に、マガジンに積層収納された複数のディスクトレ
イから所望のディスクトレイを選択し、前記マガジンか
ら前記ディスクトレイを引出し、該ディスクトレイに載
置されたディスクを回転させ、該ディスクに記録された
データを読み取り再生するオートチェンジャー装置に用
いるディスクトレイにおいて、 前記ディスクトレイの4方向に前記ディスクトレイを前
記マガジンから引き出するための排出レバーと係合する
掛止部と、 前記ディスクトレイの前記マガジンへの4方向の収納状
態の各々で、該マガジンに設けられた第4挟持手段に係
合する4箇所の第5挟持手段とを設けたことを特徴とす
るディスクトレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16622395A JPH0917089A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | ディスク収納マガジン及びディスクトレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16622395A JPH0917089A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | ディスク収納マガジン及びディスクトレイ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0917089A true JPH0917089A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15827401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16622395A Withdrawn JPH0917089A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | ディスク収納マガジン及びディスクトレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0917089A (ja) |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP16622395A patent/JPH0917089A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |