JP3371451B2 - カセット・オートチェンジャー - Google Patents

カセット・オートチェンジャー

Info

Publication number
JP3371451B2
JP3371451B2 JP32224392A JP32224392A JP3371451B2 JP 3371451 B2 JP3371451 B2 JP 3371451B2 JP 32224392 A JP32224392 A JP 32224392A JP 32224392 A JP32224392 A JP 32224392A JP 3371451 B2 JP3371451 B2 JP 3371451B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
storage
small
cassettes
shelf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32224392A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06150493A (ja
Inventor
義隆 音之宮
哲朗 坪田
渉 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP32224392A priority Critical patent/JP3371451B2/ja
Publication of JPH06150493A publication Critical patent/JPH06150493A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3371451B2 publication Critical patent/JP3371451B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ状記録媒体やデ
ィスク状記録媒体を収納した各種のカセットを自動的に
交換しながら、長時間に亘る連続記録及び/又は再生を
行うためのカセット・オートチェンジャーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】本発明の出願人は、テレビジョン放送局
用のカセット・オートチェンジャーとして、大きさが異
なる複数種類のカセットを自動的に交換しながら、長時
間に亘る連続ビデオ再生や録画編集等を行うようにした
ものを先に出願している(例えば、特願平4−1185
48号参照)。
【0003】この先願例は、収納棚の上部に取り付けた
センターガイドと、左右一対の小カセット挿入ガイド
と、左右一対の中カセット挿入ガイドとによって左右一
対の小カセット収納部と、中カセット及び大カセット収
納部とを構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、先願例では、
収納棚の上部に多数の挿入ガイドを取り付けなければな
らなず、部品点数及び組立工数が多くて、コスト高につ
くと言う問題があった。
【0005】本発明は、極めて簡単な構造によって、収
納棚の上部に左右一対の小カセット収納部と大カセット
収納部とを形成することができるようにしたカセット・
オートチェンジャーを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のカセット・オートチェンジャーは、記録媒
体が収納された大きさが異なる複数のカセットと、これ
ら複数のカセットが収納された複数の収納棚と、これら
複数のカセットを選択的に記録及び/又は再生する記録
再生装置と、上記複数の収納棚と上記記録再生装置との
間で上記複数のカセットを選択的に搬送する搬送機とを
備えたカセット・オートチェンジャーにおいて、上記収
納棚上の左右方向のほぼ中央部に中央隆起部を形成し
て、その中央隆起部の左右両側部を左右一対の小カセッ
ト収納部に形成し、その中央隆起部の上部を大カセット
収納部に形成したものである。この際、下位収納棚の上
記大カセット収納部内に挿入される大カセットを案内す
る左右一対の大カセット挿入ガイドを上位収納棚の下面
に形成して、これらの大カセット挿入ガイドで下位収納
棚の上記小カセット収納部内に挿入される小カセットの
押えガイドを兼用させること、上記左右一対の大カセッ
ト挿入ガイド兼用小カセット押えガイドを上記収納棚の
補強用リブで形成すること、上記収納棚を合成樹脂で成
形した棚板と、その棚板が上部に取り付けられた金属板
で構成することが好ましい。
【0007】
【作用】上記のように構成された本発明のカセット・オ
ートチェンジャーは、収納棚上の左右方向のほぼ中央部
に中央隆起部を形成して、その中央隆起部の左右両側部
を左右一対の小カセット収納部に形成し、その中央隆起
部の上部に大カセット収納部を形成したので、収納棚の
上部に多数の挿入ガイドを取り付ける必要がない。
【0008】
【実施例】以下、本発明をテレビジョン放送局用のビデ
オカセットのカセット・オートチェンジャーに適用した
一実施例を図を参照して説明する。
【0009】[カセット・オートチェンジャーの概要説
明]まず、図1〜図3によって、カセット・オートチェ
ンジャーの概要を説明する。
【0010】このカセット・オートチェンジャーは、記
録媒体である磁気テープの記録フォーマットが複数種類
で、かつ、同じ記録フォーマットで大きさが異なる複数
種類のカセットを混載しておき、これら複数種類のカセ
ットを記録フォーマット別の複数種類の記録再生装置で
あるVTRによって選択的に記録及び/又は再生するこ
とができるように構成されている。
【0011】次に、カセット・オートチェンジャー本体
(以下単に本体と記載する)1は、上下に長い直方体形
状の筐体に構成されていて、その前面には開閉扉2が水
平方向である矢印a方向に開閉自在に取り付けられてい
る。そして、本体1内には、上下4段の収納棚3を有す
る複数の収納棚ユニット4と、上下5段の収納棚5を有
する複数の収納棚ユニット6とからなる2種類の収納棚
ユニットが上下に並べて取り付けられて収納棚ユニット
列7が構成されている。そして、この収納棚ユニット列
7の最上段には天板ユニット8が取り付けられている。
【0012】そして、複数の収納棚ユニット4の上下4
段の収納棚3には、同じ記録フォーマットで、大きさが
3種類の大、中、小カセット10L、10M、10Sを
無差別に混載することができる。また、複数の収納棚ユ
ニット6の上下5段の収納棚5には、同じ記録フォーマ
ットで、大きさが2種類の大、小カセット11L、11
Sを無差別に混載することができる。但し、大、中、小
カセット10L、10M、10Sの記録フォーマット
と、大、小カセット11L、11Sの記録フォーマット
は互いに異なる。また、大、中、小カセット10L、1
0M、10Sの厚さに比べて、大、小カセット11L、
11Sの厚さは薄い。
【0013】次に、本体1内で、収納棚ユニット列7の
下部又は上部には大、中、小カセット10L、10M、
10Sと、大、小カセット11L、11Sを選択的に記
録及び/又は再生するための記録フォーマット別の2種
類のVTR12、13が混載されている。そして、これ
らのVTR12、13の前面には、それぞれ大、中、小
カセット10L、10M、10S及び大、小カセット1
1L、11S兼用のカセット挿入口12a、13aが形
成されている。そして、複数の収納棚3、5及びVTR
12、13の前面が一列状に揃えられている。
【0014】次に、本体1内で複数の収納棚3、5及び
VTR12、13と開閉扉2との間には、カセット受け
渡し用のハンド15を有する搬送機16と、その搬送機
16を複数の収納棚3、5及びVTR12、13に沿っ
て上下方向である矢印a、b方向に搬送する搬送機移送
装置17とが配置されている。なお、搬送機16には、
ハンド15を複数の収納棚3、5及びVTR12、13
に対する水平なカセット出し入れ方向である矢印d、e
方向及びそれに対して直角で水平な左右方向である矢印
f、g方向に移送するハンド移送機構18が取り付けら
れている。
【0015】次に、2種類の収納棚ユニット4、6及び
VTR12、13はユーザーが使用するカセットの記録
フォーマットに応じて自由にセットの組み換えを行うこ
とができるように、これらの収納棚ユニット4、6及び
VTR12、13は本体1に対して交換可能に取り付け
られている。
【0016】この際、2種類の収納棚ユニット4、6及
び天板ユニット8の平面状での外径寸法はほぼ同一に構
成されているが、特に、2種類の収納棚ユニット4、6
の高さ寸法H1 が同一に構成されていて、これらの収納
棚ユニット4、6の使用個数の変更や配置の変更等の交
換作業を行う際、収納棚ユニット4、6間の隙間調整等
を一切行う必要がなく、その交換作業を容易に行うこと
ができる。
【0017】また、高さ寸法H2 の天板ユニット8は2
種類の収納棚ユニット4、6の天板を兼用していて、収
納棚ユニット列7の最上段に配置される収納棚ユニット
4、6の種類に応じて、この天板ユニット8を上下に反
転して使用するように構成されている。
【0018】[カセット・オートチェンジャーの動作の
概要説明]次に、図1〜図3によって、このカセット・
オートチェンジャーの動作の概要を説明する。
【0019】まず、複数の収納棚3、5への複数のカセ
ット10L、10M、10S及び11L、11Sの装填
や交換作業は、オペレータが開閉扉2を開いて手動操作
によって行う。この際、大、中カセット10L、10M
及び大カセット11Lは各収納棚3、5の左右方向の中
央位置に収納し、小カセット10S、11Sは各収納棚
3、5の左右に振り分けて収納する。
【0020】そして、このカセット・オートチェンジャ
ーでは、複数の収納棚3、5に混載された大、中、小カ
セット10L、10M、10S及び大、小カセット11
L、11Sの収納位置を予め検索して記憶しておく。そ
して、カセット交換指令信号に基づき、搬送機移送装置
17による搬送機16の矢印b、c方向の搬送動作と、
ハンド15の矢印d、e及びf、g方向の移送動作との
組合せによって、ハンド15によって指定された収納棚
3、5から大、中、小カセット10L、10M、10S
及び大、小カセット11L、11Sのうちの指定された
カセットを選択的に挟持して、自動的に抜き取り、これ
を指定されたVTR12、13まで搬送して、そのカセ
ット挿入口12a、13aに自動的に装填して記録及び
/又は再生を行う。なお、記録及び/又は再生が終了し
てVTR12、13のカセット挿入口12a、13a外
に排出された使用済みのカセットは上述の逆動作で元の
収納棚3、5に返却する。そして、このカセット自動交
換動作の繰り返しにより、長時間に亘る連続ビデオ再生
や録画編集を行うようにしたものである。
【0021】[カセットの説明]次に、図4及び図5に
よって、このカセット・オートチェンジャーで使用する
カセットの一例を説明する。
【0022】まず、図4の(A)(B)(C)は、同じ
記録フォーマットで、大きさが3種類の大、中、小カセ
ット10L、10M、10Sの正面を示したものであ
り、これらの大、中、小カセット10L、10M、10
Sとしては、例えばデジタルカセットやUマチックカセ
ット等のように、テープ巾T1 が3/4インチの磁気テ
ープ20が使用されていて、カセット厚さH3 がテープ
巾T1 に見合う大きな厚さに構成されている。そして、
図4、図8、図11及び図12に示すように、これら
大、中、小カセット10L、10M、10Sの前端21
には前面開口22を開閉する大きさが大、中、小の前蓋
23が取り付けられており、底面24には前面開口22
につながる底面開口25と、その底面開口25の中央部
につながる挿入ガイド溝26とが形成されている。な
お、挿入ガイド溝26はカセットの左右巾方向のセンタ
ーに沿って形成されている。そして、27はカセットの
後端を示し、28は左右両側面を示し、29は上面を示
している。
【0023】次に、図5の(A)(B)は、同じ記録フ
ォーマットで、大きさが2種類の大、小カセット11
L、11Sの正面を示したものであり、これらの大、小
カセット11L、11Sとしては、例えばベータカセッ
トやVHSカセット等のように、テープ巾T2 が1/2
インチの磁気テープ30が使用されていて、カセット厚
さH4 がテープ巾T2 に見合う小さな厚さに構成されて
いる。そして、図5、図21、図23及び図24に示す
ように、これら大、小カセット11L、11Sの前端3
1には前面開口32を開閉する大きさが大、小の前蓋3
3が取り付けられており、底面34には前面開口32に
つながる底面開口35が形成されている。そして、底面
開口35内の中央部で前蓋33の内側には逆L字状に形
成されたテープ規制片36が配置されている。なお、大
カセット11Lの底面34には左右一対の挿入ガイド溝
37が形成されている。そして、38は各カセットの後
端を示し、39は左右両側面を示し、40は上面を示し
ている。なお、このカセット・オートチェンジャーに
は、例えば磁気テープのテープ巾が8mmの8mmカセ
ットやその他の各種のビデオカセットも使用可能であ
る。
【0024】[収納棚ユニット4の説明]次に、図6〜
図18によって、収納棚ユニット4を説明する。
【0025】まず、収納棚ユニット4は、平面形状がほ
ぼコ字状に形成されたユニットフレーム42内に上下4
段の収納棚3を等間隔で水平に取り付けたものであり、
ユニットフレーム42の前端には左右一対の垂直なフラ
ンジ42aが形成されている。そして、図3に示すよう
に、本体1内には左右一対の垂直な取付フレーム43が
設けられていて、収納棚ユニット4を両取付フレーム4
3間に前方から(図9で下方から)水平に挿入し、両フ
ランジ42aを左右一対の位置決めピン44と左右複数
の止ネジ45によって両取付フレーム43に着脱自在に
取り付けるようにしたものである。
【0026】この際、各収納棚ユニット4の最上段の収
納棚3の上部が開放されていて、これらの収納棚ユニッ
ト4が上下に積み重ねられて両取付フレーム43間に取
り付けられることにより、上位の収納棚ユニット4の底
板に相当する最下段の収納棚3で、下位の収納棚ユニッ
ト4の上部を閉塞するように構成されている。
【0027】次に、各収納棚3は、合成樹脂によって成
形された棚板46と、アルミニウム等の軽金属で形成さ
れた金属板47とによって構成されている。そして、金
属板47の周囲がユニットフレーム42に複数の止ネジ
によって強固に固着され、棚板46が金属板47上に複
数の止めネジ48によって固着されている。そして、棚
板46上に各種棚構造が合成樹脂によって簡単に一体成
形されていて、その棚板46を金属板47が強固に補強
している。
【0028】次に、各収納棚3の棚板46は同一構造に
構成されていて、これらの棚板46上で、前端側(図9
で下側)の左右両側には左右一対の小カセット収納部5
0が形成され、後端側(図9で上側)の中央部には中カ
セット収納部51と大カセット収納部52とが左右方向
のセンター上に重ねられて形成されている。なお、中カ
セット収納部51は図9に1点鎖線で囲まれた空間であ
る。
【0029】この際、各棚板46には両小カセット収納
部50と中カセット収納部51及び大カセット収納部5
2との間に前後方向の段差53が一体成形されていて、
両小カセット収納部50は一段低くなっており、中カセ
ット収納部51と大カセット収納部52とは同じ高さに
形成されている。また、各棚板46の両小カセット収納
部50間には中カセット収納部51及び大カセット収納
部52と同じ高さの中央隆起部54が一体成形されてい
て、この中央隆起部54によって両小カセット収納部5
0間が仕切られている。
【0030】次に、各棚板46には中央隆起部54の上
部中央にセンターガイドリブ56が一体成形されてい
て、その後方側には凹所57が形成されている。そし
て、この凹所57内には上下可動式のセンターガイド5
8が収納されている。
【0031】この際、図18に示すように、センターガ
イド58は合成樹脂によって成形されている。そして、
凹所57内の後端側に形成された左右一対のピン挿入穴
59間に金属の支点ピン60を水平に挿通する際に、そ
の支点ピン60をセンターガイド58の後端に形成され
ているピン挿通穴61内に挿通し、センターガイド58
の後端の中央部に形成された小さな切欠き62内におい
て、センターガイド58に一体成形された弾性係止爪6
3を支点ピン60の中央に形成されている係止溝64内
に嵌合させるようにして、センターガイド58が切欠き
57内にワンタッチで着脱自在に組み込まれている。そ
して、センターガイド58の前側の下面に形成された小
さな凹部65と凹所57内に突設された小さなピン66
との間に付勢手段である圧縮ばね67によってセンター
ガイド58の前端側が支点ピン60を中心に上方に回転
付勢され、凹所57の前端の左右両側部に一体成形され
た左右一対のストッパー68によってセンターガイド5
8の上方への回転角が規制されている。
【0032】そして、このセンターガイド58は、前端
側の上部中央部に、前記センターガイドリブ56の後部
に一直線状に連続されるリブ状の中カセット及び大カセ
ット挿入ガイド71が一体成形されており、その挿入ガ
イド71の前端下部には斜面72が形成されている。ま
た、このセンターガイド58の前端側で、中カセット及
び大カセット挿入ガイド71の左右両側には、後方に進
むに従って左右両側方に広がる左右一対の小カセット挿
入ガイド73が形成されている。更に、これら両小カセ
ット挿入ガイド73の後端には左右一対の小カセットス
トッパー74が形成されている。なお、両小カセット挿
入ガイド73の後端部分及び両小カセットストッパー7
4は凹所57の前端の左右両側に形成された左右一対の
切欠き75部分で両小カセット収納部50内に露呈され
ている。
【0033】次に、各棚板46には、大カセット収納部
52内に左右一対の凹所77が形成されていて、これら
の凹所77内に左右一対の上下可動式の中カセットスト
ッパー78が収納されている。これらの中カセットスト
ッパー78はセンターガイド58と同じ取付構造によっ
て凹所78内に着脱自在に組み込まれていて、支点ピン
79を中心に圧縮ばね80によって上方に回転付勢され
ている。そして、これらの中カセットストッパー78の
前端側の中央部に隆起部81が一体成形されていて、こ
れら隆起部81の内側に左右一対のストッパー面82が
一体成形されている。
【0034】次に、各棚板46には、両小カセット収納
部50の段差53部分で、小カセット10Sに対して逃
げられる位置に、下面から上面に斜めに接続された左右
各一対の乗り上げガイド84、85が一体成形されてい
る。
【0035】[収納棚ユニット4内へのカセット収納動
作の説明]次に、図7〜図18によって、収納棚ユニッ
ト4内の各収納棚3上へ大、中、小カセット10L、1
0M、10Sを挿入して収納する動作を説明する。
【0036】まず、図7、図8、図10及び図13に示
すように、大カセット10Lは収納棚3の中央部に矢印
d方向から水平に挿入する。この際、大カセット10L
の底面24を中央隆起部54上に乗せて矢印d方向に挿
入すると、センターガイドリブ56及び中カセット及び
大カセット挿入ガイド71が大カセット10Lの底面2
4の挿入ガイド溝26内に相対的に挿入されて、これら
によって大カセット10Lが案内されて大カセット収納
部52内に水平に挿入される。
【0037】そして、図13に1点斜線で示すように、
センターガイド58の斜面72による案内作用によっ
て、センターガイド58が圧縮バネ67に抗して支点ピ
ン60を中心に下方に回転して凹所57内に自動的に沈
み込み、大カセット10Lがセンターガイド58上を矢
印d方向に通過する。
【0038】但し、この際、センターガイド58が圧縮
ばね67によって常時上方に押圧付勢されているので、
中カセット及び大カセット挿入ガイド71が圧縮ばね6
7によって終始大カセット10Lの底面の挿入ガイド溝
26の天井面に下方から弾性的に押圧されることにな
り、収納棚3の上下間隔に多少のバラツキがあっても、
大カセット10Lを正規の位置まで正しく案内すること
ができる。
【0039】また、大カセット10Lは両中カセットス
トッパー78の隆起部81上に乗り上げるため、これら
両中カセットストッパー78も圧縮ばね80に抗して支
点ピン79を中心に下方に回転して、両凹所77内に自
動的に沈み込み、大カセット10Lが両中カセットスト
ッパー78上を矢印d方向に通過する。
【0040】そして、大カセット10Lはその前端21
を大カセット収納部52のストッパー面52aに当接さ
れて、大カセット収納部52内の正規の位置に正しく収
納される。
【0041】次に、図7、図8、図11及び図17に示
すように、中カセット10Mは収納棚3の中央部に矢印
d方向から水平に挿入する。この際、中カセット10M
の底面24を中央隆起部54上に乗せて矢印d方向に挿
入すると、センターガイドリブ56及び中カセット及び
大カセット挿入ガイド71が中カセット10Mの底面2
4の挿入ガイド溝26内に相対的に挿入されて、これら
によって中カセット10Mが案内されて中カセット収納
部51内に水平に挿入される。
【0042】この場合も、図13に1点斜線で示すよう
に、センターガイド58が圧縮ばね67に抗して支点ピ
ン60を中心に下方に回転して凹所57内に自動的に沈
み込み、中カセット10Mがセンターガイド58上を矢
印d方向に通過する。
【0043】また、この場合も、センターガイド58の
中カセット及び大カセット挿入ガイド71が圧縮ばね6
7によって終始中カセット10Mの底面の挿入ガイド溝
26の天井面に下方から弾性的に押圧されることにな
り、収納棚3の上下間隔に多少のバラツキがあっても、
中カセット10Mを正規の位置まで正しく案内すること
ができる。
【0044】そして、中カセット10Mはその前端21
が両中カセットストッパー78の両隆起部81の間に挿
入されて両ストッパー面82に当接されて、中カセット
収納部51内の正規の位置に正しく収納される。
【0045】次に、図7、図8、図12及び図15に示
すように、左右一対の小カセット10Sは収納棚3の左
右一対の小カセット収納部50内に矢印d方向から水平
に挿入する。
【0046】この際、両小カセット10Sの底面開口2
5内に左右一対の乗り上げガイド84が相対的に入り込
むために、両小カセット10Sの底面が両乗り上げガイ
ド84上に乗り上げることがなく、両小カセット10S
はその前端21を両段差53に当接されて、両小カセッ
ト収納部50内の正規の位置に正しく収納される。
【0047】また、この際、図12に1点鎖線で示すよ
うに、小カセット10Sの左右方向の一端が中央隆起部
54上に乗り上げたために、小カセット10Sが水平面
に対して斜めに傾いて挿入される時には、図17に示す
ように、圧縮ばね67によって凹所57から上方に突出
されているセンターガイド58の小カセット挿入ガイド
73で小カセット10Sの前端21が矢印h方向にスム
ーズに案内される。従って、この時も、小カセット10
Sを小カセット収納部50内の正規の位置に正しく挿入
できる。
【0048】次に、図11及び図16に1点及び2点鎖
線で示すように、中カセット10M及び大カセット10
Lの挿入時に、これら中カセット10M及び大カセット
10Lが中央隆起部54上で水平面に対して斜めに傾い
て挿入される時には、これら中カセット10M及び大カ
セット10Lの底面が左右一対の乗り上げガイド84の
うちの何れか一方で案内される。従って、この時には、
中カセット10M及び大カセット10Lが段差53に衝
突されることがなく、これら中カセット10M及び大カ
セット10Lを中カセット収納部51内及び大カセット
収納部52内にスムーズに挿入することができる。
【0049】次に、図10に1点及び2点鎖線で示すよ
うに、大カセット10Lの挿入時に、この大カセット1
0Lが挿入方向である矢印d方向に対して傾斜され、更
に水平面に対して斜めに傾いて挿入される時には、大カ
セット10Lの前端21の一方のコーナー部分の底面を
左右一対の乗り上げガイド85のうちの何れか一方で案
内するようにして、大カセット10Lを大カセット収納
部52内にスムーズに挿入することができる。
【0050】[収納棚ユニット6の説明]次に、図19
〜図29によって、収納棚ユニット6を説明する。
【0051】まず、収納棚ユニット6も、平面形状がほ
ぼコ字状に形成されたユニットフレーム87内に上下5
段の収納棚5を等間隔で水平に取り付けたものであり、
ユニットフレーム87の前端には左右一対の垂直なフラ
ンジ87aが形成されている。そして、収納棚ユニット
6を本体1内の両取付フレーム43間に前方から(図2
2で下方から)水平に挿入し、両フランジ87aを左右
一対の位置決めピン44と左右複数の止ネジ45によっ
て両取付フレーム43に着脱自在に取り付けるようにし
たものである。
【0052】この際、各収納棚ユニット6の最上段の収
納棚5の上部も開放されていて、これらの収納棚ユニッ
ト6が上下に積み重ねられて両取付フレーム43間に取
り付けられることにより、上位の収納棚ユニット6の底
板に相当する最下段の収納棚5で、下位の収納棚ユニッ
ト6の上部を閉塞するように構成されている。
【0053】次に、各収納棚5は、合成樹脂によって成
形された棚板88と、アルミニウム等の軽金属で形成さ
れた金属板89とによって構成されている。そして、金
属板89の周囲がユニットフレーム87に複数の止ネジ
によって強固に固着され、棚板88が金属板89上に複
数の止ネジ90によって固着されている。そして、棚板
88上に各種棚構造が合成樹脂によって簡単に一体成形
されていて、その棚板88を金属板89が強固に補強し
ている。
【0054】次に、各収納棚5の棚板88は同一構造に
構成されていて、これらの棚板88上で、前端側(図2
2で下側)の左右両側には左右一対の小カセット収納部
91が形成され、後端側(図22で上側)の中央部には
大カセット収納部92が左右方向のセンター上に重ねら
れて形成されている。
【0055】この際、各棚板88には両小カセット収納
部91と大カセット収納部92との間に前後方向の段差
93が一体成形されていて、両小カセット収納部91は
一段低くなっている。そして、各棚板88の両小カセッ
ト収納部91間には大カセット収納部92とほぼ同じ高
さの中央隆起部54が一体成形されていて、この中央隆
起部54によって両小カセット収納部91間が仕切られ
ている。なお、中央隆起部54の前端の中央には大カセ
ット11Lのテープ規制片36の下端に対する逃げ用の
凹部95が形成されている。
【0056】次に、図29に示すように、各棚板88の
両小カセット収納部91の底面91aで、大カセット収
納部92の左右両側面92aの近傍位置に、横断面形状
がほぼコ字状で、カセット出し入れ方向(矢印d、e方
向)に平行に延びる左右一対の補強用リブ96が一体成
形されている。これら両補強用リブ96は各金属板89
に形成された左右一対のリブ貫通穴97を貫通して下方
に突出されていて、これら両補強用リブ96の金属板8
9より下方へ突出された部分が左右一対の大カセット挿
入ガイド兼用小カセット押えガイド98に構成されてい
る。即ち、この大カセット挿入ガイド兼用小カセット押
えガイド98の垂直な内側対向面が大カセット収納部9
2の左右両側面92aにつながる大カセット挿入ガイド
面99に形成され、水平な下端面が小カセット押え面1
00に形成されている。
【0057】なお、各棚板88の大カセット収納部92
の上面には左右一対の補強用リブを兼用する大カセット
挿入ガイドリブ101が一体成形されている。
【0058】[収納棚ユニット6内へのカセット収納動
作の説明]次に、図21〜図29によって、収納棚ユニ
ット6内の各収納棚5上へ大、小カセット11L、11
Sを挿入して収納する動作を説明する。
【0059】まず、図21、図23、図26〜図28に
示すように、大カセット11Lは収納棚5の中央部に矢
印d方向から水平に挿入する。この際、大カセット11
Lの底面34を下位収納棚5の中央隆起部94上に乗せ
ると共に、大カセット11Lの左右両側面39の上縁部
分を上位収納棚5の下面に突出されている左右一対の大
カセット挿入ガイド兼用小カセット押えガイド98の左
右一対の大カセット挿入ガイド面99間に挿入する。そ
して、大カセット11Lを矢印d方向に水平に押し込む
と、両大カセット挿入ガイド面99によって大カセット
11Lがスムーズに案内されて、大カセット11Lが大
カセット収納部92内に水平に挿入される。
【0060】なお、この時、両大カセット挿入ガイドリ
ブ101が大カセット11Lの底面34の両挿入ガイド
溝37内に相対的に挿入される。そして、大カセット1
1Lはその前端31を大カセット収納部92のストッパ
ー面92bに当接されて、大カセット収納部92内の正
規の位置に正しく収納される。
【0061】次に、図21、図24、図25及び図28
に示すように、小カセット11Sは収納棚5の左右一対
の小カセット収納部91内に矢印d方向から水平に挿入
する。
【0062】この際、下位収納棚5の両小カセット収納
部91の底面91aと、上位収納部5の下面に突出され
ている両大カセット挿入ガイド兼用小カセット押えガイ
ド98の小カセット押え面100との間の限定された隙
間(図5に示したカセット厚さH4 とほぼ同一の隙間)
内に両小カセット11Sを矢印d方向から水平に挿入す
る。そして、両小カセット11Sはその前端31を両小
カセット収納部91のストッパー面91bに当接され
て、両小カセット収納部91内の正規の位置に正しく収
納される。
【0063】従って、両カセット挿入ガイド兼用小カセ
ット押えガイド98は、両小カセット11Sの一部が中
央隆起部94上に乗り上げて水平面に対して斜めに傾斜
されて挿入されることを未然に防止している。
【0064】以上のように構成された収納棚ユニット
4、6によれば、記録フォーマット別にそれぞれ3種類
の大、中、小カセット10L、10M、10Sと2種類
の大、小カセット11L、11Sを無差別に、しかも、
正確に収納することができる。そして、図8及び図21
に示すように、収納棚ユニット4、6から前方(図8、
図21で左側のこと)への大、中、小カセット10L、
10M、10S及び大、小カセット11L、11Sの後
端27、38の突出量L1 は一定の値に正しく揃えられ
る。
【0065】[天板ユニットの説明]次に、図6及び図
7、図19及び図20によって、天板ユニット8を説明
する。
【0066】この天板ユニット8は、垂直な前面板10
3及び左右両側板104の上下に一対の天板105、1
06を水平に取り付けたものである。そして、一方の天
板105はフラット板に形成されており、他方の天板1
06上には前記左右一対の大カセット挿入ガイド兼用小
カセット押えガイド98と同様の左右一対のガイドリブ
107が形成されている。
【0067】そして、この天板ユニット8は、図1及び
図2に示すように収納棚ユニット列7の最上段位置で、
収納棚ユニット4、6と同様に、両取付フレーム43間
に水平に挿入されて、前面板103の左右両端部を左右
一対の位置決めピン44及び止ネジ45によって両取付
フレーム43に着脱自在に取り付けられる。
【0068】そして、この天板ユニット8は記録フォー
マットが互いに異なる2種類の収納棚ユニット4、6の
天板を兼用している。
【0069】即ち、図6及び図7は、収納棚ユニット列
7の上段に収納棚ユニット4が配置される場合であり、
この時には、天板ユニット8のフラット板である一方の
天板105を下向きにして、この天板ユニット8を収納
棚ユニット4の上部に取り付けて、その一方の天板10
5で、その収納棚ユニット4の上部を閉塞する天板を構
成する。
【0070】次に、図19及び図20は、収納棚ユニッ
ト列7の上段に収納棚ユニット6が配置される場合であ
り、この時には、天板ユニット8を上下に反転して、左
右一対のガイドリブ107を有する他方の天板106を
下向きにして、この天板ユニット8を収納棚ユニット6
の上部に取り付けて、その他方の天板106で、その収
納棚ユニット6の上部を閉塞する天板を構成する。
【0071】このように、天板ユニット8は2種類の収
納棚ユニット4、6の天板を兼用するので、これら2種
類の収納棚ユニット4、6専用の2種類の天板を作製す
る必要がない。
【0072】[カセットはみ出しセンサーの説明]次
に、図7及び図8、図20及び図21によって、複数の
収納棚3、5からの大、中、小カセット10L、10
M、10S及び大、小カセット11L、11Sの後端2
7、38のはみ出しセンサーを説明する。
【0073】前述した収納棚ユニット列7の前面の上下
に、3つの発光ダイオード等の発光素子110、11
1、112と、3つのフォトトランジスタ等の受光素子
113、114、115がそれぞれ垂直に対向されて配
置され、これらによって3組の光センサー116、11
7、118が構成されている。そして、1つの光センサ
ー117は収納棚ユニット列7の前面の中央に配置され
て、複数の収納棚3、5内の中央に収納されている大、
中カセット10L、10Mと大カセット11Lの後端2
7、38の矢印e方向のはみ出しを検出する。また、他
の2つの光センサー116、118は収納棚ユニット列
7の前面の左右両側に配置されていて、主として複数の
収納棚3、5内の左右両側に収納されている左右一対の
小カセット10S、11Sの後端27、38の矢印e方
向のはみ出しを検出する。
【0074】つまり、前述したように、複数の収納棚
3、5への複数のカセット10L、10M、10S及び
11L、11Sの装填作業はオペレータの手動操作によ
って行われる関係で、収納棚3、5からのこれらのカセ
ットの後端27、38の矢印e方向への突出量が図8及
び図21に示す値L1 を越えることがある。すると、3
つの光センサー116、117、118の3つの発光素
子110、111、112から発光されている検出光F
1 、F2 、F3 の何れかが遮断されて、3つの受光素子
113、114、115の何れかがOFFとなり、カセ
ットのはみ出しが自動的に検出される。なお、このカセ
ットのはみ出しの検出状態は、後述するように表示手段
によって表示されてオペレータに確認される。
【0075】[カセットはみ出し検出装置の説明]次
に、図30〜図32によって、カセットはみ出し検出装
置を説明する。
【0076】まず、図31によって、カセットはみ出し
検出時の問題点を説明する。図31の(A)に示すよう
に、3組の光センサー116、117、118の3つの
発光素子110、111、112と3つの受光素子11
3、114、115がそれぞれ対向されて配置され、各
発光素子110、111、112から発光さ光された光
1 、F2 、F3 が各受光素子113、114、115
で受光されるようにしたカセットはみ出し検出方法は、
図31の(B)に示すように、複数のカセットの1つで
ある例えば、中カセット10Mが一部の光F2 を遮断し
て、受光素子114がONからOFFに切り換えられる
ことによって、その中カセット10Mのはみ出しを検出
するものである。
【0077】この際、図31の(C)に示すように、全
部の発光素子110、111、112を同時に発光させ
る方式では、1つの発光素子111で発光された光F2
は中カセット10Mで遮断されるので、その光F2 を受
光素子114は受光することができない。しかし、他の
発光素子110、112から発行した光F1 、F3 の一
部が中カセット10Mを回り込んで受光素子114で誤
検出されることがあると、中カセット10Mのはみ出し
検出を行えなくなる。
【0078】従って、この種のカセットはみ出し検出装
置では、上記の不都合を防止するために、3つの光F
1 、F2 、F3 を1つづつ受光素子113、114、1
15で受光できるように、3つの発光素子110、11
1、112を順番に点灯−消灯させると共に、3つの受
光素子146、147、148を順番に選択(受光可能
状態に切り換えること)するように制御する必要があ
る。
【0079】この際、従来は、図32に示すように、3
つの発光素子110、111、112が実装された発光
素子制御基板119と、3つの受光素子113、11
4、115が実装された受光素子制御基板120とをマ
イクロコンピュータ121によって制御していた。
【0080】即ち、マイクロコンピュータ121は、ま
ず、発光素子110を点灯させると共に、その発光素子
110に対向されている受光素子113を選択して、発
光素子110からの光F1 の受光状態を読み取る。次
に、マイクロコンピュータ121は、発光素子110を
消灯して、次の発光素子111を点灯させると共に、そ
の発光素子111に対向されている受光素子114を選
択して、発光素子111からの光F2 の受光状態を読み
取る。次に、マイクロコンピュータ121は、発光素子
111を消灯して、次の発光素子112を点灯させると
共に、その発光素子112に対向されている受光素子1
15を選択して、発光素子112からの光F3 の受光状
態を読み取るように制御していた。
【0081】従って、従来はマイクロコンピュータの負
担が大きい上に、カセットはみ出し検出に時間がかか
る。しかも、カセットはみ出し状態をオペレータに知ら
せるための何等かの表示をマイクロコンピュータ自身で
行わなければならないと言う問題点があった。
【0082】次に、図30に示すカセットはみ出し検出
装置は、上記の問題点を解決することができるようにし
たものである。この図30に示すカセットはみ出し検出
装置は、第1の制御手段であるカウンタ123を2本の
出力線C1 によって発光側デコーダ124に接続し、こ
のデコーダ124を3本の出力線C2 によって3組の光
センサー116、117、118の3つの発光素子11
0、111、112に接続している。そして、3組の光
センサー116、117、118の3つの受光素子11
3、114、115の3本の出力線C3 に記憶手段であ
るフリップフロップ回路等の3つの記憶回路126、1
27、128を接続し、3つの記憶回路126、12
7、128の3本の入出力線C4 に接続した受光側デコ
ーダ125にカウンタ123の2本の出力線C1 を接続
している。そして、3つの記憶回路126、127、1
28の3本のデータ出力線C5 をゲート回路(又はバッ
ファ回路)129に接続し、ゲート回路129の3本の
データ出力線C6 を第2の制御手段であるマイクロコン
ピュータ130に接続している。そして、マイクロコン
ピュータ130の制御信号線C7 をゲート回路129に
接続している。そして、3つの記憶回路126、12
7、128を3本の出力線C8 によって表示手段である
発光ダイオード等の3つの発光表示素子131、13
2、133に接続している。
【0083】[カセットはみ出し検出装置の動作説明]
次に、図30によって、カセットはみ出し検出装置の動
作を説明する。
【0084】まず、カウンタ123は3進カウンタであ
り、「00」「01」「10」の3種類の信号を発光側
デデコーダ124及び受光側デコーダ125の両方に順
番に出力し、発光側デコーダ124は「00」「01」
「10」の3種類の信号に応じて3つの発光素子11
0、111、112を順番に点灯させる。
【0085】これと同時に、受光側デコーダ125は
「00」「01」「10」の3種類の信号に応じて3つ
の受光素子113、114、115を順番に選択して、
これら3つの受光素子113、114、115でカセッ
トはみ出し検出を順番に行い、これら3つの受光素子1
13、114、115の検出データが3つの記憶回路1
26、127、128に順番に記憶される。
【0086】上記の動作によって、3つの発光素子11
0、111、112を順番に点灯−消灯させながら、そ
の点灯した発光素子110、111、112に対向する
3つの受光素子113、114、115を順番に選択す
るようにして、カセットはみ出し検出を3つの受光素子
113、114、115によって順番に行うことができ
る。従って、図31の(C)に示したような光F1 、F
3 の受光素子114への回り込みによる誤検出のような
不都合が全く発生せず、カセットはみ出し検出を常に正
確に行うことができる。
【0087】そして、3つの記憶回路126、127、
128に順番に記録された3つの光F1 、F2 、F3
検出データはゲート回路129に順番に蓄積されるが、
この時同時に、その3つの検出データが3つの発光表示
素子131、132、133に出力されて、これらの発
光表示素子131、132、133によってカセットの
はみ出し状態がオペレータに直ちに知らされる。
【0088】そして、マイクロコンピュータ130はゲ
ート回路129に蓄積された3つの検出データを同時に
読み出して、カセットはみ出し情報を読み取る。
【0089】そして、カセットはみ出しを検出した時に
は、マイクロコンピュータ130は搬送機16を緊急停
止させたり、安全な待避位置へ搬送機16を搬送して停
止させるような制御動作を行う。
【0090】従って、図30に示したカセットはみ出し
検出装置によれば、マイクロコンピュータ130は3つ
の発光素子110、111、112を順番に点灯−消灯
したり、3つの受光素子113、114、115を順番
に選択するような制御動作を一切行う必要がなく、マイ
クロコンピュータ130の負担を大巾に減らすことがで
きる。
【0091】そして、3つの発光素子110、111、
112を順番に点灯−消灯させると共に、3つの受光素
子113、114、115を順番に選択する制御動作を
カウンタ123の「00」「01」「10」の3種類の
信号によって自動的に行えるので、カセットはみ出し検
出を素早く行える。
【0092】そして、3つの受光素子113、114、
115によってカセットはみ出し検出を順番に行うと同
時に、そのカセットはみ出し状態を3つの発光表示素子
131、132、133によって、マイクロコンピュー
タ130がカセットはみ出し情報を読み出す前にオペレ
ータに直ちに知らせることができるので、マイクロコン
ピュータ130は、特に、カセットはみ出し表示を行う
必要がない。
【0093】[収納棚ユニット4内での3種類のカセッ
トの大きさ及び収納位置を検出する光センサーの説明]
【0094】次に、図33〜図35によって、収納棚ユ
ニット4内に収納される3種類の大、中、小カセット1
0L、10M、10Sの大きさ及び収納位置を検出する
光センサーを説明する。
【0095】まず、収納棚ユニット4のユニットフレー
ム42の左右両側面に左右一対のセンサー基板136、
137が複数のスペーサ138及び複数の止ネジ139
によって取り付けられている。そして、これら両センサ
ー基板136、137はユニットフレーム42のほぼ全
高に亘って配置されていて、これら両センサー基板13
6、137に、収納棚3の1つについてそれぞれ3組の
光センサー140、141、142が上下4段の収納棚
3の高さに合せて上下4段、合計12組取り付けられて
いる。そして、各光センサー140、141、142は
両センサー基板136、137の内側対向面に左右方向
から相対向するように水平に実装された3つの発光ダイ
オード等の発光素子143、144、145とフォトト
ランジスタ等の受光素子146、147、148とによ
って構成されている。そして、ユニットフレーム42に
はこれらの発光素子143、144、145及び受光素
子146、147、148にそれぞれ対向された複数の
光透過穴149が形成されている。
【0096】そして、図33に示すように、収納棚3上
に大カセット10Lが正しく収納された時には、3つの
発光素子143、144、145から発光された4つの
光F4 、F5 、F6 、F7 の全部が大カセット10Lに
よって遮断されて、3つの受光素子146、147、1
48の全てがOFFとなる。そして、この時には、収納
棚3上に収納されたカセットが大カセット10Lである
こと、その大カセット10Lの収納位置が正しいことが
検出される。なお、θ1 及びθ2 は発光素子143、1
44、145及び受光素子146、147、148の視
界角を示している。
【0097】次に、図34に示すように、収納棚3上に
中カセット10Mが正しく収納された時には、1つの発
光素子143から発光された1つの光F4 だけが受光素
子146で受光されて、この受光素子146がONとな
る。しかし、3つの発光素子143、144、145か
ら発光された他の3つの光F5 、F6 、F7 の全部が中
カセット10Mによって遮断されて、2つの受光素子1
47、148がOFFとなる。そして、この時には、収
納棚3上に収納されたカセットが中カセット10Mであ
ることと、その中カセット10Mの収納位置が正しいこ
とが検出される。
【0098】次に、図35に示すように、収納棚3上に
左右一対の小カセット10Sが正しく収納された時に
は、2つの発光素子143、144から発光された2つ
の光F4 、F5 が2つの受光素子146、147で受光
されて、これらの受光素子146、147がONとな
る。しかし、2つの発光素子143、145から斜めに
発光された2つの光F5 、F7 は左右一対の小カセット
10Sによって遮光されて、1つの受光素子148だけ
がOFFとなる。そして、この時には、収納棚3上に収
納されたカセットが左右一対の小カセット10Sである
ことと、これら両小カセット10Sの収納位置が正しい
ことが検出される。
【0099】[収納棚ユニット6内での2種類のカセッ
トの大きさ及び収納位置を検出する光センサーの説明]
【0100】次に、図36及び図37によって、収納棚
ユニット6内に収納される2種類の大、小カセット11
L、11Sの大きさ及び収納位置を検出する光センサー
を説明する。
【0101】まず、収納棚ユニット6のユニットフレー
ム87の左右両側面に左右一対のセンサー基板151、
152が複数のスペーサ153及び複数の止ネジ154
によって取り付けられている。そして、これら両センサ
ー基板151、152はユニットフレーム87のほぼ全
高に亘って配置されていて、これら両センサー基板15
1、152に、収納棚5の1つについてそれぞれ2組の
光センサー155、156が上下5段の収納棚5の高さ
に合せて上下5段、合計10組取り付けられている。そ
して、各光センサー151、152は両センサー基板1
51、152の内側対向面に左右方向から相対向するよ
うに水平に実装された2つの発光ダイオード等の発光素
子157、158とフォトトランジスタ等の受光素子1
59、160とによって構成されている。そして、ユニ
ットフレーム87にはこれらの発光素子157、158
及び受光素子159、160にそれぞれ対向された複数
の光透過穴161が形成されている。
【0102】そして、図37に示すように、収納棚5上
に大カセット11Lが正しく収納された時には、2つの
発光素子157、158から発光された3つの光F8
9、F10の全部が大カセット11Lによって遮断され
て、2つの受光素子159、160がOFFとなる。そ
して、この時には、収納棚5上に収納されたカセットが
大カセット11Lであること、その大カセット11Lの
収納位置が正しいことが検出される。なお、θ1 及びθ
2 は発光素子157、158及び受光素子159、16
0の視界角を示している。
【0103】次に、図37に示すように、収納棚5上に
左右一対の小カセット11Sが正しく収納された時に
は、1つの発光素子157から発光された1つの光F8
が1つの受光素子159で受光されて、この受光素子1
59がONとなる。しかし、2つの発光素子157、1
58から斜めに発光された2つの光F9 、F10、は左右
一対の小カセット11Sによって遮光されて、1つの受
光素子160がOFFとなる。そして、この時には、収
納棚5上に収納されたカセットが左右一対の小カセット
11Sであることと、これら両小カセット11Sの収納
位置が正しいことが検出される。
【0104】[2種類のカセットの大きさ及び収納位置
の検出装置の説明]次に、図38及び図39によって、
収納棚5内に収納される2種類の大、小カセット11
L、11Sの大きさ及び収納位置の検出装置を説明す
る。
【0105】まず、図39の(A)に示す1個の小カセ
ット11Sの大きさ及び左側の収納位置、図39の
(B)に示す小カセット11Sの大きさ及び右側の収納
位置、図39の(C)に示す左右一対の小カセット11
Sの大きさ及び収納位置、図39の(D)に示す大カセ
ット11Lの大きさ及び収納位置を光センサーによって
検出する場合、図36及び図37で説明したように、2
組の光センサー155、156の2つの発光素子15
7、158と受光素子159、160を左右から水平に
対向させて配置する。そして、1つの発光素子157か
ら真正面及び斜めに発光される2つの光F8 とF9 を2
つの受光素子159と160とによって受光するように
し、他の発光素子158から斜めに発光される光F10
1つの受光素子159で受光するように組み合せれば、
図39の(A)(B)(C)(D)の4通りのカセット
の大きさ及び収納位置をたった2組の光センサー155
と156とによって検出することができる。従って、光
センサーの数を減らすことができる。
【0106】しかし、図39の検出方式では、2つの発
光素子157、158を同時に点灯させると共に、2つ
の受光素子159、160を同時に受光可能状態に切り
換えたのでは、前記4通りの検出を行うことが全くでき
ない。そこで、3つの光F8、F9 、F10を1つづつ受
光素子159、160で受光できるように、発光素子1
57、158を順番に点灯−消灯させると共に、2つの
受光素子159、160を順番に選択(受光可能状態に
切り換えること)するように制御する必要がある。
【0107】次に、図38に示すカセットの大きさ及び
収納位置検出装置は、マイクロコンピュータを使用しな
いで、2つの発光素子157、158を順番に点灯−消
灯すると共に、2つの発光素子157、158からの光
8 、F9 、F10を2つの受光素子159、160で独
立に検出できるようにしたものである。
【0108】この図38に示すカセットの大きさ及び収
納位置検出装置は、第1の制御手段であるカウンタ16
3を1本の出力線C8 によって発光側デコーダ164に
接続し、このデコーダ164を2本の出力線C9 によっ
て2つの光センサー155、156の2つの発光素子1
57、158に接続している。
【0109】そして、2つの光センサー155、156
の2つの受光素子159、160の2本の出力線C10
記憶手段であるフリップフロップ等の3つの記憶回路1
66、167、168に接続している。即ち、1つの受
光素子159の1本の出力線C10に2つの記憶回路16
6と167を接続し、残りの1つの受光素子160の1
本の出力線C10に残りの1つの記憶回路168を接続し
ている。
【0110】そして、カウンター163の出力線C8
接続された受光側デコーダ165の2本の出力線C11
3つの記憶回路166、167、168に接続してい
る。即ち、デコーダ165の1本の出力線C11を1つの
記憶回路166に接続し、残りの1本の出力線C11を残
りの2つの記憶回路167、168に接続している。
【0111】そして、3つの記憶回路166、167、
168の3本のデータ出力線C12をゲート回路(又はバ
ッファ回路)169に接続し、ゲート回路169の3本
のデータ出力線C13を第2の制御手段であるマイクロコ
ンピュータ170に接続している。そして、マイクロコ
ンピュータ170の制御信号線C14をゲート回路169
に接続している。
【0112】[カセットの大きさ及び収納位置検出装置
の動作説明]次に、図38によって、2種類の大、小カ
セット11L、11Sの大きさ及び収納位置の検出動作
を説明する。
【0113】まず、カウンタ163は2進カウンタであ
り、「0」「1」の2種類の信号を発光側デコーダ16
4と受光側デコーダ165の両方に順番に出力し、発光
側デコーダ164は「0」「1」の2種類の信号に応じ
て2つの発光素子157、158を順番に点灯させる。
これと同時に、受光側デコーダ165は「0」「1」の
2種類の信号に応じて3つの記憶回路166、167、
168を組み合せ順に選択する。
【0114】即ち、カウンタ163が例えば信号「0」
を出力した時には、発光側デコーダ164が1つの受光
素子158を発光させると同時に、受光側デコーダ16
5が1つの記憶回路166を選択し、1つの受光素子1
59が1つの光F10のみを受光する。そして、その受光
素子159による検出データを記憶回路166に記憶す
る。
【0115】次に、カウンタ163が信号「1」を出力
した時には、発光側デコーダ164が1つの発光素子1
57を発光させると同時に、受光側デコーダ165が2
つの記憶回路167、168を選択して、2つの受光素
子159、160が2つの光F8 、F9 を受光する。そ
して、その2つの受光素子159、160による2つの
検出データを2つの記憶回路167、168に記憶す
る。
【0116】以上のように、1つの受光素子159に2
つの記憶回路166、167を接続し、受光側デコーダ
165によって1つの記憶回路166と、2つの記憶回
路167、168を組み合せ順に選択するように構成す
ることによって、2つの発光素子157、158からの
3つの光F8 、F9 、F10を2つの受光素子159、1
60で独立に検出することができる。この際、光F8
9 、F10の軌道が3本あるにも拘らず、発光素子15
7、158及び受光素子159、160はそれぞれ2個
で済むので、光センサーの数を減らすことができる。
【0117】そして、3つの記憶回路166、167、
168に順番に記憶された3つの光F8 、F9 、F10
検出データはゲート回路169に順番に蓄積される。そ
して、マイクロコンピュータ170はゲート回路169
に蓄積された3つの検出デーを同時に読み出して、図3
9に示した大、小カセット11L、11Sの大きさ及び
収納位置の情報を読み取る。
【0118】なお、この際、発光素子及び受光素子をそ
れぞれ3つにし、記憶回路も4つにすれば、図33〜図
35に示した3種類の大、中、小カセット10L、10
M、10Sのカセットの大きさ及び収納位置を図38と
同様に検出できる。
【0119】そして、図38に示したカセットの大きさ
及び収納位置の検出装置によれば、マイクロコンピュー
タ170で2つの発光素子157、158を順番に点灯
−消灯したり、2つの受光素子159、160を順番に
選択するような制御動作を一切行う必要がなく、マイク
ロコンピュータ170の負担を大巾に減らすことができ
る。
【0120】そして、2つの発光素子157、158を
順番に点灯−消灯させると共に、2つの受光素子15
9、160を順番に選択する制御動作をカウンタ163
の「0」「1」の2つの信号によって自動的に行えるの
で、カセットの大きさ及び収納位置の検出動作を素早く
行える。
【0121】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。また本
発明は、ビデオカセットのオートチェンジャーに限定さ
れることなく、その他各種のテープ状記録媒体やディス
ク状記録媒体を収納した各種のカセット・オートチェン
ジャーに適用可能である。
【0122】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のカセッ
ト・オートチェンジャーは次のような効果を奏する。
【0123】請求項1は、収納棚上の左右方向のほぼ中
央部に中央隆起部を形成して、その中央隆起部の左右両
側部を左右一対の小カセット収納部に形成し、その中央
隆起部の上部に大カセット収納部を形成したので、収納
棚の上部に多数の挿入ガイドを取り付ける必要がなく、
構造が極めて簡単であり、部品点数及び組立工数を大巾
に削減できて、大巾なコストダウンを図ることができ
る。
【0124】請求項2は、下位収納棚の上記大カセット
収納部内に挿入される大カセットを案内する左右一対の
大カセット挿入ガイドを上位収納棚の下面に形成して、
これらの大カセット挿入ガイドで下位収納棚の上記小カ
セット収納部内に挿入される小カセットの押えガイドを
兼用させたので、大カセット及び小カセットをそれぞれ
正規の位置に正しく収納できる。
【0125】請求項3は、上記左右一対の大カセット挿
入ガイド兼用小カセット押えガイドを上記収納棚の補強
用リブで形成したので、収納棚の強度を十分に高めるこ
とができる。
【0126】請求項4は、上記収納棚を合成樹脂で成形
した棚板と、その棚板が上部に取り付けられた金属板で
構成したので、棚板を簡単に合成樹脂成形できる上に、
その棚板を金属板で簡単に補強できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるカセット・オートチェ
ンジャー全体の正面図である。
【図2】同上の一部切欠き概略側面図である。
【図3】同上の一部切欠き概略平面図である。
【図4】デジタルカセット等の3種類のカセットを示す
正面図である。
【図5】ベータカセット等の2種類のカセットを示す正
面図である。
【図6】3種類のカセットを収納する収納棚ユニットと
天板ユニットとの関係を示す斜視図である。
【図7】図6の正面図である。
【図8】3種類のカセットを収納する収納棚ユニットの
図9のA−A線での断面側面図である。
【図9】3種類のカセットを収納する収納棚ユニットの
収納棚の平面図である。
【図10】同上の収納棚に大カセット10Lを収納した
状態の平面図である。
【図11】同上の収納棚に中カセット10Mを収納した
状態の平面図である。
【図12】同上の収納棚に小カセット10Sを収納した
状態の平面図である。
【図13】図9のB−B矢視での断面側面図である。
【図14】図9のC−C矢視での断面側面図である。
【図15】図9のD−D矢視での断面側面図である。
【図16】図9のE−E矢視での断面側面図である。
【図17】 図9のF−F矢視での断面側面図で
ある。
【図18】同上の収納棚のセンターガイドを説明する分
解斜視図である。
【図19】2種類のカセットを収納する収納棚ユニット
と天板ユニットとの関係を示す斜視図である。
【図20】図19の正面図である。
【図21】2種類のカセットを収納する収納棚ユニット
の図22のL−L矢視での断面側面図である。
【図22】2種類のカセットを収納する収納棚ユニット
の収納棚の平面図である。
【図23】同上の収納棚に大カセット11Lを収納した
状態の平面図である。
【図24】同上の収納棚に小カセット11Sを収納した
状態の平面図である。
【図25】図22のG−G矢視での断面側面図である。
【図26】図22のH−H矢視での断面側面図である。
【図27】図22のI−I矢視での断面側面図である。
【図28】図22のJ−J矢視での断面側面図である。
【図29】図22のK−K矢視での断面側面図である。
【図30】収納棚からのカセットのはみ出し検出装置を
説明する回路ブロック図である。
【図31】収納棚からのカセットのはみ出し検出の誤検
出を説明する説明図である。
【図32】収納棚からのカセットのはみ出し検出装置の
従来例を説明する回路ブロック図である。
【図33】収納棚上での大カセット10Lの大きさ及び
収納位置の光検出を説明する平面図である。
【図34】収納棚上での中カセット10Mの大きさ及び
収納位置の光検出を説明する平面図である。
【図35】収納棚上での小カセット10Sの大きさ及び
収納位置の光検出を説明する平面図である。
【図36】収納棚上での大カセット11Lの大きさ及び
収納位置の光検出を説明する平面図である。
【図37】収納棚上での小カセット11Sの大きさ及び
収納位置の光検出を説明する平面図である。
【図38】収納棚上での2種類のカセットの大きさ及び
収納位置の検出装置を説明する回路ブロック図である。
【図39】収納棚上での2種類のカセットの大きさ及び
収納位置の光検出方式を説明する説明図である。
【符号の説明】
5 収納棚 11L 大カセット 11S 小カセット 13 VTR(記録再生装置) 16 搬送機 30 磁気テープ(記録媒体) 88 棚板 89 金属板 91 小カセット収納部 92 大カセット収納部 94 中央隆起部 96 補強用リブ 98 大カセット挿入ガイド兼用小カセット押えガイ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−241755(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/68

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体が収納された大きさが異なる複数
    のカセットと、これら複数のカセットが収納された複数
    の収納棚と、これら複数のカセットを選択的に記録及び
    /又は再生する記録再生装置と、上記複数の収納棚と上
    記記録再生装置との間で上記複数のカセットを選択的に
    搬送する搬送機とを備えたカセット・オートチェンジャ
    ーにおいて、 上記収納棚上の左右方向のほぼ中央部に中央隆起部を形
    成して、その中央隆起部の左右両側部を左右一対の小カ
    セット収納部に形成し、その中央隆起部の上部を大カセ
    ット収納部に形成したことを特徴とするカセット・オー
    トチェンジャー。
  2. 【請求項2】下位収納棚の上記大カセット収納部内に挿
    入される大カセットを案内する左右一対の大カセット挿
    入ガイドを上位収納棚の下面に形成して、これらの大カ
    セット挿入ガイドで下位収納棚の上記小カセット収納部
    内に挿入される小カセットの押えガイドを兼用させたこ
    とを特徴とする請求項1記載のカセット・オートチェン
    ジャー。
  3. 【請求項3】上記左右一対の大カセット挿入ガイド兼用
    小カセット押えガイドを上記収納棚の補強用リブで形成
    したことを特徴とする請求項2記載のカセット・オート
    チェンジャー。
  4. 【請求項4】上記収納棚を合成樹脂で成形した棚板と、
    その棚板が上部に取り付けられた金属板で構成したこと
    を特徴とする請求項1又は2又は3記載のカセット・オ
    ートチェンジャー。
JP32224392A 1992-11-09 1992-11-09 カセット・オートチェンジャー Expired - Fee Related JP3371451B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32224392A JP3371451B2 (ja) 1992-11-09 1992-11-09 カセット・オートチェンジャー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32224392A JP3371451B2 (ja) 1992-11-09 1992-11-09 カセット・オートチェンジャー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06150493A JPH06150493A (ja) 1994-05-31
JP3371451B2 true JP3371451B2 (ja) 2003-01-27

Family

ID=18141510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32224392A Expired - Fee Related JP3371451B2 (ja) 1992-11-09 1992-11-09 カセット・オートチェンジャー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3371451B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017103285A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 シンフォニアテクノロジー株式会社 ロードポートに設けられた載置台の上に載置されるアダプタ、およびロードポート

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06150493A (ja) 1994-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0358780B1 (en) Disk magazine and disk loading device
JP2960295B2 (ja) カートリッジ交換機構
JPH08138355A (ja) オートチェンジャー
US6693759B2 (en) Compact form factor for an automated tape cartridge autoloader/library system
US4514775A (en) Streaming cassette tape transport
JP3374422B2 (ja) カセット・オートチェンジャー
JP3371451B2 (ja) カセット・オートチェンジャー
JP3371450B2 (ja) カセット・オートチェンジャー
JP3374421B2 (ja) カセット・オートチェンジャー
JP3503144B2 (ja) カセット・オートチェンジャー
EP0566351B1 (en) Automatic cassette changer
US6570841B1 (en) Disk cartridge and disk player
JPH06150488A (ja) カセット・オートチェンジャー
JP3719397B2 (ja) 記録媒体交換式記録再生装置
JP2956511B2 (ja) 媒体自動交換装置とそのマガジン
EP0767460B1 (en) Device for reproducing data stored in recording medium
US7012779B2 (en) Recording and reproducing device
JP3536721B2 (ja) カートリッジ移送装置
JPH11134752A (ja) カセット・オートチェンジャー
JP3371452B2 (ja) カセット・オートチェンジャー
JP3373030B2 (ja) ディスクカートリッジとディスクドライブ装置
JPH0416273Y2 (ja)
JPH11176050A (ja) 対象物の収納装置及びそれを備えた交換装置
JPH0676453A (ja) オートチェンジ機能を有する記録媒体の再生装置
JPH05334788A (ja) デイスクチエンジヤ付きデイスクプレイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees