JP4010226B2 - ディスクカートリッジプレーヤ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は光ディスクや光磁気ディスク等のディスクをカートリッジに収納してなるディスクカートリッジを用いて情報信号の記録及び/又は再生を行うようにしたディスクカートリッジプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に光ディスクや光磁気ディスク等のディスクをカートリッジに収納してなるディスクカートリッジを用いて、情報信号の記録及び/又は再生を行うようにしたディスクカートリッジプレーヤが提案されている。
【0003】
斯るディスクカートリッジプレーヤにおいてはディスクカートリッジを保持すると共にこのディスクカートリッジの挿入又は排出位置、記録又は再生位置に移動する如く成されたカートリッジホルダを含むメカデッキと、このディスクカートリッジの記録又は再生位置において、このディスクカートリッジのディスクを保持すると共に回転制御する回転駆動機構と、この回転駆動機構に保持されたディスクに対し、情報信号の記録(書込み)及び/又は再生(読出し)を行うピックアップ装置等がシャーシ上に設けられ構成されている。
【0004】
またこのシャーシ上の所定位置にこのディスクカートリッジのディスクの記録又は再生時にこのディスクカートリッジに設けられた位置決め用穴を挿入する位置決めピンが設けられていた(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−22851号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このディスクカートリッジの位置決めピンがカートリッジホルダを含むメカデッキ等と同じシャーシに設けられていた場合、この位置決めピンが設けられるスペースまで、このシャーシを広げる必要があり且つこの位置決めピンの設けられているシャーシの部分の厚さ(板厚、肉厚)も、このメカデッキ等を設ける部分と同じ厚さとなっていた。
【0007】
従って、同じメカデッキ等を用いるディスクカートリッジプレーヤでは、位置決めピンの下側のスペースとしてこのシャーシの厚さや形状の分だけ必要であった。
【0008】
然し、スペースに余裕のあるディスクカートリッジプレーヤでは問題はないが、小型化を図っているスペースに余裕のないカートリッジプレーヤ等では、このスペースをできるだけ有効に使用する必要がある。
【0009】
本発明は斯る点に鑑み、この位置決めピンの下側のスペースを有効に使用することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明ディスクカートリッジプレーヤは、ディスクカートリッジを保持すると共にこのディスクカートリッジの挿入又は排出位置、記録又は再生位置に移動する如くなされたカートリッジホルダが設けられたシャーシを有し、このシャーシの所定位置にこのシャーシとは別部品の電池ケース部品をこのシャーシの上面とこの電池ケース部品の上面とが面一と成るように取り付けると共にこの電池ケース部品にこのディスクカートリッジの記録又は再生時の位置を決定する位置決めピンを設けたものである。
【0011】
斯る本発明によれば位置決めピンのベースをシャーシとは別部品としたので、このベースを薄くすることができ、この位置決めピンの下側のスペースを例えば電池ケースとして使用でき有効に使用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明ディスクカートリッジプレーヤの実施の形態の例に付き説明する。
【0013】
本例によるディスクカートリッジプレーヤは図2、図4に示す如く、光ディスクや光磁気ディスク等のディスクをカートリッジに収納したディスクカートリッジ1を保持すると共にこのディスクカートリッジ1の挿入又は排出位置、記録又は再生位置に移動する如くなされたカートリッジホルダ2を含むメカデッキと、このディスクカートリッジ1の記録又は再生位置において、このディスクカートリッジ1のディスクを保持すると共に回転制御する回転駆動機構3と、この回転駆動機構3に保持されたディスクに対し、情報信号の記録(書込み)及び/又は再生(読出し)を行うピックアップ装置4等がシャーシ5上に設けられ構成される。このシャーシ5の材料として例えばポリフェニレンエーテル(PPE)を使用する。
【0014】
このディスクカートリッジ1のカートリッジホルダ2はヒンジ部を支点としてホップアップ式(はね上げ式)に矢印a方向に回動し、このカートリッジホルダ2にディスクカートリッジ1を矢印b方向に挿入、排出する如くなしたものである。このカートリッジホルダ2は図2の位置状態でディスクカートリッジ1を挿入又は排出し、このカートリッジホルダ2をシャーシ5側に回動した位置でディスクカートリッジ1に収納されたディスクに記録(書込み)又は再生(読出し)する如くする。図2において、6は記録(書込み)時に使用される磁気ヘッドである。
【0015】
本例においては、図2、図4に示す如く、このシャーシ5の大きさ及び形状は、カートリッジホルダ2を含むメカデッキ、ディスクカートリッジ1のディスクを保持すると共に回転制御する回転駆動機構3、このディスクに対し、情報信号を記録(書込み)及び/又は再生(読出し)を行うピックアップ装置4等を設けるのに必要最小限のものとし、このシャーシ5上にはディスクカートリッジ1のディスクに対し、情報信号を記録(書込み)又は再生(読出し)するときにこのディスクカートリッジ1に設けられた位置決め用穴1aに係合する位置決めピンを設けない如くする。
【0016】
このディスクカートリッジプレーヤにおいて、従来2次電池が挿入されていた部分が、このディスクカートリッジプレーヤの厚さへの影響が大きいので、その部分をできるだけ薄くしなければならない。しかしこのディスクカートリッジプレーヤの厚さに関しては外装(筺体)、ディスクカートリッジ1、基板(シャーシ)5等は省くことがはできない。
【0017】
そこで本例においては、この2次電池10の挿入部分をシャーシ5とは別部品、本例においては図3に示す如き長方形の電池ケース部品11とする。この電池ケース部品11は例えばPPEで形成し、厚さを例えば0.1〜0.2mmとする。
【0018】
またこの電池ケース部品11の長辺の一側に段部12を形成し、この段部12にシャーシ5に形成した取付け孔5a及び5bに係合する取付け用ボス12a及び12bを形成し、この取付け用ボス12a及び12bを図1に示す如くこのシャーシ5の取付け孔5a及び5bに係合し、この電池ケース部品11をシャーシ5の所定位置例えば2次電池の挿入部に精度良く取付ける如くする。
【0019】
このシャーシ5に電池ケース部品11を取付けたときは、図1、図4に示す如くこのシャーシ5の上面と電池ケース部品11の上面とは面一となる如くする。
【0020】
本例においては、この電池ケース部品11の上面の所定位置にこの電池ケース部品11をベースとして、ディスクカートリッジ1のディスクに記録(書込み)又は再生(読出し)するときに、このディスクカートリッジ1の位置決め用穴1aを係合する位置決めピン13を設ける。また図4において、13aはディスクカートリッジ1の第2の位置決めピンである。本例はその他は従来同様に構成する。
【0021】
本例において、ディスクカートリッジ1のディスクに対し、情報信号を記録(書込み)又は再生(読出し)するときには、図1に示す如くディスクカートリッジ1の位置決め用穴1aに位置決めピン13を係合して位置決めする如くし、良好にこのディスクカートリッジ1のディスクに対し記録(書込み)又は再生(読出し)できる如くする。
【0022】
本例によれば、位置決めピン13のベースをシャーシ5とは別部品11としたので、このベースを薄くすることができ、この位置決めピンの下側のスペースを有効に使用することができると共にシャーシ5と別部品11とを別々の材料で形成することができる。特に本例の如くこの別部品11をディスクカートリッジプレーヤの厚さへの影響の大きい2次電池10の挿入部の電池ケース部品としたときには、図1に示す如く、この位置決めピン13の下側の電池ケース部品11に2次電池10を収納でき、このシャーシ5の厚さ分だけ、このディスクカートリッジプレーヤを小型化(厚さを薄く)することができる。
【0023】
また本例によればシャーシ5とは別部品11にディスクカートリッジ1の位置決めピン13を設けるようにしたので、この別部品11をディスクカートリッジプレーヤの仕様(大きさ等)に合わせて形状を変更するようにすれば種々の仕様のディスクカートリッジプレーヤに対し、メカデッキを共通に使用するようにでき、メカデッキの汎用性を従来より広げることができる。
【0024】
尚上述例では別部品11を電池ケース部品に適用した例につき述べたが、この別部品をその他の部品に適用できることは容易に理解できよう。
【0025】
また、本発明は上述例に限ることなく、本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り得ることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば位置決めピンのベースをシャーシとは別部品としたので、このベースを薄くすることができ、この位置決めピンの下側のスペースを有効に使用することができると共にこのシャーシと別部品とを別々の材料で形成することができる。特にこの別部品をディスクカートリッジプレーヤの厚さへの影響の大きい2次電池の挿入部の電池ケース部品としたときには、この位置決めピンの下側の電池ケース部品に2次電池を収納でき、このシャーシの厚さ分だけ、このディスクカートリッジプレーヤを小型化(厚さを薄く)することができる。
【0027】
また本発明によればシャーシとは別部品にディスクカートリッジの位置決めピンを設けるようにしたので、この別部品をディスクカートリッジプレーヤの仕様(大きさ等)に合わせて形状を変更するようにすれば種々の仕様のディスクカートリッジプレーヤに対し、メカデッキを共通に使用するようにでき、メカデッキの汎用性を従来より広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ディスクカートリッジプレーヤの実施の形態の例の要部を示す一部切欠断面図である。
【図2】本発明ディスクカートリッジプレーヤの実施の形態の例を示す斜視図である。
【図3】図2の要部の例を示す斜視図である。
【図4】図2のシャーシの例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1‥‥ディスクカートリッジ、1a‥‥位置決め用穴、2‥‥カートリッジホルダ、3‥‥回転駆動機構、4‥‥ピックアップ装置、5‥‥シャーシ、5a,5b‥‥取付け孔、10‥‥2次電池、11‥‥電池ケース部品(別部品)、12‥‥段部、12a,12b‥‥取付け用ボス、13‥‥位置決めピン
Claims (1)
- ディスクカートリッジを保持すると共に前記ディスクカートリッジの挿入又は排出位置、記録又は再生位置に移動する如くなされたカートリッジホルダが設けられたシャーシを有し、
該シャーシの所定位置に前記シャーシとは別部品の電池ケース部品を前記シャーシの上面と前記電池ケース部品の上面とが面一と成るように取り付けると共に前記電池ケース部品に前記ディスクカートリッジの記録又は再生時の位置を決定する位置決めピンを設けたことを特徴とするディスクカートリッジプレーヤ。
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JP2002326150A JP4010226B2 (ja) | 2002-11-08 | 2002-11-08 | ディスクカートリッジプレーヤ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004164698A JP2004164698A (ja) | 2004-06-10 |
JP4010226B2 true JP4010226B2 (ja) | 2007-11-21 |
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2002
- 2002-11-08 JP JP2002326150A patent/JP4010226B2/ja not_active Expired - Fee Related
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