JP2003115158A - 記録媒体駆動装置 - Google Patents

記録媒体駆動装置

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JP2003115158A
JP2003115158A JP2001306502A JP2001306502A JP2003115158A JP 2003115158 A JP2003115158 A JP 2003115158A JP 2001306502 A JP2001306502 A JP 2001306502A JP 2001306502 A JP2001306502 A JP 2001306502A JP 2003115158 A JP2003115158 A JP 2003115158A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マガジンの振動を板ばねによって確実に抑制
できると共に、この板ばねの破損を防止することができ
る記録媒体駆動装置を提供すること。 【解決手段】 筐体1の天板1cに開放時のドア部材3
を収納する切欠き1aを形成すると共に、この切欠き1
a内にマガジン4の天面と弾接可能な押圧部9aを有す
る板ばね9を突出させ、この板ばね9の自由端に形成し
た延出部9bを開放時のドア部材3の背面と平面的にオ
ーバーラップさせるようにした。このように構成する
と、開放状態のドア部材3の背面に板ばね9の延出部9
bが覆い被さるような位置関係になるため、マガジン4
が傾斜姿勢で挿入されても板ばね9の破損を防止できる
と共に、板ばね9の押圧部9aでマガジン4の中心(重
心)近傍を押圧付勢できるため、音飛びやラットルノイ
ズの原因となるピッチングモーメントの発生を抑制でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDやDVD等の
複数枚のディスク(記録媒体)を収納したマガジン、あ
るいはハードディスク(記録媒体)とその駆動装置を収
納したマガジンを挿入口から筐体内に挿入し、この状態
で記録媒体に対して情報の再生および/または記録を行
う記録媒体駆動装置に係り、特に、車載用として好適な
記録媒体駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の記録媒体駆動装置の一例とし
て、マガジンに収納された複数枚のディスクを選択的に
引き出して情報の再生および/または記録を行うディス
クチェンジャが知られており、図5および図6はこのよ
うな車載用ディスクチェンジャの従来例を示す要部断面
図である。
【0003】図5に示す従来のディスクチェンジャは、
金属板からなる箱形形状の筐体1と、この筐体1の前面
に配設されたノーズ部材2と、このノーズ部材2に開設
された挿入口2aを開閉するドア部材3とを備えてお
り、マガジン4が挿入口2aに対して挿入/排出される
ように構成されている。図示省略されているが、マガジ
ン4内には複数のトレイが引き出し自在に設けられてお
り、個々のトレイ上にディスクが載置されるようになっ
ている。筐体1の内部には図示せぬ駆動ユニットが収容
されており、この筐体1の天板1c前方に切欠き1aが
形成されている。また、筐体1の天板1cに板ばね5が
かしめピン6等によって固定されており、この板ばね5
の自由端側に形成された押圧部5aは切欠き1a内に延
出している。この押圧部5aは下方に向けて凸状に湾曲
しており、押圧部5aの下端は筐体1の天板1cより下
方へ突出している。ドア部材3の上端はノーズ部材2の
背面に回動可能に支承されており、このドア部材3は図
示せぬトーションバネによって挿入口2aを閉塞する方
向へ弾性付勢されている。
【0004】このように概略構成されたディスクチェン
ジャでは、図5に示すマガジン4の未装填状態におい
て、挿入口2aはドア部材3によって閉塞されている。
この状態でマガジン4を挿入口2aの内部に挿入する
と、マガジン4がドア部材3を押圧することにより、ド
ア部材3は約90度回転して筐体1の切欠き1a内に収
納される。そして、マガジン4を筐体1内の所定位置ま
で挿入すると、図示せぬ駆動ユニットが上下方向へ移動
してマガジン4内のいずれかのトレイを引き出し、この
トレイ上に載置されたディスクに対して光ピックアップ
により情報の再生および/または記録が行われる。ま
た、かかるマガジン4の装填状態において、マガジン4
の天板は板ばね5の押圧部5aからの弾発力を受けて下
方へ押圧付勢されており、これによって音飛びやラット
ルノイズの原因となるマガジン4の振動が抑制されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のディス
クチェンジャにおいては、板ばね5の自由端側に形成し
た押圧部5aがマガジン4の挿入方向に対峙しているた
め、図6に示すように、挿入口2aに対してマガジン4
が斜め下方から挿入された場合、マガジン4の天板が板
ばね5の自由端部に引掛かり、さらにマガジン4が押し
込まれると板ばね5を破損させる恐れがある。特に、装
置全体の小型化に伴いノーズ部材2を薄型化すると、挿
入口2aの奥行寸法(マガジン4の挿入をガイドする面
の寸法)が小さくなり、マガジン4を傾斜した姿勢で容
易に挿入することができるため、板ばね5の破損という
問題は顕著なものとなる。
【0006】図7はこのような問題を解消するために提
案されたディスクチェンジャの要部断面図であり、この
ディスクチェンジャが図5,図6のものと相違する点
は、板ばね5の押圧部5aが固定端を中心として180
度反転したレイアウトになっていることにあり、それ以
外の構成は基本的に同じである。すなわち、この従来提
案に係るディスクチェンジャでは、板ばね5の自由端側
をマガジン4の挿入方向に向けて延出させ、その押圧部
5aを筐体1の天面1cに形成した透孔1bから下方へ
突出させているため、マガジン4の挿入方向先端部が板
ばね5の自由端部に引掛かることがなく、板ばね5がマ
ガジン4の挿入によって破損することを防止できる。し
かしながら、マガジン4に収納されるディスクの枚数は
近年増加する傾向にあり、それに伴ってマガジン4の厚
み寸法が大きくなるのと同時に、挿入口2aを開閉する
ドア部材3も大型化してきているため、このように大型
化されたドア部材3を収納する切欠き1aの後方位置に
板ばね5が配設されていると、マガジン4の中心(重
心)付近に対して板ばね5の押圧部5aが奥側にオフセ
ットした状態となる。その結果、マガジン4の中心(重
心)を押圧付勢することができず、外部から上下方向の
加速度が作用した時に、マガジン4にピッチングと称せ
られる横軸周りの揺動運動が発生し、音飛びやラットル
ノイズの抑制作用が著しく低下するという新たな問題を
招来することになる。
【0007】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、マガジンの振動を板
ばねによって確実に抑制できると共に、この板ばねの破
損を防止することができる記録媒体駆動装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、筐体に開放時
のドア部材を収納する切欠きを形成すると共に、この切
欠き内にマガジンの外面と弾接可能な押圧部を有する板
ばねを露出させ、この板ばねの自由端に形成した延出部
を開放時のドア部材の背面と平面的にオーバーラップさ
せることとする。このように構成すると、マガジンの挿
入に伴ってドア部材が開放された際に、筐体の切欠き内
でドア部材の背面に板ばねの延出部が覆い被さるような
位置関係となるため、マガジンが斜め下方から筐体内に
挿入されたとしても、マガジンは板ばねの延出部に当接
することなく所定位置まで挿入され、所定位置で板ばね
の押圧部からの弾発力を受けて振動が抑制される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、筐体と、この筐体の前
面に配設されたノーズ部材と、このノーズ部材に開設さ
れた挿入口を開閉する回動可能なドア部材と、このドア
部材を閉塞する方向へ付勢する弾性部材とを備え、記録
媒体を収納したマガジンを前記挿入口から前記筐体内に
挿入することにより、前記記録媒体に対して情報の再生
および/または記録が行われる記録媒体駆動装置におい
て、前記筐体に前記ドア部材との当接を回避する切欠き
を形成すると共に、前記筐体に片持ち梁状に固定した板
ばねの自由端側を前記切欠き内に露出させ、この板ばね
に押圧部と該押圧部から自由端に向かって延びる延出部
とを形成し、前記押圧部を前記切欠き内に露出する前記
マガジンの外面に弾接させると共に、前記延出部を開放
状態にある前記ドア部材の背面に平面的にオーバーラッ
プさせるように構成した。
【0010】このように構成された記録媒体駆動装置に
おいては、マガジンを挿入口から筐体内に挿入する過程
で、マガジンが閉塞状態にあるドア部材を弾性部材の付
勢力に抗して押圧すると、ドア部材が回動しながら筐体
の切欠き内に収納されて開放状態となる。そして、この
切欠き内でドア部材の背面に板ばねの延出部が覆い被さ
るような位置関係となり、筐体内の所定位置まで挿入さ
れたマガジンの天面に板ばねの押圧部が弾接する。した
がって、マガジンを中心近傍で押圧付勢して音飛びやラ
ットルノイズの原因となるピッチングモーメントの発生
を抑制できると共に、マガジンが斜め下方から筐体内に
挿入されたとしても、板ばねがマガジンによって破損さ
れることを確実に防止することができる。
【0011】上記の構成において、板ばねの延出部とド
ア部材の背面とのオーバーラップは非接触でもよいが、
板ばねの延出部をドア部材の背面に弾接状態でオーバー
ラップさせることが好ましく、このようにするとドア部
材のラットルノイズも確実に抑制することができる。す
なわち、ドア部材はマガジンの挿入によって開放される
もので、ドア部材を閉塞方向へ付勢する弾性力を大きく
した場合にドア部材を開放させるための負荷が大きくな
ることから、前記弾性力をあまり大きくできないという
設計上の制約があるが、上記のように板ばねの延出部を
ドア部材の背面に弾接させると、開放時のドア部材を自
身の弾性力と板ばねの延出部とによってマガジンの外面
に押圧付勢することができる。したがって、外部から作
用する上下方向の加速度によってドア部材が振動するこ
とを防止でき、特にドア部材が大型化された場合に懸念
されるラットルノイズを確実に抑制することができる。
【0012】また、上記の構成において、板ばねの延出
部にドア部材の背面に弾接する押圧凸部を形成し、この
押圧凸部の突出量を押圧部の突出量よりも小さく設定す
ることが好ましく、このようにするとマガジンとドア部
材の両方の振動を効果的に抑制することができる。
【0013】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は本発明の第1実施例に係るディスクチェンジャの
斜視図、図2は該ディスクチェンジャの要部断面図であ
り、図2(A)はマガジンの未装填状態を示し、図2
(B)はマガジンの装填状態を示している。
【0014】本実施例に係るディスクチェンジャは、金
属板からなる箱形形状の筐体1と、この筐体1の前面に
配設されたノーズ部材2と、このノーズ部材2に開設さ
れた挿入口2aを開閉するドア部材3とを備えており、
マガジン4が挿入口2aに対して挿入/排出されるよう
に構成されている。図示省略されているが、マガジン4
内には複数のトレイが引き出し自在に設けられており、
個々のトレイ上にはCDやDVD等の光記録方式または
光磁気記録方式のディスクが載置されるようになってい
る。
【0015】筐体1の内部にはマガジン4の装填位置に
対向する駆動ユニット7が収容されており、この駆動ユ
ニット7はターンテーブルや光ピックアップ(いずれも
図示省略)等を備えている。筐体1の外側面にはスライ
ド板8が配設されており、このスライド板8を図示せぬ
モータを駆動源として筐体1の水平方向へ往復移動する
ことにより、駆動ユニット7が筐体1の内部を上下方向
へ移動するようになっている。筐体1の天板1c前方に
は切欠き1aが形成されており、この切欠き1aは開放
時のドア部材3を収納できる大きさに開口されている。
また、筐体1の天板1cに一対の板ばね9がかしめピン
6等によって固定されており、これら板ばね9の固定端
は切欠き1aの後方に位置し、この固定端から板ばね9
の自由端側が切欠き1a内に突出している。板ばね9の
自由端側には下方に向けて凸状に湾曲する押圧部9aが
形成されており、この押圧部9aの先端にはノーズ部材
2の背面に向かって延びる延出部9bが形成されてい
る。
【0016】ドア部材3は挿入口2aを閉塞できる大き
さに形成されており、このドア部材3の上端はノーズ部
材2の背面に回動可能に軸支されている。ノーズ部材2
の背面とドア部材3にはトーションバネ10が掛合され
ており、ドア部材3はこのトーションバネ10の弾発力
によって挿入口2aを閉塞する方向へ弾性付勢されてい
る。
【0017】このように概略構成されたディスクチェン
ジャでは、図2(A)に示すマガジン4の未装填状態に
おいて、挿入口2aはドア部材3によって閉塞されてお
り、板ばね9の押圧部9aは筐体1の天板1cに形成さ
れた切欠き1a内に露出し、この切欠き1aから下方へ
突出すると共に、延出部9bは切欠き1a内にほぼ水平
な状態で突出している。
【0018】この状態でマガジン4を挿入口2aから筐
体1の内部に挿入すると、まず、マガジン4が閉塞状態
にあるドア部材3をトーションバネ10の弾性付勢力に
抗して押圧するため、ドア部材3はマガジン4の挿入に
伴って図2(A)の反時計回り方向へ回転する。そし
て、ドア部材3が約90度回転して筐体1の切欠き1a
内に収納されると、図2(B)に示すように、ドア部材
3の後端(図2(A)では下端)が板ばね9の延出部9
bの下方へもぐり込み、ドア部材3の背面と板ばね9の
延出部9bとが平面的にオーバーラップした状態とな
る。すなわち、筐体1の切欠き1a内でドア部材3の背
面に板ばね9の延出部9bが覆い被さるような位置関係
となり、板ばね9の自由端とマガジン4の挿入経路との
間にドア部材3が介在した状態になる。したがって、挿
入途中のマガジン4の先端側が板ばね9の延出部9bに
当接することはなく、前述した図6に示すように、マガ
ジン4が斜め下方から筐体1内に挿入されたとしても、
板ばね9の自由端である延出部9bがマガジン4によっ
て破損されることはない。一方、板ばね9の押圧部9a
は切欠き1aの下方へ突出してマガジンの天面(外面)
に弾接し、マガジン4を筐体1内の所定位置まで挿入し
た時点で、マガジンの中心(重心)近傍が押圧部9aに
よって下方へ弾性付勢される。
【0019】なお、マガジン4を筐体1内の所定位置ま
で挿入すると、駆動ユニット7が上下方向へ移動してマ
ガジン4内のいずれかのトレイを引き出し、このトレイ
上に載置されたディスクに対して情報の再生および/ま
たは記録が行われる。この場合、マガジン4内から選択
されたトレイが駆動ユニット7に向けて引き出される
と、引き出されたトレイ上のディスクがクランプ動作さ
れ、クランプ完了の直後に空のトレイがマガジン4内に
戻される。そして、クランプされたディスクをターンテ
ーブルで回転駆動すると共に、ディスクの半径方向へ光
ピックアップを移送することにより、ディスクに対する
情報の再生および/または記録が行われる。
【0020】上記した第1実施例に係るディスクチェン
ジャでは、マガジン4を挿入口2aから筐体1内に挿入
する過程で、マガジン4が閉塞状態にあるドア部材3を
トーションバネ10の弾性付勢力に抗して押圧すると、
ドア部材3が回動しながら筐体の切欠き1a内に収納さ
れて開放状態となる。そして、この切欠き1a内でドア
部材3の背面に板ばね9の延出部9bが覆い被さるよう
な位置関係になると共に、板ばね9の押圧部9aが筐体
1内に挿入されたマガジン4の天面に弾接するため、マ
ガジン4を中心近傍で押圧付勢して音飛びやラットルノ
イズの原因となるピッチングモーメントの発生を抑制で
きると共に、マガジン4が斜め下方から筐体1内に挿入
されたとしても、板ばね9がマガジン4によって破損さ
れることを確実に防止することができる。
【0021】図3は本発明の第2実施例に係るディスク
チェンジャの斜視図、図4は該ディスクチェンジャの要
部断面図であり、図1と図2に対応する部分には同一符
号を付してある。
【0022】本実施例が前述した第1実施例と相違する
点は、板ばね9の延出部9bに押圧凸部9cを形成し、
この押圧凸部9cを開放状態にあるドア部材3の背面に
弾接させたことにあり、それ以外の構成は基本的に同じ
である。この押圧凸部9cは延出部9bの下面から突出
しており、この押圧凸部9cの突出量は押圧部9aの突
出量に比べて充分に小さく設定されている。
【0023】このように構成されたディスクチェンジャ
においては、マガジン4を挿入口2aから筐体1内に挿
入する過程で、ドア部材3の背面に板ばね9の延出部9
bが覆い被さるような位置関係になると、板ばね9の押
圧凸部9cがドア部材3の背面に弾接するため、ドア部
材3がトーションバネ10の弾性復帰力と板ばね9の弾
性力の両方よってマガジン4の天面に押圧付勢される。
したがって、外部から上下方向の加速度が作用した時、
マガジン4のみならずドア部材3の振動も抑制すること
ができ、特にドア部材3が大型化された場合に懸念され
るラットルノイズを確実に抑制することができる。ま
た、押圧凸部9cがドア部材3の背面に弾接することに
よる押圧部9aの付勢力の低下が考えられるが、板ばね
9は押圧部9aを屈曲点としてほぼ「く」字形状に形成
されていることから、押圧部9aに加わる弾性付勢力は
かしめピン6からこの押圧部9aまでのスパンによって
決定され、延出部9bは押圧部9aを支点として撓むも
のであるため、押圧凸部9cがドア部材3の背面に弾接
した際の反力が押圧部9aの弾性付勢力を低減する方向
に働くことはほとんどなく、マガジン4の外面を充分な
付勢力で押圧することができる。
【0024】なお、上記各実施例では、本発明による記
録媒体駆動装置をディスクチェンジャに適用した場合に
ついて説明したが、マガジン(ケーシング)内にハード
ディスク(磁気ディスク)とその駆動装置を収納し、こ
のマガジンを筐体内に挿入してコネクタ接続することで
ハードディスクに情報を記録、またはハードディスクに
記録された情報を読み取る磁気記録媒体駆動装置にも適
用可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0026】筐体に開放時のドア部材を収納する切欠き
を形成すると共に、この切欠き内にマガジンの外面と弾
接可能な押圧部を有する板ばねを突出させ、この板ばね
の自由端に形成した延出部を開放時のドア部材の背面と
平面的にオーバーラップさせるように構成したので、マ
ガジンの挿入に伴ってドア部材が開放された際に、切欠
き内でドア部材の背面に板ばねの延出部が覆い被さるよ
うな位置関係となり、マガジンが斜め下方から筐体内に
挿入されたとしても、板ばねがマガジンによって破損さ
れることを確実に防止することができる。また、板ばね
の押圧部を筐体内の所定位置まで挿入されたマガジンの
中心(重心)近傍に配置でき、したがって、マガジンを
中心近傍で押圧付勢して音飛びやラットルノイズの原因
となるピッチングモーメントの発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るディスクチェンジャ
の斜視図である。
【図2】該ディスクチェンジャの要部断面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係るディスクチェンジャ
の斜視図である。
【図4】該ディスクチェンジャの要部断面図である。
【図5】従来例に係るディスクチェンジャの要部断面図
である。
【図6】該ディスクチェンジャの問題点を示す説明図で
ある。
【図7】従来提案に係るディスクチェンジャの要部断面
図である。
【符号の説明】
1 筐体 1a 切欠き 1c 天板 2 ノーズ部材 2a 挿入口 3 ドア部材 4 マガジン 7 駆動ユニット 9 板ばね 9a 押圧部 9b 延出部 9c 押圧凸部 10 トーションバネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、この筐体の前面に配設されたノ
    ーズ部材と、このノーズ部材に開設された挿入口を開閉
    する回動可能なドア部材と、このドア部材を閉塞する方
    向へ付勢する弾性部材とを備え、記録媒体を収納したマ
    ガジンを前記挿入口から前記筐体内に挿入することによ
    り、前記記録媒体に対して情報の再生および/または記
    録が行われる記録媒体駆動装置において、 前記筐体に前記ドア部材との当接を回避する切欠きを形
    成すると共に、前記筐体に片持ち梁状に固定した板ばね
    の自由端側を前記切欠き内に露出させ、この板ばねに押
    圧部と該押圧部から自由端に向かって延びる延出部とを
    形成し、前記押圧部を前記切欠き内に露出する前記マガ
    ジンの外面に弾接させると共に、前記延出部を開放状態
    にある前記ドア部材の背面に平面的にオーバーラップさ
    せるように構成したことを特徴とする記録媒体駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記板ばねの
    延出部が開放状態にある前記ドア部材の背面と弾接する
    ように構成したことを特徴とする記録媒体駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の記載において、前記板ばねの
    延出部に前記ドア部材の背面に弾接する押圧凸部を形成
    し、この押圧凸部の突出量を前記押圧部の突出量よりも
    小さく設定したことを特徴とする記録媒体駆動装置。
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