JP4348694B2 - 開閉蓋を備えた電子機器 - Google Patents
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Description
取り出し口は記録媒体に合わせた横長の矩形で、これを塞ぐ開閉蓋は、取り出し口の上辺又は下辺に沿った軸を中心に回動して開閉し、閉じ方向に付勢するねじりバネ等により記録媒体の挿入/排出時以外は、取り出し口の周囲枠等に当接してこの開口を蓋するように構成されている。
図1(A)に示すように、プレーヤの本体10は、蓋2を備えた取り出し口1を有しており、この取り出し口1からCD4を載置したトレイ3が排出される(図1(B)参照)。
開閉蓋の内側面には、カセットやトレイを当接させるための当接部が設けられており、一般的に当接部はリブ状に形成されている。
従来、排出速度が比較的低速であったので、衝撃音や摺動音は低周波数帯域に集中し、音圧も低いものであった。従って、聴感上気になるものではなかった。
また、ディスクを搭載する装置の車載対応や省スペース対応による機器の薄型化要求により、トレイもできる限り薄く形成する必要が生じてきた。
1) 開口部を有する筐体と、回動により前記開口部を開閉する開閉蓋と、記録媒体を載置可能とされ前記筐体に対して前記開口部を通じて挿入及び排出されるトレイと、を備え、前記トレイの排出の際に、前記開閉蓋が前記トレイの当接により回動して前記開口部を開口するよう構成された開閉蓋を備えた電子機器において、
前記開閉蓋は、前記開閉蓋の端部側に幅広リブ部を有して内側の面に立設する基部及び前記基部に連接し弾性を有して前記幅広リブ部より幅狭で前記内側の面に沿った方向に延在するアーチ部を含んで前記トレイの排出の際に前記トレイと前記アーチ部とが最初に当接するよう形成された当接部を有し、前記トレイは、前記排出の際の前記トレイと前記アーチ部との当接の後に、前記開閉蓋の前記当接部における前記幅広リブ部に対して摺動する前記排出方向に延在した摺動部を有することを特徴とする開閉蓋を備えた電子機器である。
前記開閉蓋は、前記開閉蓋の内側の面に立設する基部及び前記基部に連接し弾性を有して前記内側の面に沿った方向に延在するアーチ部を含んで前記ケースの排出の際に前記ケースと前記アーチ部とが最初に当接するよう形成された当接部を有し、前記当接部は、前記ケースの排出の際の前記ケースと前記アーチ部との当接の後に前記ケースが摺接する、前記開閉蓋の端部側に設けられた前記アーチ部より幅広の摺接部を有することを特徴とする開閉蓋を備えた電子機器である。
3) 前記基部が複数立設されると共に、前記アーチ部の両端側が前記基部と連接していることを特徴とする1)または2)に記載の開閉蓋を備えた電子機器である。
図1は、本発明の開閉蓋を備えた電子機器の実施例を説明する斜視図であり、
図2は、本発明の開閉蓋を備えた電子機器の実施例の動作を説明するための断面図であり、
図3は、開閉蓋を備えた電子機器の実施例における開閉蓋の一例を示す断面図であり、
図4は、開閉蓋を備えた電子機器の実施例における開閉蓋を説明する部分斜視図であり、
図5は、開閉蓋を備えた電子機器の実施例におけるトレイを説明する斜視図であり、
図6は、開閉蓋を備えた電子機器の実施例における開閉蓋の変形例を説明する断面図であり、
図7は、開閉蓋を備えた電子機器の実施例における開閉蓋の一例を説明する他の断面図である。
図1(A)は、本体10内部にディスク4を格納した格納状態を示し、図1(B)は、ディスク4を載置したトレイ3が、取り出し口1から排出された排出状態を示している。また、格納状態では、取り出し口1は開閉蓋2により塞がれている。
図2(a)が図1(A)のトレイ位置に相当し、図2(e)が図1(B)のトレイ位置に相当する。
格納状態において、取り出し口1は開閉蓋2で塞がれた状態にある。
また、開閉蓋2は図示しない付勢手段により時計方向に付勢され、本体側の当接部(図示せず)に当接して取り出し口1を塞いでいる。
ディスクの排出動作が開始すると、駆動手段5によりトレイ3は取り出し口1に向けて移動し、開閉蓋2の当接部2bに衝突する。図2(b)は、移動するトレイ3が開閉蓋2に衝突した瞬間を示している。
図3(A)は、開閉蓋2の断面図であり、図4(A)は開閉蓋2における当接部2bを設けた部分を蓋2の裏面側から見た斜視図である。
この形状を当図の矢印k方向に型開きする金型を用いた射出成形で形成するために、開閉蓋2の表面には開口部2cが形成される。
また、当接部2bの厚さt1と幅w1〔図4(A)参照〕は1mmであり、比較的薄肉に形成される。また、当接部2bの中央部は、開口部2cにより中抜き状態とされたアーチ部2b1となっている。
排出されるトレイ3は、この弾性を有する当接部2bのアーチ部2b1にがまず当接(衝突)するように構成されている。
従って、衝突音の音量が低減され、その高い周波数成分も減少するので、耳障りでない音色であって、音量の小さい衝撃音にすることができる。
この排出移動の際には、トレイ3の下側角部3bが開閉蓋2のアーチ部2b1の天面2b2上を摺動するが、アーチ部2b1は、上述したように弾性を有しているので、摺動音は音量が低減され、その高い周波数成分も減少するので、耳障りでない音色であって、音量の小さい摺動音になる。
さらに排出が進むと、当接部2bに当接するトレイ3の部位が、下側角部3bから底面側の部位に移行する。
トレイ3は、射出成形で効率よく形成するために、ほぼ一様の肉厚の形状にされる。そのため、底面側には、強度確保の為のリブ3aを排出方向に沿って複数形成している。
リブ3aは、幅を1〜1.5mm程度にするのが射出成形において好ましい。
これは、カセットが開閉蓋2に当接する場合も同様である。
適用する電子機器100は、ディスク4を載置するトレイ3を複数備えた所謂チェンジャータイプであってもよい。
この電子機器100は、ディスク4を載置するトレイを5段備えたディスクチェンジャ装置である。
また、この5段のトレイ30a〜30eと開閉蓋2のアーチ部2b1との当接関係を、図7に示しており、この図においては、最上段のトレイ30aが排出された状態を実線で、最下段のトレイ30eが排出された状態を破線で示している。
トレイの段数は任意に設定できるので、アーチ部2b1を、トレイの段数や各トレイの排出時の位置に対応した必ず当接する位置に形成すればよい。
実施例に対する第1,第2の変形例をそれぞれ図4(B),図4(C)に示す。
この補助リブ2cは、当接部2bの高さh、即ち、開閉蓋2の裏面から当接部2bの天面2b2までの距離よりも低い高さに形成されている。
図6にその断面を示す。開閉蓋2の内側面2fから立設した基部2b3の先端部に、内側面2fに沿って延びるアーチ部2b1が連接して形成されている。
上述した実施例や変形例においては、移動するトレイの重量や移動速度等に応じた最適なエネルギ吸収ができるように、当接部2bの形状を設定するとよい。
また、トレイ等が最初に当接(衝突)する部位が最も大きく変形する部位となるように形成することが望ましい。具体的には、開閉蓋2から立設する部位から最も遠い位置を最初の当接部位とするとよい。
2 開閉蓋
2a 回動軸
2b 当接部
2b1 アーチ部
2b2天面
2b3 基部
2c 開口部
2d 幅広リブ部
2e 補助リブ
2f 内側面
3 トレイ(ケース)
3a リブ
3b 下側角部
4 ディスク
5 駆動手段
10 本体
30a〜30e トレイ
100 電子機器(ディスク装置)
θ,α 角度
Claims (3)
- 開口部を有する筐体と、
回動により前記開口部を開閉する開閉蓋と、
記録媒体を載置可能とされ前記筐体に対して前記開口部を通じて挿入及び排出されるトレイと、を備え、
前記トレイの排出の際に、前記開閉蓋が前記トレイの当接により回動して前記開口部を開口するよう構成された開閉蓋を備えた電子機器において、
前記開閉蓋は、
前記開閉蓋の端部側に幅広リブ部を有して内側の面に立設する基部及び前記基部に連接し弾性を有して前記幅広リブ部より幅狭で前記内側の面に沿った方向に延在するアーチ部を含んで前記トレイの排出の際に前記トレイと前記アーチ部とが最初に当接するよう形成された当接部を有し、
前記トレイは、前記排出の際の前記トレイと前記アーチ部との当接の後に、前記開閉蓋の前記当接部における前記幅広リブ部に対して摺動する前記排出方向に延在した摺動部を有することを特徴とする開閉蓋を備えた電子機器。 - 記録媒体を収容したケースが挿入及び排出される開口部を有する筐体と、
回動により前記開口部を開閉する開閉蓋と、を備え、
前記ケースの排出の際に、前記開閉蓋が前記ケースの当接により回動して前記開口部を開口するよう構成された開閉蓋を備えた電子機器において、
前記開閉蓋は、
前記開閉蓋の内側の面に立設する基部及び前記基部に連接し弾性を有して前記内側の面に沿った方向に延在するアーチ部を含んで前記ケースの排出の際に前記ケースと前記アーチ部とが最初に当接するよう形成された当接部を有し、
前記当接部は、前記ケースの排出の際の前記ケースと前記アーチ部との当接の後に前記ケースが摺接する、前記開閉蓋の端部側に設けられた前記アーチ部より幅広の摺接部を有することを特徴とする開閉蓋を備えた電子機器。 - 前記基部が複数立設されると共に、前記アーチ部の両端側が前記基部と連接していることを特徴とする請求項1または請求項2記載の開閉蓋を備えた電子機器。
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