JP4063995B2 - カートリッジイジェクト装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯用ディスク装置などに使用されるカートリッジイジェクト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光ディスク媒体を光ピックアップで読み取って再生する携帯用ディスク装置としては、カートリッジに64mmの光ディスク媒体を内蔵したミニディスク(大きさは72mm×68mm×5mm)に記録された音楽を手軽にアウトドアに持ち出して聴けるように、軽量小型化された携帯用MDプレーヤーが一般に普及している。
【0003】
携帯用MDプレーヤーでは、外装ケースの上蓋を開くとカートリッジホルダーのカートリッジ挿入口が現れ、カートリッジホルダーにカートリッジを挿入すると、この挿入の操作に連動してカートリッジのシャッタが開放される。
このようにカートリッジをカートリッジホルダーにセットして前記の上蓋を閉じると、カートリッジに収容されている光ディスクが、ドライブ装置に結合され、シャッタが開放されたカートリッジの開口から光ヘッドが光ディスクにアクセスできる状態になる。
【0004】
カートリッジの交換の際には、上蓋を開くことによって、それまでカートリッジホルダーにセットされていたカートリッジがイジェクト可能な状態に飛び出すように、従来ではカートリッジイジェクト装置が設けられている。
特開昭62−58451号に記載された従来のカートリッジイジェクト装置は、図8〜図13に示すように構成されている。
【0005】
1は一般にMDと呼ばれているカートリッジ、2はカートリッジ1を収納、保持するホルダで、その側面にはガイド溝2bがあり、イジェクトロッド3を保持しつつカートリッジ1の挿入方向である矢印A方向とカートリッジ1の排出方向である矢印B方向に移動可能に保持する構造である。
4はイジェクトバネで、その引掛部4aはホルダ2の引掛リブ2aに、そして、もう一方の引掛部4bはイジェクトロッド3の引掛リブ3aに組み立て係合され、イジェクトロッド3を常に矢印B方向へ力を付勢している。
【0006】
5はロック爪で、バネ性を有する材質で作られている。その後部には穴5Cを有し、固定ビス14を貫通させホルダ2の穴2cに締め付けることでホルダ2の側面に固定される。
8はシャーシで、後部に有した穴8aに段付きビス9aを貫通させ、ホルダの穴2dに段付きビス9aを締め付けることで、ホルダ2はシャーシ8の穴8aを中心に回動可能な状態で支持される。同様に図示は省略しているが、反対側も段ビス9bをシャーシ8に締め付けることで回動可能な状態で支持される。この2点の支持により、ホルダ2は矢印C方向へ開いたり、反対に矢印D方向へ閉じたりすることができる。
【0007】
11はカートリッジ1内の光ディスク(図示は省略)の情報を読み取る光ピックアップ、12はカートリッジ1内の光ディスクを回転させるスピンドルモータで、シャーシ8に固定されている。
またシャーシ8の側面には解除爪6が、ビス10をシャーシ8の穴8bを貫通させ解除爪6の穴6aに締め付けることにより固定されている。解除爪6の材質もバネ性を有したもので作られている。7はホルダ2の上部に設けられた外装蓋で、13はシャーシ8の下部に設けられた外装ケースである。
【0008】
このように構成された従来例について、以下その動作を説明する。
図11(a)はホルダ2が開いた状態でカートリッジ1をホルダ2に挿入し始めの位置を示しており、イジェクトロッド3はイジェクトバネ4の付勢力で矢印B方向へ力を受けているため挿入位置に近い場所に位置している。そして、イジェクトロッド3の押し出し部3cにカートリッジ1の先端が当接する。
【0009】
次にさらにカートリッジ1を矢印A方向へ押し続けると、図11(b)に示すようにイジェクトロッド3の押し出し部3cを押すことになるので、イジェクトロッド3は奥へ移動するが、イジェクトロッド3のロック片3bがロック爪5の引掛部5aの斜面に乗り上げて押すので、前記引掛部5aを矢印E方向へ弾性変形させて回転させる。
【0010】
そしてさらにカートリッジ1を押し込むと、図12(a)に示すようにイジェクトロッド3のロック片3bはロック爪5の引掛部5aの斜面を乗り越えると、ロック爪5の持っているバネ性により元の状態に戻されて、イジェクトロッド3のロック片3bとロック爪5の引掛部5aが係合される。この状態を詳しく図示しているのが図8である。カートリッジ1はこの状態でホルダ2に保持される。
【0011】
次に、外装蓋7とホルダ2を、シャーシ8の穴8aを中心に矢印D方向へ閉めると、図12(b)に示すようにロック爪5の解除片5bが解除爪6の引掛部6dを押すが、解除爪6の先端部6bがシャーシ8の固定片8cに当たるため、解除爪6は穴6aを中心に矢印E方向へ回転する。このときロック爪5の引掛部5aとイジェクトロッド3のロック片は係合されたままである。
【0012】
そして、さらにホルダ2を矢印Dの方向へ閉めると、図13(a)に示すようにロック爪5の解除片5bが解除爪6の引掛部6dの下に位置するため、解除爪6は自ら持っているバネ性により元の状態に戻る。
この図13(a)の状態は、カートリッジ1の中の光ディスクがスピンドルモータ12の上に乗って光ピックアップ11が前記光ディスクの情報を読み取れる演奏可能状態である。
【0013】
次に、カートリッジ1を取り出す時は、ホルダ2をシャーシ8の穴8aを中心に矢印C方向へ回動させる。ホルダ2の回動とともにイジェクトロッド3も回動するが、ロック爪5の解除片5bが解除爪6の引掛部6dに当たる。
さらにホルダ2を矢印C方向へ回動すると、図13(b)に示すように解除爪6は凸部6cがシャーシ8の側面部8dに当たるため回転できないが、ロック爪5の解除片5bが解除爪6の引掛部6dに当たった状態で同図に示すように変形する。すると、ロック爪5の引掛部5aとイジェクトロッド3のロック片3bとの相対位置がずれて、この部分の係合が外れる。
【0014】
イジェクトロッド3はイジェクトバネ4がカートリッジ1の排出方向、すなわち矢印B方向へ付勢されているので、前記係合が外れた時点で、イジェクトロッド3の押し出し部3cがカートリッジ1を矢印B方向へ押し出し、カートリッジ1を排出させる。排出後の状態は図11(a)と同じである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
このようなカートリッジイジェクト装置においては、ホルダ2の回動角度により各係合部のロックおよび解除を定めなくてはならないので、ロック爪5、解除爪6という部品おのおのに寸法精度が必要で、さらに、ビス等の締結部品を使用するため、組み立て後のロック爪5と解除爪6との相対位置の寸法精度の管理が必要になり、生産性を著しく下げているのが現状である。
【0016】
本発明は、ロック爪、解除爪を必要としない、簡単な構成で、組み立て後の寸法精度も確保できるカートリッジイジェクト装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決する本発明のカートリッジイジェクト装置は、ホルダにロック片を有し、イジェクトロッドに有したロック爪がカートリッジの挿入方向の側面で作成される平面と垂直な方向に回動できる形状と、シャーシに設けられたロック解除爪と前記イジェクトロッドに設けられたロック解除片がカートリッジの挿入方向の側面で作成される平面と平行な面方向で変形できる形状を有することを特徴とする。
【0018】
この本発明によると、ロック爪、解除爪が行っていた機能をイジェクトロッドのみで行わせることができ、これら部品を廃止できコストダウンが実現できる。さらに最小の部品構成であるため、組み立てバラツキがなくなり製品の精度を非常に高めることできる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明のカートリッジイジェクト装置は、カートリッジを挿入可能な開口部を有しその側面にガイド溝が形成されたホルダと、前記ホルダを回動可能に支持するシャーシと、カートリッジが排出された状態において前記ガイド溝の内面に当接し前記ホルダに挿入されるカートリッジに係合する押し出し部を有し、前記ホルダの側面に形成されたガイド溝に沿うよう配設されカートリッジの挿入方向に移動可能なイジェクトロッドと、前記ホルダと前記イジェクトロッドの間でカートリッジの排出方向に付勢するイジェクトバネを有し、イジェクトロッドには、前記シャーシに対し前記ホルダの開口部を開いた状態でカートリッジが挿入された時に、ホルダの前記側面に形成された傾斜面を有するロック片に係合してカートリッジの挿入方向の側面で作成される平面と離間方向に弾性変形してホルダの前記ロック片の傾斜面を乗り越えてカートリッジの挿入終端で前記ロック片に係合してカートリッジを前記ホルダ内に収納させる、先端に傾斜面を有するロック爪と、前記シャーシに対し前記ホルダの開口部が閉じられる方向に回動時には、前記シャーシに設けられたロック解除爪に係合して弾性変形してロック解除爪の側方を通過し、カートリッジ排出時には、前記シャーシに対し前記ホルダの開口部が閉じられた状態から回動し開くと、前記ロック解除爪に係合して前記ロック片と前記ロック爪との前記係合を解除するロック解除片とを設け、前記イジェクトロッドを前記イジェクトバネの付勢力でカートリッジを挿入方向と反対方向へ押し出すように構成したことを特徴とする。
【0020】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるカートリッジイジェクト装置を示す。
なお、従来例と同じ部品については同一番号を付けてその説明を省く。
図1において、20はホルダで、同部品の引掛リブ20a、穴20dは従来例のホルダ2の引掛リブ2a、穴2dと形状、機能は全く同じである。また、同部品の20bはロック片、20cはガイド溝である。
【0021】
21はイジェクトロッドで、その材質はバネ性を有している。同部品の引掛リブ21aにはイジェクトバネ4の引掛部4bが引っかけられる。また、21bはロック解除片、21cは押し出し部でカートリッジ1と当接する部分、21dはロック爪である。
22はシャーシで、同部品の22aは従来例のシャーシ8の穴8aと形状、機能は全く同じである。また、22bはロック解除爪である。
【0022】
このように構成されたカートリッジイジェクト装置について、以下その動作を図2〜図7を用いて説明する。
まず、図2(a)はホルダ20がシャーシ22に対し開いた状態で、ホルダ20内にカートリッジ1が矢印A方向に挿入された時の側面図を示し、図2(b)は、図2(a)の状態でホルダ20の上部から見た上面図である。この状態は従来例の図11(a)で示したものと同じで、イジェクトロッド21はイジェクトバネ4の付勢力で矢印B方向に付勢されている。その停止位置はホルダ20のガイド溝20cの垂直な面20eとイジェクトロッド21の押し出し部21cとの当接で決められている。
【0023】
次に、カートリッジ1を矢印A方向に押し込むと、イジェクトロッド21はホルダ20のガイド溝20cに沿って奥へ移動する。すると、イジェクトロッド21のロック爪21dがホルダ20のロック片20bに当接する。この状態の時を、図3(a)に側面図、図3(b)にホルダ20の上部から見た上面図で示す。イジェクトロッド21のロック爪21dは、ホルダ20の三角形状をしたロック片20bの斜面で押されて、矢印F方向へ回動する。
【0024】
そして、カートリッジ1をさらに矢印A方向へ押し込んだ時を図4(a)と図4(b)に示す。図4(a)は側面図、図4(b)はホルダ20の上部から見た上面図を示す。カートリッジ1を奥まで挿入すると、イジェクトロッド21がホルダ20のガイド溝20cに沿ってさらに移動してイジェクトロッド21のロック爪21dは、ホルダ20のロック片20bの傾斜部を乗り越えるので、ロック爪21dは元の状態に戻り、ロック片20bにロック爪21dが係合する。イジェクトロッド21はイジェクトバネ4により矢印B方向へ付勢されているが、前記構成により、ホルダ20とイジェクトロッド21とは係合されているため、カートリッジ1は指を離しても矢印B方向に排出されることなく、カートリッジ1はホルダ20内に収納される。
【0025】
次に、ホルダ20をシャーシ22の穴22aを中心に矢印D方向へ回動させる。図5(a)は前面より見た断面図で、ホルダ20を矢印D方向へ回動させると、イジェクトロッド21のロック解除片21bがシャーシ22のロック解除爪22bに近づく。さらにホルダ20を矢印D方向に回動させると図5(b)に示すように前記ロック解除爪22bとイジェクトロッド21のロック解除片21bが当たり、前記ロック解除片21bが弾性変形する。
【0026】
そして、さらにホルダ20を矢印D方向へ回動させると前記ロック解除片21bは、シャーシ22のロック解除爪22bの下に入る。すると、ロック解除片21bは自分自身が持つバネ性により、前記弾性変形した状態から変形する前の形状に戻る。この時の状態を図6に示す。図6(a)は側面図、図6(b)はホルダ20の上部から見た上面図を示す。この状態は従来例の図13(a)と同様、カートリッジ1の演奏可能位置である。
【0027】
次に、カートリッジ1を取り出す時は、ホルダ20をシャーシ22の穴22aを中心に矢印C方向へ回動させる。ホルダ20の回動とともにイジェクトロッド21も回動するが、イジェクトロッド21のロック解除片21bがシャーシ22のロック解除爪22bの下面に当接する。この時の状態を図7に示す。図7(a)は側面図、図7(b)はホルダ20の上部から見た上面図を示す。
【0028】
イジェクトロッド21のロック解除片21bは同図においてシャーシ22のロック解除爪22bに当たり弾性変形する。すると、ホルダ20のロック片20bとイジェクトロッド21のロック爪21dとの相対位置がずれてこの部分の係合が外れる。イジェクトロッド21はイジェクトバネ4によってカートリッジ1の排出方向すなわち矢印B方向へ付勢されているので、前記係合が外れた時点で、イジェクトロッド21の押し出し部21cがカートリッジ1を矢印B方向へ押し出し、カートリッジ1を排出させる。この排出後の状態は図2(a)と同じである。
【0029】
以上のように、この実施の形態によれば、従来例で使用していたロック爪、解除爪が行っていた機能をイジェクトロッド21のみで行わせることができ、これら部品を廃止できコストダウンが実現できる。さらに最小の部品構成であるため、組み立てバラツキがなくなり、製品の精度を非常に高めることができる。
さらに、従来例の構成では、図11(b)に示すように、カートリッジ1をホルダ2に挿入し、ロック爪5が変形すると、解除片5bと解除爪6の引掛部6dとの距離が小さいので、ホルダ2の開き角度Sを小さくできないが、この実施の形態では、図3に示すように、シャーシ22に対しホルダ20の開口部を開いた状態でカートリッジが挿入された時に、ホルダ20の側面に形成されたロック片20bに係合してカートリッジの挿入方向の側面で作成される平面と離間方向に弾性変形してホルダ20のロック片20bを乗り越えてカートリッジの挿入終端でロック片20bに係合するので、ロック爪21dおよびロック解除片21bとシャーシ22のロック解除爪22bとは平面的に距離があるため、ホルダ20の開き角度Sを小さくでき、よりコンパクトな製品が実現できるというメリットもある。
【0030】
以上のように本発明のカートリッジイジェクト装置によれば、カートリッジを挿入可能な開口部を有しその側面にガイド溝が形成されたホルダと、前記ホルダを回動可能に支持するシャーシと、カートリッジが排出された状態において前記ガイド溝の内面に当接し前記ホルダに挿入されるカートリッジに係合する押し出し部を有し、前記ホルダの側面に形成されたガイド溝に沿うよう配設されカートリッジの挿入方向に移動可能なイジェクトロッドと、前記ホルダと前記イジェクトロッドの間でカートリッジの排出方向に付勢するイジェクトバネを有し、イジェクトロッドには、前記シャーシに対し前記ホルダの開口部を開いた状態でカートリッジが挿入された時に、ホルダの前記側面に形成された傾斜面を有するロック片に係合してカートリッジの挿入方向の側面で作成される平面と離間方向に弾性変形してホルダの前記ロック片の傾斜面を乗り越えてカートリッジの挿入終端で前記ロック片に係合してカートリッジを前記ホルダ内に収納させる、先端に傾斜面を有するロック爪と、前記シャーシに対し前記ホルダの開口部が閉じられる方向に回動時には、前記シャーシに設けられたロック解除爪に係合して弾性変形してロック解除爪の側方を通過し、カートリッジ排出時には、前記シャーシに対し前記ホルダの開口部が閉じられた状態から回動し開くと、前記ロック解除爪に係合して前記ロック片と前記ロック爪との前記係合を解除するロック解除片とを設けたため、ロック爪、解除爪が行っていた機能をイジェクトロッドのみで行わせることができ、これら部品を廃止できコストダウンが実現できる。また、最小の部品構成であるため、組み立てバラツキがなくなり製品の精度を非常に高めることできるという有利な効果が得られる。
【0031】
さらに、イジェクトロッドには、ホルダの側面に形成されたロック片に係合してカートリッジの挿入方向の側面で作成される平面と離間方向に弾性変形してホルダの前記ロック片を乗り越えてカートリッジの挿入終端で前記ロック片に係合するロック爪を設けたため、ホルダの開き角度を小さくしても正確なイジェクト動作を期待することができ、よりコンパクトな製品が実現できるというメリットもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカートリッジイジェクト装置の斜視図
【図2】同実施の形態のホルダ20がシャーシ22に対し開いた状態でカートリッジ1が挿入された時の側面図と上面図
【図3】同実施の形態のイジェクトロッド21のロック爪21dがホルダ20のロック片20bに当接した状態の側面図と上面図
【図4】カートリッジ1を図3に示す状態からさらに押し込んだ時の側面図と上面図
【図5】ロック爪21dがロック解除爪22bを通過する前と通過中の状態を前面より見た断面図
【図6】ロック解除片21bが復帰した状態の側面図と上面図
【図7】カートリッジ1を取り出す時でイジェクトロッド21のロック解除片21bがシャーシ22のロック解除爪22bに当接した状態の側面図と上面図
【図8】従来例の側面図
【図9】従来例の分解斜視図
【図10】従来例の分解斜視図
【図11】従来例の動作説明の側面図
【図12】従来例の動作説明の側面図
【図13】従来例の動作説明の側面図
【符号の説明】
9a,9b 段付きビス
20 ホルダ
20b ホルダのロック片
21 イジェクトロッド
21b イジェクトロッドのロック解除片
21d イジェクトロッドのロック爪
22 シャーシ
22b シャーシのロック解除爪
Claims (1)
- カートリッジを挿入可能な開口部を有しその側面にガイド溝が形成されたホルダと、
前記ホルダを回動可能に支持するシャーシと、
カートリッジが排出された状態において前記ガイド溝の内面に当接し前記ホルダに挿入されるカートリッジに係合する押し出し部を有し、前記ホルダの側面に形成されたガイド溝に沿うよう配設されカートリッジの挿入方向に移動可能なイジェクトロッドと、
前記ホルダと前記イジェクトロッドの間でカートリッジの排出方向に付勢するイジェクトバネを有し、
イジェクトロッドには、
前記シャーシに対し前記ホルダの開口部を開いた状態でカートリッジが挿入された時に、ホルダの前記側面に形成された傾斜面を有するロック片に係合してカートリッジの挿入方向の側面で作成される平面と離間方向に弾性変形してホルダの前記ロック片の傾斜面を乗り越えてカートリッジの挿入終端で前記ロック片に係合してカートリッジを前記ホルダ内に収納させる、先端に傾斜面を有するロック爪と、
前記シャーシに対し前記ホルダの開口部が閉じられる方向に回動時には、前記シャーシに設けられたロック解除爪に係合して弾性変形してロック解除爪の側方を通過し、カートリッジ排出時には、前記シャーシに対し前記ホルダの開口部が閉じられた状態から回動し開くと、前記ロック解除爪に係合して前記ロック片と前記ロック爪との前記係合を解除するロック解除片と
を設け、前記イジェクトロッドを前記イジェクトバネの付勢力でカートリッジを挿入方向と反対方向へ押し出す
カートリッジイジェクト装置。
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