JP2000251369A - カートリッジイジェクト装置 - Google Patents

カートリッジイジェクト装置

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JP2000251369A
JP2000251369A JP11052064A JP5206499A JP2000251369A JP 2000251369 A JP2000251369 A JP 2000251369A JP 11052064 A JP11052064 A JP 11052064A JP 5206499 A JP5206499 A JP 5206499A JP 2000251369 A JP2000251369 A JP 2000251369A
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Asayuki Matsumura
朝之 松村
Kenji Kubo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、組み立て後の寸法精度も確保
できるカートリッジイジェクト装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 ホルダ20にロック片20bを有し、イ
ジェクトロッド21のロック爪21dがカートリッジ1
の挿入方向の側面で作成される平面と垂直な方向に弾性
変形できる形状を有している。シャーシ22に設けられ
たロック解除爪22bと前記イジェクトロッド21に設
けられたロック解除片21bがカートリッジの挿入方向
の側面で作成される平面と平行な面方向で弾性変形でき
る形状を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯用ディスク装置
などに使用されるカートリッジイジェクト装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク媒体を光ピックアップで読み
取って再生する携帯用ディスク装置としては、カートリ
ッジに64mmの光ディスク媒体を内蔵したミニディス
ク(大きさは72mm×68mm×5mm)に記録され
た音楽を手軽にアウトドアに持ち出して聴けるように、
軽量小型化された携帯用MDプレーヤーが一般に普及し
ている。
【0003】携帯用MDプレーヤーでは、外装ケースの
上蓋を開くとカートリッジホルダーのカートリッジ挿入
口が現れ、カートリッジホルダーにカートリッジを挿入
すると、この挿入の操作に連動してカートリッジのシャ
ッタが開放される。このようにカートリッジをカートリ
ッジホルダーにセットして前記の上蓋を閉じると、カー
トリッジに収容されている光ディスクが、ドライブ装置
に結合され、シャッタが開放されたカートリッジの開口
から光ヘッドが光ディスクにアクセスできる状態にな
る。
【0004】カートリッジの交換の際には、上蓋を開く
ことによって、それまでカートリッジホルダーにセット
されていたカートリッジがイジェクト可能な状態に飛び
出すように、従来ではカートリッジイジェクト装置が設
けられている。特開昭62−58451号に記載された
従来のカートリッジイジェクト装置は、図8〜図13に
示すように構成されている。
【0005】1は一般にMDと呼ばれているカートリッ
ジ、2はカートリッジ1を収納、保持するホルダで、そ
の側面にはガイド溝2bがあり、イジェクトロッド3を
保持しつつカートリッジ1の挿入方向である矢印A方向
とカートリッジ1の排出方向である矢印B方向に移動可
能に保持する構造である。4はイジェクトバネで、その
引掛部4aはホルダ2の引掛リブ2aに、そして、もう
一方の引掛部4bはイジェクトロッド3の引掛リブ3a
に組み立て係合され、イジェクトロッド3を常に矢印B
方向へ力を付勢している。
【0006】5はロック爪で、バネ性を有する材質で作
られている。その後部には穴5Cを有し、固定ビス14
を貫通させホルダ2の穴2cに締め付けることでホルダ
2の側面に固定される。8はシャーシで、後部に有した
穴8aに段付きビス9aを貫通させ、ホルダの穴2dに
段付きビス9aを締め付けることで、ホルダ2はシャー
シ8の穴8aを中心に回動可能な状態で支持される。同
様に図示は省略しているが、反対側も段ビス9bをシャ
ーシ8に締め付けることで回動可能な状態で支持され
る。この2点の支持により、ホルダ2は矢印C方向へ開
いたり、反対に矢印D方向へ閉じたりすることができ
る。
【0007】11はカートリッジ1内の光ディスク(図
示は省略)の情報を読み取る光ピックアップ、12はカ
ートリッジ1内の光ディスクを回転させるスピンドルモ
ータで、シャーシ8に固定されている。またシャーシ8
の側面には解除爪6が、ビス10をシャーシ8の穴8b
を貫通させ解除爪6の穴6aに締め付けることにより固
定されている。解除爪6の材質もバネ性を有したもので
作られている。7はホルダ2の上部に設けられた外装蓋
で、13はシャーシ8の下部に設けられた外装ケースで
ある。
【0008】このように構成された従来例について、以
下その動作を説明する。図11(a)はホルダ2が開い
た状態でカートリッジ1をホルダ2に挿入し始めの位置
を示しており、イジェクトロッド3はイジェクトバネ4
の付勢力で矢印B方向へ力を受けているため挿入位置に
近い場所に位置している。そして、イジェクトロッド3
の押し出し部3cにカートリッジ1の先端が当接する。
【0009】次にさらにカートリッジ1を矢印A方向へ
押し続けると、図11(b)に示すようにイジェクトロ
ッド3の押し出し部3cを押すことになるので、イジェ
クトロッド3は奥へ移動するが、イジェクトロッド3の
ロック片3bがロック爪5の引掛部5aの斜面に乗り上
げて押すので、前記引掛部5aを矢印E方向へ弾性変形
させて回転させる。
【0010】そしてさらにカートリッジ1を押し込む
と、図12(a)に示すようにイジェクトロッド3のロ
ック片3bはロック爪5の引掛部5aの斜面を乗り越え
ると、ロック爪5の持っているバネ性により元の状態に
戻されて、イジェクトロッド3のロック片3bとロック
爪5の引掛部5aが係合される。この状態を詳しく図示
しているのが図8である。カートリッジ1はこの状態で
ホルダ2に保持される。
【0011】次に、外装蓋7とホルダ2を、シャーシ8
の穴8aを中心に矢印D方向へ閉められると、図12
(b)に示すようにロック爪5の解除片5bが解除爪6
の引掛部6dを押すが、解除爪6の先端部6bがシャー
シ8の固定片8cに当たるため、解除爪6は穴6aを中
心に矢印E方向へ回転する。このときロック爪5の引掛
部5aとイジェクトロッド3のロック片は係合されたま
まである。
【0012】そして、さらにホルダ2を矢印Dの方向へ
閉めると、図13(a)に示すようにロック爪5の解除
片5bが解除爪6の引掛部6dの下に位置するため、解
除爪6は自ら持っているバネ性により元の状態に戻る。
この図13(a)の状態は、カートリッジ1の中の光デ
ィスクがスピンドルモータ12の上に乗って光ピックア
ップ11が前記光ディスクの情報を読み取れる演奏可能
状態である。
【0013】次に、カートリッジ1を取り出す時は、ホ
ルダ2をシャーシ8の穴8aを中心に矢印C方向へ回動
させる。ホルダ2の回動とともにイジェクトロッド3も
回動するが、ロック爪5の解除片5bが解除爪6の引掛
部6dに当たる。さらにホルダ2を矢印C方向へ回動す
ると、図13(b)に示すように解除爪6は凸部6cが
シャーシ8の側面部8dに当たるため回転できないが、
ロック爪5の解除片5bが解除爪6の引掛部6dに当た
った状態で同図に示すように変形する。すると、ロック
爪5の引掛部5aとイジェクトロッド3のロック片3b
との相対位置がずれて、この部分の係合が外れる。
【0014】イジェクトロッド3はイジェクトバネ4が
カートリッジ1の排出方向、すなわち矢印B方向へ付勢
されているので、前記係合が外れた時点で、イジェクト
ロッド3の押し出し部3cがカートリッジ1を矢印B方
向へ押し出し、カートリッジ1を排出させる。排出後の
状態は図11(a)と同じである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このようなカートリッ
ジイジェクト装置においては、ホルダ2の回動角度によ
り各係合部のロックおよび解除を定めなくてはならない
ので、ロック爪5、解除爪6という部品おのおのに寸法
精度が必要で、さらに、ビス等の締結部品を使用するた
め、組み立て後のロック爪5と解除爪6との相対位置の
寸法精度の管理が必要になり、生産性を著しく下げてい
るのが現状である。
【0016】本発明は、ロック爪、解除爪を必要としな
い、簡単な構成で、組み立て後の寸法精度も確保できる
カートリッジイジェクト装置を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】この課題を解決する本発
明のカートリッジイジェクト装置は、ホルダにロック片
を有し、イジェクトロッドに有したロック爪がカートリ
ッジの挿入方向の側面で作成される平面と垂直な方向に
回動できる形状と、シャーシに設けられたロック解除爪
と前記イジェクトロッドに設けられたロック解除片がカ
ートリッジの挿入方向の側面で作成される平面と平行な
面方向で変形できる形状を有することを特徴とする。
【0018】この本発明によると、ロック爪、解除爪が
行っていた機能をイジェクトロッドのみで行わせること
ができ、これら部品を廃止できコストダウンが実現でき
る。さらに最小の部品構成であるため、組み立てバラツ
キがなくなり製品の精度を非常に高めることできる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明のカートリッジイジェクト
装置は、カートリッジを挿入可能な開口部を有したホル
ダと、前記ホルダを回動可能に支持するシャーシと、前
記ホルダの側面に配設され前記ホルダに挿入されるカー
トリッジに係合してカートリッジの挿入方向に移動可能
なイジェクトロッドと、前記ホルダと前記イジェクトロ
ッドの間でカートリッジの排出方向に付勢するイジェク
トバネを有し、イジェクトロッドには、前記シャーシに
対し前記ホルダの開口部を開いた状態でカートリッジが
挿入された時に、ホルダの前記側面に形成されたロック
片に係合してカートリッジの挿入方向の側面で作成され
る平面と離間方向に弾性変形してホルダの前記ロック片
を乗り越えてカートリッジの挿入終端で前記ロック片に
係合してカートリッジを前記ホルダ内に収納させるロッ
ク爪と、前記シャーシに対し前記ホルダの開口部が閉じ
られる方向に回動時には、前記シャーシに設けられたロ
ック解除爪に係合して弾性変形してロック解除爪の側方
を通過し、カートリッジ排出時には、前記シャーシに対
し前記ホルダの開口部が閉じられた状態から回動し開く
と、前記ロック解除爪に係合して前記ロック片と前記ロ
ック爪との前記係合を解除するロック解除片とを設け、
前記ロック片との係合が外れた前記イジェクトロッドを
前記イジェクトバネの付勢力でカートリッジを挿入方向
と反対方向へ押し出すように構成したことを特徴とす
る。
【0020】以下、本発明の実施の形態を図1〜図7に
基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態における
カートリッジイジェクト装置を示す。なお、従来例と同
じ部品については同一番号を付けてその説明を省く。図
1において、20はホルダで、同部品の引掛リブ20
a、穴20dは従来例のホルダ2の引掛リブ2a、穴2
dと形状、機能は全く同じである。また、同部品の20
bはロック片、20cはガイド溝である。
【0021】21はイジェクトロッドで、その材質はバ
ネ性を有している。同部品の引掛リブ21aにはイジェ
クトバネ4の引掛部4bが引っかけられる。また、21
bはロック解除片、21cは押し出し部でカートリッジ
1と当接する部分、21dはロック爪である。22はシ
ャーシで、同部品の22aは従来例のシャーシ8の穴8
aと形状、機能は全く同じである。また、22bはロッ
ク解除爪である。
【0022】このように構成されたカートリッジイジェ
クト装置について、以下その動作を図2〜図7を用いて
説明する。まず、図2(a)はホルダ20がシャーシ2
2に対し開いた状態で、ホルダ20内にカートリッジ1
が矢印A方向に挿入された時の側面図を示し、図2
(b)は、図2(a)の状態でホルダ20の上部から見
た上面図である。この状態は従来例の図11(a)で示
したものと同じで、イジェクトロッド21はイジェクト
バネ4の付勢力で矢印B方向に付勢されている。その停
止位置はホルダ20のガイド溝20cの垂直な面20e
とイジェクトロッド21の押し出し部21cとの当接で
決められている。
【0023】次に、カートリッジ1を矢印A方向に押し
込むと、イジェクトロッド21はホルダ20のガイド溝
20cに沿って奥へ移動する。すると、イジェクトロッ
ド21のロック爪21dがホルダ20のロック片20b
に当接する。この状態の時を、図3(a)に側面図、図
3(b)にホルダ20の上部から見た上面図で示す。イ
ジェクトロッド21のロック爪21dは、ホルダ20の
三角形状をしたロック片20bの斜面で押されて、矢印
F方向へ回動する。
【0024】そして、カートリッジ1をさらに矢印A方
向へ押し込んだ時を図4(a)と図4(b)に示す。図
4(a)は側面図、図4(b)はホルダ20の上部から
見た上面図を示す。カートリッジ1を奥まで挿入する
と、イジェクトロッド21がホルダ20のガイド溝20
cに沿ってさらに移動してイジェクトロッド21のロッ
ク爪21dは、ホルダ20のロック片20bの傾斜部を
乗り越えるので、ロック爪21dは元の状態に戻り、ロ
ック片20bにロック爪21dが係合する。イジェクト
ロッド21はイジェクトバネ4により矢印B方向へ付勢
されているが、前記構成により、ホルダ20とイジェク
トロッド21とは係合されているため、カートリッジ1
は指を離しても矢印B方向に排出されることなく、カー
トリッジ1はホルダ20内に収納される。
【0025】次に、ホルダ20をシャーシ22の穴22
aを中心に矢印D方向へ回動させる。図5(a)は前面
より見た断面図で、ホルダ20を矢印D方向へ回動させ
ると、イジェクトロッド21のロック解除片21bがシ
ャーシ22のロック解除爪22bに近づく。さらにホル
ダ20を矢印D方向に回動させると図5(b)に示すよ
うに前記ロック解除爪22bとイジェクトロッド21の
ロック解除片21bが当たり、前記ロック解除片21b
が弾性変形する。
【0026】そして、さらにホルダ20を矢印D方向へ
回動させると前記ロック解除片21bは、シャーシ22
のロック解除爪22bの下に入る。すると、ロック解除
片21bは自分自身が持つバネ性により、前記弾性変形
した状態から変形する前の形状に戻る。この時の状態を
図6に示す。図6(a)は側面図、図6(b)はホルダ
20の上部から見た上面図を示す。この状態は従来例の
図13(a)と同様、カートリッジ1の演奏可能位置で
ある。
【0027】次に、カートリッジ1を取り出す時は、ホ
ルダ20をシャーシ22の穴22aを中心に矢印C方向
へ回動させる。ホルダ20の回動とともにイジェクトロ
ッド21も回動するが、イジェクトロッド21のロック
解除片21bがシャーシ22のロック解除爪22bの下
面に当接する。この時の状態を図7に示す。図7(a)
は側面図、図7(b)はホルダ20の上部から見た上面
図を示す。
【0028】イジェクトロッド21のロック解除片21
bは同図においてシャーシ22のロック解除爪22bに
当たり弾性変形する。すると、ホルダ20のロック片2
0bとイジェクトロッド21のロック爪21dとの相対
位置がずれてこの部分の係合が外れる。イジェクトロッ
ド21はイジェクトバネ4によってカートリッジ1の排
出方向すなわち矢印B方向へ付勢されているので、前記
係合が外れた時点で、イジェクトロッド21の押し出し
部21cがカートリッジ1を矢印B方向へ押し出し、カ
ートリッジ1を排出させる。この排出後の状態は図2
(a)と同じである。
【0029】以上のように、この実施の形態によれば、
従来例で使用していたロック爪、解除爪が行っていた機
能をイジェクトロッド21のみで行わせることができ、
これら部品を廃止できコストダウンが実現できる。さら
に最小の部品構成であるため、組み立てバラツキがなく
なり、製品の精度を非常に高めることができる。さら
に、従来例の構成では、図11(b)に示すように、カ
ートリッジ1をホルダ2に挿入し、ロック爪5が変形す
ると、解除片5bと解除爪6の引掛部6dとの距離が小
さいので、ホルダ2の開き角度Sを小さくできないが、
この実施の形態では、図3に示すように、シャーシ22
に対しホルダ20の開口部を開いた状態でカートリッジ
が挿入された時に、ホルダ20の側面に形成されたロッ
ク片20bに係合してカートリッジの挿入方向の側面で
作成される平面と離間方向に弾性変形してホルダ20の
ロック片20bを乗り越えてカートリッジの挿入終端で
ロック片20bに係合するので、ロック爪21dおよび
ロック解除片21bとシャーシ22のロック解除爪22
bとは平面的に距離があるため、ホルダ20の開き角度
Sを小さくでき、よりコンパクトな製品が実現できると
いうメリットもある。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明のカートリッジイジ
ェクト装置によれば、カートリッジを挿入可能な開口部
を有したホルダを回動可能にシャーシに設け、前記ホル
ダの側面に前記ホルダに挿入されるカートリッジに係合
してカートリッジの挿入方向に移動可能なイジェクトロ
ッドを設け、前記ホルダと前記イジェクトロッドの間で
カートリッジの排出方向に付勢するイジェクトバネを設
け、イジェクトロッドには、前記シャーシに対し前記ホ
ルダの開口部を開いた状態でカートリッジが挿入された
時に、ホルダの前記側面に形成されたロック片に係合し
てカートリッジの挿入方向の側面で作成される平面と離
間方向に弾性変形してホルダの前記ロック片を乗り越え
てカートリッジの挿入終端で前記ロック片に係合してカ
ートリッジを前記ホルダ内に収納させるロック爪と、前
記シャーシに対し前記ホルダの開口部が閉じられる方向
に回動時には、前記シャーシに設けられたロック解除爪
に係合して弾性変形してロック解除爪の側方を通過し
て、カートリッジ排出時に、前記シャーシに対し前記ホ
ルダの開口部が閉じられた状態から回動し開くと、前記
ロック解除爪に係合して前記ロック片と前記ロック爪と
の前記係合を解除するロック解除片とを設けたため、ロ
ック爪、解除爪が行っていた機能をイジェクトロッドの
みで行わせることができ、これら部品を廃止できコスト
ダウンが実現できる。また、最小の部品構成であるた
め、組み立てバラツキがなくなり製品の精度を非常に高
めることできるという有利な効果が得られる。
【0031】さらに、イジェクトロッドには、ホルダの
側面に形成されたロック片に係合してカートリッジの挿
入方向の側面で作成される平面と離間方向に弾性変形し
てホルダの前記ロック片を乗り越えてカートリッジの挿
入終端で前記ロック片に係合するロック爪を設けたた
め、ホルダの開き角度を小さくしても正確なイジェクト
動作を期待することができ、よりコンパクトな製品が実
現できるというメリットもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカートリッジイジェクト装置の斜視図
【図2】同実施の形態のホルダ20がシャーシ22に対
し開いた状態でカートリッジ1が挿入された時の側面図
と上面図
【図3】同実施の形態のイジェクトロッド21のロック
爪21dがホルダ20のロック片20bに当接した状態
の側面図と上面図
【図4】カートリッジ1を図3に示す状態からさらに押
し込んだ時の側面図と上面図
【図5】ロック爪21dがロック解除爪22bを通過す
る前と通過中の状態を前面より見た断面図
【図6】ロック解除片21bが復帰した状態の側面図と
上面図
【図7】カートリッジ1を取り出す時でイジェクトロッ
ド21のロック解除片21bがシャーシ22のロック解
除爪22bに当接した状態の側面図と上面図
【図8】従来例の側面図
【図9】従来例の分解斜視図
【図10】従来例の分解斜視図
【図11】従来例の動作説明の側面図
【図12】従来例の動作説明の側面図
【図13】従来例の動作説明の側面図
【符号の説明】
9a,9b 段付きビス 20 ホルダ 20b ホルダのロック片 21 イジェクトロッド 21b イジェクトロッドのロック解除片 21d イジェクトロッドのロック爪 22 シャーシ 22b シャーシのロック解除爪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カートリッジを挿入可能な開口部を有した
    ホルダと、 前記ホルダを回動可能に支持するシャーシと、 前記ホルダの側面に配設され前記ホルダに挿入されるカ
    ートリッジに係合してカートリッジの挿入方向に移動可
    能なイジェクトロッドと、 前記ホルダと前記イジェクトロッドの間でカートリッジ
    の排出方向に付勢するイジェクトバネを有し、 イジェクトロッドには、 前記シャーシに対し前記ホルダの開口部を開いた状態で
    カートリッジが挿入された時に、ホルダの前記側面に形
    成されたロック片に係合してカートリッジの挿入方向の
    側面で作成される平面と離間方向に弾性変形してホルダ
    の前記ロック片を乗り越えてカートリッジの挿入終端で
    前記ロック片に係合してカートリッジを前記ホルダ内に
    収納させるロック爪と、 前記シャーシに対し前記ホルダの開口部が閉じられる方
    向に回動時には、前記シャーシに設けられたロック解除
    爪に係合して弾性変形してロック解除爪の側方を通過
    し、カートリッジ排出時には、前記シャーシに対し前記
    ホルダの開口部が閉じられた状態から回動し開くと、前
    記ロック解除爪に係合して前記ロック片と前記ロック爪
    との前記係合を解除するロック解除片とを設け、前記ロ
    ック片との係合が外れた前記イジェクトロッドを前記イ
    ジェクトバネの付勢力でカートリッジを挿入方向と反対
    方向へ押し出すカートリッジイジェクト装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001004891A1 (fr) * 1999-07-09 2001-01-18 Sanyo Electric Co., Ltd Dispositif d'enregistrement ou de lecture de signal sur ou a partir d'un disque

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WO2001004891A1 (fr) * 1999-07-09 2001-01-18 Sanyo Electric Co., Ltd Dispositif d'enregistrement ou de lecture de signal sur ou a partir d'un disque
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