JP3389534B2 - ディスクへの信号記録又は再生装置 - Google Patents

ディスクへの信号記録又は再生装置

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JP3389534B2
JP3389534B2 JP19529499A JP19529499A JP3389534B2 JP 3389534 B2 JP3389534 B2 JP 3389534B2 JP 19529499 A JP19529499 A JP 19529499A JP 19529499 A JP19529499 A JP 19529499A JP 3389534 B2 JP3389534 B2 JP 3389534B2
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    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/0301Details
    • G11B23/0311Wrong insertion preventing means

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カートリッジに収
納されたディスクへの信号記録又は再生装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図11(a)、(b)、(c)は、従来のディス
クへの信号記録又は再生装置の側面図である。ターンテ
ーブル(73)を具えたシャーシ(1)上には、ディスクを内
包したカートリッジ(6)が挿入されるホルダ(2)の一端
部が枢支(25)されている。ホルダ(2)上にはカートリッ
ジ(6)に押されるロックスライド(4)がカートリッジ挿
入排出方向に移動自在に設けられている。ロックスライ
ド(4)はホルダ(2)との間に掛けられた引張りバネ(8)
によりカートリッジ排出方向に付勢されている。以下の
記載では、カートリッジ挿入方向を前方、排出方向を後
方とする。ロックスライド(4)は前端部に下向きに撓み
変形可能な係合爪(40)を設け、ホルダ(2)上にて係合爪
(40)の前方には掛け板(23)が突出している。ホルダ(2)
へのカートリッジ挿入に伴いロックスライド(4)が引張
りバネ(8)に抗して前方に移動すると、図11(b)に示
すように、係合爪(40)が一旦撓み変形した後に掛け板(2
3)に引掛る。ホルダ(2)を下降回動させると、シャーシ
(1)上のターンテーブル(73)がホルダ(2)の下面に対向
し、ディスクに対して信号が記録再生される。シャーシ
(1)上には解除機構(10)が設けられ、図11(c)に示す
ように、ホルダ(2)が下降姿勢から上昇したときに、該
解除機構(10)は係合爪(40)の掛け板(23)への引掛りを外
す。ロックスライド(4)は、引張りバネ(8)によりロッ
クスライド(4)は後方に移動し、図11(a)に示す位置
に戻る。
【0003】図12は、解除機構(10)とホルダ(2)の要
部の斜視図である。ロックスライド(4)の係合爪(40)の
基端部からは、押し板(41)が側方に突出している。解除
機構(10)は、金属板を折曲して構成され、シャーシ(1)
に立設した支持壁(12)の上端から解除片(11)を斜め下側
に内向きに突出している。図13は図12の解除機構(1
0)を矢印A方向から見た図である。図13に示すよう
に、ホルダ(2)の下降回動に伴い、ロックスライド(4)
の押し板(41)が解除片(11)を下向きに押す。押し板(41)
と解除片(11)の掛かり代は、Lで示される。図12に示
す係合爪(40)は掛け板(23)の下側に接して上向きの撓み
変形を規制されているから、解除片(11)は図13に一点
鎖線で示すように一旦反時計方向に撓んで押し板(41)の
通過を許す。押し板(41)が通過した後に、解除片(11)は
弾性復帰する。ホルダ(2)を下降姿勢から上昇させる
と、押し板(41)の上面が解除片(11)の下端に当接する。
解除片(11)は押し板(41)を下向きに押し、図11(c)に
示すように、係合爪(40)と掛け板(23)の引掛りを外す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】斯種装置は小さいこと
が市場より要望され、横幅も短くすることが求められて
おり、解除片(11)の横幅M(図13参照)も短くする必要
がある。横幅Mが短いから解除片(11)の撓み変形量が大
きいと、解除片(11)が塑性変形して弾性復帰しなくなる
虞れがある。従って、押し板(41)と解除片(11)の掛かり
代Lを短くして、解除片(11)の撓み変形量を小さくして
いる。然るに、掛かり代Lが短い故に、係合爪(40)と掛
け板(23)の引掛りを外す動作が不安定になり、係合爪(4
0)が掛け板(23)から外れない虞れがある。本発明はの目
的は、解除片の横幅が短くても、ホルダ上昇時に係合片
と掛け板の引掛りを安定して外すことにある。
【0005】
【課題を解決する為の手段】ホルダ(2)の下降姿勢から
上昇回動時にロックスライド(4)のホルダ(2)への係合
を外す解除機構は、ホルダ(2)の回動移行路を含む面に
対して傾き、基端部がシャーシ(1)に取り付けられて外
向きに撓み変形可能な解除片(11)を有し、該解除片(11)
は基端部からカートリッジ挿入排出方向に延びている。
該解除片(11)は、ホルダ(2)の下降に連動したロックス
ライド(4)に当接して外向きに撓んでロックスライド
(4)から逃げ、ロックスライド(4)の通過後に弾性復帰
し、ホルダ(2)の下降姿勢からの上昇回動時に解除片(1
1)の下端に接したロックスライド(4)をホルダ(2)との
係合を外す向きに撓み変形させる。
【0006】
【作用及び効果】ホルダ下降時 ホルダ(2)を上昇姿勢から下降回動させると、ロックス
ライド(4)は解除片(11)に当接して解除片(11)を側方、
即ち外向きに撓み変形させる。解除片(11)はロックスラ
イド(4)の通過を許し、ロックスライド(4)の通過後に
元の位置に弾性復帰する。ホルダ下降姿勢から上昇時 ホルダ(2)を上昇させると、ロックスライド(4)は解除
片(11)の下端に接して撓み変形する。ロックスライド
(4)はホルダ(2)との係合が外れる。解除片(11)はカー
トリッジ挿入排出方向に長く延びているから、基端部を
中心とした外向きの撓み変形量は大きく、ロックスライ
ド(4)との掛かり代を大きく設けることができる。従っ
て、ロックスライド(4)とホルダ(2)の引掛りを安定し
て解除できる。また、解除片(11)を設けるのに要するス
ペースの横幅は、ロックスライド(4)の通過を許す側方
への撓み変形量だけあればよい。即ち、従来にあって
は、解除片(11)が取り付けられたスペースの横幅は、解
除片(11)の長さ以上である必要があるので、従来に比し
て横幅を短く設定することが可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一例を図を用いて
詳述する。 (カートリッジ概略)図3は、出願人が提案するカートリ
ッジ(6)の斜視図である。カートリッジ(6)は扁平なシ
ェル(9)内にディスク(60)を収納して構成される。シェ
ル(9)の一側面には、スリット(5)が形成され、上面に
は凹面(65)が形成されている。凹面(65)にはディスク(6
0)が露出する透孔(63)が開設されている。凹面(65)内に
は該透孔(63)を覆うシャッタ(61)がスライド可能に配備
され、該シャッタ(61)はスリット(5)に被さる。シャッ
タ(61)の上面は、シェル(9)の上面と同一面内に位置す
る。シャッタ(61)はシェル(9)内のネジリバネ(66)によ
り閉じ方向に付勢されており、シャッタ(61)は不用意に
開いても自動的に閉じる。カートリッジ(6)の底面に
は、凹部(64)が設けられ、後記するように凹部(64)はス
ライド片(3)に係合する。シャッタ(61)の開き状態に
て、シェル(9)内のディスク(60)の一部が露出し、信号
の記録又は再生ができる。
【0008】装置の全体構成 図1は、ディスク記録又は再生装置の分解斜視図であ
る。ピックアップ(72)を具えたシャーシ(1)には、ホル
ダ(2)の一端部が枢支(25)され、該ホルダ(2)にカート
リッジ(6)が挿入される。ピックアップ(72)はターンテ
ーブル(73)に対し接近離間可能に設けられ、該ピックア
ップ(72)の下面にはブラケット(71)が取り付けられる。
該ブラケット(71)には、先端部に記録ヘッド(70)を具え
たヘッドレバー(7)の基端部が枢支され、該ヘッドレバ
ー(7)は昇降機構(図示せず)によりホルダ(2)の上面に
開設された開口(26)を通ってホルダ(2)内に進入する。
記録ヘッド(70)がカートリッジ(6)内のディスク(60)に
接して信号が記録されるが、これは周知技術である。シ
ャーシ(1)の前端部隅部には解除機構(10)が設けられ、
該解除機構(10)は下降したホルダ(2)が上昇する際に、
カートリッジ(6)のホルダ(2)への係合を解除する。解
除機構(10)は金属板を折曲して形成され、シャーシ(1)
に接する取付板(13)と、該取付板(13)から上向きに突出
した支持壁(12)と、該支持壁(12)の上端からカートリッ
ジ排出方向に向かって延び、且つホルダ(2)の回動移行
路を含む面に対して傾いた解除片(11)を一体に設けてい
る。解除片(11)は上に向かって外側に傾き、支持壁(12)
を基端部として外向きに撓み変形可能である。解除片(1
1)の自由端部には、前に向かって斜め上向きに延びた傾
き端面(14)が形成されている。
【0009】ホルダ(2)の側板下端部からは受け板(27)
が内向きに突出し、該受け板(27)にカートリッジ(6)の
底面が載置される。ホルダ(2)の一側部下端からは、支
持板(20)が外向きに突出し、該支持板(20)にスライド片
(3)が支持される。図2は、ホルダ(2)とスライド片
(3)の分解斜視図である。スライド片(3)は載置板(34)
の側部から垂直板(35)を立設し、該載置板(34)には長孔
(33)が開設されている。支持板(20)から突出した軸(28)
に長孔(33)が嵌まり、スライド片(3)はカートリッジ挿
入排出方向に移動可能に設けられている。軸(28)は所謂
2段軸であり、小径軸(28b)の先端に鍔体(28a)を設けて
いる。スライド片(3)上の長孔(33)は、一端部が膨らん
で鍔体(28a)よりも稍大径の大孔(33a)を形成している。
スライド片(3)を支持板(20)に取り付けるには、大孔(3
3a)を鍔体(28a)に重ねた後にスライド片(3)を後方に移
動させる。鍔体(28a)により、スライド片(3)の抜けが
防止される。ホルダ(2)の透孔(21)の上端縁からは、規
制片(85)が外向きに突出し、スライド片(3)の垂直板(3
5)は規制片(85)の内側に位置している。規制片(85)によ
って、スライド片(3)が外向きにガタ付くことを防いで
いる。スライド片(3)の上方には、ロックスライド(4)
が設けられ、ホルダ(2)の上面から突出した軸(29)(29)
にロックスライド(4)の長孔(44)(44)が嵌まって、ロッ
クスライド(4)はカートリッジ挿入排出方向に移動可能
に設けられている。
【0010】スライド片(3)は金属板を折曲して形成さ
れ、垂直板(35)の後端部から内向きに突出した爪片(31)
と、垂直板(35)の長手方向の略中央から上向きに延びた
突片(32)と、垂直板(35)の前端部に位置して先端部が内
向きに突出した係合片(30)と、垂直板(35)の後端部から
後向きに延びたバネ片(37)とを一体に設けている。爪片
(31)はホルダ(2)内に進入してシャッタ(61)の端面に接
し、バネ片(37)はシャッタ(61)に嵌まる。ロックスライ
ド(4)は金属板を折曲して形成され、長手方向の中央部
から前端部に向かって延びた係合爪(40)と、長手方向の
略中央から外向きに突出したバネ掛け片(42)を一体に具
えている。係合爪(40)は下向きに弾性変形可能で先端に
斜面(43)を形成し、該係合爪(40)の基端部近傍から押し
板(41)が外向きに突出している。
【0011】ホルダ(2)には、爪片(31)が進入する透孔
(21)と、該透孔(21)よりも前方に位置する嵌合孔(22)が
開設されている。カートリッジ(6)がホルダ(2)に挿入
完了した状態で嵌合孔(22)に係合片(30)が嵌まる。嵌合
孔(22)の上側には、ロックスライド(4)の係合爪(40)が
引掛かる掛け板(23)が外向きに突出している。ホルダ
(2)の後端部には、フック(24)が設けられ、該フック(2
4)とロックスライド(4)のバネ掛け片(42)とに掛けられ
る引張りバネ(8)により、ロックスライド(4)は後方に
付勢される。長孔(44)の前端が軸(29)に接して、ロック
スライド(4)は後方への移動を規制される。スライド片
(3)の突片(32)はバネ掛け片(42)の後側に当接し、該当
接によりロックスライド(4)はスライド片(3)を後方に
付勢する。この引張りバネ(8)の付勢力は、前記カート
リッジ(6)内のネジリバネ(66)のシャッタ付勢力よりも
大きい。
【0012】カートリッジ(6)は、ホルダ(2)が上向き
に回動した状態で挿入され、下向き回動してカートリッ
ジ(6)がシャーシ(1)に対向した位置にて、信号を記録
又は再生する。以下、説明の便宜上、ヘッドレバー(7)
の記載を省く。図4(a)、(b)は、ホルダ(2)の上昇位置
の側面図であり、(a)はカートリッジ(6)が未だ挿入さ
れない状態を、(b)はカートリッジ(6)の挿入完了状態
を示す。カートリッジ(6)の未挿入状態にて、係合爪(4
0)は掛け板(23)の後側に位置している。係合片(30)はホ
ルダ(2)の嵌合孔(22)の後側に位置し、ホルダ(2)側面
に接して外向きに撓んでいる。以下、カートリッジ挿
入、及びホルダ(2)の昇降動作を説明する。
【0013】(カートリッジ挿入)図5(a)、(b)は、図4
のホルダ(2)をA方向から見た図であり、図6(a)、
(b)、図7(a)、(b)は図4のホルダ(2)をA方向から見
た断面図である。図示の便宜上、図6、図7にあっては
ロックスライド(4)及び引張りバネ(8)を図示しない。
図5(a)に示すように、カートリッジが未だ挿入されな
い状態にて、係合爪(40)は解除機構(10)の内側に位置し
て、解除機構(10)はロックスライド(4)の移動を妨げな
い。図6(a)に示す状態から、カートリッジ(6)をホル
ダ(2)に挿入すると、スライド片(3)の爪片(31)がカー
トリッジ(6)のスリット(5)に嵌まり、シャッタ(61)に
接する。スライド片(3)を後方に付勢する引張りバネ
(8)の力は、カートリッジ(6)のネジリバネ(66)の力よ
りも大きいから、図6(b)に示すように、カートリッジ
(6)を押してもスライド片(3)は移動しない。シャッタ
(61)はネジリバネ(66)に抗して開く。シャッタ(61)が開
き完了すると、図7(b)に示すように、シャッタ(61)は
凹面(65)の後端縁に接する。スライド片(3)は移動しな
いから、係合片(30)は嵌合孔(22)に達しない。
【0014】更にカートリッジ(6)を押し込む。シャッ
タ(61)はこれ以上開かないから、スライド片(3)の爪片
(31)を押す。スライド片(3)は前進し、図7(a)に示す
ように、係合片(30)が嵌合孔(22)に嵌まる。嵌合孔(22)
を貫通した係合片(30)は、カートリッジ(6)の凹部(64)
に軟係止する。カートリッジ(6)は挿入完了状態を保
つ。一方、図4に示すスライド片(3)の突片(32)とロッ
クスライド(4)のバネ掛け片(42)が接しているから、ス
ライド片(3)が押されるとロックスライド(4)は引張り
バネ(8)に抗して前進する。図4(a)に示す状態から係
合爪(40)の斜面(43)がホルダ(2)の掛け板(23)に接し
て、係合爪(40)が撓み変形する。斜面(43)が掛け板(23)
を通過すると、図4(b)に示すように、係合爪(40)が弾
性復帰して掛け板(23)に引掛かる。
【0015】係合爪(40)が掛け板(23)に引掛かると、ロ
ックスライド(4)のカートリッジ排出方向の移動は規制
され、カートリッジ(6)は係合片(30)との係合状態を保
つ。係合片(30)がホルダ(2)の嵌合孔(22)に嵌まってい
るから、スライド片(3)は不用意にホルダ(2)からの排
出方向に移動しない。図5(b)に示すように、カートリ
ッジが挿入完了した状態にて、ロックスライド(4)は押
し板(41)が解除片(11)の上方に位置している。
【0016】(ホルダ下降時)記録又は再生時には、ホル
ダ(2)へのカートリッジ挿入完了状態にて、ホルダ(2)
を下降回動させる。図8(a)は解除機構(10)の正面図、
(b)は解除機構(10)の右側面図である。図5(b)及び図8
(a)、(b)に示すように、ホルダ(2)の下降に伴ってロッ
クスライド(4)が下降すると、ロックスライド(4)の押
し板(41)が解除片(11)の傾き端面(14)に接する。係合爪
(40)は掛け板(23)に接して上向きに撓み変形を規制され
るから(図4(b)参照)、図8(a)に示すように、解除片(1
1)が外向きに撓み、押し板(41)の通過を許す。解除片(1
1)を傾き端面(14)に当接させているのは、以下の理由に
よる。仮に、傾き端面(14)を設けず、且つホルダ(2)の
取付誤差や各部品の寸法バラ付きにより、押し板(41)が
解除片(11)の上端(図8(b)の一点鎖線部分)に接した場
合を想定する。この場合は、押し板(41)が解除片(11)の
上端に接して下向きに押すだけで、解除片(11)は側方、
即ち外向きに撓み変形せず、押し板(41)が解除片(11)を
通過できない虞れがある。然るに、本例にあっては、押
し板(41)は傾き端面(14)に接するから、押し板(41)が下
降して傾き端面(14)を押すと、解除片(11)は側方に正確
に逃げる。これにより、押し板(41)は解除片(11)を確実
に通過できる。図10(a)、(b)は、解除機構(10)と係合
爪(40)の拡大側面図である。図10(a)に示すように、
押し板(41)が解除片(11)を通過した後に、解除片(11)は
弾性復帰して元の位置に戻る。
【0017】(ホルダ上昇)ホルダ(2)からカートリッジ
(60)を取り出すときは、ホルダ(2)を回動上昇させる。
ホルダ(2)が回動上昇すると、ロックスライド(4)の押
し板(41)と、解除片(11)の下端が接する。解除片(11)は
ホルダ(2)の上下回動を含む面に対向しているから、上
下方向には撓みにくい。従って、図10(b)に示すよう
に、解除片(11)は押し板(41)に接して係合爪(40)を下向
きに撓み変形させる。係合爪(40)と係合板(23)の引掛か
りが外れる。ロックスライド(4)は前記引張りバネ(8)
により、カートリッジ排出方向に移動する。図4(a)に
示すように、ロックスライド(4)はスライド片(3)の突
片(32)を後方に押し、カートリッジ(6)を排出させる。
カートリッジ(6)の排出動作は、以前出願人が特願平1
1−74770号(これは未公開発明である)にて説明し
ており、詳細な説明を省略する。
【0018】本例にあっては、解除片(11)の長手方向は
カートリッジ挿入排出方向に沿っているから、基端部を
中心とした側方への、即ち外向きの撓み変形量は大き
く、ロックスライド(4)との掛かり代を大きく設けるこ
とができる。従って、ロックスライド(4)とホルダ(2)
の引掛りを安定して解除できる。また、解除片(11)を設
けるのに要するスペースの横幅は、ロックスライド(4)
の通過を許す側方への撓み変形量だけあればよく、該横
幅を短く設定することが可能である。尚、解除機構(10)
の解除片(11)は、支持壁(12)を基端部として外向きに撓
み変形する構成であればよい。従って、図9に示すよう
に、解除片(11)は支持壁(12)から後方に真っ直ぐ延び、
先端部のみが傾いていてもよい。
【0019】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク記録又は再生装置の分解斜視図であ
る。
【図2】ホルダとスライド片の分解斜視図である。
【図3】出願人が提案したカートリッジの斜視図であ
る。
【図4】ホルダの上昇位置の側面図であり、(a)はカー
トリッジが未だ挿入されない状態を、(b)はカートリッ
ジの挿入完了状態を示す。
【図5】(a)、(b)は、図4(a)、(b)のホルダを夫々A方
向から見た図である。
【図6】同上の断面図であり、(a)はカートリッジが未
だ挿入されない状態を、(b)はシャッタの開き途中状態
を示す。
【図7】(a)、(b)はホルダの断面図であり、(a)は係合
片がカートリッジに嵌まった状態を、(b)は係合片がカ
ートリッジから外れている状態を夫々示す。
【図8】(a)は解除機構の正面図、(b)は解除機構の右側
面図である。
【図9】他の解除機構の斜視図である。
【図10】(a)、(b)は、解除機構と係合爪の拡大側面図
である。
【図11】従来のディスクへの信号記録又は再生装置の
側面図であり、(a)はホルダの上昇時を、(b)はホルダの
下降完了時を、(c)はホルダの上昇途中を夫々示す。
【図12】従来の解除機構とホルダの斜視図である。
【図13】従来の解除機構の正面図である。
【符号の説明】
(1) シャーシ (2) ホルダ (4) ロックスライド (6) カートリッジ (10) 解除機構 (11) 解除片 (14) 傾き端面 (40) 係合爪 (60) ディスク

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシ(1)に回動自在に設けられディ
    スク(60)を内包したカートリッジ(6)が収納されるホル
    ダ(2)と、ホルダ(2)上をカートリッジ挿入排出方向に
    移動自在に設けられカートリッジ(6)の挿入に連動して
    移動しホルダ(2)に係合するロックスライド(4)と、ホ
    ルダ(2)の下降姿勢から上昇回動時にロックスライド
    (4)のホルダ(2)への係合を外す解除機構(10)とが設け
    られ、ロックスライド(4)のホルダ(2)への係合部は撓
    み変形可能に設けられたディスクへの信号記録又は再生
    装置に於いて、解除機構(10)は、ホルダ(2)の回動移行
    路を含む面に対して傾き、基端部がシャーシ(1)に取り
    付けられて外向きに撓み変形可能な解除片(11)を有し、
    該解除片(11)は基端部からカートリッジ挿入排出方向に
    沿って延びており、該解除片(11)は、ホルダ(2)の下降
    に連動したロックスライド(4)に当接して外向きに撓み
    変形してロックスライド(4)から逃げ、ロックスライド
    (4)の通過後に弾性復帰し、ホルダ(2)の下降姿勢から
    の上昇回動時に解除片(11)の下端に接したロックスライ
    ド(4)をホルダ(2)との係合を外す向きに撓み変形させ
    ることを特徴とするディスクへの信号記録又は再生装
    置。
  2. 【請求項2】 ホルダ(2)にはロックスライド(4)の係
    合爪(40)が引掛る掛け板(23)が設けられ、ホルダ(2)の
    下降回動時にロックスライド(4)は係合爪(40)が掛け板
    (23)に引掛った状態で解除片(11)に当接し、ロックスラ
    イド(4)の撓み変形が規制されている請求項1に記載の
    ディスクへの信号記録又は再生装置。
  3. 【請求項3】 解除片(11)上のロックスライド(4)との
    当接箇所は、カートリッジ挿入方向に沿って斜め上向き
    に形成された傾き端面(14)である請求項1又は2に記載
    のディスクへの信号記録又は再生装置。
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