JP2014071909A - カートリッジドライブ装置 - Google Patents

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昭洋 宮崎
Satoshi Muto
智 武藤
Hideyuki Takagi
秀行 高木
Kenji Horiuchi
賢次 堀内
Tomio Hironaka
富雄 弘中
Takuji Nakamura
卓児 中村
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    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/032Containers for flat record carriers for rigid discs
    • G11B23/0323Containers for flat record carriers for rigid discs for disc-packs

Abstract

【課題】小型が可能でカートリッジのローディング動作をより確実に行うことができるようにする。
【解決手段】カートリッジホルダー41は、挿入されたカートリッジを保持する。ロックプレート51は、カートリッジホルダー41に対してカートリッジの挿入または排出方向に移動可能に取り付けられており、カートリッジを固定する固定機構であるシェル係止レバー551を有する。駆動モータ32および減速ギヤ群33は、ホルダー41とロックプレート51をカートリッジの挿入または排出方向に駆動する。ホルダー41の移動量MAに加えてロックプレート51の移動量MBだけカートリッジを移動させることができるようになる。また、ロックプレート51にカートリッジを固定できる。このため、小型が可能でカートリッジのローディング動作をより確実に行うことができるようになる。
【選択図】 図17

Description

この技術は、カートリッジドライブ装置に関し、小型が可能でカートリッジのローディング動作を確実に行うことができるようにする。
従来、カートリッジに収納されている記録媒体(例えば光ディスク等)を用いて、情報の記録および/または再生を行うことができるカートリッジドライブ装置が広く用いられている。このような装置では、ローディング機構が設けられており、筐体内にカートリッジを搬送して記録媒体をドライブ部に装着することが行われている(特許文献1参照)。
特開2011−108315号公報
ところで、カートリッジを小型化した場合、カートリッジの排出時にローディング量を大きくしないと、カートリッジドライブ装置からの突出部分が少なくなって、カートリッジドライブ装置からカートリッジが取り出し難くなってしまう。しかし、単純にローディング量を大きくするとカートリッジドライブ装置の小型化が困難となってしまう。また、カートリッジドライブ装置では、カートリッジの挿入時および排出時に、ローディング動作をより確実に行うことが好ましい。
そこで、この技術では、小型が可能でカートリッジのローディング動作を確実に行うことができるカートリッジドライブ装置を提供する。
この技術の第1の側面は、
挿入されたカートリッジを保持するホルダーと、
前記ホルダーに対して前記カートリッジの挿入または排出方向に移動可能に取り付けられており、前記カートリッジを固定する固定機構を有したロックプレートと、
前記ホルダーと前記ロックプレートを前記カートリッジの挿入または排出方向に駆動する駆動部と
を備えるカートリッジドライブ装置にある。
この技術においては、挿入されたカートリッジを保持するホルダーと、このホルダーに対してカートリッジの挿入または排出方向に移動可能に取り付けられており、カートリッジを固定する固定機構を有したロックプレートが設けられる。ホルダーとロックプレートをカートリッジの挿入または排出方向に駆動する駆動部では、例えば第1ギヤと第1ギヤよりも径の大きい第2ギヤを用いて、第1ギヤでホルダーを駆動して第2ギヤでロックプレートを駆動する。また、挿入されているカートリッジの排出時に、固定機構をカートリッジ排出動作に連動させて固定解除状態に設定する排出制御機構がロックプレートに設けられる。また、カートリッジを排出方向に押圧する押圧機構がロックプレートに設けられて、排出制御機構は、固定解除状態に設定後、押圧機構によってカートリッジを排出方向に押圧する。また、リリース軸に排出制御機構が当接した状態でロックプレートをカートリッジの排出方向に移動させて、固定機構が固定解除状態に設定される。また、ロックプレートをカートリッジの排出方向にさらに移動させて、押圧機構によってカートリッジが排出方向に押圧される。さらに、ロックプレートをカートリッジの排出方向に移動させて、排出制御機構をリリース軸との当接状態から解除したのちリセット軸に摺動させて、排出制御機構が初期位置に復帰される。
この技術によれば、挿入されたカートリッジを保持するホルダーと、前記ホルダーに対して前記カートリッジの挿入または排出方向に移動可能に取り付けられており、前記カートリッジを固定する固定機構を有したロックプレートと、前記ホルダーと前記ロックプレートを前記カートリッジの挿入または排出方向に駆動する駆動部が設けられる。したがって、ホルダーの移動量に加えてロックプレートの移動量だけカートリッジを移動させることができるようになる。また、ロックプレートにはカートリッジを固定する固定機構が設けられる。このため、小型が可能でカートリッジのローディング動作を確実に行うことができるようになる。
カートリッジドライブ装置をカートリッジと共に示した斜視図である。 カートリッジの斜視図である。 第1シェルと第2シェルが分離した状態を示す斜視図である。 第1シェルと第2シェルが分離した状態を他の方向から見た斜視図である。 カートリッジの分解斜視図である。 支持軸に支持されたロックレバーを付勢部材と共に示す拡大斜視図である。 セレクトローダーを示す斜視図である。 トップシャーシの構成を示す図である。 カートリッジホルダーの構成を示す分解斜視図である。 ロックプレートの平面図である。 ロックプレートの底面図である。 ロックプレートの背面図である。 ロックプレートの側面図である。 カートリッジ挿入時におけるセレクトローダーの状態を示した図である。 カートリッジがロックプレートに固定されている状態と、固定が解除された状態を説明するための図である。 カートリッジがカートリッジホルダーに挿入された状態を示した図である。 カートリッジ挿入完了時におけるセレクトローダーの状態を示した図である。 カートリッジの排出動作を説明するための図である。
以下、本技術を実施するための形態について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.全体構成
2.カートリッジの構成
3.カートリッジドライブ装置におけるセレクトローダーの構成
4.カートリッジの挿入排出動作
<1.全体構成>
図1は、本技術のカートリッジドライブ装置をカートリッジと共に示す斜視図である。カートリッジドライブ装置20は、挿入されたカートリッジ10に収納されている記録媒体例えば複数の光ディスクに対して情報信号等の記録再生を行う。
カートリッジドライブ装置20における外筐21の内部には、所定の位置にセレクトローダー30と記録再生部90が設けられている。セレクトローダー30は、カートリッジ10の挿入および排出と、カートリッジ10に収納された複数の光ディスクから情報信号の記録又は再生を行う光ディスクの選択を行う。記録再生部90は、セレクトローダー30で選択された光ディスクをセレクトローダー30から取得して情報信号等の記録再生を行う。
外筐21の前面にはフロントパネル22が設けられている。フロントパネル22の上端部には前後に貫通されたカートリッジ挿脱口23が形成され、カートリッジ挿脱口23がシャッター24によって開閉可能とされている。フロントパネル22の下端部にはイジェクト釦25が配置されている。
カートリッジドライブ装置20は、カートリッジ10がカートリッジ挿脱口23から挿入されると、セレクトローダー30によってカートリッジ10を所定の位置に移動してカートリッジ10の第1シェル13と第2シェル17を分離する。また、セレクトローダー30は、所望の光ディスクの選択を行う。記録再生部90では、セレクトローダー30によって選択された光ディスクをチャッキング可能な位置まで搬送したのち、情報信号等の記録再生を行う。また、記録再生部90は、光ディスクに対する情報信号の書き込みや読み出しが終了すると、光ディスクをセレクトローダー30に装着されているカートリッジ10における元の位置に挿入する。セレクトローダー30は、カートリッジ10の使用終了時にカートリッジ10の排出を行い、カートリッジ10の第1シェル13と第2シェル17を結合して取り出し可能な所定位置まで移動する。
なお、以下の説明では、カートリッジ10を手前からカートリッジドライブ装置20に挿入する場合における手前側を前面、前面と対向する奥側を後面とする。
<2.カートリッジの構成>
カートリッジ10は、図2乃至図5に示すように、カートリッジ10の筐体は、第1シェル13と第2シェル17で構成されている。また、カートリッジ10の内部には、記録媒体例えば光ディスク100が上下方向に所定間隔で収納可能とされている。
第1シェル13と第2シェル17は、例えば、上下方向において結合又は分離可能とされている。
第1シェル13は樹脂材料によって形成され、ベース体13aとベース体13aの前端部下側に補助ベース13bが結合されている。また、ベース体13aの後端部面に背面パネル13cが結合されている。
ベース体13aの中央部には下方へ突出された丸軸状のセンターピン131が設けられている。
また、ベース体13aの後端寄りの位置には、下方へ突出された支持軸132が左右に離隔して設けられている。支持軸132の近傍の位置には、それぞれバネ掛け突部133が設けられている。
補助ベース13bの左右両端部における下端部にはそれぞれ側方および下方に開口された溝状の把持部134が形成されている。
第1シェル13の左右両側面部における前端寄りの位置には、それぞれスライダー支持部141が形成されている。
第1シェル13の支持軸132にはそれぞれロックレバー151が回動自在に支持されている。
ロックレバー151は、図4乃至図6に示すように、支持軸132が挿入されて支持される円筒状の被支持部152と、被支持部152の略上半部から略前方へ突出されたロック部153と、被支持部152の略下半部から斜め前方へ突出されたロック解除部154とを有している。
ロック部153は、先端部から側方へ突出されたロック用突部153aを有している。ロック部153には、上方へ突出されたバネ支持突部153bが形成されている。
ロックレバー151は、被支持部152に支持軸132が挿入されて、支持軸132の中心軸を中心として回動可能とされる。また、ロックレバー151は、支持軸132に支持された状態において、付勢部材155によってロック部153のロック用突部153aがサイド面側に近付く方向へ付勢される。
付勢部材155は、例えばコイルバネであり、コイル部155aとコイル部155aからそれぞれ突出された一対の腕部155b、155cとからなる。付勢部材155は、コイル部155aが支持軸132に支持され、一方の腕部155bが第1シェル13に設けられたバネ掛け突部133に係合され、他方の腕部155cがロックレバー151のロック部153に設けられたバネ支持突部153bに係合される。
第1シェル13のスライダー支持部141にはロックスライダー142が前後方向へスライド自在に支持される。
ロックスライダー142は、前後に延びる被支持部143と被支持部143の前端部を除く部分から内方へ突出されたロック部144と、ロック部144の前面から前方へ突出されたバネ支持軸部145とからなる。
ロックスライダー142は、被支持部143がそれぞれ第1シェル13のスライダー支持部141にスライド自在に支持され、バネ支持軸部145に付勢部材146例えばコイルバネが支持される。付勢部材146は両端がそれぞれロック部144の前面とスライダー支持部141を形成する前面とに接する。したがって、ロックスライダー142は付勢部材146によって後方へ付勢される。
背面パネル13cは、左右に離隔して形成された挿入孔162と下端部から前方へ突出された被取付突部163とを有している。また、背面パネル13cの左右両端部にはそれぞれ外方に開口された挿入用切欠164が形成されている。
背面パネル13cは、被取付突部163の先端部が支持軸132の下面にネジ止めされてベース体13aに取り付けられる。
背面パネル13cがベース体13aに取り付けられた状態においては、被取付突部163がそれぞれ支持軸132の下方においてネジ止めされており、支持軸132に支持されたロックレバー151および付勢部材155の支持軸132からの脱落が防止される。
背面パネル13cがベース体13aに取り付けられた状態において、挿入孔162の位置にロックレバー151のロック解除部154が位置される。
第2シェル17は、樹脂材料によって形成されており、側面の内側には内側壁部171が設けられている。内側壁部171の後端部には後方に開口され左右に貫通された第1ロック用凹部172が形成されている。内側壁部171の前端寄りの位置には前方および外方に開口された第2ロック用凹部173が形成されている。
内側壁部171の内面には、光ディスクを保持するための保持溝174が所定間隔で複数形成されている。
第2シェル17の側面部間の前端寄りの位置にはブリッジ部材175が取り付けられている。ブリッジ部材175は板状の金属材料が所定の形状に折り曲げられて形成されている。ブリッジ部材175が側面部間に取り付けられることにより、第2シェル17の全体としての高い強度を確保することができる。
カートリッジ10には、例えば、第1シェル13の前面に情報入力手段として情報入力シート19が貼付されている。情報入力シート19には所定の情報、例えば、カートリッジ10の内部に収納される光ディスク間のピッチおよび光ディスクの収納枚数に関する情報が入力されている。なお、情報入力手段は情報入力シート19に限られることはなく、例えば、第1シェル13等に印刷されたバーコード等の印刷情報や第1シェル13等に埋め込まれた記録チップ等の適宜の手段を用いることができる。
第1シェル13と第2シェル17が結合された状態においては、第1シェル13におけるサイド面の下面と第2シェル17におけるサイド面の上面との間にそれぞれ前後に延びる挿入溝125が形成される(図2参照)。挿入溝125は、前端が第1シェル13のスライダー支持部141に連続され、後端が背面パネル13cに形成された挿入用切欠164に連続される。
このように構成されたカートリッジ10において、第1シェル13と第2シェル17が結合された状態においては、ロックスライダー142とロックレバー151によって第1シェル13と第2シェル17がロックされている。
すなわち、ロックスライダー142は、付勢部材146の付勢力によって後方の移動端に位置され、ロック部144がそれぞれ第2シェル17の側面部に形成された第2ロック用凹部173に挿入されて係合されている。ロックレバー151は、付勢部材155の付勢力によってロック部153の先端部が互いに離隔する方向(外方)における回動端に位置されている。ロック部153のロック用突部153aは第2シェル17の側面部に形成された第1ロック用凹部172に挿入されて係合されている。
また、ロックスライダー142とロックレバー151によるロックを解除することで、第1シェル13と第2シェル17を分離して、カートリッジ内の光ディスク100が取り出し可能とされている。すなわち、カートリッジ10は、カートリッジドライブ装置に設けられたロック解除片468(図9参照)によってロックスライダー142が前方に移動されることにより、第2シェル17の側面部に形成された第2ロック用凹部173からロック部144を脱着して第1シェル13と第2シェル17の係合を解除する。また、背面パネル13cの挿入孔162にカートリッジドライブ装置に設けられたロック解除片522(図11参照)を挿入する。カートリッジ10は、ロック解除片522の挿入によってロックレバー151のロック解除部154を押圧することにより、付勢部材155によって回動されているロック部153を逆方向に回動させて、第2シェル17の側面部に形成された第1ロック用凹部172から、ロック部153を脱着して第1シェル13と第2シェル17の係合を解除する。
<3.カートリッジドライブ装置におけるセレクトローダーの構成>
次に、カートリッジドライブ装置に設けられているセレクトローダー30の構成を説明する。図7はセレクトローダーを示す斜視図である。セレクトローダー30は、トップシャーシ31とカートリッジホルダー41およびローダーベース61を有している。
ローダーベース61の側板部62には、前後に離隔してカム孔621が形成されている。カム孔621は前後に延びる直線部621aと垂直方向に延びる垂直部621bからなり、直線部621aの後端部と垂直部621bの上端部とが連続されている。また、ローダーベース61の側板部62には、カム孔621から所定の距離だけ上側に離れた位置に、前後に離隔して前後方向に延びる被支持孔622が形成されている。
カム孔621には、後述するカートリッジホルダー41の下ホルダー45に設けられている摺動ピン453が内面側から挿入されて、ローダーベース61に対して前後方向へ移動自在に支持されている。また、被支持孔622には、カートリッジホルダー41の後述する上ホルダー46の摺動ピン467が内面側から挿入される。したがって、カートリッジホルダー41は、ローダーベース61に前後方向に移動自在に支持される。また、下ホルダー45は前後方向だけでなく上下方向に移動自在に支持される。
図8は、トップシャーシの構成を示している。トップシャーシ31は、後端側に駆動部を構成する駆動モータ32が取り付けられている。トップシャーシ31のディスクホルダー面側には、駆動部を構成する減速ギヤ群33が設けられている。減速ギヤ群33のラックドライブギヤ331は、大径ギヤ331Lと小径ギヤ331Sからなる2段ギヤである。ラックドライブギヤ331の小径ギヤ331Sは、後述する上ホルダー46に設けられているラックギヤ465に噛合しており、大径ギヤ331Lは、ロックプレート51に設けられているラックギヤ514に噛合している。したがって、駆動モータ32の駆動力は、減速ギヤ群33を介してラックドライブギヤ331に伝達されることにより、上ホルダー46とロックプレート51がカートリッジ10の挿入方向または排出方向へ移動される。
また、トップシャーシ31は、センサー基板37が取り付けられている。センサー基板37は、カートリッジホルダー41の位置やカートリッジ10の有無を検出するための検出スイッチ371乃至374を有しており、駆動モータ32によって移動させる上ホルダー46やロックプレート51と対応する位置に取り付けられる。さらに、トップシャーシ31のディスクホルダー面側には、リリース軸38とリセット軸39が設けられている。リリース軸38は、カートリッジホルダー41に対してカートリッジ10が着脱不能に保持されているロック状態を解除するための軸である。リセット軸39は、後述する排出制御スライダーを初期位置に戻すための軸である。
図9は、カートリッジホルダーの構成を示す分解斜視図である。カートリッジホルダー41は、下ホルダー45と上ホルダー46を用いて構成されている。また、上ホルダー46には、ロックプレート51が前後方向に移動可能に取り付けられている。
下ホルダー45は、上下方向を向く下板部451と下板部451の左右両側縁からそれぞれ上方へ突出された横板部452からなる。横板部452の外面には、側方へ突出された摺動ピン453が前後に離隔して設けられている。
下ホルダー45は、摺動ピン453が、ローダーベース61の側板部62に形成されているカム孔621に、側板部62の内面側から挿入されて、ローダーベース61に対して前後方向および上下方向へ移動自在に支持される。
上ホルダー46は、上下方向を向く上面部461と上面部461の左右両側縁からそれぞれ下方へ突出された横面部462と上面部461の後縁から下方へ突出された背面部463とからなる。
上面部461における上面側には、トップシャーシ31の減速ギヤ群33の位置に対応した開口部464が、前後方向に形成されている。開口部464の端部には、ラックドライブギヤ331の小径ギヤ331Sと噛合するラックギヤ465が、前後方向すなわちカートリッジ10の移動方向に設けられている。また、上面部461における上面側には、摺動ピン466が左右および前後に離隔して設けられている。
横面部462の外面には側方へ突出された摺動ピン467が前後に離隔して設けられている。
上ホルダー46は、摺動ピン467が、ローダーベース61の側板部62に形成されている被支持孔622に、側板部62の内面側から挿入されて、ローダーベース61に対して前後方向へ移動自在に支持される。
横面部462の内面前端側には、カートリッジ10のロックスライダー142をスライドさせるためのロック解除片468が設けられている。横面部462の下端部には下方に開口された連結溝469が前後に離隔して形成されている。
上ホルダー46の連結溝479には、下ホルダー45の摺動ピン453が下方から挿入される。したがって、上ホルダー46の連結溝469に下ホルダー45の摺動ピン453が挿入された状態で上ホルダー46がラックドライブギヤ331によって駆動されると、下ホルダー45と上ホルダー46が一体化して前後方向に移動する。また、下ホルダー45と上ホルダー46が一体化して所定位置まで移動されたのち、下ホルダー45の摺動ピン453がカム孔621を下方向に摺動すると、下ホルダー45と上ホルダー46が分離されて、下ホルダー45のみが下方向に移動する。
上ホルダー46の背面部463には、カートリッジを固定するためにロックプレート51に設けられた固定機構や、カートリッジを排出方向に押圧するためにロックプレート51に設けられた押圧機構と対応する位置に開口部470が設けられている。また、背面部463には、検出スイッチの操作レバーの位置まで突出した作用片471が形成されている。
ロックプレート51は、上下方向を向く上面部511と上面部511の後縁から下方へ突出された背面部512とからなる。
ロックプレート51の上面部511には、トップシャーシ31の減速ギヤ群33の位置に対応させて開口部513が、前後方向に形成されている。開口部513の側端部には、ラックドライブギヤ331の大径ギヤ331Lと噛合するラックギヤ514が、前後方向すなわちカートリッジ10の移動方向に設けられている。
また、上面部511において、上ホルダー46の摺動ピン466の位置に支持孔515が前後方向に形成されている。支持孔515には、ロックプレート51の下面から摺動ピン466が挿入されて止め輪等によって、ロックプレート51が脱落しないように保持される。したがって、ロックプレート51は、上ホルダー46の上面を前後方向に摺動可能に保持される。
図10は、ロックプレートの平面図、図11はロックプレートの底面図、図12はロックプレートの背面図、図13はロックプレートの側面図を示している。
ロックプレート51の背面部512には、カートリッジを排出方向に押圧する押圧機構である排出レバー531を回動可能に支持するレバー保持部521が背面方向に突出して形成されている。また、背面部512の下側先端には、前面方向に突出してロック解除片522が形成されている。ロック解除片522は、カートリッジホルダー41にカートリッジ10が挿入されたとき、カートリッジ10の背面パネル13cに設けられている挿入孔162に挿入されて、ロックレバー151を回動させる。したがって、カートリッジ10におけるロックレバー151によるロックが解除される。
排出レバー531は、背面部512と対向する回動面部532と、回動面部532の上端に設けられた摺動突部533と、回動面部532の下端側から前面方向に突出した押圧部534からなる。また、センサー基板37側に設けられる排出レバー531には、検出スイッチの操作レバーの位置まで突出した作用片535が形成されている。
排出レバー531は、回動面部532の側面に回動支点が設けられて、押圧部534が前方へ移動する方向に付勢部材541例えばバネによって付勢されている。
また、ロックプレート51の背面部512には、カートリッジを固定する固定機構であるシェル係止レバー551が設けられている。シェル係止レバー551は、ロックプレート51の上面部511に対する垂直方向を軸として回動可能に設けられている。シェル係止レバー551は、コの字状の形状とされており上面部552と下面部553に回動支点554が設けられている。
上面部552は、ロックプレート51と後述する排出制御スライダー571との間に介在されており、摺動ピン555が排出制御スライダー571の方向に突出して設けられている。下面部553は、ロック解除片522の下面側に取り付けられており、係止部556がシェル係止レバー551の回動に応じてロック解除片522の側端から突出するように形成されている。なお、係止部556において、前方に位置する傾斜縁を第1傾斜縁556a、後方に位置する傾斜縁を第2傾斜縁556bとする。また、シェル係止レバー551は、係止部556がロック解除片522の側端から突出する方向に付勢部材561例えばコイルバネによって付勢されている。
ロックプレート51の上面部511には、排出制御機構である排出制御スライダー571が設けられている。排出制御スライダー571は、ベース体572に係合部573と摺動面部574,575およびカム孔576と支持孔577が形成されている。
係合部573は、ベース体572の側端に形成されており、ロックプレート51がカートリッジ挿入完了位置から排出方向に移動したときリリース軸38に当接して、回動軸579を中心として排出制御スライダー571を回動させる。
摺動面部574は、ベース体572の後端に形成されており、係合部573がリリース軸38に当接して排出制御スライダー571が回動するとき摺動突部533と摺動して、摺動突部533を後方に移動させる。
摺動面部575は、係合部573が形成された側端に対して逆側の側端に形成されている。摺動面部575は、ロックプレート51がさらに排出方向に移動したときリセット軸39が摺動して、係合部573による回動とは逆方向に排出制御スライダー571を回動させる。
排出制御スライダー571のカム孔576には、シェル係止レバー551の上面部552に設けられている摺動ピン555が挿入される。
カム孔576は、摺動ピン555がカム孔576に沿って第1のカム位置CP1から第2のカム位置CP2に移動することで、シェル係止レバー551を付勢方向に対して逆方向に回動させるよう形成されている。シェル係止レバー551が付勢方向に対して逆方向に回動されると、係止部556はロック解除片522の側端から内部側の方向に移動する。また、カム孔576は、摺動ピン555がカム孔576に沿って第2のカム位置CP2を超えた場合には、シェル係止レバー551の回動後の位置を保持するようにカム孔576aが形成されている。すなわち、カム孔576aは、回動軸579を中心として周方向に形成されている。
支持孔577は、回動軸579を中心として周方向に形成されている。支持孔577には、ロックプレート51の上面部511に設けられている摺動ピン581が挿入されて、排出制御スライダー571が、回動軸579を中心として回動自在に保持される。
排出制御スライダー571は、摺動ピン555が第1のカム位置CP1から第2のカム位置CP2に移動する前、および第2のカム位置CP2から第1のカム位置CP1への移動後に、第1のカム位置CP1で保持されるよう付勢部材582例えばコイルバネで付勢されている。
<4.カートリッジの挿入排出動作>
次に、カートリッジドライブ装置20におけるカートリッジの挿入動作について説明する。
図14は、カートリッジ挿入時におけるセレクトローダー30の状態を示している。カートリッジ挿入時において、上ホルダー46とロックプレート51は、駆動モータ32および減速ギヤ群33によって、前端の位置まで駆動されている。なお、前端の位置まで駆動されているかは、上ホルダー46の背面部463に設けられた作用片471が、センサー基板37に設けられている検出スイッチ372のレバーに当接してスイッチ操作が行われたされたことにより検出できる。
カートリッジ挿入時において、排出制御スライダー571は、摺動ピン555が第1のカム位置CP1とされており、シェル係止レバー551は、付勢部材の付勢力によって係止部556がロック解除片522の側端から突出した状態とされている。また、排出レバー531は、付勢部材によって付勢されて、押圧部534が前方へ移動した状態となっている。
このような状態で、カートリッジ10がカートリッジホルダー41に挿入されると、ロックプレート51の背面部512に形成されたロック解除片522が、カートリッジ10の背面パネル13cに設けられている挿入孔162に挿入される。したがって、カートリッジ10のロックレバー151によるロックが解除される。また、ロック解除片522が挿入孔162に挿入される際に、挿入孔162の端部が、シェル係止レバー551における係止部556の第1傾斜縁556aを摺動することにより、シェル係止レバー551は、付勢力方向に対して逆方向に回動される。その後、挿入孔162の端部が、第1傾斜縁556aを通過して第2傾斜縁556bの位置となると、シェル係止レバー551は、付勢力方向に回動される。このようにして、挿入孔162に係止部556が挿入されると、係止部556は挿入孔162の内部に掛止された状態となる。したがって、カートリッジ10は、背面パネル13cが左右のシェル係止レバー551の係止部556によって挟持されて、ロックプレート51に固定された状態となる。
図15は、カートリッジ10がロックプレート51に固定されている状態と、固定が解除された状態を説明するための図である。図15の(A)は固定状態を示しており、挿入孔162に係止部556が挿入されて、係止部556が挿入孔162の内部に掛止されている状態を示している。また、図15の(B)は、固定解除状態を示している。シェル係止レバー551は、付勢力方向に対して逆方向に回動されて、係止部556がロック解除片522の側端から内部側の方向に移動することにより、背面パネル13cとの掛止が解除されている状態を示している。
図16は、カートリッジ10がカートリッジホルダー41に挿入された状態を示している。カートリッジ10がカートリッジホルダー41に挿入されると、排出レバー531の押圧部534にカートリッジ10の背面パネル13cが当接して、排出レバー531は、付勢力方向に対して逆方向に回動される。また、排出レバー531が付勢力方向に対して逆方向に回動されることにより、排出レバー531の作用片535は前方向に回動して、センサー基板37の検出スイッチ371のレバーを操作する。したがって、カートリッジドライブ装置20は、検出スイッチ371からの信号によって、カートリッジ10が挿入されたことを判別できる。カートリッジドライブ装置20は、カートリッジ10が挿入されたことを判別した場合、駆動モータ32および減速ギヤ群33によって、上ホルダー46とロックプレート51を後方に移動させて、カートリッジ10を装置内に挿入する。
ここで、上ホルダー46に対してロックプレート51は前後方向に摺動可能とされており、上ホルダー46のラックギヤ465はラックドライブギヤ331の小径ギヤ331Sによって駆動される。また、ロックプレート51のラックギヤ514は、ラックドライブギヤ331の大径ギヤ331Lによってそれぞれ駆動される。
ロックプレート51にカートリッジ10の背面パネル13cが固定された状態で、ロックプレート51が上ホルダー46に対して後方に移動すると、上ホルダー46の横面部462に設けられているロック解除片468は、カートリッジ10のロックスライダー142を前方にスライドさせる。したがって、カートリッジ10の第1シェル13と第2シェル17が分離可能な状態となる。
図17は、カートリッジ挿入完了時におけるセレクトローダー30の状態を示している。上ホルダー46が後方に移動して、上ホルダー46の背面部463に設けられた作用片471がセンサー基板37に設けられている検出スイッチ373のレバーに当接してスイッチ操作が行われる。カートリッジドライブ装置20は、検出スイッチ373のスイッチ走査に基づき、駆動モータ32および減速ギヤ群33による上ホルダー46とロックプレート51の駆動を停止する。
なお、カートリッジ10がカートリッジホルダー41に挿入されていない状態では、排出レバー531が付勢部材によって付勢されて、作用片535の位置がカートリッジ10の挿入時に比べて後方の位置となる。このため、カートリッジ10がカートリッジホルダー41に挿入されていない状態でロックプレート51がカートリッジ挿入完了位置となると、作用片535がセンサー基板37に設けられている検出スイッチ374のレバーに当接してスイッチ操作が行われる。したがって、検出スイッチ374からの検出信号によって、カートリッジ10がカートリッジホルダー41に挿入されているか否かを判別できる。
次に、図18を用いて、カートリッジ10の排出動作について説明する。なお、図18では、トップシャーシ31に設けられているリリース軸38とリセット軸39の位置を基準として、ロックプレート51の移動に伴う排出制御スライダー571等の動作を示している。
カートリッジ10の排出が開始されてロックプレート51が前方(矢印FA方向)に移動すると、図18の(A)に示すように、リリース軸38が排出制御スライダー571の係合部573に当接する。
ロックプレート51がさらに前方に移動すると、図18の(B)に示すように、排出制御スライダー571が矢印RA方向に回動して、図18の(A)に示す第1のカム位置CP1から第2のカム位置CP2へ移動する。このとき、シェル係止レバー551の上面部552に設けられている摺動ピン555が、付勢部材561の付勢力方向に対して反対方向に回動される。摺動ピン555が付勢部材561の付勢力方向に対して反対方向に回動されと、図15の(B)に示すように、カートリッジ10の背面パネル13cに設けられている挿入孔162に挿入されている係止部556と挿入孔162との係止状態が解除される。したがって、ロックプレート51からカートリッジ10が離脱可能となる。
ロックプレート51がさらに前方に移動すると、図18の(C)に示すように、排出制御スライダー571がさらに回動して、図18の(B)に示す第2のカム位置CP2を超えた位置に移動する。排出制御スライダー571が第2のカム位置CP2を超えると移動に伴い、排出レバー531の摺動突部533は、排出制御スライダー571の摺動面部574を摺動して、排出レバー531は、押圧部534が前方に移動するように回動する。すなわち、押圧部534を前方に移動させることによりカートリッジ10を押し出して、カートリッジ10の背面パネル13cに設けられている挿入孔162からロック解除片522を抜き出す。したがって、カートリッジ10では、ロックレバー151によるロックが行われる。また、排出制御スライダー571が第2のカム位置CP2を超えて移動したことにより、係合部573はリリース軸38から離脱する。
ロックプレート51がさらに前方に移動すると、図18の(D)に示すように、リセット軸39に排出制御スライダー571の摺動面部575が当接する。さらに、ロックプレート51を前方へ移動すると、摺動面部575がリセット軸39を摺動することで、排出制御スライダー571が矢印RBの方向に回動されて、カム位置は付勢部材582によって第1のカム位置CP1に戻される。また、排出制御スライダー571が、第1のカム位置CP1に戻されることにより、摺動面部575はリセット軸39から離脱する。その後、上ホルダー46に対してロックプレート51が前方に押し出されることにより、カートリッジ10も上ホルダー46から前方に押し出される。
また、カートリッジ10の排出が開始されて、カートリッジ10が前方に押し出されることにより、ホルダー46の横面部462に設けられているロック解除片468は、カートリッジ10のロックスライダー142から離れるように移動する。したがって、カートリッジ10の第1シェル13と第2シェル17は、結合状態に保持される。
なお、カートリッジ10の挿入動作において、排出制御スライダー571は、係合部575にリセット軸39が当接する位置とされていない。また、排出制御スライダー571の係合部573がリリース軸38に当接した場合、排出制御スライダー571は矢印RB方向に回動する。この時、シェル係止レバー551の上面部552に設けられている摺動ピン555は、カム孔576bに退避する.カム孔576bは、回動軸579を中心として周方向に形成されている。そのため、摺動ピン555は回動しない。その後、係合部573がリリース軸38から離脱し、カム位置は付勢部材582によって第1のカム位置CP1に戻される。
以上のように、セレクトローダー30は、上ホルダー46とロックプレート51によって多段のスライド機構が構成されている。また、上ホルダー46および上ホルダー46に対してロックプレート51をそれぞれ後方向に移動させてカートリッジの挿入、または前方向に移動させてカートリッジの排出が行われる。したがって、カートリッジドライブ装置を小型化しても、十分なローディング量を確保することが可能となる。例えば、図17に示すように、カートリッジ10は、上ホルダー46の移動量MAと上ホルダー46に取り付けられたロックプレート51の移動量MBを加算した移動量分だけ移動される。したがって、多段のスライド機構を用いていない場合に比べて、十分なローディング量を確保できる。
さらに、セレクトローダー30では、カートリッジ挿入時に、カートリッジ10がロックプレート51に固定されるので、カートリッジ10の挿入動作を確実に安定して行うことができる。また、カートリッジ排出時には、カートリッジ10のロックプレート51からの離脱および第1シェル13と第2シェル17の結合が自動的に行われる。したがって、カートリッジの排出動作を確実に安定して行うことができる。
ロックプレート51からカートリッジ10を離脱させる際には、カートリッジ10の背面パネル13cに設けられた挿入孔162に挿入されているシェル係止レバー551が回動して、係止部556と背面パネル13cとの係止が解除される。さらに、ロック解除片522を挿入孔162から抜き出すように、排出レバー531によってカートリッジ10が排出方向に押し出される。したがって、ロックプレート51からのカートリッジ10の離脱を、より確実に行うことができるようになる。
なお、本技術は、上述した技術の実施の形態に限定して解釈されるべきではない。この技術の実施の形態は、例示という形態で本技術を開示しており、本技術の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施の形態の修正や代用をなし得ることは自明である。すなわち、本技術の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
また、本技術のカートリッジドライブ装置は以下のような構成も取ることができる。
(1) 挿入されたカートリッジを保持するホルダーと、
前記ホルダーに対して前記カートリッジの挿入または排出方向に移動可能に取り付けられており、前記カートリッジを固定する固定機構を有したロックプレートと、
前記ホルダーと前記ロックプレートを前記カートリッジの挿入または排出方向に駆動する駆動部と
を備えるカートリッジドライブ装置。
(2) 前記駆動部は、第1ギヤと第1ギヤよりも径の大きい第2ギヤを用いて、前記第1ギヤで前記ホルダーを駆動し、前記第2ギヤで前記ロックプレートを駆動する(1)に記載のカートリッジドライブ装置。
(3) 挿入されているカートリッジの排出時に、前記固定機構をカートリッジ排出動作に連動させて固定解除状態に設定する排出制御機構を前記ロックプレートに設けた(1)または(2)の何れかに記載のカートリッジドライブ装置。
(4) 前記カートリッジを排出方向に押圧する押圧機構を前記ロックプレートに設け、
前記排出制御機構は、前記固定解除状態に設定後、前記押圧機構によって前記カートリッジを排出方向に押圧する(3)に記載のカートリッジドライブ装置。
(5) リリース軸に前記排出制御機構が当接した状態で前記ロックプレートを前記カートリッジの排出方向に移動させて、前記固定機構を前記固定解除状態に設定して、前記ロックプレートを前記カートリッジの排出方向にさらに移動させて、前記押圧機構によって前記カートリッジを排出方向に押圧する(3)または(4)に記載のカートリッジドライブ装置。
(6) 前記ロックプレートを前記カートリッジの排出方向に移動させて、前記排出制御機構を前記リリース軸との当接状態から解除したのちリセット軸に摺動させて、前記排出制御機構を初期位置に復帰させる(3)乃至(5)の何れかに記載のカートリッジドライブ装置。
この技術のカートリッジドライブ装置では、挿入されたカートリッジを保持するホルダーと、前記ホルダーに対して前記カートリッジの挿入または排出方向に移動可能に取り付けられており、前記カートリッジを固定する固定機構を有したロックプレートと、前記ホルダーと前記ロックプレートを前記カートリッジの挿入または排出方向に駆動する駆動部が設けられる。したがって、ホルダーの移動量に加えてロックプレートの移動量だけカートリッジを移動させることができるようになる。また、ロックプレートにはカートリッジを固定する固定機構が設けられる。このため、小型が可能でカートリッジのローディング動作を確実に行うことができるようになる。したがって、記録媒体が収納されているカートリッジを用いて記録再生等を行う装置に適している。
10・・・カートリッジ、13・・・第1シェル、13a・・・ベース体、13b・・・補助ベース、13c・・・背面パネル、17・・・第2シェル、20・・・カートリッジドライブ装置、30・・・セレクトローダー、31・・・トップシャーシ、32・・・駆動モータ、33・・・減速ギヤ群、37・・・センサー基板、38・・・リリース軸、39・・・リセット軸、41・・・カートリッジホルダー、45・・・下ホルダー、46・・・上ホルダー、51・・・ロックプレート、61・・・ローダーベース、62・・・側板部、90・・・記録再生部、100・・・光ディスク、125・・・挿入溝、142・・・ロックスライダー、162・・・挿入孔、164・・・挿入用切欠、331・・・ラックドライブギヤ、331L・・・大径ギヤ、331S・・・小径ギヤ、371〜374・・・検出スイッチ、451・・・下板部、452・・・横板部、453・・・摺動ピン、461・・・上面部、462・・・横面部、463・・・背面部、465・・・ラックギヤ、468・・・ロック解除片、511・・・上面部、512・・・背面部、514・・・ラックギヤ、515・・・支持孔、521・・・レバー保持部、522・・・ロック解除片、531・・・排出レバー、532・・・回動面部、533・・・摺動突部、534・・・押圧部、535・・・作用片、541・・・付勢部材、551・・・シェル係止レバー、552・・・上面部、553・・・下面部、554・・・回動支点、556・・・係止部、556a・・・第1傾斜縁、556b・・・第2傾斜縁、561・・・付勢部材、571・・・排出制御スライダー、572・・・ベース体、573・・・係合部、574,575・・・摺動面部、576・・・カム孔、577・・・支持孔、579・・・回動軸、581・・・摺動ピン、582・・・付勢部材、621・・・カム孔、621a・・・ 直線部、621b ・・・垂直部、622・・・被支持孔

Claims (6)

  1. 挿入されたカートリッジを保持するホルダーと、
    前記ホルダーに対して前記カートリッジの挿入または排出方向に移動可能に取り付けられており、前記カートリッジを固定する固定機構を有したロックプレートと、
    前記ホルダーと前記ロックプレートを前記カートリッジの挿入または排出方向に駆動する駆動部と
    を備えるカートリッジドライブ装置。
  2. 前記駆動部は、第1ギヤと第1ギヤよりも径の大きい第2ギヤを用いて、前記第1ギヤで前記ホルダーを駆動し、前記第2ギヤで前記ロックプレートを駆動する
    請求項1記載のカートリッジドライブ装置。
  3. 挿入されているカートリッジの排出時に、前記固定機構をカートリッジ排出動作に連動させて固定解除状態に設定する排出制御機構を前記ロックプレートに設けた
    請求項2記載のカートリッジドライブ装置。
  4. 前記カートリッジを排出方向に押圧する押圧機構を前記ロックプレートに設け、
    前記排出制御機構は、前記固定解除状態に設定後、前記押圧機構によって前記カートリッジを排出方向に押圧する
    請求項3記載のカートリッジドライブ装置。
  5. リリース軸に前記排出制御機構が当接した状態で前記ロックプレートを前記カートリッジの排出方向に移動させて、前記固定機構を前記固定解除状態に設定して、前記ロックプレートを前記カートリッジの排出方向にさらに移動させて、前記押圧機構によって前記カートリッジを排出方向に押圧する
    請求項4記載のカートリッジドライブ装置。
  6. 前記ロックプレートを前記カートリッジの排出方向に移動させて、前記排出制御機構を前記リリース軸との当接状態から解除したのちリセット軸に摺動させて、前記排出制御機構を初期位置に復帰させる
    請求項5記載のカートリッジドライブ装置。
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