JPH07130118A - キャリッジロック機構 - Google Patents

キャリッジロック機構

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JPH07130118A
JPH07130118A JP5302214A JP30221493A JPH07130118A JP H07130118 A JPH07130118 A JP H07130118A JP 5302214 A JP5302214 A JP 5302214A JP 30221493 A JP30221493 A JP 30221493A JP H07130118 A JPH07130118 A JP H07130118A
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carriage
holder
moving
carrier
yoke
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JP5302214A
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Yasushi Okada
靖 岡田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • G11B11/10Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
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    • G11B11/10556Disposition or mounting of transducers relative to record carriers with provision for moving or switching or masking the transducers in or out of their operative position
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    • G11B21/22Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is out of operative position

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光磁気ディスク駆動装置を薄型化でき、か
つ、特別な動力を必要としないキャリッジロック機構を
提供することを目的としている。 【構成】 キャリッジを係合する係合部材がベース部材
の平面方向に揺動するので、係合部材の運動のための空
間が、ベース部材の高さ方向に占める領域を制限するこ
とができ、これにより、光ディスク駆動装置の厚さ方向
の寸法を低減することができる。また、係合部材とヨー
ク部材が干渉する位置に切り欠きを設けているので、さ
らに高さ方向の寸法を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクにデータを
記録/再生するための光ピックアップ装置を移動するキ
ャリッジを固定するキャリッジロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、光磁気ディスク駆動装置におい
て、光磁気ディスクにデータを記録/再生するための光
ピックアップ装置は、キャリッジに搭載された状態で、
光磁気ディスクの半径方向に往復移動される。
【0003】また、このキャリッジを駆動するためのシ
ーク機構に電源が投入されていない状態では、キャリッ
ジがフリーの状態になるので、外部から衝撃が加えられ
ると、キャリッジが移動して光ピックアップ装置などの
内部機構を破損するおそれがある。
【0004】このために、光磁気ディスク駆動装置に
は、電源が投入されていない状態で、キャリッジを固定
するためのキャリッジロック機構が設けられている。こ
のキャリッジロック機構としては、例えば、特開平2−
267785号公報に開示されているもののように、キ
ャリッジと、光磁気ディスクカートリッジを保持するた
めのホルダとの間にガイド軸を設け、このガイド軸に支
持されたプレートとキャリッジに係合突起を設置し、光
磁気ディスクカートリッジが装着されていない状態で
は、ホルダがプレートを回動し、これにより、プレート
の係合突起とキャリッジの係合突起が係合することで、
キャリッジを固定するようにしたものが提案されてい
る。
【0005】この装置では、光磁気ディスクカートリッ
ジの着脱に応じてホルダが移動するときの力を利用し
て、キャリッジをロックするとともに、キャリッジのロ
ックを解除しており、キャリッジロックのための動力源
(例えば、ソレノイドなど)を必要としないので、光磁
気ディスク駆動装置を小型化・低コスト化するときに都
合がよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来装置では、次のような不都合を生じる。
【0007】すなわち、キャリッジとホルダとの間にガ
イド軸を設けているので、光磁気ディスク駆動装置の高
さ方向の寸法が大きくなり、光磁気ディスク駆動装置の
小型化、とくに、薄型化の障害になるという不都合を生
じる。
【0008】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、光磁気ディスク駆動装置を薄型化でき、か
つ、特別な動力を必要としないキャリッジロック機構を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ディスクに
データを記録/再生するための光ピックアップ装置を移
動するキャリッジを固定するキャリッジロック機構にお
いて、光ディスクを収容したディスクカートリッジを保
持するとともにディスクカートリッジの着脱に連動して
このディスクカートリッジの着脱方向に往復移動するホ
ルダ部材と、このホルダ部材を移動するためのキャリア
部材と、少なくとも上記キャリッジを収容するベース部
材と、上記ホルダ部材と上記キャリア部材を連結すると
ともに上記ベース部材の所定位置に固定する連結手段
と、上記ベース部材に平面方向に揺動可能に支持される
とともに上記キャリア部材に連動し、上記ホルダ部材が
所定の非装着位置に移動しているときには上記キャリッ
ジに係合するとともに、上記ホルダ部材が所定の装着位
置に移動しているときには上記キャリッジを係合解除す
る係合部材と、上記ベース部材に設けられ、上記係合部
材の移動範囲でこの係合部材を案内する案内部材と、上
記係合部材を上記案内部材方向に付勢する付勢手段を備
えたものである。
【0010】また、光ディスクにデータを記録/再生す
るための光ピックアップ装置を移動するキャリッジを固
定するキャリッジロック機構において、光ディスクを収
容したディスクカートリッジを保持するとともにディス
クカートリッジの着脱に連動してこのディスクカートリ
ッジの着脱方向に往復移動するホルダ部材と、このホル
ダ部材を移動するためのキャリア部材と、少なくとも上
記キャリッジを収容するベース部材と、上記ホルダ部材
と上記キャリア部材を連結するとともに上記ベース部材
の所定位置に固定する連結手段と、上記ベース部材に平
面方向に揺動可能に支持されるとともに上記キャリア部
材に連動し、上記ホルダ部材が所定の非装着位置に移動
しているときには上記キャリッジに係合するとともに、
上記ホルダ部材が所定の装着位置に移動しているときに
は上記キャリッジを係合解除する係合部材と、上記ベー
ス部材に設けられ、上記係合部材の移動範囲でこの係合
部材を案内する案内部材と、上記係合部材を上記案内部
材方向に付勢する付勢手段と、上記キャリッジを移動す
るために上記ベース部材に配設されたシークモータのヨ
ーク部材に設けられて、上記案内部材との干渉位置を開
放する切り欠きを備えたものである。また、前記切り欠
きは、上記ヨーク部材の外側で、このヨーク部材が吸着
している永久磁石部材の長手方向中央部に形成するとよ
い。
【0011】
【作用】したがって、キャリッジを係合する係合部材が
ベース部材の平面方向に揺動するので、係合部材の運動
のための空間が、ベース部材の高さ方向に占める領域を
制限することができ、これにより、光ディスク駆動装置
の厚さ方向の寸法を低減することができる。また、係合
部材とヨーク部材が干渉する位置に切り欠きを設けてい
るので、さらに高さ方向の寸法を低減することができ
る。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例にかかるディス
クローディング機構を示している。なお、このディスク
ローディング機構は、光磁気ディスク駆動装置に適用さ
れるものである。
【0014】同図において、光磁気ディスク駆動装置の
ベース部材1には、ディスクカートリッジ(後述)を収
納するホルダ2、ディスクカートリッジの挿入/排出方
向に往復運動する枠状のキャリア3、ホルダ2とキャリ
ア3を連結するとともにこのキャリア3に連動してホル
ダ2を挿入/排出方向に移動するためのカム4,5,
6,7、および、これらのホルダ2、キャリア3、およ
び、カム4,5,6,7を固定するためのローディング
ベース8からなるディスクローディング機構が配設され
ている。
【0015】ローディングベース8に取り付けれている
高さ基準ピン9,10,11,12は、ディスクカート
リッジの高さを規定するためのものであり、ローディン
グベース8とキャリア3との間には、キャリア3をイジ
ェクト方向に付勢するためのスプリング13,14が張
られている。
【0016】キャリア3の側端部には、前後左右にそれ
ぞれ立上り部15,16,17,18が形成されてお
り、これらの立上り部15,16,17,18には、カ
ム4,5,6,7の一方の作用軸4a,5a,6a,7
aが嵌合している。カム4,5,6,7の他方の作用軸
4b,5b,6b,7bは、ホルダ2の外側部に設けら
れている孔19,20,21,22に嵌合している。
【0017】カム4,5,6,7の作用軸の面と反対面
に形成されている揺動軸4c,5c,6c,7cは、ロ
ーディングベース8の側面に立てられた側板8a,8b
に穿設されている孔8c,8d,8e,8fに嵌合して
いる。
【0018】これにより、カム4,5,6,7はローデ
ィングベース8に回動自在に取付けられるとともに、ホ
ルダ2とキャリア3を連結している。また、それによっ
て、ホルダ2は、カム4,5,6,7によって規定され
る運動方向にのみ、その運動が規制される。
【0019】ホルダ2は、ディスクカートリッジを上方
および両脇から抱えこむように概略形成され、そのディ
スクカートリッジ収容口の下部両側部は下方に屈曲形成
されている。また、ホルダ2には、補助磁界を発生する
ための磁気ヘッド25が、その上方から取り付けられて
いる。
【0020】また、ベース部材1には、光ピックアップ
装置の対物レンズ系が収容されているキャリッジ26、
このキャリッジ26を光磁気ディスク(図示略)の半径
方向に移動するためのシーク機構をなす1対のムービン
グコイル型のリニアモータ27,28、および、光磁気
ディスクを固定するとともに回転駆動するためのスピン
ドルモータ機構29が設けられている。
【0021】また、キャリア3の前部下には、イジェク
トピン30が固定され、キャリア3の後部には、キャリ
ッジロックのための係合部材31が配設される。この係
合部材31は、ローディングベース8に揺動自在に取り
付けられているとともに、キャリア3に形成されたカム
孔32に係合するためのローラ33が付設されている。
【0022】この係合部材31を含むキャリッジロック
機構の要部の詳細(部分)を、図2および図3に示す。
【0023】係合部材31は、長方形の板材の一方の端
部に孔31aが穿設され、この孔31aには、ローディ
ングベース8に設けられた支持軸8gが挿通しており、
これにより、係合部材31は、この支持軸8gを中心に
して揺動する。
【0024】また、係合部材31の孔31aと反対側の
側端には、歯部31bが形成されており、この歯部31
bと同じ側で、孔31aの近傍には、その端部から垂直
方向に立ち上がる腕部31cが形成され、この腕部31
cと、ローディングベース8に設けられた係止部8hと
の間には、スプリング35が張られている。これによ
り、係合部材31は、歯部31bをキャリッジ26と係
合可能な方向に回動するように付勢される。
【0025】また、係合部材31の歯部31bの反対側
の側面を受けるとともに、係合部材31の上下方向の位
置決めのための案内部8iが形成されている。ここで、
図3に示すように、係止部8hにおけるスプリング35
の固定位置は、係止部材31の腕部31cよりも高いの
で、係止部材31は、上方向に引っ張りあげられる方向
の付勢力も受ける。これにより、係止部材31は、案内
部8iによってその高さ方向が規制され、したがって、
係止部材31は、案内部8iで規制された高さの平面上
で揺動する。
【0026】また、リニアモータ27,28は、キャリ
ッジ26に固設されている駆動コイル27a,28a、
永久磁石27b,28b、永久磁石27b,28bを吸
着する内ヨーク部材27c,28c、内ヨーク部材27
c,28cに吸着する外ヨーク部材27d,28d、駆
動コイル27a,28aに挿通するとともに、内ヨーク
部材27a,28aの端部に吸着するヨーク部材27
e,28e、および、ヨーク部材27e,28eに吸着
するヨーク部材27f,28fからなり、外ヨーク部材
27d,28dには、永久磁石27bの中央部に対応し
た位置に、切り欠き27g,28gが設けられている。
そして、外ヨーク部材27dの切り欠き27gには、ロ
ーディングベース8の案内部8iがはまり込んでいる。
【0027】また、キャリッジ26には、ほぼ駆動コイ
ル27aと同じ高さで、係止部材31に係合可能な位置
に、係合腕26aが付設されている。
【0028】ここで、外ヨーク部材27dに形成する切
り欠き27gについて説明する。
【0029】例えば、リニアモータ27の永久磁石27
bに対応した磁気回路は、図4に示したようになる。こ
こで、この磁気回路において、ヨーク部材Y1は、内ヨ
ーク部材27cおよび外ヨーク部材27dに相当し、ま
た、ヨーク部材Y2、ヨーク部材27eおよびヨーク部
材27fに相当する。
【0030】この磁気回路では、永久磁石27bから出
た磁束は、ヨーク部材Y2に垂直に侵入し、左右方向に
別れてヨーク部材Y2の内部を進行し、両端部からヨー
ク部材Y1に侵入し、ヨーク部材Y1の内部を通って、
永久磁石27bに戻る。
【0031】このとき、例えば、ヨーク部材Y1の左側
の部分について考えると、永久磁石27bの端部の位置
T1から、磁束は永久磁石27bに徐々に戻り、永久磁
石27bの中央部の位置T2では、全ての磁束が永久磁
石27bに戻る。
【0032】したがって、位置T1から位置T2に至る
経路で、ヨーク部材Y1の内部を通過する磁束の磁束密
度は徐々に減少し、位置T2における磁束密度は、ほぼ
0になる。
【0033】ここで、ヨーク部材Y1が通過させること
ができる磁束の磁束密度は、その上限が決まっているの
で(飽和磁束密度まで)、ヨーク部材Y1の高さ方向の
寸法を一定にすると、ヨーク部材Y1に必要な厚さ方向
の寸法は、同図に破線L1で示すように、位置T1から
位置T2に向かって最初の厚さから厚さ0まで直線的に
変化させた態様になる。
【0034】同様にして、ヨーク部材Y1の右側の部分
では、ヨーク部材Y1に必要な厚さ方向の寸法は、同図
に破線L2で示したように、永久磁石27bの端部の位
置T3から永久磁石27bの中央部の位置T2に向かっ
て、最初の厚さから厚さ0まで直線的に変化させた態様
になる。
【0035】以上のことから、ヨーク部材Y1は、その
中央部の厚さ方向の寸法を、図4の破線L1および破線
L2の位置まで低減することができる。すなわち、この
破線L1と破線L2で囲まれた断面略V字状の部分は、
除去することができる。
【0036】したがって、図5に示すように、外ヨーク
部材27dに形成した切り欠き27gは、破線L1と破
線L2よりも外側の部分の範囲で、適宜な大きさおよび
位置に形成することができる。
【0037】なお、切り欠きの位置が、この破線L1と
破線L2よりも外側の部分の範囲から外れるときには、
磁束が漏洩するので、モータ27が十分な推力を得るこ
とができるように、永久磁石の磁力を増大するか、また
は、駆動コイルの巻数を増やす必要がある。
【0038】また、モータ27,28で、ヨーク部材を
2重に形成している理由は、ヨーク部材に必要な厚さ寸
法を、既成の板金を組み合わせて得るようにしたためで
ある。
【0039】以上の構成で、図6に示すように、ホルダ
2にディスクカートリッジ50を収納していない状態で
は、スプリング13,14の付勢力は、図示しない係止
機構によって係止されている。これにより、同図に実線
で示すように、カム4,5,6,7の軸4b,5b,6
b,7bが最上位に位置して、ホルダ2のディスクカー
トリッジ50の収納口が、ベース部材1の前面に配置す
る前面パネル55に形成されている挿入口56に一致す
る高さに位置する。
【0040】また、この状態では、キャリア3が最も後
方に位置しているので、図7に示すように、係合部材3
1のローラ33は、カム孔32の最も内側に位置し、こ
れにより、スプリング35の付勢力の作用方向に係合部
材31が回動する。このとき、案内部8iが係合部材3
1の高さ方向の位置をキャリッジ26の係合腕26aと
同じ高さに規制しているので、係合部材31の歯部31
bがキャリッジ26の係合腕26aを係合し、その結
果、キャリッジ26が固定される。
【0041】この状態で、ディスクカートリッジ50を
ホルダ2に挿入すると、その押し込み位置が所定位置を
超えると、図示しない機構により、係止機構により係止
されていたスプリング13,14の付勢力が開放され、
これによって、キャリア3がイジェクト方向に移動す
る。
【0042】それにより、図6に二点鎖線で示すよう
に、カム4,5,6,7の軸4a,5a,6a,7aに
は、キャリア3の移動に伴ってイジェクト方向の力が作
用するので、カム4,5,6,7は時計回り方向に回動
する。
【0043】その結果、カム4,5,6,7の軸4a,
5a,6a,7aが最下位にまで移動するので、ホルダ
2がローディング位置にまで下降する。
【0044】このようにして、ディスクカートリッジ6
0を挿入すると、キャリア3がイジェクト方向に移動す
るとともに、ホルダ2が略円弧状の軌跡を描くように移
動して、ディスクカートリッジ60が規定位置に位置決
めされる。
【0045】また、この状態では、磁気ヘッド40の作
用面が、ディスクカートリッジ60に収納されている光
磁気ディスクの記録面の近傍に位置している。それとと
もに、図8に示すように、キャリア3の移動に伴って、
係合部材31のローラ33がカム孔32の内部を移動
し、キャリア3の移動が終了した時点では、ローラ33
は、カム孔32の最も外側の位置に位置決めされる。
【0046】このようにして、ローラ33が移動するた
め、スプリング35の付勢力に抗して、係合部材31が
反対方向に回動し、係合部材31の歯部31bとキャリ
ッジ26の係合腕26aとの係合が解除され、その結
果、キャリッジ26が自由な状態になる。
【0047】このようにして装着されたディスクカート
リッジ50を排出するときには、イジェクトボタン(図
示略)を押し込む。これにより、それに連動するイジェ
クト機構によってイジェクトピン30が反イジェクト方
向に移動され、スプリング13,1の付勢力に抗して、
キャリア3が反イジェクト方向に移動し、それととも
に、カム4,5,6,7が図6の反時計回り方向に回転
して、ホルダ2が徐々に上昇し、ホルダ2が最上位にま
で移動すると、このローディング機構は、最初の状態に
戻る。
【0048】このようにして、本実施例では、ディスク
カートリッジ50を装着していないときには、キャリッ
ジロック機構によりキャリッジ26が固定され、ディス
クカートリッジ50が装着された状態では、キャリッジ
ロック機構によるキャリッジ26のロックが解除され
る。
【0049】また、キャリッジロック機構を構成する係
合部材31が、ローディングベース8の平面方向に揺動
するので、光磁気ディスク駆動装置の厚さ方向の寸法を
軽減することができる。また、案内部8iにより、合部
材31の高さ方向の位置をキャリッジ26の係合腕26
aと同じ高さに規制しているので、係合部材31の歯部
31bがキャリッジ26の係合腕26aを適切に係合す
ることができ、この部分の係合状態が良好になる。ま
た、外ヨーク部材27bに形成した切り欠き27gに、
案内部8iがはまり込むので、この案内部8iの高さ方
向の寸法を軽減することができ、したがって、この案内
部8iを設けても、光磁気ディスク駆動装置の厚さ寸法
は増大しない。
【0050】また、スプリング35は、係止部材31を
上方向に引っ張り上げるので、係止部材31の高さ方向
の規制が安定し、また、この部分の機構を小型化するこ
とができる。
【0051】ところで、上述した実施例では、シーク機
構の動力としてリニアモータを用いているが、このリニ
アモータに代えて揺動型のモータを用いた場合でも、本
発明を同様にして適用することができる。この場合に
は、揺動型のモータを用いて光ピックアップ装置のキャ
リッジを駆動する装置の厚さ寸法を軽減することができ
る。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャリッジを係合する係合部材がベース部材の平面方向
に揺動するので、係合部材の運動のための空間が、ベー
ス部材の高さ方向に占める領域を制限することができ、
これにより、光ディスク駆動装置の厚さ方向の寸法を低
減することができる。また、係合部材とヨーク部材が干
渉する位置に切り欠きを設けているので、さらに高さ方
向の寸法を低減することができるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる光磁気ディスク駆動
装置のローディング機構の要部を示した概略組み立て斜
視図。
【図2】キャリッジロック機構の要部を説明するための
部分概略斜視図。
【図3】キャリッジロック機構の要部を説明するための
部分側面図。
【図4】モータの磁気回路について説明するための概略
図。
【図5】切り欠きの位置および寸法を説明するための概
略図。
【図6】ホルダおよびキャリアの動作を説明するための
概略図。
【図7】ディスクカートリッジの非挿入時のキャリッジ
ロック機構の動作を説明するための概略図。
【図8】ディスクカートリッジの入時のキャリッジロッ
ク機構の動作を説明するための概略図。
【符号の説明】
2 ホルダ 3 キャリア 4,5,6,7 カム 8 ローディングベース 8i 案内部 26 キャリッジ 26a 係合腕 27d 外ヨーク部材 27g 切り欠き 31 係合部材 32 カム孔 33 ローラ 35 スプリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクにデータを記録/再生するた
    めの光ピックアップ装置を移動するキャリッジを固定す
    るキャリッジロック機構において、 光ディスクを収容したディスクカートリッジを保持する
    とともにディスクカートリッジの着脱に連動してこのデ
    ィスクカートリッジの着脱方向に往復移動するホルダ部
    材と、 このホルダ部材を移動するためのキャリア部材と、 少なくとも上記キャリッジを収容するベース部材と、 上記ホルダ部材と上記キャリア部材を連結するとともに
    上記ベース部材の所定位置に固定する連結手段と、 上記ベース部材に平面方向に揺動可能に支持されるとと
    もに上記キャリア部材に連動し、上記ホルダ部材が所定
    の非装着位置に移動しているときには上記キャリッジに
    係合するとともに、上記ホルダ部材が所定の装着位置に
    移動しているときには上記キャリッジを係合解除する係
    合部材と、 上記ベース部材に設けられ、上記係合部材の移動範囲で
    この係合部材を案内する案内部材と、 上記係合部材を上記案内部材方向に付勢する付勢手段を
    備えたことを特徴とするキャリッジロック機構。
  2. 【請求項2】 光ディスクにデータを記録/再生するた
    めの光ピックアップ装置を移動するキャリッジを固定す
    るキャリッジロック機構において、 光ディスクを収容したディスクカートリッジを保持する
    とともにディスクカートリッジの着脱に連動してこのデ
    ィスクカートリッジの着脱方向に往復移動するホルダ部
    材と、 このホルダ部材を移動するためのキャリア部材と、 少なくとも上記キャリッジを収容するベース部材と、 上記ホルダ部材と上記キャリア部材を連結するとともに
    上記ベース部材の所定位置に固定する連結手段と、 上記ベース部材に平面方向に揺動可能に支持されるとと
    もに上記キャリア部材に連動し、上記ホルダ部材が所定
    の非装着位置に移動しているときには上記キャリッジに
    係合するとともに、上記ホルダ部材が所定の装着位置に
    移動しているときには上記キャリッジを係合解除する係
    合部材と、 上記ベース部材に設けられ、上記係合部材の移動範囲で
    この係合部材を案内する案内部材と、 上記係合部材を上記案内部材方向に付勢する付勢手段
    と、 上記キャリッジを移動するために上記ベース部材に配設
    されたシークモータのヨーク部材に設けられて、上記案
    内部材との干渉位置を開放する切り欠きを備えたことを
    特徴とするキャリッジロック機構。
  3. 【請求項3】 前記切り欠きは、上記ヨーク部材の外側
    で、このヨーク部材が吸着している永久磁石部材の長手
    方向中央部に形成されていることを特徴とする請求項2
    記載のキャリッジロック機構。
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