JPH10199178A - ディスクカートリッジおよびそれを使用するディスク装置 - Google Patents
ディスクカートリッジおよびそれを使用するディスク装置Info
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- JPH10199178A JPH10199178A JP9003336A JP333697A JPH10199178A JP H10199178 A JPH10199178 A JP H10199178A JP 9003336 A JP9003336 A JP 9003336A JP 333697 A JP333697 A JP 333697A JP H10199178 A JPH10199178 A JP H10199178A
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- cartridge
- disk
- tray
- mounting portion
- disk cartridge
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/04—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
- G11B17/041—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
- G11B17/044—Indirect insertion, i.e. with external loading means
- G11B17/047—Indirect insertion, i.e. with external loading means with sliding loading means
Abstract
(57)【要約】
【課題】ディスクカートリッジの外観を損ねることな
く、しかもトレーを必要以上に大きくすることなくディ
スクカートリッジをトレーに安定に保持可能とする。 【解決手段】カートリッジ筐体201の側面部206,
207に切欠凹部(グリッパースロット)206a,2
07aを有し、この切欠凹部206a,207aにカー
トリッジ保持用の凹部206b,207bを設ける。カ
ートリッジ200をディスク装置のトレーに装着する
際、トレーのカートリッジ載置部に設けた保持用爪を凹
部206b,207bに係止させ、これによりカートリ
ッジ200をトレーに安定に保持する。上面から見た場
合に切欠凹部206a,207aよりはみ出さない用に
カートリッジ保持用爪をトレーに設けることができ、ト
レーが必要以上に大きくなることを防止し得る。
く、しかもトレーを必要以上に大きくすることなくディ
スクカートリッジをトレーに安定に保持可能とする。 【解決手段】カートリッジ筐体201の側面部206,
207に切欠凹部(グリッパースロット)206a,2
07aを有し、この切欠凹部206a,207aにカー
トリッジ保持用の凹部206b,207bを設ける。カ
ートリッジ200をディスク装置のトレーに装着する
際、トレーのカートリッジ載置部に設けた保持用爪を凹
部206b,207bに係止させ、これによりカートリ
ッジ200をトレーに安定に保持する。上面から見た場
合に切欠凹部206a,207aよりはみ出さない用に
カートリッジ保持用爪をトレーに設けることができ、ト
レーが必要以上に大きくなることを防止し得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディスクカート
リッジおよびそれを使用するディスク装置に関する。詳
しくは、カートリッジ筐体に有する切欠凹部を構成する
少なくとも1つの面にカートリッジ係止用の凹部または
凸部を設けることによって、ディスクカートリッジの外
観を損ねることなく、しかもトレーを必要以上に大きく
することなくディスクカートリッジをトレーに安定に保
持しようとしたディスクカートリッジ等に係るものであ
る。
リッジおよびそれを使用するディスク装置に関する。詳
しくは、カートリッジ筐体に有する切欠凹部を構成する
少なくとも1つの面にカートリッジ係止用の凹部または
凸部を設けることによって、ディスクカートリッジの外
観を損ねることなく、しかもトレーを必要以上に大きく
することなくディスクカートリッジをトレーに安定に保
持しようとしたディスクカートリッジ等に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ディスクカートリッジをトレーに装着し
た状態で装置本体内に引き込む方式のディスク装置、い
わゆるトレーローディング方式のディスク装置が知られ
ている。この種のディスク装置においては、ディスクカ
ートリッジを縦置きで装着する場合にディスクカートリ
ッジが浮き上がったり、落ちたりするのを防止するため
に、ディスクカートリッジをトレーに保持しておくこと
が必要となる。
た状態で装置本体内に引き込む方式のディスク装置、い
わゆるトレーローディング方式のディスク装置が知られ
ている。この種のディスク装置においては、ディスクカ
ートリッジを縦置きで装着する場合にディスクカートリ
ッジが浮き上がったり、落ちたりするのを防止するため
に、ディスクカートリッジをトレーに保持しておくこと
が必要となる。
【0003】従来、ディスクカートリッジをトレーに保
持しておくために、ディスクカートリッジの後面部に凹
部(溝部)を設け、この凹部を利用してディスクカート
リッジをトレーに保持することが提案されている。図9
は、その種のディスクカートリッジ10を示している。
持しておくために、ディスクカートリッジの後面部に凹
部(溝部)を設け、この凹部を利用してディスクカート
リッジをトレーに保持することが提案されている。図9
は、その種のディスクカートリッジ10を示している。
【0004】ディスクカートリッジ10は、カートリッ
ジ筐体11と、このカートリッジ筐体11内に形成され
たディスク収容室に回転自在に収容される光磁気ディス
ク12と、カートリッジ筐体11の上面部および下面部
に形成されたヘッドアクセス窓部13を開閉するための
スライドシャッタ14とを有して構成されている。上面
部のヘッドアクセス窓部13は磁界印加ヘッドを挿脱す
るためのものであり、下面部のヘッドアクセス窓部13
は光学ヘッドおよびターンテーブルを挿脱するためのも
のである。
ジ筐体11と、このカートリッジ筐体11内に形成され
たディスク収容室に回転自在に収容される光磁気ディス
ク12と、カートリッジ筐体11の上面部および下面部
に形成されたヘッドアクセス窓部13を開閉するための
スライドシャッタ14とを有して構成されている。上面
部のヘッドアクセス窓部13は磁界印加ヘッドを挿脱す
るためのものであり、下面部のヘッドアクセス窓部13
は光学ヘッドおよびターンテーブルを挿脱するためのも
のである。
【0005】スライドシャッタ14には摺動案内部材1
5が閉蓋方向に延出して固定されると共に、この摺動案
内部材15とカートリッジ筐体11との間には、スライ
ドシャッタ14を閉蓋方向に付勢するねじりコイルスプ
リング(図示せず)が介装されている。ディスクカート
リッジ10が後述するようにトレーに装着された状態で
ディスク装置本体内に引き込まれるとき、摺動案内部材
15が開蓋方向に押圧されてスライドシャッタ14が移
動し、ヘッドアクセス窓部13が開いた状態となる。
5が閉蓋方向に延出して固定されると共に、この摺動案
内部材15とカートリッジ筐体11との間には、スライ
ドシャッタ14を閉蓋方向に付勢するねじりコイルスプ
リング(図示せず)が介装されている。ディスクカート
リッジ10が後述するようにトレーに装着された状態で
ディスク装置本体内に引き込まれるとき、摺動案内部材
15が開蓋方向に押圧されてスライドシャッタ14が移
動し、ヘッドアクセス窓部13が開いた状態となる。
【0006】カートリッジ筐体11の側面部16,17
の後面部18側には、例えばジュークボックス装置等に
おいて、ディスクカートリッジ10を交換する際に扱い
やすくする目的でグリッパースロットと称される切欠凹
部16a,17aが設けられている。そして、カートリ
ッジ筐体11の後面部18の両端2箇所に、カートリッ
ジ係止用の凹部18a,18bが設けられている。
の後面部18側には、例えばジュークボックス装置等に
おいて、ディスクカートリッジ10を交換する際に扱い
やすくする目的でグリッパースロットと称される切欠凹
部16a,17aが設けられている。そして、カートリ
ッジ筐体11の後面部18の両端2箇所に、カートリッ
ジ係止用の凹部18a,18bが設けられている。
【0007】図10は、上述したディスクカートリッジ
10が装着されるディスク装置のトレー20を示してい
る。トレー20は、後面板21a,21b、側面板22
a、側面板22b、前面板23a,23bで囲まれたカ
ートリッジ載置部24を有している。このカートリッジ
載置部24には、中央部から後面側に延びる所定幅の開
口部25が設けられている。カートリッジ載置部24に
ディスクカートリッジ10が装着されるとき、この開口
部25にはディスクカートリッジ10の下面部のヘッド
アクセス窓部13が対向するようになっている。
10が装着されるディスク装置のトレー20を示してい
る。トレー20は、後面板21a,21b、側面板22
a、側面板22b、前面板23a,23bで囲まれたカ
ートリッジ載置部24を有している。このカートリッジ
載置部24には、中央部から後面側に延びる所定幅の開
口部25が設けられている。カートリッジ載置部24に
ディスクカートリッジ10が装着されるとき、この開口
部25にはディスクカートリッジ10の下面部のヘッド
アクセス窓部13が対向するようになっている。
【0008】カートリッジ載置部24を囲む前面板23
a,23bには、カートリッジ保持用爪26a,26b
がカートリッジ載置部24内に向かって突設されてい
る。カートリッジ載置部24にディスクカートリッジ1
0が装着されるとき、このカートリッジ保持用爪26
a,26bがカートリッジ筐体11の後面部18に設け
られた凹部18a,18bに挿入される。
a,23bには、カートリッジ保持用爪26a,26b
がカートリッジ載置部24内に向かって突設されてい
る。カートリッジ載置部24にディスクカートリッジ1
0が装着されるとき、このカートリッジ保持用爪26
a,26bがカートリッジ筐体11の後面部18に設け
られた凹部18a,18bに挿入される。
【0009】カートリッジ載置部24の後面側の中央に
は後面板21a,21bが配されておらず、その部位に
カートリッジ押圧機構27が設けられている。このカー
トリッジ押圧機構27は、コ字状の押圧部材28と、ト
レー20の前面側に設けられたスプリング保持部29
a,29bに配置された圧縮コイルスプリング30a,
30bとから構成されている。この場合、押圧部材28
の2つの脚部28a,28bは、それぞれスプリング保
持部29a,29bの一端側に設けられた開口部31
a,31bよりスプリング保持部29a,29b内に挿
入されて圧縮コイルスプリング30a,30bの一端に
当接した状態に置かれる。
は後面板21a,21bが配されておらず、その部位に
カートリッジ押圧機構27が設けられている。このカー
トリッジ押圧機構27は、コ字状の押圧部材28と、ト
レー20の前面側に設けられたスプリング保持部29
a,29bに配置された圧縮コイルスプリング30a,
30bとから構成されている。この場合、押圧部材28
の2つの脚部28a,28bは、それぞれスプリング保
持部29a,29bの一端側に設けられた開口部31
a,31bよりスプリング保持部29a,29b内に挿
入されて圧縮コイルスプリング30a,30bの一端に
当接した状態に置かれる。
【0010】上述したトレー20のカートリッジ載置部
24に対するディスクカートリッジ10の装着は、押圧
部材28をカートリッジ載置部24の後面側に移動した
状態、つまり圧縮コイルスプリング30a,30bを圧
縮した状態で行われる。図11は、カートリッジ載置部
24にディスクカートリッジ10を載置した状態を示し
ている。この場合、カートリッジ筐体11の後面部18
に設けられた凹部18a,18bにトレー20の前面板
23a,23bに設けられたカートリッジ保持用爪26
a,26bが挿入された状態で、カートリッジ筐体11
の前面部が圧縮コイルスプリング30a,30bによる
付勢力によって押圧部材28でカートリッジ載置部24
の前面側に押圧された状態となる。したがって、ディス
クカートリッジ10は、トレー20のカートリッジ載置
部24に安定に保持されることとなる。
24に対するディスクカートリッジ10の装着は、押圧
部材28をカートリッジ載置部24の後面側に移動した
状態、つまり圧縮コイルスプリング30a,30bを圧
縮した状態で行われる。図11は、カートリッジ載置部
24にディスクカートリッジ10を載置した状態を示し
ている。この場合、カートリッジ筐体11の後面部18
に設けられた凹部18a,18bにトレー20の前面板
23a,23bに設けられたカートリッジ保持用爪26
a,26bが挿入された状態で、カートリッジ筐体11
の前面部が圧縮コイルスプリング30a,30bによる
付勢力によって押圧部材28でカートリッジ載置部24
の前面側に押圧された状態となる。したがって、ディス
クカートリッジ10は、トレー20のカートリッジ載置
部24に安定に保持されることとなる。
【0011】なお、カートリッジ載置部24の前面側の
中央には前面板23a,23bが配されておらず、その
部位に切欠凹部32が設けられている。この切欠凹部3
2は、カートリッジ載置部24に装着されたディスクカ
ートリッジ10のユーザによる取り出しを容易とするた
めに設けられたものである。ディスクカートリッジ10
の取り出しは、装着時とは逆の手順で行われる。
中央には前面板23a,23bが配されておらず、その
部位に切欠凹部32が設けられている。この切欠凹部3
2は、カートリッジ載置部24に装着されたディスクカ
ートリッジ10のユーザによる取り出しを容易とするた
めに設けられたものである。ディスクカートリッジ10
の取り出しは、装着時とは逆の手順で行われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにディス
クカートリッジ10のカートリッジ筐体11の後面部1
8に凹部18a,18bを設け、この凹部18a,18
bを利用してディスクカートリッジ10をトレー20の
カートリッジ載置部24に安定に保持するものにおいて
は、トレー20の前面板23a,23bにカートリッジ
載置部24内に向かってカートリッジ保持用爪26a,
26bが突設されるものである。そのため、このカート
リッジ保持用爪26a,26bをカートリッジ筐体11
の後面部18に設けられた凹部18a,18bに挿入す
るためには、カートリッジ載置部24の前後方向の長さ
を、ディスクカートリッジ10の前後方向の長さより少
なくともカートリッジ保持用爪26a,26bの長さ分
だけ長くする必要がある。このようにトレー20が大き
くなると、ディスク装置本体もそれだけ大きくなる。
クカートリッジ10のカートリッジ筐体11の後面部1
8に凹部18a,18bを設け、この凹部18a,18
bを利用してディスクカートリッジ10をトレー20の
カートリッジ載置部24に安定に保持するものにおいて
は、トレー20の前面板23a,23bにカートリッジ
載置部24内に向かってカートリッジ保持用爪26a,
26bが突設されるものである。そのため、このカート
リッジ保持用爪26a,26bをカートリッジ筐体11
の後面部18に設けられた凹部18a,18bに挿入す
るためには、カートリッジ載置部24の前後方向の長さ
を、ディスクカートリッジ10の前後方向の長さより少
なくともカートリッジ保持用爪26a,26bの長さ分
だけ長くする必要がある。このようにトレー20が大き
くなると、ディスク装置本体もそれだけ大きくなる。
【0013】ところで、ディスク装置本体の大きさは、
コンピュータ等の他の機器内に納める関係から小さい方
が好ましい。しかし、磁界変調方式の光磁気ディスク装
置では、磁界印加ヘッドと光学ヘッドとが対向した状態
で同時に移動するようにコ字状にリンクされている。そ
のため、これら磁界印加ヘッドおよび光学ヘッドの光磁
気ディスクの最外周位置への移動を妨げることのないよ
うに、ディスク装置本体の後面側のスペースは大きくと
られている。したがって、ディスク装置本体の前面側の
スペースを少しでも抑えてディスク装置本体の大きさを
小さくすることが考えられるが、そのためにもディスク
カートリッジを装着するトレーの前後方向の長さを小さ
くすることが必要となる。
コンピュータ等の他の機器内に納める関係から小さい方
が好ましい。しかし、磁界変調方式の光磁気ディスク装
置では、磁界印加ヘッドと光学ヘッドとが対向した状態
で同時に移動するようにコ字状にリンクされている。そ
のため、これら磁界印加ヘッドおよび光学ヘッドの光磁
気ディスクの最外周位置への移動を妨げることのないよ
うに、ディスク装置本体の後面側のスペースは大きくと
られている。したがって、ディスク装置本体の前面側の
スペースを少しでも抑えてディスク装置本体の大きさを
小さくすることが考えられるが、そのためにもディスク
カートリッジを装着するトレーの前後方向の長さを小さ
くすることが必要となる。
【0014】図12、図13は、光磁気ディスク装置4
0において、磁界印加ヘッドおよび光学ヘッドが光磁気
ディスクの最内周位置、最外周位置にそれぞれ移動した
状態を概略的に示している。
0において、磁界印加ヘッドおよび光学ヘッドが光磁気
ディスクの最内周位置、最外周位置にそれぞれ移動した
状態を概略的に示している。
【0015】光磁気ディスク装置40にはディスクカー
トリッジ50が挿入されている。このディスクカートリ
ッジ50のカートリッジ筐体51のディスク収容室に
は、光磁気ディスク52が回転自在に収容されている。
この場合、スライドシャッタ53が移動してヘッドアク
セス窓部54が開いた状態となっている。
トリッジ50が挿入されている。このディスクカートリ
ッジ50のカートリッジ筐体51のディスク収容室に
は、光磁気ディスク52が回転自在に収容されている。
この場合、スライドシャッタ53が移動してヘッドアク
セス窓部54が開いた状態となっている。
【0016】光学ヘッドは、対物レンズ41a等を備え
る可動光学系41と半導体レーザや光検出器等を備える
固定光学系42とを有し、分離光学系として構成されて
いる。この可動光学系41と固定光学系42との間のレ
ーザビームの仲介は、装置本体の後面側に配置された反
射ミラー43で行われている。
る可動光学系41と半導体レーザや光検出器等を備える
固定光学系42とを有し、分離光学系として構成されて
いる。この可動光学系41と固定光学系42との間のレ
ーザビームの仲介は、装置本体の後面側に配置された反
射ミラー43で行われている。
【0017】可動光学系41の後面側にヘッドアーム4
4の基端部が接続され、そのヘッドアーム44の先端部
に磁界印加ヘッド45が取り付けられている。これによ
り、磁界印加ヘッド45と光学ヘッド(対物レンズ41
a)とが対向した状態で同時に移動するようにコ字状に
リンクされている。
4の基端部が接続され、そのヘッドアーム44の先端部
に磁界印加ヘッド45が取り付けられている。これによ
り、磁界印加ヘッド45と光学ヘッド(対物レンズ41
a)とが対向した状態で同時に移動するようにコ字状に
リンクされている。
【0018】可動光学系41の両側面にはコイル46,
46が突出して固定されている。コイル46と、センタ
ーヨーク47と、マグネット48およびサイドヨーク4
9とによってリニアモータが構成されている。これによ
り、可動光学系41および磁界印加ヘッド45が光磁気
ディスク52の径方向に移動可能とされている。
46が突出して固定されている。コイル46と、センタ
ーヨーク47と、マグネット48およびサイドヨーク4
9とによってリニアモータが構成されている。これによ
り、可動光学系41および磁界印加ヘッド45が光磁気
ディスク52の径方向に移動可能とされている。
【0019】図13に示すように、可動光学系41およ
び磁界印加ヘッド45の最外周位置への移動が反射ミラ
ー43等によって妨げられないように、装置本体の後面
側のスペースが大きく取られている。
び磁界印加ヘッド45の最外周位置への移動が反射ミラ
ー43等によって妨げられないように、装置本体の後面
側のスペースが大きく取られている。
【0020】また、上述したようにディスクカートリッ
ジ10のカートリッジ筐体11の後面部18に凹部18
a,18bを設け、この凹部18a,18bを利用して
ディスクカートリッジ10をトレー20のカートリッジ
載置部24に安定に保持するものにおいては、ディスク
カートリッジ10の最外形を構成する後面部18に凹部
18a,18bを設けるものであることから、ディスク
カートリッジ10の外観を損ねることとなる。
ジ10のカートリッジ筐体11の後面部18に凹部18
a,18bを設け、この凹部18a,18bを利用して
ディスクカートリッジ10をトレー20のカートリッジ
載置部24に安定に保持するものにおいては、ディスク
カートリッジ10の最外形を構成する後面部18に凹部
18a,18bを設けるものであることから、ディスク
カートリッジ10の外観を損ねることとなる。
【0021】そこで、この発明では、ディスクカートリ
ッジの外観を損ねることなく、しかもトレーを必要以上
に大きくすることなくディスクカートリッジをトレーに
安定に保持できるようにすることを目的とする。
ッジの外観を損ねることなく、しかもトレーを必要以上
に大きくすることなくディスクカートリッジをトレーに
安定に保持できるようにすることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明に係るディスク
カートリッジは、カートリッジ筐体に切欠凹部を有し、
この切欠凹部を構成する少なくとも1つの面にカートリ
ッジ係止用の凹部または凸部を設けてなるものである。
カートリッジは、カートリッジ筐体に切欠凹部を有し、
この切欠凹部を構成する少なくとも1つの面にカートリ
ッジ係止用の凹部または凸部を設けてなるものである。
【0023】また、この発明に係るディスク装置は、デ
ィスクカートリッジをトレーに装着した状態で装置本体
内に引き込むようにしたディスク装置において、ディス
クカートリッジは、カートリッジ筐体に切欠凹部を有
し、この切欠凹部を構成する少なくとも1つの面にカー
トリッジ係止用の凹部または凸部を設けてなるものであ
って、トレーに装着されるディスクカートリッジの凹部
または凸部に係止してディスクカートリッジを保持する
カートリッジ保持手段をトレーに設けてなるものであ
る。
ィスクカートリッジをトレーに装着した状態で装置本体
内に引き込むようにしたディスク装置において、ディス
クカートリッジは、カートリッジ筐体に切欠凹部を有
し、この切欠凹部を構成する少なくとも1つの面にカー
トリッジ係止用の凹部または凸部を設けてなるものであ
って、トレーに装着されるディスクカートリッジの凹部
または凸部に係止してディスクカートリッジを保持する
カートリッジ保持手段をトレーに設けてなるものであ
る。
【0024】ディスクカートリッジを構成するカートリ
ッジ筐体は切欠凹部を有している。この切欠凹部は、カ
ートリッジ筐体の側面部や後面部に設けられ、例えば側
面部に設けられるグリッパースロットであってもよい。
この切欠凹部の少なくとも1つの面にカートリッジ係止
用の凹部または凸部が設けられる。このディスクカート
リッジがトレーに装着される場合、トレーに設けられた
カートリッジ保持手段がディスクカートリッジの凹部ま
たは凸部に係止され、これによりディスクカートリッジ
はトレーに安定に保持される。
ッジ筐体は切欠凹部を有している。この切欠凹部は、カ
ートリッジ筐体の側面部や後面部に設けられ、例えば側
面部に設けられるグリッパースロットであってもよい。
この切欠凹部の少なくとも1つの面にカートリッジ係止
用の凹部または凸部が設けられる。このディスクカート
リッジがトレーに装着される場合、トレーに設けられた
カートリッジ保持手段がディスクカートリッジの凹部ま
たは凸部に係止され、これによりディスクカートリッジ
はトレーに安定に保持される。
【0025】この場合、ディスクカートリッジの凹部ま
たは凸部はカートリッジ筐体の切欠凹部内に設けられる
ものであり、カートリッジ保持手段は上面から見た場合
に切欠凹部よりはみ出さないようにトレーに設けること
が可能となる。
たは凸部はカートリッジ筐体の切欠凹部内に設けられる
ものであり、カートリッジ保持手段は上面から見た場合
に切欠凹部よりはみ出さないようにトレーに設けること
が可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としての光磁気ディスク装置100を示している。
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としての光磁気ディスク装置100を示している。
【0027】まず、図2を参照して、この光磁気ディス
ク装置100に装着される光磁気ディスクが回転自在に
収容されるディスクカートリッジ200を説明する。
ク装置100に装着される光磁気ディスクが回転自在に
収容されるディスクカートリッジ200を説明する。
【0028】ディスクカートリッジ200は、カートリ
ッジ筐体201と、このカートリッジ筐体201内に形
成されたディスク収容室に回転自在に収容される光磁気
ディスク202と、カートリッジ筐体201の上面部お
よび下面部に形成されたヘッドアクセス窓部203を開
閉するためのスライドシャッタ204とを有して構成さ
れている。上面部のヘッドアクセス窓部203は磁界印
加ヘッドを挿脱するためのものであり、下面部のヘッド
アクセス窓部203は光学ヘッドおよびターンテーブル
を挿脱するためのものである。
ッジ筐体201と、このカートリッジ筐体201内に形
成されたディスク収容室に回転自在に収容される光磁気
ディスク202と、カートリッジ筐体201の上面部お
よび下面部に形成されたヘッドアクセス窓部203を開
閉するためのスライドシャッタ204とを有して構成さ
れている。上面部のヘッドアクセス窓部203は磁界印
加ヘッドを挿脱するためのものであり、下面部のヘッド
アクセス窓部203は光学ヘッドおよびターンテーブル
を挿脱するためのものである。
【0029】スライドシャッタ204には摺動案内部材
205が閉蓋方向に延出して固定されると共に、この摺
動案内部材205とカートリッジ筐体201との間に
は、スライドシャッタ204を閉蓋方向に付勢するねじ
りコイルスプリング(図示せず)が介装されている。デ
ィスクカートリッジ200が後述するようにトレーに装
着された状態でディスク装置本体内に引き込まれると
き、摺動案内部材205が開蓋方向に押圧されてスライ
ドシャッタ204が移動し、ヘッドアクセス窓部203
が開いた状態となる。
205が閉蓋方向に延出して固定されると共に、この摺
動案内部材205とカートリッジ筐体201との間に
は、スライドシャッタ204を閉蓋方向に付勢するねじ
りコイルスプリング(図示せず)が介装されている。デ
ィスクカートリッジ200が後述するようにトレーに装
着された状態でディスク装置本体内に引き込まれると
き、摺動案内部材205が開蓋方向に押圧されてスライ
ドシャッタ204が移動し、ヘッドアクセス窓部203
が開いた状態となる。
【0030】カートリッジ筐体201の側面部206,
207の後面部208側には、例えばジュークボックス
装置等において、ディスクカートリッジ200を交換す
る際に扱いやすくする目的でグリッパースロットと称さ
れる切欠凹部206a,207aが設けられている。本
実施の形態においては、この切欠凹部206a,207
aを構成する1つの面、例えば前面側の面にカートリッ
ジ係止用の凹部206b,207bが設けられる。
207の後面部208側には、例えばジュークボックス
装置等において、ディスクカートリッジ200を交換す
る際に扱いやすくする目的でグリッパースロットと称さ
れる切欠凹部206a,207aが設けられている。本
実施の形態においては、この切欠凹部206a,207
aを構成する1つの面、例えば前面側の面にカートリッ
ジ係止用の凹部206b,207bが設けられる。
【0031】次に、図1に示す光磁気ディスク装置10
0について説明する。この光磁気ディスク装置100
は、ディスク装置本体101と、トレー102とを有し
て構成されている。ディスク装置本体101に設けられ
たトレー挿入口103より、トレー102はディスク装
置本体101内に引き込まれるようになっている。この
トレー102は、ディスク装置本体101内に配された
トレー駆動機構(図示せず)によって進退動作が行われ
る。
0について説明する。この光磁気ディスク装置100
は、ディスク装置本体101と、トレー102とを有し
て構成されている。ディスク装置本体101に設けられ
たトレー挿入口103より、トレー102はディスク装
置本体101内に引き込まれるようになっている。この
トレー102は、ディスク装置本体101内に配された
トレー駆動機構(図示せず)によって進退動作が行われ
る。
【0032】トレー102は、後面板104a,104
b、側面板105a、側面板105b、前面板106
a,106bで囲まれたカートリッジ載置部107を有
している。このカートリッジ載置部107の前後方向お
よび左右方向の長さは、それぞれ上述したディスクカー
トリッジ200の前後方向および左右方向の長さとほぼ
等しくされる。
b、側面板105a、側面板105b、前面板106
a,106bで囲まれたカートリッジ載置部107を有
している。このカートリッジ載置部107の前後方向お
よび左右方向の長さは、それぞれ上述したディスクカー
トリッジ200の前後方向および左右方向の長さとほぼ
等しくされる。
【0033】カートリッジ載置部107には、中央部か
ら後面側に延びる所定幅の開口部108が設けられてい
る。カートリッジ載置部107にディスクカートリッジ
200が装着されるとき、この開口部108にはディス
クカートリッジ200の下面部のヘッドアクセス窓部2
03が対向するようになっている。
ら後面側に延びる所定幅の開口部108が設けられてい
る。カートリッジ載置部107にディスクカートリッジ
200が装着されるとき、この開口部108にはディス
クカートリッジ200の下面部のヘッドアクセス窓部2
03が対向するようになっている。
【0034】カートリッジ載置部107の前面側の中央
には前面板106a,106bが配されておらず、その
部位に切欠凹部109が設けられている。この切欠凹部
109は、カートリッジ載置部107に装着されたディ
スクカートリッジ200のユーザによる取り出しを容易
とするために設けられたものである。
には前面板106a,106bが配されておらず、その
部位に切欠凹部109が設けられている。この切欠凹部
109は、カートリッジ載置部107に装着されたディ
スクカートリッジ200のユーザによる取り出しを容易
とするために設けられたものである。
【0035】また、カートリッジ載置部107の前面側
の左右両端に、カートリッジ保持手段としてのカートリ
ッジ保持用爪110a,110bが突設されている。こ
のカートリッジ保持用爪110a,110bはトレー1
02と一体的に形成され、モールドヒンジバネ構造を有
している。そのため、このカートリッジ保持用爪110
a,110bの先端の係止部111a,111bは、バ
ネ力に抗してカートリッジ載置部107の前面側に移動
可能となっている。
の左右両端に、カートリッジ保持手段としてのカートリ
ッジ保持用爪110a,110bが突設されている。こ
のカートリッジ保持用爪110a,110bはトレー1
02と一体的に形成され、モールドヒンジバネ構造を有
している。そのため、このカートリッジ保持用爪110
a,110bの先端の係止部111a,111bは、バ
ネ力に抗してカートリッジ載置部107の前面側に移動
可能となっている。
【0036】このカートリッジ保持用爪110a,11
0bは、図3に示すように、カートリッジ載置部107
に載置されるディスクカートリッジ200のカートリッ
ジ筐体201に設けられた切欠凹部(グリッパースロッ
ト)206a,207aと対応した部位に設けられる。
そして、カートリッジ載置部107にディスクカートリ
ッジ200が装着されるとき、カートリッジ保持用爪1
10a,110bが切欠凹部206a,207aに挿入
される。
0bは、図3に示すように、カートリッジ載置部107
に載置されるディスクカートリッジ200のカートリッ
ジ筐体201に設けられた切欠凹部(グリッパースロッ
ト)206a,207aと対応した部位に設けられる。
そして、カートリッジ載置部107にディスクカートリ
ッジ200が装着されるとき、カートリッジ保持用爪1
10a,110bが切欠凹部206a,207aに挿入
される。
【0037】この場合、カートリッジ保持用爪110
a,110bの先端の係止部111a,111bは、装
着が完了するまでは切欠凹部206a,207aの凹部
206b,207bが形成された面で押されてカートリ
ッジ載置部107の前面側に移動した状態にあるが、凹
部206b,207bに対向した位置に到達する装着状
態ではバネ力によってカートリッジ載置部107の後面
側に移動復帰し、その凹部206b,207bに係止し
た状態とされる。図4A,Bは、装着状態における係止
状態を示す横断面図、縦断面図を示している。なお、係
止部111a,111bは、凹部206b,207bに
対向する側が幅狭となるテーパー面を有する形状とされ
ている。
a,110bの先端の係止部111a,111bは、装
着が完了するまでは切欠凹部206a,207aの凹部
206b,207bが形成された面で押されてカートリ
ッジ載置部107の前面側に移動した状態にあるが、凹
部206b,207bに対向した位置に到達する装着状
態ではバネ力によってカートリッジ載置部107の後面
側に移動復帰し、その凹部206b,207bに係止し
た状態とされる。図4A,Bは、装着状態における係止
状態を示す横断面図、縦断面図を示している。なお、係
止部111a,111bは、凹部206b,207bに
対向する側が幅狭となるテーパー面を有する形状とされ
ている。
【0038】なお、図1および図3において、トレー1
02の側面板105bの切欠部120は、カートリッジ
保持用爪110bを見やすくするために便宜的に切り欠
いたものであり、実際には切り欠いてはいない。
02の側面板105bの切欠部120は、カートリッジ
保持用爪110bを見やすくするために便宜的に切り欠
いたものであり、実際には切り欠いてはいない。
【0039】上述した光磁気ディスク装置100のトレ
ー102のカートリッジ載置部107にディスクカート
リッジ200を装着する際には、ディスクカートリッジ
200の前面部209をカートリッジ載置部107の後
面板104a,104b側に当接させた状態で、このデ
ィスクカートリッジ200の後面側を下方向に押圧すれ
ばよく、これにより上述したような装着状態となる。図
5は、カートリッジ載置部107にディスクカートリッ
ジ200を載置した状態を示している。
ー102のカートリッジ載置部107にディスクカート
リッジ200を装着する際には、ディスクカートリッジ
200の前面部209をカートリッジ載置部107の後
面板104a,104b側に当接させた状態で、このデ
ィスクカートリッジ200の後面側を下方向に押圧すれ
ばよく、これにより上述したような装着状態となる。図
5は、カートリッジ載置部107にディスクカートリッ
ジ200を載置した状態を示している。
【0040】この場合、カートリッジ筐体201の側面
部206,207の切欠凹部(グリッパースロット)2
06a,207aに設けられた凹部206b,207b
に、トレー102のカートリッジ載置部107の前面側
に突設されたカートリッジ保持用爪110a,110b
の先端の係止部111a,111bが係止され、しかも
このカートリッジ保持用爪110a,110bのバネ力
によってディスクカートリッジ200はカートリッジ載
置部107の後面板104a,104b側に押しつけら
れた状態となる。したがって、ディスクカートリッジ2
00は、トレー102のカートリッジ載置部107に安
定に保持されることとなる。
部206,207の切欠凹部(グリッパースロット)2
06a,207aに設けられた凹部206b,207b
に、トレー102のカートリッジ載置部107の前面側
に突設されたカートリッジ保持用爪110a,110b
の先端の係止部111a,111bが係止され、しかも
このカートリッジ保持用爪110a,110bのバネ力
によってディスクカートリッジ200はカートリッジ載
置部107の後面板104a,104b側に押しつけら
れた状態となる。したがって、ディスクカートリッジ2
00は、トレー102のカートリッジ載置部107に安
定に保持されることとなる。
【0041】なお、図5に示すようにディスクカートリ
ッジ200がトレー102のカートリッジ載置部107
に装着された状態でディスク装置本体101内に引き込
まれるときシャッター開閉コロ(図示せず)がコロ挿入
部110より挿入され、このシャッター開閉コロによっ
て摺動案内部材205が開蓋方向に押圧されてスライド
シャッタ204が移動し、ヘッドアクセス窓部203が
開いた状態となる。
ッジ200がトレー102のカートリッジ載置部107
に装着された状態でディスク装置本体101内に引き込
まれるときシャッター開閉コロ(図示せず)がコロ挿入
部110より挿入され、このシャッター開閉コロによっ
て摺動案内部材205が開蓋方向に押圧されてスライド
シャッタ204が移動し、ヘッドアクセス窓部203が
開いた状態となる。
【0042】また、図5に示すようにディスクカートリ
ッジ200がトレー102のカートリッジ載置部107
に装着された状態からディスクカートリッジ200を取
り外す際には、トレー107の切欠凹部109を利用
し、ディスクカートリッジ200の後面側を上方向に引
きあげればよい。この場合、カートリッジ筐体201の
切欠凹部(グリッパースロット)206a,207aに
設けられた凹部206b,207bに係止されていたト
レー102のカートリッジ保持用爪110a,110b
の先端の係止部111a,111bがバネ力に抗してカ
ートリッジ載置部107の前面側に逃げるため、ディス
クカートリッジ200を容易に取り外すことができる。
ッジ200がトレー102のカートリッジ載置部107
に装着された状態からディスクカートリッジ200を取
り外す際には、トレー107の切欠凹部109を利用
し、ディスクカートリッジ200の後面側を上方向に引
きあげればよい。この場合、カートリッジ筐体201の
切欠凹部(グリッパースロット)206a,207aに
設けられた凹部206b,207bに係止されていたト
レー102のカートリッジ保持用爪110a,110b
の先端の係止部111a,111bがバネ力に抗してカ
ートリッジ載置部107の前面側に逃げるため、ディス
クカートリッジ200を容易に取り外すことができる。
【0043】本実施の形態においては、カートリッジ筐
体201の側面部206,207に存在する切欠凹部
(グリッパースロット)206a,207aに設けられ
た凹部206b,207bに、トレー102のカートリ
ッジ載置部107の前面側に突設されたカートリッジ保
持用爪110a,110bの先端の係止部111a,1
11bを係止させることでディスクカートリッジ200
をトレー102のカートリッジ載置部107に安定に保
持するものである。そのため、上面から見た場合に、カ
ートリッジ保持用爪110a,110bを切欠凹部(グ
リッパースロット)206a,207aよりはみ出さな
い用にトレー102に設けることができる(図5参
照)。
体201の側面部206,207に存在する切欠凹部
(グリッパースロット)206a,207aに設けられ
た凹部206b,207bに、トレー102のカートリ
ッジ載置部107の前面側に突設されたカートリッジ保
持用爪110a,110bの先端の係止部111a,1
11bを係止させることでディスクカートリッジ200
をトレー102のカートリッジ載置部107に安定に保
持するものである。そのため、上面から見た場合に、カ
ートリッジ保持用爪110a,110bを切欠凹部(グ
リッパースロット)206a,207aよりはみ出さな
い用にトレー102に設けることができる(図5参
照)。
【0044】したがって、上述したようにトレー102
のカートリッジ載置部107の前後方向および左右方向
の長さを、それぞれディスクカートリッジ200の前後
方向および左右方向の長さとほぼ等しくでき、トレー1
02が必要以上に大きくなることを防止でき、ディスク
装置本体101の小型化を図ることができる。
のカートリッジ載置部107の前後方向および左右方向
の長さを、それぞれディスクカートリッジ200の前後
方向および左右方向の長さとほぼ等しくでき、トレー1
02が必要以上に大きくなることを防止でき、ディスク
装置本体101の小型化を図ることができる。
【0045】また、ディスクカートリッジ200には、
カートリッジ筐体201の側面部206,207に存在
する切欠凹部(グリッパースロット)206a,207
aに凹部206b,207bを設けるものであり、従来
のディスクカートリッジ10(図9参照)のように最外
形を構成する後面部18に凹部18a,18bを設ける
ものと異なり、外観を損ねることがない。
カートリッジ筐体201の側面部206,207に存在
する切欠凹部(グリッパースロット)206a,207
aに凹部206b,207bを設けるものであり、従来
のディスクカートリッジ10(図9参照)のように最外
形を構成する後面部18に凹部18a,18bを設ける
ものと異なり、外観を損ねることがない。
【0046】なお、上述実施の形態においては、カート
リッジ筐体201の側面部206,207に存在する切
欠凹部(グリッパースロット)206a,207aを構
成する1つの面にのみ凹部206b,207bを設ける
ものを示したが、2つの面あるいは3つの面に連続する
凹部を設けるようにしてもよい。図6は、3つの面に連
続した凹部(溝部)207cを設けたものである。
リッジ筐体201の側面部206,207に存在する切
欠凹部(グリッパースロット)206a,207aを構
成する1つの面にのみ凹部206b,207bを設ける
ものを示したが、2つの面あるいは3つの面に連続する
凹部を設けるようにしてもよい。図6は、3つの面に連
続した凹部(溝部)207cを設けたものである。
【0047】また、図7Aに示すように、切欠凹部20
7aに凸部207dを設けてもよい。図7Bは、その場
合における係止状態を示しており、凹部を設ける場合と
基本的には変わりがない。さらに、図8Aに示すよう
に、切欠凹部207aに隣接するカートリッジ筐体20
1の上面側に凹部207eを設けてもよい。図8Bは、
その場合における係止状態を示している。
7aに凸部207dを設けてもよい。図7Bは、その場
合における係止状態を示しており、凹部を設ける場合と
基本的には変わりがない。さらに、図8Aに示すよう
に、切欠凹部207aに隣接するカートリッジ筐体20
1の上面側に凹部207eを設けてもよい。図8Bは、
その場合における係止状態を示している。
【0048】また、上述実施の形態においては、カート
リッジ筐体201の側面部206,207に存在する切
欠凹部(グリッパースロット)206a,207aに凹
部206b,207bを設けるものを示したが、グリッ
パースロットとは別に、カートリッジ筐体201の側面
部や後面部等に同様の切欠凹部を設けて、その切欠凹部
を構成する面にカートリッジ係止用の凹部や凸部を設け
るようにしてもよい。
リッジ筐体201の側面部206,207に存在する切
欠凹部(グリッパースロット)206a,207aに凹
部206b,207bを設けるものを示したが、グリッ
パースロットとは別に、カートリッジ筐体201の側面
部や後面部等に同様の切欠凹部を設けて、その切欠凹部
を構成する面にカートリッジ係止用の凹部や凸部を設け
るようにしてもよい。
【0049】また、上述実施の形態においては、光磁気
ディスク装置に適用したものであるが、この発明はディ
スクカートリッジをトレーに装着した状態で装置本体内
に引き込むようにしたその他のディスク装置にも同様に
適用することができる。
ディスク装置に適用したものであるが、この発明はディ
スクカートリッジをトレーに装着した状態で装置本体内
に引き込むようにしたその他のディスク装置にも同様に
適用することができる。
【0050】
【発明の効果】この発明によれば、ディスクカートリッ
ジのカートリッジ筐体に存在する切欠凹部を構成する少
なくとも1つの面にカートリッジ係止用の凹部または凸
部を設けるものであり、上面から見た場合に切欠凹部よ
りはみ出さないようにカートリッジ保持手段をトレーに
設けることができる。そのため、トレーを必要以上に大
きくせずに済み、ディスク装置の小型化を図ることがで
きる。また、カートリッジ筐体に存在する切欠凹部を構
成する少なくとも1つの面にカートリッジ係止用の凹部
または凸部を設けるものであり、ディスクカートリッジ
の最外形を構成する後面部等に凹部を設けるものでな
く、ディスクカートリッジの外観を損ねないという利益
がある。
ジのカートリッジ筐体に存在する切欠凹部を構成する少
なくとも1つの面にカートリッジ係止用の凹部または凸
部を設けるものであり、上面から見た場合に切欠凹部よ
りはみ出さないようにカートリッジ保持手段をトレーに
設けることができる。そのため、トレーを必要以上に大
きくせずに済み、ディスク装置の小型化を図ることがで
きる。また、カートリッジ筐体に存在する切欠凹部を構
成する少なくとも1つの面にカートリッジ係止用の凹部
または凸部を設けるものであり、ディスクカートリッジ
の最外形を構成する後面部等に凹部を設けるものでな
く、ディスクカートリッジの外観を損ねないという利益
がある。
【図1】実施の形態としての光磁気ディスク装置の構成
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】図1に示す光磁気ディスク装置のトレーに装着
されるディスクカートリッジの構成を示す斜視図であ
る。
されるディスクカートリッジの構成を示す斜視図であ
る。
【図3】トレーのカートリッジ保持用爪とディスクカー
トリッジの切欠凹部との位置関係を示す図である。
トリッジの切欠凹部との位置関係を示す図である。
【図4】ディスクカートリッジのトレーへの装着状態に
おけるカートリッジ保持用爪の係止状態を示す図であ
る。
おけるカートリッジ保持用爪の係止状態を示す図であ
る。
【図5】ディスクカートリッジのトレーへの装着状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図6】切欠凹部に設けるカートリッジ係止用の凹部の
他の例を示す図である。
他の例を示す図である。
【図7】切欠凹部にカートリッジ係止用の凸部を設けた
例を示す図である。
例を示す図である。
【図8】切欠凹部に隣接してカートリッジ係止用の凹部
を設けた例を示す図である。
を設けた例を示す図である。
【図9】従来のディスクカートリッジの構成を示す斜視
図である。
図である。
【図10】図9に示すディスクカートリッジが装着され
るディスク装置のトレーの構成を示す平面図である。
るディスク装置のトレーの構成を示す平面図である。
【図11】ディスクカートリッジのトレーへの装着状態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図12】光磁気ディスク装置において、磁界印加ヘッ
ドおよび光学ヘッドが光磁気ディスクの最内周位置に移
動した状態を概略的に示す図である。
ドおよび光学ヘッドが光磁気ディスクの最内周位置に移
動した状態を概略的に示す図である。
【図13】光磁気ディスク装置において、磁界印加ヘッ
ドおよび光学ヘッドが光磁気ディスクの最外周位置に移
動した状態を概略的に示す図である。
ドおよび光学ヘッドが光磁気ディスクの最外周位置に移
動した状態を概略的に示す図である。
100・・・光磁気ディスク装置、101・・・ディス
ク装置本体、102・・・トレー、107・・・カート
リッジ載置部、108・・・開口部、109・・・切欠
凹部、110a,110b・・・カートリッジ保持用
爪、111a,111b・・・係止部、200・・・デ
ィスクカートリッジ、201・・・カートリッジ筐体、
202・・・光磁気ディスク、203・・・ヘッドアク
セス窓部、204・・・スライドシャッタ、205・・
・摺動案内部材、206a,207a・・・切欠凹部
(グリッパースロット)、206b,207b・・・カ
ートリッジ係止用の凹部
ク装置本体、102・・・トレー、107・・・カート
リッジ載置部、108・・・開口部、109・・・切欠
凹部、110a,110b・・・カートリッジ保持用
爪、111a,111b・・・係止部、200・・・デ
ィスクカートリッジ、201・・・カートリッジ筐体、
202・・・光磁気ディスク、203・・・ヘッドアク
セス窓部、204・・・スライドシャッタ、205・・
・摺動案内部材、206a,207a・・・切欠凹部
(グリッパースロット)、206b,207b・・・カ
ートリッジ係止用の凹部
Claims (3)
- 【請求項1】 カートリッジ筐体に切欠凹部を有し、こ
の切欠凹部を構成する少なくとも1つの面にカートリッ
ジ係止用の凹部または凸部を設けてなるディスクカート
リッジ。 - 【請求項2】 ディスクカートリッジをトレーに装着し
た状態で装置本体内に引き込むようにしたディスク装置
において、 上記ディスクカートリッジは、カートリッジ筐体に切欠
凹部を有し、この切欠凹部を構成する少なくとも1つの
面にカートリッジ係止用の凹部または凸部を設けてなる
ものであって、 上記トレーに装着される上記ディスクカートリッジの凹
部または凸部に係止して上記ディスクカートリッジを保
持するカートリッジ保持手段を上記トレーに設けてなる
ディスク装置。 - 【請求項3】 上記カートリッジ保持手段は上記トレー
と一体的に形成される請求項2に記載のディスク装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9003336A JPH10199178A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | ディスクカートリッジおよびそれを使用するディスク装置 |
US09/003,954 US6285643B1 (en) | 1997-01-10 | 1998-01-07 | Disk cartridge, disk driving device using disk cartridge, and storage system comprising disk cartridge and disk driving device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9003336A JPH10199178A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | ディスクカートリッジおよびそれを使用するディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10199178A true JPH10199178A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11554519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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