JP2589210B2 - ピックアップロック機構 - Google Patents

ピックアップロック機構

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JP2589210B2
JP2589210B2 JP2260748A JP26074890A JP2589210B2 JP 2589210 B2 JP2589210 B2 JP 2589210B2 JP 2260748 A JP2260748 A JP 2260748A JP 26074890 A JP26074890 A JP 26074890A JP 2589210 B2 JP2589210 B2 JP 2589210B2
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンパクトディスク、レーザディスク等の
円盤状記録媒体に対して信号の記録又は再生が可能なデ
ィスクプレーヤに関するものである。
(従来の技術) 一般にディスクプレーヤにおいては、キャビネット内
の固定シャーシ上に、トレイをディスク排出位置からタ
ーンテーブル上のディスク収納位置まで駆動するトレイ
駆動機構と、ターンテーブル上にディスクをクランプす
るディスククランプ機構と、ピックアップをトレイ駆動
中の待機位置となる第1移動端と該移動端とは反対側の
第2移動端の間にて往復移送するピックアップ移送機構
等を配備しており、トレイ駆動機構によって、トレイ上
のディスクをターンテーブルの上方位置まで搬送し、そ
の後、ディスククランプ機構によってターンテーブル上
にディスクがクランプされる。
又、ピックアップ移送機構は、ピックアップを搭載し
たスライドベースにラックを固定すると共に、シャーシ
上には、前記ラックに噛合する駆動用のピニオンを配備
して構成される。
(解決しようとする課題) ところで、製品として完成したディスクプレーヤの落
下強度試験や、工場出荷時等の輸送に際しては、トレイ
はディスク収納位置に設置されると共に、ピックアップ
は例えばターンテーブルから最も離れた移動端に設置さ
れる。
しかし、従来のディスクプレーヤにおいては、ピック
アップは前記ラックとピニオンの噛合いによって移動端
に拘束されているに過ぎないから、ピックアップに大き
な衝撃力が作用した場合、前記噛合いが外れてピックア
ップが拘束状態から脱出することがあった。この場合、
以後のピックアップ移送動作は正常に行なうことが出来
なくなる。
本発明の目的は、ピックアップを待機位置となる移動
端に確実にロックすることが出来る簡易な構成のピック
アップロック機構を提供することである。
(課題を解決する為の手段) 本発明に係るピックアップロック機構は、 シャーシ(13)上に、トレイ(44)をディスク排出位
置からターンテーブル(50)上のディスク収納位置まで
駆動すると共に、ターンテーブル(50)上にディスクを
クランプするディスクローディング機構と、 ピックアップ(90)を搭載したスライドベース(91)
をトレイ駆動中の待機位置となる第1移動端と該移動端
とは反対側の第2移動端の間にて往復移動せしめるピッ
クアップ移送機構と、 各機構に動力を伝える原動歯車機構(2)を構成する
歯車列の1つの歯車(3)に形成したカム溝(33)に、
駆動レバー(6)の一方の自由端を係合し、レバー
(6)の他方の自由端をターンテーブル昇降用のスライ
ド駆動板(55)に連繋し、歯車(3)の回転による該レ
バー(6)の回動により、スライド駆動板(55)をスラ
イド駆動してターンテーブル(50)を昇降させる昇降機
構(5)と、 シャーシ(13)上に回動可能に配備され、ピックアッ
プ移送時には、前記スライドベース(91)に形成した凸
部(99)に押されて回動し、駆動レバー(6)のカム溝
(33)側自由端を該レバー(6)を付勢するバネに抗し
てカム溝(33)の溝壁から離間させた状態で駆動レバー
(6)をロックし、ピックアップ移送時の歯車(3)の
回転に抵抗とならないない様にする側圧解除用レバー
(8)を有するディスクプレーヤであって、 上記側圧解除レバー(8)に突設され、前記スライド
ベース(91)の凸部(99)をスライドベース移動方向の
両側から挟み込むことが可能に設けられた第1移動端寄
りの第1突片(83)及び第2移動端寄りの第2突片(8
5)の2つの突片と、 該側圧解除レバー(8)を、第2突片(85)が前記凸
部(99)から離れる方向へ回転付勢するスプリング手段
と、 前記駆動レバー(6)上に突設されディスクローディ
ング機構の動作に連動して駆動レバー(6)と一体に往
復移動するストッパー(68)とを具え、 側圧解除レバー(8)のストッパー(68)との対向部
には、トレイ(44)がディスク収納位置に設置されたと
きにストッパー(68)と当接すべき当り面(86)が形成
され、該当り面(86)がストッパー(68)に当った状態
で、側圧解除レバー(8)の第1及び第2突片(83)
(85)が第1移動端に位置するスライドベース(91)の
凸部(99)を挟み込み、ディスククランプ完了状態で、
ストッパー(68)は側圧解除レバー(8)の当り面(8
6)から離脱した位置に設定されることを特徴とする。
(作 用) ディスクローディング機構を動作させて、トレイ(4
4)をディスク排出位置からディスク収納位置へ駆動す
る過程で、スライドベース(91)は第1移動端に設置さ
れ、該スライドベース(91)の凸部(99)は、レバー
(8)の第1及び第2突片(83)(85)によって挟み込
まれている。このとき、レバー(8)は、当り面(86)
がストッパー(68)に当り、或いは第1突片(83)が凸
部(99)に当って、スプリング手段による付勢方向の回
動姿勢が規定されている。
その後、トレイ(44)がディスク収納位置に設置され
たとき、レバー(8)の第1及び第2突片(83)(85)
によってスライドベース(91)の凸部(99)が挟み込ま
れた状態で、レバー(8)の当り面(86)がストッパー
(68)に当って、レバー(8)の回転が規制され、これ
によってスライドベース(91)は第1移動端に拘束され
る。この状態で、ピックアップ(90)及びスライドベー
ス(91)に衝撃力が加わったとしても、該衝撃力はレバ
ー(8)を介してストッパー(68)によって受け止めら
れるから、ピックアップ(90)が移動することはない。
次に、ディスクローディング機構のディスククランプ
動作に伴って、ストッパー(68)はレバー(8)の当り
面(86)から離脱し、レバー(8)の回転が許容され
る。この結果、レバー(8)は、スプリング手段の付勢
によって、第1突片(83)がスライドベース(91)の凸
部(99)に当るまで回転し、更に第2突片(85)が凸部
(99)から離脱する。
ピックアップの移送過程では、スライドベース(91)
の第2移動端へ向う移動に伴って、凸部(99)がレバー
(8)から離れ、スライドベース(91)は自由に往復移
動する。
(発明の効果) 本発明に係るピックアップロック機構によれば、レバ
ー(8)とストッパー(68)からなる簡易な構成によ
り、ピックアップを待機位置となる移動端に確実にロッ
クすることが出来る。本発明のピックアップロック機構
は、ターンテーブル昇降駆動用の駆動レバー(6)と、
歯車(3)のカム溝(33)の壁面に対する駆動レバー
(6)のバネ押圧を解除するための側圧解除用レバー
(8)を利用し、駆動レバー(6)に該レバーと一体に
移動するストッパー(68)、側圧解除用レバー(8)に
該レバーと一体に移動しストッパー(68)に接触離間可
能な当り面(86)を形成するだけで済み、即ち、従来の
構成部分に簡単な加工を施すだけピックアップロック機
構を構成でき、ピックアップロック機構を構成するため
に、新たに専用の別部品を配備する必要はなく、従前の
組み立てスペース内に収めることができ、装置の大型化
及びコストの上昇を抑えることができる。
(実施例) 以下、本発明を、コンパクトディスク、レーザディス
ク等、直径及び厚さの異なる複数種類のディスクの信号
再生が可能なコンパチブルディスクプレーヤに実施した
一例について詳述する。
尚、実施例は本発明を説明するためのものであって、
特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮
する様に解すべきではない。
全体構成 第1図の如くキャビネット(1)のフロントパネル開
口(11)にトレイ(44)が出没可能に配備され、該トレ
イ(44)は、キャビネット(1)内に固定されたシャー
シ(13)上の複数の案内支持部材(16)によって往復移
動を案内されている。
キャビネット(1)内には、シャーシ(13)上に、ト
レイ(44)を往復駆動するためのトレイ駆動機構
(4)、ターンテーブル(50)と共にスピンドルモータ
を昇降駆動するためのモータ昇降機構(5)、光学式ピ
ックアップ(90)及びチルト機構(100)を具えたピッ
クアップ装置(9)、これらの機構を駆動するための原
動歯車機構(2)、クランパー(70)を具えたディスク
クランプ機構(7)等が配備される。ターンテーブル
(50)は後述の如くシャーシ(13)に対して昇降可能に
取り付けられており、シャーシ(13)に設けた中央孔
(17)から上方へ臨出している。
原動歯車機構(2)は、ローディングモータ(21)を
動力源として、ベルト伝達機構(22)、第1歯車(2
3)、第2歯車(24)、中継用の第3歯車(3)、第4
歯車(27)、第5歯車(41)の経路でトレイ駆動機構
(4)へ動力を伝達すると共に、第3歯車(3)に噛合
する第6ギア(37)と第2歯車(24)によってピックア
ップ装置(9)に対する出力部を構成し、且つ前記第3
歯車(3)によってターンテーブル(50)を昇降駆動す
るための出力部を構成している。
尚、トレイ(44)には、複数種類のディスクの載置部
が設けられると共に、該載置部の中央にはターンテーブ
ル(50)が臨出すべき開口(46)が設けられている。
以下、各機構の構成について詳述する。
原動歯車機構(2) 第10図(a)(b)は、原動歯車機構(2)を構成す
るローディングモータ(21)、ベルト伝達機構(22)、
及び第1乃至第5歯車(23)(24)(3)(27)(41)
を、トレイ駆動機構への動力伝達経路に沿って一列に並
べて示す平面図及び断面図である。又、第11図(a)
(b)は、ローディングモータ(21)、ベルト伝達機構
(22)、第2歯車(24)、第3歯車(3)及び第6ギア
(37)を、ピックアップ装置への動力伝達経路に沿って
一例に並べて示す平面図及び断面図である。
上記各歯車は夫々高さ方向に構成の異なる多段構造を
有している。第2歯車(24)は、第1歯車(23)と常時
噛合する大径ギア部(25)、ピックアップ装置を構成す
るラック(98)と噛合可能なピニオン部(26)、及び小
径ギア部(20)を具えている。第3歯車(3)には、前
記第2歯車(24)の小径ギア部(20)と噛合する主ギア
部(31)が全周に形成されると共に、所定角度範囲にの
み歯面を有する副ギア部(32)とを具えている。該主ギ
ア部(31)の上端部には略半周に亘って歯欠部(31a)
が設けられる。第4歯車(27)は、前記第3歯車(3)
の副ギア部(32)と噛合可能な小径ギア部(28)、及び
大径ギア部(29)を具えている。第5歯車(41)は、前
記第4歯車(27)の大径ギア部(29)と常時噛合するギ
ア部(42)と、トレイ駆動機構を構成するラック(45)
と常時噛合するピニオン部(43)とを具えている。又、
第6ギア(37)は、前記第3歯車(3)の主ギア部(3
1)と常時噛合するギア部(38)と、前記ラック(98)
と常時噛合するピニオン部(39)とを具えている。
又、第3歯車(3)には主ギア部(31)及び副ギア部
(32)の上部に、所定角度範囲に亘る円筒面の第1及び
第2凸面(34)(35)、第4歯車(27)には小径ギア部
(28)と大径ギア部(29)の間に円筒面の凹面(27
a)、第6ギア(37)にはピニオン部(39)の上部に円
筒面の凹面(37a)が夫々形成されている。第3歯車
(3)の凸面(34)(35)は夫々第4歯車(27)の凹面
(27a)、第6ギア(37)の凹面(37a)と係合可能であ
る。
トレイ駆動機構(4) 第1図の如くトレイ(44)の裏面にはトレイ出没方向
に伸びるラック(45)が取り付けられており、該ラック
(45)と前記第5歯車(41)のピニオン部(43)とが噛
合している。
従って、第10図の如くローディングモータ(21)によ
って第1歯車(23)が反時計方向に駆動されると、第2
歯車(24)を介して第3歯車(3)が反時計方向に回転
し、該第3歯車(3)の副ギア部(32)が第4歯車(2
7)の小径ギア部(28)に噛合する。これによってロー
ディングモータ(21)の回転は更に第4歯車(27)を介
して第5歯車(41)に伝えられ、該第5歯車(41)のピ
ニオン部(43)がトレイ収納方向に駆動されるのであ
る。この結果、トレイ(44)は第1図及び第2図に示す
ディスク排出位置から第3図の如くキャビネット内へ向
って搬入され、最終的に第4図に示すローディング完了
位置に設置されるのである。この状態で、トレイ(44)
の前縁部によってキャビネット(1)のフロントパネル
開口(11)が塞がれる。
上記トレイローディング過程では、後述の如くターン
テーブル(50)が下降端に保持されると共に、ピックア
ップ(90)は、チルト機構(100)の動作によって、ト
レイ(44)とは干渉しない低位置に設置されている(第
7図、第8図参照)。
又この過程で、第2歯車(24)のピニオン部(26)と
ピックアップ装置(9)のラック(98)とは噛合を解除
されており(第2図乃至第4図参照)、ピニオン部(2
6)は空回りをする。
又、第11図に示す第6ギア(37)のギア部(38)と第
3歯車(3)の主ギア部(31)の歯欠部(31a)とが対
向すると共に、第2図乃至第4図に示す如く第6ギア
(37)に形成した凹面(37a)が第3歯車(3)に形成
した第2凸面(35)と係合して、第6ギア(37)は停止
状態でロックされている。従って、この過程でピックア
ップ装置(9)のラック(98)が駆動されることはな
い。
第4図に示すトレイローディング完了状態では、第3
歯車(3)の副ギア部(32)と第4歯車(27)の小径ギ
ア部(28)との噛合が切り離されると共に、第3歯車
(3)の第1凸面(34)と第4歯車(27)の凹面(27
a)とが係合して、第4歯車(27)は停止状態でロック
される。従って、この状態でトレイ(44)もローディン
グ完了位置でロックされることになる。
尚、トレイ(44)のアンローディングは、ローディン
グモータ(21)が逆回転して第5歯車(41)が時計方向
に回転駆動されることによって行なわれる。
噛合離脱防止機構 ところで第2図に示すトレイ排出状態では、トレイ
(44)に係合する案内支持材(16)の数は少ないから、
トレイ(44)に対して出没方向とは直交する方向に力を
加えると、トレイ(44)が、案内支持部材(16)との遊
びや案内支持部材(16)の弾性変形等に起因して、力の
作用方向へ変位し、ラック(45)と第5歯車(41)のピ
ニオン部(43)の噛合が切り離される虞れがある。この
状態でトレイ(44)がローディング方向へ移動すると、
その後のラック(45)とピニオン部(43)との噛合の位
相がずれ、ディスクローディング位置に誤差が生じる。
そこで、本実施例では第2図及び第31図に示す如く、
トレイ(44)の裏面に、ラック(45)のディスク収納側
の端部に沿って伸びるリブ(47)を下向きに突設し、該
リブ(47)のラック(45)側の側面を、第5歯車(41)
を枢支するシャフト(48)の頭部に摺接、或いは僅かな
隙間をおいて対向せしめた。
第32図の如くトレイ(44)に対して矢印方向の力Fが
作用し、トレイ(44)がシャーシ(13)に対して右方へ
移動した場合、リブ(47)がトレイ(44)と一体に移動
し、シャフト(48)の頭部を押圧するから、シャフト
(48)が弾性変形して、第5歯車(41)は右方へ変位す
る。従って、第5歯車(41)のピニオン部(43)はトレ
イ(44)の移動に追従して移動し、ラック(45)との噛
合状態が維持される。
モータ昇降機構(5) 第12図に示す様に、シャーシ(13)の裏面に2本のガ
イドシャフト(18)(18)が下向きに突設され、これら
のガイドシャフトによってモータベース(52)の昇降が
案内されている。該モータベース(52)にはスピンドル
モータ(51)が取り付けられ、該モータの出力軸にはタ
ーンテーブル(50)が固定されている。モータベース
(52)の上面には、シャーシ(13)の裏面に当ってモー
タベース(52)の上昇端を規定するための複数の位置決
め座(53)が設けられる共に、ベース両側面には夫々3
本のピン(54)が突設される。
上記モータベース(52)を挟んで両側には一対のスラ
イド駆動板(55)(55)が配置され、各スライド駆動板
(55)は、シャーシ(13)の裏面に突設した複数のガイ
ド部材(19)によって、トレイ出没方向へ往復移動可能
に支持されている(第7図乃至第9図参照)。両スライ
ド駆動板(55)(55)の内面には夫々、斜め方向へ伸び
る第1乃至第3のカム溝(56)(57)(58)が凹設され
ている。第13図の如く、第1カム溝(56)及び第3カム
溝(58)は同一形状であって、傾斜カム部(56a)(58
a)と水平カム部(56b)(58b)とを具えている。一
方、第2カム溝(57)は、第1傾斜カム部(57a)と、
該カム部よりも傾斜角度の緩い第2傾斜カム部(57b)
を具えている。又、スライド駆動板(55)の後方端部に
は、長孔(55a)及び係止部(55b)が形成されている。
第12図の如くモータベース(52)の両側に突設したピ
ン(54)が夫々両スライド駆動板(55)(55)の各カム
溝(56)(57)(58)に係合し、スライド駆動板(55)
の往復駆動によってモータベース(52)を昇降させる左
右一対のカム機構を構成している。
両スライド駆動板(55)(55)の間には中継駆動板
(64)及びスプリング(59)が介在している。中継駆動
板(64)は、両側に形成した突片(67)(67)を夫々ス
ライド駆動板(55)の長孔(55a)に余裕をもって嵌め
ている。又、スプリング(59)は、中継駆動板(64)の
前縁に下向きに突設した支持片(66)に係止され、スプ
リング両端をスライド駆動板(55)(55)の係止部(55
b)に係合させている。
中継駆動板(64)の上面には、後述の駆動レバー
(6)のピン(62)が係合する長孔(65)が設けられて
いる。
従って、駆動レバー(6)によって中継駆動板(64)
を後方へ移動させると、スプリング(59)を介して両ス
ライド駆動板(55)(55)が後方へ牽引され、前記カム
機構の動作によってモータベース(52)が上方へ駆動さ
れることになる。
第7図乃至第9図はスピンドルモータ(51)が上昇す
る様子を示している。第7図の如く、トレイ(44)がロ
ーディング中の状態では、両スライド駆動板(55)は最
前進位置にあって、スピンドルモータ(51)及びターン
テーブル(50)はトレイ(44)とは干渉しない低位の待
機位置に設定されている。
第8図の如くトレイ(44)がローディング完了位置に
達した後、スプリング(59)の牽引によってスライド駆
動板(55)が後方(図中左方)へ移動すると、モータベ
ース(52)のピン(54)がスライド駆動板(55)の第
1、第2及び第3カム溝(56)(57)(58)の傾斜カム
部(56a)(57a)(58a)によって駆動され、モータベ
ース(52)と共にスピンドルモータ(51)及びターンテ
ーブル(50)が上昇する。この過程で、ターンテーブル
(50)はトレイ(44)上のディスク(120)をトレイ載
置面から持ち上げ、該ディスクをディスククランプ機構
(7)のクランパー(70)に当接せしめる。
更にスライド駆動板(55)が左方へ牽引されると、第
9図の如くモータベース(52)の前後の2本のピン(5
4)(54)はスライド駆動板(55)の第1及び第3カム
溝(56)(58)の水平カム部(56b)(58b)へ乗り上げ
ると共に、モータベース(52)の中央のピン(54)はス
ライド駆動板(55)の第2カム溝(57)の第2傾斜カム
部(57b)へ移行する。この状態で更にスライド駆動板
(55)が左方へ僅かに牽引されることにより、前記第2
カム部(57b)の駆動によってモータベース(52)上の
位置決め座(53)がシャーシ(13)の裏面に圧接され、
ターンテーブル(50)は上昇端に正確に位置決めされ、
保持されることになる。このとき、ターンテーブル(5
0)上のディスク(120)は、後述の如くディスククラン
プ機構(7)によって確実にクランプされるのである。
尚、第9図の状態では、第12図に示すスプリング(5
9)が弾性変形すると共に、中継駆動板(64)の突片(6
7)(67)がスライド駆動板(55)の長孔(55a)(55
a)の余裕の範囲内で後方へずれる。従って、スプリン
グ(59)の反発力によってスライド駆動板(55)の位置
決め座(53)がシャーシ(13)に圧接保持されることに
なる。
次に、駆動レバー(6)を回動させるための機構につ
いて説明する。
第2図乃至第6図に示す如く、シャーシ(13)上に
は、L字状の駆動レバー(6)が支軸(60)にて回動自
在に取り付けられ、該レバーの一端に設けたカムフォロ
ワー(61)を、第3歯車(3)の裏面に形成した渦巻き
状のカム溝(33)に係合せしめると共に、前述の如くレ
バー他端に設けたピン(62)を中継駆動板(64)の長孔
(65)に係合せしめている。
第3歯車(3)のカム溝(33)は、第25図及び第26図
に示す如く、半径が一定の第1カム部(33a)と、次第
に半径が縮小する第2及び第3カム部(33b)(33c)
と、カム溝外周壁の半径が増大して溝幅が図中のWから
Xへ拡大する第4カム部(33d)と、半径が一定の第5
カム部(35e)とから構成される。第1カム部(33a)
は、トレイ駆動中に駆動レバー(6)のカムフォロワー
(61)と係合し、第2及び第3カム部(33b)(33c)
は、モータ昇降機構(5)の駆動のためにカムフォロワ
ー(61)と係合し、第5カム部(35e)は、ピックアッ
プ移送中にカムフォロワー(61)と係合するものであ
る。
第2図乃至第4図に示すトレイローディングでは、駆
動レバー(6)のカムフォロワー(61)が第3歯車
(3)の第1カム部(33a)に係合しており、第3歯車
(3)が回転しても駆動レバー(6)は回動せず、時計
方向の回動端で停止したままである。従って、2枚のス
ライド駆動板(55)(55)は前方(図中左方)の移動端
に設置され、ターンテーブル(50)は下降端に保持され
ている。
その後、第3歯車(3)が更に反時計方向に駆動され
ると、第19図の如く駆動レバー(6)のカムフォロワー
(61)は、第3歯車(3)のカム溝(33)の第2カム部
(33b)によって駆動され、駆動レバー(6)は反時計
方向に回動する。これによってスライド駆動板(55)は
後方へ駆動され、前記第2カム部(33d)の動作範囲
で、ターンテーブル(50)は第7図の位置から第8図の
位置まで上昇する。
更に第3歯車(3)が反時計方向に駆動されて、カム
溝(33)の第3カム部(33c)が動作することによっ
て、中継駆動板(64)は第5図の後方移動端に達すると
共に、ターンテーブル(50)は第8図の位置から第9図
の位置まで上昇して、ディスククランプが行なわれる。
ディスククランプ機構(7) ディスククランプ機構(7)は、主としてクランプ力
を磁力によって得るものであり、第1図の如くシャーシ
(13)上に固定された金属製の支持部材(71)に取り付
けられており、該支持部材(71)が平板状ヨークを構成
する。
第14図に示す様に、ディスククランプ機構(7)は、
円盤状のクランパー(70)と、リング状の永久磁石(7
4)と、該磁石(74)を保持するホルダー(75)と、支
持部材(71)に形成した切起し台(77)に片持ち支持さ
れる板バネ(76)とから構成され、支持部材(71)を挟
んで上方にはホルダー(75)に固定された磁石(74)、
下方にはクランパー(70)を配備して、磁石(74)を保
持したホルダー(75)とクランパー(70)とを一体化し
たものである。支持部材(71)には、クランパー(70)
の軸部(70a)が余裕をもって貫通する中央孔(72)が
開設されると共に、支持部材(71)上面には、磁石(7
4)を受け止める座(73)が複数箇所に設けられてい
る。板バネ(76)の自由端部は前記中央孔(72)の中心
の上方位置まで水平に伸びており、第15図の如く板バネ
先端部には、下向きに突出する下圧部(78)が一体に形
成されている。
従って、第7図の如くターンテーブル(50)が降下し
た状態では、磁石(74)と支持部材(71)の間の磁気吸
引力によって、磁石(74)は支持部材(71)上の座(7
3)に密着して、クランパー(70)は支持部材(71)か
ら最大離間した下降端に設置されている。又、板バネ
(76)の下圧部(78)はクランパー(70)の頭部から離
れている。
その後、第8図から第9図に示す様に、トレイローデ
ィング完了後、ターンテーブル(50)が上昇する過程
で、クランパー(70)は、ターンテーブル(50)上のデ
ィスク(120)によって押上げられ、第9図の如くター
ンテーブル(50)が上昇端に達した状態では、磁石(7
4)が支持部材(71)上の座(73)から浮上し、磁石(7
4)と支持部材(71)との間に一定の磁気ギャップGが
形成される。このとき、ターンテーブル(50)上のディ
スク(120)が、厚さ1.2mm、直径12cmのコンパクトディ
スク、或いは厚さ1.2mm、直径20cmの小径レーザディス
クの場合は、クランパー(70)の頭部と板バネ(76)と
の間には僅かな隙間が存在するが、厚さ2.5mm、直径30c
mの大径レーザディスクの場合は、図示の如くクランパ
ー(70)の頭部が板バネ(76)の下圧部(78)を押し上
げて、板バネ(76)を弾性変形せしめる。
この結果、コンパクトディスク或いは小径レーザディ
スクの場合は、磁石(74)と支持部材(71)の間の磁気
吸引力によって、又、直径30cmの大径レーザディスクの
場合には更に板バネ(76)の弾性力が加わって、クラン
パー(70)がターンテーブル(50)へ向って下圧され、
ディスク(120)がターンテーブル(50)とクランパー
(70)の間に挟持されて、ディスククランプが完了する
のである。
第16図は、上記ディスククランプ機構における磁気ギ
ャップとクランプ力の関係を示し、実線で示す様に、ギ
ャップが3.1mm未満の場合は磁気吸引力のみによるクラ
ンプ力が作用し、ギャップが3.1mm以上の場合は磁気吸
引力にバネ力が加わったクランプ力が作用する。ディス
クがクランプされていないときは、前記座(73)の厚さ
によって1.2mmのギャップが形成され、そのときのクラ
ンプ力(磁気吸引力)は2.16Kgである。ディスククラン
プ状態において、厚さ1.2mmのディスクの場合(点P1
はギャップが2.5mm、クランプ力が1.08Kgとなり、厚さ
2.5mmのディスクの場合(点P2)の場合はギャップが3.7
mm、クランプ力が0.83Kgとなる。
上記ディスククランプ機構(7)によれば、クランプ
すべきディスクの厚さの違いによって前記磁気ギャップ
Gが多少異なっても、磁石(74)の大きさは自由に設計
出来るから、これによってディスクの厚さに拘らず十分
なクランプ力が得られる。
又、特に大径レーザディスクの場合は、ディスク回転
駆動開始時に、大なる慣性力が負荷として作用するが、
上記の如くバネ力がクランプ力として加わるから、ター
ンテーブル(50)が空回りすることはない。
尚、信号再生後のクランプ解除動作、即ちターンテー
ブル(50)の下降動作は、第3歯車(3)が時計方向に
回転駆動されることによって行なわれる。
ところで、上記ディスククランプ機構(7)において
は、支持部材(71)を薄板から形成した場合、第9図に
示すディスククランプ状態で、支持部材(71)の中央部
が磁気吸引力によって上方へ僅かに持ち上げられ、アー
チ状に弾性変形する。この弾性変形量が大きくなると、
支持部材(71)上の座(73)が磁石(74)に当って、タ
ーテンブル(50)及びクランパー(70)の回転に支障を
来す。
そこで、本実施例では、第14図及び第15図に示す様に
支持部材(71)の中央部をプレス加工によって下方へ凹
ませ、段差部(71a)を形成している。段差部(71a)の
段差Dは、磁気吸引力による弾性変形量に応じて、略0.
3mmに設定されている。
従って、支持部材(71)が磁気吸引力によって僅かに
アーチ状に弾性変形しても、座(73)が磁石(74)に当
ることはない。
尚、支持部材(71)の全体を低い位置に設定すること
なく、中央部のみを凹ませたのは、ディスクの回転時の
面振れによってディスク外周部が支持部材(71)に当る
ことを回避するためである。
ピックアップ装置(9) 第1図の如く、シャーシ(13)上には、ターンテーブ
ル(50)の片側に、トレイ出没方向に伸びるガイドシャ
フト(92)が架設されている。ピックアップ(90)等が
配備されたスライドベース(91)は、原動歯車機構
(2)側の端部が前記ガイドシャフト(92)に摺動可能
に係合すると共に、反対側の端部がシャーシ(13)上に
摺動可能に載置され、これによってピックアップ(90)
は、ターンテーブル(50)の半径線に沿って正確に往復
移動する。
第27図の如く、スライドベース(91)上には、ピック
アップ(90)が直接に固定された回動ベース(93)が配
備され、該回動ベース(93)の両側に外向きに突設した
一対の枢軸(95)(95)をスライドベース(91)上に軸
支して、回動ベース(93)は上下方向の一定角度範囲内
で回動自在に支持されている。又、回動ベース(93)は
スライドベース(91)との間に介在するスプリング(9
6)によって下方へ向って付勢されている。
ピックアップ装置(9)には、信号再生時にピックア
ップ(90)の光軸の傾きを調整するためのチルト機構
(100)が装備される。該チルト機構(100)は、第8図
に示すトレイローディング時にトレイ(44)とピックア
ップ(90)の干渉を避けるため、ピックアップ(90)を
回動ベース(93)とともに下方へ回動させるピックアッ
プ待避機構を兼ねている。
チルト機構(100)は、第27図の如く回動ベース(9
3)端部に後方へ向って突設されたピン(94)と、該ピ
ン(94)が摺接する螺旋状のカム面(104)を具えたカ
ム部材(103)と、該カム部材(103)を回転駆動する歯
車機構(102)と、該歯車機構(102)の動力源となるモ
ータ(101)とを具えている。従って、モータ(101)の
駆動によってカム部材(103)を正逆に回転させること
により、ピン(94)がカム面(104)に沿って摺動し、
回動ベース(93)が上下に駆動されるのである。
前記カム面(104)は、第28図(a)(b)及び第29
図(a)(b)の如く傾斜の急な第1斜面(104a)と傾
斜の緩やかな第2斜面(104b)とを具え、ピン(94)が
第1斜面(104a)上を摺動する過程で、第28図(a)
(b)の如く下降端にある回動ベース(93)を急速に上
昇させ、その後の第2斜面(104b)の動作を経て、第29
図(a)(b)に示す如く回動ベース(93)を水平姿勢
に至らしめるのである。そして、後述の信号記録再生時
には、第29図(a)(b)の水平状態を中心として、第
2斜面(104b)の動作によって本来のチルト調節動作を
行なうのである。
シャーシ(13)上には、第28図(a)(b)の如くピ
ックアップ(90)が下降端に設置された状態を検出する
ための第1フォトセンサー(106)と、第29図(a)
(b)の如く回動ベース(93)が水平姿勢に設置された
状態を検出するための第2フォトセンサー(107)とが
取り付けられると共に、スライドベース(91)の裏面に
は前記フォトセンサー(106)(107)からの光を反射す
べき反射板(105)が設けられてる。
第30図は反射板(105)の取付け構造を示しており、
カム部材(103)を一体に具えた樹脂製のベース部(10
8)がスライドベース(91)に回転可能に係合し、該ベ
ース部(108)の下面に金属製の反射板(105)がビス
(109)により固定されている。該反射板(105)は、第
28図(a)に示す如く先端部が扇形に拡大し、該拡大部
がフォトセンサー(106)或いは(107)の位置に対向す
ることになる。
第28図(b)から第29図(b)までの回動ベース(9
3)の回動角度は略8度であって、本来のチルト調節動
作時の傾斜角度の変動は±2.5度である。
上記チルト機構(100)の動作によって、第7図及び
第8図に様にトレイローディング中はピックアップ(9
0)は下降端に設置され、第9図の如くローディング完
了後、ピックアップ(90)は、ターンテーブル(50)上
のディスク(120)と所定の間隔を有する高さ位置まで
上昇する。
従って、上述の如くターンテーブル(50)及びスピン
ドルモータ(51)のみを昇降させ、ピックアップ装置
(9)はシャーシ(13)上に設置したディスクプレーヤ
においても、信号再生時のディスク(120)とピックア
ップ(90)との間隔、即ちピックアップ(90)の光学系
の焦点距離を適切な値に設定することが出来るのであ
る。
ディスクアンローディング時には、再びピックアップ
(90)が下降して、ピックアップ(90)とトレイ(44)
との干渉が回避される。
ピックアップ移送機構 次に、スライドベース(91)上のピックアップ(90)
を往復移送するためのピックアップ移送機構について説
明する。
スライドベース(91)には、そのスライド方向に伸び
るラック(98)が一体に取り付けられており、該ラック
(98)に前記第2歯車(24)のピニオン部(26)及び第
6ギア(37)のピニオン部(39)が噛合して、スライド
ベース(91)の往復駆動が行なわれる。
第5図及び第20図に示すディスククランプ完了状態か
ら第3歯車(3)が更に反時計方向に回転駆動される
と、第21図に示す様に第3歯車(3)の主ギア部(31)
の歯欠部(31a)が第6ギア(37)から離脱して、第3
歯車(3)の主ギア部(31)と第6ギア(37)のギア部
(38)との噛合が開始する。
これによって、第21図の様に第6ギア(37)が時計方
向に回転し、該第6ギア(37)のピニオン部(39)がス
ライドベース(91)に固定したラック(98)を左方へ駆
動し始める。この結果、第22図及び第11図(a)(b)
の如く、ラック(98)は、前記第6ギア(37)と噛合す
ると同時に、第2歯車(24)のピニオン部(26)とも噛
合することになり、ローディングモータ(21)の動力
は、第2歯車(24)を経てラック(98)に至る第1の経
路と、第2歯車(24)、第3歯車(3)及び第6ギア
(37)を経てラック(98)に至る第2の経路の2つの動
力伝達経路でスライドベース(91)に伝えられることに
なる。
上記第1の動力伝達経路は、ローディングモータ(2
1)とラック(98)との間に、第1歯車(23)及び第2
歯車(24)の2つの歯車が介在するに過ぎないから、上
記第2の動力伝達経路に比べて歯車間に生じるバックラ
ッシュが少なく、従って、信号再生時におけるピックア
ップ(90)の移送制御を正確に行なうことが出来る。
ところで、上記構成において、ラック(98)の全ての
歯を標準的な歯形に形成した場合、第21図から第22図の
状態へ移行する過程で、ラック(98)が第2歯車(24)
のピニオン部(26)との噛合を開始する際、ラック(9
8)とピニオン部(26)との間に無理な力が作用するこ
とがある。
この原因は、第2歯車(24)から第3歯車(3)、第
6歯車(37)を経て、ラック(98)へ至るまでの駆動力
伝達経路におけるバックラッシュにある。即ち、仮に該
駆動力伝達経路中にバックラッシュがないとすれば、第
35図(d)の如く第2歯車(24)のピニオン部(26)の
時計方向への回転と、第2歯車(24)へ向って接近する
ラック(98)の移動とが完全に同期し、位相差は生じな
いから、先頭ラック歯(98d)がピニオン部(26)の歯
(26a)と歯(26b)の間へスムーズに介入して、第2歯
車(24)のピニオン部(26)とラック(98)との噛合が
開始する。ところが、前記駆動力伝達経路中にある程度
のバックラッシュが生じることは避けられないから、ラ
ック(98)の移動が、バックラッシュがない場合に比べ
てバックラッシュ分だけ遅れることになる。この結果、
前記第2歯車(24)とラック(98)との間の位相関係が
崩れる。
第35図(a)は、バックラッシュがある場合の第35図
(d)に対応する状態を示しており、ラック(98)の遅
れによって、先頭ラック歯(98d)と第2歯車(24)の
ピニオン部(26)の歯(26b)とが異常な噛合位置にて
当っている。更に第35図(b)の如く、第2歯車(24)
及び第6ギア(37)の回転が進むと、前記ラック歯(98
d)とピニオン歯(26b)とが互いに突っ張って、大きな
反発力R、R′が発生する。更に第35図(c)の如く第
2歯車(24)及び第6ギア(37)の回転が進むことによ
って、先頭ラック歯(98d)はピニオン歯(26a)(26
b)の間へ無理に介入することになるが、第35図(b)
の状態で発生する反発力によって歯面が損傷したり、第
35図(b)から(c)の状態へ移行する過程で騒音が発
生する等の問題を生じる。
そこで第33図の如く、ラック(98)の先頭ラック(98
a)を、鎖線で示す標準歯形から第2ラック歯(98c)側
の歯形の一部を欠如せしめた鋸歯状に形成し、第2ラッ
ク歯(98c)との対向面に、平面からなる逃げ面(98b)
を設けた。例えば、後続のラック歯(98c)のモジュー
ルが0.5、ピッチPが1.57mm、第2歯車(24)から第3
歯車(3)、第6歯車(37)を経て、ラック(98)へ至
るまでの駆動力伝達経路におけるバックラッシュが0.3
乃至0.5mmの場合、先頭ラック歯(98a)の歯先から後続
のラック歯(98c)との中点までの水平距離Sは略1.0mm
に設定される。尚、前記中点から後続のラック歯(98
c)の歯先までの間隔Tは0.57mmである。
従って、第35図(a)に対応する第34図(a)の状態
において、ラック(98)の先頭ラック歯(98a)の逃げ
面(98b)と第2歯車(24)のピニオン歯(26b)とは離
れており、その後、第2歯車(24)及び第6ギア(37)
の回転が進んで第34図(b)の如く先頭ラック歯(98
a)の逃げ面(98b)とピニオン歯(26b)とが当ったと
き、両歯面は互いに深く噛み合って、両歯面間に無理な
力は作用しない。
そして、更に第2歯車(24)及び第6ギア(37)の回
転が進むことによって、第34図(c)の如くピニオン歯
(26b)が先頭ラック歯(98a)を押し進めて、第2歯車
(24)とラック(98)の間の崩れた位相関係を回復せし
める。
その後、第34図(d)の如く次のピニオン歯(26c)
が第2ラック歯(98c)と当接し、通常の歯面どうしの
正常な噛合状態に移行する。
側圧解除機構 更にピックアップ装置(9)には、ピックアップ位相
時に第3歯車(3)のカム溝(33)と駆動レバー(6)
のカムフォロワー(61)との圧接状態を解除するための
側圧解除機構が装備される。
第20図に示すディスククランプ完了状態では、駆動レ
バー(6)は前記スプリング(59)の反発力を受けて、
時計方向の回転付勢を受けている。従って、駆動レバー
(6)のカムフォロワー(61)は第3歯車(3)のカム
溝(33)の外周壁に圧接されているから、このままの状
態で第3歯車(3)を駆動してピックアップ移送を行な
うとすれば、前記カムフォロワー(61)とカム溝(33)
壁面との摩擦力が負荷として加わり、然もその負荷が装
置組立状態によってばらつくとすれば、ピックアップ移
送制御を正確に行なうことが出来なくなる。
そこで、駆動レバー(6)には爪片(63)を形成する
と共に、シャーシ(13)上には、前記爪片(63)と係合
可能なフック部(81)を有するL字状の側圧解除レバー
(8)が、シャーシ(13)上の支軸(82)によって回動
自在に支持されると共に、シャーシ(13)との間に張設
したスプリング(84)によって時計方向に付勢されてい
る。
側圧解除レバー(8)には、第17図及び第18図に示す
如く支軸(82)の近傍部に、フック部(81)とは反対側
の端面からレバー長手方向とは直交する向きへ突出する
突片(83)が形成されている。
一方、ピックアップ装置(9)を構成するスライドベ
ース(91)の裏面には、第23図、第37図の如く側圧解除
レバー(8)の突片(83)と当接可能な凸部(99)が下
向きに形成されている。
第20図の如く駆動レバー(6)が反時計方向の回動端
にあって、且つスライドベース(91)が右方の移動端に
設置された状態では、スライドベース(91)の凸部(9
9)が側圧解除レバー(8)の突片(83)を押圧して、
側圧解除レバー(8)はスプリング(84)に抗して反時
計方向の回動端に保持されている。従って、駆動レバー
(6)の爪片(63)と側圧解除レバー(8)のフック部
(81)とは離脱している。
その後、第21図の如く第3歯車(3)が僅かに反時計
方向に回転して、第6ギア(37)の駆動によってスライ
ドベース(91)が左方へ移動すると、凸部(99)の移動
に伴って側圧解除レバー(8)が時計方向に回転し、該
レバーのフック部(81)が駆動レバー(6)の爪片(6
3)へ向って移動する。又、駆動レバー(6)のカムフ
ォロワー(61)は、第25図に示すカム溝(33)の第3カ
ム部(33c)から第4カム部(33d)との係合状態へ移行
する。第4カム部(33d)は、溝幅がWからXへと外周
方向に広がっているから、該カム部の外周壁に沿ってカ
ムフォロワー(61)が移動することにより、駆動レバー
(6)は、第20図の位置から第21図の位置まで僅かに時
計方向に回転する。この結果、駆動レバー(6)の爪片
(63)と側圧解除レバー(8)のフック部(81)とが第
21図の如く係合直前の状態に至るのである。
その後、第3歯車(3)が更に反時計方向に回転し、
スライドベース(91)が左方へ移動すると、側圧解除レ
バー(8)の更なる時計方向への回転によって、第22図
及び第24図の如く該レバーのフック部(81)が駆動レバ
ー(6)の爪片(63)に対して完全に係合し、該係合に
よって駆動レバー(6)に作用する前記スプリング(5
9)による時計方向の回転付勢力が受け止められ、駆動
レバー(6)は最早、時計方向には回転し得ず、停止す
る。
これと同時に、駆動レバー(6)のカムフォロワー
(61)は第25図に示すカム溝(33)の第4カム部(33)
から溝幅の大なる第5カム部(33)へ移行し、該移行に
伴ってカムフォロワー(61)はカム溝(33)の外周壁か
ら離脱して、カムフォロワー(61)がカム溝(33)壁面
に及ぼす側圧が解除される。この結果、第3歯車(3)
は、駆動レバー(6)のカムフォロワー(61)からの抵
抗力を受けることなく、第2歯車(24)及び第6ギア
(37)を駆動することが出来る。
第6図に示す如くピックアップ(90)をディスクの外
周部から内周部の間にて往復移送する過程、即ち信号再
生においては、駆動レバー(6)は前記側圧解除状態で
ロックされたまま、回動することはなく、該レバー
(6)のカムフォロワー(61)は、第25図に示すカム溝
(33)の第5カム部(33e)内を内周壁及び外周壁と接
触することなく相対移動する。
尚、信号再生後の駆動レバー(6)の爪片(63)と側
圧解除レバー(8)のフック部(81)との係合解除動作
は、第3歯車(3)を時計方向に回転駆動して、スライ
ドベース(91)をディスク外周側の移動端へ向って移動
させ、該スライドベース(91)の凸部(99)により側圧
解除レバー(8)を反時計方向に回転させると共に、第
3歯車(3)のカム溝(33)の第4カム部(33d)の駆
動によって駆動レバー(6)を僅かに反時計方向に回転
させることによって行なわれる(第21図参照)。
ピックアップロック機構 製品として完成したディスクプレーヤの工場出荷等の
輸送時には、第4図の如くトレイ(44)をキャビネット
(1)内に収納すると共に、ピックアップ装置(9)を
ターンテーブル(50)から最大離間した移動端に設置し
た状態が設定される。この状態で、ピックアップ装置
(9)に対して輸送による衝撃力が加わった場合、ピッ
クアップ装置(9)を上記移動端に確実にロックする必
要がある。
そこで、第23図の如く駆動レバー(6)の爪片(63)
の近傍にストッパー(68)を突設する一方、側圧解除レ
バー(8)には第17図の如く、フック部(81)の近傍か
ら段部(88)を介して突出するレバー端部(87)を形成
して、該レバー端部(87)の端面には、前記ストッパー
(68)に当接可能な当り面(86)を形成している。又、
側圧解除レバー(8)には、前記第1突片(83)よりも
僅かに短い第2突片(85)を、第1突片(83)から離し
て第1突片(83)と同一の向きに突設する。第1突片
(83)と第2突片(85)との間には、第23図の如く凸部
(99)が僅かな余裕をもって介在可能である。
第2図乃至第4図の状態では、側圧解除レバー(8)
の第1突片(83)と第2突片(85)の間にピックアップ
装置(9)の凸部(99)が介在すると共に、側圧解除レ
バー(8)は、当り面(86)が駆動レバー(6)のスト
ッパー(68)に当って、姿勢が規定されている。
従って、第4図及び第23図に示す輸送時の設定状態
で、ピックアップ装置(9)に対してターンテーブル
(50)側への衝撃力が加わったとしても、該衝撃力は、
スライドベース(91)の凸部(99)が側圧解除レバー
(8)の第2凸片(85)に当って受け止められる。又、
前記凸部(99)の側圧解除レバー(8)に対する作用力
は、側圧解除レバー(8)の当り面(86)が駆動レバー
(6)のストッパー(68)に当って受け止められる。こ
のとき、駆動レバー(6)は、カムフォロワー(61)が
第3歯車(3)のカム溝(33)に係合しているから、前
記当り面(86)からの作用力によって回動することはな
い。
従って、ピックアップ装置(9)は第4図の位置にて
確実にロックされることになる。
ディスクローディングのために、第4図から第5図の
状態へ移行する過程に於いては、駆動レバー(6)が反
時計方向に回動することによって、第20図の如くストッ
パー(68)が側圧解除レバー(8)の当り面(86)から
離脱する。これに伴って、側圧解除レバー(8)は、ス
プリング(84)の姿勢によって時計方向へ僅かに回動
し、第1突片(83)がピックアップ装置(9)の凸部
(99)に当って停止する。
その後、第21図の如くスライドベース(91)がターン
テーブル(50)側へ僅かに移動する過程で、凸部(99)
の移動に伴って側圧解除レバー(8)が更に時計方向に
回転し、第2突片(85)が凸部(99)から十分に離れ
て、スライドベース(91)の拘束を解除する。
そして、第22図の如く側圧解除レバー(8)のフック
部(81)と駆動レバー(6)の爪片(63)とが完全に係
合した状態で、スライドベース(91)を更にターンテー
ブル(50)側へ駆動することにより、凸部(99)は側圧
解除レバー(8)から離脱することになる。
尚、信号再生後に、ディスクを排出する過程では、ス
ライドベース(91)を第6図の状態から第5図の移動端
へ移動させる過程で、凸部(99)が側圧解除レバー
(8)の第1突片(83)を押圧し、側圧解除レバー
(8)をスプリング(84)に抗して反時計方向に回転さ
せる。その後、第4図の如くターンテーブル(50)を降
下させる過程で、駆動レバー(6)のストッパー(68)
が再び側圧解除レバー(8)の当り面(86)に接触し
て、側圧解除レバー(8)の姿勢を規制し、ピックアッ
プ(90)をロック状態に設定する。
シャーシ(13)の支持構造 シャーシ(13)は、第36図の如くキャビネット(1)
底部の基台(12)上に突設した複数本の支柱(14)によ
って支持されており、支柱(14)の頭部とシャーシ(1
3)との間には、ゴム等の弾性資材からなる援衝部材(1
5)が介装されている。
従って、上記各機構の動作等に伴って基台(12)に加
振力が作用したとしても、該加振力は前記援衝部材(1
5)によって吸収され、ピックアップ(90)による信号
再生に支障を来す様な振動は生じない。
かかる振動抑制構造は、原動歯車機構(2)、トレイ
駆動機構(4)、ディスククランプ機構(7)、ピック
アップ装置(9)等の機構を全て固定シャーシ(13)上
に配備したことによって実現されたものである。
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのもので
あって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範
囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部
構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技
術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るディスクプレーヤの全体構成を示
す一部破断斜視図、第2図乃至第6図はトレイエジェク
ト状態から信号再生状態へ至る一連の動作を示す平面
図、第7図乃至第9図はモータ昇降機構、ディスククラ
ンプ機構及びチルト機構の動作を示す一連の一部破断側
面図、第10図及び第11図は原動歯車機構の各歯車の形状
及び噛合状態を示す説明図、第12図はモータ昇降機構の
分解斜視図、第13図はスライド駆動板の側面図、第14図
はディスククランプ機構の分解斜視図、第15図はディス
ククランプ機構を構成する支持部材及び板バネの断面
図、第16図はディスククランプ機構における磁気ギャッ
プとクランプ力の関係を示すグラフ、第17図及び第18図
は側圧解除レバーの平面図及び側面図、第19図乃至第22
図は駆動レバー及び側圧解除レバーの動作を示す一連の
平面図、第23図はピックアップロック状態を示す拡大平
面図、第24図はピックアップ移送状態の第23図に対応す
る平面図、第25図は第3歯車の裏面図、第26図はカム曲
線を示す図、第27図はピックアップ装置の斜視図、第28
図(a)及び第29図(a)は夫々チルト機構の動作を示
す平面図、第28図(b)及び第29図(b)は夫々第28図
(a)及び第29図(a)に対応する側面図、第30図は反
射板の取付け状態を示す拡大断面図、第31図及び第32図
はトレイ駆動機構のラックとピニオン部の噛合離脱防止
機構を示す一部破断正面図、第33図はピックアップ移送
機構を構成するラックの歯形を示す拡大平面図、第34図
(a)乃至(d)はピックアップ移送機構を構成するラ
ックとピニオンの噛合開始動作を示す一連の平面図、第
35図(a)乃至(c)は一般的なラックとピニオンの噛
合開始動作を示す一連の平面図、第35図(d)はバック
ラッシュがない場合のラックとピニオンの噛合開始状態
を示す平面図、第36図はシャーシの弾性支持構造を示す
一部破断側面図第37図は第23図のX−X線に沿う断面図
である。 (1)……キャビネット、(13)……シャーシ (2)……原動歯車機構、(33)……カム溝 (4)……トレイ駆動機構、(44)……トレイ (5)……モータ昇降機構、(50)……ターンテーブル (51)……スピンドルモータ、(6)……駆動レバー (61)……カムフォロワー (7)……ディスククランプ機構 (70)……クランパー、(74)……磁石 (8)……側圧解除レバー、(9)……ピックアップ装

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャーシ(13)上に、トレイ(44)をディ
    スク排出位置からターンテーブル(50)上のディスク収
    納位置まで駆動すると共に、ターンテーブル(50)上に
    ディスクをクランプするディスクローディング機構と、 ピックアップ(90)を搭載したスライドベース(91)を
    トレイ駆動中の待機位置となる第1移動端と該移動端と
    は反対側の第2移動端の間にて往復移動せしめるピック
    アップ移送機構と、 各機構に動力を伝える原動歯車機構(2)を構成する歯
    車列の1つの歯車(3)に形成したカム溝(33)に、駆
    動レバー(6)の一方の自由端を係合し、レバー(6)
    の他方の自由端をターンテーブル昇降用のスライド駆動
    板(55)に連繋し、歯車(3)の回転による該レバー
    (6)の回動により、スライド駆動板(55)をスライド
    駆動してターンテーブル(50)を昇降させる昇降機構
    (5)と、 シャーシ(13)上に回動可能に配備され、ピックアップ
    移送時には、前記スライドベース(91)に形成した凸部
    (99)に押されて回動し、駆動レバー(6)のカム溝
    (33)側自由端を該レバー(6)を付勢するバネに抗し
    てカム溝(33)の溝壁から離間させた状態で駆動レバー
    (6)をロックし、ピックアップ移送時の歯車(3)の
    回転に抵抗とならないない様にする側圧解除用レバー
    (8)を有するディスクプレーヤであって、 上記側圧解除レバー(8)に突設され、前記スライドベ
    ース(91)の凸部(99)をスライドベース移動方向の両
    側から挟み込むことが可能に設けられた第1移動端寄り
    の第1突片(83)及び第2移動端寄りの第2突片(85)
    の2つの突片と、 該側圧解除レバー(8)を、第2突片(85)が前記凸部
    (99)から離れる方向へ回転付勢するスプリング手段
    と、 前記駆動レバー(6)上に突設されディスクローディン
    グ機構の動作に連動して駆動レバー(6)と一体に往復
    移動するストッパー(68)とを具え、 側圧解除レバー(8)のストッパー(68)との対向部に
    は、トレイ(44)がディスク収納位置に設置されたとき
    にストッパー(68)と当接すべき当り面(86)が形成さ
    れ、該当り面(86)がストッパー(68)に当った状態
    で、側圧解除レバー(8)の第1及び第2突片(83)
    (85)が第1移動端に位置するスライドベース(91)の
    凸部(99)を挟み込み、ディスククランプ完了状態で、
    ストッパー(68)はレバー(8)の当り面(86)から離
    脱した位置に設定されることを特徴とするピックアップ
    ロック機構。
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