JP2919791B2 - ディスクプレーヤのディスククランプ機構 - Google Patents

ディスクプレーヤのディスククランプ機構

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JP2919791B2
JP2919791B2 JP8275635A JP27563596A JP2919791B2 JP 2919791 B2 JP2919791 B2 JP 2919791B2 JP 8275635 A JP8275635 A JP 8275635A JP 27563596 A JP27563596 A JP 27563596A JP 2919791 B2 JP2919791 B2 JP 2919791B2
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
ク、レーザディスク等の円盤状記録媒体に対して信号の
記録又は再生が可能なディスクプレーヤに関し、特にデ
ィスクをターンテーブルにクランプするディスククラン
プ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】斯種ディスクプレーヤは、周知の如く、
ディスクを載置したターンテーブルを回転させ、ピック
アップからディスク裏側にレーザー光を照射することに
より、信号を再生する。このとき、ディスクをターンテ
ーブルに保持して、ディスクの自由な動きを止め、ター
ンテーブルと一体に回転させる必要がある。この為、デ
ィスクをターンテーブルに保持するクランプ機構が広く
用いられる。この一例として、ディスククランプ力を磁
力によって得るディスククランプ機構が提案されている
(特開昭63-179457号参照)。該ディスククランプ機構
は、第24図に示すように、ターンテーブル(50)の内側
に環状のヨーク(116)を固定すると共に、ターンテーブ
ル(50)の上方に回転且つ上下動可能にクランパー(70)を
配備し、該クランパー(70)の内側に、前記ヨーク(116)
の形状に応じた環状の磁石(111)を固定したものであ
る。ヨーク(116)と磁石(111)の間の磁気吸引力によっ
て、クランパー(70)がディスク(120)をターンテーブル
(50)上に押圧する。尚、第24図に於いて、(200)はタ
ーンテーブル(50)を回転させるモータ、(210)はディス
クの内周に入り込み、ディスク(120)の半径方向のガタ
付きを防ぐ球体である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記マグネット方式の
ディスククランプ機構においては、ディスク中心部近傍
に設けたヨーク(116)と磁石(111)の吸着力にてディスク
をクランプする構造が採られているから、クランプ力を
決定するヨーク(116)及び磁石(111)の大きさが、ディス
ク中央部に設けたチャッキング領域の外径によって規制
され、十分なクランプ力を得られない問題があった。こ
の場合、ヨーク(116)を大きくしようとすると、ターン
テーブル(50)も大きくなり、ディスクを再生するピック
アップ(図示せず)の邪魔になる。特に、コンパクトディ
スク、レーザディスク等、外径及び厚さの異なる複数種
類のディスクを再生するコンパチブルディスクプレーヤ
においては、最も小径のデイスクに合せて磁石の大きさ
が決定されており、然もディスクの厚さの違いによって
クランプ状態での磁石とヨークとのギャップが変化する
から、厚さの大なる大径ディスクの再生においては、前
記ギャップが過大となって、クランプ力が不足する問題
があった。本発明の目的は、ディスクの厚さに拘らず、
十分なクランプ力が得られるマグネット方式のディスク
クランプ機構を提供することである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本発明に係るディスクプレ
ーヤは、シャーシ(13)上に昇降可能に設けられ、ディス
ク(120)を載置するターンテーブル(50)と、ターンテー
ブル(50)上方からディスク(120)をクランプするクラン
パー(70)を互いに接近離間可能に設け、クランパー(70)
の上部と下部に、磁石(111)及びヨーク(116)を取り付
け、シャーシ(13)に固定された非磁性部材(115)上に、
磁石(111)とヨーク(116)の間に位置するコイル(112)を
磁石(111)及びヨーク(116)に対し平行に設け、クランパ
ー(70)とターンテーブル(50)が合わさったディスクチャ
ック状態にて、磁石(111)はコイル(112)から離れて、コ
イル(112)との間で隙間を形成して、ヨーク(116)ととも
にモータを構成し、非磁性部材(115)上には、該ディス
クチャック状態にて、クランパー(70)に当接して、該ク
ランパー(70)をターンテーブル(50)に向けて押圧付勢す
る弾性部材(114)が設けられている。
【0005】
【作用及び効果】ディスク(120)を載置したターンテー
ブル(50)が上昇駆動されると、先ずターンテーブル(50)
上のディスク(120)がクランパー(70)に当接し、更にタ
ーンテーブル(50)が上昇することによって、磁石(111)
がコイル(112)から離間すると共に、クランパー(70)と
弾性部材(114)が当接する。磁石(111)とコイル(112)が
離間することにより、コイル(112)に通電されると、ク
ランパー(70)が回転する。ターンテーブル(50)が上昇端
に達した状態では、クランパー(70)が弾性部材(114)を
押し上げ、該弾性部材(114)の反発力により、クランパ
ー(70)がターンテーブル(50)に向って下圧され、該クラ
ンパー(70)とターンテーブル(50)とによってディスク(1
20)がクランプされることになる。即ち、ディスククラ
ンプ力は、弾性部材(114)の反発力によって得られる。
また、ターンテーブル(50)を回転させるモータは、ヨー
ク(116)及び磁石(111)により構成され、該ヨーク(116)
及び磁石(111)は、ディスクの上方に配備されるから、
ピックアップの邪魔になることはない。従って、ヨーク
(116)及び磁石(111)の大きさを、ディスクの大きさに拘
らず自由に設計出来る。上記のことから、複数種類のデ
ィスクのクランプを行なうべき場合においても、直径及
び厚さの最も大なるディスクに合せて弾性部材(114)の
押圧付勢力を設計すれば、ディスクの種類に拘らず、十
分なクランプ力を得ることが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、コンパクトディ
スク、レーザディスク等、直径及び厚さの異なる複数種
類のディスクの信号再生が可能なコンパチブルディスク
プレーヤに実施した一例について詳述する。
【0007】(全体構成)第1図の如くキャビネット(1)
のフロントパネル開口(11)にトレイ(44)が出没可能に配
備され、該トレイ(44)は、キャビネット(1)内に固定さ
れたシャーシ(13)上の複数の案合支持部材(16)によって
往復移動を案内されている。キャビネット(1)内には、
シャーシ(13)上に、トレイ(44)を往復駆動するためのト
レイ駆動機構(4)、ターンテーブル(50)と共にスピンド
ルモータを昇降駆動するためのモータ昇降機構(5)、光
学式ピックアップ(90)及びチルト機構(100)を具えたピ
ックアップ装置(9)、これらの機構を駆動するための原
動歯車機構(2)、クランパー(70)を具えたディスククラ
ンプ機構(7)等が配備される。ターンテーブル(50)は後
述の如くシャーシ(13)に対して昇降可能に取り付けられ
ており、シャーシ(13)に設けた中央孔(17)から上方へ臨
出している。
【0008】原動歯車機構(2)は、ローディングモータ
(21)を動力源として、ベルト伝達機構(22)、第1歯車(2
3)、第2歯車(24)、中継用の第3歯車(3)、第4歯車(2
7)、第5歯車(41)の経路でトレイ駆動機構(4)へ動力を
伝達すると共に、第3歯車(3)に噛合する第6ギア(37)
と第2歯車(24)によってピックアップ装置(9)に対する
出力部を構成し、且つ前記第3歯車(3)によってターン
テーブル(50)を昇降駆動するための出力部を構成してい
る。尚、トレイ(44)には、複数種類のディスクの載置部
が設けられると共に、該載置部の中央にはターンテーブ
ル(50)が臨出すべき開口(46)が設けられている。本例に
あっては、ディスククランプ機構に特徴があるが、まず
各機構の構成について詳述する。
【0009】(原動歯車機構(2))第10図(a)、(b)は、
原動歯車機構(2)を構成するローディングモータ(21)、
ベルト伝達機構(22)、及び第1乃至第5歯車(23)(24)
(3)(27)(41)を、トレイ駆動機構への動力伝達経路に沿
って一列に並べて示す平面図及び断面図を示している。
又、第11図(a)、(b)は、ローディングモータ(21)、ベ
ルト伝達機構(22)、第2歯車(24)、第3歯車(3)及び第
6ギア(37)を、ピックアップ装置への動力伝達経路に沿
って一列に並べて示す平面図及び断面図である。上記各
歯車は夫々高さ方向に構成の異なる多段構造を有してい
る。第2歯車(24)は、第1歯車(23)と常時噛合する大径
ギア部(25)、ピックアップ装置を構成するラック(98)と
噛合可能なピニオン部(26)、及び小径ギア部(20)を具え
ている。第3歯車(3)には、前記第2歯車(24)の小径ギ
ア部(20)と噛合する主ギア部(31)が全周に形成されると
共に、所定角度範囲にのみ歯面を有する副ギア部(32)と
を具えている。
【0010】該主ギア部(31)の上端部には略半周に亘っ
て歯欠部(31a)が設けられる。第4歯車(27)は、前記第
3歯車(3)の副ギア部(32)と噛合可能な小径ギア部(2
8)、及び大径ギア部(29)を具えている。第5歯車(41)
は、前記第4歯車(27)の大径ギア部(29)と常時噛合する
ギア部(42)と、トレイ駆動機構を構成するラック(45)と
常時噛合するピニオン部(43)とを具えている。又、第6
ギア(37)は、前記第3歯車(3)の主ギア部(31)と常時噛
合するギア部(38)と、前記ラック(98)と常時噛合するピ
ニオン部(39)とを具えている。又、第3歯車(3)には主
ギア部(31)及び副ギア部(32)の上部に、所定角度範囲に
亘る円筒面の第1及び第2凸面(34)(35)、第4歯車(27)
には小径ギア部(28)と大径ギア部(29)の間に円筒面の凹
面(27a)、第6ギア(37)にはピニオン部(39)の上部に円
筒面の凹面(37a)が夫々形成されている。第3歯車(3)
の凸面(34)(35)は夫々第4歯車(27)の凹面(27a)、第6
ギア(37)の凹面(37a)と係合可能である。
【0011】(トレイ駆動機構(4))第1図の如く、トレ
イ(44)の裏面には、トレイ出没方向に伸びるラック(45)
が取り付けられており、該ラック(45)と前記第5歯車(4
1)のピニオン部(43)とが噛合している。従って、第10
図の如くローディングモータ(21)によって第1歯車(23)
が反時計方向に駆動されると、第2歯車(24)を介して第
3歯車(3)が反時計方向に回転し、該第3歯車(3)の副
ギア部(32)が第4歯車(27)の小径ギア部(28)に噛合す
る。これにより、ローディングモータ(21)の回転は、更
に第4歯車(27)を介して第5歯車(41)に伝えられ、該第
5歯車(41)のピニオン部(43)がトレイ収納方向に駆動さ
れる。この結果、トレイ(44)は第1図及び第2図に示す
ディスク排出位置から第3図の如くキャビネット内へ向
って搬入され、最終的に第4図に示すローディング完了
位置に設置される。この状態で、トレイ(44)の前縁部に
よってキャビネット(1)のフロントパネル開口(11)が塞
がれる。上記トレイローディング過程では、後述の如く
ターンテーブル(50)が下降端に保持されると共に、ピッ
クアップ(90)は、チルト機構(100)の動作によって、ト
レイ(44)とは干渉しない低位置に設置されている(第7
図、第8図参照)。
【0012】又、このとき、第2歯車(24)のピニオン部
(26)とピックアップ装置(9)のラック(98)とは噛合を解
除されており(第2図乃至第4図参照)、ピニオン部(26)
は空回りする。又、第11図に示す第6ギア(37)のギア
部(38)と第3歯車(3)の主ギア部(31)の歯欠部(31a)と
が対向すると共に、第2図乃至第4図に示す如く第6ギ
ア(37)に形成した凹面(37a)が第3歯車(3)に形成した
第2凸面(35)と係合して、第6ギア(37)は停止状態でロ
ックされている。従って、この過程でピックアップ装置
(9)のラック(98)が駆動されることはない。第4図に示
すトレイローディング完了状態では、第3歯車(3)の副
ギア部(32)と第4歯車(27)の小径ギア部(28)との噛合が
切り離されると共に、第3歯車(3)の第1凸面(34)と第
4歯車(27)の凹面(27a)とが係合して、第4歯車(27)は
停止状態でロックされる。従って、この状態でトレイ(4
4)もローディング完了位置でロックされることになる。
尚、トレイ(44)のアンローディングは、ローディングモ
ータ(21)が逆回転して第5歯車(41)が時計方向に回転駆
動されることによって行なわれる。
【0013】(モータ昇降機構(5))第12図に示す様
に、シャーシ(13)の裏面に2本のガイドシャフト(18)(1
8)が下向きに突設され、これらのガイドシャフトによっ
てモータベース(52)の昇降が案内されている。該モー
タベース(52)にはスピンドルモータ(51)が取り付けら
れ、該モータの出力軸にはターンテーブル(50)が固定さ
れている。モータベース(52)の上面には、シャーシ(13)
の裏面に当ってモータベース(52)の上昇端を規定するた
めの複数の位置決め座(53)が設けられる共に、ベース両
側面には夫々3本のピン(54)(54)(54)が突設される。上
記モータベース(52)を挟んで両側には一対のスライド駆
動板(55)(55)が配置され、各スライド駆動板(55)は、シ
ャーシ(13)の裏面に突設した複数のガイド部材(19)によ
って、トレイ出没方向へ往復移動可能に支持されている
(第7図乃至第9図参照)。両スライド駆動板(55)(55)
の内面には夫々、斜め方向へ伸びる第1乃至第3のカム
溝(56)(57)(58)が凹設されている。第13図の如く、第
1カム溝(56)及び第3カム溝(58)は同一形状であって、
傾斜カム部(56a)(58a)と水平カム部(56b)(58b)とを
具えている。一方、第2カム溝(57)は、第1傾斜カム部
(57a)と、該カム部よりも傾斜角度の緩い第2傾斜カム
部(57b)を具えている。又、スライド駆動板(55)の後
方端部には、長孔(55a)及び係止部(55b)が形成されてい
る。
【0014】第12図の如く、モータベース(52)の両側
に突設したピン(54)(54)が夫々両スライド駆動板(55)(5
5)の各カム溝(56)(57)(58)に係合し、スライド駆動板(5
5)の往復駆動によってモータベース(52)を昇降させる左
右一対のカム機構を構成している。両スライド駆動板(5
5)(55)の間には中継駆動板(64)及びスプリング(59)が介
在している。中継駆動板(64)は、両側に形成した突片(6
7)(67)を夫々スライド駆動板(55)の長孔(55a)に余裕を
もって嵌めている。又、スプリング(59)は、中継駆動板
(64)の前縁に下向きに突設した支持片(66)に係止され、
スプリング(59)両端をスライド駆動板(55)(55)の係止部
(55b)に係合させている。中継駆動板(64)の上面には、
後述の駆動レバー(6)のピン(62)が係合する長孔(65)が
設けられている。従って、駆動レバー(6)によって中継
駆動板(64)を後方へ移動させると、スプリング(59)を介
して両スライド駆動板(55)(55)が後方へ牽引され、前記
カム機構の動作によってモータベース(52)が上方へ駆動
されることになる。
【0015】第7図乃至第9図はスピンドルモータ(51)
が上昇する様子を示している。第7図の如く、トレイ(4
4)がローディング中の状態では、両スライド駆動板(55)
は最前進位置にあって、スピンドルモータ(51)及びター
ンテーブル(50)はトレイ(44)とは干渉しない低位の待機
位置に設定されている。第8図の如くトレイ(44)がロー
ディング完了位置に達した後、スプリング(59)の牽引に
よってスライド駆動板(55)が後方(図中左方)へ移動する
と、モータベース(52)のピン(54)(54)(54)がスライド駆
動板(55)の第1、第2及び第3カム溝(56)(57)(58)の傾
斜カム部(56a)(57a)(58a)によって駆動され、モータベ
ース(52)と共にスピンドルモータ(51)及びターンテーブ
ル(50)が上昇する。この過程で、ターンテーブル(50)は
トレイ(44)上のディスク(120)をトレイ載置面から持ち
上げ、該ディスクをディスククランプ機構(7)のクラン
パー(70)に当接せしめる。
【0016】更にスライド駆動板(55)が左方へ摺動する
と、第9図の如くモータベース(52)の前後の2本のピン
(54)(54)はスライド駆動板(55)の第1及び第3カム溝(5
6)(58)の水平カム部(56b)(58b)へ乗り上げると共に、モ
ータベース(52)の中央のピン(54)はスライド駆動板(55)
の第2カム溝(57)の第2傾斜カム部(57b)へ移行する。
この状態で更にスライド駆動板(55)が左方へ僅かに牽引
されることにより、前記第2カム部(57b)の駆動によっ
て、ターンテーブル(50)は上昇端に正確に位置決めさ
れ、保持されることになる。このとき、ターンテーブル
(50)上のディスク(120)は、後述の如くディスククラン
プ機構(7)によって確実にクランプされる。尚、第9図
の状態では、第12図に示すスプリング(59)が弾性変形
すると共に、中継駆動板(64)の突片(67)(67)がスライド
駆動板(55)の長孔(55a)(55a)の余裕の範囲内で後方へず
れる。従って、スプリング(59)の反発力によってスライ
ド駆動板(55)の位置決め座(53)がシャーシ(13)に圧接保
持されることになる。
【0017】次に、駆動レバー(6)を回動させるための
機構について説明する。第2図乃至第6図に示す如く、
シャーシ(13)上には、L字状の駆動レバー(6)が支軸(6
0)にて回動自在に取り付けられ、該駆動レバー(6)の一
端に設けたカムフォロワー(61)を、第3歯車(3)の裏面
に形成した渦巻き状のカム溝(33)に係合せしめると共
に、前述の如くレバー他端に設けたピン(62)を中継駆動
板(64)の長孔(65)に係合せしめている。第3歯車(3)の
カム溝(33)は、第19図及び第20図に示す如く、半径
が一定の第1カム部(33a)と、次第に半径が縮小する第
2及び第3カム部(33b)(33c)と、カム溝外周壁の半径が
増大して溝幅が図中のWからXへ拡大する第4カム部(3
3d)と、半径が一定の第5カム部(33e)とから構成され
る。第1カム部(33a)は、トレイ駆動中に駆動レバー
(6)のカムフォロワー(61)と係合し、第2及び第3カム
部(33b)(33c)は、モータ昇降機構(5)の駆動のためにカ
ムフォロワー(61)と係合し、第5カム部(33e)は、ピッ
クアップ移送中にカムフォロワー(61)と係合するもので
ある。
【0018】第2図乃至第4図に示すトレイローディン
グでは、駆動レバー(6)のカムフォロワー(61)が第3歯
車(3)の第1カム部(33a)に係合しており、第3歯車
(3)が回転しても駆動レバー(6)は回動せず、時計方向
の回動端で停止したままである。従って、2枚のスライ
ド駆動板(55)(55)は前方(図中左方)の移動端に設置さ
れ、ターンテーブル(50)は下降端に保持されている。そ
の後、第3歯車(3)が更に反時計方向に駆動されると、
第15図の如く駆動レバー(6)のカムフォロワー(61)
は、第3歯車(3)のカム溝(33)の第2カム部(33b)によ
って駆動され、駆動レバー(6)は反時計方向に回動す
る。これによってスライド駆動板(55)は後方へ駆動さ
れ、前記第2カム部(33b)の動作範囲で、ターンテーブ
ル(50)は第7図の位置から第8図の位置まで上昇する。
更に第3歯車(3)が反時計方向に駆動されて、カム溝(3
3)の第3カム部(33c)が動作することによって、中継駆
動板(64)は第5図の後方移動端に達すると共に、ターン
テーブル(50)は第8図の位置から第9図の位置まで上昇
して、ディスククランプが行なわれる。
【0019】(ディスククランプ機構(7))ディスククラ
ンプ機構(7)の構造は第14(a)、(b)図に示される。本
機構は、ディスク回転用のモータを、ディスククランプ
機構に組み込んだ点に特徴がある。第14(a)図に示す
ように、ディスククランプ機構(7)は、下端部に平板状
のヨーク(116)を、上端部にヨーク(116)に対向する磁石
(111)を夫々具えたクランパー(70)と、クランパー(70)
の上端部に設けられたスラスト軸受け(113)と、該スラ
スト軸受け(113)に被さる弾性部材(114)から成る。磁石
(111)はクランパー(70)の上端に固定された支持板(122)
の下面に取り付けられ、支持板(122)及び磁石(11)と、
クランパー(70)は一体に回転する。弾性部材(114)は、
シャーシ(13)に固定された非磁性部材(115)に取り付け
られ、該非磁性部材(115)上にて、磁石(111)とヨーク(1
16)の間には、コイル(112)が取り付けられている。非磁
性部材(115)のシャーシ(13)への取付け構造の詳細な説
明は省く。磁石(111)は環状であって、周方向に沿っ
て、N極とS極とが交互に着磁され、磁石(111)とヨー
ク(116)とで磁場を形成する。
【0020】ターンテーブル(50)が下降している時は、
第14(b)図に示すように、クランパー(70)も下降し
て、磁石(111)とコイル(112)が当接している。ターンテ
ーブル(50)が上昇して、クランパー(70)と合わさった第
14(a)図の状態では、クランパー(70)が持ち上がっ
て、磁石(111)とコイル(112)との間に隙間を形成する。
この状態で、コイル(112)に通電すると、前記の如く、
磁石(111)とヨーク(116)とで磁場を形成して
いるので、クランパー(70)とコイル(112)とでモータを
構成し、クランパー(70)は回転する。また、クランパー
(70)の上昇により、スラスト軸受け(113)が弾性部材(11
4)に当接して、該弾性部材(114)を上向きに押圧する。
しかし、弾性部材(114)の反発力により、クランパー(7
0)は下向きに付勢され、ディスク(120)をターンテーブ
ル(50)に向けて押圧する。
【0021】上記ディスククランプ機構(7)によれば、
ディスクを弾性部材(114)の反発力によりクランプし、
ヨーク(116)と磁石(115)の間隔は一定であるので、クラ
ンプすべきディスクの厚さが多少異なっても、モータの
駆動トルクがバラ付くことはない。また、ヨーク(116)
及び磁石(111)は、ディスクを挟持する為のものではな
く、かつディスクの上方に配備されるから、ピックアッ
プ(90)の邪魔になることはなく、ヨーク(116)及び磁石
(111)の大きさを、ディスクの大きさに拘らず自由に設
計出来る。従って、複数種類のディスクをクランプする
場合においても、直径及び厚さの最も大なるディスクに
合せて弾性部材(114)の押圧付勢力を設計すれば、ディ
スクの種類に拘らず、十分なクランプ力を得ることが出
来る。尚、信号再生後のクランプ解除動作、即ちターン
テーブル(50)の下降動作は、第3歯車(3)が時計方向に
回転駆動されることによって行なわれる。
【0022】(ピックアップ装置(9))第1図の如く、シ
ャーシ(13)上には、ターンテーブル(50)の片側に、トレ
イ出没方向に伸びるガイドシャフト(92)が架設されてい
る。ピックアップ(90)等が配備されたスライドベース(9
1)は、原動歯車機構(2)側の端部が前記ガイドシャフト
(92)に摺動可能に係合すると共に、反対側の端部がシャ
ーシ(13)上に摺動可能に載置され、これによってピック
アップ(90)は、ターンテーブル(50)の半径線に沿って往
復移動する。又、スライドベース(91)には、そのスライ
ド方向に伸びるラック(98)が一体に取り付けられてお
り、該ラック(98)に前記第2歯車(24)のピニオン部(26)
及び第6ギア(37)のピニオン部(39)が噛合して、スライ
ドベース(91)の往復駆動が行なわれる。第21図の如
く、スライドベース(91)上には、ピックアップ(90)が固
定された回動ベース(93)が配備され、該回動ベース(93)
の両側に外向きに突設した一対の枢軸(95)(95)をスライ
ドベース(91)上に軸支して、回動ベース(93)は上下方向
の一定角度範囲内で回動自在に支持されている。又、回
動ベース(93)はスライドベース(91)との間に介在するス
プリング(96)によって下方へ向って付勢されている。
【0023】ピックアップ装置(9)には、信号再生時に
ピックアップ(90)の光軸の傾きを調整するためのチルト
機構(100)が装備される。該チルト機構(100)は、第8図
に示すトレイローディング時にトレイ(44)とピックアッ
プ(90)の干渉を避けるため、ピックアップ(90)を回動ベ
ース(93)とともに下方へ回動させるピックアップ待避機
構を兼ねている。チルト機構(100)は、第21図の如く
回動ベース(93)端部に後方へ向って突設されたピン(94)
と、該ピン(94)が摺接する螺旋状のカム面(104)を具え
たカム部材(103)と、該カム部材(103)を回転駆動する歯
車機構(102)と、該歯車機構(102)の動力源となるモータ
(101)とを具えている。従って、モータ(101)の駆動によ
ってカム部材(103)を正逆に回転させることにより、ピ
ン(94)がカム面(104)に沿って摺動し、回動ベース(93)
が上下に駆動される。前記カム面(104)は、第22図
(a)、(b)及び第23図(a)、(b)の如く傾斜の急な第1斜
面(104a)と傾斜の緩やかな第2斜面(104b)とを具え、ピ
ン(94)が第1斜面(104a)上を摺動する過程で、第22図
(a)、(b)の如く下降端にある回動ベース(93)を急速に上
昇させ、その後の第2斜面(104b)の動作を経て、第23
図(a)、(b)に示す如く回動ベース(93)を水平姿勢に至ら
しめる。そして、後述の信号再生時には、第23図
(a)、(b)の水平状態を中心として、第2斜面(104b)の動
作によって本来のチルト調節動作を行なう。
【0024】尚、シャーシ(13)上には、第22図(a)、
(b)の如くピックアップ(90)が下降端に設置された状
態を検出するための第1フォトセンサー(106)と、第
23図(a)、(b)の如く回動ベース(93)が水平姿勢に設置
された状態を検出するための第2フォトセンサー(10
7)とが取り付けられると共に、スライドベース(91)の
裏面には前記フォトセンサー(106)(107)からの光を反射
する反射板(105)が設けられている。上記チルト機構(10
0)の動作によって、第7図及び第8図に示すように、ト
レイローディング中はピックアップ(90)は下降端に設置
され、第9図の如くローディング完了後、ピックアップ
(90)は、ターンテーブル(50)上のディスク(120)と所定
の間隔を有する高さ位置まで上昇する。従って、上述の
如くターンテーブル(50)及びスピンドルモータ(51)のみ
を昇降させ、ピックアップ装置(9)はシャーシ(13)上に
設置したディスクプレーヤにおいても、信号再生時のデ
ィスク(120)とピックアップ(90)との間隔、即ちピック
アップ(90)の光学系の焦点距離を適切な値に設定するこ
とが出来る。ディスクアンローディング時には、再びピ
ックアップ(90)が降下して、ピックアップ(90)とトレイ
(44)との干渉が回避される。
【0025】次に、第1図に示すラック(98)を駆動し
て、スライドベース(91)上のピックアップ(90)を往復移
送するためのピックアップ移送機構について説明する。
第5図及び第16図に示すディスククランプ完了状態か
ら第3歯車(3)が更に反時計方向に回転駆動されると、
第17図に示す様に第3歯車(3)の主ギア部(31)の歯欠
部(31a)が第6ギア(37)から離脱して、第3歯車(3)の
主ギア部(31)と第6ギア(37)のギア部(38)との噛合が開
始する。これによって、第17図の様に第6ギア(37)が
時計方向に回転し、該第6ギア(37)のピニオン部(39)が
スライドベース(91)に固定したラック(98)を左方へ駆動
し始める。この結果、第18図及び第11図(a)、(b)の
如く、ラック(98)は、前記第6ギア(37)と噛合すると同
時に、第2歯車(24)のピニオン部(26)とも噛合すること
になり、ローディングモータ(21)の動力は、第2歯車(2
4)を経てラック(98)に至る第1の経路と、第2歯車(2
4)、第3歯車(3)及び第6ギア(37)を経てラック(98)に
至る第2の経路の2つの動力伝達経路でスライドベース
(91)に伝えられることになる。
【0026】上記第1の動力伝達経路は、ローディング
モータ(21)とラック(98)との間に、第1歯車(23)及び第
2歯車(24)の2つの歯車を介在するに過ぎないから、上
記第2の動力伝達経路に比べて歯車間に生じるバックラ
ッシュが少なく、従って、信号再生時におけるピックア
ップ(90)の移送制御を正確に行なうことが出来る。更に
ピックアップ装置(9)には、ピックアップ移送時に第3
歯車(3)のカム溝(33)と駆動レバー(6)のカムフォロワ
ー(61)との圧接状態を解除するための側圧解除機構が装
備される。
【0027】以下、側圧解除機構について説明する。第
16図に示すディスククランプ完了状態では、駆動レバ
ー(6)は前記スプリング(59)の反発力を受けて、時計方
向の回転付勢を受けている。従って、駆動レバー(6)の
カムフォロワー(61)は第3歯車(3)のカム溝(33)の外周
壁に圧接されているから、このままの状態で第3歯車
(3)を駆動してピックアップ移送を行なうとすれば、前
記カムフォロワー(61)とカム溝(33)壁面との摩擦力が負
荷として加わり、然もその負荷が装置組立状態によって
バラ付けば、ピックアップ移送制御を正確に行なうこと
が出来なくなる。そこで、駆動レバー(6)には爪片(63)
を形成すると共に、シャーシ(13)上には、前記爪片(63)
と係合可能なフック部(81)を有するL字状の側圧解除レ
バー(8)が配設される。該側圧解除レバー(8)は、前記
フック部(81)とは反対側に突片(83)を具え、シャーシ(1
3)上の支軸(82)によって回動自在に支持されると共に、
シャーシ(13)との間に張設したスプリング(84)によって
時計方向に付勢されている。一方、ピックアップ装置
(9)を構成するスライドベース(91)の裏面には、前記側
圧解除レバー(8)の突片(83)と当接可能な凸部(99)が下
向きに形成されている。
【0028】第16図の如く駆動レバー(6)が反時計方
向の回動端にあって、且つスライドベース(91)が右方の
移動端に設置された状態では、スライドベース(91)の凸
部(99)が側圧解除レバー(8)の突片(83)を押圧して、側
圧解除レバー(8)はスプリング(84)に抗して反時計方向
の回動端に保持されている。従って、駆動レバー(6)の
爪片(63)と側圧解除レバー(8)のフック部(81)とは離脱
している。その後、第17図の如く第3歯車(3)が僅か
に反時計方向に回転して、第6ギア(37)の駆動によって
スライドベース(91)が左方へ移動すると、凸部(99)の移
動に伴って側圧解除レバー(8)が時計方向に回転し、該
レバーのフック部(81)が駆動レバー(6)の爪片(63)へ向
って移動する。又、駆動レバー(6)のカムフォロワー(6
1)は、第19図に示すカム溝(33)の第3カム部(33c)か
ら第4カム部(33d)との係合状態へ移行する。第4カム
部(33d)は、溝幅がWからXへと外周方向に広がってい
るから、該カム部の外周壁に沿ってカムフォロワー(61)
が移動することにより、駆動レバー(6)は、第16図の
位置から第17図の位置まで僅かに時計方向に回転す
る。この結果、駆動レバー(6)の爪片(63)と側圧解除レ
バー(8)のフック部(81)とが第17図の如く係合直前の
状態に至る。
【0029】その後、第3歯車(3)が更に反時計方向に
回転し、スライドベース(91)が左方へ移動すると、側圧
解除レバー(8)の更なる時計方向への回転によって、第
18図の如く該レバーのフック部(81)が駆動レバー(6)
の爪片(63)に対して完全に係合し、該係合によって駆動
レバー(6)に作用する前記スプリング(59)による時計方
向の回転付勢力が受け止められ、駆動レバー(6)はもは
や時計方向には回転し得ず、停止する。これと同時に、
駆動レバー(6)のカムフォロワー(61)は第19図に示す
カム溝(33)の第4カム部(33)から溝幅の大なる第5カム
部(33)へ移行し、該移行に伴ってカムフォロワー(61)は
カム溝(33)の外周壁から離脱して、カムフォロワー(61)
がカム溝(33)壁面に及ぼす側圧が解除される。この結
果、第3歯車(3)は、駆動レバー(6)のカムフォロワー
(61)からの抵抗力を受けることなく、第2歯車(24)及び
第6ギア(37)を駆動することが出来る。第6図に示す如
くピックアップ(90)をディスクの外周部から内周部の間
にて往復移送する過程、即ち信号再生においては、駆動
レバー(6)は前記測圧解除状態でロックされたまま、回
動することはなく、該レバー(6)のカムフォロワー(6
1)は、第19図に示すカム溝(33)の第5カム部(3
3e)内を内周壁及び外周壁と接触することなく相対移動
する。
【0030】尚、信号再生後の駆動レバー(6)の爪片(6
3)と側圧解除レバー(8)のフック部(81)との係合解除動
作は、第3歯車(3)を時計方向に回転駆動して、スライ
ドベース(91)をディスク外周側の移動端へ向って移動さ
せ、該スライドベース(91)の凸部(99)により側圧解除レ
バー(8)を反時計方向に回転させると共に、第3歯車
(3)のカム溝(33)の第4カム部(33d)の駆動によって駆
動レバー(6)を僅かに反時計方向に回転させることによ
って行なわれる(第17図参照)。
【0031】尚、実施例は本発明を説明するためのもの
であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は
範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各
部構成は、上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載
の技術的範囲内で種々の変形が可能であるのは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクプレーヤの全体構成を示
す一部破断斜視図である。
【図2】トレイエジェクト状態の平面図である。
【図3】トレイエジェクト状態から信号再生状態へ至る
途中の状態を示す平面図である。
【図4】トレイエジェクト状態から信号再生状態へ至る
途中の状態を示す平面図である。
【図5】トレイエジェクト状態から信号再生状態へ至る
途中の状態を示す平面図である。
【図6】信号再生状態の平面図である。
【図7】ターンテーブルが待機位置に配備しているとき
のモータ昇降機構の側面図である。
【図8】ターンテーブルが上昇中のモータ昇降機構の側
面図である。
【図9】ターンテーブルが上昇完了した状態を示す側面
図である。
【図10】(a)、(b)は、原動歯車機構の各歯車の形状及
び噛合状態を示す説明図である。
【図11】(a)、(b)は、原動歯車機構の各歯車の形状及
び噛合状態を示す説明図である。
【図12】モータ昇降機構の分解斜視図である。
【図13】スライド駆動板の側面図である。
【図14】(a)はディスククランプ機構のディスククラ
ンプ状態の断面側面図、(b)は同上のディスククランプ
解除状態の断面側面図である。
【図15】駆動レバー及び側圧解除レバーの動作を示す
平面図である。
【図16】駆動レバー及び側圧解除レバーの動作を示す
平面図である。
【図17】駆動レバー及び側圧解除レバーの動作を示す
平面図である。
【図18】駆動レバー及び側圧解除レバーの動作を示す
平面図である。
【図19】第3歯車の裏面図である。
【図20】カム曲線を示す平面図である。
【図21】ピックアップ装置の斜視図である。
【図22】(a)はチルト機構の動作を示す平面図、(b)は
同上の側面図である。
【図23】(a)はチルト機構の動作を示す平面図、(b)は
同上の側面図である。
【図24】従来のディスククランプ機構を示す断面側面
図である。
【符号の説明】
(13) シャーシ (2) 原動歯車機構 (4) トレイ駆動機構 (5) モータ昇降機構 (50) ターンテーブル (7) ディスククランプ機構 (70) クランパー (111) 磁石 (112) コイル (115) 非磁性部材 (116) ヨーク (120) ディスク
フロントページの続き (72)発明者 浜口 俊英 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−93157(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 17/028 601

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシ(13)上に昇降可能に設けられ、
    ディスク(120)を載置するターンテーブル(50)と、ター
    ンテーブル(50)上方からディスク(120)をクランプする
    クランパー(70)を互いに接近離間可能に設けたディスク
    クランプ機構に於いて、 クランパー(70)の上部と下部に、磁石(111)及びヨーク
    (116)を取り付け、シャーシ(13)に固定された非磁性部
    材(115)上に、磁石(111)とヨーク(116)の間に位置
    するコイル(112)を磁石(111)及びヨーク(116)に
    対し平行に設け、クランパー(70)とターンテーブル(50)
    が合わさったディスクチャック状態にて、磁石(111)は
    コイル(112)から離れて、コイル(112)との間で隙間を形
    成して、ヨーク(116)とともにモータを構成し、非磁性
    部材(115)上には、該ディスクチャック状態にて、クラ
    ンパー(70)に当接して、該クランパー(70)をターンテー
    ブル(50)に向けて押圧付勢する弾性部材(114)が設けら
    れたことを特徴とするディスククランプ機構。
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