JPH1049954A - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

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JPH1049954A
JPH1049954A JP8198208A JP19820896A JPH1049954A JP H1049954 A JPH1049954 A JP H1049954A JP 8198208 A JP8198208 A JP 8198208A JP 19820896 A JP19820896 A JP 19820896A JP H1049954 A JPH1049954 A JP H1049954A
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学ディスクDの周縁部を保持するための、
保持溝を有する一対のディスクホルダ36を設け、一対
のディスクホルダ36,37を光ディスクDの挿入方向
と交差する方向に移動可能に支持し付勢部材61によっ
て一対のディスクホルダ36,37を互いに接近する方
向に付勢すると共に、付勢部材65a,65bによって
一対のディスクホルダ36,37を光ディスクDから離
反する方向へ個別に付勢し、光ディスクDが挿入され始
めると、一対のディスクホルダ36,37が両側から光
ディスクDを挟持してディスクチャッキング位置まで引
き込み搬送させるディスクローディング機構を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体とし
て光ディスクや光磁気ディスク等のディスク状記録媒体
を用いて情報の記録(書き込み)及び/又は再生(読み
取り)を行うディスクプレーヤ装置等のディスク記録再
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、ディスク状記録媒体とし
ての光ディスクには、CD(コンパクトディスク)やC
D−ROM等のようなリードオンリー型、一度だけ書け
るライトワンス型、及び再度の書き込みができるリライ
タブル型の3種類のタイプがある。これらの光ディスク
を情報記録媒体として情報の記録及び/又は再生を行う
ディスクプレーヤ装置では、スピンドルモータの回転軸
に取り付けられたターンテーブル上に光ディスクを水平
に装着して回転駆動する一方、光学ピックアップの対物
レンズによってレーザビーム等を光ディスクの情報記録
面に垂直に照射し、その対物レンズを光ディスクの中心
から半径方向外側に水平に移動させながら情報記録面に
情報を記録したり当該情報記録面に記録されている情報
を再生するようにしている。
【0003】上記光ディスクは、例えばポリカーボネー
トのような合成樹脂材料によって円盤状に形成されたデ
ィスク基板と、このディスク基板の一主面部に形成され
た信号記録面部とを有して構成されている。そして、光
ディスクの信号記録面部には、アルミニウムのような金
属材料よりなる薄膜が反射層として被着形成されてい
る。
【0004】このような構成を有する光ディスクは、上
記光学ピックアップを備えたディスクプレーヤ装置に装
着されることによって情報信号の記録及び/又は再生に
供されている。このディスクプレーヤ装置は、光ディス
クをディスク装着部に装着させるディスクローディング
機構と、装着された光ディスクを光学ピックアップに対
向させた状態に保持して回転操作する回転操作機構とを
備えている。この回転操作機構は、光ディスクが装着さ
れるディスク装着部を構成しており、ディスクプレーヤ
装置の外筐体に対して外部から挿入操作された光ディス
クをディスクローディング機構が搬送してディスク装着
部に装着させる構成となっている。
【0005】このディスクローディング機構としては、
いわゆるスロットイン方式のものが提案されている。こ
のスロットイン方式のディスクローディング機構は、外
筐体に形成されたスロットより挿入された光ディスク
を、この光ディスクの主面部に沿ってディスク装着部ま
で搬送し、このディスク装着部に対する位置決めを行う
ための位置決め部材を動作させて光ディスクを装着する
とともに、この光ディスクの装着後には、上記位置決め
部材を光ディスクより離間させる機構を設けている。
【0006】また、この種のディスクプレーヤ装置は、
光ディスクを外部からディスク装着部まで搬送する手段
によって分類すると、トレー方式によるものとローラ方
式によるものの2つに大別できる。
【0007】トレー方式とは、光ディスクを水平に載置
するためのトレーという部材が外筐体に対して出し入れ
可能に構成されており、光ディスクが水平に載置された
トレーを外筐体内に引き込むことにより、当該光ディス
クがトレーによってディスクチャッキング位置まで搬送
され、回転操作機構の一部をなすターンテーブルにチャ
ッキングされるようになっている。一方、ローラ方式
は、一対のローラで光ディスクを主面部両側より挟持
し、そのローラを回転させることにより、装置前面のス
ロットより挿入された光ディスクを装置内に引き込むよ
うにしたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のディスク記録再生装置のディスクローディン
グ機構においては、光ディスクの位置決め部材及び、こ
の位置決め部材を移動操作する機構を設ける必要があっ
た。そのため、従来のディスクローディング機構では、
装置構成が複雑化されているという課題があった。
【0009】また、トレー方式のディスクプレーヤ装置
は、機構が比較的簡単なものとなり安価に実現できるた
め、現在では、このトレー方式が主流をなしているが、
トレーという部材の厚みが大であることから、装置全体
が大型になる。しかも、トレーが装置外に突出するた
め、使用者はトレーの突出する空間を常に確保しておく
必要がある。これらは特に、装置がコンピュータに搭載
される場合において、使用者の不満となっていた。
【0010】一方、ローラ方式は、ローラの回転とディ
スクのチャッキング動作とにそれぞれ動力が必要とな
り、装置が高価なものとなってしまう。更に、ローラ部
の挟持摩擦によって光ディスクを搬送するため、ローラ
のスリップ等による動作不良や情報記録面部に対する傷
等の悪影響の可能性など耐久性、信頼性上の問題が指摘
されており、ローラ等の部品に対して厳しい品質管理が
要求されていた。
【0011】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、装置構成の簡素化、小型化、軽量化が
可能となされ、消費電力の増加が抑えられ、特に、コン
ピュータに搭載する等、屋内用として構成されるディス
クプレーヤ装置に適用して好適なディスク記録再生装置
を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述したような課題等を
解決し、上記目的を達成するために、本発明のディスク
記録再生装置は、ディスク状記録媒体の周縁部を保持す
るための溝を有する一対のディスク挟持部材を設け、一
対のディスク挟持部材をディスク状記録媒体の挿入方向
と交差する方向に移動可能に支持し、第1の付勢部材に
よって一対のディスク挟持部材を互いに接近する方向へ
付勢すると共に、第2の付勢部材によって一対のディス
ク挟持部材をディスク状記録媒体から離反する方向へ個
別に付勢し、ディスク状記録媒体が挿入され始めると、
一対のディスク保持部材が両側からディスク状記録媒体
を挟持してディスクチャッキング位置まで引き込み搬送
されるディスクローディング機構を備えたことを特徴と
している。
【0013】本発明は、上述のように構成したことによ
り、一対のディスク挟持部材によってディスク状記録媒
体を挟持して、ディスク状記録媒体を簡単な構造によっ
て確実に搬送することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディスク記録再生
装置の実施の形態例を図面を参照して説明する。この実
施例に係るディスク記録再生は、ディスク状記録媒体の
一具体例を示す光ディスクに記録された情報信号を再生
するディスクプレーヤ装置に適用したもので、以下の順
序により説明する。
【0015】〔1〕 光ディスクの構成(図1) 〔2〕 ディスクプレーヤ装置の外観構成(図1) 〔3〕 ディスクプレーヤ装置の内部構成 (3−1) ディスク駆動、読取り機構(図6) (3−2) ディスクローディング機構(図2〜図4、
図7〜図10) 〔4〕 ディスクプレーヤ装置の動作 (4−1) 光ディスクのローディング初期状態(図1
1) (4−2) 光ディスクのローディング操作(図12〜
図14) (4−3) 光ディスクのチャッキング(図5、15) (4−4) 光ディスクのイジェクト操作(図16〜図
18) (4−5) 光ディスクの手動取出し操作(図19)
【0016】〔1〕 光ディスクの構成(図1) 光ディスクDは、例えばポリカーボネートのような合成
樹脂材料により、直径が例えば120mm程度の円盤状
に形成されたディスク基板を有し、このディスク基板の
中央部には、直径が例えば15mm程度のチャッキング
孔dが穿設されている。このディスク基板の一方の面で
ある主面部は、信号記録面となされており、このディス
ク基板が射出成形手段によって成形されるときに、微細
な凹凸からなるピットが形成される。このピットは、こ
の光ディスクDに記録されるディジタル信号化された情
報信号に対応したものとなっている。そして、この信号
記録面上には、アルミニウムのような金属材料からなる
反射層が被着形成されている。
【0017】この光ディスクDは、光学ピックアップ装
置を用いて、他方の主面部である信号読取り面側よりデ
ィスク基板を透して信号記録面に集光させた光束を照射
し、この光束の信号記録面よりの反射光を検出すること
により、情報信号の読取りが行えるように構成されてい
る。
【0018】〔2〕 ディスクプレーヤ装置の外観構成
(図1) 本例のディスクプレーヤ装置は、光ディスクDのスロッ
トイン方式であって、装置外観を図1に示す。このディ
スクプレーヤ装置は、後述するディスク駆動、読取り機
構及びディスクローディング機構を内蔵できる大きさで
前面側が開放された外筐体1と、この外筐体1の前面側
開放部に取り付けられるフロントパネル2とから構成さ
れている。
【0019】この外筐体1は、上面部に対して両側面部
及び後面部を一体に形成した覆板部と底面板部とから形
成されている。また、フロントパネル2には、横幅寸法
が光ディスクDの直径寸法よりもやや大で、水平方向に
細長く開口するディスク挿入スロット3が設けられてお
り、このディスク挿入スロット3から光ディスクDが外
筐体1の内外に出し入れされる。更に、フロントパネル
2には、光ディスクDを自動的に排出するためにイジェ
クト操作する操作釦4が設けられている。
【0020】尚、外筐体2の材質としては鋼板、フロン
トパネル3の材質としてはABS樹脂等の合成樹脂が好
適であるが、外筐体2を合成樹脂材料によって形成して
もよく、またフロントパネル3を板金によって形成して
もよい。
【0021】〔3〕 ディスクプレーヤ装置の内部構成 (3−1) ディスク駆動、読取り機構(図6) このディスクプレーヤ装置は、図6に示すように構成さ
れるディスク駆動、読取り機構5を備えている。このデ
ィスク駆動、読取り機構5は、ベースシャーシ6に俯仰
可能に支持されるサブシャーシ7に取り付けられてお
り、ベースシャーシ6を介して外筐体1の内部に収容さ
れている。ベースシャーシ6は、底の浅い四辺形の筐体
からなり、その上面に開放された開口部6aの奥側両側
部には、サブシャーシ7の後部両端を位置決めして俯仰
可能に支持するための左右一対の位置決め突起6bが設
けられている(図7を参照)。
【0022】このベースシャーシ6の位置決め突起6b
に対応させて、サブシャーシ7の後部両側部にはインシ
ュレータ取付部7a,7aが設けられ、また前部の中央
にはインシュレータ取付部7bが設けられている。これ
らインシュレータ取付部7a,7bには、ゴム等の弾性
部材によって形成された振動の伝達を防止するダンピン
グ部材であるインシュレータ8が取り付けられている。
そして、サブシャーシ7の後部に取り付けられた各イン
シュレータ8が位置決め突起6bに係合され、前部に取
り付けられたインシュレータ8が昇降駆動レバー9に取
り付けられている。
【0023】尚、ベースシャーシ6及びサブシャーシ7
の材質としては、例えばポリアセタール等の機械的強度
が高いエンジニアリングプラスチック等が好適である
が、その他の合成樹脂材料を適用できることは勿論のこ
と、アルミニウム合金や鋼板等を用いることもできる。
【0024】このサブシャーシ7には、光学ピックアッ
プ装置10とターンテーブル11が搭載されている。タ
ーンテーブル11はスピンドルモータ12の回転軸の先
端側に取り付けられていて、そのスピンドルモータ12
はサブシャーシ7の前部側に位置されている。このター
ンテーブル11の上部中央には、光ディスクDのチャッ
キング孔dが嵌合されるセンタリングガイド11aが設
けられている。そして、センタリングガイド11aの中
央部にはチャッキング用のマグネット14が取り付けら
れており、このセンタリングガイド11aによって光デ
ィスクDの位置決めがなされる。
【0025】一方、光学ピックアップ装置10は、ター
ンテーブル11の後方側において、サブシャーシ7に配
設された左右一対のガイド軸15a,15bに沿って前
後方向、即ち、ターンテーブル11に対して接近・離反
可能に構成されている。2本のガイド軸15a,15b
は、互いに平行とされて両端がサブシャーシ7に支持固
定されている。
【0026】この光学ピックアップ装置10は、対物レ
ンズ16とスキューセンサ17とが上向きに取り付けら
れたキャリッジ18を有し、このキャリッジ18の両端
に設けられた軸受部18a,18bに一対のガイド軸1
5a,15bがそれぞれ摺動可能に挿通されている。更
に、キャリッジ18の側面には、対物レンズ16に対し
てレーザビームを送受信する光学ブロック19が取り付
けられている。尚、スキューセンサ17は、光ディスク
Dの主面部の傾斜を検出してこれに対物レンズ16を追
従させるための検出器である。
【0027】このような光学ピックアップ装置10をタ
ーンテーブル11に対して進退動作させるために、サブ
シャーシ7にはキャリッジ移動機構20が設けられてい
る。このキャリッジ移動機構20は、図6に示すよう
に、サブシャーシ7に固定されたキャリッジ駆動モータ
21と、このキャリッジ駆動モータ21によって正逆方
向に回転駆動される駆動ギア22と、この駆動ギア22
とキャリッジ駆動モータ21の回転軸に取り付けられた
出力ギア23との間を動力伝達可能に連結するギアトレ
イン24と、キャリッジ18の一側面に取り付けられ且
つ駆動ギア22に噛合されるラック25等を有してい
る。
【0028】かくして、複数個のギアの組み合わせから
なるギアトレイン24を介して正逆回転される駆動ギア
22がラック25を直線駆動することにより、キャリッ
ジ18が一対のガイド軸15a,15bにガイドされて
進退動作される。
【0029】(3−2) ディスクローディング機構
(図2〜図4、図7〜図10) また、ディスクプレーヤ装置には、前述したディスク駆
動、読取り機構5に対応して、このディスク駆動、読取
り機構5に光ディスクDをローディング及びアンローデ
ィングさせるためのディスクローディング機構30が備
えられている。このディスクローディング機構30は、
ベースシャーシ6の上面側に取り付けられるトップシャ
ーシ31の内面側に配設されており、その一部をなす後
述するカムレバー32及びギアレバー33は、ベースシ
ャーシ6の上面にそれぞれ回動可能に取り付けられてい
る。
【0030】トップシャーシ31は、本例では板金によ
り形成されているが、ベースシャーシ6と同様にポリア
セタール等の機械的強度が大きなエンジニアリングプラ
スチックによって成形することができる。このトップシ
ャーシ31は、図2〜図4に示すように、平面から見て
ベースシャーシ6とほぼ同大の平板状に形成されてお
り、ベースシャーシ6の上面に設けた複数個の取付脚部
6cにねじ止めすることによってベースシャーシ6に固
定されている。
【0031】このトップシャーシ31の内面側に備えら
れるディスクローディング機構30は、左右一対のホル
ダプレート34,35と、同じく左右一対のディスクホ
ルダ36,37と、イジェクトアーム38とイジェクト
レバー39とラックプレート40とカムレバー41と、
ローディング用モータ42とローディングギア列43と
アンローディングギア列44等を有している。
【0032】左右一対のホルダプレート34,35は、
図3に示すように、前後方向であるディスク挿入方向に
延びる垂直辺部34a,35aと、各垂直辺部34a,
35aの奥側において互いに対向するように内側に突出
する水平辺部34b,35bと、前側の先端部から若干
後方よりの位置において内面側に突出する断面L字状の
支持部34c,35cと、これら支持部34c,35c
との間に上下方向に所定の隙間をあけて折曲形成された
支持片34d,35dとがそれぞれ設けられており、垂
直辺部34a,35a及び水平辺部34b,35bと支
持片34d,35dとの間にトップシャーシ31が挿通
されている。
【0033】一方のホルダプレート34の水平辺部34
bは、他方のホルダプレート35の水平辺部35bの内
側に形成されており、一方のホルダプレート34の垂直
辺部34aの後端部には、他方のホルダプレート35の
水平辺部35bの先端部に設けた前向凸部35eとの干
渉を避けるための切欠き34fが設けられ、また、他方
のホルダプレート35の垂直辺部35aの後部には、一
方のホルダプレート34の水平辺部34bの先端が係合
される切欠き35fが設けられている。そして、両水平
辺部34b,35bの互いに対向する辺には、それぞれ
ばね受け片34g,35gが設けられている。これらば
ね受け片34g,35g間には付勢部材の一具体例を示
すコイルばね45が架設されており、このコイルばね4
5のばね力によって一対のホルダプレート34,35が
トップシャーシ31を左右方向から挟むように互いに内
側に付勢されている。
【0034】更に、一方のホルダプレート34の水平辺
部34bの両端部と、他方のホルダプレート35の前向
凸部35eには、トップシャーシ31側に突出するガイ
ドピン46a,46b及び47がそれぞれ固定されてい
る。そして、各ガイドピン46a,46b及び47の先
端部は、トップシャーシ31に設けた前後方向に延びる
互いに平行とされたガイド溝48a,48b,48cに
それぞれ摺動可能に係合されている。
【0035】また、一方のホルダプレート34の水平辺
部34bの基部は前側に張り出しており、この張出部の
他方のホルダプレート35側の端縁には前後方向に延び
るラック部49が設けられている。このラック部49は
ガイド溝48a等と平行とされており、このラック部4
9と平行になって前後方向に延びるガイド溝50が一方
のホルダプレート34の垂直辺部34aの中途部に設け
られている。そのガイド溝50には、付勢部材の一具体
例を示す板ばね51が取り付けられている。
【0036】板ばね51は、断面L字状に形成された固
定部51aと、この固定部51aの一側に連続する操作
部51bとを有し、固定部51aをガイド溝50の一方
の側縁に沿わせた状態で止ねじ52によってホルダプレ
ート34に締付固定されている。板ばね51の操作部5
1bはガイド溝50の上方に張り出していると共に、そ
の前縁部には、ガイド溝50内を摺動する操作ピン53
を押圧して後述するカムレバー32を揺動させるための
傾斜面からなるピン操作部51cが形成されている。そ
して、このピン操作部51cによる操作ピン53の左右
方向への移動を確保するためにガイド溝50の前部に
は、内側に連続する逃げ部50aが設けられている。
【0037】更に又、両ホルダプレート34,35の垂
直辺部34a,35aの先端部から若干後方よりの位置
には、後側に突出するL字状のフック部34h,35h
が設けられている。これらのフック部34h,35h
は、両ホルダプレート34,35がローディングのため
に後退動作したときに一対のプーリキャッチ54,55
のキャッチ溝54a,55aにそれぞれ係合し、次の動
作による両ホルダプレート34,35の外側への移動に
よって各プーリキャッチ54,55を、図5において実
線で示す状態から二点鎖線で示すように、それぞれ外側
に移動させてチャッキング部材56の保持を開放する。
【0038】チャッキング部材56は、トップシャーシ
31の下面側前部中央部に取り付けられたプーリカバー
57のプーリ収容部58に回転自在に支持されている。
このプーリカバー57は、前部が長方形で後部が半円形
をなすと共に一面側に開放した薄い筐体からなり、後部
の内側を円形に仕切ることによってその内部にプーリ収
容部58が形成されている。このプーリ収容部58の開
放側と反対側には円形の開口部が設けられており、これ
によって内向きのフランジ部57aが形成されている。
【0039】このプーリカバー57のプーリ収容部58
のディスク挿入方向と直交する左右方向の両側部には、
それぞれ外側に膨出する膨出部57bが設けられている
と共に、各膨出部57bの内側に位置するフランジ部5
7aには切欠き57cがそれぞれ形成されている。この
ようなプーリ収容部58にチャッキング部材56が、直
径方向及び上下方向にある程度の隙間をあけて収容され
ている。そして、プーリカバー57の左右の膨出部57
bに対応させて、この膨出部57bの中心と中心部が一
致するようにトップシャーシ31には、左右方向に延び
るガイド溝60が設けられている。
【0040】このガイド溝60は、左右方向の両外側に
設けられたキャッチ摺動部60a,60aと、両キャッ
チ摺動部60a間を連通する連通部60bとを有し、各
キャッチ摺動部60aにはプーリキャッチ54,55の
抜け止め用フランジ部54b,55bを通過させるため
の通過孔60cが形成されている。このようなガイド溝
60に、図2〜図5に示すように、チャッキング部材5
6を挟んで支持するための同一部材からなる左右一対の
プーリキャッチ54,55が左右方向へ摺動可能に係合
されている。
【0041】一対のプーリキャッチ54,55は、ガイ
ド溝60のキャッチ摺動部60aに係合される長方形の
ブロック体からなり、その内外両側上部には、下面側へ
の抜け出しを防止するための上記フランジ部54b,5
4c及び55b,55cが設けられ、また、下面側中央
部にはチャッキング部材56を挟むための爪部54d,
55dがそれぞれ設けられている。各プーリキャッチ5
4,55の爪部54d,55dは、チャッキング部材5
6を挟むために内側にくの字状に折曲形成されていて、
上面側への抜け出しを防止すると共にチャッキング部材
56を安定よく挟持するためにガイド溝60の通過孔6
0cの寸法よりも幅広に形成されている。
【0042】更に、各プーリキャッチ54,55の内端
部には、互いに対向するようにばね受け部54e,55
eが設けられている。これらばね受け部54e,55e
間には付勢部材の一具体例を示すコイルばね61が架設
されており、このコイルばね61のばね力によって一対
のプーリキャッチ54,55がチャッキング部材56を
左右方向から挟むように互いに内側に付勢されている。
そして、各プーリキャッチ54,55の内側への移動
を、ガイド溝60のキャッチ摺動部60aの内端縁によ
って規制している。
【0043】尚、プーリキャッチ54,55及びプーリ
カバー57の材質としては、例えばABS樹脂が好適で
あるが、その他の合成樹脂材料を適用できることは勿論
のこと、アルミニウム合金等の金属材料等を用いること
もできる。
【0044】また、プーリキャッチ54,55に挟持さ
れるチャッキング部材56は、図5に示すように、中央
部において下方に突出する位置決め軸部56aを有する
円盤状の部材からなり、中央部を上方へ膨出させること
によって位置決め軸部56aの周囲にリング状の空間部
を設けている。この空間部にはリング状の前述したマグ
ネット14が嵌合固定されており、このマグネット14
の磁力によってチャッキング部材56がターンテーブル
11側に吸引される。
【0045】このチャッキング部材56の空間部には、
ローディング時にターンテーブル11のセンタリングガ
イド11aが嵌合され、これによりターンテーブル11
に対する光ディスクDの位置決めがなされる。このチャ
ッキング部材56のマグネット14の磁力をターンテー
ブル11に確実に作用させるために、ターンテーブル1
1の中央部にはリング状の凹陥部を設けて磁性体の一具
体例を示す鉄製のチャッキングリング62が固着されて
いる。
【0046】上記一方のホルダプレート34の支持部3
4cの内側には、一対のディスク挟持部材の一具体例を
示す一方のディスクホルダ36が、その前部を支点軸6
4aによって水平方向へ旋回可能に支持されている。こ
れに対して、他方のホルダプレート35の支持部35c
の内側には、一対のディスク挟持部材の一具体例を示す
他方のディスクホルダ37が、その前部を支点軸64b
によって水平方向へ旋回可能に支持されている。そし
て、両ディスクホルダ36,37は、各支点軸64a,
64bに緩く嵌合される付勢部材としての一具体例を示
す捩りばね65a,65bによってそれぞれ外側、即ち
図11において、一方のディスクホルダ36は時計方向
に、また、他方のディスクホルダ37は反時計方向に付
勢されている。
【0047】一対のディスクホルダ36,37の内面側
には、光ディスクDの外周である周縁部を保持するため
の凹側に湾曲された円弧状の保持溝66,67がそれぞ
れ設けられている。これら保持溝66,67は、光ディ
スクDの外周縁とほぼ同一の曲率半径を有すると共に、
図5に示すように、各保持溝66,67の溝幅方向の両
側には、光ディスクDの外周縁を中央の保持溝66,6
7に案内するための内側に傾斜されたテーパ面66a,
66b及び67a,67bが設けられている。これらテ
ーパ面66a,66b及び67a,67bの傾斜角度
は、光ディスクDの平面方向に対してほぼ60度に設定
することが好ましいが、光ディスクDの外周縁を案内で
きる傾斜面であれば、この傾斜角度に限定されるもので
はない。
【0048】このようなディスクホルダ36,37の支
点軸64a,64bによる旋回中心は、保持溝66,6
7の光ディスクDの直径が最大となる保持溝中心Cより
も前側に設定されている(図12参照)。これにより、
一方のディスクホルダ36の支点軸64aの前側には、
光ディスクDの飛び出しを規制する顎状の規制部36a
が設定され、他方のディスクホルダ37の支点軸64b
の前側には、光ディスクDの挿入力により捩りばね65
bの付勢力に抗してディスクホルダ37を旋回動作させ
るための顎状の入力部37aが設定されている。
【0049】更に、一方のディスクホルダ36には、支
点軸64bをギア中心とした扇形ギア68が一体に設け
られている。この扇形ギア68は、保持溝66の上部に
位置するテーパ面66a側の上部に設けられており、そ
のギア部は後部側に配置されている。この扇形ギア68
は、イジェクトレバー69の中央部に回転自在に支持さ
れたホルダ駆動ギア70に噛合可能とされており、通常
状態では扇形ギア68とホルダ駆動ギア70とは噛み合
わない状態に保持されている。
【0050】このホルダ駆動ギア70を支持しているイ
ジェクトレバー69は、図15に示すように、その基端
部が回動軸71によってトップシャーシ31に回動自在
に支持されており、ホルダ駆動ギア70を挟んで反対側
に突出する先端部にはカムピン69aが固定されてい
る。このイジェクトレバー69とトップシャーシ31と
の間には付勢部材としてのコイルばね72が架設されて
おり、このコイルばね72のばね力によってホルダ駆動
ギア70が扇形ギア68から離れる方向に付勢されてい
る。そして、コイルばね72のばね力によってカムピン
69aがラックプレート40のカム部40aに摺動可能
に当接されている。
【0051】このラックプレート40は前後方向に延び
るガイド溝40bを有し、このガイド溝40bに摺動可
能に係合された複数個の段付きピン73を介してトップ
シャーシ31に前後方向へ摺動可能に支持されている。
このラックプレート40の外側端縁前部にはカム部40
aが形成されていると共に、内側端縁前後には前後方向
に歯を連続させて設けた前後のラック部40c,40d
が形成されている。このラックプレート40のカム部4
0aをカムピン69aが摺動することによってイジェク
トレバー69が回動軸71を中心に回動され、ホルダ駆
動ギア70がラックプレート40の前ラック部40cと
ディスクホルダ36の扇形ギア68とに噛合される。
【0052】ラックプレート40の後ラック部40dに
は、トップシャーシ31に支持軸74aによって回動自
在に支持されたラック駆動ギア75が常時噛合されてい
る。このラック駆動ギア75にはカムレバー41が一体
的に設けられており、このカムレバー41のラックプレ
ート40側の先端部には前述した操作ピン53が固定さ
れている。そして、カムレバー41のラックプレート4
0側と反対側の先端部にはカムピン41aが固定されて
おり、このカムピン41aは、トップシャーシ31に支
持軸74bによって回動自在に支持されたカムギア76
のカム部77に係合されている。
【0053】このカムギア76は、図4及び図15等に
示すように、一面側の径方向内側を凹ませて設けた2箇
所のカム部77と、外周面に設けた2箇所のギア部78
とを有し、回転中心を点対称の中心として180度回転
した対称形状とされている。カム部77は、半径方向外
側に設けられた径方向外側に凹む係合凹部77aと、こ
の係合凹部77aに対応させて半径方向内側に設けられ
た係合凸部77bとを有し、これら係合凹部77aと係
合凸部77bとの間にカムピン41aが着脱可能に保持
される。
【0054】カムギア76のギア部78には、周方向の
連続をたつ切欠き部78aが設けられていると共に、こ
の切欠き部78aの周方向の一方には歯幅を他の部分よ
りも薄くした薄肉歯部78bが設けられ、また、切欠き
部78aの周方向の他方には周方向に延びる溝を設ける
ことによって全体に弾性を持たせた弾性歯部78cが設
けられている。このカムギア76のギア部78には、ラ
ック駆動ギア75とアンローディング用ギア列79の終
端の中間ギア79dが噛合されている。
【0055】アンローディング用ギア列79は、上記ラ
ック駆動ギア75とカムギア76と4枚の中間ギア79
a〜79dとを備えている。そして、中間ギア79aと
中間ギア79b、及び中間ギア79cと中間ギア79d
とはそれぞれ一体に形成されていて、それぞれ支持軸7
4c及び74dを介してトップシャーシ31に回転自在
に支持されている。
【0056】また、アンローディング用ギア列79の始
端の中間ギア79aには、ローディングギア列80の中
間ギア80bが噛合されている。このローディングギア
列80は、トップシャーシ31に固定されたローディン
グ用モータ42の回転軸に取り付けられた出力ギア42
aと、2枚の中間ギア80a及び80bと、遊星歯車装
置81とを備えている。2枚の中間ギア80a,80b
は一体に形成されていて、支持軸74eを介してトップ
シャーシ31に回転自在に支持されている。そして、出
力ギア42aには中間ギア80aが噛合され、中間ギア
80bには遊星歯車装置81の外大歯車82aが噛合さ
れている。
【0057】この遊星歯車装置81は、外周に設けられ
た段違いの2段歯からなる外大歯車82a及び外小歯車
82bと、両外歯車82a,82bと回転中心を同一に
して一体に形成された太陽歯車83と、この太陽歯車8
3に噛合された遊星歯車84と、この遊星歯車84を回
転自在に軸支する回転板85とを備えている。外歯車8
2a,82b及び太陽歯車83と回転板85とは、これ
らの中心部を貫通する支持軸86によってトップシャー
シ31に回転自在に支持されている。
【0058】遊星歯車84は、回転板85の中心部から
一側に張り出された支持部85aにカシメ止めされた支
持軸85cによって回転自在に軸支されている。この遊
星歯車84の上部は、トップシャーシ31に設けた円弧
状に連続する円弧溝部87aを貫通してトップシャーシ
31の上方に突出し、一方のホルダプレート34の前述
したラック部49の後端部より若干後方に位置されてい
る。また、回転板85の中心部から他側に張り出された
支持部85bには、同じくはトップシャーシ31に設け
た開口部87bを貫通してトップシャーシ31の上方に
突出する作動ピン88がカシメ止めされている。この作
動ピン88には、前述したコイルばね45によって他方
のホルダプレート35の内端縁が付勢されている。
【0059】また、他方のホルダプレート35の下面側
には、ディスクホルダ37より若干後側へ位置するよう
にイジェクトアーム38が取り付けられている。このた
め、ホルダプレート35には内側へ折り出された支持片
35iが設けられており、この支持片35iに略L字状
をなすイジェクトアーム38の基部が支持ピン38aに
よって回動自在に支持されている。
【0060】このイジェクトアーム38は、短片側を前
方に向け且つ長片側を内側に突き出した状態に保持され
ていて、付勢部材としてのコイルばね89によって前側
に付勢されている。このイジェクトアーム38の短片側
には、これを上下方向に貫通する操作ピン38bが固定
されており、この操作ピン38bの上端部はホルダプレ
ート35に設けた左右方向に延びるガイド溝35jに摺
動可能に係合され、また、操作ピン38bの下端部はト
ップシャーシ31に設けた前後方向に延びるガイド溝4
8dに摺動可能に係合されている。
【0061】このイジェクトアーム38の長片側の先端
部には、ローディングされる光ディスクDの移動軌跡上
に突出する操作片38cが設けられている。この操作片
38cは、図12に示すように、左右一対のディスクホ
ルダ36,37で光ディスクDを挟持したときに、コイ
ルばね89の付勢力に抗して若干後方へ旋回した状態で
光ディスクDの外周縁に付勢されて両ディスクホルダ3
6,37と共に光ディスクDを挟持するようになされて
いる。
【0062】また、前述したサブシャーシ7を上下方向
へ俯仰動作させるために、図7及び図11等に示すよう
に、ベースシャーシ6の前部上面には、カムレバー32
とギアレバー33とがそれぞれ回動自在に取り付けられ
ている。カムレバー32は、ベースシャーシ6に立設さ
れた支点軸90によって首振り運動可能とされていると
共に、サブシャーシ7に臨む後面側にはカム溝91が設
けられている。
【0063】このカム溝91は、支点軸90を中心とし
て円弧状に湾曲されていると共に、上下方向に所定の段
差を設定し、その上段部91aと下段部91bとの間を
適当な傾斜角度の溝で連結することによって形成されて
いる。このカム溝91には、サブシャーシ7の先端部に
連結された昇降駆動レバー9のカムピン92が摺動可能
に係合されている。このカム溝91の段差の大きさだけ
カムピン92が昇降し、このカムピン92の上下動作に
よってサブシャーシ7の姿勢が、図7に示す前下がりの
アンローディング状態と図8に示すほぼ水平のローディ
ング状態とに切り換えられる。
【0064】このカムレバー32の上部には、その歯を
後部側に設けた扇形の扇形ギア32aが一体に設けられ
ており、この扇形ギア32aにはギアレバー33に設け
られた扇形の扇形ギア33aが噛合されている。このギ
アレバー33は、ベースシャーシ6に立設された支点軸
93によって首振り運動可能とされており、他方のディ
スクホルダ37の動作に連動してギアレバー33が回動
され、これによってカムレバー32が首振り運動される
ことになる。
【0065】尚、図11等において、94はディスク挿
入スロット3の開閉装置であり、ローディング時におい
てディスク挿入スロット3の内側中央部にストップレバ
ーを突出させて光ディスクDの二重挿入を防止するもの
である。また、95は、光ディスクDの挿入状態を検出
するディスク挿入検出器、96は、光ディスクDの排出
状態を検出するディスク排出検出器、97は、ディスク
チャッキングが開放された状態を検出するチャック開放
検出器である。
【0066】このように構成されてトップシャーシ31
に軸支されているカムギア76を停電や故障等の非常時
に手動により回転操作できるように、トップシャーシ3
1には手動操作機構100が備えられている。この手動
操作機構100は、図19に示すように、カムギア76
に噛み合い可能に設けられたスイングレバー101と、
このスイングレバー101のギア部101aをカムギア
76の外小歯車82bに着脱可能に噛合させるテコレバ
ー102と、このテコレバー102を揺動させるスライ
ドレバー103とから構成されている。
【0067】スイングレバー101は弓形に形成されて
おり、その外側円弧部分にギア部101aが設けられて
いる。このスイングレバー101には、ギア部101a
とほぼ平行をなすように円弧状のガイド溝101bが設
けられていると共に、そのガイド溝101bの一端には
半径方向外側に延びるギア噛合部101cが設けられて
いる。そして、ガイド溝101b及びギア噛合部101
cにはトップシャーシ31に固定された2本のガイドピ
ン104a,104bがそれぞれ摺動可能に係合されて
おり、ギア噛合部101cによる半径方向外側の段差に
よってスイングレバー101にスイング動作が生じるよ
うに構成されている。
【0068】テコレバー102は平面形状がくの字状を
なしていて、その中途部が支点軸105によってトップ
シャーシ31に回動自在に軸支されており、その一側に
は、スイングレバー101に設けられたガイドピン10
1dが摺動可能に係合されるガイド溝102aが設けら
れ、他側にはガイドピン102bが設けられている。そ
して、付勢部材としてのコイルばね106によってテコ
レバー102が、スイングレバー101のギア部101
aをカムギア76の外小歯車82bから離反させる方向
に付勢されている。
【0069】また、スライドレバー103は短冊状の長
い部材からなり、その長手方向の一端にはテコレバー1
02のガイドピン102bが摺動自在に係合される横ガ
イド溝103aが設けられ、また、中央部には長手方向
に連続する縦ガイド溝103bが設けられている。この
縦ガイド溝103bにはトップシャーシ31に固定され
た2本のガイドピン107が摺動可能に係合されてお
り、これにより前後方向への直進性が確保されている。
このスライドレバー103とトップシャーシ31との間
には付勢部材としてのコイルばね108が架設されてお
り、このコイルばね108のばね力によってスライドレ
バー103は前側に常時付勢されている。
【0070】以上のように構成されるディスク駆動、読
取り機構5とディスクローディング機構30とを合体す
る。即ち、図2に示すように、ディスク駆動、読取り機
構5のベースシャーシ6上にディスクローディング機構
30のトップシャーシ31を重ね、ベースシャーシ6側
の取付脚部6cとトップシャーシ31の所定位置を合わ
せて結合する。これにより、トップシャーシ31に保持
されたチャッキング部材56のチャッキングリング62
がベースシャーシ6に組み込まれるサブシャーシ7に支
持されたターンテーブル11の上方に対応される。
【0071】このようにベースシャーシ6とトップシャ
ーシ31を合体した状態で前述した外筐体1内に嵌合し
て固定し、この外筐体1の全面側開放部にフロントパネ
ル2を嵌着することにより、このフロントパネル2のデ
ィスク挿入スロット3がベースシャーシ6とトップシャ
ーシ31の前端間に対応される。以上のようにして、本
例のディスクプレーヤ装置ガ構成される。
【0072】〔4〕 ディスクプレーヤ装置の動作 以上のように構成されるディスクプレーヤ装置の動作を
説明する。
【0073】(4−1) 光ディスクのローディング初
期状態 図18に示すように、先の光ディスクDの排出完了状態
では、ディスクローディング機構30の一方のディスク
ホルダ36は、扇形ギア68に噛合するホルダ駆動ギア
70の係合力により捩りばね65aの付勢力に抗して光
ディスクDの移動軌跡上に突出されている。一方、ディ
スクローディング機構30の他方のディスクホルダ37
は、捩りばね65bの付勢力によって外側へ後退した位
置にある。
【0074】(4−2) 光ディスクのローディング操
作 この状態で図1に示すように、フロントパネル2のディ
スク挿入スロット3より、光ディスクDを手で押して挿
入すると、光ディスクDは図11に示すように、まず、
一方のディスクホルダ36の保持溝66に当接する。更
に、所要の力をもって光ディスクDを挿入し続けると、
捩りばね65aの付勢力に抗して一方のディスクホルダ
36が、支点軸64aを回動中心として時計方向に回動
されると共に、このディスクホルダ36からの反力によ
って光ディスクDが他方のディスクホルダ37側に押さ
れて移動する。
【0075】これにより、光ディスクDが他方のディス
クホルダ37の入力部37aに当接し、光ディスクDの
押圧力による時計方向の作用力が入力部37aに作用す
る。そのため、他方のディスクホルダ37が、捩りばね
65bの付勢力に抗して支点軸64bを回動中心として
同じく時計方向に回動される。その結果、左右のディス
クホルダ36,37の姿勢が、図12に示すような状態
に変化して、両ディスクホルダ36,37の保持溝6
6,67で光ディスクDの前側両側部が保持されるよう
になる。
【0076】さらに光ディスクDに挿入力が加わると、
一方のディスクホルダ36が時計方向に回動され、この
ディスクホルダ36が所定角度まで回転変位すると、扇
形ギア68とホルダ駆動ギア70との噛み合いが解除さ
れる。この扇形ギア68とホルダ駆動ギア70との噛み
合いが解除されると、一方のディスクホルダ36は捩り
ばね65aの付勢力によって時計方向へ回動される。こ
れに対して、他方のディスクホルダ37では、光ディス
クDの挿入量に応じてディスクの幅が徐々に大きくなる
ため、ディスクホルダ37が光ディスクDにより押圧さ
れると共に、捩りばね65bの付勢力によって反時計方
向へ回動され、図13に示すような状態になる。
【0077】そして、図13に示すように、光ディスク
Dが一対のディスクホルダ36,37の保持溝66,6
7の保持溝中心Cに達すると、光ディスクDの幅が最大
の直径部分となるため、光ディスクDが両ディスクホル
ダ36,37によって両側から挟持される。この場合、
光ディスクDは、その中心部分を両側からディスクホル
ダ36,37によって挟持されるため、光ディスクDが
ガタつくことなく、確実に保持することができる。ま
た、この際には、光ディスクDの斜め側縁がイジェクト
アーム38の操作片38cに当接し、コイルばね89の
付勢力に抗してイジェクトアーム38が反時計方向へ回
動される。
【0078】次に、光ディスクDが図13に示すような
状態まで挿入されると、この挿入状態がディスク挿入検
出器95によって検出される。これにより、ローディン
グ用モータ42が回転駆動され、その回転軸に取り付け
られた出力ギア42aから駆動力がローディングギア列
80とアンローディングギア列79とに伝達される。こ
の出力ギア42aから出力されるトルクにより、ローデ
ィングギア列80では2枚の中間ギア80a,80bを
介して遊星歯車装置81の太陽歯車83が回転駆動さ
れ、遊星歯車84が反時計方向に回転駆動される。
【0079】これにより、遊星歯車84にラック部49
が噛合する一方のホルダプレート34がディスク挿入方
向へ搬送されると共に、このホルダプレート34とディ
スク挿入方向に一体的に移動可能とされた他方のホルダ
プレート35が一体に搬送される。その結果、図13及
び図14の状態から図15の状態に変化して、光ディス
クDがターンテーブル11の上方に対応される。
【0080】(4−3) 光ディスクのチャッキング 図15に示す状態において、光ディスクDのチャッキン
グ動作が行われる。
【0081】図15に示すように、ディスク駆動、読取
り機構5のベースシャーシ6上においては、チャック開
放検出器97によって光ディスクDが所定のローディン
グ位置にあることが検出され、これによりギアレバー3
3が時計方向に回転駆動されると共に、このギアレバー
33によってカムレバー32が反時計方向に回転駆動さ
れる。その結果、カムレバー32のカム溝91が回転駆
動され、このカム溝91に係合されたカムピン92が下
端の下段部91bから傾斜面に沿って上昇して上端の上
段部91aまで移動する。これにより、サブシャーシ7
が、図7に示す斜め下方に傾斜された下降位置から図8
に示すほぼ水平となる上昇位置まで上昇駆動される。
【0082】その結果、図5に示すようにサブシャーシ
7に搭載されているターンテーブル11のディスク載置
面の高さと、トップシャーシ31に取り付けられている
チャッキング部材56の下面側の高さとが等しくなり、
光ディスクDの上面側に位置するチャッキングリング6
2に埋設されたマグネット14の吸引力によって光ディ
スクDがターンテーブル11上にチャッキングされる。
【0083】この際、一対のホルダプレート34,35
の後退動作によってトップシャーシ31の上方に位置す
るフック部34h,35hが、トップシャーシ31に摺
動可能に保持された一対のプーリキャッチ54,55の
キャッチ溝54a,55aに係合される。そして、遊星
歯車装置81の遊星歯車84が太陽歯車83の前側に移
動して円弧溝部87aの前端縁に当接するため、この遊
星歯車84の後端側の位置と前端側の位置との差の分だ
け一方のホルダプレート34が外側、即ち、チャッキン
グ部材56から離れる方向に移動する。これと同時に、
回転板85を介して遊星歯車84と一体に回動される作
動ピン88が太陽歯車83の後側に移動するため、この
作動ピン88の後端側の位置と前端側の位置との差の分
だけ他方のホルダプレート35が外側、即ち、チャッキ
ング部材56から離れる方向に移動する。
【0084】これにより、図5に二点鎖線で示すよう
に、プーリキャッチ54,55の爪部54d,55dが
チャッキングリング62から離れ、チャッキング部材5
6が回転フリーの状態になる。この状態で光学ピックア
ップ装置10によって光ディスクDの読取りが行われ
る。
【0085】尚、ローディング時、アンローディングギ
ア列79に伝達されたトルクは、4枚の中間ギア79a
〜79cを経て4枚目の中間ギア79dまで伝達される
が、この中間ギア79dに対してカムギア76は、その
ギア部78の切欠き部78aが位置して中間ギア79d
とは噛み合わないため、これよりも下流側にモータトル
クが伝達されることがない。
【0086】(4−4) 光ディスクのイジェクト操作 光ディスクDの読取り終了後の光ディスクDの排出は、
次のようにして行われる。
【0087】イジェクト用の操作釦4の操作によって駆
動回路にディスク排出の命令が指示されると、ローディ
ング用モータ42が逆方向に回転駆動され、遊星歯車装
置81がディスクローディング時とは逆の回転を始め
る。これにより、図16に示すように、遊星歯車84及
び作動ピン88が前述とは逆方向に移動して、一対のホ
ルダプレート34,35が共に内側、即ち、チャッキン
グ部材56に近づく方向に移動する。この際、カムレバ
ー32及びギアレバー33の作動を介してサブシャーシ
7が下げられて前下がりの状態になるため、ターンテー
ブル11がチャッキング部材56から外れて、光ディス
クDの排出が可能になる。
【0088】前述した遊星歯車装置81の作動により、
左右のホルダプレート34,35が前側に搬送されて図
16の状態から図17の状態になる。このとき、左右の
ホルダプレート34,35が所定位置まで前進すると、
板ばね51の操作部51bがラック駆動ギア75と一体
のカムレバー41に設けた操作ピン53を押圧する。こ
れにより、カムレバー41が支持軸74aを中心として
時計方向に回動するため、それまでカムギア76のカム
部77の係合凹部77aに係合されていたカムピン41
aが係合凹部77aから外れることになる。従って、カ
ムギア76の回動が可能となり、モータトルクがカムギ
ア76を介してラック駆動ギア75に伝達される。
【0089】その結果、ラック駆動ギア75の回動によ
ってラック部40dに噛合するラックプレート40が装
置前方へ移動される。これにより、光ディスクDが図1
7に示すローディング位置から図18に示す当初の排出
位置まで排出される。
【0090】さらにラックプレート40が前方へ移動す
ると、このラックプレート40の前端部に設けたカム部
40aに沿ってイジェクトレバー69のカムピン69a
が外側へ押されるため、イジェクトレバー69が回動軸
71を回動中心として時計方向に回動される。これによ
り、ラックプレート40の前ラック部40cがホルダ駆
動ギア70に噛合されるとともに、このホルダ駆動ギア
70が一方のディスクホルダ36と一体の扇形ギア68
に噛合される。
【0091】そのため、ホルダ駆動ギア70の回転力に
よって一方のディスクホルダ36が内側に旋回動作さ
れ、図11に示すように、光ディスクDがディスク挿入
スロット3から半分以上排出される。従って、このよう
な光ディスクDの排出状態によれば、その中央部のチャ
ッキング孔dがディスク挿入スロット3の外側まで露出
されるため、ディスク中央部を持って取り出すことがで
き、光ディスクDの信号記録面を汚すようなおそれがな
い。
【0092】(4−5) 光ディスクの手動取出し操作 トップシャーシ31に軸支されているカムギア76が停
電や故障等によって回動できなくなった場合には、手動
操作機構100を操作することにより手動で光ディスク
Dを排出することができる。即ち、スライドレバー10
3を押圧すると、テコレバー102の揺動動作を介して
スイングレバー101が後方へ旋回しながら内側へ移動
することになる。このとき、スイングレバー101のギ
ア部101aが遊星歯車装置81の外小歯車82bに螺
合されることにより、遊星歯車装置81の回動が可能と
なり、光ディスクDが手動操作によって排出される。
【0093】
【0094】以上説明したが、本発明は上記実施例に限
定されるものではなく、例えば、上記実施例においては
CDやCD−ROM等の光ディスクをディスク状記録媒
体とした例について説明したが、MO等の光磁気ディス
クをディスク状記録媒体として記録及び/又は再生する
各種のディスク記録再生装置に適用することができる。
更に、上記実施例では、光学ディスクDに記録された情
報の再生(読み取り)を行うスロットイン方式のディス
ク記録再生装置について説明したが、情報の記録のみを
行う記録専用装置に適用できることは勿論のこと、情報
の記録及び再生の両方を行うことができるディスク記録
再生装置に適用することもできる。このように、本発明
は、上述した実施例に限定されるものではなく、その趣
旨を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスク
記録再生装置によれば、一対のディスク挟持部材によっ
てディスク状記録媒体を確実に挟持して搬送することが
できると共に、構造が簡単であって安価に製造すること
ができるディスク記録再生装置を提供することができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスク記録再生装置の一例の外
観斜視図である。
【図2】図1に示すディスク記録再生装置のベースシャ
ーシとトップシャーシを合体した状態の斜視図である。
【図3】図1に示すディスク記録再生装置のトップシャ
ーシの一例の上面側斜視図である。
【図4】図1に示すディスク記録再生装置のトップシャ
ーシの一例の下面側斜視図である。
【図5】図1に示すディスク記録再生装置のディスク駆
動、読取り機構とディスクローディング機構とによる光
ディスクのチャッキング動作状態の断面図である。
【図6】図1に示すディスク記録再生装置のディスク駆
動、読取り機構の一例の平面図である。
【図7】図1に示すディスク記録再生装置のディスクイ
ジェクト状態を示した側面断面図である。
【図8】図1に示すディスク記録再生装置のディスクロ
ーディング状態を示した側面断面図である。
【図9】図1に示すディスク記録再生装置のローディン
グギア列の断面図である。
【図10】図1に示すディスク記録再生装置のアンロー
ディングギア列の断面図である。
【図11】図1に示すディスク記録再生装置のディスク
ローディング機構部の初期状態を示す平面図である。
【図12】図1に示すディスク記録再生装置のディスク
ローディング機構部において光ディスクの挿入操作が開
始された状態を示す平面図である。
【図13】図1に示すディスク記録再生装置のディスク
ローディング機構部において光ディスクの挿入操作の途
中の状態を示す平面図である。
【図14】図1に示すディスク記録再生装置のディスク
ローディング機構部と手動操作機構部とを重ねた状態を
示す平面図である。
【図15】図1に示すディスク記録再生装置のディスク
ローディング機構部において光ディスクがチャッキング
位置に移動された状態を示す平面図である。
【図16】図1に示すディスク記録再生装置のディスク
ローディング機構部において光ディスクの排出操作が開
始された状態を示す平面図である。
【図17】図1に示すディスク記録再生装置のディスク
ローディング機構部において光ディスクの排出操作の途
中の状態を示す平面図である。
【図18】図1に示すディスク記録再生装置のディスク
ローディング機構部において光ディスクが排出された状
態を示す平面図である。
【図19】図1に示すディスク記録再生装置の手動操作
機構部を示す平面図である。
【符号の説明】
1 外筐体、 3 ディスク挿入スロット、 5 ディ
スク駆動、読取り機構、 6 ベースシャーシ、 7
サブシャーシ、 10 光学ピックアップ装置、 11
ターンテーブル、 12 スピンドルモータ、 20
キャリッジ移動機構、 30 ディスクローディング
機構、 31 トップシャーシ、 34,35 ホルダ
プレート、 36,37 ディスクホルダ(ディスク挟
持部材)、 54,55 プーリキャッチ、 56 チ
ャッキング部材、 61 コイルばね(付勢部材)、
65a,65b 捩りばね(付勢部材)、 66,67
保持部材、 76 カムギア、 79 アンローディン
グギア列、 80 ローディングギア列、 81 遊星
歯車装置、 100 手動操作機構、 D 光ディスク
(ディスク状記録媒体)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体の周縁部を保持する
    ための溝を有する一対のディスク挟持部材を設け、上記
    一対のディスク挟持部材を上記ディスク状記録媒体の挿
    入方向と交差する方向に移動可能に支持し、第1の付勢
    部材によって一対のディスク挟持部材を互いに接近する
    方向へ付勢すると共に、第2の付勢部材によって一対の
    ディスク挟持部材をディスク状記録媒体から離反する方
    向へ個別に付勢し、 上記ディスク状記録媒体が挿入され始めると、上記一対
    のディスク保持部材が両側からディスク状記録媒体を挟
    持してディスクチャッキング位置まで引き込み搬送され
    るディスクローディング機構を備えたことを特徴とする
    ディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスク記録再生装置に
    おいて、 上記一対のディスク挟持部材のうち、一方のディスク挟
    持部材を回動させて上記ディスク状記録媒体を排出させ
    ることを特徴とするディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のディスク記録再生装置に
    おいて、 上記一対のディスク挟持部材のうち、一方のディスク挟
    持部材には、上記ディスク状記録媒体の挿入力を受ける
    入力部を設けたことを特徴とするディスク記録再生装
    置。
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