JPH05128688A - デイスク再生装置 - Google Patents

デイスク再生装置

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JPH05128688A
JPH05128688A JP3313728A JP31372891A JPH05128688A JP H05128688 A JPH05128688 A JP H05128688A JP 3313728 A JP3313728 A JP 3313728A JP 31372891 A JP31372891 A JP 31372891A JP H05128688 A JPH05128688 A JP H05128688A
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JP
Japan
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disc
gear
pickup
drive gear
moving mechanism
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3313728A
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English (en)
Inventor
Kunio Kido
国男 城戸
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Tanashin Denki Co Ltd
Original Assignee
Tanashin Denki Co Ltd
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピックアップ移動手段を駆動するモータを利
用して、このピックアップ移動手段とは排他的にディス
クローディング手段を駆動する簡易な構成のディスク再
生装置を提供する。 【構成】 動作連係手段により、欠歯ギヤと駆動ギヤと
の噛合とその解除、およびピックアップ移動手段のナッ
ト(ラック)と送りねじ(ピニオン)との螺合(噛合)
とその解除とを相互に連係して行なわせることで、モー
タの回転力の伝達切換によりディスクローディング手段
によるディスクローディング動作と、ピックアップ移動
手段によるディスク再生動作とを夫々確実に行なわせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピックアップ移動機構
を駆動するモータを利用して、ディスク再生位置とディ
スク挿脱位置との間でディスクを移送するディスク移送
機構をも駆動するようにした簡易な構成のディスク再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、CD(コンパクトディスク)に記
録された情報を光学的に読取り再生するディスク再生装
置が普及してきた。この種のディスク再生装置には、大
別してターンテーブルを覆う蓋を開けてCDを上記ター
ンテーブルに直接装着する簡易な方式のものと、装置本
体から引き出されたディスクトレイにCDを載置し、該
ディスクトレイを装置本体内に引き込むことで上記CD
をターンテーブルに装着する方式のものとがある。
【0003】ディスクトレイを用いた、所謂ディスク移
送機構を備えたディスク再生装置は、従来一般的にはピ
ックアップ移動機構を駆動するモータ、およびターンテ
ーブルを回転駆動するモータとは別個にディスク移送機
構を駆動するモータを備えたものが多い。しかし最近で
は、例えば特公平2−10508号公報にて提唱される
ように、ピックアップ移動機構を駆動する為のモータを
利用してディスク移送機構をも駆動することで、必要な
モータ数を少なくすることが試みられている。
【0004】ところで上記公報に提示されるように、1
つのモータを利用してピックアップ移動機構とディスク
移送機構とを駆動する方式のディスク再生装置にあって
は、ピックアップ移動機構の駆動時、つまりディスク再
生時に前記ディスク移送機構を不本意に駆動することが
ないようにすることが望ましい。しかしこの為には、例
えばモータの駆動力を前記ピックアップ移動機構とディ
スク移送機構とに択一的に伝達する為の回転伝達切替機
構やクラッチ機構等を必要とし、この結果、装置構成が
複雑化することが否めない。しかも上記回転伝達切替機
構やクラッチ機構等の動作を制御して前記ピックアップ
移動機構とディスク移送機構とをそれぞれ適切なタイミ
ングで動作させる為の動作制御機構を必要とする等の不
具合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように1つのモー
タを利用してピックアップ移動機構とディスク移送機構
とを駆動するようにした従来のディスク再生装置にあっ
ては、その動作制御の為の機構部が必要であり、その制
御動作タイミングについても十分な注意を払う必要があ
るので、かえって装置全体の構成が複雑化すると云う問
題があった。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的とするところは、ピックアップ移動
機構とディスク移送機構とを1つのモータでタイミング
性良く選択的に駆動することのできる簡易な構成のディ
スク再生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクを再
生位置へ移送して保持するローディング動作、及び再生
位置におけるディスクの保持を解いて取出し方向へ移送
するアンローディング動作を行なうディスクローディン
グ手段と、ピックアップを支持し、所定の範囲内で往復
動作して該ピックアップに前記ディスク上の情報の読取
りを行なわせるピックアップ移動手段と、このピックア
ップ移動手段を駆動するモータとを備えたディスク再生
装置に係り、欠歯部を有して前記ディスクローディング
手段の一部を構成し、前記モータにより正・逆に回転駆
動される駆動ギヤに噛合し、正方向に回転してローディ
ング動作させ、そのローディング動作の終了段階で駆動
ギヤに対する噛合終了位置に達すると共に、逆方向の回
転によりアンローディング動作させ、アンローディング
動作が開始される直前は前記駆動ギヤに対する噛合開始
直前位置にある欠歯ギヤと、前記ピックアップ移動手段
の一部を構成し、該ピックアップ移動手段が前記所定の
範囲から一方に外れたときに、前記駆動ギヤと同時に前
記モータにより正・逆回転駆動される雄ねじ部(ピニオ
ン)との螺合終端位置に達するナット(ラック)と、ロ
ーディング動作の終了段階において前記欠歯ギヤの正方
向の回転力を受けて前記ピックアップ移動手段のナット
(ラック)を送りねじ(ピニオン)に螺合(噛合)さ
せ、ナットと送りねじ(ラックとピニオン)との螺合
(噛合)後は送りねじ(ピニオン)の正方向の回転力を
受けて前記欠歯ギヤを駆動ギヤから離反させると共に、
前記送りねじ(ピニオン)の逆方向の回転時に前記ピッ
クアップ移動手段が前記所定の範囲から外れた後、前記
ナットが送りねじの雄ねじ部から(ラックがピニオンか
ら)外れるまでの間に該送りねじ(ピニオン)の逆方向
の回転力を受けて前記欠歯ギヤを前記駆動ギヤに噛合さ
せ、欠歯ギヤと駆動ギヤとの噛合後は該駆動ギヤの回転
力を受けて前記ナット(ラック)を前記雄ねじ部(ピニ
オン)から離反させると共にピックアップ移動手段をそ
のままの位置に保持する動作連係手段とを具備したこと
を特徴とするものである。
【0008】
【作用】上述した構成によれば、動作連係手段により、
欠歯ギヤと駆動ギヤとの噛合とその解除、およびピック
アップ移動手段のナット(ラック)と送りねじ(ピニオ
ン)との螺合(噛合)とその解除が相互に連係して行な
われ、ディスクローディング手段によるディスクローデ
ィング動作と、ピックアップ移動手段によるディスク再
生動作とが、モータの回転力の効果的な伝達切換によ
り、簡易に且つ確実に実行される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。
【0010】図1は、本発明に係るディスク再生装置の
斜視図であり、同図中、1は装置フレームで、天板2
と、両側板3,4と、後端板5とからなる。装置フレー
ム1の内部には、装置基板6がコイルバネ等の緩衝部材
7を介して上下動自在に吊下されている(図3参照)。
そしてディスク再生状態において、装置フレーム1に加
わる衝撃が緩衝部材7により緩和されて装置基板6に伝
わらないようになっている。
【0011】装置基板6の両側前端下縁部に係合突部8
が設けられ(図2及び図3参照)、これら係合突部8
は、装置フレーム1の両側板3,4の前端下縁部に直角
内方に向けて突設された突出片9に穿設された平面略三
角形のガイド孔10内に係脱自在に係合する。ディスク
再生状態以外においてこれら係合突部8がガイド孔10
内に係合することにより、図3(A)に示すように装置
基板6が装置フレーム1の奥部に押込まれ、且つ後述す
るトレイガイド15が装置フレーム1の天板2側に押し
付けられて装置フレーム1内に装置基板6およびトレイ
ガイド15が保持固定される。
【0012】装置フレーム1の天板2と装置基板6との
間には図3に示す如くトレイガイド15が設けられてい
る。このトレイガイド15は、その両側後端部の取付ブ
ラケット16,17を、装置基板6の両側後端部の取付
ブラケット18,19にピン20を介して取り付けるこ
とで、装置基板6に対して矢印C、D方向に回動自在に
設けられている。尚、装置基板6とトレイガイド15
は、その前端部に掛け渡された線バネ7aにより互いに
近接する方向に付勢されている。
【0013】そしてトレイガイド15の両側のガイド溝
21,22には、ディスク12が載置される偏平箱状の
ディスクトレイ23が、図2に示すようにディスク再生
位置とディスク挿脱位置との間を矢印E,F方向に往復
動自在に装着されている。
【0014】さて、装置基板6には、ターンテーブル駆
動用モータ11aにより回転されるターンテーブル11
が設けられている。このターンテーブル11の上に図1
5に示す如く記録媒体であるディスク12が載置され
て、このターンテーブル11と一体に回転する。また装
置基板6には、ターンテーブル11に載置されて回転さ
れるディスク12の情報記録面に記録されている情報を
光学的に読み取るピックアップ13が装着されている。
このピックアップ13はガイド軸34,35により支持
されて、正逆方向に回転制御されるピックアップ移動制
御用モータ14により矢印A,B方向(ディスク11の
径方向)に往復動される。
【0015】装置基板6には、図4に示す如くピックア
ップ移動制御用モータ14により回転駆動されるねじ軸
(第1の駆動部)24がその両端部を軸受25,26に
回転自在に支持されて設けられている。ねじ軸24の一
端部にはギヤ27が固定され、このギヤ27はピックア
ップ移動制御用モータ14の駆動軸に固定されたギヤ2
8に噛合しており、ピックアップ移動制御用モータ14
の回転力がギヤ28,27を介してねじ軸24に伝達さ
れる。
【0016】ねじ軸24は、図5及び図6に示す如く一
端側に小径部29を有し、この小径部29より一端側が
無ねじ部30とされ、且つこの小径部29より他端側外
周面が雄ねじ部31とされている。この雄ねじ部31に
ピックアップ移動機構32が係脱自在に係合して往復駆
動される。
【0017】このピックアップ移動機構32は、図4に
示す如くピックアップ13を支持した支持体33を有
し、この支持体33の両側部がガイド軸34,35に摺
動自在に支持されている。支持体33の一側部に固定さ
れたナット部材36は、図6に示す如く短軸円筒体37
の軸方向略中間部より一端側内周面に雌ねじ部38を設
けている。この雌ねじ部38がねじ軸24の雄ねじ部3
1に係脱自在に係合し、雌ねじ部38が雄ねじ部31に
係合した状態において、ねじ軸24が正逆方向に回転す
ることによるねじ送り作用で支持体33と一体にピック
アップ13がガイド軸34,35に沿って矢印A,B方
向に往復駆動される。
【0018】また装置基板6には図4に示す如く第2の
駆動部39が設けられている。この第2の駆動部39
は、図7に示す装置基板6の上下に突出形成された筒状
の軸受部40内に回転自在に挿通された回転軸41の上
端に、該回転軸41と一体的に設けられた上部ギヤ(第
2のギヤ)42と、回転軸41の下端に圧入固定された
下部ギヤ43と、これら上・下部ギヤ42,43相互間
に位置して回転軸41に回転自在及び軸線方向に移動自
在に装着された中間ギヤ(第1のギヤ)44とを有して
いる。上部ギヤ42は、後述する欠歯ギヤ53に選択的
に噛合するものであり、中間ギヤ44は後述するラック
48に選択的に噛合するものである。
【0019】上部ギヤ42と中間ギヤ44との間にはフ
エルト等よりなる摩擦伝達部材45が介装されている。
また軸受部40内における下部ギヤ43と中間ギヤ44
との間にはコイルバネよりなる付勢部材46が介装さ
れ、この付勢部材46により中間ギヤ44が摩擦伝達部
材45を介して上部ギヤ42に押圧されている。下部ギ
ヤ43は、ねじ軸24の一端のギヤ27の一側面に同軸
一体回転自在に設けられたウォームギヤ47に螺合して
回転駆動されるものである。
【0020】このように構成された第2の駆動部39
は、モータ14の回転力がギヤ28,27及びウォーム
ギヤ47を介して下部ギヤ43に伝達されることで、こ
の下部ギヤ43と上部ギヤ42とが互いに一体に回転す
る。また中間ギヤ44は、摩擦伝達部材45の摩擦力の
範囲内で上部ギヤ42と一体に回転する。
【0021】さて、中間ギヤ44に選択的に噛合するラ
ック(ディスク移送機構)48は細長板材49の一側縁
部にラック歯50を設けてなるもので、装置基板6の上
面に矢印E,F方向に移動自在に装着されている。また
このラック48の一端部上面には図2に示す如く係合突
起51が突設されている。この係合突起51はディスク
トレイ23の下面板23aに穿設された係合孔52に係
合し、ラック48と一体にディスクトレイ23を矢印
E,F方向に移動するものである。具体的には、モータ
14の正方向回転時、ラック48は矢印F方向にディス
クローディング動作してディスクトレイ23を前記ディ
スク挿脱位置から前記ディスク再生位置に移動させる。
またモータ14の逆方向回転時には、ラック48は矢印
E方向にディスクアンローディング動作してディスクト
レイ23を前記ディスク再生位置からディスク挿脱位置
に移動させる。
【0022】更に装置基板6には欠歯ギヤ(クランプ制
御機構)53が回動自在に設けられている。この欠歯ギ
ヤ53は図8に示す如く略90°の範囲に亘って欠歯部
54を有すると共に、上面中央部に環状カム壁55を有
し、且つこの環状カム壁55より外周側上面に環状カム
溝56を有している。環状カム壁55は、その上端面を
カム面57としたもので、このカム面57は両端側の傾
斜面57a,57bと、これら傾斜面57a,57b相
互間の水平面57cとからなる。この環状カム壁55の
カム面57にトレイガイド15の一側下面に突設された
略V字状の係合突起58が摺動自在に当接する。また環
状カム溝56は、中心からの距離が一定とされた円弧部
56aと、この円弧部56aの一端に連続し、且つ中心
から漸次遠ざかる如く傾斜する直状部(第1係合部)5
6bとからなる。
【0023】また欠歯ギヤ53は、その下面に段部より
なる被当接部59を有している。この被当接部59はデ
ィスクローディング動作の完了時にラック48の他端側
に設けられた段部よりなる第1当接部60に当接して図
9中、矢印F方向に押圧される。この押圧により欠歯ギ
ヤ53が図9中、反時計方向に若干回動して第2の駆動
部39の上部ギヤ42に噛合し、この上部ギヤ42の回
転力で回転駆動される。この欠歯ギヤ53の反時計方向
の回転駆動により、環状カム壁55のカム面57の作用
でトレイガイド15を介してクランプ機構61がクラン
プ動作する。また、欠歯ギヤ53の時計方向の回動によ
りクランプ機構61がクランプ解除動作する。
【0024】このクランプ機構61について説明する
と、クランプ機構61はターンテーブル11の上側に位
置してこのターンテーブル11と対向するクランパ部材
62を有している。このクランパ部材62は円板状をな
し、図14に示す如くその外周縁部62aがディスクト
レイ23の上面板23bに穿設された嵌合孔63の周縁
部上面63aに支承されている。クランパ部材62の上
面略中央には突起64が突設されており、またその下面
には環状係合溝65が設けられている。この環状係合溝
65内に、ターンテーブル11の上面に突設された環状
係合突起66が、係脱自在に係合する。即ち、トレイガ
イド15の下降に伴い図15に示すようにディスクトレ
イ23の下面板23aに設けられた開口部67を介して
ターンテーブル11がディスクトレイ23内に入り込ん
だとき、環状係合溝65内に環状係合突起66が係合す
る。尚、環状係合突起66の略中間部から上端側にかけ
ての外周面は、上端側に向かうに従い漸次小径となるテ
ーパ面68となっている。
【0025】またクランパ部材62は突起64に当接す
るクランパバネ69により下方に押圧付勢されている。
このクランパバネ69は、その一端がトレイガイド15
の天板70の上面に突設された台座71の上面にビス7
2で固定されている。
【0026】このクランパバネ69は、トレイガイド1
5が上昇位置にある非クランプ時においては、その他端
をトレイガイド15の天板70に当接させ、図14に示
すようにその一端が、それ自身のバネ力に抗して持ち上
げられる。そしてトレイガイド15が下降した状態にお
いては、クランパバネ69の他端と天板70とが離反す
ることにより、クランパバネ69の略中間部がそのバネ
力にて下方に偏倚される。この状態で、クランパバネ6
9の略中間部はトレイガイド15の天板70に穿設され
た透孔73を介してトレイガイド15内に押込められ、
クランパ部材62の突起64に当接して該クランパ部材
62をターンテーブル11側に押付ける。
【0027】この際、ディスクトレイ23に載置された
ディスク12は、ターンテーブル11の環状係合突起6
6にその中心孔12aを嵌合させて中心位置合わせさ
れ、上記環状係合突起66とクランパ部材62の環状係
合溝65とが係合する。そしてクランパ部材62は、前
記クランパバネ69で押圧されていることにより、ディ
スク12は図15に示すようにターンテーブル11とク
ランパ部材62との間に狭み込まれる。つまりディスク
12はクランパ部材62を介してターンテーブル11の
上面に押し付けクランプされる。
【0028】前述した欠歯ギヤ53は、このようなクラ
ンプ機構61の動作をカム面57とV字状の係合突起5
8との当接位置を、その回転によって変えることで制御
するものである。
【0029】一方、装置基板6の上面にはトリガ部材7
4がその略中間部を軸75により支持されて回動自在に
取り付けられている。トリガ部材74の一端側下面に設
けられた係合ピン(第2係合部)76は欠歯ギヤ53の
環状カム溝56に摺動自在に係合している。係合ピン7
6はクランプ機構61のクランプ動作終了時に環状カム
溝56の直状部56bに押圧されてトリガ部材74を一
方向(図9中、反時計方向)に回動させる機能を果す。
また係合ピン76はトリガ部材74が他方向(図9中、
時計方向)に回動する際は直状部56bを押圧して欠歯
ギヤ53を図9中、時計方向に回動して第2の駆動部3
9の上部ギヤ42に係合させ、その後上部ギヤ42に係
合した欠歯ギヤ53の回転に伴い、係合ピン76は直状
部56bからの押圧力を受けてトリガ部材74を更に他
方向に回動させる機能を果す。
【0030】またトリガ部材74の略中間部一側には段
部よりなる第2当接部77が設けられている。この第2
当接部77はトリガ部材74が一方向に回動する際、ピ
ックアップ移動機構32の支持体33のガイド軸34に
支持された部分の一端部78を一方向に押圧することに
よって支持体33を若干移動させ、これによってナット
部材36の雌ねじ部38をねじ軸24の雄ねじ部31に
係合させる機能を果す。また同時にナット部材36のね
じ軸24に対する係合終端位置から非係合位置に向かう
ピックアップ移動機構32の支持体33に押し戻されて
トリガ部材74を他方向に回動させる機能を持つ。
【0031】更にトリガ部材74の他端一側には上述し
た第2当接部77と対向して段部よりなる第3当接部7
9が設けられている。この第3当接部79は、ナット部
材36の雌ねじ部38がねじ軸24の雄ねじ部31に係
合して移動駆動される際、ピックアップ移動機構32の
ガイド軸34に支持された部分の他端部に当接して押し
退けられてトリガ部材74を更に回動させる。このトリ
ガ部材74の回動が係合ピン76と環状カム溝56の直
状部56bとを介して欠歯ギヤ53を若干回動させ、欠
歯ギヤ53を上部ギヤ42から離反させる。また前述し
たようにクランプ機構61のクランプ解除動作開始時に
は第3当接部79はトリガ部材74が第2の駆動部39
の上部ギヤ42により他方向に回動されるのに伴って支
持体33を押圧して若干移動させ、ピックアップ移動機
構32のナット部材36の雌ねじ部38をねじ軸24の
雄ねじ部31から離反させる。
【0032】なお、装置フレーム1の天板2の略中央部
には、ディスクトレイ15を上昇させた際にクランパバ
ネ69と天板2との衝突を回避するための透孔80が穿
設されている。また、トリガ部材74はコイルバネ81
により一方向に回動付勢されており、トリガ部材74の
動作の確実化が図られるようになっている。
【0033】次に動作を説明する。
【0034】ディスクトレイ23がディスク挿脱位置に
あるときの装置フレーム1からのディスクトレイ23の
引き出し量は、図1に示す如く半分弱になっている。こ
の状態において欠歯ギヤ53は第2の駆動部39の上部
ギヤ42に噛合しておらず、またナット部材36の雌ね
じ部38もねじ軸24の雄ねじ部31に螺合していな
い。そしてラック48のラック歯50が第2の駆動部3
9の中間ギヤ44に噛合して図9中、2点鎖線の状態に
なっている。また、装置基板6とトレイガイド15は図
3(A)に示すようにトレイガイド15が装置フレーム
1の天板2に位置規制され、トレイガイド15と装置基
板6とが最大限に拡げられた状態になっている。
【0035】この状態でディスクトレイ23の下面板2
3a上にディスク12をその径方向に挿入した後、再生
操作すると、ピックアップ移動制御用モータ14が正方
向に回転する。このモータ14の回転力はギヤ28,2
7を介してねじ軸24とウォームギヤ47とに伝達され
る。更にこの回転力はウォームギヤ47を介して第2の
駆動部39の下部ギヤ43に伝達され、この下部ギヤ4
3と一体に上部ギヤ42が図9中、反時計方向に回転す
る。するとこの上部ギヤ42の回転力が摩擦伝達部材4
5を介して中間ギヤ44に伝達されて、この中間ギヤ4
4が上部ギヤ42と同方向に回転する。
【0036】第2の駆動部39の中間ギヤ44の回転に
伴い、これに噛合しているラック48が図9中、矢印F
方向にディスクローディング動作し、このラック48と
一体にディスクトレイ23が矢印F方向に移動する。そ
してラック48が図9中、実線の状態から更に矢印F方
向にディスクローディング動作して、そのラック歯50
が第2の駆動部39の中間ギヤ44から外れる直前にな
ると、このラック48の第1当接部60が欠歯ギヤ53
の被当接部59に当接する。
【0037】従って、ラック48のラック歯50が第2
の駆動部39の中間ギヤ44より外れようとするときラ
ック48の矢印F方向のディスクローディング動作によ
って欠歯ギヤ53が正方向、即ち図9中、反時計方向に
若干押圧回動される。この結果、欠歯ギヤ53が第2の
駆動部39の上部ギヤ42に噛合する。そして、ラック
48は第2の駆動部39の中間ギヤ44から外れた位置
で停止し、ディスクローディング動作が完了する(図1
0の状態)。このディスクローディング動作完了時にお
いては、ディスク12は図14に示す如くターンテーブ
ル11の上方に位置する。
【0038】このようなラック48の駆動に伴うディス
クトレイ15の引込みによるディスクローディングが完
了すると、この時点において第2の駆動部39の上部ギ
ヤ42に噛合した欠歯ギヤ53が図9中、反時計方向に
回動される。すると欠歯ギヤ53のカム面の水平面57
cに係合突起58が当接されることによって線ばね7a
に抗して押し拡げられていた装置基板6とディスクトレ
イ15とは、欠歯ギヤ53の回転に伴う係合突起58の
傾斜面57bを介する穴部57dへの入り込みにより、
装置基板6の係合突部8を支点として互いに閉じ合い、
図3(B)に示すように装置フレーム1の天板2と平行
になる。
【0039】この状態において、装置基板6に設けられ
ているターンテーブル11がディスクトレイ15の内部
に入り込み、クランパバネ69に押圧されているクラン
パ部材62によって上記ターンテーブル11上にディス
ク12がクランプされる。
【0040】即ち、ターンテーブル11の環状係合突部
66がディスク12の中心孔12aを介して、クランパ
部材62の係合溝65内に係合し、クランパバネ64の
付勢力に抗してディスク12とクランパ部材62が若干
押し上げられる。このクランパバネ64の反力でクラン
パ部材62を介してディスク12がターンテーブル11
上に強く押し付けクランプされて、図15の状態とな
り、ターンテーブル駆動用モータ11aが回転駆動して
ターンテーブル11と共にディスク12が回転する。
【0041】なお、欠歯ギヤ53が図9の状態から図1
1の状態に回動する間は、トリガ部材74の係合ピン7
6が環状カム溝56の円弧部56aに係合しているため
初期状態のままで変化しない。
【0042】そして、欠歯ギヤ53が図11の状態から
更に反時計方向に回動して図12の状態になるのに伴
い、係合ピン76が環状カム溝56の円弧部56aから
直状部56bの略中間部に移動し、係合ピン76が直状
部56bに押されてトリガ部材74が軸75を中心に反
時計方向に回動する。トリガ部材74の回動により、そ
の第2当接部77が支持体33の一端部78を一方向に
押圧するため、この支持体33が矢印A方向に移動し、
ナット部材36の雌ねじ部38が、一方向に回転してい
るねじ軸24の雄ねじ部31に螺合する。そしてねじ軸
24によるねじ送り作用で支持体33が矢印A方向に移
動する。
【0043】この移動に伴い、支持体33の他端部82
がトリガ部材74の第3当接部79を一方向に押圧する
ため、トリガ部材74が更に反時計方向に回動する。こ
の回動に伴い係合ピン76が環状カム溝56の直状部5
6bの略中間部から先端部に移動し、欠歯ギヤ53が更
に反時計方向に回動する。この欠歯ギヤ53の回動によ
り欠歯ギヤ53は第2の駆動部39の上部ギヤ42から
外れて、その回転が停止する(図13の状態)。
【0044】そして前記ねじ送り作用で支持体33と一
体にピックアップ13がディスク12の中心側から外周
側に向かって矢印A方向に移動しながら、また適宜矢印
B方向に戻されながらディスク12の情報記録面に記録
されている情報を光学的に読み取り、ディスク12の再
生動作が行われる。
【0045】ディスク12の再生動作の終了に伴い、イ
ジェクト操作するとピックアップ移動制御用モータ14
が逆方向に回転駆動される。これに伴いねじ軸24が他
方向に回転するため、このねじ軸24とナット部材36
との螺合によるねじ送り作用で、支持体33と一体にピ
ックアップ13がディスク12の外周側から中心側に向
かって矢印B方向に移動する。そしてピックアップ13
がディスク再生領域を外れて移動されると支持体33の
一端部78がトリガ部材74の第2当接部77に当接し
て図13の状態となり、この第2当接部77を他方向に
押圧する。これによりトリガ部材74が時計方向に回動
し、この回動に伴い係合ピン76が環状カム溝56の直
状部56bの先端部から略中間部に移動する。そしてこ
の係合ピン76による直状部56bの押圧により、欠歯
ギヤ53が時計方向に回動して第2の駆動部39の上部
ギヤ42に噛合して図12の状態となる。
【0046】すると上部ギヤ42の回転力で欠歯ギヤ5
3が時計方向に回動し、この回動に伴い、係合ピン76
が環状係合溝56の直状部56bの略中間部から基端部
(円弧部56aとの接続端部)に移動し、この移動に伴
って係合ピン76が直状部56bに押されてトリガ部材
74が更に時計方向に回動する。そしてこのトリガ部材
74の回動に伴い、トリガ部材74の第3当接部79が
支持体33の他端部82を他方向に押圧する。この押圧
により支持体33が矢印B方向に移動し、ナット部材3
6の雌ねじ部38がねじ軸24の雄ねじ部31から外さ
れて、支持体33の移動が停止する(図11の状態)。
【0047】そして上部ギヤ42の回転力により欠歯ギ
ヤ53が更に時計方向に回動して図10の状態になる
と、この欠歯ギヤ53の被当接部59がラック48の第
1当接部60に当接する。この後、欠歯ギヤ53が更に
時計方向に回動して図9の状態になるに伴い、被当接部
59が第1当接部60を矢印E方向に押圧すると共に、
この欠歯ギヤ53は第2の駆動部39の上部ギヤ42か
ら外れて、その回転が停止する。このときにはラック4
8のラック歯50が第2の駆動部39の上部ギヤ42に
噛合しているので、ラックは上部ギヤ42の回転力で矢
印E方向に移動する。
【0048】一方、欠歯ギヤ53が図13の状態から図
10の状態になる間において、トレイガイド15と装置
基板6は、カム面56と係合突起58との係合作用で、
図3(B)の状態から図3(A)の初期状態に復帰位置
して、ターンテーブル11が図15の状態から図14の
状態に上昇して、ディスク12のクランプが解除され
る。
【0049】そしてラック48の矢印E方向へのディス
クアンローディング動作により、ディスクトレイ23が
矢印E方向へ移動して、図1に示す初期のディスクアン
ローディング位置になり、ディスク12をディスクトレ
イガイド23から取り出すことができる。
【0050】以上のように実施例装置によれば、中間ギ
ヤに噛合させてラックを駆動してディスクローディング
動作を行わせ、ディスクローディング完了間際に欠歯ギ
ヤを上部ギヤに噛合させる。そして上部ギヤに噛合した
欠歯ギヤの動作により上記ラックと中間ギヤとの噛合を
解除し、欠歯ギヤの回転によりディスククランプを行わ
せる。その後、ディスククランプ動作の完了間際には、
トリガ部材を介してピックアップ移動機構を送りねじに
噛合させ、ピックアップ移動機構の動作により上記トリ
ガ部材を介して欠歯ギヤと上部ギヤとの噛合を解除す
る。この結果、モータの回転力がラック、欠歯ギヤ、ピ
ックアップ移動機構へと次々にタイミング良く切換え伝
達されることになる。
【0051】また逆にディスクアンローディングする場
合においても上記とは逆の作用でピックアップ移動機構
から欠歯ギヤへ、更に欠歯ギヤからラックへとモータの
回転力が次々と切換え伝達される。
【0052】これ故、煩雑な動作タイミング制御を行う
ことなく、簡単な構成によりディスクローディングとデ
ィスク再生とを連続的に、且つ効率的に行わせることが
可能となる。
【0053】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ものではない。例えば欠歯ギヤにカム溝を設けることに
変えて、欠歯ギヤの回転を別の歯車に伝達し、この歯車
にトリガ部材に係合するカム溝を形成するようにしても
良い。このようにすれば、トリガ部材を設ける位置を欠
歯ギヤから離すことができるので、欠歯ギヤの周辺に多
くの部品が集中して重なり配置されると云う不具合を解
消し、部品配置を平面化することが可能となる。
【0054】また実施例ではトリガ部材の動きを確実な
ものとする為にばね81を設けたが、トリガ部材の支持
体に対する当接部の形状を適正に定めておけば、上記ば
ね81を省略することもできる。更にはピックアップ1
3を送りねじを用いて移動駆動するようにしたが、ラッ
クとピニオンを用いた移動機構とすることもできる。そ
の他、クランプ機構等本発明の主旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能なことは勿論のことである。
【0055】
【発明の効果】以上の如く本発明のディスク再生装置に
よれば、欠歯ギヤと駆動ギヤとの噛合とその解除、およ
びピックアップ移動手段のナット(ラック)と送りねじ
(ピニオン)との螺合(噛合)とその解除が、動作連係
手段により相互に連係して行なわれるので、モータの回
転力の効果的な伝達切換により、ディスクローディング
手段によるディスクローディング動作と、ピックアップ
移動手段によるディスク再生動作とを安定、且つ確実に
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るディスク再生装置の斜
視図である。
【図2】同ディスク再生装置の装置基板とトレイガイド
の斜視図である。
【図3】同ディスク再生装置の一部を切欠した側面図で
ある。
【図4】同ディスク再生装置のピックアップ移送機構と
ディスク移動機構の平面図である。
【図5】同ディスク再生装置のねじ軸とナット部材の一
部を切欠した側面図である。
【図6】図5のG円部分の拡大図である。
【図7】同ディスク再生装置の第2の駆動部の縦断面図
である。
【図8】同ディスク再生装置の欠歯ギヤの斜視図であ
る。
【図9】同ディスク再生装置の要部の動作説明図であ
る。
【図10】同ディスク再生装置の要部の動作説明図であ
る。
【図11】同ディスク再生装置の要部の動作説明図であ
る。
【図12】同ディスク再生装置の要部の動作説明図であ
る。
【図13】同ディスク再生装置の要部の動作説明図であ
る。
【図14】同ディスク再生装置のクランプ機構の非クラ
ンプ状態の縦断面図である。
【図15】同ディスク再生装置のクランプ機構のクラン
プ状態の縦断面図である。
【符号の説明】
12 ディスク 13 ピックアップ 14 ピックアップ移動制御用モータ 24 ねじ軸(送りねじ) 31 雄ねじ部 32 ピックアップ移動機構 36 ナット部材 42 上部ギヤ(駆動ギヤ) 48 ラック(ディスク移送機構) 53 欠歯ギヤ 54 欠歯部 74 トリガ部材(動作連係手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体であるディスクをディスク挿脱
    位置からディスク再生位置ヘ移送してその位置に保持す
    るディスクローディング動作及び前記ディスク再生位置
    における前記ディスクをその保持を解除して前記ディス
    ク挿脱位置へ移送するディスクアンローディング動作を
    行なうディスク移送機構と、ピックアップを支持し所定
    の範囲内で往復動作してこのピックアップに前記ディス
    クの情報記録面に記録されている情報の読み取りを行な
    わせるピックアップ移動機構と、このピックアップ移動
    機構を駆動するモータとを備えたディスク再生装置にお
    いて、 前記モータにより正逆回転駆動される駆動ギヤと、 欠歯部を有して前記ディスク移送機構の一部を構成し、
    前記駆動ギヤに噛合し正方向に回転して前記ディスク移
    送機構を前記ディスクローディング動作させ、そのディ
    スクローディング動作の終了段階で前記駆動ギヤに対す
    る噛合終了位置に達し、また逆方向の回転により前記駆
    動ギヤに噛合して前記ディスクアンローディング動作が
    開始される直前は前記駆動ギヤに対する噛合開始直前位
    置にある欠歯ギヤと、 一定の範囲に雄ねじ部を有し、前記駆動ギヤと同時に前
    記モータにより正逆回転駆動される送りねじと、 前記ピックアップ移動機構の一部を構成し、このピック
    アップ移動機構が前記所定の範囲から一方に外れたとき
    前記雄ねじ部との螺合終端位置に達するナット部材と、 前記ディスクローディング動作の終了段階において前記
    欠歯ギヤの正方向の回転力を受けて前記ピックアップ移
    動機構のナット部材を前記送りねじに螺合させ、前記ナ
    ット部材と前記送りねじとの螺合後はこの送りねじの正
    方向の回転力を受けて前記欠歯ギヤを前記駆動ギヤから
    離反させ、また前記送りねじの逆方向への回転時に前記
    ピックアップ移動機構が前記所定の範囲から外れた後、
    前記ナット部材が前記送りねじの雄ねじ部から外れるま
    での間にこの送りねじの逆方向の回転力を受けて前記欠
    歯ギヤを前記駆動ギヤに噛合させ、前記欠歯ギヤと前記
    駆動ギヤとの噛合後はこの駆動ギヤの回転力を受けて前
    記ナット部材を前記雄ねじ部から離反させると共に前記
    ピックアップ移動機構をそのままの位置に保持する動作
    連係手段と、を具備したことを特徴とするディスク再生
    装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体であるディスクをディスク挿脱
    位置からディスク再生位置へ移送してその位置に保持す
    るディスクローディング動作及び前記ディスク再生位置
    における前記ディスクをその保持を解除して前記ディス
    ク挿脱位置へ移送するディスクアンローディング動作を
    行なうディスク移送機構と、ピックアップを支持し所定
    の範囲内で往復動作してこのピックアップに前記ディス
    クの情報記録面に記録されている情報の読み取りを行な
    わせるピックアップ移動機構と、このピックアップ移動
    機構を駆動するモータとを備えたディスク再生装置にお
    いて、 前記モータにより正逆回転駆動される駆動ギヤと、 欠歯部を有して前記ディスク移送機構の一部を構成し、
    前記駆動ギヤに噛合し正方向に回転して前記ディスク移
    送機構を前記ディスクローディング動作させ、そのディ
    スクローディング動作の終了段階で前記駆動ギヤに対す
    る噛合終了位置に達し、また逆方向の回転により前記駆
    動ギヤに噛合して前記ディスクアンローディング動作が
    開始される直前は前記駆動ギヤに対する噛合開始直前位
    置にある欠歯ギヤと、前記モータにより正逆回転駆動さ
    れるピニオンと、 前記ピックアップ移動機構の一部を構成し、このピック
    アップ移動機構が前記所定の範囲から一方に外れたとき
    前記ピニオンのと噛合終端位置に達するラックと、 前記ディスクローディング動作の終了段階において前記
    欠歯ギヤの正方向の回転力を受けて前記ピックアップ移
    動機構のラックを前記ピニオンに噛合させ、前記ラック
    と前記ピニオンとの噛合後はこのピニオンの正方向の回
    転力を受けて前記欠歯ギヤを前記駆動ギヤから離反さ
    せ、また前記ピニオンの逆方向の回転時に前記ピックア
    ップ移動機構が前記所定の範囲から外れた後、前記ラッ
    クが前記ピニオンから外れるまでの間にこのピニオンの
    逆方向の回転力を受けて前記欠歯ギヤを前記駆動ギヤに
    噛合させ、前記欠歯ギヤと前記駆動ギヤとの噛合後はこ
    の駆動ギヤの回転力を受けて前記ラックを前記ピニオン
    から離反させると共に前記ピックアップ移動機構をその
    ままの位置に保持する動作連係手段と、を具備したこと
    を特徴とするディスク再生装置。
JP3313728A 1991-10-31 1991-10-31 デイスク再生装置 Withdrawn JPH05128688A (ja)

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JP3313728A JPH05128688A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 デイスク再生装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7080390B2 (en) 2002-06-19 2006-07-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Power transmitting device for stepping motor and disk drive provided with the same
JP2008059747A (ja) * 2007-10-12 2008-03-13 Clarion Co Ltd ディスクプレーヤ

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