JP2704334B2 - ディスク再生装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はターンテーブル上にディ
スクを安定・確実に装着することのできる簡易な構造の
ディスククランプ機構を備えたディスク再生装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】近時、ＣＤ（コンパクトディスク）に記
録された情報を光学的に読取り再生するディスク再生装
置が普及してきた。この種のディスク再生装置の内で、
特にディスクトレイを用いた方式のものは、一般に装置
本体から引出されてＣＤが載置されたディスクトレイを
装置本体内に引き込んだ後、このディスクトレイをター
ンテーブル側に下降させることで、該ディスクトレイ上
のＣＤを中心位置合せして前記ターンテーブル上にセッ
トし、この際、その上方からクランパ部材を装着するこ
とで、該クランパ部材とターンテーブルとの間にＣＤを
挾み込むものとなっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところでクランパ部材
によるターンテーブル上へのＣＤの挟持固定を確実なも
のとするべく、従来一般的には、専ら電磁石の吸着力が
利用されている。しかし、このようなマグネットクラン
プ方式のものは、その構成が大掛かりなものとなると云
う不具合があった。

【０００４】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的とするところは、電磁石等を用いた
大掛かりなディスククランプ機構を用いることなく、簡
易に、且つ安定・確実にターンテーブル上にディスクを
クランプする機構を備えたディスク再生装置を提供する
ことにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、モータにより
回転駆動されるターンテーブルを組込んだ筐体内に、該
筐体に対して前記ターンテーブルの軸方向に移動自在に
トレイガイドを設けると共に、このトレイガイドに前記
軸方向と直交する方向に移動自在にディスクトレイを設
け、このディスクトレイ上に載置されたディスクを前記
ターンテーブル上に移送して情報再生する再生装置に係
り、前記ディスクトレイのディスク載置部の中央部上方
を覆う上面板に、前記トレイガイドおよび前記ターンテ
ーブル相互の前記軸方向の近接動作に関連して、前記デ
ィスクトレイ上のディスクを介して前記ターンテーブル
により持上げられて前記ディスクと共に前記ディスクト
レイから離反するクランパ部材を回転自在に支持して設
けると共に、前記トレイガイドに、該トレイガイドが前
記ターンテーブルから離れているときにはその一端部を
前記筐体の上部に当接させて弾性変形して他端側を前記
クランパ部材から離反させると共に、前記トレイガイド
が前記ターンテーブルに近接して前記ディスクと共に前
記クランパ部材が持上げられるときには前記他端側にて
前記クランパ部材をディスク面側に押圧付勢する板バネ
を設けたことを特徴とするものである。

【０００６】

【作用】上述した構成によれば、トレイガイドとターン
テーブルとが近接して、該ターンテーブルによりディス
クと共にクランパ部材が持上げられる再生状態以外で
は、板バネの弾性変形によりクランパ部材から離反され
ているので該板バネによるクランパ部材のディスク方向
への押圧付勢がなく、従ってトレイガイドに移動自在に
支持されたディスクトレイは、クランパ部材による妨げ
を受けることなくターンテーブルの軸方向に直交する方
向に円滑に移動する。しかも、上記再生状態にあって
は、板バネの弾性変形が解除されるので、該板バネはそ
の弾性力を以てクランパ部材をディスク側に押圧付勢す
るので、クランパ部材とターンテーブルとの間にディス
クが確実に挟持固定される。

【０００７】

【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。

【０００８】図１は、本発明に係るディスク再生装置の
斜視図であり、同図中、１は装置フレーム（筐体）で、
天板２と、両側板３，４と、後端板５とからなる。装置
フレーム１の内部には、装置基板６がコイルバネ等の緩
衝部材７を介して上下動自在に吊下されている（図３参
照）。そしてディスク再生状態において、装置フレーム
１に加わる衝撃が緩衝部材７により緩和されて装置基板
６に伝わらないようになっている。

【０００９】装置基板６の両側前端下縁部に係合突部８
が設けられ（図２及び図４参照）、これら係合突部８
は、装置フレーム１の両側板３，４の前端下縁部に直角
内方に向けて突設された突出片９に穿設された平面略三
角形のガイド孔１０内に係脱自在に係合する。ディスク
再生状態以外においてこれら係合突部８がガイド孔１０
内に係合することにより、図４（Ａ）に示すように装置
基板６が装置フレーム１の奥部に押込まれ、且つ後述す
るトレイガイド１６が装置フレーム１の天板２側に押し
付けられて装置フレーム１内に装置基板６およびトレイ
ガイド１６が保持固定される。

【００１０】装置フレーム１の天板２と装置基板６との
間には図５に示す如くトレイガイド１６が設けられてい
る。このトレイガイド１６は、その両側後端部の取付ブ
ラケット１７，１８を、装置基板６の両側後端部の取付
ブラケット１９，２０にピン２１を介して取り付けるこ
とで、装置基板６に対して矢印Ｃ、Ｄ方向に回動自在に
設けられている。尚、装置基板６とトレイガイド１６
は、その前端部に掛け渡された線バネ７ａにより互いに
近接する方向に付勢されている。

【００１１】そして、トレイガイド１６の両側のガイド
溝２２，２３には、ディスク１３が載置される偏平箱状
のディスクトレイ２４が、図２に示すようにディスク再
生位置とディスク挿脱位置との間を矢印Ｅ，Ｆ方向に往
復動自在に装着されている。

【００１２】さて、装置基板６には、ターンテーブル駆
動用モータ１１ａにより回転されるターンテーブル１１
が設けられている。このターンテーブル１１の上に図５
（Ｂ）に示す如く記録媒体であるディスク１３が載置さ
れて、このターンテーブル１１と一体に回転する。ま
た、装置基板６には、ターンテーブル１１に載置されて
回転されるディスク１３の情報記録面に記録されている
情報を光学的に読み取るピックアップ１４が装着されて
いる。このピックアップ１４はガイド軸により支持され
て、正逆方向に回転制御されるピックアップ移動制御用
モータ１５により矢印Ａ，Ｂ方向（ディスク１３の径方
向）に往復動される。

【００１３】装置基板６にはピックアップ移動制御用モ
ータ１５の力が選択的に伝達されて回動する欠歯ギヤ２
７が回動自在に設けられている。この欠歯ギヤ２７は図
３に示す如く略９０°の範囲に亘って欠歯部２８を有す
ると共に、上面中央部に環状カム壁２９を有している。
環状カム壁２９は、その上端面がカム面３０となってお
り、このカム面３０は両端側の傾斜面３０ａ，３０ｂ
と、これら傾斜面３０ａ，３０ｂ相互間の水平面３０ｃ
とからなる。

【００１４】環状カム壁２９のカム面３０に、トレイガ
イド１６の一側下面に突設された略Ｖ字状の係合突起３
１が摺動自在に係合する。そして、欠歯ギヤ２７の反時
計方向の回転駆動により、環状カム壁２９のカム面３０
の作用でトレイガイド１６を介してクランプ機構３２が
クランプ動作する。また、欠歯ギヤ２７の時計方向の回
動によりクランプ機構３２がクランプ解除動作する。

【００１５】クランプ機構３２はターンテーブル１１の
上側に位置してこのターンテーブル１１と対向するクラ
ンパ部材３３を有している。このクランパ部材３３は円
板状をなし、図５に示す如くその外周縁部３３ａがディ
スクトレイ２４の上面板２４ａに穿設された嵌合孔３４
の周縁部上面３４ａに上下動自在に支承されている。

【００１６】更に、装置基板６には欠歯ギヤ２７が回動
自在に設けられている。この欠歯ギヤ２７は図３に示す
如く略９０°の範囲に亘って欠歯部２８を有すると共
に、上面中央部に環状カム壁２９を有し、且つこの環状
カム壁２９より外周側上面に環状カム溝を有している。
環状カム壁２９は、その上端面をカム面３０としたもの
で、このカム面３０は両端側の傾斜面３０ａ，３０ｂ
と、これら傾斜面３０ａ，３０ｂ相互間の水平面３０ｃ
とからなる。この環状カム壁２９のカム面３０にトレイ
ガイド１６の一側下面に突設された略Ｖ字状の係合突起
３１が摺動自在に当接する。

【００１７】また、欠歯ギヤ２７は、ディスクローディ
ング動作の完了時に前記モータ１５の力を受けて反時計
方向に回転駆動される。この欠歯ギヤ２７の反時計方向
の回転駆動により、環状カム壁２９のカム面３０の左様
でトレイガイド１６を介してクランプ機構３２がクラン
プ動作する。また、欠歯ギヤ２７の時計方向の回動によ
りクランプ機構３２がクランプ解除動作する。

【００１８】このクランプ機構３２について説明する
と、クランプ機構３２はターンテーブル１１の上側に位
置してこのターンテーブル１１と対向するクランパ部材
３３を有している。このクランパ部材３３は円板状をな
し、図５に示す如くその外周縁部３４ａがディスクトレ
イ２４の上面板２４ａに穿設された嵌合孔３４の周縁部
上面３４ａに支承されている。クランパ部材３３の上面
略中央には突起３５が突設されており、またその下面に
は環状係合溝３６が設けられている。この環状係合溝３
６内に、ターンテーブル１１の上面に突設された環状係
合突起１２が、係脱自在に係合する。

【００１９】即ち、トレイガイド１６の下降に伴い図５
（Ｂ）に示すようにディスクトレイ２４の下面板２４ｂ
に設けられた開口部３７を介してターンテーブル１１が
ディスクトレイ２４内に入り込んだとき、環状係合溝３
６内に環状係合突起１２が係合する。尚、環状係合突起
３６の略中間部から上端側にかけての外周面は、上端側
に向かうに従い漸次小径となるテーパ面３８となってい
る。

【００２０】また、クランパ部材３３は突起３５に当接
するクランパバネ（板バネ）３９により下方に押圧付勢
されている。このクランパバネ３９は、図６に示す如
く、平面略正方形状の主体３９ａの略中央部にＵ字片３
９ｂを打ち抜き形成し、主体３９ａの一端側には断面略
半円形状の当接片３９ｅ（一端部）、他端側には断面コ
字形の屈曲片３９ｃ（他端部）を有し、屈曲片３９ｃの
先端は主体３９ａと同一面の延長部３９ｄとし、Ｕ字片
３９ｂには取付孔３９ｆがあけてある。

【００２１】このクランパバネ３９は、中間部すなわち
取付孔３９ｆを、トレイガイド１６の天板１６ａの上面
に突設された台座４０の上面にビス４１で固定される。

【００２２】そして、このクランパバネ３９は、トレイ
ガイド１６がターンテーブル１１から離反した図５
（Ａ）の位置にある時は、１当接片３９ｅが天板２に当
接してＵ字片３９ｂの基端を弾性変形させ、屈曲片３９
ｃをクランパ部材３３中心の突起３５から上方へ離反さ
せている。トレイガイド１６がターンテーブル１１に近
接してターンテーブル１１とクランパ部材３３とでディ
スク１３を挟持している図５（Ｂ）の状態では、当接片
３９ｅが天板２から離反して屈曲片３９ｃの底面を突起
３５に押し付ける。

【００２３】この際、ディスクトレイ２４に載置された
ディスク１３は、ターンテーブル１１の環状係合突起１
２にその中心孔１３ａを嵌合させて中心位置合わせさ
れ、上記環状係合突起１２とクランパ部材３３の環状係
合溝３６とが係合する。そして、クランパ部材３３は、
前記クランパバネ３９で押圧されていることにより、デ
ィスク１３は図５（Ｂ）に示すようにターンテーブル１
１とクランパ部材３３との間に狭み込まれる。つまり、
ディスク１２はクランパ部材３３を介してターンテーブ
ル１１の上面に押し付けクランプされる。

【００２４】前述した欠歯ギヤ２７は、このようなクラ
ンプ機構３２の動作をカム面３０とＶ字状の係合突起３
１との当接位置を、その回転によって変えることで制御
するものである。

【００２５】次に動作を説明する。

【００２６】ディスクトレイ２４がディスク挿脱位置に
あるときの装置フレーム１からのディスクトレイ２４の
引き出し量は、図１に示す如く半分弱になっており、ま
た、装置基板６とトレイガイド１６は図３（Ａ）の状態
になっている。

【００２７】この状態でディスクトレイ２４の下面板２
４ｂ上にディスク１３をその径方向に挿入した後、再生
操作すると、ピックアップ移動制御用モータ１５が正方
向に回転する。このモータ１５の回転力は欠歯ギヤ２７
には伝達されずにスライド部材２６に伝達され、このス
ライド部材２６が図２中、矢印Ｆ方向にディスクローデ
ィング動作し、このスライド部材２６と一体にディスク
トレイ２４が矢印Ｆ方向に移動する。そして、ディスク
トレイ２４の中心がターンテーブル１１の中心と合致し
た位置になると、ディスクローディング動作が完了し
て、スライド部材２６へのモータ１５の動力伝達が遮断
され、その位置に停止し、ディスク１３は図５（Ａ）に
示す如くターンテーブル１１の上方に位置する。

【００２８】このようなスライド部材２６の駆動に伴う
ディスクトレイ２４の引込みによるディスクローディン
グが完了すると、この時点において欠歯ギヤ２７が図２
中、反時計方向に回動される。すると今まで、欠歯ギヤ
２７のカム面の水平面３０ｃに係合突起３１が当接され
ることによって線ばね７ａに抗して押し拡げられていた
装置基板６とトレイガイド１６とは、欠歯ギヤ２７の回
転に伴う係合突起３１の傾斜面３０ｂを介する穴部３０
ｄへの入り込みにより、装置基板６の係合突部８を支点
として互いに閉じ合い、トレーガイド１６がターンテー
ブル１１に向けて下降し図３（Ｂ）に示すように装置フ
レーム１の天板２と平行になる。

【００２９】この状態において、装置基板６に設けられ
ているターンテーブル１１がディスクトレイ１６の内部
に入り込み、クランパバネ３９に押圧されているクラン
パ部材３３によって上記ターンテーブル１１上にディス
ク１３がクランプされる。

【００３０】即ち、ターンテーブル１１の環状係合突部
３６がディスク１３の中心孔１３ａを介して、クランパ
部材３３の係合溝３８内に係合し、クランパバネ３９の
付勢力に抗してディスク１３とクランパ部材３３が若干
押し上げられる。このクランパバネ３９の反力でクラン
パ部材３３を介してディスク１３がターンテーブル１１
上に強く押し付けクランプされて、図５（Ｂ）の状態と
なり、ターンテーブル駆動用モータ１１ａが回転駆動し
てターンテーブル１１と共にディスク１３が回転する。

【００３１】この状態でピックアップ１４がディスク１
３の中心側から外周側に向かって矢印Ａ方向に移動しな
がら、また適宜矢印Ｂ方向に戻されながらディスク１３
の情報記録面に記録されている情報を光学的に読み取
り、ディスク１３の再生動作が行われる。

【００３２】ディスク１３の再生動作の終了に伴い、イ
ジェクト操作するとピックアップ移動制御用モータ１５
が逆方向に回転駆動される。これに伴いピックアップ１
４がディスク１３の外周側から中心側に向かって矢印Ｂ
方向に移動する。そして、ピックアップ１４がディスク
再生領域を外れて初期位置に復帰すると、その位置に停
止すると共にピックアップ移動制御用モータ１５の動力
が欠歯ギヤ２７に伝達される。これにより、欠歯ギヤ２
７が時計方向に回動することにより、トレイガイド１６
と装置基板６は、カム面３６と係合突起３１との係合作
用で、図３（Ｂ）の状態から図３（Ａ）の初期状態に復
帰位置して、ターンテーブル１１が図６の状態から図５
の状態に上昇して、ディスク１３のクランプが解除され
る。

【００３３】そして、スライド部材２６の矢印Ｅ方向へ
のディスクアンローディング動作により、ディスクトレ
イ２４が矢印Ｅ方向へ移動して、図１に示す初期のディ
スクアンローディング位置になり、ディスク１３をディ
スクトレイ２４から取り出すことができる。以上のよう
に実施例装置によれば、クランパ部材をディスク側に押
圧付勢して該クランパ部材とターンテーブルとの間にデ
ィスクを挟持させる板バネが、ディスクトレイを移動自
在に収納したトレイガイドに設けられており、このトレ
イガイドとターンテーブルとが離れた状態である非再生
状態においては、板バネの一端が前記トレイガイドをタ
ーンテーブルの軸方向に移動自在に支持してなる筐体の
上部に当接することで弾性変形させられて、その他端を
クランパ部材から離反するように設定されている。従っ
て、ディスク再生時には板バネの作用によりクランパ部
材とターンテーブルとの間にディスクを安定・確実に保
持することができると共に、非再生時であるディスクロ
ーディング時やディスクアンローディング時には板バネ
によるクランパ部材の押圧付勢を解除して、その動作の
円滑化を図ることができる。しかも、非常に簡単な構造
の板バネと、この板バネを取付けてなるトレイガイドの
動きによって、簡易に、且つ安定・確実なディスククラ
ンプ動作を行なわせることができる等の効果が奏せられ
る。

【００３４】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ものではない。実施例では、モータにより回転駆動され
るターンテーブルを組込んだ筐体に対してトレイガイド
を上下動するものとしたが、トレイガイドに対して筐体
が上下動することでターンテーブルとディスクトレイと
の近接動作を制御する構成としても良い。また、非クラ
ンプ時に板バネを弾性変形させてクランパ部材から離反
させる手段についても、例えばクランパ部材の作動端を
位置規制する別の部材を設ける等、種々変形することが
できる。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能である。

【００３５】

【発明の効果】以上の如く本発明のディスク再生装置に
よれば、電磁石を用いることなく、板バネのバネ力によ
る簡単な構成でディスクをターンテーブル上に安定・確
実にクランプすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係るディスク再生装置の斜
視図である。

【図２】同ディスク再生装置の装置基板とトレイガイド
の斜視図である。

【図３】同ディスク再生装置の欠歯ギヤの斜視図であ
る。

【図４】同ディスク再生装置の一部を切欠した側面図で
ある。

【図５】同ディスク再生装置のクランプ機構の作用を説
明する為の縦断面図である。

【図６】同ディスク再生装置のクランプバネを示す平面
図である。

【符号の説明】

１ 装置フレーム（筐体） ６ 装置基板 １１ ターンテーブル １３ ディスク １６ トレイガイド ２４ ディスクトレイ ２４ａ 上面板 ２４ｂ 下面板 ３３ クランパ部材 ３９ クランパバネ（板バネ）

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】筐体（１）と、 この筐体内に組込まれたターンテーブル（１１）と、 前記筐体内に組込まれ、ターンテーブルの軸方向に移動
   自在なトレイガイド（１６）と、 このトレイガイドにターンテーブルの軸と直交する方向
   に移動自在に支持され、トレイガイドから引出された位
   置でディスクを載せ換えでき、トレイガイド内に挿入さ
   れた位置では該ディスクを前記ターンテーブルの上方に
   位置させるディスクトレイ（２４）と、 このディスクトレイに支持され、ディスクトレイに載置
   されたディスクの上方に位置するクランパ部材（３３）
   と、 前記トレイガイドに中間部を固定され、トレイガイドが
   ターンテーブルから離反した位置にあるときは一端部
   （３９ｅ）を前記筐体に当接させ他端部（３９ｃ）を前
   記クランパ部材から離反させ、トレイガイドがターンテ
   ーブルに接近して該ターンテーブルと前記クランパ部材
   とでディスクを挟持するときは一端部を前記筐体から離
   反させ他端部で前記クランパ部材の中心部をターンテー
   ブル方向に押し付ける板バネ（３９）と を具備したこと
   を特徴とするディスク再生装置。