JPH04360061A - ディスクチェンジャー装置 - Google Patents

ディスクチェンジャー装置

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JPH04360061A
JPH04360061A JP3134844A JP13484491A JPH04360061A JP H04360061 A JPH04360061 A JP H04360061A JP 3134844 A JP3134844 A JP 3134844A JP 13484491 A JP13484491 A JP 13484491A JP H04360061 A JPH04360061 A JP H04360061A
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tray
clamper
turntable
magazine
arm
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Yoshiaki Nakagawa
仲川 芳明
Takashi Suzuki
隆 鈴木
Yasuyoshi Kagohashi
籠橋 安好
Seiji Nakama
名嘉真 成二
Masataka Kaneda
金田 正隆
Hiroki Kobayashi
浩樹 小林
Yoshitaka Nakamura
義隆 中村
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マガジン内に収納され
た複数枚のディスクから所定のディスクを取り出して再
生するディスクチェンジャー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は従来のディスクチェンジャー装
置の要部の概略を示している。図14において、100
はディスク101を載置するトレイであり、このディス
ク101が載置されたトレイ100はマガジン内から矢
印方向に引き出される。102はトレイ100の底面に
形成された孔である。103はディスク101を回転駆
動するためのターンテーブルであり、このターンテーブ
ル103はモータ104の回転軸105に固定されてい
る。106はディスク101に記録されたデータを読取
る光ピックアップであり、この光ピックアップ106は
ディスク101の半径方向に移動可能である。107は
ディスク101をターンテーブル103上に押圧するク
ランパーである。
【0003】図14において、マガジンから矢印方向に
引き出されたトレイ100が所定の位置まで移送される
と、トレイ100が下方向に移動され、トレイ100内
に載置されたディスク101がターンテーブル103と
クランパー107とによって挟持され、モータ104の
回転駆動力により回転駆動され、光ピックアップ106
によってディスク101に記録されたデータが読み取ら
れるものである。なお、マガジンから所定の位置まで移
送されたトレイ100を下降させることなく、ターンテ
ーブル103,モータ104、光ピックアップ106等
の部品をトレイ100の孔102に下方から挿入し、ト
レイ100に載置されているディスク101をトレイ1
00から上方に持ち上げ、クランパー107で押圧する
構造のものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のディスクチェンジャー装置では、トレイ100にタ
ーンテーブル103、光ピックアップ106等が挿入で
きる大きな孔102を形成しなければならず、トレイ1
00の機械的強度が弱くなる問題があった。特に光ピッ
クアップ106がディスク101の最外周トラックのデ
ータを読取ることができる位置にある場合でも光ピック
アップ106がトレイ100の孔102を貫通できるた
めにはトレイ100により大きな孔102を形成しなけ
ればならず、トレイ100の機械的強度を大きくするた
めに、孔102のエッジ部を形成すると、トレイ100
の大きさが必然的に大きくなり、このためにマガジンも
大きくなり、結果的にディスクチェンジャー装置が大型
になるものであった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、トレイに形成する孔の大きさが小さく、トレ
イの機械的強度が強く、かつトレイの大きさを小さくす
ることができ、ディスクチェンジャー装置を小型化する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、図13に示すように、底面に孔が形成さ
れ上記底面上にディスクが載置されるトレイと、上記ト
レイを複数枚収納するマガジンと、上記マガジンから上
記トレイを取り出し所定の位置に移送するトレイ移送手
段と、所定の位置に移送された上記トレイの下面より上
記孔に挿入され上記トレイ上のディスクをターンテーブ
ルに移動させるクランパー手段とを具備し、上記ディス
クを上記ターンテーブルと上記クランパー手段とで挟持
することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明は上記のような構成であり、トレイ移送
手段によりマガジンから引き出され所定の位置まで移送
されたトレイの孔にクランパーが下面側より挿入され、
トレイに載置されているディスクをクランパーによりタ
ーンテーブルまで移動する。クランパーにより移動され
たディスクはターンテーブルとクランパーとで挟持され
て回転駆動される。このように本発明では、トレイの底
面に形成する孔の大きさが、クランパーが挿入できる大
きさでよいため、トレイの機械的強度を強くすることが
できるとともに、トレイの大きさをほぼディスクと同じ
大きさにできるため、マガジンの小型化が可能になり、
結果的にディスクチェンジャー装置の小型化を図ること
ができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例におけるコンパクト
ディスク用のディスクプレーヤ装置を搭載したディスク
チェンジャー装置の外観を示している。図1において、
1は箱形の筐体であり、この筐体1の前面部2の左側に
はマガジン挿入口が形成されている。3は筐体1の前面
部2に左右摺動可能に支持された摺動蓋であり、この摺
動蓋3は上記マガジン挿入口を開閉する。図1は摺動蓋
3を前面部2の左側に摺動してマガジン挿入口を閉じた
状態を示している。
【0009】図2、図3は、複数枚のCDを収納するマ
ガジンを示している。図2,図3において、4は箱形の
マガジン本体、5はマガジン本体4の一側面に形成され
た開口部である。上記マガジン本体4内の内壁面にはト
レイ6を案内するための複数のガイド片7が平行に形成
されている。上記トレイ6の上面にはCDを収納する凹
部8が形成されるとともに、凹部8の中央には孔9が形
成されている。10はトレイ6の前縁に形成された係止
片であり、この係止片10にトレイ引き出し機構の爪部
を係止してトレイ6をマガジン本体4内より引き出した
り、またはトレイ6をマガジン本体4内に収納する。1
1はマガジン本体4に形成された切欠部である。図1に
おいて、摺動蓋3を右側方向にスライドさせてマガジン
挿入口を開け、図2に示すマガジンをマガジン挿入口に
挿入するものである。図1に示す筐体1内の左側には図
2に示すマガジンが収納されるが、筐体1内の右側には
、上下に移動する昇降板が設けられ、この昇降板にはト
レイ引き出し機構、クランパーをトレイの下面側より挿
入してトレイに載置されたディスクをターンテーブルま
で持ち上げるクランパー手段が設けられている。ターン
テーブルとクランパーとで挟持されたディスクは、ター
ンテーブルにより回転駆動されながら光ピックアップに
よってデータが読み取られる。
【0010】以下に本実施例のについて図4〜図6とと
もに説明する。図4〜図6において、12は筐体1内で
上下に移動する昇降板であり、この昇降板12には、マ
ガジンからトレイを引き出すトレイ引き出し機構(図示
せず)が設けられている。13は昇降板12に回転自在
に支持された歯車であり、この歯車13の上面の偏心し
た位置に偏心ピン14が形成されている。15はモータ
(図示せず)の回転駆動力を上記歯車13に伝達する歯
車列であり、モータの回転駆動力が歯車列15を介して
歯車13に伝達され歯車13は反時計方向に回転する。 16は上記偏心ピン14が挿入される長孔17が形成さ
れた回動アームであり、この回動アーム16は昇降板1
2に設けられた軸18に回動自在に支持されている。1
9は回動アーム16の一端に植設されたピンである。2
0は昇降板12に摺動自在(矢印X方向に摺動自在)に
支持された摺動板であり、この摺動板20の下面に植設
されたピンが昇降板12に形成された直線状の長孔(図
示せず)に挿入され、摺動板20の下面のピンが昇降板
12の長孔に案内されるため、摺動板20は昇降板12
上を矢印X方向へ摺動するものである。上記摺動板20
に形成された長孔21には上記回動アーム16のピン1
9が挿入され、このピン19を介して回動アーム16と
摺動板20とが連結されている。22は摺動板20の縁
部に一体に形成された三角形状の駆動片であり、この駆
動片22は上方に突出している。23は摺動板20の一
端部に植設されたピン、24は図6において摺動板20
の一部を切起してなる規制片である。25は回動基板で
あり、この回動基板25の両側部には上方に折曲げられ
た折曲片25a,25bが形成され、この折曲片25a
,25bには軸26a,26bが植設されている。27
a,27bは昇降板12の一部を切起してなる支持片で
あり、この支持片27a,27bに形成された孔に上記
折曲片25a,25bの軸26a,26bが挿入されて
いる。上記回動基板25は上記支持片27a,27bに
支持されて回動可能である。上記回動基板25はバネ(
図示せず)によって昇降板12に接近する方向に付勢さ
れている。28a,28bは回動基板25の上面に軸2
9a,29bにより回動可能に支持された挟持アームで
あり、この挟持アーム28a,28bの先端にはクラン
パー30を挟持する円弧状の挟持部31a,31bが形
成され、また挟持アーム28a,28bの他端の突出部
には長孔32が形成されている。33は上記回動基板2
5に軸34により回動可能に支持されたアームであり、
このアーム33の一端にはピン35が植設され、このピ
ン35が各挟持アーム28a,28bに形成された長孔
32に挿入されている。36はアーム33に形成された
屈曲長孔であり、この屈曲長孔36には摺動板20に植
設されたピン23が挿入されている。37は端部がそれ
ぞれ挟持アーム28a,28bに係止されたスプリング
であり、このスプリング37により挟持アーム28a,
28bは互いに接近する方向に付勢される。
【0011】図7はクランパー30を示している。図7
において、38は金属板からなる環状板、39は環状板
38の中央に固定された円柱体であり、この円柱体39
の上面中央には突起部40が形成されている。41は突
起部40の中央に形成された孔であり、この孔41の孔
縁部には環状金属板42が固定されている。上記円柱体
39の下端面には鍔43が形成されている。44,45
は環状板38の上面に固定されたゴム製のリングである
。図4〜図6に示すクランパー移送機構は、図7に示す
クランパー30の環状板38と鍔43との間の円柱体3
9を一対の挟持アーム28a,28bの挟持部31a,
31bで挟持して上昇又は下降(図4、図5の紙面に対
して上昇、下降)させるための機構である。
【0012】図8は図1に示すディスクチェンンジャー
装置の筐体1内の右側上部に固定されるディスクプレー
ヤ部を示している。このディスクプレーヤ部は筐体1内
に固定されるシャーシ46と、このシャーシ46に複数
のダンパー47、スプリング48で保持されたピックア
ップユニット49から構成される。50はピックアップ
ユニット49の基板であり、この基板50にはCDを回
転駆動するためのモータ51が固定されている。52は
モータ51の回転軸に固定されたターンテーブルであり
、このターンテーブル52の中央には突起53が形成さ
れ、またターンテーブル52の中央の凹部内にはリング
状の磁石54が固定されている。55は基板50に平行
に固定されたガイド軸であり、このガイド軸55に光ピ
ックアップ56が摺動可能に支持されている。57は光
ピックアップ56をガイド軸55に沿って移動させるた
めのモータであり、このモータ57の回転駆動力によっ
て光ピックアップ56がターンテーブル52の半径方向
に移動する。58は基板50の側部に軸59により回動
自在に支持された回動部材であり、この回動部材58に
は図9,図10に示すように板バネからなる押圧片60
a,60bが固定されている。61a、61bは押圧片
60a,60bの先端に回転可能に支持されたローラで
ある。62は回動部材58に一体に形成された腕であり
、この腕62の先端にはカム面63が形成されている。 上記回動部材58はバネ(図示せず)により付勢され図
10において反時計方向に付勢されている。
【0013】図8において、64はシャーシ46の側板
に摺動自在に支持された摺動部材であり、この摺動部材
64には図4〜図6に示すクランパー移送機構の摺動板
20の突片20aが係合する凹部65が形成されている
。66は摺動部材64に一体に形成された突部であり、
この突部66には長孔67が形成されている。68はシ
ャーシ46に軸69により回動自在に支持された回動ア
ームであり、この回動アーム68に植設されたピン70
が上記摺動部材64の長孔67に挿入され、ピン70を
介して摺動部材64と回動アーム68とが連結され、摺
動部材64が摺動すると回動アーム68は軸69を中心
に回動する。71はシャーシ46に軸72により回動自
在に支持された回動アームであり、この回動アーム71
に形成された長孔73に、上記回動アーム68に植設さ
れたピン74が挿入され、このピン74を介して回動ア
ーム68と回動アーム71とが連結され、回動アーム6
8が回動すると回動アーム71も回動する。75はシャ
ーシ46に摺動自在に支持されたスライダーであり、こ
のスライダー75に植設されたピン76が上記回動アー
ム71に形成された長孔77に挿入され、このピン76
を介して上記回動アーム71とスライダー75が連結さ
れ、回動アーム71が回動するとスライダー75は摺動
する。78はスライダー75の先端の折曲部に植設され
た駆動ピンであり、この駆動ピン78が図9,図10に
示す腕62のカム面63に当接するものである。
【0014】図8において、摺動部材64が摺動すると
回動アーム68、71が回動し、スライダー75が摺動
する。スライダー75が摺動すると、図9,図10に示
すカム面63が駆動ピン78によって駆動され、回動部
材58が軸59を中心にして回動し、押圧片60a,6
0bが回動するものである。押圧片60a,60bはク
ランパー30に載置されて下方よりターンテーブル52
に移送されてくるCDを押圧するとともに、CDの再生
が終了しターンテーブル52から下方に移送されるCD
を押圧するものであり、クランパー30に載置されて上
下に移送されるCDが移送途中でクランパー30から外
れないようにするものである。
【0015】次に上記実施例の動作について説明する。 図2に示すマガジン本体4から引き出されたトレイ6は
、図11に示すようにトレイ案内部材79によって案内
されターンテーブル52とクランパー移送機構との間に
供給される。図4はクランパー移送機構の待機状態を示
しており、この待機状態ではクランパー30は挟持アー
ム28a,28bの挟持部31a,31bにより挟持さ
れている。図11に示すようにトレイ6がトレイ案内部
材79に案内されて所定の位置まで移送されると、昇降
板12が所定の位置まで上昇され、クランパー移送機構
の摺動板20の突片20aが、摺動部材64の凹部65
に係合する。この状態でクランパー移送用のモータ(図
示せず)に電流が供給されるとモータが回転し、このモ
ータの回転駆動力が図4に示す歯車列15を介して歯車
13に伝達され、歯車13が反時計方向に回転する。歯
車13の回転に伴って偏心ピン14も回転するため、回
動アーム16が軸18を中心にして時計方向に回転する
。回動アーム16が時計方向に回転すると、この回動ア
ーム16の遊端にピン19で連結された摺動板20が左
方向に摺動する。摺動板20がさらに左方向に摺動する
と、この摺動板20に一体に形成された三角形状の駆動
片22が回動基板25の突部25cの下面に入り、駆動
片22によって突部25cが上方に押される。 このため、回動板25は軸26a,26bを支点として
回動する。回動板25には挟持アーム28a,28bが
軸支されているため、回動板25の回動に伴って挟持ア
ーム28a,28bの挟持部31a,31bにより挟持
されたクランパー30は上方へ持ち上げられる。クラン
パー30が上方に持ち上げられる過程において、クラン
パー30の突起部40がトレイ6に載置されたCD80
の中心孔に下方より入り、環状板38上のリング44,
45によってCD80の下面が押され、CD80がトレ
イ6より上方に持ち上げられる(図11参照)。この際
、図9、図10に示す回動部材58の押圧片60a,6
0bが時計方向(図10)に回動し、クランパー30に
載置されたCDの上面を押す。このようにクランパー3
0に載置され押圧片60a,60bで押圧された状態で
CDは上方に移送される。クランパー30がさらに上方
に持ち上げられると、ターンテーブル52の中央の突起
53に、クランパー30の突起部40の孔41が入り、
さらにターンテーブル52に設けられた磁石54が、ク
ランパー30の環状金属板42を吸引し、この磁気吸引
力によってCDはターンテーブル52とクランパー30
とで挟持される。なお、CDがターンテーブル52とク
ランパー30とで挟持された状態では、押圧片60a,
60bは反時計方向(図10)に回動し、ローラ61a
,61bはCDと接触しない位置に復帰している。
【0016】図4において摺動板20が左方向に摺動す
るのに伴って、この摺動板20に植設されたピン23は
アーム33の屈曲長孔36内を左方向に移動していく。 摺動板20の駆動片22が回動基板25の突部25cの
下面に接触しながら左方向に移動している過程で、ピン
23は屈曲長孔36の屈曲部に達する。このため、左方
向に移動するピン23によってアーム33は軸34を中
心にして反時計方向に回動する。アーム33の先端に植
設されたピン35が、挟持アーム28a,28bの一端
に形成された長孔32に挿入されているため、アーム3
3が反時計方向に回動すると、アーム33のピン35に
よって両挟持アーム28a,28bが駆動され、挟持ア
ーム28aは軸29aを中心に反時計方向に回動し、ま
た挟持アーム28bは軸29bを中心にして時計方向に
回動し、挟持アーム28a,28bの挟持部31a,3
1b間がクランパー30の鍔43より大きく開き、挟持
アーム28a,28bによるクランパー30の挟持が解
かれる。
【0017】摺動板20がさらに左方向に摺動し、駆動
片22の先端部が回動基板25の突部25cの下面から
左方向に抜け始めると、挟持アーム28a,28bの挟
持部31a,31b間が開いたまま、回動基板25は軸
26a,26bを中心に昇降板12に接近するように回
動する。このようにクランパー30を挟持して上方に移
動した挟持アーム30は、クランパー30をターンテー
ブル47に吸着させた後に、クランパー30を挟持しな
いで下降する。
【0018】摺動板20がさらに左方向に摺動して図5
に示す位置まで到達すると、摺動板20によってスイッ
チ81が駆動され、このスイッチング動作によってモー
タへの通電が遮断され摺動板20の摺動が停止する。図
5に示す状態がCDの再生時におけるクランパー移送機
構の状態であり、挟持アーム28a,28bとクランパ
ー30とは分離され、機械的に全く接触していない。図
12はCD再生時のCD80のクランプ状態を示してい
る。
【0019】次にCDの再生が終了し、CDをトレイ6
に戻す動作について説明する。図5に示す状態でモータ
に通電されると、モータの回転駆動力により、歯車13
が反時計方向に回転し、回動アーム16は軸18を支点
として反時計方向に回動し、摺動板20は右方向へ摺動
する。摺動板20の右方向への摺動に伴って駆動片22
が右方向に移動し、この駆動片22が回動基板25の突
部25cの下面に入ると、回動基板25は軸26a,2
6bを支点として回動し、挟持アーム28a,28bの
挟持部31a,31bは上昇する。駆動片22の先端が
回動基板25の突部25cの下面に接触して右方に移動
している過程で、屈曲長孔36内を右方に移動している
ピン23が屈曲長孔36の屈曲部に到達し、アーム33
は軸34を中心にして時計方向に回動する。このためア
ーム33に植設されたピン35によって挟持アーム28
a,28bが回動され、挟持部31a,31bが互いに
接近し、クランパー30を挟持する。
【0020】摺動板20がさらに右方に摺動し、駆動片
22が回動基板25の突部25cの下面から右方に抜け
ると、回動基板25が回動しクランパー30を挟持した
状態で挟持アーム28a,28bの挟持部31a,31
bが下降する。このため、クランパー30は磁石49に
よる吸引力から解放され、ターンテーブル52から外れ
、CD80を載置した状態で下降し、CDをトレイ6の
凹部8に収納する。この際押圧片60a,60bは時計
方向(図10)に回動しCDの上面を押圧する。摺動板
20がさらに右方に摺動し、図4に示す位置まで移動す
ると、回動アーム16の遊端によりスイッチ82が駆動
され、このスイッチ82のスイッチングによってモータ
への通電が遮断され摺動板20の右方への摺動が停止す
る。その後CDが収納されたトレイ6がトレイ引き出し
機構によって駆動されてマガジン本体4内に収納される
ものである。
【0021】以上のように、本実施例は、トレイ引き出
し機構によってマガジンから引き出されたトレイが所定
の位置まで移送されると、クランパーがトレイ6の孔9
に下面側より挿入され、トレイ6に載置されているCD
をクランパー30によって持ち上げてターンーブル52
まで移動させる。CDはターンテーブル52とクランパ
ー30とによって挟持され、ターンテーブル52の回転
駆動力により回転されながら、光ピックアップ56によ
ってデータが読取られるものであり、トレイ6の底面に
はクランパー30が挿入できる大きさの孔9を形成すれ
ばよいため、トレイ6の機械的強度が低下しないととも
に、トレイ6の大きさをほぼディスクの大きさに小型化
することができ、従ってディスクチェンジャー装置を小
型かできるものである。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であり、トレ
イの底面に形成する孔の大きさを、クランパーが挿入で
きる大きさにすることができ、トレイの機械的強度を低
下させることなく、トレイをディスクとほぼ同じ大きさ
にできるため、マガジンの小型化が可能になり、結果的
にディスクチェンジャー装置の小型化を図ることができ
る利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるディスクチェン
ジャー装置の斜視図
【図2】第1の実施例に使用するマガジンの斜視図
【図
3】第1の実施例に使用するマガジンからトレイを引き
出した状態の斜視図
【図4】第1の実施例のクランパー移送機構の待機状態
の上面図
【図5】第1の実施例のクランパー移送機構のディスク
再生状態の上面図
【図6】第1の実施例のクランパー移送機構の分解斜視
【図7】第1の実施例のクランパーの側面図
【図8】第
1の実施例のディスクプレーヤ部の分解斜視図
【図9】第1の実施例の押圧片の上面図
【図10】第1
の実施例の押圧片の側面図
【図11】第1の実施例の動
作説明図
【図12】第1の実施例のディスク再生状態の側面図

図13】本発明のディスクチェンジャー装置の基本構成
を示す側面図
【図14】従来のディスクチェンジャー装置の側面図
【符号の説明】
4  マガジン本体 6  トレイ 12  昇降板 28a,28b  挟持アーム 30  クランパー 52  ターンテーブル 56  光ピックアップ 80  コンパクトディスク(CD)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  底面に孔が形成され上記底面上にディ
    スクが載置されるトレイと、上記トレイを複数枚収納す
    るマガジンと、上記マガジンから上記トレイを取り出し
    所定の位置に移送するトレイ移送手段と、所定の位置に
    移送された上記トレイの下面より上記孔に挿入され上記
    トレイ上のディスクをターンテーブルに移動させるクラ
    ンパー手段とを具備し、上記ディスクを上記ターンテー
    ブルと上記クランパー手段とで挟持することを特徴とす
    るディスクチェンジャー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63217561A (ja) * 1987-03-04 1988-09-09 Sanyo Electric Co Ltd ディスクプレ−ヤ

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