JPH04360060A - ディスクチェンジャー装置 - Google Patents

ディスクチェンジャー装置

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Publication number
JPH04360060A
JPH04360060A JP3134847A JP13484791A JPH04360060A JP H04360060 A JPH04360060 A JP H04360060A JP 3134847 A JP3134847 A JP 3134847A JP 13484791 A JP13484791 A JP 13484791A JP H04360060 A JPH04360060 A JP H04360060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamper
gear
tray
plate
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3134847A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Nakagawa
仲川 芳明
Takashi Suzuki
隆 鈴木
Seiji Nakama
名嘉真 成二
Masataka Kaneda
金田 正隆
Masakazu Kashiwakawa
昌和 柏川
Hiroto Nishida
裕人 西田
Hiroyuki Matsuda
博幸 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3134847A priority Critical patent/JPH04360060A/ja
Priority to EP92304334A priority patent/EP0517381B1/en
Priority to DE69226049T priority patent/DE69226049T2/de
Publication of JPH04360060A publication Critical patent/JPH04360060A/ja
Priority to US08/400,012 priority patent/US5748606A/en
Pending legal-status Critical Current

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスク(
CD)などのディスクが複数枚収納されたマガジンから
所望のディスクを引き出して再生するディスクチェンジ
ャー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりディスクが載置されたトレイを
複数枚収納したマガジンを使用し、所望のディスクが載
置されたトレイをトレイ移送機構でマガジンより引き出
し、このトレイ上のディスクをターンテーブルとクラン
パーで挟持し、ターンテーブルでディスクを回転させて
ディスク再生を行うディスクチェンジャー装置が知られ
ている。従来のこの種のディスクチェンジャー装置の制
御機構には種々のものが提案されている。特に、トレイ
移送機構とクランパー駆動機構とを別個のモータで駆動
するタイプのものと、共通のモータを使用し、このモー
タの駆動力をプランジャー切換機構によりトレイ移送機
構側に伝達したり、クランパー駆動機構側に伝達したり
するタイプのものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トレイ
移送機構とクランパー駆動機構とにそれぞれ別個のモー
タを使用するタイプのものでは、モータを2個使用する
ため高価になるとともに、制御回路が複雑になる問題が
あり、また共通のモータを駆動源とするタイプのものは
、プランジャーを使用するため、機構が大型になるとと
もに高価になる問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、トレイ移送機構とクランパー駆動機構とを共通
の回転駆動源で駆動でき、かつ回転駆動力の切換機構の
構造が簡単で安価なディスクチェンジャー装置を提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、ディスクが載置されたトレイを複数収納
するマガジンと、上記トレイを移送するトレイ移送手段
と、このトレイ移送手段により移送されたトレイ上のデ
ィスクをターンテーブルとで挟持するクランパーと、こ
のクランパーを上記ターンテーブルに移動させるクラン
パー駆動手段と、モータ等の回転駆動源と、上記回転駆
動源の回転駆動力を上記トレイ移送手段又は上記クラン
パー駆動手段に伝達する切換手段とを具備し、上記トレ
イ移送手段の移動部で上記切換手段の切換動作を行うこ
とを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明は上記のような構成であり、共通の回転
駆動源の回転駆動力を切換手段を介してトレイ移送手段
またはクランパー手段に伝達して各手段を動作させるこ
とができ、またトレイ移送手段の移動部が所定位置に到
達すると、この移動部によって切換手段の切換動作が行
われるものである。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例におけるディスクチ
ェンジャー装置の外観を示している。図1において、1
は箱形の筐体であり、この筐体1の前面部2の左側には
マガジン挿入口が形成されている。3は筐体1の前面部
2に左右摺動可能に支持された摺動蓋であり、この摺動
蓋3は上記マガジン挿入口を開閉する。図1は摺動蓋3
を前面部2の左側に摺動してマガジン挿入口を閉じた状
態を示している。
【0008】図2、図3は、複数枚のCDを収納するマ
ガジンを示している。図2,3において、4は箱形のマ
ガジン本体、5はマガジン本体4の一側面に形成された
開口部である。上記マガジン本体4内の内壁面にはトレ
イ6を案内するための複数のガイド片7が平行に形成さ
れている。上記トレイ6の上面にはCDを収納する凹部
8が形成されるとともに、凹部8の中央には孔9が形成
されている。10はトレイ6の前縁に形成された係止片
であり、この係止片10にトレイ移送機構の爪部を係止
してトレイ6をマガジン本体4内より引き出したり、ま
たはトレイ6をマガジン本体4内に収納する。11はマ
ガジン本体4に形成された切欠部である。図1において
、摺動蓋3を右側方向にスライドさせてマガジン挿入口
を開け、図2に示すマガジンをマガジン挿入口に挿入す
るものである。図1に示す筐体1内の左側には図2に示
すマガジンが収納されるが、筐体1内の右側には、上下
に移動するトレイ移送機構、CDを回転駆動するターン
テーブル、ターンテーブルにCDをクランプするクラン
プ機構、CDに記録されたデータを読出す光ピックアッ
プ等が収容される。
【0009】図4は本発明の一実施例におけるディスク
チェンジャー装置の要部を分解して示している。図4に
おいて、12は筐体1内おいて矢印Y方向に移動可能に
支持された昇降板、100a,100bは昇降板12の
側板の内面に取付られたトレイガイド部材であり、マガ
ジンから引き出されたトレイ6はこのトレイガイド部材
100a,100bに案内されて矢印X方向に昇降板1
2の上面まで移送される。101はトレイ6に形成され
た係止片10に係合する爪部19を有し、トレイ6を矢
印X方向に移送するトレイ移送機構であり、このトレイ
移送機構101は昇降板12に設けられる。102はク
ランパー103を挟持したり、挟持を解除するとともに
、挟持したクランパー103を上昇又は下降させるクラ
ンパー駆動機構であり、このクランパー駆動機構102
は昇降板12に設けられる。104はモータであり、こ
のモータ104の回転駆動力により上記トレイ移送機構
101、又は上記クランパー駆動機構102が駆動され
る。105,106は昇降板12に植設された軸107
,108に回転自在に支持された歯車、109は上記モ
ータ104の回転駆動力を上記歯車105を介して上記
トレイ移送機構101に伝達したり、又は歯車106を
介して上記クランパー駆動機構102に伝達するための
切換機構であり、この切換機構109は昇降板12に設
けられる。
【0010】次に、本実施例の上記トレイ移送機構10
1について図5〜図7とともに説明する。20、21は
案内部材15を構成する第1、第2の案内部片であり、
これら案内部片20、21はビス22によって昇降板1
2の上面にネジ止めされる。第1の案内部片20と第2
の案内部片21との間にガイド孔16が形成される。2
3、24は第1、第2のラック板であり、このラック板
23、24は上記案内部片20,21内に形成された2
本のガイド溝25,26に案内されて矢印X方向に摺動
する。27,28はラック板23,24に形成された長
孔であり、この長孔27,28にはピン17が挿入され
る。29,30はラック板24,25の側部に形成され
た歯部であり、この歯部29,30は昇降板12に回転
自在に支持された歯車列14の最終段の歯車31に歯合
する。32はラック板23の上面の一端部(図6におい
て左端部)に回動可能に支持された係合爪、33はラッ
ク板24の下面の一端部(図6において右端部)に回動
可能に支持された係合爪である。係合爪32,33は案
内部片20,21内に形成されたガイド面34,35(
図7参照)に案内されて回動し、上記ピン17の係合、
解放を行う。18は前記摺動部材でありこの摺動部材1
8に形成された爪部19がトレイ6の係止片10に係合
する。図5において、36,37は昇降板12の上面に
軸38,39によって回動可能に支持されたロック片、
40,41はロック片36,37を付勢するバネである
。ロック片36,37はラック板23,24の切欠部4
2,43に係合してロック板23,24を軽くロックす
るものである。上記トレイ移送機構は、歯車31の回転
に伴って摺動部材18を図5のガイド孔16の左端と右
端との間を摺動させるものであり、この摺動動作に伴っ
て摺動部材18の爪部19に係合するトレイ6のマガジ
ンからの出し入れが行なわれる。
【0011】次に上記トレイ移送機構の動作について図
8(A)(B)(C)とともに説明する。なお、図7に
示すように、ラック板23,24は上下に配置されてい
るが、図8(A)(B)(C)では、ラック板23,2
4が重ならないように示している。図8(A)は、図5
に示すように摺動部材18がマガジンに接近した位置に
ある状態を示している。この状態では第1のラック板2
3の係合爪32はガイド面34によって反時計方向に回
動した状態にあり、この係合爪32と長孔27の左端と
によりピン17が挟持されている。このため歯車31が
反時計方向に回転すると、この歯車31に歯合する第1
のラック板23は右方向に摺動する。このためピン17
もラック板23とともに右方向に移動する。ピン17に
は摺動部材18の孔が挿入されているため、ピン17の
右方向への移動に伴って摺動部材18も右方向へ移動し
、この摺動部材18の爪部19に係合するトレイ6がマ
ガジンから引き出される。この場合第2のラック板24
は歯車31と歯合していないため、第1のラック板23
が右方向に移動しても第2のラック板24は右方向に移
動せず停止している。
【0012】第1のラック板23がさらに右方向に移動
すると、図8(B)に示すように第1のラック板23に
支持された係合爪32はガイド面34の突部34aに当
たり、係合爪32は時計方向に回動しピン17との係合
が解放される。また第1のラック板23が図8(B)に
示す位置まで来ると、歯車31とラック板23とは歯合
しなくなり、歯車31による第1のラック板23の駆動
は終了する。なお29aはラック板23の歯無し部を示
している。第1のラック板23が図8(A)から図8(
B)に示す位置まで来るまでの間、ピン17は停止して
いる第2のラック板24の長孔28内を右方向に移動し
、長孔28の右端に当たり、ピン17によって第2のラ
ック板24は右方向に移動され、第2のラック板24が
歯車31と歯合し、また第2のラック板24に支持され
ていた係合爪33はガイド面35によって時計方向に回
動する。このため係合爪33と長孔28の右端によって
ピン17が挟持される。このように歯車31の歯合が第
1のラック板23から第2のラック板24に切換えられ
、またピン17の係合関係が第1のラック板23から第
2のラック板24に切換えられ、図8(B)に示す状態
以降は、歯車31の回転駆動力によって第2のラック板
24が右方向に摺動され、ピン17をさらに右方向に移
動させる。第2のラック板24が図8(C)に示す位置
まで達すると、摺動部材18によってスイッチ(図示せ
ず)が働き、モータ104の回転が停止し、第2のラッ
ク板24の移動が停止する。以上のようにしてピン17
は図8(A)に示す左端から図8(C)に示す右端まで
駆動され、このピン17に係合する摺動部材18によっ
てトレイ6がマガジンより引き出されるものである。 なお、トレイ6をマガジン内に収納する場合の動作はト
レイ引き出し動作とは逆であり、歯車31を時計方向に
回転させると、図8(C)→図8(B)→図8(A)と
動作するものである。
【0013】次に本実施例のクランパー駆動機構につい
て図9〜図11とともに説明する。図9〜図11におい
て、43は昇降板12に回転自在に支持された歯車であ
り、この歯車43の上面の偏心した位置に偏心ピン44
が形成されている。45はモータ104の回転駆動力を
上記歯車43に伝達する歯車列であり、モータ104の
回転駆動力が歯車列45を介して歯車43に伝達され歯
車43は反時計方向に回転する。46は上記偏心ピン4
4が挿入される長孔47が形成された回動アームであり
、この回動アーム46は昇降板12に設けられた軸48
に回動自在に支持されている。49は回動アーム46の
一端に植設されたピンである。50は昇降板12に摺動
自在(矢印X方向に摺動自在)に支持された摺動板であ
り、この摺動板50の下面に植設されたピンが昇降板1
2に形成された直線状の長孔111に挿入され、摺動板
50の下面のピンが昇降板12の長孔111に案内され
るため、摺動板50は昇降板12上を矢印X方向へ摺動
するものである。上記摺動板50に形成された長孔51
には上記回動アーム46のピン49が挿入され、このピ
ン49を介して回動アーム46と摺動板50とが連結さ
れている。52は摺動板50の縁部に一体に形成された
三角形状の駆動片であり、この駆動片52は上方に突出
している。53は摺動板50の一端部に植設されたピン
、54は図11において摺動板50の一部を切起してな
る規制片である。55は回動基板であり、この回動基板
55の両側部には上方に折曲げられた折曲片55a,5
5bが形成され、この折曲片55a,55bには軸56
a,56bが植設されている。57a,57bは昇降板
12の一部を切起してなる支持片であり、この支持片5
7a,57bに形成された孔に上記折曲片55a,55
bの軸56a,56bが挿入されている。上記回動基板
55は上記支持片57a,57bに支持されて回動可能
である。上記回動基板55はバネ110によって昇降板
12に接近する方向に付勢されている。58a,58b
は回動基板55の上面に軸59a,59bにより回動可
能に支持された挟持アームであり、この挟持アーム58
a,58bの先端にはクランパー103を挟持する円弧
状の挟持部61a,61bが形成され、また挟持アーム
58a,58bの他端の突出部には長孔62が形成され
ている。63は上記回動基板55に軸64により回動可
能に支持されたアームであり、このアーム63の一端に
はピン65が植設され、このピン65が各挟持アーム5
8a,58bに形成された長孔62に挿入されている。 66はアーム63に形成された屈曲長孔であり、この屈
曲長孔66には摺動板50に植設されたピン53が挿入
されている。67は端部がそれぞれ挟持アーム58a,
58bに係止されたスプリングであり、このスプリング
67により挟持アーム58a,58bは互いに接近する
方向に付勢される。
【0014】図12はクランパー103を示している。 図12において、68は金属板からなる環状板、69は
環状板68の中央に固定された円柱体であり、この円柱
体69の上面中央には突起部70が形成されている。7
1は突起部70の中央に形成された孔であり、この孔7
1の孔縁部には環状金属板72が固定されている。上記
円柱体69の下端面には鍔73が形成されている。74
,75は環状板68の上面に固定されたゴム製のリング
である。図9〜図11に示すクランパー駆動機構は、図
12に示すクランパー103の環状板68と鍔73との
間の円柱体69を一対の挟持アーム58a,58bの挟
持部61a,61bで挟持して上昇又は下降(図9、図
10の紙面に対して上昇、下降)させるための機構であ
る。
【0015】図13は図1に示すディスクチェンンジャ
ー装置の筐体1内の右側上部に固定されるディスクプレ
ーヤ部を示している。このディスクプレーヤ部は筐体1
内に固定されるシャーシ76と、このシャーシ76に複
数のダンパー77、スプリング78で保持されたピック
アップユニット79から構成される。80はピックアッ
プユニット79の基板であり、この基板80にはCDを
回転駆動するためのモータ81が固定されている。82
はモータ81の回転軸に固定されたターンテーブルであ
り、このターンテーブル82の中央には突起83が形成
され、またターンテーブル82の中央の凹部内にはリン
グ状の磁石84が固定されている。85は基板80に平
行に固定されたガイド軸であり、このガイド軸85に光
ピックアップ86が摺動可能に支持されている。87は
光ピックアップ86をガイド軸85に沿って移動させる
ためのモータであり、このモータ87の回転駆動力によ
って光ピックアップ86がターンテーブル82の半径方
向に移動する。88は基板80の側部に軸89により回
動自在に支持された回動部材であり、この回動部材88
には図14,図15に示すように板バネからなる押圧片
90a,90bが固定されている。91a、91bは押
圧片90a,90bの先端に回転可能に支持されたロー
ラである。92は回動部材88に一体に形成された腕で
あり、この腕92の先端にはカム面93が形成されてい
る。上記回動部材88はバネ(図示せず)により付勢さ
れ図15において反時計方向に付勢されている。
【0016】図13において、94はシャーシ76の側
板に摺動自在に支持された摺動部材であり、この摺動部
材94には図9〜図11に示すクランパー駆動機構の摺
動板50の突片50aが係合する凹部95が形成されて
いる。96は摺動部材94に一体に形成された突部であ
り、この突部96には長孔97が形成されている。98
はシャーシ76に軸99により回動自在に支持された回
動アームであり、この回動アーム98に植設されたピン
120が上記摺動部材94の長孔97に挿入され、ピン
120を介して摺動部材94と回動アーム98とが連結
され、摺動部材94が摺動すると回動アーム98は軸9
9を中心に回動する。121はシャーシ76に軸122
により回動自在に支持された回動アームであり、この回
動アーム121に形成された長孔123に、上記回動ア
ーム98に植設されたピン124が挿入され、このピン
124を介して回動アーム98と回動アーム121とが
連結され、回動アーム98が回動すると回動アーム12
1も回動する。125はシャーシ96に摺動自在に支持
されたスライダーであり、このスライダー125に植設
されたピン126が上記回動アーム121に形成された
長孔127に挿入され、このピン126を介して上記回
動アーム121とスライダー125が連結され、回動ア
ーム121が回動するとスライダー125は摺動する。 128はスライダー125の先端の折曲部に植設された
駆動ピンであり、この駆動ピン128が図14,図15
に示す腕92のカム面93に当接するものである。
【0017】図13において、摺動部材94が摺動する
と回動アーム98、121が回動し、スライダー125
が摺動する。スライダー125が摺動すると、図14,
図15に示すカム面93が駆動ピン128によって駆動
され、回動部材88が軸89を中心にして回動し、押圧
片90a,90bが回動するものである。押圧片90a
,90bはクランパー103に載置されて下方よりター
ンテーブル82に移送されてくるCDを押圧するととも
に、CDの再生が終了しクランパー103がターンテー
ブル82から下方に移送され、このクランパー103上
に載置されたCDを押圧するものであり、クランパー1
03に載置されて上下に移送されるCDが、移送途中で
クランパー103から外れないようにするものである。
【0018】次に上記クランパー駆動機構の動作につい
て説明する。図2に示すマガジン本体4から引き出され
たトレイ6は、図16に示すようにトレイガイド部材1
00a,100bによって案内されターンテーブル82
とクランパー駆動機構との間に供給される。図9はクラ
ンパー移送機構の待機状態を示しており、この待機状態
ではクランパー103は挟持アーム58a,58bの挟
持部61a,61bにより挟持されている。図16に示
すようにトレイ6がトレイガイド部材100a,100
bに案内されて所定の位置まで移送されると、昇降板1
2が所定の位置まで上昇され、クランパー駆動機構の摺
動板50の突片50aが、摺動部材94の凹部95に係
合する。この状態でモータ104に電流が供給されると
モータ104が回転し、このモータ104の回転駆動力
が図9に示す歯車列45を介して歯車43に伝達され、
歯車43が反時計方向に回転する。歯車43の回転に伴
って偏心ピン44も回転するため、回動アーム46が軸
48を中心にして時計方向に回転する。回動アーム46
が時計方向に回転すると、この回動アーム46の遊端に
ピン49で連結された摺動板50が左方向に摺動する。 摺動板50がさらに左方向に摺動すると、この摺動板5
0に一体に形成された三角形状の駆動片52が回動基板
55の突部55cの下面に入り、駆動片52によって突
部55cが上方に押される。このため、回動板55は軸
56a,56bを支点として回動する。回動板55には
挟持アーム58a,58bが軸支されているため、回動
板55の回動に伴って挟持アーム58a,58bの挟持
部61a,61bにより挟持されたクランパー103は
上方へ持ち上げられる。クランパー103が上方に持ち
上げられる過程において、クランパー103の突起部7
0がトレイ6に載置されたCD130の中心孔に下方よ
り入り、環状板68上のリング74,75によってCD
130の下面が押され、CD130がトレイ6より上方
に持ち上げられる(図16参照)。この際、図14、図
15に示す回動部材88の押圧片90a,90bが時計
方向(図15)に回動し、クランパー103に載置され
たCD130の上面を押す。このようにクランパー10
3に載置され押圧片90a,90bで押圧された状態で
CD130は上方に移送される。クランパー103がさ
らに上方に持ち上げられると、ターンテーブル82の中
央の突起83に、クランパー103の突起部70の孔7
1が入り、さらにターンテーブル82に設けられた磁石
84が、クランパー103の環状金属板72を吸引し、
この磁気吸引力によってCDはターンテーブル82とク
ランパー103とで挟持される。なお、CDがターンテ
ーブル82とクランパー103とで挟持された状態では
、押圧片90a,90bは反時計方向(図15)に回動
し、ローラ91a,91bはCDと接触しない位置に復
帰している。
【0019】図9において摺動板50が左方向に摺動す
るのに伴って、この摺動板50に植設されたピン53は
アーム63の屈曲長孔66内を左方向に移動していく。 摺動板50の駆動片52が回動基板55の突部55cの
下面に接触しながら左方向に移動している過程で、ピン
53は屈曲長孔66の屈曲部に達する。このため、左方
向に移動するピン53によってアーム63は軸64を中
心にして反時計方向に回動する。アーム63の先端に植
設されたピン65が、挟持アーム58a,58bの一端
に形成された長孔62に挿入されているため、アーム6
3が反時計方向に回動すると、アーム63のピン65に
よって両挟持アーム58a,58bが駆動され、挟持ア
ーム58aは軸59aを中心に反時計方向に回動し、ま
た挟持アーム58bは軸59bを中心にして時計方向に
回動し、挟持アーム58a,58bの挟持部61a,6
1b間がクランパー103の鍔73より大きく開き、挟
持アーム58a,58bによるクランパー103の挟持
が解かれる。
【0020】摺動板50がさらに左方向に摺動し、駆動
片52の先端部が回動基板55の突部55cの下面から
左方向に抜け始めると、挟持アーム58a,58bの挟
持部61a,61b間が開いたまま、回動基板55は軸
56a,56bを中心に昇降板12に接近するように回
動する。このようにクランパー103を挟持して上方に
移動した挟持アーム58a,58bは、クランパー10
3をターンテーブル82に吸着させた後に、クランパー
103を挟持しないで下降する。
【0021】摺動板50がさらに左方向に摺動して図1
0に示す位置まで到達すると、摺動板50によってスイ
ッチ131が駆動され、このスイッチング動作によって
モータ104への通電が遮断され摺動板50の摺動が停
止する。図10に示す状態がCDの再生時におけるクラ
ンパー駆動機構の状態であり、挟持アーム58a,58
bとクランパー103とは分離され、機械的に全く接触
していない。図17はCD再生時のCD130のクラン
プ状態を示している。
【0022】次にCDの再生が終了し、CDをトレイ6
に戻す動作について説明する。図10に示す状態でモー
タ104に通電されると、モータ104の回転駆動力に
より、歯車43が反時計方向に回転し、回動アーム46
は軸48を支点として反時計方向に回動し、摺動板50
は右方向へ摺動する。摺動板50の右方向への摺動に伴
って駆動片52が右方向に移動し、この駆動片52が回
動基板55の突部55cの下面に入ると、回動基板55
は軸56a,56bを支点として回動し、挟持アーム5
8a,58bの挟持部61a,61bは上昇する。駆動
片52の先端が回動基板55の突部55cの下面に接触
して右方に移動している過程で、屈曲長孔66内を右方
に移動しているピン53が屈曲長孔66の屈曲部に到達
し、アーム63は軸64を中心にして時計方向に回動す
る。このためアーム63に植設されたピン65によって
挟持アーム58a,58bが回動され、挟持部61a,
61bが互いに接近し、クランパー103を挟持する。
【0023】摺動板50がさらに右方に摺動し、駆動片
52が回動基板55の突部55cの下面から右方に抜け
ると、回動基板55が回動しクランパー103を挟持し
た状態で挟持アーム58a,58bの挟持部61a,6
1bが下降する。このため、クランパー103は磁石8
4による吸引力から解放され、ターンテーブル82から
外れ、CD130を載置した状態で下降し、CDをトレ
イ6の凹部8に収納する。この際押圧片90a,90b
は時計方向(図15)に回動しCDの上面を押圧する。 摺動板50がさらに右方に摺動し、図9に示す位置まで
移動すると、回動アーム46の遊端によりスイッチ13
2が駆動され、このスイッチ132のスイッチングによ
ってモータ104への通電が遮断され摺動板50の右方
への摺動が停止する。その後CDが収納されたトレイ6
がトレイ移送機構によって駆動されてマガジン本体4内
に収納されるものである。
【0024】次に、図4における切換機構109につい
て図4、図18〜図21とともに説明する。140はモ
ータ104が固定される金具であり、この金具140は
昇降板12取付片141にネジ止めされた基板142に
固定される。143はモータ104の回転軸に固定され
たウオーム歯車、144は基板142に植設された軸に
回転自在に支持されたハスバ歯車であり、このハスバ歯
車144はウオーム歯車143に歯合する。145は基
板142に植設された軸に回転自在に支持された歯車で
あり、この歯車145はハスバ歯車144に歯合する。 146は基板142に植設された軸、147は軸146
に回転自在に支持された歯車であり、この歯車147は
2つの歯車部147a,147bから構成され、歯車部
147aは上記歯車145に歯合している。148は上
記軸146に回動可能に支持されたコ字状の回動レバー
であり、この回動レバー148には歯車149が支持さ
れている。上記歯車149と回動レバー148との間に
はフェルトが介在するとともに、歯車149内の凹部に
はスプリングが収納されこのスプリングの押圧力により
歯車149はフェルトに押し付けされフリクション機構
が構成されている。歯車149は上記歯車147の歯車
部147bに常時歯合している。150は回動レバー1
48の先端に形成された突起、151は基板142に固
定された内歯車、152は基板142に回動自在に支持
された駆動片であり、この駆動片152はバネによって
一方向に付勢されている。上記駆動片152にはトレイ
移送機構101のピン17が係合する凹部153が形成
されている。154は基板142に回動自在に支持され
た係止爪であり、この係止爪154はバネ155によっ
て一方向に付勢されている。156は係止爪154の一
部を折曲げてなる受部であり、上記駆動片152がピン
17によって押されて回動すると、駆動片152が係止
爪154の受部156に当たり係止爪154を回動する
。157は係止爪154の先端に形成された係止部であ
り、この係止部157は回動レバー148の突起150
を係止し、回動レバー148の回動を規制する。
【0025】図18,図19はモータ104の回転駆動
力をトレイ移送機構101に伝達している状態の切換機
構の状態を示している。この状態ではモータ104の回
転駆動力はウオーム歯車143→ハスバ歯車144→歯
車145→歯車147→歯車149→歯車158→歯車
105→歯車列14→歯車31に伝達され、前記説明の
通りピン17が矢印X方向に駆動されトレイ6をマガジ
ンから引き出す。このトレイ移送状態では歯車149の
スリップ機構により回動レバー148が回動し歯車14
9は歯車158から外れようとするが、回動レバー14
8の突起150が係止爪154の係止部157によって
係止されているため、回動レバー148は回動せず、歯
車149の回転駆動力は歯車158に伝達されトレイ6
の移送が継続される。ピン17がさらに駆動されると、
このピン17が切換機構109の駆動片152の凹部1
53に当たり、駆動片152が回動し、係止爪154を
回動させる。係止爪154が回動すると、回動レバー1
48の突起150の回動軌跡上にあった係止爪154の
係止部157が、突起150の回動軌跡上から外れる。 このため回動レバー148が回転し歯車148は歯車1
59に歯合する(図20、図21)。ここでモータ10
4の回転が停止し、昇降板12が所定の位置まで上昇す
る。昇降板12が所定の位置に達すると、モータ104
が再度同方向に回転する。このためモータ104の回転
駆動力はウオーム歯車143→ハスバ歯車144→歯車
145→歯車147→歯車149→歯車159→歯車1
60→歯車106→歯車列45→歯車43に伝達され、
前記説明の通り、クランパー103の挟持・挟持解除及
びクランパー103の上昇・下降動作の一連の動作が行
われる。再生終了後はモータ104が逆回転するため、
切換機構及びトレイ移送機構は前記動作と逆の動作を行
いトレイ6がマガジン内に収納されるものである。
【0026】このように、上記実施例によれば、複数の
歯車等からなる簡単な切換機構109でモータの回転駆
動力をトレイ移送機構101又はクランパー駆動機構1
02に伝達して動作させることができるものである。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であり、簡単
な機構によりモータの回転駆動力をトレイ移送機構又は
クランパー駆動機構に伝達して各機構を動作させること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるディスクプレー
ヤ装置の斜視図
【図2】第1の実施例に使用するマガジンの斜視図
【図
3】第1の実施例に使用するマガジンからトレイを引き
出した状態の斜視図
【図4】第1の実施例の要部の分解斜視図
【図5】第1
の実施例のトレイ移送機構の上面図
【図6】第1の実施
例のトレイ移送機構の分解斜視図
【図7】第1の実施例
のトレイ移送機構の側面図
【図8】第1の実施例のトレ
イ移送機構の動作説明図
【図9】第1の実施例のクラン
パー駆動機構の上面図
【図10】第1の実施例のクラン
パー駆動機構の上面図
【図11】第1の実施例のクラン
パー駆動機構の分解斜視図
【図12】第1の実施例のクランパーの側面図
【図13
】第1の実施例のディスクプレーヤ部の分解斜視図
【図14】第1の実施例の押圧片の上面図
【図15】第
1の実施例の押圧片の側面図
【図16】第1の実施例の
クランパー駆動機構の動作説明図
【図17】第1の実施例のディスク再生状態の側面図

図18】第1の実施例のトレイ移送状態の切換機構の上
面図
【図19】第1の実施例のトレイ移送状態の切換機構の
下面図
【図20】第1の実施例のクランパー駆動状態の切換機
構の上面図
【図21】第1の実施例のクランパー駆動状態の切換機
構の下面図
【符号の説明】
4  マガジン本体 6  トレイ 12  昇降板 82  ターンテーブル 101  トレイ移送機構 102  クランパー駆動機構 103  クランパー 104  モータ 109  切換機構 148  回動レバー 149  歯車 152  駆動片 154  係止爪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ディスクが載置されたトレイを複数収
    納するマガジンと、上記トレイを移送するトレイ移送手
    段と、このトレイ移送手段により移送されたトレイ上の
    ディスクをターンテーブルとで挟持するクランパーと、
    このクランパーを上記ターンテーブルに移動させるクラ
    ンパー駆動手段と、モータ等の回転駆動源と、上記回転
    駆動源の回転駆動力を上記トレイ移送手段又は上記クラ
    ンパー駆動手段に伝達する切換手段とを具備し、上記ト
    レイ移送手段の移動部で上記切換手段の切換動作を行う
    ことを特徴とするディスクチェンジャー装置。
  2. 【請求項2】  トレイ移送手段又はクランパー駆動手
    段に回転駆動力を伝達する歯車と、この歯車を回動可能
    に支持する回動レバーとの間にフリクション機構を設け
    、このフリクション機構によって上記回動レバーを回動
    させる切換機構を具備してなる請求項1記載のディスク
    チェンジャー装置。
JP3134847A 1991-06-06 1991-06-06 ディスクチェンジャー装置 Pending JPH04360060A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3134847A JPH04360060A (ja) 1991-06-06 1991-06-06 ディスクチェンジャー装置
EP92304334A EP0517381B1 (en) 1991-06-06 1992-05-14 Disc player device
DE69226049T DE69226049T2 (de) 1991-06-06 1992-05-14 Vorrichtung eines Plattenspielers
US08/400,012 US5748606A (en) 1991-06-06 1995-03-06 Optical disc player device with a vibration prevention mechanism

Applications Claiming Priority (1)

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ID=15137864

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01176363A (ja) * 1987-12-29 1989-07-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスクローディング装置
JPH02126462A (ja) * 1988-11-04 1990-05-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスクローディング装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01176363A (ja) * 1987-12-29 1989-07-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスクローディング装置
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