JP3158134B2 - ディスクカートリッジのシャッター開閉機構 - Google Patents

ディスクカートリッジのシャッター開閉機構

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JP3158134B2
JP3158134B2 JP30419094A JP30419094A JP3158134B2 JP 3158134 B2 JP3158134 B2 JP 3158134B2 JP 30419094 A JP30419094 A JP 30419094A JP 30419094 A JP30419094 A JP 30419094A JP 3158134 B2 JP3158134 B2 JP 3158134B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は開口部がシャッターに
より開閉されるディスクカートリッジ内のディスクを再
生する再生装置に係わり、特に、ディスクカートリッジ
のシャッター開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、開口部がシャッターにより開閉さ
れるディスクカートリッジ内に収納された光磁気ディス
ク等のディスクを再生する再生装置では、図6に示すよ
うなディスクカートリッジを保持するホルダ13を備え
ており、ホルダ13内にディスクカートリッジを収納す
るときに、シャッター開閉部材2およびロック解除爪3
によりディスクカートリッジのシャッターが開かれるよ
に構成されていた。
【0003】このような再生装置では、ディスクカート
リッジをホルダ内に挿入するだけでシャッターが開かれ
るので、その状態で蓋を閉めないとごみがディスクカー
トリッジ内に混入するという問題があった。
【0004】この問題を解決するために、特開平6−1
50506号公報に提案された記録再生装置では、ホル
ダ内にディスクカートリッジが挿入されるときにはシャ
ッターは開かれず、ホルダがケース本体内に収納される
ときまたはケース本体内に収納された後にシャッターが
開かれるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平6−150
506号公報に提案された記録再生装置は、ディスクカ
ートリッジを保持するホルダを備えており、このホルダ
がケース本体から出入する構造であるため、ホルダーや
蓋の移動範囲が広く記録再生装置をコンパクトに構成す
ることができないという問題があった。また、ディスク
カートリッジをホルダーに狭い挿入口に向けて挿入する
ため、ディスクカートリッジ装着の操作性が悪いという
問題があった。
【0006】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、ディスクカート
リッジを装着しやすく、しかも蓋が閉じられるまではシ
ャッターが閉じられた状態に保たれるディスクカートリ
ッジのシャッター開閉機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のディスクカー
トリッジのシャッター開閉機構は、再生装置の蓋と連動
する可動部材とばねにより駆動されるロック解除爪と、
弾力によりシャッターの凹部と突入し前記可動部材とば
ねにより駆動されるシャッター開閉部材とを備え、再生
装置のケース本体内の所定位置にディスクカートリッジ
を装填し、蓋を閉方向に移動することにより先ずディス
クカートリッジのシャッターのロックを解除し、さらに
蓋を閉方向に移動することにより前記シャッターを開く
ように構成したものである。
【0008】また、前記ディスクカートリッジのシャッ
ター開閉機構において、前記可動部材は摺動自在に支持
され蓋とリンクにより連結されており、可動部材がロッ
ク解除爪に対して後退することによりロック解除爪がば
ねの弾力により駆動され、次に可動部材がシャッター開
閉部材をばねの弾力に抗して駆動するように構成したも
のである。
【0009】さらに、前記各ディスクカートリッジのシ
ャッター開閉機構において、前記シャッター開閉部材は
弾性変形してディスクカートリッジの装填を妨げず、前
記ロック解除爪はディスクカートリッジの装填時にディ
スクカートリッジと干渉しない位置に後退しているもの
である。
【0010】
【作用】この発明のディスクカートリッジのシャッター
開閉機構は、再生装置の蓋と連動する可動部材によりシ
ャッタが開かれるので、蓋が閉じられているときのみに
シャッターを開いた状態とすることができる。そして可
動部材が夫々ばねで付勢されたロック解除爪とシャッタ
ー開閉部材とを駆動するのでシャッター開閉部材が停止
した状態でロック解除爪を駆動し、また、ロック解除爪
が停止した状態でシャッター開閉部材を駆動することが
できる。
【0011】従って、ロック解除爪がディスクカートリ
ッジと干渉しない位置に退避した状態でケース本体内の
所定位置にディスクカートリッジを装填し同時にシャッ
ター開閉部材をシャッターの凹部に係合させることがで
きる。このときシャッター開閉部材は弾性変形してディ
スクカートリッジの装填を妨げない。このようにディス
クカートリッジは直接ケース本体内に装着されるのでデ
ィスクカートリッジを広い範囲から装着できて装着しや
すくなる。
【0012】また、ディスクカートリッジを保持してケ
ース本体から出入するホルダを必要としないので、大き
いスペースを占める移動部材がなくなり装置をコンパク
トに設計することができる。また、ホルダは高い位置精
度を要しており、それを不要とすることで製造コストが
安くなる。
【0013】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。先ず、この発明の実施例に用いられるディスクカー
トリッジを図5により説明する。図5(a)はディスク
カートリッジ12のシャッター12dが閉じた状態を表
面側から見た斜視図であり、図5(b)はシャッター1
2dが開いた状態を表面側から見た斜視図である。ま
た、図5(c)はシャッター12dが開いた状態を裏面
側から見た斜視図である。
【0014】シャッター12dはコの字型の形状をして
おり、ディスクカートリッジ本体に摺動自在に設けられ
ている。シャッター12dはディスクカートリッジ12
の表側および裏側の開口窓12bおよび12cを開閉す
る。シャッター12dには開閉用の穴12fが設けられ
ている。シャッター12dが閉じられたときはディスク
カートリッジ内に設けられた弾性部材のシャッターロッ
ク部材により係止される。
【0015】シャッター12dが開かれたときはディス
クカートリッジ内の光磁気ディスク12eが開口窓12
bおよび12cから露出され、再生部の光ピックアップ
や磁気ヘッドが近接可能となる。図に示す12aは再生
部に対してディスクカートリッジ12を位置決めするた
めの位置決め基準穴である。
【0016】次に、図1乃至図3を参照してこの発明の
第1の実施例を説明する。図1において1はシャッター
開閉機構を支持する支持板であり、ケース本体10内に
配置される。シャッター開閉部材2は支持板1の水平ガ
イド穴を挿通する軸を介して連結部材4と一体となり、
支持板1に摺動自在に支持されている。シャッター開閉
部材2に設けられた板バネの先端に、シャッター開閉用
の穴12fと係合する凸部2aが設けられている。
【0017】ロック解除爪3は支持板1の水平ガイド穴
を挿通する軸と止め輪7を介して連結部材5と結合さ
れ、支持板1に摺動自在に支持されている。連結部材4
および5の間に引張りコイルバネ6が掛けられ、連結部
材4および5は互いに接近するように付勢されている。
【0018】摺動部材8はガイド溝を介して支持板1に
摺動自在に支持され、リンク9を介してケース本体10
の蓋10aと連結されている。従って、蓋10aが開閉
するとガイド溝に沿って往復動する。
【0019】図2(a)にディスクカートリッジ12の
挿入方向とシャッター開閉部材2の板バネ12bの長手
方向の関係を示している。このように配置することによ
りディスクカートリッジ12が挿入されるときに板バネ
12bが変形し、ディスクカートリッジ12が装着され
た状態で板バネ12bが元に戻り凸部2aがシャッター
開閉用の穴12fに突入してシャッター開閉部材2とシ
ャッター12dが係合する。図2(b)はこの実施例の
変形例を示している。このように板バネ12bの向きを
変えることにより、ディスクカートリッジ12を装着す
る方向を変えることが可能である。
【0020】次に、図3を参照して上記実施例の作用を
説明する。図3において、摺動部材8の左方向の移動は
図1において右上方向の移動に対応する。図3(a)は
蓋10aが開かれた状態を示しており、移動部材8は右
方向に移動している。移動部材8は引張りコイルバネ6
の弾力に抗して連結部材5を右方向に移動させており、
ロック解除爪3はディスクカートリッジ12の装着を妨
げない位置にある。
【0021】この状態でディスクカートリッジ12が装
着されるとシャッター開閉部材2の凸部2aがシャッタ
ー12dの穴12fに係合する。次に蓋10aを閉める
と、摺動部材8が左方向に移動し、引張りコイルバネ6
の弾力で摺動部材8に圧接されている連結部材5も左方
向に移動する。連結部材5と共に左方向に移動するロッ
ク解除爪3はシャッターロック部材12gを変形させて
シャッター12dのロックを解除する。
【0022】図3(b)はシャッター12dのロックが
解除された状態を示し、このとき連結部材5は移動スト
ロークの終端まで移動している。摺動部材8がさらに左
方向に移動すると、摺動部材8は連結部材4に当接し、
それを左方向に移動させるようになる。連結部材4と共
に左方向に移動するシャッター開閉部材2はシャッター
12dを開く、図3(c)にシャッター12dが開かれ
ている状態を示す。
【0023】蓋10aの閉動作の最終段階で、ディスク
カートリッジ12の支持部およびシャッター開閉機構が
図示していないリンク機構により降下され、光磁気ディ
スクの中心部に設けられた金属板が再生部のターンテー
ブルに吸着されて光磁気ディスク回転駆動可能となり、
光磁気ディスクが再生される。
【0024】図4にこの発明の第2の実施例を示す。こ
の実施例では、蓋11aはケース本体11に対してスラ
イドするように取付けられている。また、リンク9は蓋
11aに遊びを介して連結されている。他の構成は第1
の実施例と同様である。このようにスライド蓋を有する
再生装置にもこの発明を適用することができる。
【0025】実施例は光磁気ディスクを再生する再生装
置について説明したが、この発明を光磁気ディスクを記
録再生する記録再生装置に適用することも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のディス
クカートリッジのシャッター開閉機構は、再生装置の蓋
と連動する可動部材によりシャッタが開かれるので、蓋
が閉じられているときのみにシャッターを開いた状態と
することができ、ごみの混入が防止される。
【0027】また、ロック解除爪がディスクカートリッ
ジと干渉しない位置に退避した状態でケース本体内の所
定位置にディスクカートリッジを装填し同時にシャッタ
ー開閉部材をシャッターの凹部に係合させることができ
るので、ディスクカートリッジは直接ケース本体内に装
着されディスクカートリッジを広い範囲から装着でき
る。従って、ディスクカートリッジの装着が容易であ
る。さらに、ロック解除爪とシャッター開閉部材は一方
向のみに駆動されるので機構が簡単となり、また動作が
確実に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例であるディスクカート
リッジのシャッター開閉機構を一部分解して示す斜視図
である。
【図2】図2(a)は同ディスクカートリッジのシャッ
ター開閉機構の作用を示す部分側面図、図2(b)は同
ディスクカートリッジのシャッター開閉機構の変形例の
作用を示す部分側面図である。
【図3】同ディスクカートリッジのシャッター開閉機構
の作用を示す概略構成図である。
【図4】この発明の第2の実施例であるディスクカート
リッジのシャッター開閉機構を一部分解して示す斜視図
である。
【図5】この発明の実施例に使用されるディスクカート
リッジを示す斜視図である。
【図6】従来の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 支持板 2 シャッター開閉部材、2a 凸部、2b 板バネ 3 ロック解除爪 4 連結部材 5 連結部材 6 引張りコイルバネ 7 止め輪 8 摺動部材 9 リンク 10 ケース本体、10a 蓋 11 ケース本体、11a 蓋 12 ディスクカートリッジ、12a 位置決め基準
穴、12b,12c 開口窓、12d シャッター、1
2e 光磁気ディスク、12f 穴、12g シャツタ
ーロック部材 13 ホルダ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生装置の蓋と連動する可動部材とばね
    により駆動されるロック解除爪と、弾力によりシャッタ
    ーの凹部に突入し前記可動部材とばねにより駆動される
    シャッター開閉部材とを備え、再生装置のケース本体内
    の所定位置にディスクカートリッジを装填し、蓋を閉方
    向に移動することにより先ずディスクカートリッジのシ
    ャッターのロックを解除し、さらに蓋を閉方向に移動す
    ることにより前記シャッターを開くように構成したこと
    を特徴とするディスクカートリッジのシャッター開閉機
    構。
  2. 【請求項2】 前記可動部材は摺動自在に支持され蓋と
    リンクにより連結されており、可動部材がロック解除爪
    に対して後退することによりロック解除爪がばねの弾力
    により駆動され、次に可動部材がシャッター開閉部材を
    ばねの弾力に抗して駆動するように構成した請求項1の
    ディスクカートリッジのシャッター開閉機構。
  3. 【請求項3】 前記シャッター開閉部材は弾性変形して
    ディスクカートリッジの装填を妨げず、前記ロック解除
    爪はディスクカートリッジの装填時にディスクカートリ
    ッジと干渉しない位置に後退している請求項1または2
    のディスクカートリッジのシャッター開閉機構。
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