JP3378431B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP3378431B2
JP3378431B2 JP08930696A JP8930696A JP3378431B2 JP 3378431 B2 JP3378431 B2 JP 3378431B2 JP 08930696 A JP08930696 A JP 08930696A JP 8930696 A JP8930696 A JP 8930696A JP 3378431 B2 JP3378431 B2 JP 3378431B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状の記録
再生媒体単体、及びこの記録再生媒体を収納したディス
クカートリッジのいずれでもローディングすることが可
能なローディング機構を備えたディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク状記録再生媒体には、例えば、
光記録ディスク,光磁気記録ディスク等があり、このよ
うなディスク状記録再生録媒体(以下、単にディスクと
いう)は、文書や画像等の情報を記録保管するための媒
体として用いられている。また、光学的又は光磁気的に
情報が記録/再生されるディスクは、高密度記録が可能
であるため1枚のディスクに多量の情報を記録すること
ができるが、塵埃の付着や記録面の汚れなどにより記録
/再生エラーが生じやすく、またディスクに付着した塵
埃等は、ディスクに対して情報を記録/再生するディス
クドライブ装置の故障の原因にもなる。このため、近
年、ディスクをカートリッジケースに収納したディスク
カートリッジが多く用いられている。
【0003】そして、この種のディスク単体及び該ディ
スクを収納したディスクカートリッジのいずれをもロー
ディングできるローディング機構を備え、ディスクに対
して情報を記録/再生する記録再生装置としては、例え
ば特開平7-161112号公報に記載されているようなものが
ある。
【0004】特開平7-161112号公報に記載された記録再
生装置は、その図3及び図4にそれぞれ示されているよ
うに、装置外部においてトレイに装着されたディスク単
体又はディスクカートリッジを装置内部の所定のローデ
ィング位置に搬送し、この位置でディスクを、メインシ
ャーシに搭載されたディスクモータのターンテーブル上
に載置し、クランプアームにより支持されたクランプ板
によってディスクを加圧することにより、これをターン
テーブル上に固定する。そして、この記録再生装置で
は、ディスクモータによってターンテーブル上に固定さ
れ回転させるとともに、ディスク単体又はディスクカー
トリッジに収納されたディスクに対して情報の記録/再
生を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
ディスクカートリッジの種類としては、前記公報の図4
に示されているようにディスクをターンテーブルに加圧
固定するためのクランプ板を具備していないものと、前
記クランプ板を具備しているものとの2種類があり、特
開平7-161112号公報に記載された記録再生装置では、デ
ィスクカートリッジとしてはクランプ板を具備していな
いものにのみ対応することが可能であり、クランプ板を
具備しているものには対応することができない。
【0006】本発明の目的は、ディスク単体、及びクラ
ンプ部材を具備したディスクカートリッジのいずれでも
ローディングすることができるローディング機構を備え
たディスク装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載のディスク装置は、ディスクが載置さ
れるターンテーブルを支持し、ターンテーブルを回転駆
動する駆動モータと、前記ターンテーブルに載置された
ディスクを固定するためのクランプ手段と、ディスク
対して光学的に情報を記録又は再生するための光学ヘッ
ドとを備えたディスク装置において、前記ターンテーブ
ルに載置されたディスクを加圧固定するクランプ部材を
具備したディスクカートリッジの一方が装着される装着
部が設けられ、この装着部が装置本体外部に突出するイ
ジェクト位置、又は前記装着部にあるディスクを装置本
体内部に収納するローディング位置に移動するトレイ
と、少なくとも前記駆動モータ及び前記光学ヘッドが搭
載されるとともに、前記装着部に装着されたディスクカ
ートリッジに係合してディスクカートリッジを位置決め
する位置決め部材が設けられ、前記トレイの移動時には
移動するトレイに対する干渉が防止される退避位置に移
動し、前記トレイが前記ローディング位置に移動した場
合にディスクを前記装着部から前記ターンテーブルに載
せ替えるとともに、前記装着部にディスクカートリッジ
が装着されているときには前記位置決め部材をカートリ
ッジケースに係合させる結合位置に移動するメインシャ
ーシとを備え、前記クランプ手段が、前記装着部にディ
スク単体が装着されて前記トレイが前記ローディング位
置に移動した場合には、前記ターンテーブルに載置され
ディスクから離間するアンクランプ位置からディスク
単体をターンテーブルに加圧して固定するクランプ位置
に移動し、前記装着部にディスクカートリッジが装着さ
れ、かつ前記トレイが前記ローディング位置に移動した
場合には、前記アンクランプ位置からディスクカートリ
ッジに対して離間する離間位置に移動することを特徴と
する。
【0008】請求項2記載のディスク装置は、前記トレ
イに、トレイが前記ローディング位置にある状態で、装
置本体前方から挿入されたディスクカートリッジを前記
装着部上に案内するガイド面を形成し、前記トレイ又は
装置本体に、装置本体前方から前記ガイド面に沿って挿
入され、前記装着部手前の引き込み位置に到達したディ
スクカートリッジに係合してディスクカートリッジを装
着部に搬送する引込手段を設けたことを特徴とする。
【0009】請求項3記載のディスク装置は、前記トレ
イが、前記装着部としてディスクカートリッジが載置さ
れる基準平面が形成されたカートリッジ装着部と、前記
基準平面を上縁とする円弧状の凹みにより形成されて
ィスク単体が載置されるディスク装着部とを備え、前記
トレイに、トレイが前記ローディング位置に移動し、前
記メインシャーシが前記結合位置に移動した場合に、前
記ターンテーブル及び前記位置決め部材をトレイ上に挿
通させ、かつ前記光学ヘッドからの記録再生光をトレイ
上のディスクに通過させる開口部を形成したことを特徴
とする。
【0010】請求項4記載のディスク装置は、前記トレ
イが、前記装着部としてディスクカートリッジが載置さ
れる基準平面が形成されたカートリッジ装着部と、前記
基準平面を上縁とする円弧状の凹みにより形成されて大
径のディスク単体が載置される第1のディスク装着部
と、該第1のディスク装着部の底面を上縁とする円弧状
の凹みにより形成されて小径のディスク単体が載置され
る第2のディスク装着部とを備え、前記トレイに、該ト
レイが前記ローディング位置に移動し、前記メインシャ
ーシが前記結合位置に移動した場合に、前記ターンテー
ブル及び前記位置決め部材をトレイ上に挿通させ、かつ
前記光学ヘッドからの記録再生光をトレイ上のディスク
に通過させる開口部を形成したことを特徴とする。
【0011】請求項5記載のディスク装置は、前記トレ
イをイジェクト位置ないしローディング位置の範囲で摺
動可能に支持したガイド部材と、このガイド部材を装置
本体においてトレイの厚さ以下で、かつ前記ディスク装
着部の深さ以上の可動ストロークで上下動可能に支持す
るとともに、前記メインシャーシから離間する方向に付
勢した弾性部材とを備え、前記ガイド面を、ディスクカ
ートリッジの挿入方向に対して傾斜したテーパ面によっ
て形成したことを特徴とする。
【0012】請求項6記載のディスク装置は、前記トレ
イを前記イジェクト位置ないし前記ローディング位置の
範囲で摺動可能に支持したガイド部材と、このガイド部
材を装置本体において前記第1及び第2のディスク装着
部の深さ以上の可動ストロークで上下動可能に支持する
とともに、前記メインシャーシから離間する上方向に付
勢した弾性部材とを備え、前記ガイド面を、ディスクカ
ートリッジの挿入方向に対して傾斜したテーパ面によっ
て形成したことを特徴とする。
【0013】請求項7記載のディスク装置は、前記トレ
イの前端部に、トレイが前記ローディング位置にある場
合に前記装着部の方向に挿入されるディスクカートリッ
ジが挿通する挿入口を形成したガイド枠を垂設し、前記
挿入口の内面に、ディスクカートリッジの挿入方向に対
して傾斜してディスクカートリッジをトレイ上に案内す
るためのテーパ面を形成したことを特徴とする。
【0014】請求項8記載のディスク装置は、前記メイ
ンシャーシ及び前記ローディング位置にある前記トレイ
を少なくとも囲むように設けられ、トレイがローディン
グ位置にある場合に、前記ガイド枠及び該ガイド枠によ
り開閉可能に支持された防塵ドアと共に略密閉された収
納空間を形成する防塵ケースを備えたことを特徴とす
る。
【0015】請求項9記載のディスク装置は、前記防塵
ドアを閉鎖位置に付勢する弾性手段を設け、ディスクカ
ートリッジを前記トレイに装着する際には、トレイを前
記ローディング位置に保持し、ディスクカートリッジか
らの加圧力により前記防塵ドアを開放してディスクカー
トリッジをトレイ上に挿入し、ディスクカートリッジを
トレイから抜脱する際には、トレイをイジェクト位置に
保持した状態でトレイに装着されたディスクカートリッ
ジを上方に抜き取ることを特徴とする。
【0016】請求項10記載のディスク装置は、前記トレ
イの少なくとも一方の側端部に、ディスクカートリッジ
の下面を露出させるような切欠部を形成したことを特徴
とする。
【0017】請求項11記載のディスク装置は、前記トレ
イの装着部におけるディスク単体の有無及びディスクカ
ートリッジの有無を装置本体内部で検出する識別センサ
と、前記トレイが前記ローディング位置にあり、前記識
別センサによってディスク単体の無又はディスクカート
リッジの無が検出されている時には、前記メインシャー
シを前記退避位置に保持し、また前記トレイが前記イジ
ェクト位置から前記ローディング位置に移動した後、前
記識別センサによってディスク単体の有が検出された場
合に、前記メインシャーシを前記退避位置から前記結合
位置に移動させ、また前記トレイが前記ローディング位
置にある状態で、前記識別センサによってディスクカー
トリッジの有が検出された場合に、前記メインシャーシ
を前記退避位置から前記結合位置に移動させる制御手段
とを備えたことを特徴とする。
【0018】請求項12記載のディスク装置は、前記クラ
ンプ手段が、ディスクに対する加圧部材をディスクカー
トリッジの挿入/排出方向において移動可能に支持し、
ディスクカートリッジを装置外部から前記ローディング
位置にある前記トレイ上に挿入する動作に連動し、前記
挿入方向において前記加圧部材を前記アンクランプ位置
から前記離間位置に移動させ、かつディスクカートリッ
ジを前記ローディング位置にある前記トレイから装置外
部に排出する動作に連動し、前記排出方向において前記
加圧部材を前記離間位置から前記アンクランプ位置に復
帰させることを特徴とする。
【0019】請求項13記載のディスク装置は、前記トレ
イを、上面にディスクカートリッジが装着されるカート
リッジ装着部が形成された第1のホルダ板と、この第1
のホルダ板の方向に付勢されて、第1のホルダ板に対す
るディスクカートリッジの非装着時に、第1のホルダ板
に密着してディスク単体が装着される円弧状の凹み及び
ディスクカートリッジの挿入方向に対して傾斜した傾斜
面が形成されたディスク装着部を第1のホルダの上面
から突出させる第2のホルダ板とによって構成し、前記
トレイが前記ローディング位置にある状態でディスクカ
ートリッジを前記カートリッジ装着部上に挿入した場合
には、ディスクカートリッジが前記傾斜面上を摺動して
前記第2のホルダ板を第1のホルダ板から離間する方向
に揺動させ、前記ディスク装着部の上端を前記第1のホ
ルダ板の上面レベル以下に保持することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1はクランプ板を備えたディス
クカートリッジの斜視図であり、ディスクカートリッジ
1において、2は記録再生媒体であるディスク、3はケ
ース本体、4は揺動軸L1を中心としてケース本体3に
より揺動可能に支持された開閉蓋、5はケース本体3及
び開閉蓋4によって構成されたカートリッジケース、6
はケース本体3に開口したアクセス窓、7はケース本体
3のアクセス窓6を開閉するシャッタ、8は開閉蓋4に
設けられた係止フック、9はケース本体3に設けられた
係止解除レバー、10は開閉蓋4に配置されて回転可能に
支持されたクランプ板である。ここで、一対の係止フッ
ク8は、開閉蓋4の揺動端付近でケース本体3に向かっ
てそれぞれ突出し、また、一対の係止解除レバー9は、
ケース本体3の端部において前記一対の係止フック8に
それぞれ対応する位置に配置されている。この係止解除
レバー9は、図示の係止位置から矢印A方向に弾性変形
させることが可能であり、開閉蓋4の閉鎖時に係止フッ
ク8により係止される被係止部9aが形成されている。
【0021】開閉蓋4は、図示の開放位置でケース本体
3の上面を開放してディスク2の挿入/取り出しを可能
にする。また、開放位置にある開閉蓋4をケース本体3
の上面を閉鎖する閉鎖位置に揺動させることにより、係
止フック8が先端部のつめにより係止解除レバー9の被
係止部9aを係止し、開閉蓋4を閉鎖位置に拘束する。
開閉蓋4を閉鎖位置に拘束することにより、カートリッ
ジケース5が略密閉された状態になり、カートリッジケ
ース5の内部に塵埃等が侵入することが防止されるとと
もに、ユーザの指等がディスク2に直接接触することが
ないので、カートリッジケース5に収納されたディスク
2を確実に保護することができる。開閉蓋4を前記閉鎖
位置に拘束した際には、クランプ板10はディスク2の上
面に近接する位置に保持され、ディスク2が後述するタ
ーンテーブル上に載置された場合にディスク2をターン
テーブル上に加圧固定する。
【0022】また、開閉蓋4を閉鎖位置から開放位置に
揺動させる場合には、ユーザが一対の係止解除レバー9
に矢印A方向の操作力を加えることにより、係止解除レ
バー9が矢印A方向に弾性変形して被係止部9aが係止
フック8から離間する非係止位置に移動するので、係止
状態が解除されて開閉蓋4を開放位置に揺動させること
が可能になる。
【0023】図2は本発明の実施形態によるディスク記
録再生装置の概略構成を示す斜視図、図3及び図4は、
それぞれ本実施形態のディスク記録再生装置におけるロ
ーディング動作を説明するための側面断面図である。図
2乃至図4において、21はターンテーブル22を支持し記
録再生時にターンテーブル22を回転駆動する駆動モー
タ、23はターンテーブル22に載置されたディスク2を固
定するためのクランプ機構であり、支軸24によって揺動
可能に支持されたアーム25及び該アーム25の先端部に配
置されて回転可能に支持されたクランプ板26を有してい
る。ここで、アーム25は、例えば、支軸24に捩じりコイ
ルスプリング(図示省略)等の弾性部材を介して取り付け
られ、この弾性部材によって常に下方(図2に示す矢印
B2方向)に付勢されるともに、図示を省略した連動機構
によって図3に示すアンクランプ位置から下方に揺動す
ることが規制されている。
【0024】また、27はディスク2に対して光学的に情
報を記録再生するための光学ヘッド、28はディスク2が
単体で、あるいは該ディスク2を収納したディスクカー
トリッジ1が装着される装着部28a,28b,28cが形成さ
れたトレイであり、このトレイ28は、後述するスライド
機構によって前記装着部28a,28b,28cが装置筐体29か
ら外部に突出するイジェクト位置、又は装着部28a,28
b,28cを装置筐体29の内部に引き込みディスク2に対し
て光学ヘッド27により情報を記録再生するためのローデ
ィング位置に移動する。
【0025】30は、駆動モータ21及び光学ヘッド27が搭
載されるとともに、前記カートリッジ装着部28aに装着
されたディスクカートリッジ1を位置決めする位置決め
ピン31を突出させたメインシャーシであり、メインシャ
ーシ30は、クランプ機構23と共通の支軸24によって揺動
可能に支持され、トレイ28の移動時には図3に示すよう
にトレイ28に対する干渉が防止される退避位置に揺動
し、トレイ28がローディング位置に移動した場合には図
4に示す結合位置に移動することにより、ディスク2を
トレイ28からターンテーブル22に載せ替えるとともに、
カートリッジ装着部28aにディスクカートリッジ1が装
着されているときには位置決めピン31をカートリッジケ
ース5の下面に穿設された位置決め孔(図示省略)に嵌挿
させる。
【0026】32は、図示を省略したガイドレールにより
トレイ28の移動方向(図2に示す矢印A1,A2方向)にお
いて摺動可能に支持されたスライダ、33はスライダ32を
装置筐体29の内部において矢印A2方向に付勢したスプ
リングである。前記スライダ32は、その上面に傾斜面及
びこれに連続した水平面からなるカム面32aが形成さ
れ、その側面から係合突起32bを突出させている。
【0027】また、トレイ28上面の外周部には滑らかで
平坦な基準平面が形成されており、カートリッジ装着部
28aは、トレイ28において基準平面を含む部分によって
形成されている。従って、カートリッジ装着部28aに装
着されたディスクカートリッジ1は、カートッジケース
5の下面が基準平面に当接することにより高さ方向で位
置決めされる。大径のディスク2が装着されるディスク
装着部28bは、前記基準平面を上縁とする円弧状の凹み
により形成され、小径のディスク2が装着されるディス
ク装着部28cは、ディスク装着部28bの底面を上縁とする
円弧状の凹みにより形成されている。
【0028】さらに、トレイ28には、そのイジェクト側
の前端部に一対の挿通孔28dが穿設されるとともに、デ
ィスク2の中央部及びその記録領域に対向して開口部28
eが穿設されている。ディスクカートリッジ1及びトレ
イ28がローディング位置にある状態でメインシャーシ30
が結合位置に揺動した場合、位置決めピン31は、前記挿
通孔28dを通してカートリッジケース5底面の位置決め
孔に嵌挿することにより、ディスクカートリッジ1をカ
ートリッジ装着部28a上で位置決めし、ターンテーブル2
2は、前記開口部28eを通してトレイ28上のディスク2の
中央部に連結する。そして、光学ヘッド27は、記録再生
時には前記開口部28eを通して記録再生光をディスク2
の記録領域に照射する。ここで、トレイ28は、大径及び
小径の2種類のディスク2が装着可能のものについて説
明したが、大径のディスク2のみに対して記録再生を実
行する装置では、2段目の凹みによって形成されたディ
スク装着部28cは不要となる。
【0029】次に、図3及び図4に基づいてディスクカ
ートリッジ1に対するローディング動作を説明する。こ
こで、ディスクカートリッジ1は、ディスクカートリッ
ジ1をイジェクト位置にあるトレイ28上に載置し、トレ
イ28と共にローディング位置に搬送する方法と、トレイ
28を予めローディング位置に移動させておき、ディスク
カートリッジ1をトレイ28の上面に沿って装置筐体29に
挿入する方法とによってローディングすることが可能で
あるが、ここでは、後者の方法について説明する。
【0030】先ず、図3に示すようにトレイ28を、後述
するスライド機構によって予め装置筐体29内のローディ
ング位置に移動させておき、装置筐体29の前面に開口し
た挿入排出口29aからディスクカートリッジ1を装置筐
体29内に挿入する。この際、ユーザが、トレイ28の上
面、すなわち基準平面に沿ってディスクカートリッジ1
を装置筐体29の内部に挿入することにより、ディスクカ
ートリッジ1の前面がスライダ32の係合突起32bに当接
する。そして、係合突起32bがディスクカートリッジ1
によって加圧され、スライダ32が図4に示すようにスプ
リング33に抗して矢印A1方向に移動することにより、
カム面32aがアーム25の突出片25aの下面に対し摺動して
アーム25を上方に揺動させ、その水平面によりアーム25
をディスクカートリッジ1に対して離間させる離間位置
に保持する。ディスクカートリッジ1がトレイ28上にお
いてカートリッジ装着部28aの手前の引込位置に到達す
ると、後述する引込機構がディスクカートリッジ1に係
合し、ディスクカートリッジ1をカートリッジ装着部28
aに移動させる。この際、公知のシャッタ開閉機構(図示
省略)によってディスクカートリッジ1のシャッタ7が
開放してディスク2が露出する。この後、メインシャー
シ30が図3に示す退避位置から図4に示す結合位置に揺
動し、ディスク2がターンテーブル22上に載置されると
ともに、ターンテーブル22の上端部がクランプ板10に係
合するとともに、例えば、クランプ板10がターンテーブ
ル22に対して磁力を作用させることにより、ディスク2
がターンテーブル22上に加圧固定される。
【0031】また、ディスクカートリッジ1をローディ
ング位置から装置筐体29の外部に排出する場合には、前
記引込機構とディスクカートリッジ1との係合を解除す
ることにより、スプリング33の付勢力によりスライダ32
及びディスクカートリッジ1が矢印A2方向に移動し、
ディスクカートリッジ1の後端部が装置筐体29から突出
する。スライダ32が矢印A2方向に移動するとともに、
挿入時とは逆にアーム25がカム面32aに沿って下方(矢印
B2方向)に揺動しアンクランプ位置に復帰する。
【0032】図5及び図6は、それぞれ本実施形態のデ
ィスク記録再生装置におけるスライド機構及び引込機構
の構成を示す分解斜視図及び平面図である。41はピニオ
ン42を支持したローディングモータ、43はトレイ28の下
面に配置されたラックであり、ラック43には、トレイ28
の移動方向(矢印A1、A2方向)において長い一対のガイ
ドスロット43aが穿設され、またギア歯とは逆方向に突
出した押圧突起43bが形成されている。ここで、トレイ2
8の下面から突出した一対のガイドピン44がガイドスロ
ット43aに嵌挿することにより、ラック43はガイドスロ
ット43aの範囲でスライド可能に支持されている。ま
た、ローディングモータ41によってピニオン42が時計方
向(矢印C1方向)に回転してラック43が矢印A2方向にス
ライドすることにより、押圧突起43bがトレイ28の下面
に形成されたストッパ部45に当接してトレイ28をイジェ
クト方向に移動させる。また、トレイ28の端部には、図
5に示すようにカートリッジ装着部28aの基準平面に対
して傾斜し、かつトレイ28のカートリッジ装着部28aの
基準平面に連続したガイド面28gが形成されている。
【0033】47はトレイ28の側部に外嵌するように配置
されたスライドベースであり、トレイ28の側端面に形成
されたスライド溝28iに沿って移動可能に支持され、弾
性部材(図示省略)によって矢印A2方向に付勢されてい
る。48はスライドベース47に設けられたシャフト47aに
よって回転可能に支持された引込爪であり、弾性部材
(図示省略)により矢印D方向に付勢されている。49はス
ライドベース47において軸49aを中心として揺動可能に
支持されたカムレバーであり、弾性部材(図示省略)によ
って矢印E1方向に付勢されている。このカムレバー49
の先端部には、タイミングカム部49bが設けられ、タイ
ミングカム部49bは、その上端部をトレイ28に穿設され
たL字溝28fに嵌挿させており、このL字溝28fによって
移動範囲が規制されている。
【0034】また、50は、トレイ28に穿設された軸孔28
hに軸部50aを挿入して揺動可能に支持されるとともに、
弾性部材(図示省略)によって矢印F方向に付勢された連
結レバーであり、先端部に円柱状のトリガカム部50bが
設けられている。51は、トレイ28の移動方向(矢印A1,
A2方向)に延在し、前記トリガカム部50bが摺動するカ
ム面51aが形成されたガイド板である。
【0035】次に、上記構成のスライド機構及び引込機
構の動作を説明する。図7乃至図9は、それぞれトレイ
がローディング位置にある場合におけるスライド機構及
び引込機構の動作説明図であり、各図においてトレイ28
はローディング位置に保持されているものとする。ディ
スクカートリッジ1を装置筐体29の挿入排出口29aから
装置内部に挿入すると、ディスクカートリッジ1の挿入
端がトレイ28のガイド面28gに沿ってカートリッジ装着
部28a上に案内され、ディスクカートリッジ1はカート
リッジ装着部28a(基準平面)に沿って装着位置の手前の
引込位置に到達する。このとき、引込爪48が、その先端
部をカートリッジケース5の掛止孔5a(図1参照)に挿
入してディスクカートリッジ1に係合した状態となる。
また、図7に示すカートリッジセンサ52は、引込位置に
到達したディスクカートリッジ1を検出して検出信号を
出力する。
【0036】カートリッジセンサ52からの検出信号に同
期してローディングモータ41が反時計方向(矢印C2方
向)に回転することにより、ラック43が矢印A1方向にス
ライドする。図8に示すようにラック43の先端がタイミ
ングカム部49bに当接してタイミングカム部49bを加圧す
ることにより、ラック43からの力がカムレバー49及びス
ライドベース47を介して引込爪48に伝達され、この引込
爪48によってディスクカートリッジ1が矢印A1方向に
引き込まれる。この際、タイミングカム部49bが移動方
向に対して傾斜した面をディスクカートリッジ1に当接
させていることから、カムレバー49には常に矢印E2方
向の分力が作用するが、カムレバー49は、ディスクカー
トリッジ1が装着位置に到達するまではL字溝28fによ
って揺動することが規制される。
【0037】ディスクカートリッジ1が引込爪48によっ
て図9に示す装着位置に到達すると、L字溝28fがL字
形に屈曲していることから、カムレバー49は、前記矢印
E2方向の分力によって揺動し、タイミングカム部49bを
L字溝28fにおいてラック43からの加圧力を受けない退
避位置に移動させる。タイミングカム部49bが退避位置
に移動することにより、ディスクカートリッジ1は引込
爪48によって装着位置に保持されるが、この後、ラック
43は、ローディングモータ41によって更に距離δだけ矢
印A1方向に移動するように設定されている。
【0038】本実施形態のディスク記録再生装置では、
ラック43が図9に示す位置から距離δだけ移動すること
に連動してメインシャーシ30を退避位置から結合位置に
移動させる連動機構を備えている。このような連動機構
としては、例えば、メインシャーシ30と一体に設けられ
た傾斜面(図示省略)をラック43が加圧することにより、
前記傾斜面によってラック43からの加圧力をメインシャ
ーシ30を揺動させる力に変換するようなものがある。
【0039】また、ディスクカートリッジ1を排出する
場合には、ローディングモータ41を矢印C1方向に回転
することにより、ラック43が矢印A2方向に移動し、こ
れに従って弾性部材により付勢されたカムレバー49が矢
印E1方向に揺動し、この後、スライドベース47が矢印
A2方向に移動する。スライドベース47が矢印A2方向に
移動することにより、ディスクカートリッジ1は、引込
爪48により図7に示す引込位置にまで戻されイジェクト
側の端部が装置筐体29から突出する。この際、メインシ
ャーシ30は、ラック43が矢印A2方向に移動することに
連動して前記連動機構により結合位置から退避位置に揺
動し、スライダ32によって離間位置に保持されていたア
ーム25はアンクランプ位置に復帰する。
【0040】次に、ディスク2を単体でトレイ28に装着
しローディングする場合の動作を説明する。図10及び図
11は、それぞれディスク単体をトレイに装着してローデ
ィングする場合の動作説明図であり、ここでは、ローデ
ィング動作の開始前にトレイ28がイジェクト位置に待機
している状態からディスク2をローディングする場合に
ついて説明する。
【0041】先ず、ユーザがローディングスイッチ(図
示省略)をオンすることにより、ローディングモータ41
が矢印C2方向に回転してラック43を矢印A1方向に移動
させる。このとき、ラック43の先端が図10に示すように
カム面51aによって揺動が規制されているトリガカム部5
0bを加圧する。連結レバー50は、ラック43からの加圧力
をトレイ28に伝達しトレイ28を矢印A1方向に移動させ
る。ここで、カム面51aがローディング位置に対応する
位置で外側に屈曲していることにより、トレイ28がロー
ディング位置に到達したタイミングで、図11に示すよう
にトリガカム部50bがラック43から逃げる方向(矢印F方
向)に移動し、トレイ28がローディング位置で停止す
る。この後、図9に基づいて説明した場合と同様に、ラ
ック43のみが距離δ移動することにより、メインシャー
シ30が結合位置に移動し、さらに図示を省略した揺動機
構によってアーム25がクランプ位置に降下することによ
り、クランプ板26によってディスク2が加圧されてター
ンテーブル22上に固定される。
【0042】一方、ディスク2を装置筐体29内から取り
出す場合には、ローディングモータ41が矢印C1方向に
回転することにより、ラック43がストッパ部45を加圧し
てトレイ28を矢印A2方向に移動させ、トレイ28がイジ
ェクト位置に到達したタイミングで回転を停止する。こ
の際、メインシャーシ30及びアーム25は、ラック43の矢
印A2方向への移動開始に連動して退避位置及びアンク
ランプ位置にそれぞれ移動し、連結レバー50は、タイミ
ングカム部49bをカム面51a及びラック43の双方に接した
状態でトレイ28と共に図10に示す位置まで移動する。
【0043】本実施形態のディスク記録再生装置では、
以上説明したようにトレイ28をローディング位置に保持
した状態で、ディスクカートリッジ1をカートリッジ装
着部28aに装着することが可能に構成されているが、デ
ィスクカートリッジ1の挿入時又は排出時にはメインシ
ャーシ30の位置を制御する必要がある。このため、装置
筐体29の内部には、図11に示すように、装着部28a,28
b,28cにおけるディスクカートリッジ1及びディスク2
の有無を検出する光学的な識別センサ53が配置されてい
る。
【0044】前記識別センサ53は、トレイ28がローディ
ング位置に保持された状態で、カートリッジ装着部28a
におけるディスクカートリッジ1の有無に対応する検出
信号、及びディスク装着部28b,28cにおけるディスク2
の有無に対応する検出信号を出力する。ここでは、1個
の識別センサ53によってディスクカートリッジ1及びデ
ィスク2単体を検出するが、それらを並列的に配置され
た複数の識別センサ53によってそれぞれ検出することも
可能である。
【0045】識別センサ53からの検出信号は制御部(図
示省略)に出力され、制御部は、検出信号の内容に応じ
てローディングモータ41の回転量等を制御する。具体的
には、制御部は、トレイ28がローディング位置にある状
態で、識別センサ53がディスク2単体の無、又はディス
クカートリッジ1の無を検出している時にはラック43を
図11に示す位置で停止させることにより、メインシャー
シ30を退避位置に保持し、装置筐体29内に挿入されるデ
ィスクカートリッジ1に位置決めピン31やターンテーブ
ル22が干渉することを防止する。
【0046】また、制御部は、トレイ28をイジェクト位
置からローディング位置に移動した後、識別センサ53に
よってディスク2単体の有が検出された場合にラック43
を図11に示す位置から距離δ移動させることにより、メ
インシャーシ30を退避位置から結合位置に移動させ、さ
らにアーム25を揺動機構によってアンクランプ位置から
クランプ位置に移動させる。また、制御部は、トレイ28
がローディング位置にある状態で、識別センサ53がディ
スクカートリッジ1の有を検出した場合にラック43を図
11に示す位置から距離δ移動させることにより、メイン
シャーシ30を退避位置から結合位置に移動させる。
【0047】図12は本実施形態のディスク記録再生装置
におけるトレイのガイド機構の一例を示す斜視図であ
る。61は装置筐体29における両側の側板部にそれぞれ対
称的に設けられたガイドレール収納部、62は装置筐体29
内において前記一対のガイドレール収納部61にそれぞれ
収納されるガイドレールであり、その上面には長手方向
に凹状のガイド溝62aが形成され、下面には弾性を有す
る板ばね62bが設けられている。一方、トレイ28は、そ
の下面に一対のガイド溝62aにそれぞれ摺動可能に嵌挿
する一対のガイド突起63が形成され、このガイド突起63
をガイド溝62aに嵌挿させることにより、ガイドレール6
2によって移動可能に支持される。また、ガイドレール6
2は板ばね62bを介してガイドレール収納部61に収納され
ており、板ばね62bは、ガイドレール62が垂直方向の荷
重を受けた場合に弾性変形するように構成されている。
このため、外部からトレイ28に対して下向き(矢印G1方
向)の力が作用した場合には、板ばね62bの弾性限界の範
囲内でガイドレール62及びトレイ28が下降することにな
る。
【0048】図13は、図12に示すガイド機構を適用した
本実施形態のディスク記録再生装置の動作を説明するた
めの側面断面図である。トレイ28には、前述したように
トレイ28外周部の基準平面がカートリッジ装着部28aの
一部として、該カートリッジ装着部28aを上縁とする1
段目の凹みがディスク装着部28bとして、該ディスク装
着部28bの底面を上縁とする2段目の凹みがディスク装
着部28cとして、それぞれ形成されている。従って、ト
レイ28は、少なくともディスク装着部28b及びディスク
装着部28cの深さ以上の厚みが必要になり、ディスクカ
ートリッジ1を装置外部からローディング位置にあるト
レイ28上に挿入する際には、装置筐体29の内部において
トレイ28の上方にディスクカートリッジ1以上の厚さを
有する空間を確保する必要がある。
【0049】ここで、トレイ28の厚さをD、ディスク装
着部28b及びディスク装着部28cの深さの合計をdとする
と、常にD≧dの関係が成立する。そして、板ばね62b
は、トレイ28をトレイの厚さD以下で、かつディスク装
着部28b,28cの深さdより大きくなるように設定された
可動ストロークで上下動可能に支持するとともに、メイ
ンシャーシ30から離間する方向(矢印G2方向)にトレイ2
8を常に付勢している。また、装置筐体29内においてト
レイ28の上面(基準平面)と上ガイド板64との間の空間
は、ディスクカートリッジ1の厚さより略dだけ薄くな
るように形成されている。
【0050】次に、上記のように構成されたガイド機構
によってトレイ28を支持した場合のトレイ28の動作を説
明する。ディスクカートリッジ1を挿入排出口29aから
装置筐体29内に挿入する際に、ディスクカートリッジ1
の挿入端部がガイド面28gに当接してガイド面28gを加圧
することにより、ディスクカートリッジ1は、矢印G1
方向の分力によりトレイ28を板ばね62bに抗して下降さ
せるとともに、ガイド面28gに沿ってカートリッジ装着
部28a上に挿入される。ディスクカートリッジ1が引込
位置に到達した後には、既に説明したように引込爪48等
の引込機構によってディスクカートリッジ1がカートリ
ッジ装着部28aに装着される。
【0051】図13に示すガイド機構によれば、装置筐体
29内においてトレイ28の上面(基準平面)と上ガイド板64
との間に形成される空間を、ディスクカートリッジ1の
厚さより略dだけ薄くすることが可能になるので、装置
筐体29の厚さを減少させて装置を薄型化することができ
る。また、装置筐体29内でディスクカートリッジ1がト
レイ28と上ガイド板64とによって加圧挾持されることに
より、外部からの振動等によってディスクカートリッジ
1が移動することが防止されて、ディスクカートリッジ
1を常に装着位置に正確に位置決めした状態に保持する
ことができる。また、ここでは、トレイ28に2段のディ
スク装着部28b及びディスク装着部28cが設けられている
場合について説明したが、トレイ28に単一のディスク装
着部が設けられている場合についても、そのディスク装
着部の深さに応じて、上記ガイド機構の構成により、装
置を薄型化することができ、かつディスクカートリッジ
1を常に装着位置に正確に位置決めした状態に保持する
ことができることはいうまでもない。
【0052】図14及び図15は、それぞれガイド枠が設け
られたトレイを備えた本実施形態のディスク記録再生装
置の斜視図である。71はトレイ28のイジェクト側の端部
に垂設されたガイド枠であり、トレイ28がローディング
位置ある場合に装置筐体29内に挿入されるディスクカー
トリッジ1が、挿通する挿入口71aを形成している。ま
た、この挿入口71aの内面には、ガイド面28g及びディス
クカートリッジ1の挿入方向に対して傾斜してディスク
カートリッジ1をトレイ28上に案内するためのテーパ面
が形成されている。72は装置筐体29の前面に配置される
フロントパネルであり、前記ガイド枠71が垂設されたト
レイ28を挿入排出することが可能な開口部72aが形成さ
れている。
【0053】トレイ28のイジェクト側の端部に挿入口71
aが形成されたガイド枠71を垂設し、挿入口71aの内面に
ガイド面28g及びテーパ面を形成したことにより、図15
に示すようにトレイ28がローディング位置にある状態
で、開口部72aから装置筐体29内に挿入されるディスク
カートリッジ1の先端部が挿入口71aのガイド面28g又は
テーパ面によってディスクカートリッジ1が確実にトレ
イ28のカートリッジ装着部28a上に案内される。このた
め、ガイド面28gのみによってディスクカートリッジ1
を案内する場合と比較して、挿入時におけるディスクカ
ートリッジ1の位置合わせの許容範囲が上方及び側方に
拡大し、ディスクカートリッジ1をカートリッジ装着部
28aに装着する際の操作性を向上できる。
【0054】図16及び図17は、ガイド枠,防塵ドア及び
防塵ケースが設けられた本実施形態のディスク記録再生
装置の側面断面図及び要部断面図である。73は支軸73a
を中心としてガイド枠71によって開閉可能に支持された
防塵ドアであり、図示を省略した捩じりコイルばね等の
弾性部材によって常に閉鎖方向(矢印J1方向)に付勢さ
れている。74は装置筐体29の内部に配置され、内部にト
レイ28,メインシャーシ30及びアーム25等を収納した防
塵ケースであり、図13に示す上ガイド板64と同様な機能
も有する。この防塵ケース74の前面には開口部74aが形
成されており、ガイド枠71の後面には、トレイ28がロー
ディング位置に保持された状態で開口部74aの周縁部付
近に密着するような段部が形成されている。
【0055】防塵ケース74は、トレイ28がローディング
位置にある場合に、防塵ケース74に密着したガイド枠71
及び閉鎖位置にある防塵ドア73と共に略密閉された収納
空間を形成し、このことにより、ディスク2に塵埃等が
付着することを防止している。また、装置筐体29内に
は、カートリッジ装着部28aに装着されたディスクカー
トリッジ1を外部に排出するイジェクト動作に連動して
防塵ドア73を矢印J2方向に開放する開放機構が配置さ
れ、トレイ28をローディング位置に保持した状態で、デ
ィスクカートリッジ1を装置外部に取り出す場合には、
前記開放機構によって防塵ドア73が開放し、ディスクカ
ートリッジ1の端部が装置筐体29から外部に突出する。
このような開放機構については、市販のディスク記録再
生装置において既に用いられている汎用的な機構である
ので、その構成については説明を省略する。
【0056】しかしながら、防塵ドア73に対する開放機
構を装置筐体29内に設けることは、装置を小型化するた
めの障害になる場合があり、このような開放機構を省略
することができれば、装置の小型化がより容易になるこ
とは明らかである。このためには、前述したローディン
グ位置に保持されたトレイ28に装着されたディスクカー
トリッジ1を引込爪48によって排出する方法を用いず、
ディスクカートリッジ1が装着されたトレイ28をローデ
ィング位置からイジェクト位置に移動させる方法を用い
ればよい。
【0057】図18及び図19は、それぞれ本実施形態にお
いてディスクカートリッジをトレイと共にイジェクト位
置に排出させるための構成が付加されたディスク記録再
生装置の斜視図及び分解斜視図、図20は、図18及び図19
に示すディスク記録再生装置においてディスクカートリ
ッジの排出動作を説明するための斜視図である。図18に
おいて、75はトレイ28の両側の側端部にそれぞれ形成さ
れた切欠部であり、カートリッジ装着部28aにディスク
カートリッジ1が装着された状態でディスクカートリッ
ジ1の下面を露出させる。また、図19において、76は、
トレイ28の上面に突出し、トレイ28が矢印A2方向に移
動する際にカートリッジ装着部28aに装着されたディス
クカートリッジ1を加圧する加圧突起、77はトレイ28と
は別体に形成され、L字溝28f及びスライド溝28iが形成
されたスライドベース支持板であり、このスライドベー
ス支持板77には、カムレバー49及び引込爪48をそれぞれ
軸支したスライドベース47がスライド溝28iに沿って摺
動可能に支持される。このスライドベース支持板77によ
って支持されたスライドベース47等の引込機構は、トレ
イ28がローディング位置にある状態で、ディスクカート
リッジ1が引込位置にまで挿入された際に、既に説明し
た引込動作を行いディスクカートリッジ1をカートリッ
ジ装着部28aに装着する。
【0058】上記のような構成が付加されたディスク記
録再生装置において、トレイ28がローディング位置にあ
り、トレイ28にディスクカートリッジ1が装着された状
態からディスクカートリッジ1を外部に排出する場合に
は、ローディングモータ41によってラック43を矢印A2
方向に移動させることにより、トレイ28を矢印A2方向
に移動させる。このことにより、ディスクカートリッジ
1が加圧突起76によって加圧されてトレイ28と共に図20
に示すイジェクト位置に移動する。この状態では、ユー
ザが切欠部75の位置でディスクカートリッジ1を把持し
上方に持ち上げることにより、トレイ28上からディスク
カートリッジ1を容易に抜き取ることができる。
【0059】図21乃至図23は、それぞれ本実施形態のデ
ィスク記録再生装置におけるクランプ機構の他の例を示
す構成図であり、80はターンテーブル22に載置されたデ
ィスク2を固定するためのクランプ機構であり、一対の
支軸81,82によって2方向で揺動可能に支持されたアー
ム83及び該アーム83の先端部に配置されて回転可能に支
持されたクランプ板26を有している。支軸81は、水平方
向において図21に示す作動位置(アンクランプ位置)乃至
図23に示す離間位置においてアーム83を揺動可能に支持
することにより、加圧部材であるクランプ板26をディス
クカートリッジ1の挿入/排出方向(矢印A1,A2方向)
において移動させる。また、支軸82は、前記作動位置で
アーム83を上下方向で揺動可能に支持することにより、
クランプ板26をアンクランプ位置又はクランプ位置に移
動させる。
【0060】ここで、アーム83は、例えば、支軸81に捩
じりコイルスプリング(図示省略)等の弾性部材を介して
取り付けられ、この弾性部材によって常に作動位置の方
向(矢印K2方向)に付勢されている。また、アーム83
は、作動位置においては図示を省略した連動機構によっ
てディスク2が装着されたトレイ28がローディング位置
に挿入することに連動し、クランプ板26をアンクランプ
位置からクランプ位置に移動させ、かつディスク2が装
着されたトレイ28がイジェクト位置に排出されることに
連動し、クランプ板26をアンクランプ位置に復帰させ
る。クランプ板26は、図2乃至図4に基づいて説明した
場合と同様に、前記クランプ位置に移動することにより
トレイ28に装着されたディスク2単体をターンテーブル
22に加圧固定し、また前記アンクランプ位置に移動する
ことによりディスク2を解放する。
【0061】次に、ディスクカートリッジ1をトレイ28
に装着する場合のアーム83の動作を説明する。トレイ28
がローディング位置に保持された状態で、図21に示すよ
うにディスクカートリッジ1を装置筐体29内に挿入する
ことにより、ディスクカートリッジ1の先端部がアーム
83に当接し、アーム83はディスクカートリッジ1からの
加圧力によって矢印K1方向に揺動する。ディスクカー
トリッジ1が図22に示す引込位置に到達すると、引込爪
48がディスクカートリッジ1に係合しディスクカートリ
ッジ1を更に矢印A1方向に移動させるので、アーム83
は、引込機構からの力によって図23に示す離間位置に揺
動し、カートリッジ装着部28aに装着されたディスクカ
ートリッジ1によって離間位置に保持される。また、デ
ィスクカートリッジ1が排出される場合には、アーム83
は、弾性部材の付勢力によりディスクカートリッジ1に
従って矢印K2方向に揺動し、ディスクカートリッジ1
から離間したタイミングで作動位置に復帰する。
【0062】このように、図21乃至図23に示すクランプ
機構80では、ディスクカートリッジ1の挿入動作に連動
してアーム83が略水平方向に揺動し、ディスクカートリ
ッジ1がカートリッジ装着部28aに装着された状態で離
間位置に保持されることにより、図2乃至図4に基づい
て説明した上下方向にのみ揺動するアーム25によってク
ランプ板26をアンクランプ位置から離間位置に移動させ
るクランプ機構23と比較し、アーム83の上下方向での移
動範囲を減少することができるため、装置筐体29を薄型
化することが可能になる。
【0063】図24は本実施形態のディスク記録再生装置
におけるトレイの他の例を示す斜視図、図25は、図24に
示すトレイにおける第2ホルダ板の平面図である。90は
以下に説明する2枚のホルダ板によって構成されたトレ
イ、91は上面にディスクカートリッジ1が載置されるカ
ートリッジ装着部91aが形成された第1ホルダ板であ
り、この第1ホルダ板91には、メインシャーシ30に搭載
されたターンテーブル22及び光学ヘッド27に対向して開
口部91bが形成され、さらに開口部91bを略中心として放
射状に3つの欠成部91c,91d,91eが形成されている。9
2は連結ピン93によって第1ホルダ板91の端部に連結さ
れて揺動可能に支持された第2ホルダ板であり、図示を
省略した捩じりコイルスプリング等の弾性部材によって
第1ホルダ板91の方向に常に付勢されている。
【0064】前記第2ホルダ板92には、第1ホルダ板91
の開口部91bに対向して開口部92bが形成され、さらに開
口部92bを略中心として放射状に3つのディスク装着部9
2c,92d,92eが配置されて、その上面から突出してい
る。これらのディスク装着部92c,92d,92eは、第2ホ
ルダ板92の上面が第1ホルダ板91の下面に密着した状態
では欠成部91c,91d,91eにそれぞれ挿入し、その上部
を第1ホルダ板91から突出させる。これらのディスク装
着部92c,92d,92eにおける第1ホルダ板91からの突出
部分には、大径のディスク2aが装着される大径の円弧
状の凹みの一部をそれぞれ形成する段部92fと、小径の
ディスク2bが装着される小径の円弧状の凹みの一部を
それぞれ形成する段部92gと、ディスクカートリッジ1
の挿入方向に対して傾斜した傾斜面92hとが、それぞれ
形成されている。
【0065】図26及び図27は、それぞれ図24に示すトレ
イを備えた本実施形態のディスク記録再生装置における
ディスクカートリッジの装着動作を説明するための側面
断面図である。ここで、装置筐体29内においてトレイ90
の上面(基準平面)と上ガイド板64との間の空間は、ディ
スクカートリッジ1の厚さよりディスク装着部92c,92
d,92eの略高さhだけ薄くなるように形成されている。
【0066】ディスクカートリッジ1の非装着時には、
図26に示すように第2ホルダ板92は、装置筐体29内にお
いて略水平となるように配置された第1ホルダ板91に密
着する位置に保持されている。ディスクカートリッジ1
を挿入排出口29aから装置筐体29内に挿入することによ
り、ディスクカートリッジ1の先端部がディスク装着部
92cの傾斜面92hに当接して傾斜面92hを加圧することに
より、ディスクカートリッジ1は、矢印L1方向の分力
により第2ホルダ板92をメインシャーシ30の方向に揺動
させるとともに、第1ホルダ板91の上面に沿って装置筐
体29内に挿入される。次に、ディスクカートリッジ1
は、図27に示すように、ディスク装着部92d,92eの傾斜
面92hに当接しこれらの傾斜面92hを加圧することによ
り、ディスク装着部92c,92d,92eの上端が第1ホルダ
板91の上面のレベルと一致する位置にまで第2ホルダ板
92を揺動させる。そして、ディスクカートリッジ1が所
定の引込位置に到達すると、既に説明したように引込爪
48等の引込機構によってディスクカートリッジ1がカー
トリッジ装着部91aに装着される。
【0067】一方、ディスク2a,2bをディスク装着部
92c,92d,92eに装着する場合には、図26に示すローデ
ィング位置からトレイ90を矢印A2方向に移動させてイ
ジェクト位置に保持し、このイジェクト位置で装置筐体
29の外部に露出したディスク装着部92d,92e上にディス
ク2a,2bを載置し、この後、トレイ90をローディング
位置に復帰させる。また、ディスク2a,2bを排出する
場合には、トレイ90と共にディスク2a,2bをイジェク
ト位置に移動させて、ディスク2a,2bをディスク装着
部92c,92d,92eから抜き取る。
【0068】図24に示すトレイ90を用いた場合には、装
置筐体29内においてトレイ90のカートリッジ装着部91a
(基準平面)と上ガイド板64との間に形成される空間を、
ディスクカートリッジ1の厚さより略hだけ薄くするこ
とが可能になるので、装置筐体29の厚さを減少させて装
置を薄型化することができる。また、装置筐体29内でデ
ィスクカートリッジ1がトレイ90と上ガイド板64とによ
って加圧挾持されることにより、外部からの振動等によ
ってディスクカートリッジ1が移動することが防止され
て、ディスクカートリッジ1を常に装着位置に正確に位
置決めした状態に保持することができる。また、ここで
は、ディスク装着部92c,92d,92eに2段の段部92f,92
gが設けられている場合について説明したが、ディスク
装着部92c,92d,92eに単一の段部が設けられている場
合についても、上記構成のトレイ90によれば、そのディ
スク装着部の高さに応じて、装置を薄型化することがで
き、かつディスクカートリッジ1を常に装着位置に正確
に位置決めした状態に保持することが可能になる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
ディスク装置によれば、ディスク単体、あるいはクラン
プ部材を具備したディスクカートリッジの一方が装着さ
れる装着部が設けられ、イジェクト位置又はローディン
グ位置に移動するトレイと、このトレイの移動時には移
動するトレイに対する干渉が防止される退避位置に移動
し、トレイがローディング位置に移動した場合にディス
を前記装着部から前記ターンテーブルに載せ替えると
ともに、装着部にディスクカートリッジが装着されてい
るときには位置決め部材をカートリッジケースに係合さ
せる結合位置に移動するメインシャーシとを備え、クラ
ンプ手段が、装着部にディスク単体が装着されたトレイ
がローディング位置に移動した場合には、ターンテーブ
ルに載置されたディスクから離間するアンクランプ位置
からディスク単体をターンテーブルに加圧して固定する
クランプ位置に移動し、装着部にディスクカートリッジ
が装着され、かつトレイがローディング位置に移動した
場合には、アンクランプ位置からディスクカートリッジ
に対して離間する離間位置に移動することにより、ディ
スク単体、及びクランプ部材を具備したディスクカート
リッジのいずれでもローディングすることが可能にな
る。
【0070】また、請求項2記載のディスク装置によれ
ば、前記トレイに、トレイがローディング位置にある状
態で、装置本体前方から挿入されたディスクカートリッ
ジを装着部上に案内するガイド面を形成し、トレイ又は
装置本体に、装置本体前方からガイド面に沿って挿入さ
れ、装着部手前の引き込み位置に到達したディスクカー
トリッジに係合してディスクカートリッジを装着部に搬
送する引込手段を設けたことにより、トレイをローディ
ング位置に保持した状態で、ディスクカートリッジを装
置本体に挿入すれば、ディスクカートリッジがトレイ上
に案内され、所定の引込位置に到達した後には自動的に
装着部に装着されるので、装着時のユーザによる操作量
を少なくすることができ、ディスクカートリッジの装着
操作が容易になる。
【0071】また、請求項3記載のディスク装置によれ
ば、前記トレイが、装着部としてディスクカートリッジ
が載置される基準平面が形成されたカートリッジ装着部
と、前記基準平面を上縁とする円弧状の凹みにより形成
されてディスク単体が載置されるディスク装着部とを備
え、トレイに、トレイがローディング位置に移動し、メ
インシャーシが結合位置に移動した場合に、ターンテー
ブル及び位置決め部材をトレイ上に挿通させ、かつ光学
ヘッドからの記録再生光をトレイ上のディスクに通過さ
せる開口部を形成したことにより、単一のトレイにディ
スク単体及びディスクカートリッジのいずれでも装着す
ることが可能になる。
【0072】また、請求項4記載のディスク装置によれ
ば、前記トレイが、装着部としてディスクカートリッジ
が載置される基準平面が形成されたカートリッジ装着部
と、前記基準平面を上縁とする円弧状の凹みにより形成
されて大径のディスク単体が載置される第1のディスク
装着部と、該第1のディスク装着部の底面を上縁とする
円弧状の凹みにより形成されて小径のディスク単体が載
置される第2のディスク装着部とを備え、トレイに、該
トレイがローディング位置に移動し、メインシャーシが
前記結合位置に移動した場合に、ターンテーブル及び位
置決め部材をトレイ上に挿通させ、かつ光学ヘッドから
の記録再生光をトレイ上のディスクに通過させる開口部
を形成したことにより、単一のトレイに径が異なる2種
類のディスク単体及びディスクカートリッジのいずれで
も装着することが可能になる。
【0073】また、請求項5記載のディスク装置によれ
ば、前記トレイをイジェクト位置ないしローディング位
置の範囲で摺動可能に支持したガイド部材と、このガイ
ド部材を装置本体においてディスク装着部の深さ以上の
可動ストロークで上下動可能に支持するとともに、メイ
ンシャーシから離間する上方向に付勢した弾性部材とを
備え、ガイド面を、ディスクカートリッジの挿入方向に
対して傾斜したテーパ面によって形成したことにより、
装置本体内においてトレイの基準平面の上方に形成され
る空間を、ディスクカートリッジの厚さより略ディスク
装着部の深さだけ薄くすることが可能になるので、装置
本体の厚さを減少させて装置を薄型化することができ
る。
【0074】また、請求項6記載のディスク装置によれ
ば、前記トレイをイジェクト位置ないしローディング位
置の範囲で摺動可能に支持したガイド部材と、このガイ
ド部材を装置本体において第1及び第2のディスク装着
部の深さ以上の可動ストロークで上下動可能に支持する
とともに、メインシャーシから離間する上方向に付勢し
た弾性部材とを備え、ガイド面を、ディスクカートリッ
ジの挿入方向に対して傾斜したテーパ面によって形成し
たことにより、装置本体内においてトレイの基準平面の
上方に形成される空間を、ディスクカートリッジの厚さ
より略第1及び第2のディスク装着部の深さだけ薄くす
ることが可能になるので、装置本体の厚さを減少させて
装置を薄型化することができる。
【0075】また、請求項7記載のディスク装置によれ
ば、前記トレイの前端部に、トレイがローディング位置
ある場合に装着部の方向に挿入されるディスクカートリ
ッジが挿通する挿入口を形成したガイド枠を垂設し、前
記挿入口の内面に、ディスクカートリッジの挿入方向に
対して傾斜してディスクカートリッジをトレイ上に案内
するためのテーパ面を形成したことにより、トレイが装
置本体内にある状態で、装置本体内に挿入されるディス
クカートリッジの先端部が挿入口内面のテーパ面又はガ
イド面によってディスクカートリッジが確実にトレイの
カートリッジ装着部上に案内されるため、ガイド面のみ
によってディスクカートリッジを案内する場合と比較し
て、挿入時におけるディスクカートリッジの位置合わせ
の許容範囲が上方及び側方に拡大し、ディスクカートリ
ッジをカートリッジ装着部に装着する際の操作性を向上
できる。
【0076】また、請求項8記載のディスク装置によれ
ば、メインシャーシ及びローディング位置にあるトレイ
を少なくとも囲むように設けられ、トレイがローディン
グ位置にある場合に、ガイド枠及び該ガイド枠により開
閉可能により支持された防塵ドアと共に略密閉された収
納空間を形成する防塵ケースを備えたことにより、ディ
スクに塵埃等が付着することを防止できるので、ディス
に付着した塵埃等の影響によって記録再生エラーが発
生することを防止できる。
【0077】また、請求項9記載のディスク装置によれ
ば、前記防塵ドアを閉鎖位置に付勢する弾性手段を設
け、ディスクカートリッジをトレイに装着する際には、
トレイをローディング位置に保持し、ディスクカートリ
ッジからの加圧力により防塵ドアを開放してディスクカ
ートリッジをトレイ上に挿入し、ディスクカートリッジ
をトレイから抜脱する際には、トレイをイジェクト位置
に保持した状態でトレイに装着されたディスクカートリ
ッジを上方に抜き取ることにより、ディスクカートリッ
ジを外部に排出するイジェクト動作に連動して防塵ドア
を開放する開放機構を省略することが可能になるので、
装置の小型化が容易になる。
【0078】また、請求項10記載のディスク装置によれ
ば、トレイの少なくとも一方の側端部に、ディスクカー
トリッジの下面を露出させるような切欠部を形成したこ
とにより、トレイがディスクカートリッジと共にイジェ
クト位置に移動した状態で、ユーザが切欠部の位置でデ
ィスクカートリッジを把持し上方に持ち上げることでき
るので、カートリッジ装着部からディスクカートリッジ
を容易に抜き取ることができる。
【0079】また、請求項11記載のディスク装置によれ
ば、トレイの装着部におけるディスク単体の有無及びデ
ィスクカートリッジの有無を装置本体内部で検出する識
別センサと、トレイがローディング位置にあり、識別セ
ンサによってディスク単体の無又はディスクカートリッ
ジの無が検出されている時には、メインシャーシを退避
位置に保持し、またトレイがイジェクト位置からローデ
ィング位置に移動した後、識別センサによってディスク
単体の有が検出された場合に、メインシャーシを退避位
置から結合位置に移動させ、またトレイがローディング
位置にある状態で、識別センサによってディスクカート
リッジの有が検出された場合に、メインシャーシを退避
位置から結合位置に移動させる制御手段とを備えたこと
により、ディスクカートリッジを装置本体内に挿入可能
な状態ではメインシャーシが退避位置に保持されるの
で、装置筐体内に挿入されるディスクカートリッジに位
置決めピンやターンテーブルが干渉することを防止でき
る。
【0080】また、請求項12記載のディスク装置によれ
ば、クランプ手段が、ディスクに対する加圧部材をディ
スクカートリッジの挿入/排出方向において移動可能に
支持し、ディスクカートリッジを装置外部から前記ロー
ディング位置にあるトレイ上に挿入する動作に連動し、
挿入方向において加圧部材をアンクランプ位置から離間
位置に移動させ、かつディスクカートリッジをローディ
ング位置にあるトレイから装置外部に排出する動作に連
動し、排出方向において加圧部材を前記離間位置から前
記アンクランプ位置に復帰させることにより、クランプ
手段が上下方向にのみ揺動して加圧部材をアンクランプ
位置又は離間位置に移動させる場合と比較し、クランプ
手段の上下方向での移動範囲を減少することができるた
め、装置本体を薄型化することが可能になる。
【0081】また、請求項13記載のディスク装置によれ
ば、トレイを、上面にディスクカートリッジが装着され
るカートリッジ装着部が形成された第1のホルダ板と、
この第1のホルダ板の方向に付勢されて、第1のホルダ
板に対するディスクカートリッジの非装着時に、第1の
ホルダ板に密着してディスク単体が装着される円弧状の
凹み及びディスクカートリッジの挿入方向に対して傾斜
した傾斜面が形成されたディスク装着部を第1のホルダ
板の上面から突出させる第2のホルダ板とによって構成
し、トレイがローディング位置にある状態でディスクカ
ートリッジをカートリッジ装着部上に挿入した場合に
は、ディスクカートリッジが傾斜面上を摺動して前記第
2のホルダ板を第1のホルダ板から離間する方向に揺動
させ、ディスク装着部の上端を第1のホルダ板の上面レ
ベル以下に保持することにより、装置本体内においてト
レイの基準平面上に形成される空間を、ディスクカート
リッジの厚さより略ディスク装着部の高さだけ薄くする
ことが可能になるので、装置本体を薄型化することがで
き、また装置本体内でディスクカートリッジがトレイに
よって加圧挾持されることにより、外部からの振動等に
よってディスクカートリッジが移動することが防止され
て、ディスクカートリッジを常に装着位置に正確に位置
決めした状態に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はクランプ板を備えたディスクカートリッ
ジの斜視図である。
【図2】本発明の実施形態によるディスク記録再生装置
の概略構成を示す斜視図である。
【図3】本実施形態のディスク記録再生装置におけるロ
ーディング動作を説明するための側面断面図である。
【図4】本実施形態のディスク記録再生装置におけるロ
ーディング動作を説明するための側面断面図である。
【図5】本実施形態のディスク記録再生装置におけるス
ライド機構及び引込機構の構成を示す分解斜視図であ
る。
【図6】本実施形態のディスク記録再生装置におけるス
ライド機構及び引込機構の構成を示す平面図である。
【図7】トレイがローディング位置にある場合における
スライド機構及び引込機構の動作説明図である。
【図8】トレイがローディング位置にある場合における
スライド機構及び引込機構の動作説明図である。
【図9】トレイがローディング位置にある場合における
スライド機構及び引込機構の動作説明図である。
【図10】ディスク単体をトレイに装着してローディン
グする場合の動作説明図である。
【図11】ディスク単体をトレイに装着してローディン
グする場合の動作説明図である。
【図12】本実施形態のディスク記録再生装置における
トレイのガイド機構の一例を示す斜視図である。
【図13】図12に示すガイド機構を適用した本実施形態
のディスク記録再生装置の動作を説明するための側面断
面図である。
【図14】ガイド枠が設けられたトレイを備えた本実施
形態のディスク記録再生装置の斜視図である。
【図15】ガイド枠が設けられたトレイを備えた本実施
形態のディスク記録再生装置の斜視図である。
【図16】ガイド枠,防塵ドア及び防塵ケースが設けら
れた本実施形態のディスク記録再生装置の側面断面図で
ある。
【図17】ガイド枠,防塵ドア及び防塵ケースが設けら
れた本実施形態のディスク記録再生装置の要部断面図で
ある。
【図18】本実施形態においてディスクカートリッジを
トレイと共にイジェクト位置に排出させるための構成が
付加されたディスク記録再生装置の斜視図である。
【図19】本実施形態においてディスクカートリッジを
トレイと共にイジェクト位置に排出させるための構成が
付加されたディスク記録再生装置の分解斜視図である。
【図20】図18及び図19に示すディスク記録再生装置に
おいてディスクカートリッジの排出動作を説明するため
の斜視図である。
【図21】本実施形態のディスク記録再生装置における
クランプ機構の他の例を示す構成図である。
【図22】本実施形態のディスク記録再生装置における
クランプ機構の他の例を示す構成図である。
【図23】本実施形態のディスク記録再生装置における
クランプ機構の他の例を示す構成図である。
【図24】本実施形態のディスク記録再生装置における
トレイの他の例を示す斜視図である。
【図25】図24に示すトレイにおける第2ホルダ板の平
面図である。
【図26】図24に示すトレイを備えた本実施形態のディ
スク記録再生装置におけるディスクカートリッジの装着
動作を説明するための側面断面図である。
【図27】図24に示すトレイを備えた本実施形態のディ
スク記録再生装置におけるディスクカートリッジの装着
動作を説明するための側面断面図である。
【符号の説明】
1…ディスクカートリッジ、 2,2a,2b…ディス
ク、 10,26…クランプ板、 21…駆動モータ、 22…
ターンテーブル、 23,80…クランプ機構、 25,83…
アーム、 27…光学ヘッド、 28,90…トレイ、 28
a,91a…カートリッジ装着部、 28b,28c,92c,92d,
92e…ディスク装着部、 29…装置筐体、 41…ローデ
ィングモータ、 42…ピニオン、 43…ラック、 47…
スライドベース、 48…引込爪、 52…カートリッジセ
ンサ、 53…識別センサ、 61…ガイドレール収納部、
62…ガイドレール、 62b…板ばね、 64…上ガイド
板、 71…ガイド枠、 72…フロントパネル、 73…防
塵ドア、 91…第1ホルダ板、92…第2ホルダ板。

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクが載置されるターンテーブルを
    支持し、ターンテーブルを回転駆動する駆動モータと、
    前記ターンテーブルに載置されたディスクを固定するた
    めのクランプ手段と、ディスクに対して光学的に情報を
    記録又は再生するための光学ヘッドとを備えたディス
    置において、 記ターンテーブルに載置されたディスクを加圧固定す
    るクランプ部材を具備したディスクカートリッジの一方
    が装着される装着部が設けられ、この装着部が装置本体
    外部に突出するイジェクト位置、又は前記装着部にある
    ディスクを装置本体内部に収納するローディング位置に
    移動するトレイと、少なくとも前記駆動モータ及び前記
    光学ヘッドが搭載されるとともに、前記装着部に装着さ
    れたディスクカートリッジに係合してディスクカートリ
    ッジを位置決めする位置決め部材が設けられ、前記トレ
    イの移動時には移動するトレイに対する干渉が防止され
    る退避位置に移動し、前記トレイが前記ローディング位
    置に移動した場合にディスクを前記装着部から前記ター
    ンテーブルに載せ替えるとともに、前記装着部にディス
    クカートリッジが装着されているときには前記位置決め
    部材をカートリッジケースに係合させる結合位置に移動
    するメインシャーシとを備え、 前記クランプ手段が、前記装着部にディスク単体が装着
    されて前記トレイが前記ローディング位置に移動した場
    合には、前記ターンテーブルに載置されたディスクから
    離間するアンクランプ位置からディスク単体をターンテ
    ーブルに加圧して固定するクランプ位置に移動し、前記
    装着部にディスクカートリッジが装着され、かつ前記ト
    レイが前記ローディング位置に移動した場合には、前記
    アンクランプ位置からディスクカートリッジに対して離
    間する離間位置に移動することを特徴とするディスク装
    置。
  2. 【請求項2】 前記トレイに、トレイが前記ローディン
    グ位置にある状態で、装置本体前方から挿入されたディ
    スクカートリッジを前記装着部上に案内するガイド面を
    形成し、 前記トレイ又は装置本体に、装置本体前方から前記ガイ
    ド面に沿って挿入され、前記装着部手前の引き込み位置
    に到達したディスクカートリッジに係合してディスクカ
    ートリッジを装着部に搬送する引込手段を設けたことを
    特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記トレイが、前記装着部としてディス
    クカートリッジが載置される基準平面が形成されたカー
    トリッジ装着部と、前記基準平面を上縁とする円弧状の
    凹みにより形成されてディスク単体が載置されるディス
    ク装着部とを備え、 前記トレイに、トレイが前記ローディング位置に移動
    し、前記メインシャーシが前記結合位置に移動した場合
    に、前記ターンテーブル及び前記位置決め部材をトレイ
    上に挿通させ、かつ前記光学ヘッドからの記録再生光を
    トレイ上のディスクに通過させる開口部を形成したこと
    を特徴とする請求項1又は2記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記トレイが、前記装着部としてディス
    クカートリッジが載置される基準平面が形成されたカー
    トリッジ装着部と、前記基準平面を上縁とする円弧状の
    凹みにより形成されて大径のディスク単体が載置される
    第1のディスク装着部と、該第1のディスク装着部の底
    面を上縁とする円弧状の凹みにより形成されて小径の
    ィスク単体が載置される第2のディスク装着部とを備
    え、 前記トレイに、該トレイが前記ローディング位置に移動
    し、前記メインシャーシが前記結合位置に移動した場合
    に、前記ターンテーブル及び前記位置決め部材をトレイ
    上に挿通させ、かつ前記光学ヘッドからの記録再生光を
    トレイ上の記録再生媒体に通過させる開口部を形成した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記トレイを前記イジェクト位置ないし
    前記ローディング位置の範囲で摺動可能に支持したガイ
    ド部材と、このガイド部材を装置本体において前記ディ
    スク装着部の深さ以上の可動ストロークで上下動可能に
    支持するとともに、前記メインシャーシから離間する上
    方向に付勢した弾性部材とを備え、 前記ガイド面を、ディスクカートリッジの挿入方向に対
    して傾斜したテーパ面によって形成したことを特徴とす
    る請求項3記載のディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記トレイを前記イジェクト位置ないし
    前記ローディング位置の範囲で摺動可能に支持したガイ
    ド部材と、このガイド部材を装置本体において前記第1
    及び第2のディスク装着部の深さ以上の可動ストローク
    で上下動可能に支持するとともに、前記メインシャーシ
    から離間する上方向に付勢した弾性部材とを備え、 前記ガイド面を、ディスクカートリッジの挿入方向に対
    して傾斜したテーパ面によって形成したことを特徴とす
    る請求項5記載のディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記トレイの前端部に、トレイが前記ロ
    ーディング位置にある場合に前記装着部の方向に挿入さ
    れるディスクカートリッジが挿通する挿入口を形成した
    ガイド枠を垂設し、 前記挿入口の内面に、ディスクカートリッジの挿入方向
    に対して傾斜してディスクカートリッジをトレイ上に案
    内するためのテーパ面を形成したことを特徴とする請求
    項2乃至4のいずれか1項記載のディスク装置。
  8. 【請求項8】 前記メインシャーシ及び前記ローディン
    グ位置にある前記トレイを少なくとも囲むように設けら
    れ、トレイがローディング位置にある場合に、前記ガイ
    ド枠及び該ガイド枠により開閉可能により支持された防
    塵ドアと共に略密閉された収納空間を形成する防塵ケー
    スを備えたことを特徴とする請求項7記載のディスク装
    置。
  9. 【請求項9】 前記防塵ドアを閉鎖位置に付勢する弾性
    手段を設け、 ディスクカートリッジを前記トレイに装着する際には、
    トレイを前記ローディング位置に保持し、ディスクカー
    トリッジからの加圧力により前記防塵ドアを開放してデ
    ィスクカートリッジをトレイ上に挿入し、 ディスクカートリッジをトレイから抜脱する際には、ト
    レイをイジェクト位置に保持した状態でトレイに装着さ
    れたディスクカートリッジを上方に抜き取ることを特徴
    とする請求項8記載のディスク装置。
  10. 【請求項10】 前記トレイの少なくとも一方の側端部
    に、ディスクカートリッジの下面を露出させるような切
    欠部を形成したことを特徴とする請求項9記載のディス
    ク装置。
  11. 【請求項11】 前記トレイの装着部におけるディスク
    単体の有無及びディスクカートリッジの有無を装置本体
    内部で検出する識別センサと、 前記トレイが前記ローディング位置にあり、前記識別セ
    ンサによってディスク単体の無又はディスクカートリッ
    ジの無が検出されている時には、前記メインシャーシを
    前記退避位置に保持し、また前記トレイが前記イジェク
    ト位置から前記ローディング位置に移動した後、前記識
    別センサによってディスク単体の有が検出された場合
    に、前記メインシャーシを前記退避位置から前記結合位
    置に移動させ、また前記トレイが前記ローディング位置
    にある状態で、前記識別センサによってディスクカート
    リッジの有が検出された場合に、前記メインシャーシを
    前記退避位置から前記結合位置に移動させる制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1
    項記載のディスク装置。
  12. 【請求項12】 前記クランプ手段が、ディスクに対す
    る加圧部材をディスクカートリッジの挿入/排出方向に
    おいて移動可能に支持し、ディスクカートリッジを装置
    外部から前記ローディング位置にある前記トレイ上に挿
    入する動作に連動し、前記挿入方向において前記加圧部
    材を前記アンクランプ位置から前記離間位置に移動さ
    せ、かつディスクカートリッジを前記ローディング位置
    にある前記トレイから装置外部に排出する動作に連動
    し、前記排出方向において前記加圧部材を前記離間位置
    から前記アンクランプ位置に復帰させることを特徴とす
    る請求項2乃至4のいずれか1項記載のディスク装置。
  13. 【請求項13】 前記トレイを、上面にディスクカート
    リッジが装着されるカートリッジ装着部が形成された第
    1のホルダ板と、この第1のホルダ板の方向に付勢され
    て、第1のホルダ板に対するディスクカートリッジの非
    装着時に、第1のホルダ板に密着してディスク単体が装
    着される円弧状の凹み及びディスクカートリッジの挿入
    方向に対して傾斜した傾斜面が形成されたディスク装着
    部を第1のホルダの上面から突出させる第2のホルダ
    板とによって構成し、 前記トレイが前記ローディング位置にある状態でディス
    クカートリッジを前記カートリッジ装着部上に挿入した
    場合には、ディスクカートリッジが前記傾斜面上を摺動
    して前記第2のホルダ板を第1のホルダ板から離間する
    方向に揺動させ、前記ディスク装着部の上端を前記第1
    のホルダ板の上面レベル以下に保持することを特徴とす
    る請求項2記載のディスク装置。
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