JPH0520830A - デイスクカートリツジ - Google Patents

デイスクカートリツジ

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Publication number
JPH0520830A
JPH0520830A JP33085291A JP33085291A JPH0520830A JP H0520830 A JPH0520830 A JP H0520830A JP 33085291 A JP33085291 A JP 33085291A JP 33085291 A JP33085291 A JP 33085291A JP H0520830 A JPH0520830 A JP H0520830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide shaft
hole
cartridge
cartridge body
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33085291A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Haruna
修司 春名
Koichi Ishimatsu
好一 石松
Akira Suzuki
明 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP33085291A priority Critical patent/JPH0520830A/ja
Publication of JPH0520830A publication Critical patent/JPH0520830A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクカートリッジの窓孔を開閉するシャ
ッタープレートのガイド軸をカートリッジ本体に容易に
かつ確実に取付けることができるようにする。 【構成】 ガイド軸18bの一端側に円周方向の溝部1
を形成する。カートリッジ本体12にはガイド軸18b
の一端側及び他端側に対応して穴2及び3を形成し、一
方の穴2の径はガイド軸18bの径より小さく、また他
方の穴3の径はガイド軸18bの径と等しいか、若干大
とする。穴2の部分に対応してカートリッジ本体12の
外側より袋穴4を形成して穴2の周面部を弾性変形可能
な程度の厚さとし、この穴2にガイド軸18bの溝部1
を係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクを収納した状
態で記録再生するためのディスクカートリッジに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクトディスク等のディスク
をディスクカートリッジに収納したまま再生できるよう
にしたものがある。図4及び図5は、ディスクカートリ
ッジの一例を示すものである。
【0003】同図において11はディスクカートリッジ
の全体を示し、カートリッジ本体12と蓋体13と、シ
ャッタープレート14とを主な構成要素としている。
【0004】カートリッジ本体12は方形の板状体で合
成樹脂製の一体成形品である。このカートリッジ本体1
2には主面部12aの中央にディスクDの載置部15が
円形状に形成され、この載置部15の中心部から後部に
かけて窓孔16が形成されている。この窓孔16は載置
部15の中心部に位置するターンテーブルに対応する円
形孔部16aと、この円形孔部16aから後方に位置す
る記録再生ヘッドの移動部に対応する長方形孔部16b
とが連続した形状であり、また円形孔部16aの周縁に
は載置縁面15aが突条に形成されている。主面部12
aの前端部には前壁部17が形成され、後端部には後壁
部18が形成され、左右両側端部には側壁部19,19
が形成されており、また主面部12aの前側両角部には
蓋体13のロック手段20,20が設けられている。即
ち、主面部12aの前端両角側部の近傍に前方へ開放す
る切欠凹部24が形成され、この切欠凹部24の後端面
に横方向に弾性変形可能な単一のアーム部20aが一体
に形成され、このアーム部20aの前端側面部にはロッ
ク爪20bが形成されている。そして、このアーム部2
0aの前端にはロック解除操作部20cが一体に形成さ
れている。この操作部20cは、主面部12aの角部に
おいて、前壁部17の両側端部から両側壁部19,19
の前端部にかけて形成された切欠部12bに対応して略
L字状に形成されている。
【0005】また、後壁部18には主面部12aと対応
する方形板状の蓋体13が起伏自在に軸着され、この蓋
体13は透明の合成樹脂材による成形品で、主面部12
aの周壁部17,18,19,19の内面側に嵌合され
る大きさとされている。そして、内面前側の両角部近傍
には係合フック部21,21が突設され、中央部にはカ
ートリッジ本体12の窓孔16の円形孔部16aと対応
して円形孔22が形成され、この孔22内にスタビライ
ザ23に遊嵌され、孔縁に形成された支持爪片22aに
より回動及び揺動可能に支持されている。このスタビラ
イザ23は、カートリッジ本体12のディスク載置部1
5に載置されて収納されるディスクDの中心部を保持す
るもので、例えば、合成樹脂によって円盤状に形成さ
れ、マグネットチャッキングができるように磁性金属板
が内蔵されている。
【0006】また、シャッタープレート14は、カート
リッジ本体12の窓孔16を開閉するためのものであ
り、薄肉の板体、例えば金属板で形成されている。この
シャッタープレート14は、主面部12aの裏面側に対
接され、その後部14aは断面コ字状に形成されて後壁
部18の後面側に横方向に形成されたガイド溝18a
に、ガイド軸18bに沿って摺動可能に備えられたスラ
イダ25に嵌着されており、また、図示せずもその前部
は、主面部12aの裏面側前部に横方向に形成されたス
リットに挿入されて横方向に摺動されるようになされて
いる。この場合、スライダ25はスプリング機構(図示
せず)により常時中央に位置するように偏倚され、シャ
ッタープレート14は窓孔16を閉塞する状態におかれ
ている。
【0007】以上の構成において、カートリッジ本体1
2に対して蓋体13を倒伏し閉塞したときには、蓋体1
3の係合フック部21にアーム部20aのロック爪20
bが係合されてロックされる。また、このロック状態に
おいて、ロック手段20,20のロック解除操作部20
cを内方に押圧することにより、アーム部20aが内方
向に弾性変形されて操作部20cと一体に変位され、ロ
ック爪20bは蓋体13の係合フック部21から離れて
蓋体13のロックが解除される。これにより、ディスク
Dの収納及び取り出しが行なわれる。
【0008】また、上述せずもシャッタープレート14
は、ディスクカートリッジ11が記録再生装置内に所定
量挿入されたときに、装置側に配された操作部材に係合
され、このディスクカートリッジ11の移送に連動して
横方向に摺動させられ、これによってカートリッジ本体
12の窓孔16が開放される。
【0009】このようにしてディスクカートリッジ11
が定位置にセットされるとターンテーブルが窓孔16の
円形孔部16aを通してカートリッジ本体12内に侵入
した状態となり、スタビライザ23が吸引されてディス
クDはこのターンテーブルとスタビライザ23との間に
挟持される。そして、この状態でヘッドが窓孔16の長
方形孔部16bを通してディスクDに対向するようにな
される。この状態でターンテーブルが回転させられると
ディスクDはスタビライザ23と一体に回転し、ヘッド
により信号の記録または再生が行なわれる。
【0010】ところで、上述したようなディスクカート
リッジ11において、シャッタープレート14を摺動方
向に案内するガイド軸18bの取付けは、図6A〜Cに
示す状態で行われている。なお、同図においては図面の
簡単化のため、スライダ、シャッタープレート等は省略
して示している。
【0011】図6Aに示すものは、ガイド軸18bの一
端側に短めの小径部31が設けられると共に、他端側に
長めの小径部32が設けられる。そして、小径部32に
圧縮コイルバネ33が配された状態で、小径部32及び
31が、この順番でカートリッジ本体12に形成された
穴34及び35に内側から挿入されて、ガイド軸18b
のカートリッジ本体12への取付けが行なわれる。
【0012】また、図6Bに示すものは、ガイド軸18
bの一端側に円周方向に溝部41が形成された小径部4
2が設けられる。そして、このガイド軸18bが小径部
42側を先頭としてカートリッジ本体12に形成された
穴43及び44のうち穴43側より挿入され、さらに穴
44を通過して袋穴45側に突出した小径部42の溝部
41に、例えばEリング46が嵌め込まれて、ガイド軸
18bのカートリッジ本体12への取付けが行なわれ
る。
【0013】また、図6Cに示すものは、カートリッジ
本体12が上側部12A及び下側部12Bに分割されて
形成され、これら上側部12A及び下側部12Bに形成
された凹部51にガイド軸18bの一端側及び他端側が
収納される。そして、上側部12A及び下側部12Bが
ネジ止めあるいは溶着等されて、ガイド軸18bのカー
トリッジ本体12への取付けが行なわれる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図6Aに示すものによ
れば、圧縮コイルバネ33でガイド軸18bが押し付け
られることにより、このガイド軸18bがカートリッジ
本体12に固定されるものであり、ディスクカートリッ
ジ11を落下させた場合等には、そのショックによって
ガイド軸18bがカートリッジ本体12よりはずれるお
それがあった。また、ガイド軸18bの両端側に小径部
31及び32を設ける必要があり、ガイド軸18bの加
工が容易でなかった。さらに、取付けには圧縮コイルバ
ネ33が必要であり、コスト高となる不都合があった。
また、図6Bに示すものによれば、取付けにはEリング
46等が必要であり、コスト高となる不都合があった。
また、Eリング46等の溝部41への嵌め込みは、狭い
袋穴45内で行なう必要があると共に、このとき、ガイ
ド軸18bの他側を押さえている必要があり、作業性の
悪いものであった。
【0015】また、図6Cに示すものによれば、ガイド
軸18bの加工は容易であるが、カートリッジ本体12
の上側部12A及び下側部12Bのネジ止めあるいは溶
着等が必要であり、コスト高となると共に、作業性の悪
いものであった。
【0016】本発明はこのような点を考慮し、特に安価
かつ作業性がよく、しかも確実にガイド軸をカートリッ
ジ本体に取り付けることができるようにすることを目的
とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクDを
回転自在に収納すると共に、ディスクDを外方に臨ませ
る窓穴16が設けられたカートリッジ本体12と、この
カートリッジ本体12に対して摺動自在に取り付けら
れ、窓孔16の開閉を行なうシャッタープレート14と
を備えたディスクカートリッジであって、シャッタープ
レート14を摺動方向に案内するガイド軸18bの一端
に小径部分を有する係合部1を設け、この係合部1を、
カートリッジ本体12のガイド軸取付け部2に、このガ
イド軸取付け部2を弾性変形させて係合させることによ
り、ガイド軸18bをカートリッジ本体12に取付ける
ようにしたものである。
【0018】
【作用】上述構成においては、ガイド軸18bの一端に
設けられた係合部1を、カートリッジ本体12のガイド
軸取付け部2に係合させることで、ガイド軸18bがカ
ートリッジ本体12に取付けられるので、取付用の別部
品が不要で、かつ作業性もよくなる。また、係合部1に
は小径部分が設けられると共に、係合させるときにはガ
イド軸取付け部2を弾性変形させて行なうので、ガイド
軸18bのカートリッジ本体12への取付けは確実とな
る。
【0019】
【実施例】以下、図1及び図2を参照しながら本発明の
一実施例について説明する。この図1及び図2におい
て、図4〜図6と対応する部分には同一符号を付して示
している。
【0020】本例においては、ガイド軸18bの一端側
に係合部を構成する円周方向の溝部1が形成される。
【0021】また、カートリッジ本体12には、ガイド
軸18bの一端側及び他端側に対応して穴2及び3が形
成される。この場合、穴3の径はガイド軸18bの径と
等しいか、若干大とされると共に、穴2の径はガイド軸
18bの径より小とされる。また、穴2の部分に対応し
て、カートリッジ本体12の外側より袋穴4が形成さ
れ、この穴2の部分は、弾性変形可能な程度の厚さdと
される。
【0022】以上の構成において、ガイド軸18bが溝
部1の形成された一端側を先頭として、穴3側より挿入
される(図3Aに図示)。そして、このガイド軸18b
の一端側で穴2の薄肉部分が押圧されて弾性変形され
(図3Bに図示)、図示のように溝部1に穴2の部分の
薄肉部分が係合された状態とされ、ガイド軸18bのカ
ートリッジ本体12への取付けが行なわれる。
【0023】このように本例によれば、ガイド軸18b
の一端側でカートリッジ本体12に形成された穴2の薄
肉部分が押圧され、ガイド軸18bの一端側に設けられ
た溝部1に、穴2の薄肉部分が係合されて、ガイド軸1
8bがカートリッジ本体12に取付けられるので、取付
け用の別部品が不要で安価に構成できると共に、取付け
作業も簡単となった作業性も向上したものとなる。
【0024】また、本例によれば、穴2の径はガイド軸
18bの径よりも小とされ、係合させるときには、穴2
の部分を弾性変形させて行なうので、簡単にはずれるこ
とがなく、ガイド軸18bのカートリッジ本体12への
取付けを確実に行なうことができる。
【0025】また、本例によれば、ガイド軸18bの一
端側のみがカートリッジ本体12に固定されるので、ガ
イド軸18bとカートリッジ本体12の材質が違っても
熱膨張による変形を招くことがない。
【0026】
【発明の効果】以上述べた本発明によれば、ガイド軸の
一端に設けられた係合部を、カートリッジ本体のガイド
軸取付け部に係合させることにより、ガイド軸をカート
リッジ本体に取付けるものであるので、取付用の別部品
が不要で安価に構成できると共に、取付け作業が容易と
なって作業性も良好となる利益がある。また、係合部に
は小径部分が設けられると共に、係合させるときにはガ
イド軸取付け部を弾性変形させて行なうので、容易には
ずれることがなく、ガイド軸をカートリッジ本体に確実
に取付けることができる。さらに、ガイド軸の一端側の
みがカートリッジ本体に固定されるので、ガイド軸とカ
ートリッジ本体の材質が違っても熱膨張による変形を招
くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の説明のための図である。
【図2】本発明の一実施例の説明のための図である。
【図3】本発明の一実施例の説明のための図である。
【図4】従来例の説明のための図である。
【図5】従来例の説明のための図である。
【図6】従来例の説明のための図である。
【符号の説明】
1 溝部 2 穴 3 穴 11 ディスクカートリッジ 12 カートリッジ本体 13 蓋体 14 シャッタープレート 16 窓孔 18b ガイド軸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ディスクを回転自在に収納すると共に、
    上記ディスクを外方に臨ませる窓孔が設けられたカート
    リッジ本体と、このカートリッジ本体に対して摺動自在
    に取り付けられ、上記窓孔の開閉を行なうシャッタープ
    レートとを備えたディスクカートリッジにおいて、 上記シャッタープレートを摺動方向に案内するガイド軸
    の一端に小径部分を有する係合部を設け、この係合部
    を、上記カートリッジ本体のガイド軸取付け部に、この
    ガイド軸取付け部を弾性変形させて係合させることによ
    り、上記ガイド軸を上記カートリッジ本体に取付けるこ
    とを特徴とするディスクカートリッジ。
JP33085291A 1991-12-13 1991-12-13 デイスクカートリツジ Pending JPH0520830A (ja)

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JP33085291A JPH0520830A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 デイスクカートリツジ

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JP33085291A JPH0520830A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 デイスクカートリツジ

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JPH0520830A true JPH0520830A (ja) 1993-01-29

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JP33085291A Pending JPH0520830A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 デイスクカートリツジ

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JP (1) JPH0520830A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010039405A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Nikon Corp レンズ鏡筒および撮像装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010039405A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Nikon Corp レンズ鏡筒および撮像装置

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