JPH1064228A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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Publication number
JPH1064228A
JPH1064228A JP23577096A JP23577096A JPH1064228A JP H1064228 A JPH1064228 A JP H1064228A JP 23577096 A JP23577096 A JP 23577096A JP 23577096 A JP23577096 A JP 23577096A JP H1064228 A JPH1064228 A JP H1064228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
opening
slider
disk cartridge
disk
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP23577096A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Ikebe
優 池辺
Masatoshi Okamura
昌寿 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
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Priority to US08/909,897 priority patent/US6094326A/en
Priority to KR1019970039382A priority patent/KR100292730B1/ko
Priority to CNB971214085A priority patent/CN1135554C/zh
Priority to EP97306327A priority patent/EP0825604A1/en
Publication of JPH1064228A publication Critical patent/JPH1064228A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクカートリッジにおいてシャッタの動
作をスムーズにし、小型化されたシャッタ機構で、シャ
ッタ材質も安価な樹脂を使用でき、シャッタの開閉方向
も片側でも両側でもどちらにも対応可能で、しかもシャ
ッタ開閉動作での信頼性の高いディスクカートリッジを
提供する。 【解決手段】 シャッタ4を上板41と下板42と、こ
の両上下板41,42を連結する連結部43とから断面
略コ字状に構成し、該シャッタ4に摺動案内用のスライ
ダ6と、シャッタ4の閉じ方向に付勢する弾性部材7と
を備えたディスクカートリッジにおいて、前記連結部4
3にシャッタ開閉操作部材Aが係支される突出部44を
設けると共に、該突出部44の内部の内壁面に当接して
前記スライダ6を嵌装配備構成することにより、強度の
十分ある信頼性の高いディスクカートリッジを効率よく
生産できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状媒体、
特に光ディスク、光磁気ディスクなどをケース内に回転
可能に収納したディスクカートリッジに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報媒体、例えば磁気ディス
ク、光ディスク或いは光磁気ディスクなどのディスク媒
体は、上下ケースに収納されたディスクカートリッジと
して用いられ、ケースに設けたヘッド挿入孔や駆動軸挿
入孔などの開口部を開閉するシャッタを備えることが知
られていて、たとえば特開平7−226046号に示さ
れているようなシャッタ構造が知られている。この構造
は、金属のシャッタをスライダにビスで固定しており、
スライダはケースと係合して摺動案内されていて、ま
た、記録再生装置のシャッタ開閉操作部材は、スライダ
の端部と当接するタイプとなっている。また、特開平7
−153221号では両方向に開閉するシャッタ機構で
シャッタ両端に切欠した係合部を備えたタイプが知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のディスクカート
リッジの前者の方式では、スライダ端部と反対側のシャ
ッタまでの距離が長いため小型化が困難であり、またこ
のようなスライダを用いるとシャッタを両方向へ開く機
構のディスクカートリッジには適用できないことや、ヘ
ッド挿入孔をまたいでスライダが存在するので、スライ
ダの形状が複雑になってしまうという問題がある。ま
た、両方向に開閉するシャッタの後者の例のシャッタに
はシャッタ開閉操作部材と係合する係合部が溝状になっ
ているため、シャッタ開閉操作部材が比較的板厚の薄い
シャッタと当接して開閉動作をおこなうためシャッタ板
に負荷がかかり変形や割れなどの破損を引き起こすこと
があるし、製作煩雑でコスト高となってしまうという問
題がある。本発明は、これら従来の欠点を排除しようと
するもので、小型化されたシャッタ機構で、シャッタ材
質も安価な樹脂を使用でき、シャッタの開閉方向も片側
でも両側でもどちらにも対応可能で、しかもシャッタ開
閉動作での信頼性の高いディスクカートリッジを提供す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録再生用ヘ
ッドまたは駆動軸などを挿入しうる開口部を有するケー
スの内部に、ディスク状媒体を回転可能に収納すると共
に、前記開口部を開閉する合成樹脂製シャッタを記録再
生用ヘッドまたは駆動軸などを挿入しうる開口部を有す
るケースの内部に、ディスク状媒体を回転可能に収納す
ると共に、前記開口部を開閉する合成樹脂製シャッタを
上板と下板と、この両上下板を連結する連結部とから断
面略コ字状に構成し、該シャッタに摺動案内用のスライ
ダと、シャッタの閉じ方向に付勢する弾性部材とを備え
たディスクカートリッジにおいて、前記連結部にシャッ
タ開閉操作部材が係支される突出部を設けると共に、該
突出部の内部の内壁面に当接して前記スライダを嵌装配
備したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態では、シャッタ
は合成樹脂製の断面略コ字状であり、上下ケースの前端
側端部を跨いで摺動するが、該シャッタに固定されたス
ライダがケース内面のガイド溝でシャッタが閉じた状態
から開いた状態まで摺動の案内をする。シャッタの連結
板の中間部に突出部を設け、この突出部とそれ以外の面
との段差部の壁を利用して記録再生装置のシャッタ開閉
操作部材と当接する部分として、シャッタ開閉操作部材
との当接部を補強したことにより、シャッタの動きがス
ムーズであって、しかもシャッタは比較的薄い板厚でよ
くなり、寸法の安定性が向上するとともに、ひけなどの
外観上の不具合もなくなる。また、ディスクカートリッ
ジを記録再生装置へ装着、排出をおこなう時に、シャッ
タ開閉操作部材がシャッタ上を移動する範囲にシャッタ
表面に開口(切り欠き)が存在しないので、引っかかり
などの問題も発生しないで安全に使用できる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図3の両面使用可
能の光ディスクを収納するディスクカートリッジの例で
説明すると、上ケース1と下ケース2とからなるケース
の内部に、情報媒体のディスク状媒体10を回転自在に
収納し、駆動軸挿入孔11,21とヘッド挿入孔12,
22などの開口を形成したケースに、該開口を開閉する
ためのシャッタ4をケースの外面より一段低いシャッタ
摺動領域5に摺動自在に備えたカートリッジであって、
前記シャッタ4を上板41と下板42と、この両上下板
41,42を連結する連結部43とから断面略コ字状に
構成し、該シャッタ4に摺動案内用のスライダ6と、シ
ャッタ4の閉じ方向に付勢する弾性部材7とを備えたデ
ィスクカートリッジにおいて、前記連結部43にシャッ
タ開閉操作部材Aが係支される突出部44を設けると共
に、該突出部44の内部の内壁面に当接して前記スライ
ダ6を嵌装配備してある。
【0007】この場合、前記ケースの前記シャッタ4が
摺動する一段低いシャッタ摺動領域5は、ガイド3を融
着や接着などの固着手段で備えてシャッタ上下板の自由
端の押えとし、上下ケース1,2の前面側端部を跨いで
摺動するシャッタに設けたスライダ6は、シャッタ開閉
操作部材Aが当る突出部44を補強する補強部61を両
端に備え、即ち、スライダ6の両端面が突出部44の内
面に当接して隙間なく充満して突出部44の補強を兼
ね、さらに組立しやすいようにシャッタ4に設けた取付
孔45に嵌合する凸部65を設けるのがよい。
【0008】なお、前記シャッタ4はスライダ6に固定
されており、例えばスライダ6のガイド状の凸条62と
ケース内面のガイド溝8とでシャッタ4が閉じた状態か
ら開いた状態まで摺動の案内をする。また、ディスクへ
の記録可能、不可能を選択的に設定するための誤消去防
止部材9は、ケース内部にディスクの上面用と下面用に
2個独立に移動可能に設けられている。なお、前記シャ
ッタ4はポリアセタール樹脂などを用いて射出成形して
断面略コの字状に形成する。樹脂を用いると金属(例え
ばステンレスや表面処理したアルミニウム)に比べ、安
価であることや軽量であること、さらに、複雑な形状で
も比較的容易に作れる利点がある。
【0009】このシャッタ4の樹脂製の特徴を利用して
連結部43の中間部に突出部44を設け、この突出部4
4とそれ以外の面との段差部の壁を利用して記録再生装
置のシャッタ開閉操作部材Aと当接する部分を設けた。
また、シャッタの内面側には、スライダ6を配置してあ
る。このスライダ6は、シャッタ4の摺動の案内をする
ためのものであるが、さらにシャッタ4の突出部内面の
壁に当接する部分を設け、シャッタ開閉操作部材Aとの
当接部を補強した補強部61によりシャッタ4は比較的
薄い板厚でよくなり、寸法の安定性が向上するととも
に、ひけなどの外観上の不具合もなくなる。また、ディ
スクカートリッジを記録再生装置へ装着、排出をおこな
う時に、シャッタ開閉操作部材がシャッタ4上を移動す
る範囲にシャッタ表面に開口(切り欠き)が存在しない
ので、引っかかりなどの問題も発生しない。なお、前記
スライダ6の一端には弾性部材7のバネ係止部63を突
設し、さらにシャッタ4に形成した取付孔45に嵌合す
る凸部65を上下面に備え、シャッタ4との結合一体化
を確実強固にしてあって閉じ方向に付勢配備できるよう
にしてある。この場合スライダ6を下ケース2に弾性部
材7と共に組み込んでから上ケース1を組合せたのち
に、シャッタ4を固着する組立方法と、スライダ6を下
ケース2に組み込み上ケース1を組合せたのち、シャッ
タ4及び弾性部材7を取り付けることもできて自動組立
の自由度が増すため組立性が向上し安定した生産が可能
となる。
【0010】また、前記弾性部材7はトーションスプリ
ングを用いてあるがコイルスプリングにすることもでき
る。さらに、樹脂製シャッタ4の連結部43に設けた突
出部44の内部壁にスライダ6を当接してあるが、この
突出部内部の壁面のうちシャッタ4の移動方向に対して
垂直な面のみ前記スライダ6を当接させるようにするの
がよい。
【0011】なお、本発明の変形例として、シャッタ4
が両方向に開閉するシャッタ機構を有するディスクカー
トリッジにも適用することができる。
【0012】図中、14はラベルエリア、20はディス
ク用クランピングプレートである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、記録再生用ヘッドまたは駆動
軸などを挿入しうる開口部を有するケースの内部に、デ
ィスク状媒体を回転可能に収納すると共に、前記開口部
を開閉する合成樹脂シャッタを上板と下板と、この両上
下板を連結する連結部とから断面略コ字状に構成し、該
シャッタに摺動案内用のスライダと、シャッタの閉じ方
向に付勢する弾性部材とを備えたディスクカートリッジ
において、前記連結部にシャッタ開閉操作部材が係支さ
れる突出部を設けると共に、該突出部の内部の内壁面に
当接して前記スライダを嵌装配備したことにより、小型
化されたシャッタ機構でシャッタ材質も安価な樹脂を使
用でき、シャッタの開閉方向も片側でも両側でもどちら
にも対応可能で、しかもシャッタ開閉動作での信頼性の
高いディスクカートリッジとすることができ、しかもシ
ャッタの突出部内面に補強部のあるスライダを嵌装した
ので、強度の十分ある信頼性の高いディスクカートリッ
ジを効率よく生産できる成形金型で製作も容易・安価で
あるなどの実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の分離状態の斜視図である。
【図2】図1の例のシャッタの詳細図で、(a)はシャ
ッタ板の斜視図、(b)はスライダの斜視図、(c)は
一部切欠した組合状態の斜視図である。
【図3】シャッタの動作状態の一部拡大切断平面図であ
る。
【符号の説明】
1 上ケース 2 下ケース 3 ガイド 4 シャッタ 5 シャッタ摺動領域 6 スライダ 7 弾性部材 8 ガイド溝 9 誤消去防止部材 10 ディスク 11,21 駆動軸挿入孔 12,22 ヘッド挿入孔 41 上板 42 下板 43 連結部 44 突出部 61 補強部 62 凸条

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録再生用ヘッドまたは駆動軸などを挿
    入しうる開口部を有するケースの内部に、ディスク状媒
    体を回転可能に収納すると共に、前記開口部を開閉する
    合成樹脂製シャッタを上板と下板と、この両上下板を連
    結する連結部とから断面略コ字状に構成し、該シャッタ
    に摺動案内用のスライダと、シャッタの閉じ方向に付勢
    する弾性部材とを備えたディスクカートリッジにおい
    て、前記連結部にシャッタ開閉操作部材が係支される突
    出部を設けると共に、該突出部の内部の内壁面に当接し
    て前記スライダを嵌装配備したことを特徴とするディス
    クカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記スライダが、シャッタ開閉操作部材
    が当る突出部を補強する補強部を両端に備え、シャッタ
    に設けた取付孔に嵌合する凸部を設けた請求項1記載の
    ディスクカートリッジ。
JP23577096A 1996-08-20 1996-08-20 ディスクカートリッジ Withdrawn JPH1064228A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23577096A JPH1064228A (ja) 1996-08-20 1996-08-20 ディスクカートリッジ
US08/909,897 US6094326A (en) 1996-08-20 1997-08-12 Disc cartridge with improved shutter mechanism
KR1019970039382A KR100292730B1 (ko) 1996-08-20 1997-08-19 디스크카트리지
CNB971214085A CN1135554C (zh) 1996-08-20 1997-08-20 盒式盘
EP97306327A EP0825604A1 (en) 1996-08-20 1997-08-20 Disc cartridge

Applications Claiming Priority (1)

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JP23577096A JPH1064228A (ja) 1996-08-20 1996-08-20 ディスクカートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1064228A true JPH1064228A (ja) 1998-03-06

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ID=16990988

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23577096A Withdrawn JPH1064228A (ja) 1996-08-20 1996-08-20 ディスクカートリッジ

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JP (1) JPH1064228A (ja)

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Date Code Title Description
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Effective date: 20031104