JP2006260628A - 光ディスク再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
高速転送が要求されるCD,DVD等の光ディスク再生装置において、簡易な構造で低コストを実現しつつディスク高速回転時に発生する風切り音を抑制し得る低騒音の光ディスク再生装置を提供する。
【解決手段】
モータによって回転駆動され、ディスクを回転させるターンテーブルと、該ターンテーブルと協動してディスクを挟持するクランパと、該クランパを保持するクランパホルダとを備えた光ディスク再生装置は、クランパホルダがディスク回転方向に沿ってディスクの表面に対して傾斜して構成される。
【選択図】図3
高速転送が要求されるCD,DVD等の光ディスク再生装置において、簡易な構造で低コストを実現しつつディスク高速回転時に発生する風切り音を抑制し得る低騒音の光ディスク再生装置を提供する。
【解決手段】
モータによって回転駆動され、ディスクを回転させるターンテーブルと、該ターンテーブルと協動してディスクを挟持するクランパと、該クランパを保持するクランパホルダとを備えた光ディスク再生装置は、クランパホルダがディスク回転方向に沿ってディスクの表面に対して傾斜して構成される。
【選択図】図3
Description
本発明は、光ディスク,磁気ディスク,光磁気ディスク等のディスク状媒体に記録されたデータを再生する光ディスク再生装置に係わり、特に、ディスクの高速回転が要求される光ディスク再生装置に関する。
近年、高速転送レート化を実現するために、ディスクの高速回転に対応した光ディスク再生装置が普及している。この光ディスク再生装置においては、ディスクが高速で回転する際に発生する風切り音及び風圧による振動が光ディスク再生装置からの騒音となり、この騒音の低減が重要な課題になっている。
図7は従来の光ディスク再生装置の一例を示す斜視図である。
光ディスク再生装置200は、前面にフロントパネル9を固定し上面にトップカバー11を固定する筐体10を備える。
光ディスク再生装置200は、前面にフロントパネル9を固定し上面にトップカバー11を固定する筐体10を備える。
フロントパネル9には、前後に貫通する開口部12を備える。
筐体10の内部にはディスク再生部30が固定されている。
筐体10の内部にはディスク再生部30が固定されている。
図5は、一般的な光ディスク再生装置のディスク再生部の断面図、図6は、上面図であり、ここでは、主要な構成要素のみを図示している。また、図5および図6には、ディスクが回転する際、発生するディスク周りの、空気の流れの様子を矢印によって併せて示してある。
図5,図6および図7において、1は情報の読み込み専用、およびまたは情報を書き込み可能な光ディスク、2は筐体10内に収納される位置と開口部12から筐体10の前方へ引き出される位置とをスライドすることによりディスク1を光ディスク再生装置200に搬出入するためのトレイ、2aはディスク搬出入時にディスク1を載せるトレイ2のディスク載置面、3はトレイ2の前方側に取り付けられたトレイパネル、4はトレイ2によって筐体10内に収納されたディスク1を載置及び保持し、ディスク1を回転させるターンテーブル、5はターンテーブル4と協動してディスク1を挟持するクランパ、6はクランパ5を保持するクランパホルダ、7はトレイ搬出入時トレイ2を保持するトレイ保持部品、8はディスク1の情報を読み込む、およびまたは、書き込むピックアップ、9はディスク1の挿入側に位置し、光ディスク装置の外筐の一部を構成するフロントパネルである。
図5および図6に示すように、21,22,23,24は、ディスク回転時に発生する光ディスク再生装置の空気の流れを示している。21は、ディスク1の上面に発生する空気の流れ、22,24は、ディスク1の下面に発生する空気の流れ、23は、空気の流れ21と22が合流して、ディスク1の外周方向へ吹き出す空気の流れである。
ディスク1の上面に発生する空気の流れ21がクランパホルダ6に衝突することにより衝突音が発生する。また、クランパホルダ6で空気の流れ21が圧縮されるため空気の摩擦音が大きくなり、また、空気の圧力が高まり、光ディスク再生装置に振動が発生して騒音の発生要因の一つとなっていた。
特に、クランパホルダ6の幅がディスク1の回転方向に対して大きい場合、あるいは上カバーをクランパホルダに兼用している場合、クランパホルダ6とディスク1との間の空気圧が高くなり、振動が原因の騒音が大きくなりやすい傾向があった。
また、ディスク1の下面に発生する空気の流れ22により、ディスク1とトレイ2との間で空気の摩擦音、及び空気圧により光ディスク再生装置に振動が発生して騒音の発生要因の一つとなっていた。
また、トレイ2を保持するトレイ保持部品7の高さがトレイ2より高い場合、ディスク1の上面に発生する空気の流れ21及び空気の流れ21と22が合流した空気の流れ24が衝突することにより衝突音及び振動が原因の騒音が大きくなりやすい傾向があった。
ここで、光ディスク再生装置内でディスクを包み込むように密閉し、光ディスク装置外に空気の流れをもらさず静音化を図る光ディスク再生装置が案出されている。(例えば、特許文献1参照。)
また、光ディスク再生装置内でフロントパネル側のみに遮蔽板を設け、静音化を図る光ディスク再生装置が案出されている。(例えば、特許文献2参照。)
また、光ディスク再生装置内でフロントパネル側のみに遮蔽板を設け、静音化を図る光ディスク再生装置が案出されている。(例えば、特許文献2参照。)
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示された発明は、光ディスクの回転に伴って発生する風切り音が装置外部に漏れるのを防止するための仕切壁やパッキン部材が必要となり、光ディスク再生装置の製品コストが増大してしまう。また、前述した仕切壁やパッキン部材を装置内部に備えると、光ディスクを高速で回転させた場合、ディスクの回転により発生する気流がこの仕切壁に衝突し、この気流の衝突によって振動が生じ、騒音が更に増大してしまうことがある。
本発明は、高速転送が要求されるCD,DVD等の光ディスク再生装置において、簡易な構造で低コストを実現しつつディスク高速回転時に発生する風切り音を抑制し得る低騒音の光ディスク再生装置を提供することを目的とする。
上記した目標を達成するため、本発明の光ディスク再生装置は、モータによって回転駆動されディスクを回転させるターンテーブルと、装置の前面側に出し入れ可能とされ、ディスクをターンテーブルに対して所定の位置に持ち運ぶトレイとを備えたディスク装置において、クランパを保持するクランパホルダの幅をクランパの直径と同じかまたは、それ以下に成すとともに、クランパホルダがディスクの回転方向に沿ってディスクの表面に対して傾斜する構成とすることを特徴とする。
また、トレイ上面の高さをトレイ保持部品と同じかまたはそれ以上に成す構成とすることを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構造で低コストを実現しつつディスクを高速で回転させたときにクランパホルダの構造に起因して発生する騒音を抑制することができる光ディスク再生装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を一例として光ディスク再生装置の一種であるCDプレーヤに適用した場合について、図1から図4を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例の光ディスク再生装置を示す断面図、図2は本実施例の光ディスク再生装置を示す上面図、図3は本実施例の光ディスク再生装置を示す斜視図である。
図1,図2および図3において、1はディスク、2はディスク1を装置からローディング/アンローディング(以下、搬出入と記す。)する際に、ディスク1を載置するトレイ、2aは凹型を成しディスク搬出入時にディスク1が載せられるトレイ2上のディスク載置面、2bはトレイ2上に設けられており、ディスク1の外周を概略取り囲む形で形成されている側壁である。3はトレイ2の前方側に取り付けられたトレイパネル、4はディスク1がトレイ2によって所定位置まで搬入された際、ディスク1を載置及び保持し、ディスク1を回転させるターンテーブル、5はディスク1がトレイ2で所定位置まで搬入された際、図示しない駆動部によって上昇してきたターンテーブル4と協動してターンテーブル4とでディスク1を挟み込む形で保持するクランパである。6はクランパ5を保持するクランパホルダ、7はトレイ搬出入時トレイを保持するトレイ保持部品、8はディスク1の情報を読み込む/およびまたは書き込むピックアップ、9はディスク1の挿入側に位置し、トレイ2が筐体10内に収納されたときに開口部12を塞ぐフロントパネルである。
ピックアップ8は、ターンテーブル4を回転駆動するモータ(図示していない。)、ピックアップ駆動部と共にユニットメカに固定されており、このユニットメカは昇降機構(図示していない。)によってその一辺端を回転中心として上下に移動可能に構成されている。
図3に示すように、光ディスク再生装置100は、直方体を成す筐体10の前面にフロントパネル9が固定され、上面にトップカバー11が固定されている。筐体10の内部には、ディスク再生部30が固定されている。フロントパネル9は、前後に貫通する開口部12を備える。
ディスク再生部30は、トレイ2,トレイパネル3,クランパ5,クランパホルダ6,トレイ保持部品7,ピックアップ8及び図示しないトレイ駆動部を備える。トレイ保持部品7は、トレイ2が前後にスライド可能となるようトレイ2の左右側面を保持する。トレイ2は、開口部12の後方となる位置に配設され、トレイ駆動部によって、筐体10内に収納される位置と開口部12から筐体10の前方へ引き出される位置とをスライドする。
トレイ保持部品7は、左右両方向に延びる板状の上面にクランパホルダ6を備える。
クランパホルダ6は、薄い板状を成し、右端部分及び左端部分がそれぞれトレイ保持部品7に固定されている。クランパホルダ6は略中央部分に円筒部601を備える。円筒部601は、上下に貫通する孔602を備える。孔602には、円盤型を成すクランパ5が上下方向に所定の長さだけ移動可能となるように保持されている。
円筒部601の外径部分を除いたクランパホルダ6の前端から後端までの幅は、クランパ5の外径と同じか、又は小さい。円筒部601の外径部分を除いたクランパホルダ6の上面及び下面は、右端部分および左端部分においてディスク1の回転方向(本実施例では時計回転方向とする。)に沿ってディスク1の表面に対して傾斜した形状をなす。すなわち、光ディスク再生装置100の前面から見て円筒部601に対して右側部分となるクランパホルダ6の上面及び下面は、光ディスク再生装置100の前方から後方に向かって下方に傾斜し、光ディスク再生装置100の前面から見て円筒部601に対して左側部分となるクランパホルダ6の上面及び下面は、光ディスク再生装置100の前方から後方に向かって上方に傾斜している。
クランパホルダ6の前端及び後端の上端辺及び下端辺は、R形状又は面取り形状を成している。
また、ディスク1の回転方向に対するクランパホルダ6の幅をクランパ5の直径と同じか/またはそれ以下としている。
筐体10内にディスク1が搬入され、ディスク1がターンテーブル4上に装着・保持されてディスク1の回転が始まった際の光ディスク再生装置100の側面を図1に示し、図2に上面を示している。なお、図1,図2にはディスクの回転方向と、それに起因する空気の流れの様子を矢印によって併せて示してある。
図1,図2に示すようにディスク1の回転により、遠心力で発生する空気の流れは、ディスク1の上下面でそれぞれ発生する。図1,図2において、21,22,23,24は、ディスク1の回転時に装置内で発生する空気の流れ(気流)をそれぞれ示している。
ディスク1の回転により、遠心力で発生する空気の流れは、ディスク1の回転中心から竜巻状に全方向に流れており、デイスク1の表面のみでなく離れた場所の空気も回転され全周方向に流れている。
図4aは、ディスク再生部30の右側の断面図、図4bは、ディスク再生部30の左側の断面図である。ディスク1の上面で発生した空気の流れ21は、クランパホルダ6の上面及び下面をディスク1の回転方向に沿って、ディスク1の表面に対して傾斜させたことにより空気の流がスムーズになり、空気の一時的な圧縮が起きにくいため、空気の衝突音や振動の発生を軽減でき、ディスク1の回転により発生する騒音のレベルを低減することが出来る。発生した空気の流れ21からみると、クランパホルダ6の上面および下面をディスク1の回転方向に沿って風上から風下方向に傾斜させて、空気の流れをスムーズになるようにしている。
また、クランパホルダ6の前端部分と後端部分をR形状、または面取り形状とすることにより、さらにディスクの回転により発生した空気の流れがスムーズになり衝突音や振動の発生を低減できる。
また、クランパホルダ6の前後方向の幅をクランパ5の外径と同じか、またはそれ以下にすることにより、図6に示す従来の光ディスク再生装置と比較してクランパホルダ6への空気の衝突する面積が小さくなるのでディスクの回転により生じた気流がクランパホルダ6に衝突することによって生じる振動の発生を軽減でき、ディスクを高速回転した場合の騒音のレベルを低減することが出来る。
また、トレイ2上面の高さをトレイ保持部品7と同じかまたはそれ以上に成す構成をとることにより、ディスク1の上面に発生する空気の流れ21及び空気の流れ21と22が合流した空気の流れ24がトレイ保持部品7衝突することがないため衝撃音や振動の発生を低減できる。
以上、上述してきた実施の形態によれば、図5,図6および図7を用いて説明した従来の光ディスク再生装置と比較し、騒音低減効果があることが実験で確認された。またディスク1の回転がスムーズになることによりディスク1のデータを読み込む際の読み込みエラーが減少したことが確認されている。
本実施例の光ディスク再生装置によれば、容易な構造によって、ディスク高速回転時に発生する光ディスク再生装置の空気の流れを乱さないことにより、余計な製造コストが掛からない光ディスク再生装置を提供することができる。
1…光ディスク、2…トレイ、3…トレイパネル、4…ターンテーブル、5…クランパ、6…クランパホルダ、7…トレイ保持部品、8…ピックアップ、9…フロントパネル、10…筐体、11…トップカバー、12…開口部、30…ディスク再生部、100…光ディスク再生装置、200…光ディスク再生装置、601…円筒部。
Claims (4)
- モータによって回転駆動され、ディスクを回転させるターンテーブルと、該ターンテーブルと協動して前記ディスクを挟持するクランパと、該クランパを保持するクランパホルダとを備えた光ディスク再生装置において、前記クランパホルダが前記ディスク回転方向に沿ってディスクの表面に対して傾斜したことを特徴とした光ディスク再生装置。
- 請求項1の光ディスク再生装置において、前記クランパホルダは、ディスクの回転方向に対して垂直となる先端部をR形状、または面取りした形状にしたことを特徴とした光ディスク再生装置。
- 請求項1または請求項2の光ディスク再生装置において、ディスクの回転方向に対する前記クランパホルダの幅を前記クランパの直径と同じか/またはそれ以下に成したことを特徴とした光ディスク再生装置。
- 請求項1または請求項2に記載した光ディスク再生装置において、ディスクを搬出入するトレイ上面の高さを、該トレイを保持するトレイ保持部品の高さと同じか/またはそれ以上に高くしたことを特徴とした光ディスク再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005073630A JP2006260628A (ja) | 2005-03-15 | 2005-03-15 | 光ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005073630A JP2006260628A (ja) | 2005-03-15 | 2005-03-15 | 光ディスク再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006260628A true JP2006260628A (ja) | 2006-09-28 |
Family
ID=37099697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005073630A Pending JP2006260628A (ja) | 2005-03-15 | 2005-03-15 | 光ディスク再生装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006260628A (ja) |
-
2005
- 2005-03-15 JP JP2005073630A patent/JP2006260628A/ja active Pending
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