JP2003272368A - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
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- JP2003272368A JP2003272368A JP2002079656A JP2002079656A JP2003272368A JP 2003272368 A JP2003272368 A JP 2003272368A JP 2002079656 A JP2002079656 A JP 2002079656A JP 2002079656 A JP2002079656 A JP 2002079656A JP 2003272368 A JP2003272368 A JP 2003272368A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical disk
- opening
- partition wall
- optical
- disk device
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- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ディスクの回転に伴って発生する風切り音
が主な原因となる騒音が、開口から光ディスク装置外へ
漏れ出すことを有効に防止する。 【解決手段】 筐体3に形成された開口4を収納位置に
位置するディスクトレイ6のフロントパネル8で閉止
し、さらに、フロントパネル8と光ディスク5との間に
仕切壁11を介在させる。これにより、光ディスク5の
回転に伴って発生する風切り音が主な原因となる騒音の
開口4からの漏れ出し防止が、フロントパネル8と仕切
壁11との二重の壁により行われるので、開口4からの
騒音の漏れ出しを有効に防止できる。
が主な原因となる騒音が、開口から光ディスク装置外へ
漏れ出すことを有効に防止する。 【解決手段】 筐体3に形成された開口4を収納位置に
位置するディスクトレイ6のフロントパネル8で閉止
し、さらに、フロントパネル8と光ディスク5との間に
仕切壁11を介在させる。これにより、光ディスク5の
回転に伴って発生する風切り音が主な原因となる騒音の
開口4からの漏れ出し防止が、フロントパネル8と仕切
壁11との二重の壁により行われるので、開口4からの
騒音の漏れ出しを有効に防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等に搭載されて
いる光ディスク装置は、一端に開口を有する筐体、筐体
内に収納された光ピックアップや光ディスクを回転駆動
させる駆動機構、筐体内に収納される収納位置と筐体外
に引き出される引出位置とへスライド自在なディスクト
レイ等により構成されている。ディスクトレイ上には光
ディスクが載置可能であり、引出位置へのディスクトレ
イの引き出しは開口から行われる。ディスクトレイを筐
体内の収納位置へスライドさせたとき、ディスクトレイ
の端部に設けられているフロントパネルが開口を閉止す
る構造となっている。
いる光ディスク装置は、一端に開口を有する筐体、筐体
内に収納された光ピックアップや光ディスクを回転駆動
させる駆動機構、筐体内に収納される収納位置と筐体外
に引き出される引出位置とへスライド自在なディスクト
レイ等により構成されている。ディスクトレイ上には光
ディスクが載置可能であり、引出位置へのディスクトレ
イの引き出しは開口から行われる。ディスクトレイを筐
体内の収納位置へスライドさせたとき、ディスクトレイ
の端部に設けられているフロントパネルが開口を閉止す
る構造となっている。
【0003】ここで、光ディスク装置は、記録再生の対
象となる光ディスクの記憶容量が大きいこと、また、単
位記憶容量あたりの単価が安いことから、パーソナルコ
ンピュータの主な周辺機器として開発が進められ、その
データの読み出し速度は高速化の一途を辿っている。一
般に、データの読み出し速度を大きくする方法として光
ディスクの回転数を大きくする方法が採られ、初期の光
ディスク装置の基準回転速度(200rpm)を1とす
ると、現行では、32倍速(6400rpm)以上のも
のが一般的となっており、最近では50倍速(1000
0rpm)を超えるものも多く存在するようになってい
る。
象となる光ディスクの記憶容量が大きいこと、また、単
位記憶容量あたりの単価が安いことから、パーソナルコ
ンピュータの主な周辺機器として開発が進められ、その
データの読み出し速度は高速化の一途を辿っている。一
般に、データの読み出し速度を大きくする方法として光
ディスクの回転数を大きくする方法が採られ、初期の光
ディスク装置の基準回転速度(200rpm)を1とす
ると、現行では、32倍速(6400rpm)以上のも
のが一般的となっており、最近では50倍速(1000
0rpm)を超えるものも多く存在するようになってい
る。
【0004】光ディスクの回転速度が大きくなるにつれ
て、光ディスクの回転に伴って発生する風切り音が次第
に大きくなり、光ディスク装置の騒音源の主な要因とな
っている。光ディスク装置の騒音は、単倍速、即ち、1
0倍速(2000rpm)未満の回転数では、それほど
ユーザーにとって気になるものではなかったが、10倍
速以上、特に、32倍速以上の回転数では、大きな騒音
となり、その騒音の低減が要望されている。
て、光ディスクの回転に伴って発生する風切り音が次第
に大きくなり、光ディスク装置の騒音源の主な要因とな
っている。光ディスク装置の騒音は、単倍速、即ち、1
0倍速(2000rpm)未満の回転数では、それほど
ユーザーにとって気になるものではなかったが、10倍
速以上、特に、32倍速以上の回転数では、大きな騒音
となり、その騒音の低減が要望されている。
【0005】従来の光ディスク装置では、この騒音を抑
制する対策として、ディスクトレイを筐体内の収納位置
へスライドさせたときにおける開口の密閉性を高め、筐
体内で発生した騒音が筐体外へ漏れ出すことを防止する
という対策が主として採られている。例えば、特開20
00−231779公報には、ディスクトレイとフロン
トパネル(トレイパネル)とを弾性部を介して連結し、
ディスクトレイを収納位置へスライドさせたときに、弾
性部を圧縮状態に弾性変形させることにより開口の縁部
の密閉性を高めている。
制する対策として、ディスクトレイを筐体内の収納位置
へスライドさせたときにおける開口の密閉性を高め、筐
体内で発生した騒音が筐体外へ漏れ出すことを防止する
という対策が主として採られている。例えば、特開20
00−231779公報には、ディスクトレイとフロン
トパネル(トレイパネル)とを弾性部を介して連結し、
ディスクトレイを収納位置へスライドさせたときに、弾
性部を圧縮状態に弾性変形させることにより開口の縁部
の密閉性を高めている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、開口から漏れ
出す騒音を低減させる部材としてはフロントパネルが一
重に設けられているだけであり、このフロントパネルに
よる開口の密閉性を高めたとしても一重のフロントパネ
ルでは開口から漏れ出す騒音を低減させる効果には限界
がある。
出す騒音を低減させる部材としてはフロントパネルが一
重に設けられているだけであり、このフロントパネルに
よる開口の密閉性を高めたとしても一重のフロントパネ
ルでは開口から漏れ出す騒音を低減させる効果には限界
がある。
【0007】本発明の目的は、光ディスクの回転に伴っ
て発生する風切り音が主な原因となる騒音が開口から光
ディスク装置外へ漏れ出すことを有効に防止できる光デ
ィスク装置を提供することである。
て発生する風切り音が主な原因となる騒音が開口から光
ディスク装置外へ漏れ出すことを有効に防止できる光デ
ィスク装置を提供することである。
【0008】また、本発明の別の目的は、光ディスクの
回転に伴って発生する風切り音が主な原因となる騒音が
開口から光ディスク装置外へ漏れ出すことの防止を、安
価な構造で実現できる光ディスク装置を提供することで
ある。
回転に伴って発生する風切り音が主な原因となる騒音が
開口から光ディスク装置外へ漏れ出すことの防止を、安
価な構造で実現できる光ディスク装置を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
一端に開口が形成された筐体を有し、光ピックアップと
光ディスクを回転駆動させる回転駆動機構とが前記筐体
内に設けられ、前記光ディスクが載置されるディスクト
レイが前記筐体内に収納される収納位置と前記開口から
前記筐体外に引き出される引出位置とへスライド自在に
設けられ、前記ディスクトレイが前記収納位置に位置す
るときに前記開口を閉止するフロントパネルが前記ディ
スクトレイの端部に設けられている光ディスク装置にお
いて、前記収納位置に位置する前記ディスクトレイ上に
載置された前記光ディスクと前記開口を閉止する前記フ
ロントパネルとの間に仕切壁を介在させたことを特徴と
する。
一端に開口が形成された筐体を有し、光ピックアップと
光ディスクを回転駆動させる回転駆動機構とが前記筐体
内に設けられ、前記光ディスクが載置されるディスクト
レイが前記筐体内に収納される収納位置と前記開口から
前記筐体外に引き出される引出位置とへスライド自在に
設けられ、前記ディスクトレイが前記収納位置に位置す
るときに前記開口を閉止するフロントパネルが前記ディ
スクトレイの端部に設けられている光ディスク装置にお
いて、前記収納位置に位置する前記ディスクトレイ上に
載置された前記光ディスクと前記開口を閉止する前記フ
ロントパネルとの間に仕切壁を介在させたことを特徴と
する。
【0010】したがって、光ディスクが載置されたディ
スクトレイが筐体内の収納位置に位置するとき、光ディ
スクの回転に伴って発生する風切り音が主な原因となる
騒音の開口からの漏れ出し防止が、フロントパネルと仕
切壁との二重の壁により行われるので、開口から光ディ
スク装置外への騒音の漏れ出しが有効に防止される。
スクトレイが筐体内の収納位置に位置するとき、光ディ
スクの回転に伴って発生する風切り音が主な原因となる
騒音の開口からの漏れ出し防止が、フロントパネルと仕
切壁との二重の壁により行われるので、開口から光ディ
スク装置外への騒音の漏れ出しが有効に防止される。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の光
ディスク装置において、前記仕切壁は、前記回転駆動機
構により回転駆動される位置にセットされた前記光ディ
スクを固定するクランパを保持するクランパ保持プレー
トに下向きに突出して設けられている。
ディスク装置において、前記仕切壁は、前記回転駆動機
構により回転駆動される位置にセットされた前記光ディ
スクを固定するクランパを保持するクランパ保持プレー
トに下向きに突出して設けられている。
【0012】したがって、光ディスクの回転に伴って発
生する風切り音が主な原因となる騒音の開口からの漏れ
出し防止を、安価な構造により実現できる。
生する風切り音が主な原因となる騒音の開口からの漏れ
出し防止を、安価な構造により実現できる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項2記載の光
ディスク装置において、前記仕切壁は、前記クランパ保
持プレートに一体に形成されていることを特徴とする。
ディスク装置において、前記仕切壁は、前記クランパ保
持プレートに一体に形成されていることを特徴とする。
【0014】したがって、仕切壁を設けることに伴う部
品点数の増大が発生せず、より安価な構造とすることが
できる。
品点数の増大が発生せず、より安価な構造とすることが
できる。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1記載の光
ディスク装置において、前記筐体は下ケースと上ケース
とを連結して形成され、前記仕切壁は前記上ケースから
下向きに突出して設けられていることを特徴とする。
ディスク装置において、前記筐体は下ケースと上ケース
とを連結して形成され、前記仕切壁は前記上ケースから
下向きに突出して設けられていることを特徴とする。
【0016】したがって、光ディスクの回転に伴って発
生する風切り音が主な原因となる騒音の開口からの漏れ
出し防止を、安価な構造により実現できる。
生する風切り音が主な原因となる騒音の開口からの漏れ
出し防止を、安価な構造により実現できる。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項4記載の光
ディスク装置において、前記仕切壁は、前記上ケースに
一体に形成されていることを特徴とする。
ディスク装置において、前記仕切壁は、前記上ケースに
一体に形成されていることを特徴とする。
【0018】したがって、仕切壁を設けることに伴う部
品点数の増大が発生せず、より安価な構造とすることが
できる。
品点数の増大が発生せず、より安価な構造とすることが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
及び図2に基づいて説明する。図1は光ディスク装置を
示す縦断側面図、図2はクランパ保持プレートを示す斜
視図である。
及び図2に基づいて説明する。図1は光ディスク装置を
示す縦断側面図、図2はクランパ保持プレートを示す斜
視図である。
【0020】光ディスク装置は、下ケース1と上ケース
2とを連結して構成される筐体3を有し、この筐体3の
正面側の一端には開口4が形成されている。
2とを連結して構成される筐体3を有し、この筐体3の
正面側の一端には開口4が形成されている。
【0021】筐体3内には、筐体3内に収納される収納
位置と開口4から筐体3外へ引き出される引出位置とへ
スライド自在であって光ディスク5が載置されるディス
クトレイ6、光ディスク5を回転駆動させる回転駆動機
構であるスピンドルモータ(図示せず)、光ディスク5
に対してレーザー光を照射することによりデータの読み
取りや書き込みを行う光ピックアップ(図示せず)が設
けられている。スピンドルモータには、スピンドルモー
タにより回転駆動されるとともに必要に応じて昇降する
ターンテーブル7が設けられている。
位置と開口4から筐体3外へ引き出される引出位置とへ
スライド自在であって光ディスク5が載置されるディス
クトレイ6、光ディスク5を回転駆動させる回転駆動機
構であるスピンドルモータ(図示せず)、光ディスク5
に対してレーザー光を照射することによりデータの読み
取りや書き込みを行う光ピックアップ(図示せず)が設
けられている。スピンドルモータには、スピンドルモー
タにより回転駆動されるとともに必要に応じて昇降する
ターンテーブル7が設けられている。
【0022】ディスクトレイ6の一端には、このディス
クトレイ6が筐体3内の収納位置に位置するときに開口
4を閉止するフロントパネル8が設けられている。
クトレイ6が筐体3内の収納位置に位置するときに開口
4を閉止するフロントパネル8が設けられている。
【0023】光ディスク5が載置されたディスクトレイ
8が筐体3内の収納位置に位置するとき、ターンテーブ
ル7が上昇位置へ移動することにより光ディスク5がス
ピンドルモータによって回転駆動される位置にセットさ
れる。このセット時において、上昇位置へ持ち上げられ
た光ディスク5はその上方位置に配置されたクランパ9
により固定される。クランパ9は、クランパ保持プレー
ト10により保持されている。
8が筐体3内の収納位置に位置するとき、ターンテーブ
ル7が上昇位置へ移動することにより光ディスク5がス
ピンドルモータによって回転駆動される位置にセットさ
れる。このセット時において、上昇位置へ持ち上げられ
た光ディスク5はその上方位置に配置されたクランパ9
により固定される。クランパ9は、クランパ保持プレー
ト10により保持されている。
【0024】クランパ保持プレート10は、その一端側
が開口4側へ延出しており、その先端部には下向きに屈
曲して突出した仕切壁11が一体に形成されている。こ
の仕切壁11は、収納位置に位置するディスクトレイ6
上に載置された光ディスク5と開口4を閉止するフロン
トパネル8との間に介在されている。仕切壁11の下端
縁はディスクトレイ6の上面部との間に微小隙間をもっ
て近接されている。さらに、この仕切壁11は筐体3内
の横幅方向(開口4の長手方向)の略全域を閉止する長
さ寸法をもって形成されている。
が開口4側へ延出しており、その先端部には下向きに屈
曲して突出した仕切壁11が一体に形成されている。こ
の仕切壁11は、収納位置に位置するディスクトレイ6
上に載置された光ディスク5と開口4を閉止するフロン
トパネル8との間に介在されている。仕切壁11の下端
縁はディスクトレイ6の上面部との間に微小隙間をもっ
て近接されている。さらに、この仕切壁11は筐体3内
の横幅方向(開口4の長手方向)の略全域を閉止する長
さ寸法をもって形成されている。
【0025】このような構成において、引出位置へ引き
出されているディスクトレイ6上に光ディスク5を載置
し、そのディスクトレイ6を収納位置へ押し込むと、タ
ーンテーブル7が上昇して光ディスク5がクランパ9に
より固定される。そして、クランパ9により固定された
光ディスク5がスピンドルモータによって回転駆動さ
れ、光ピックアップによる光ディスク5へのデータの書
き込み、又は、光ディスク5からのデータの読み取りが
行われる。
出されているディスクトレイ6上に光ディスク5を載置
し、そのディスクトレイ6を収納位置へ押し込むと、タ
ーンテーブル7が上昇して光ディスク5がクランパ9に
より固定される。そして、クランパ9により固定された
光ディスク5がスピンドルモータによって回転駆動さ
れ、光ピックアップによる光ディスク5へのデータの書
き込み、又は、光ディスク5からのデータの読み取りが
行われる。
【0026】光ディスク5がクランパ9により固定され
た状態において、開口4はフロントパネル8により閉止
され、さらに、フロントパネル8と光ディスク5との間
に仕切壁11が位置する。
た状態において、開口4はフロントパネル8により閉止
され、さらに、フロントパネル8と光ディスク5との間
に仕切壁11が位置する。
【0027】これにより、光ディスク5の回転に伴って
発生する風切り音が主な原因となる騒音の開口4からの
漏れ出し防止が、フロントパネル8と仕切壁11との二
重の壁により行われるので、開口4からの騒音の漏れ出
しを有効に防止することができる。
発生する風切り音が主な原因となる騒音の開口4からの
漏れ出し防止が、フロントパネル8と仕切壁11との二
重の壁により行われるので、開口4からの騒音の漏れ出
しを有効に防止することができる。
【0028】また、クランパ保持プレート10に形成さ
れた仕切壁11は、クランパ保持プレート10の一部を
屈曲させることにより形成されたものであり、安価な構
造であって十分な耐久性を有する。
れた仕切壁11は、クランパ保持プレート10の一部を
屈曲させることにより形成されたものであり、安価な構
造であって十分な耐久性を有する。
【0029】つぎに、本発明の第2の実施の形態を図3
及び図4に基づいて説明する。なお、図1及び図2にお
いて説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明も
省略する。図3は光ディスク装置を示す縦断側面図、図
4は上ケースを示す斜視図である。
及び図4に基づいて説明する。なお、図1及び図2にお
いて説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明も
省略する。図3は光ディスク装置を示す縦断側面図、図
4は上ケースを示す斜視図である。
【0030】本実施の形態の基本的構造は第1の実施の
形態と同じであり、この光ディスク装置は、下ケース1
と上ケース2aとを連結して構成される筐体3を有し、
この筐体3の正面側の一端には開口4が形成されてい
る。
形態と同じであり、この光ディスク装置は、下ケース1
と上ケース2aとを連結して構成される筐体3を有し、
この筐体3の正面側の一端には開口4が形成されてい
る。
【0031】光ディスク5が載置されたディスクトレイ
8が筐体3内の収納位置に位置するとき、ターンテーブ
ル7が上昇位置へ移動することにより光ディスク5がス
ピンドルモータによって回転駆動される位置にセットさ
れる。このセット時において、上昇位置へ持ち上げられ
た光ディスク5はその上方位置に配置されたクランパ9
により固定される。クランパ9は、クランパ保持プレー
ト10aにより保持されている。
8が筐体3内の収納位置に位置するとき、ターンテーブ
ル7が上昇位置へ移動することにより光ディスク5がス
ピンドルモータによって回転駆動される位置にセットさ
れる。このセット時において、上昇位置へ持ち上げられ
た光ディスク5はその上方位置に配置されたクランパ9
により固定される。クランパ9は、クランパ保持プレー
ト10aにより保持されている。
【0032】上ケース2aには、開口4の近傍において
下向きに屈曲して突出した仕切壁12が一体に形成され
ている。この仕切壁12は、光ディスク5が載置された
ディスクトレイ6が収納位置に位置するときにフロント
パネル8と光ディスク5との間に位置し、その下端縁は
ディスクトレイ6の上面部との間に微小隙間をもって近
接されている。さらに、この仕切壁12は筐体3内の横
幅方向(開口4の長手方向)の略全域を閉止する長さ寸
法をもって形成されている。
下向きに屈曲して突出した仕切壁12が一体に形成され
ている。この仕切壁12は、光ディスク5が載置された
ディスクトレイ6が収納位置に位置するときにフロント
パネル8と光ディスク5との間に位置し、その下端縁は
ディスクトレイ6の上面部との間に微小隙間をもって近
接されている。さらに、この仕切壁12は筐体3内の横
幅方向(開口4の長手方向)の略全域を閉止する長さ寸
法をもって形成されている。
【0033】このような構成において、引出位置へ引き
出されているディスクトレイ6上に光ディスク5を載置
し、そのディスクトレイ6を収納位置へ押し込むと、タ
ーンテーブル7が上昇して光ディスク5がクランパ9に
より固定される。そして、クランパ9により固定された
光ディスク5がスピンドルモータによって回転駆動さ
れ、光ピックアップによる光ディスク5へのデータの書
き込み、又は、光ディスク5からのデータの読み取りが
行われる。
出されているディスクトレイ6上に光ディスク5を載置
し、そのディスクトレイ6を収納位置へ押し込むと、タ
ーンテーブル7が上昇して光ディスク5がクランパ9に
より固定される。そして、クランパ9により固定された
光ディスク5がスピンドルモータによって回転駆動さ
れ、光ピックアップによる光ディスク5へのデータの書
き込み、又は、光ディスク5からのデータの読み取りが
行われる。
【0034】光ディスク5がクランパ9により固定され
た状態において、開口4はフロントパネル8により閉止
され、さらに、フロントパネル8と光ディスク5との間
に仕切壁12が位置する。
た状態において、開口4はフロントパネル8により閉止
され、さらに、フロントパネル8と光ディスク5との間
に仕切壁12が位置する。
【0035】これにより、光ディスク5の回転に伴って
発生する風切り音が主な原因となる騒音の開口4からの
漏れ出し防止が、フロントパネル8と仕切壁12との二
重の壁により行われるので、開口4からの騒音の漏れ出
しを有効に防止することができる。
発生する風切り音が主な原因となる騒音の開口4からの
漏れ出し防止が、フロントパネル8と仕切壁12との二
重の壁により行われるので、開口4からの騒音の漏れ出
しを有効に防止することができる。
【0036】また、クランパ保持プレート10に形成さ
れた仕切壁12は、クランパ保持プレート10の一部を
屈曲させることにより形成されたものであり、安価な構
造であって十分な耐久性を有する。
れた仕切壁12は、クランパ保持プレート10の一部を
屈曲させることにより形成されたものであり、安価な構
造であって十分な耐久性を有する。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明の光ディスク装置に
よれば、光ディスクが載置されたディスクトレイが筐体
内の収納位置に位置するとき、光ディスクの回転に伴っ
て発生する風切り音が主な原因となる騒音の開口からの
漏れ出し防止が、フロントパネルと仕切壁との二重の壁
により行われるので、開口から光ディスク装置外への騒
音の漏れ出しを有効に防止することができる。
よれば、光ディスクが載置されたディスクトレイが筐体
内の収納位置に位置するとき、光ディスクの回転に伴っ
て発生する風切り音が主な原因となる騒音の開口からの
漏れ出し防止が、フロントパネルと仕切壁との二重の壁
により行われるので、開口から光ディスク装置外への騒
音の漏れ出しを有効に防止することができる。
【0038】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の光ディスク装置において、前記仕切壁は、前記回転
駆動機構により回転駆動される位置にセットされた前記
光ディスクを固定するクランパを保持するクランパ保持
プレートに下向きに突出して設けられているので、光デ
ィスクの回転に伴って発生する風切り音が主な原因とな
る騒音の開口からの漏れ出し防止を、安価な構造により
実現できる。
載の光ディスク装置において、前記仕切壁は、前記回転
駆動機構により回転駆動される位置にセットされた前記
光ディスクを固定するクランパを保持するクランパ保持
プレートに下向きに突出して設けられているので、光デ
ィスクの回転に伴って発生する風切り音が主な原因とな
る騒音の開口からの漏れ出し防止を、安価な構造により
実現できる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の光ディスク装置において、前記仕切壁は、前記クラ
ンパ保持プレートに一体に形成されているので、仕切壁
を設けることに伴う部品点数の増大が発生せず、より安
価な構造とすることができる。
載の光ディスク装置において、前記仕切壁は、前記クラ
ンパ保持プレートに一体に形成されているので、仕切壁
を設けることに伴う部品点数の増大が発生せず、より安
価な構造とすることができる。
【0040】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の光ディスク装置において、前記筐体は下ケースと上
ケースとを連結して形成され、前記仕切壁は前記上ケー
スから下向きに突出して設けられているので、光ディス
クの回転に伴って発生する風切り音が主な原因となる騒
音の開口からの漏れ出し防止を、安価な構造により実現
できる。
載の光ディスク装置において、前記筐体は下ケースと上
ケースとを連結して形成され、前記仕切壁は前記上ケー
スから下向きに突出して設けられているので、光ディス
クの回転に伴って発生する風切り音が主な原因となる騒
音の開口からの漏れ出し防止を、安価な構造により実現
できる。
【0041】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の光ディスク装置において、前記仕切壁は、前記上ケ
ースに一体に形成されているので、仕切壁を設けること
に伴う部品点数の増大が発生せず、より安価な構造とす
ることができる。
載の光ディスク装置において、前記仕切壁は、前記上ケ
ースに一体に形成されているので、仕切壁を設けること
に伴う部品点数の増大が発生せず、より安価な構造とす
ることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の光ディスク装置を
示す縦断側面図である。
示す縦断側面図である。
【図2】その一部の構成部品であるクランパ保持プレー
トを示す斜視図である。
トを示す斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の光ディスク装置を
示す縦断側面図である。
示す縦断側面図である。
【図4】その一部の構成部品である上ケースを示す斜視
図である。
図である。
2a 上ケース
3 筐体
4 開口
5 光ディスク
6 ディスクトレイ
8 フロントパネル
9 クランパ
10 クランパ保持プレート
11 仕切壁
12 仕切壁
Claims (5)
- 【請求項1】 一端に開口が形成された筐体を有し、光
ピックアップと光ディスクを回転駆動させる回転駆動機
構とが前記筐体内に設けられ、前記光ディスクが載置さ
れるディスクトレイが前記筐体内に収納される収納位置
と前記開口から前記筐体外に引き出される引出位置とへ
スライド自在に設けられ、前記ディスクトレイが前記収
納位置に位置するときに前記開口を閉止するフロントパ
ネルが前記ディスクトレイの端部に設けられている光デ
ィスク装置において、 前記収納位置に位置する前記ディスクトレイ上に載置さ
れた前記光ディスクと前記開口を閉止する前記フロント
パネルとの間に仕切壁を介在させたことを特徴とする光
ディスク装置。 - 【請求項2】 前記仕切壁は、前記回転駆動機構により
回転駆動される位置にセットされた前記光ディスクを固
定するクランパを保持するクランパ保持プレートに下向
きに突出して設けられていることを特徴とする請求項1
記載の光ディスク装置。 - 【請求項3】 前記仕切壁は、前記クランパ保持プレー
トに一体に形成されていることを特徴とする請求項2記
載の光ディスク装置。 - 【請求項4】 前記筐体は下ケースと上ケースとを連結
して形成され、前記仕切壁は前記上ケースから下向きに
突出して設けられていることを特徴とする請求項1記載
の光ディスク装置。 - 【請求項5】 前記仕切壁は、前記上ケースに一体に形
成されていることを特徴とする請求項4記載の光ディス
ク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002079656A JP2003272368A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002079656A JP2003272368A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003272368A true JP2003272368A (ja) | 2003-09-26 |
Family
ID=29206303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002079656A Pending JP2003272368A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003272368A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7305683B2 (en) | 2004-02-04 | 2007-12-04 | Ricoh Company, Ltd. | Disk rotation device and disk drive device |
US7426740B2 (en) * | 2004-06-25 | 2008-09-16 | Hong Fu Jin Precision Industry (Shenxhen) Co., Ltd. | Optical recording/reproducing apparatus |
US7430748B2 (en) * | 2005-06-16 | 2008-09-30 | Quanta Storage Inc. | Noise reducing optical disc drive |
US7448053B2 (en) * | 2005-06-16 | 2008-11-04 | Quanta Storage Inc. | Noise reducing optical disc drive |
-
2002
- 2002-03-20 JP JP2002079656A patent/JP2003272368A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7305683B2 (en) | 2004-02-04 | 2007-12-04 | Ricoh Company, Ltd. | Disk rotation device and disk drive device |
US7426740B2 (en) * | 2004-06-25 | 2008-09-16 | Hong Fu Jin Precision Industry (Shenxhen) Co., Ltd. | Optical recording/reproducing apparatus |
US7430748B2 (en) * | 2005-06-16 | 2008-09-30 | Quanta Storage Inc. | Noise reducing optical disc drive |
US7448053B2 (en) * | 2005-06-16 | 2008-11-04 | Quanta Storage Inc. | Noise reducing optical disc drive |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20041006 |