JP2005149629A - ディスク装置、および、記録ディスクの装着方法 - Google Patents

ディスク装置、および、記録ディスクの装着方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単な構成で複数の記録ディスクを装着可能な携帯型CD再生装置を提供する。
【解決手段】 携帯型CD再生装置100は、再生CD10Aを、この再生CD10Aの情報記録面を支持するディスクテーブル271、および、再生CD10Aの非記録ホール周縁に当接するように設けられた再生CD係止部材で保持する。また、携帯型CD再生装置100は、再生CD10Aに接触した状態で積層された予備CD10Bを、この予備CD10Bの非記録ホール周縁に当接するように設けられた予備CD係止部材、および、再生CD10Aを介してディスクテーブル271で保持する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複数の記録ディスクを装着可能なディスク装置、および、記録ディスクの装着方法に関する。
従来、いかなる場所や時間においても、CD(Compact Disc)に記録された音楽の聴取を楽しみたい利用者の要求に応えるための構成として、携行して使用可能な携帯型ディスク装置が知られている。このような携帯型ディスク装置において、例えば外出先にて複数のCDに記録された音楽の聴取を楽しみたい場合、携帯型ディスク装置にて再生されているCD以外の予備のCDを例えばディスク収納ケースに収納して携行する必要がある。なお、以下において、携帯型ディスク装置にて再生されているCDを再生CDと、この再生CD以外の予備のCDを予備CDと適宜称して説明する。
一方で、再生CDに加え、予備CDを装着可能な携帯型ディスク装置が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1の携帯型ディスク装置は、CDを再生するための部材などが設けられた本体と、この本体の底部に一体的に形成された予備CD収納部と、などを備えている。そして、この予備CD収納部は、予備CDを収納する収納部本体と、この収納部本体と外部とを連通する挿入口と、収納部本体に収納された予備CDを保持するための保持部材と、などを備えている。この携帯型ディスク装置において、予備CDを装着する際には、まず、予備CDを予備CD収納部の挿入口から挿入して収納部本体に収納する。そして、この収納された予備CDを保持部材にて保持させることにより、予備CDの収納部本体からの脱落を防止する。これにより、予備CDが携帯型ディスク装置に装着される。
また、特許文献2の携帯型ディスク装置は、CDを再生するための部材などが設けられた本体と、この本体に対して開閉可能に設けられた蓋部と、などを備えている。そして、蓋部は、本体に配設された再生CDと対向するように予備CDを装着するための予備CD装着部材などを備えている。この携帯型ディスク装置において、予備CDを装着する際には、蓋部を開いて予備CD装着部材に予備CDを装着する。
実開平5−59692号公報(第2頁−第3頁) 特開2000−207879号公報(第3頁左欄−第4頁右欄)
しかしながら、特許文献1の携帯型ディスク装置は、予備CDを収納するための専用の予備CD収納部を備えている。また、特許文献2の携帯型ディスク装置は、予備CDを装着するための専用の予備CD装着部材を備えている。すなわち、特許文献1および特許文献2の携帯型ディスク装置は、いずれも予備CDを収納したり装着したりするための専用の部材を備えている。このため、再生CDを再生するための部材の他に、予備CDを収納したり装着したりするための専用の部材を備える必要があるため、携帯型ディスク装置が大型化してしまうという問題が一例として挙げられる。また、携帯型ディスク装置を構成する部材数が大幅に増えてしまい、重量が増加してしまうという問題も一例として挙げられる。
本発明は、これらのような点に鑑みて、簡単な構成で複数の記録ディスクを装着可能なディスク装置、および、記録ディスクの装着方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、記録ディスクの孔部に挿通されるディスク挿通部と、前記ディスク挿通部を前記記録ディスクの周方向に回転させるディスク駆動部と、前記ディスク挿通部に設けられ、前記記録ディスクを保持するディスク保持部と、を備え、前記ディスク保持部は、複数枚の前記記録ディスクを互いに積層した状態で保持することを特徴とするディスク装置である。
請求項7に記載の発明は、記録ディスクの孔部に挿通されるとともに、複数枚の前記記録ディスクを積層保持可能なディスク挿通部と、前記ディスク挿通部を前記記録ディスクの周方向に回転させるディスク駆動部と、を具備し、前記ディスク挿通部は、前記一の記録ディスクの孔部に挿通された状態で前記一の記録ディスクの孔部周縁に当接するとともに、前記一の記録ディスクの孔部周縁に当接した状態で他の記録ディスクの孔部周縁に当接する複数の当接部材を備えたことを特徴とするディスク装置である。
請求項11に記載の発明は、記録ディスクの孔部に挿通されるとともに、複数枚の記録ディスクを積層保持可能とすべく前記記録ディスクの孔部周縁に当接する当接部材を複数設けたディスク挿通部と、前記ディスク挿通部を前記記録ディスクの周方向に回転させるディスク駆動部と、前記複数枚の記録ディスクのうち少なくとも一つの記録ディスクに記録された情報を読取る読取手段とを備えたディスク装置へ前記複数枚の記録ディスクを装着する記録ディスクの装着方法であって、複数枚の記録ディスクのうちの前記読取手段に情報を読取らせる記録ディスクの孔部をディスク挿通部に挿通させて、その記録ディスクの孔部周縁に一の当接部材を当接させることにより前記記録ディスクを保持し、前記読取手段に情報を読取らせない他の記録ディスクの孔部を前記ディスク挿通部に挿通させて、その他の記録ディスクの孔部周縁に前記一の当接部材及び他の当接部材を当接させることにより前記読取り対象となる記録ディスクに対して積層保持することを特徴とする記録ディスクの装着方法である。
以下に、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、本実施の形態では、CD(Compact Disc)に記録された音楽を再生する携帯型CD再生装置を例示して説明するが、これに限られない。
〔CDの構成〕
まず、本実施の形態の携帯型CD再生装置にて再生されるCDの構成について、図面に基づいて説明する。図1は、CDの概略構成を示す平面図である。図2は、CDの概略構成を示す断面図である。
図1において、10は記録ディスクとしてのCDである。なお、ここでは、記録ディスクとしてCDを例示して説明するが、これに限らずDVD(Digital Versatile Disc)などの他の光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスクなど、さらには、追記型や書換型などいずれの記録ディスクを対象とすることができる。このCD10は、略中央に孔部としてのセンタホール11を有した円板状に形成されており、図2に示すように、その一方側の面が各種情報が記録された情報記録面12とされ、他方側の面が情報が記録されていない非記録面13とされている。ここで、CD10の直径は120mmと、CD10の厚さ寸法は1.2mmと、センタホール11の直径は15mmと、ISO(International Organization For Standardization)/IEC(International Electrotechnical Commission) 10149にそれぞれ規定されている。なお、以下において、CD10の厚さ寸法をCD厚さSと、センタホール11の直径をホール直径Tと適宜称して説明する。また、情報記録面12に連続するセンタホール11の周縁を記録ホール周縁11Aと、非記録面13に連続するセンタホール11の周縁を非記録ホール周縁11Bと適宜称して説明する。
情報記録面12には、スタックリブ12Aと、ボリューム空間12Bと、などが設けられている。スタックリブ12Aは、情報記録面12の傷つき防止のために一般的なCDに設けられているものである。このスタックリブ12Aは、CD10の略中央に直径Uの円を描くように、かつ、情報記録面12の表面から突出するような断面凸形状に形成されている。ここで、図2はスタックリブ12Aを説明するための模式図であり、スタックリブ12Aの実際の高さ寸法は、CD厚さSよりも十分小さい値とされている。なお、以下において、スタックリブ12Aの高さ寸法を、リブ高さVと適宜称して説明する。ボリューム空間12Bは、スタックリブ12Aの外周側に設けられている。このボリューム空間12Bには、例えば音楽を音声として出力するためのデータとしての音声データなどが記録されている。なお、ここでは、ボリューム空間12Bに音声データなどが記録されている構成を例示して説明するが、ボリューム空間12Bに音声データなどが記録されていなくてもよい。
〔携帯型CD再生装置の構成〕
次に、携帯型CD再生装置の構成について、図面に基づいて説明する。図3は、本実施の形態に係る携帯型CD再生装置の概略構成を示す模式図である。図4は、駆動部収納室内の概略構成を示す模式図である。図5は、ディスクホルダの概略構成を示す断面図である。図6は、ディスクホルダの概略構成を示す平面透視図である。
図3において、100はディスク装置としての携帯型CD再生装置である。この携帯型CD再生装置100は、CD10に記録された音楽を再生する。また、この携帯型CD再生装置100は、再生用のCD10の他に1枚のCD10を装着可能な装置である。なお、以下において、再生用のCD10を、一の記録ディスクとしての再生CD10Aと、この再生CD10A以外のCD10を、他の記録ディスクとしての予備CD10Bと適宜称して説明する。そして、携帯型CD再生装置100は、本体200と、蓋部300と、を備えている。
本体200は、略薄型箱形状に形成されたケース体201を有している。このケース体201は、上面に図示しない開口部が開口形成された略薄型箱形状の下部ケース体202と、下面に図示しない開口部が開口形成された略薄型箱形状を有し下部ケース体202の開口部を閉塞する上部ケース体203と、を備えている。
下部ケース体202は、例えばアルミニウム合金やプラスチックなどの材料により形成されている。この下部ケース体202は、その一縁側が略円弧状に形成され、平面視で略D字状に形成されている。
上部ケース体203は、例えばプラスチックなどにより形成されている。この上部ケース体203は、その一縁側が下部ケース体202の一端側と略同一の円弧状に形成され、平面視で略D字状に形成されている。また、上部ケース体203の他縁側の上面には、一縁側の上面よりも上方に突出する状態で操作部材配設部203Aが設けられている。そして、上部ケース体203の一縁側の上面における平面方向の略中央には、略円形状のディスクテーブル露出孔203Bが形成されている。また、上部ケース体203の一縁側の上面におけるディスクテーブル露出孔203Bから周縁近傍にわたる部分には、略矩形状のピックアップ露出孔203Cが形成されている。そして、操作部材配設部203Aが下部ケース体202の他端側に位置するように上部ケース体203を取り付けることにより、ケース体201が組立形成される。このケース体201の内部には、操作部材配設部203Aに対応する上下方向の高さ寸法が大きい位置に制御部収納室201Aが区画形成され、上下方向の高さ寸法が小さい位置に駆動部収納室201Bが区画形成されている。
制御部収納室201A内には、3つの操作つまみ210と、表示部220と、音声出力端子230と、図示しない処理部と、などが収納されている。
操作つまみ210は、操作部材配設部203Aの隅部近傍において外部に臨む状態に配設されている。この操作つまみ210は、携帯型CD再生装置100の動作内容の設定入力に用いられる。この操作つまみ210により設定入力される動作内容としては、再生CD10Aの再生開始、再生停止、楽曲のスキップ再生、蓋部300を開く動作などの各種動作が例示できる。そして、操作つまみ210は、動作内容の入力操作により、所定の処理信号を処理部へ適宜出力する。
表示部220は、例えば液晶パネルなどにより構成されている。この表示部220は、その表示面が操作部材配設部203Aにおける略中央から外部に臨む状態に配設されている。そして、表示部220は、処理部からの表示用データに基づいて、携帯型CD再生装置100の動作内容、再生されている楽曲の名前や再生時間などを適宜表示する。なお、表示部220としては、液晶パネルに限られず、例えば有機EL(Electro Luminescence)パネル、PDP(Plasma Display Panel)、CRT(Cathode-Ray Tube)、FED(Field Emission Display)、電気泳動ディスプレイパネルなどいずれの表示装置が適用できる。
音声出力端子230は、図示しない例えばイヤフォンのプラグが挿入されるジャックである。この音声出力端子230は、ケース体201の他縁側の面から外部に臨む状態に配設されている。そして、音声出力端子230は、処理部からの音声信号をプラグを介してイヤフォンへ出力する。
処理部は、携帯型CD再生装置100の動作を制御する。具体的には、処理部は、操作つまみ210からの処理信号に基づいて、この処理信号を動作信号に変換する。そして、この動作信号を後述するモータ260やピックアップ部250などへ出力する。また、処理部は、操作つまみ210からの処理信号に基づいて、この処理信号を表示用データに変換する。そして、この表示用データを表示部220へ出力する。さらに、処理部は、ピックアップ部250からの音声データに基づいて、この音声データを音声信号に変換する。そして、この音声信号を後述する音声出力端子230へ出力する。
駆動部収納室201B内には、駆動部収納室201Bの平面方向の略中央に配設された回転駆動部240と、駆動部収納室201Bの平面方向の略中央から上部ケース体203のピックアップ露出孔203Cの長手方向に沿って進退可能に配設された読取手段としてのピックアップ部250と、などが収納されている。
回転駆動部240は、各CD10A,10Bを保持して、その円周方向に回転させるものである。そして、回転駆動部240は、図4に示すように、ディスク駆動部としてのモータ260と、ディスク装着部270と、などを備えている。
モータ260は、モータ本体261と、このモータ本体261の一面から突出するように設けられモータ本体261の駆動により回転するモータ軸262と、を備えている。モータ本体261は、駆動部収納室201Bの平面方向の略中央に、かつ、モータ軸262の軸方向が平面方向と直交するように配設されている。そして、モータ本体261は、処理部からの動作信号に基づいて、モータ軸262を適宜回転させる。
ディスク装着部270は、略円板状に形成されたディスク保持部としても機能するディスクテーブル271と、このディスクテーブル271の上面の略中央から突出するように設けられ短尺の略円柱状に形成されたディスク挿通部としてのディスクホルダ部272と、などを備えている。なお、ここでは、ディスクテーブル271が略円板状に形成された構成について例示するが、これに限らず例えば略多角板状や、略十字板状など適宜他の形状としてもよい。また、ディスクホルダ部272が略円柱状に形成された構成について例示するが、これに限らず例えば略多角柱状や略筒状など適宜他の形状としてもよい。さらに、ここでは、ディスクテーブル271およびディスクホルダ部272を別体で設けた構成について例示するが、これに限らずこれらを一体成形した構成としてもよい。
ディスクテーブル271は、例えばプラスチックやゴムなどの材料により形成されている。このディスクテーブル271の平面方向の中央には、モータ軸262の先端が嵌挿される図示しない嵌挿部が形成されている。そして、ディスクテーブル271は、再生CD10Aに形成されたスタックリブ12Aの直径Uよりも大きい径寸法であり、かつ、上部ケース体203のディスクテーブル露出孔203Bの直径よりも小さい径寸法の略円板状に形成されている。また、ディスクテーブル271は、その上面が上部ケース体203のディスクテーブル露出孔203Bから外部に臨む状態に、かつ、その上面が上部ケース体203の一縁側の上面と略同一平面となるように配設されている。なお、本実施の形態ではディスクテーブル271の直径がスタックリブ12Aの直径より大きい寸法であるものとして説明するが、これに限ることなく、例えば、ディスクテーブル271の直径がスタックリブ12Aの直径より小さい寸法であってもよい。この場合では、ディスクテーブル271の上面がディスクテーブル露出孔203Bから外部に臨む状態に、かつ、ディスクテーブル271の上面が上部ケース体203の一縁側の上面よりも突出するように配設される。
ディスクホルダ部272は、例えばプラスチックなどの材料により形成されている。ディスクホルダ部272は、その軸C1がモータ軸262の軸と略同一になるように結合されている。また、このディスクホルダ部272は、図5に示すように、各CD10A,10Bのホール直径Tよりも小さい径寸法のホルダ直径Wを有する短尺の略円柱状に形成されている。なお、以下において、ディスクホルダ部272に例えば再生CD10Aが装着された際の、再生CD10Aとディスクホルダ部272との距離を隙間距離hと適宜称して説明する。そして、ディスクホルダ部272には、図6に示すように、このディスクホルダ部272の略円柱状の径方向に沿った軸C2を有し略円筒状に形成された3つの係止部材保持部272Aと、略円柱状の径方向に沿った軸C3を有し係止部材保持部272Aと略同一に形成された3つの係止部材保持部272Bと、が設けられている。なお、以下において、係止部材保持部272Aについて詳細に説明し、略同一構成の係止部材保持部272Bについては説明を簡略化する。
係止部材保持部272Aは、図5に示すように、CD厚さSよりも大きい径寸法を有する略円筒状に、かつ、その軸C2が軸C1と略直交するように形成されている。なお、ここでは、係止部材保持部272AがCD厚さSよりも大きい径寸法を有する構成について例示するが、これに限らずCD厚さSと略同一の径寸法やCD厚さSよりも小さい径寸法を有する構成としてもよい。係止部材保持部272Aは、図6に示すように、ディスクホルダ部272の略円柱状の円周方向に略同一間隔に、すなわち、ディスクホルダ部272の円周面に平面視で約120°間隔に形成されている。さらに、係止部材保持部272Aは、図5に示すように、軸C2とディスクテーブル271との間隔iが、(3/2×(CD厚さS)+2×(リブ高さV))となる位置に形成されている。すなわち、係止部材保持部272Aは、軸C2がディスク装着部270に配設された予備CD10Bの厚さ方向略中央に位置するように形成されている。なお、ここでは、係止部材保持部272Aを上述したような高さ位置となるように形成した構成について例示したが、これに限られない。
また、係止部材保持部272Aの円周面近傍には、脱落防止部272A1が形成されている。この脱落防止部272A1は、略球状に形成された後述する再生CD係止部材273の直径よりも小さい径寸法に、かつ、この脱落防止部272A1に再生CD係止部材273が当接された際に再生CD係止部材273の一部が円周面から隙間距離hよりも大きい距離だけ突出するように形成されている。なお、以下において、再生CD係止部材273の円周面から突出された部分を、突出部273Aと適宜称して説明する。また、突出部273Aの円周面に対する頂点、すなわち、突出部273Aと軸C2との交点を、頂点Pと適宜称して説明する。さらに、突出部273Aにおける頂点Pよりも上側の面を上側面273A1と、頂点Pよりも下側の面を下側面273A2と、適宜称して説明する。この脱落防止部272A1における再生CD係止部材273が当接される部分の形状は、再生CD係止部材273の外形状と略同一の円弧状に形成されている。なお、ここでは、脱落防止部272A1が再生CD係止部材273の外形状と略同一の円弧状に形成された構成について例示したが、これに限らず適宜他の形状としてもよい。
そして、係止部材保持部272Aの円周面側には、ディスク保持部および当接部材としても機能する接触部材としての再生CD係止部材273が軸C2方向に移動可能に配設されている。また、係止部材保持部272Aの軸C1側には、再生CD係止部材273を円周面から突出する方向に付勢するディスク保持部および当接部材としても機能する付勢部材としての再生CD付勢部材274がそれぞれ配設されている。
再生CD係止部材273は、例えば金属やプラスチックなどの材料により、係止部材保持部272Aの直径と略同一の径寸法を有する略球状に形成されている。また、再生CD係止部材273は、表面が鏡面加工、あるいは、摩擦係数の小さい材料にて形成されている。なお、ここでは、再生CD係止部材273が略球状に形成された構成について例示するが、これに限らず例えば楕円球状、半円球状、カム型形状など適宜他の形状としてもよい。さらに、再生CD係止部材273が鏡面加工された材料、あるいは、摩擦係数が小さい材料にて形成された構成について例示したが、これに限らず、再生CD係止部材273の表面に対して各CD10A,10Bのセンタホール11の周縁が良好な滑動性を示すいずれの構成とすることができる。
再生CD付勢部材274は、係止部材保持部272Aの直径と略同一の径寸法を有する略円筒状に形成されたコイルばねである。この再生CD付勢部材274は、上述したように、再生CD係止部材273を円周面から突出する方向に付勢する。なお、ここでは、再生CD付勢部材274としてコイルばねを用いた構成について例示するが、これに限らず例えば板ばねなど、再生CD係止部材273を円周面から突出する方向に付勢するいずれの付勢手段を用いてもよい。
係止部材保持部272Bは、図5に示すように、その軸C3が軸C1と略直交するように形成されている。また、係止部材保持部272Bは、図6に示すように、ディスクホルダ部272の略円柱状の円周方向に略同一間隔に、すなわち、ディスクホルダ部272の円周面に平面視で約120°間隔に形成されている。さらに、係止部材保持部272Bは、平面視における係止部材保持部272Aとの間隔が約60°となるように形成されている。すなわち、係止部材保持部272Bは、図5に示すように、この係止部材保持部272Bに配設される後述する再生CD係止部材275と、係止部材保持部272Aに配設された再生CD係止部材273と、を結ぶ仮想線Lが、ディスクホルダ部272の軸C1と略平行とならないように形成されている。また、係止部材保持部272Bは、軸C3とディスクテーブル271との間隔jが、(5/2×(CD厚さS)+3×(リブ高さV))となる位置に形成されている。すなわち、係止部材保持部272Bは、係止部材保持部272Aよりも上側に形成されている。なお、ここでは、係止部材保持部272Bを上述したような高さ位置となるように形成した構成について例示したが、係止部材保持部272Aよりも上側の位置であればこれに限られない。
また、係止部材保持部272Bの円周面近傍には、脱落防止部272A1と略同一の構成を有する脱落防止部272B1が形成されている。すなわち、脱落防止部272B1は、この脱落防止部272B1に略球状に形成された予備CD係止部材275が当接された際に予備CD係止部材275の一部が円周面から隙間距離hよりも大きい距離だけ突出するように形成されている。なお、以下において、予備CD係止部材275の円周面から突出された部分を、突出部275Aと適宜称して説明する。また、突出部275Aの円周面に対する頂点、すなわち、突出部275Aと軸C3との交点を、頂点Qと適宜称して説明する。さらに、突出部275Aにおける頂点Qよりも上側の面を上側面275A1と、頂点Qよりも下側の面を下側面275A2と、適宜称して説明する。
そして、係止部材保持部272Bの円周面側には、ディスク保持部および当接部材としても機能する接触部材としての予備CD係止部材275が軸C3方向に移動可能に配設されている。また、係止部材保持部272Bの軸C1側には、予備CD係止部材275を円周面から突出する方向に付勢するディスク保持部および当接部材としても機能する付勢部材としての予備CD付勢部材276が配設されている。なお、予備CD係止部材275は、再生CD係止部材273と略同一の構成を有し、予備CD付勢部材276は、再生CD付勢部材274と略同一の構成を有しているので、ここではそれらの説明を省略する。
なお、係止部材保持部272A,272Bの構成は上述したものに限られず、適宜他の構成としてもよい。すなわち、例えば係止部材保持部272A,272Bの数を他の数に変更したり、それぞれの間隔を上述した間隔とは異なるものに変更してもよい。ただし、ディスクテーブル271およびディスクホルダ部272にて、各CD10A,10Bをモータ軸262に対して垂直度を保った状態で保持するための最小限の構成としては、上述したように係止部材保持部272A,272Bをそれぞれ3個ずつ形成し、かつ、これらをディスクホルダ部272の円周面の円周方向に略同一間隔に配設する構成が好ましい。
ピックアップ部250は、ピックアップ露出孔203Cから外部を臨む状態に配設されている。このピックアップ部250は、処理部からの動作信号に基づいて、ピックアップ露出孔203Cの長手方向、すなわち、再生CD10Aの径方向に適宜移動しながら、情報記録面12のボリューム空間12Bに記録された音声データを適宜読み取る。具体的には、図示しない光源から発せられるレーザー光をピックアップ露出孔203Cを介して、再生CD10Aのボリューム空間12Bに照射し、このボリューム空間12Bからの反射光に基づいて、再生CD10Aに記録された音声データなどを読み取る。そして、この読み取った音声データを処理部へ出力する。
蓋部300は、例えばアルミニウム合金やプラスチックなどの材料により、図1に示すように、下面および他縁側の面が開口された略薄型箱形状に形成されている。この蓋部300は、その一縁側がケース体201の一縁側の円弧状と略同一に形成され、平面視でケース体201の駆動部収納室201Bと略同一の略D字状に形成されている。また、この蓋部300は、一縁側において、図示しないヒンジ部材により、ケース体201の一縁側に開閉可能に取り付けられ、ケース体201との空間領域にCD収納空間201Cを区画形成する。そして、蓋部300の他縁側がケース体201から離間する方向に移動されると、CD収納空間201Cが開放され各CD10A,10Bの脱着が可能となり、ケース体201に接触するように移動されると、CD収納空間201Cが閉塞される。
〔携帯型CD再生装置の動作〕
次に、携帯型CD再生装置100の動作について説明する。
[再生CDの装着動作]
まず、携帯型CD再生装置100への再生CD10Aの装着動作について説明する。携帯型CD再生装置100にいずれのCD10も装着されていない状態において、再生CD係止部材273は、図6に示すように、再生CD付勢部材274により軸C1から離間する方向に付勢され、脱落防止部272A1に当接する状態に、かつ、突出部273Aが円周面から突出する状態に保持されている。また、予備CD係止部材275は、予備CD付勢部材276により軸C1から離間する方向に付勢され、脱落防止部272B1に当接する状態に、かつ、突出部275Aが円周面から突出する状態に保持されている。なお、以下において、上述したような各CD係止部材273,275の状態を、初期状態と適宜称して説明する。
そして、再生CD10Aの情報記録面12とディスクテーブル271とが対向するように、ディスクホルダ部272に再生CD10Aが嵌合されると、まず、再生CD10Aの記録ホール周縁11Aが予備CD係止部材275の上側面275A1に接触する。
この状態から再生CD10Aがディスクテーブル271側に移動されると、予備CD係止部材275には前述した移動方向への力の分力が加わる。そして、この分力により、予備CD係止部材275は、予備CD付勢部材276が短くなる方向に付勢力に抗して移動する。この後、非記録ホール周縁11Bが予備CD係止部材275の下側面275A2に接触する状態まで再生CD10Aが移動されると、再生CD10Aの移動に伴い予備CD係止部材275に加わる分力が小さくなる。そして、予備CD係止部材275は、再生CD10Aの移動に伴い、予備CD付勢部材276の付勢力により予備CD付勢部材276が長くなる方向に移動し、再生CD10Aとの接触が解除されると初期状態に戻る。
また、非記録ホール周縁11Bが予備CD係止部材275の下側面275A2に接触する状態まで再生CD10Aが移動されると、再生CD10Aの記録ホール周縁11Aが、再生CD係止部材273の上側面273A1にも接触する。この後、再生CD10Aが移動されると、予備CD係止部材275における作用と同様の作用により、再生CD係止部材273は、再生CD付勢部材274が短くなる方向に移動した後に再生CD付勢部材274が長くなる方向に移動する。そして、再生CD10Aは、非記録ホール周縁11Bにて再生CD係止部材273の下側面273A2に接触するとともに、スタックリブ12Aにてディスクテーブル271に接触する。また、このとき、再生CD係止部材273は、初期状態よりも再生CD付勢部材274が短くなる方向に配置されており、再生CD付勢部材274の付勢力の分力により、再生CD10Aをディスクテーブル271の方向に付勢している。このため、再生CD10Aは、再生CD係止部材273によりディスクテーブル271に押し付けられた状態で携帯型CD再生装置100に装着される。これにより、携帯型CD再生装置100は、モータ260にて再生CD10Aをディスク装着部270と一体的に回転させ、ピックアップ部250にて再生CD10Aに記録された音声データを読み取ることができる。なお、この状態において、上述したように、ディスクテーブル271は、その上面が本体200の上面と略同一平面となるように配設されている。このため、再生CD10Aの情報記録面12と本体200との間にリブ高さVと略同一寸法の隙間が設けられ、情報記録面12の傷つきが防止される。
[予備CDの装着動作]
次に、携帯型CD再生装置100への予備CD10Bの装着動作について説明する。携帯型CD再生装置100に再生CD10Aが装着された状態で、予備CD10Bの情報記録面12とディスクテーブル271とが対向するように、ディスクホルダ部272に予備CD10Bが嵌合されると、まず、予備CD10Bの記録ホール周縁11Aが予備CD係止部材275の上側面275A1に接触する。なお、ここでは、予備CD10Bの情報記録面12とディスクテーブル271とが対向するように予備CD10Bを嵌合させる構成について例示したが、これに限らず、予備CD10Bの非記録面13とディスクテーブル271とが対向するように予備CD10Bを嵌合させてもよい。ただし、詳しくは後述するが、予備CD10Bの傷付きを防止する構成としては、ここで例示する構成が好ましい。
この状態から予備CD10Bがディスクテーブル271側に移動されると、予備CD係止部材275は、再生CD10Aの装着時と同様の作用により、予備CD付勢部材276が短くなる方向に移動した後に、予備CD付勢部材276が長くなる方向に移動する。そして、予備CD10Bの記録ホール周縁11Aは、再生CD係止部材273の上側面273A1にも接触する。この後、予備CD10Bが移動されると、再生CD係止部材273は、再生CD10Aの装着時と同様の作用により、再生CD付勢部材274が短くなる方向に移動する。そして、予備CD10Bは、図5に示すように、非記録ホール周縁11Bにて予備CD係止部材275の下側面275A2に接触し、センタホール11の内周面にて再生CD係止部材273の頂点Pに接触し、さらには、スタックリブ12Aにて再生CD10Aの非記録面13に接触する。また、このとき、予備CD係止部材275は、初期状態よりも予備CD付勢部材276が短くなる方向に配置されており、予備CD付勢部材276の付勢力の分力により、予備CD10Bをディスクテーブル271の方向に付勢している。このため、予備CD10Bは、予備CD付勢部材276により再生CD10Aを介してディスクテーブル271に押し付けられた状態で携帯型CD再生装置100に装着される。また、再生CD10Aは、予備CD10Bを介して予備CD付勢部材276によりディスクテーブル271に押し付けられた状態で携帯型CD再生装置100に装着される。これにより、携帯型CD再生装置100は、モータ260にて各CD10A,10Bをディスク装着部270と一体的に回転させ、ピックアップ部250にて再生CD10Aに記録された音声データを読み取ることができる。なお、この状態において、予備CD10Bは、スタックリブ12Aを介して再生CD10Aに接触している。このため、予備CD10Bの情報記録面12と再生CD10Aとの間にリブ高さVと略同一寸法の隙間が設けられ、情報記録面12の傷つきが防止される。
上述したような実施の形態では、携帯型CD再生装置100に、従来あるディスクテーブル271、再生CD係止部材273、再生CD付勢部材274、および、ディスクホルダ部272に加え、予備CD係止部材275および予備CD付勢部材276を設けている。再生CD係止部材273は、再生CD付勢部材274の付勢力の分力にて、ディスクホルダ部272に嵌合された再生CD10Aをディスクテーブル271の方向に付勢する。これにより、再生CD10Aは、再生CD係止部材273によりディスクテーブル271に押し付けられた状態で携帯型CD再生装置100に装着される。そして、携帯型CD再生装置100は、モータ260にて再生CD10Aをディスク装着部270と一体的に回転させ、ピックアップ部250にて再生CD10Aに記録された音声データを読み取る。また、予備CD係止部材275は、予備CD付勢部材276の付勢力の分力にて、ディスクホルダ部272に嵌合され再生CD10Aに接触した状態で積層された予備CD10Bをディスクテーブル271の方向に付勢する。これにより、予備CD10Bは、予備CD係止部材275により再生CD10Aを介してディスクテーブル271に押し付けられた状態で携帯型CD再生装置100に装着される。また、再生CD10Aは、予備CD10Bを介して予備CD付勢部材276によりディスクテーブル271に押し付けられた状態で携帯型CD再生装置100に装着される。そして、携帯型CD再生装置100は、モータ260にて各CD10A,10Bをディスク装着部270と一体的に回転させ、ピックアップ部250にて再生CD10Aに記録された音声データを読み取る。
このため、携帯型CD再生装置100は、予備CD係止部材275および予備CD付勢部材276を新たに設けるだけで再生CD10Aおよび予備CD10Bを装着できる。したがって、携帯型CD再生装置100に、予備CD10Bを装着するための専用の部材を新たに設けないので、携帯型CD再生装置100の大型化を防ぐことができ、また、部品数の大幅な増加に伴う重力化を防ぐことができる。さらに、携帯型CD再生装置100に、再生CD10Aおよび予備CD10Bを積層させた状態で保持させるので、携帯型CD再生装置100の垂直方向への大型化を防ぐことができる。よって、簡単な構成で複数のCD10を装着可能な携帯型CD再生装置100を提供できる。
また、携帯型CD再生装置100は、モータ260にて各CD10A,10Bをディスク装着部270と一体的に回転させる。このため、携帯型CD再生装置100を製造する際に、従来と同様の構成、すなわち、モータ260にて再生CD10Aをディスク装着部270と一体的に回転させる構成を有効利用して製造できる。したがって、携帯型CD再生装置100を容易に製造でき、製造コストの増加を抑えることができる。
予備CD係止部材275は、予備CD10Bを再生CD10Aに接触させた状態でディスクテーブル271の方向に付勢する。このため、予備CD10Bおよび再生CD10Aを接触させない構成と比べて、各CD10A,10Bを配設するためのCD収納空間201Cの大きさを最小限に抑えることができる。したがって、携帯型CD再生装置100の大型化をより防ぐことができる。また、予備CD10Bは、非記録ホール周縁11Bに接触する予備CD係止部材275、および、情報記録面12のスタックリブ12Aに接触する再生CD10Aにて保持されている。このため、ディスクホルダ部272に、予備CD10Bの情報記録面12に接触する専用の部材を設ける必要がない。したがって、携帯型CD再生装置100の構成を簡略化できる。
携帯型CD再生装置100に、再生CD10Aに接離可能に設けられた再生CD係止部材273と、再生CD係止部材273を再生CD10Aに接触させる方向に付勢する再生CD付勢部材274と、を設けている。また、予備CD10Bに接離可能に設けられた予備CD係止部材275と、予備CD係止部材275を予備CD10Bに接触させる方向に付勢する予備CD付勢部材276と、を設けている。このため、各CD付勢部材274,276にて、各CD係止部材273,275を付勢して、各CD10A,10Bに当接させるだけの簡単な構成で、各CD10A,10Bを携帯型CD再生装置100に装着できる。したがって、携帯型CD再生装置100の構成を簡略化でき、製造性を向上させることができる。
携帯型CD再生装置100は、モータ260にて各CD10A,10Bをディスク装着部270と一体的に回転させ、ピックアップ部250にて再生CD10Aに記録された音声データを読み取る。このため、携帯型CD再生装置100は、複数のCD10を装着した状態でも再生CD10Aに記録された音声データを読み取ることができる。したがって、複数のCD10を装着可能であり、かつ、再生CD10Aに記録された音声データを読取可能な汎用性が高い携帯型CD再生装置100を提供できる。
また、携帯型CD再生装置100は、ディスク装着部270に再生CD10Aのみが装着された状態でも再生CD10Aに記録された音声データを読み取ることができる。したがって、複数のCD10を装着した状態のみならず、1枚のCD10を装着した状態でも再生CD10Aに記録された音声データを読取可能なより汎用性が高い携帯型CD再生装置100を提供できる。
各CD係止部材273,275および各CD付勢部材274,276として、容易に入手可能であり、かつ、一般的に安価な略球状の部材およびコイルばねを用いている。このため、製造コストの増加を抑えることができる。
また、各CD係止部材273,275として、鏡面加工された材料、あるいは、摩擦係数が小さい材料により形成された略球状の部材を用いている。すなわち、滑動性に優れた各CD係止部材273,275を用いている。このため、各CD係止部材273,275係止部材を、係止部材保持部272A,272B内で滑らかに移動させることができる。したがって、携帯型CD再生装置100への各CD10A,10Bの装着作業や脱着作業をより容易にできる。
各CD係止部材273,275を、ディスクホルダ部272に平面視で60°間隔で配設している。すなわち、再生CD係止部材273および予備CD係止部材275を、これらを結ぶ仮想線Lと、ディスクホルダ部272の軸C1と、が略平行とならない位置にそれぞれ配設している。このため、携帯型CD再生装置100の大型化を抑えるために、予備CD係止部材275の頂点Qおよびディスクテーブル271との間隔jを、再生CD係止部材273の頂点Pおよびディスクテーブル271の間隔iに近づけたとしても、各CD係止部材273,275は互いに干渉することがない。したがって、携帯型CD再生装置100の大型化をより抑えることができる。
ディスクホルダ部272に、各CD係止部材273,275、および、各CD付勢部材274,276を収納可能な係止部材保持部272A,272Bを設けている。そして、各CD係止部材273,275は、係止部材保持部272A,272Bにおける円周面側に配設され、各CD付勢部材274,276は、係止部材保持部272A,272Bにおける軸C1側に配設されている。このため、各CD10A,10Bの装着作業や脱着作業の際、利用者の手や各CD10A,10Bは、各CD係止部材273,275のみに接触することとなり、各CD付勢部材274,276に接触することがない。したがって、各CD付勢部材274,276の異物との接触による破損を防ぐことができ、携帯型CD再生装置100の寿命を延ばすことができる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は、上述した一実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
例えば、携帯型CD再生装置100のモータ260にて、各CD10A,10Bをディスク装着部270と一体的に回転させる構成について例示したが、これに限らず例えば以下のような構成などとしてもよい。すなわち、ディスク装着部270に、再生CD10Aを保持するとともにモータ260にて回転される第1のディスク装着部と、予備CD10Bを保持するとともにモータ260にて回転されない第2のディスク装着部と、を設けた構成などとしてもよい。このような構成にすれば、再生CD10Aに記録された音声データを読み取る際に、モータ260にて再生CD10Aを保持する第1のディスク装着部のみを回転させればいよいので、前記実施の形態のように再生CD10Aおよび予備CD10Bを保持するディスク装着部270を回転させる構成と比べて、モータ260の負荷を減らすことができる。このため、前記実施の形態のモータ260と比べてトルクの小さいモータを用いることができ、部品コストの増加を抑えることができる。
また、予備CD係止部材275にて、予備CD10Bを再生CD10Aに接触させた状態で付勢する構成について例示したが、これに限られず例えば以下のような構成などとしてもよい。すなわち、再生CD係止部材273を、前記実施の形態の配置位置よりもディスクテーブル271側に配置する。そして、再生CD10Aを再生CD係止部材273の下側面273A2およびディスクテーブル271で保持し、予備CD10Bを再生CD係止部材273の上側面273A1および予備CD係止部材275の下側面275A2で保持する構成などとしてもよい。このような構成にすれば、予備CD10Bおよび再生CD10Aを接触させることなく、各CD10A、10Bを携帯型CD再生装置100に装着できる。したがって、予備CD10Bのスタックリブ12Aが接触された際の再生CD10Aの傷つきを防止できる。
前記実施の形態において、ディスク保持部をディスクテーブル271、各CD係止部材273,275、および、各CD付勢部材274,276にて構成したが、これに限らず例えば以下のような構成などとしてもよい。すなわち、例えばディスク保持部としての板ばねの一端側を屈曲させて、この屈曲させた部分を板ばねの平面部から突出部として突出させる。そして、これらの板ばねを、その平面部とディスクホルダ部272の円周面とが所定間隔離れた状態で略平行となるように、かつ、突出部が各CD係止部材273,275と略同一の位置となるように配設する構成するなどとしてもよい。このような構成において、例えば再生CD10Aおよび予備CD10Bが装着された場合、予備CD係止部材275と略同一の位置に配置された突出部が予備CD10Bとの接触によりディスクホルダ部272の円周面側に移動され、板ばねの一端側がディスクホルダ部272側に曲げられる。そして、この曲げられた際の板ばねの反力により、突出部にて予備CD10Bを再生CD10Aの方向に付勢することで、予備CD10Bを携帯型CD再生装置100に装着できる。このため、ディスク保持部を板ばねを屈曲させることにより構成するので、部品数を減らすことができ、携帯型CD再生装置100の構成をより簡略化できる。また、ディスクホルダ部272に係止部材保持部272A,272Bを形成する必要が無くなるので、携帯型CD再生装置100の製造性をより向上させることができる。
また、前述したような板ばねを用いた構成において、例えば板ばねの一端側に、例えばプラスチックやゴムなどの材料により形成された突出部材を例えば接着剤などで固着する構成などとしてもよい。このような構成にすれば、ディスク保持部として一体的に形成された部材を用いることができる。このため、組立部材の数を減らすことができるので、携帯型CD再生装置100の製造性をより向上させることができる。
さらに、例えば予備CD係止部材275を設けずに、再生CD係止部材273を例えば断面略コ字状の部材で形成し、この断面略コ字の開口部が予備CD10Bのセンタホール11の内周面と対向するように配設する。そして、再生CD係止部材273における断面略コ字の開口部に予備CD10Bのセンタホール11を嵌合させることにより予備CD10Bを保持するとともに、再生CD係止部材273における断面略コ字の下端部にて再生CD10Aをディスクテーブル271に押し付ける構成などとしてもよい。このような構成にすれば、予備CD係止部材275を設けることなく各CD10A,10Bを携帯型CD再生装置100に装着できるので、前記実施の形態の構成と比べて部品数を減らすことができる。したがって、部品コストの増加をより抑えることができる。
ピックアップ部250に、CD10に記録された音声データを読み取る機能を設けた構成について例示したが、これに限らずCD10に例えば音声データを記録する機能を設けた構成などとしてもよい。このような構成にすれば、複数のCD10を装着可能であり、かつ、CD10に音声データを記録可能な汎用性が高い携帯型CD記録装置を提供できる。また、ピックアップ部250に、CD10に記録された音声データを読み取る機能、および、CD10に音声データを記録する機能を設ければ、複数のCD10を装着可能であり、かつ、CD10に音声データを記録可能な汎用性が高い携帯型CD記録再生装置を提供できる。
携帯型CD再生装置100に1つのピックアップ部250を設け、このピックアップ部250にて再生CD10Aに記録された音声データを読み取る構成について例示したが、例えば以下のような構成などとしてもよい。すなわち、例えば2つのピックアップ部250を例えば再生CD10Aおよび予備CD10Bを挟んで対向するように設け、それぞれのピックアップ部250にて再生CD10Aおよび予備CD10Bに記録された音声データをそれぞれ読み取る。そして、これら読み取った音声データを互いに異なる例えばスピーカなどの出力装置に出力させる構成などとしてもよい。このような構成にすれば、1つの装置にて、例えば2枚のCD10に記録された音声データを読み取り出力可能な汎用性が高い携帯型CD再生装置100を提供できる。
各CD係止部材273,275を、これらを結ぶ仮想線Lとディスクホルダ部272の軸C1とが略平行とならない位置にそれぞれ配設した構成について例示したが、これに限らず仮想線Lと軸C1とが略平行となる位置に、すなわち、予備CD係止部材275を再生CD係止部材273のほぼ真上にそれぞれ配設する構成としてもよい。このような構成にすれば、例えばディスクホルダ部272を軸C1を中心に回転させて一方向から各CD係止部材273,275などを配設する製造装置を用いた際に、ディスクホルダ部272を停止させる位置の設定箇所の数を減らすことができる。具体的には、上述した実施の形態の構成においては、ディスクホルダ部272の停止位置を60°間隔で6箇所設定する必要があるが、この変形の構成においては、停止位置を120°間隔で3箇所設定するだけでよい。このため、上述した実施の形態の構成と比べて製造装置の構成を簡略化でき、携帯型CD再生装置100の製造コストの増加を抑えることができる。
予備CD係止部材275にて、1枚の予備CD10Bを保持する構成について例示したが、例えば予備CD係止部材275を上述した実施の形態の配設位置よりも上側に配設し、複数の予備CD10Bを保持する構成としてもよい。このような構成にすれば、例えば2枚の予備CD10Bを保持する構成の場合、一番上に配設された予備CD10Bは、予備CD係止部材275により、再生CD10Aおよび中間に配設された予備CD10Bを介してディスクテーブル271に押し付けられる。また、中間に配設された予備CD10Bは、一番上に配設された予備CD10Bを介して予備CD係止部材275により、再生CD10Aを介してディスクテーブル271に押し付けられる。さらに、再生CD10Aは、2枚の予備CD10Bを介して予備CD係止部材275により、ディスクテーブル271に押し付けられる。このため、携帯型CD再生装置100は、例えば2枚の予備CD10Bを装着できる。したがって、複数の予備CD10Bを装着可能な汎用性が高い携帯型CD再生装置100を提供できる。
また、ディスクホルダ部272における予備CD10Bを積層する方向に、予備CD係止部材275を複数設けた構成としてもよい。このような構成によれば、上述した方向に設けた予備CD係止部材275の数と同数の予備CD10Bを適宜装着できる。このため、複数の予備CD10Bを適宜装着可能なより汎用性が高い携帯型CD再生装置100を提供できる。
ディスク装置として携帯型CD再生装置100を例示したが、これに限らずディスク装置を設置型のCDやDVDなどの各記録ディスクの再生装置、記録再生装置、記録装置などとしてもよい。
〔実施形態の作用効果〕
上述したように、上記実施形態では、携帯型CD再生装置100に、従来あるディスクテーブル271、再生CD係止部材273、再生CD付勢部材274、および、ディスクホルダ部272に加え、予備CD係止部材275および予備CD付勢部材276を設けている。そして、携帯型CD再生装置100は、再生CD10Aを再生CD係止部材273およびディスクテーブル271にて保持する。また携帯型CD再生装置100は、再生CD10Aに積層された状態に配設された予備CD10Bを、再生CD10Aを介して予備CD係止部材275およびディスクテーブル271にて保持する。このため、携帯型CD再生装置100は、予備CD係止部材275および予備CD付勢部材276を新たに設けるだけで再生CD10Aおよび予備CD10Bを装着できる。したがって、携帯型CD再生装置100に、予備CD10Bを装着するための専用の部材を新たに設けないので、携帯型CD再生装置100の大型化を防ぐことができ、また、部品数の大幅な増加に伴う重力化を防ぐことができる。さらに、携帯型CD再生装置100に、再生CD10Aおよび予備CD10Bを積層させた状態で保持させるので、携帯型CD再生装置100の垂直方向への大型化を防ぐことができる。よって、簡単な構成で複数のCD10を装着可能な携帯型CD再生装置100を提供できる。
携帯型CD再生装置100は、再生CD10Aを、この再生CD10Aの情報記録面12を支持するディスクテーブル271、および、再生CD10Aの非記録ホール周縁11Bに当接するように設けられた再生CD係止部材273で保持する。また、携帯型CD再生装置100は、再生CD10Aに接触した状態で積層された予備CD10Bを、予備CD10Bの非記録ホール周縁11Bに当接するように設けられた予備CD係止部材275、および、再生CD10Aを介してディスクテーブル271で保持する。このため、携帯型CD再生装置100は、予備CD係止部材275および予備CD付勢部材276を新たに設けるだけで再生CD10Aおよび予備CD10Bを装着できる。したがって、上述したような作用効果を奏することができる。
本発明の一実施の形態に係るCDの概略構成を示す平面図である。 前記一実施の形態におけるCDの概略構成を示す断面図である。 前記一実施の形態における携帯型CD再生装置の概略構成を示す模式図である。 前記一実施の形態における駆動部収納室内の概略構成を示す模式図である。 前記一実施の形態におけるディスクホルダの概略構成を示す断面図である。 前記一実施の形態におけるディスクホルダの概略構成を示す平面透視図である。
符号の説明
10 記録ディスクとしてのCD
10A 一の記録ディスクとしての再生CD
10B 他の記録ディスクとしての予備CD
11 孔部としてのセンタホール
100 ディスク装置としての携帯型CD再生装置
250 読取手段としてのピックアップ部
260 ディスク駆動部としてのモータ
271 ディスク保持部としても機能するディスクテーブル
272 ディスク挿通部としてのディスクホルダ部
273 ディスク保持部および当接部材としても機能する接触部材としての再生CD係止部材
274 ディスク保持部および当接部材としても機能する付勢部材としての再生CD付勢部材
275 ディスク保持部および当接部材としても機能する接触部材としての予備CD係止部材
276 ディスク保持部および当接部材としても機能する付勢部材としての再生CD付勢部材
C1 回転軸としての軸
L 仮想線

Claims (11)

  1. 記録ディスクの孔部に挿通されるディスク挿通部と、
    前記ディスク挿通部を前記記録ディスクの周方向に回転させるディスク駆動部と、
    前記ディスク挿通部に設けられ、前記記録ディスクを保持するディスク保持部と、を備え、
    前記ディスク保持部は、複数枚の前記記録ディスクを互いに積層した状態で保持する
    ことを特徴とするディスク装置。
  2. 請求項1に記載のディスク装置であって、
    前記ディスク駆動部は、前記ディスク保持部が複数枚の記録ディスクを保持した状態で、前記ディスク挿通部を回転させる
    ことを特徴とするディスク装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のディスク装置であって、
    前記ディスク保持部は、前記複数枚の記録ディスクを互いに接触させた状態で保持する
    ことを特徴とするディスク装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のディスク装置であって、
    前記ディスク保持部は、前記複数枚の記録ディスクが積層される方向に複数設けられた
    ことを特徴とするディスク装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のディスク装置であって、
    前記ディスク保持部は、前記記録ディスクに接触可能に設けられた接触部材と、この接触部材を前記記録ディスクに接触させる方向に付勢する付勢部材と、を備えた
    ことを特徴とするディスク装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のディスク装置であって、
    記録ディスクに記録された情報を読取る読取手段を更に備え、
    前記ディスク保持部に保持された複数枚の記録ディスクのうちの少なくとも一つの記録ディスクに記録された情報が前記読取手段により読取られる
    ことを特徴とするディスク装置。
  7. 記録ディスクの孔部に挿通されるとともに、複数枚の前記記録ディスクを積層保持可能なディスク挿通部と、
    前記ディスク挿通部を前記記録ディスクの周方向に回転させるディスク駆動部と、
    を具備し、
    前記ディスク挿通部は、
    前記一の記録ディスクの孔部に挿通された状態で前記一の記録ディスクの孔部周縁に当接するとともに、前記一の記録ディスクの孔部周縁に当接した状態で他の記録ディスクの孔部周縁に当接する複数の当接部材を備えた
    ことを特徴とするディスク装置。
  8. 請求項7に記載のディスク装置であって、
    前記当接部材は、前記記録ディスクが積層される方向に複数設けられた
    ことを特徴とするディスク装置。
  9. 請求項7または請求項8に記載のディスク装置であって、
    前記当接部材は、前記ディスク挿通部における前記記録ディスクの前記孔部に対向する部分から進退可能に設けられ前記記録ディスクに接触する接触部材と、この接触部材を前記孔部に対向する部分から突出する方向に付勢する付勢部材と、を備えた
    ことを特徴とするディスク装置。
  10. 請求項5または請求項9に記載のディスク装置であって、
    前記接触部材は、前記ディスク挿通部の回転軸と略直交する方向に移動可能に、かつ、これらを結ぶ仮想線と前記回転軸とが略平行とならない状態に設けられている
    ことを特徴とするディスク装置。
  11. 記録ディスクの孔部に挿通されるとともに、複数枚の記録ディスクを積層保持可能とすべく前記記録ディスクの孔部周縁に当接する当接部材を複数設けたディスク挿通部と、前記ディスク挿通部を前記記録ディスクの周方向に回転させるディスク駆動部と、前記複数枚の記録ディスクのうち少なくとも一つの記録ディスクに記録された情報を読取る読取手段とを備えたディスク装置へ前記複数枚の記録ディスクを装着する記録ディスクの装着方法であって、
    複数枚の記録ディスクのうちの前記読取手段に情報を読取らせる記録ディスクの孔部をディスク挿通部に挿通させて、その記録ディスクの孔部周縁に一の当接部材を当接させることにより前記記録ディスクを保持し、
    前記読取手段に情報を読取らせない他の記録ディスクの孔部を前記ディスク挿通部に挿通させて、その他の記録ディスクの孔部周縁に前記一の当接部材及び他の当接部材を当接させることにより前記読取り対象となる記録ディスクに対して積層保持する
    ことを特徴とする記録ディスクの装着方法。
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