JP2006209886A - 記録再生機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
規格が異なる二台の記録再生機器を備えた複合機としての仕様と、何れか一方の記録再生機器を搭載する専用機とする仕様とで、それぞれの記録再生機器をユニット化するホルダが共通化できるようにする。
【解決手段】
複合機としてキャビネット2の内部に収納する場合、フラットに連続するホルダ15上にハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10とを固定し、これをキャビネット2内に組み込む。専用機としてハードディスクドライブユニット5又は光ディスクドライブユニット10の何れか一方をキャビネット2に組み込む仕様の場合、スリット溝20の部分でホルダ15を分割し、分割した一方の分割ホルダ15aに固定したハードディスクドライブユニット5又は分割ホルダ15bに固定した光ディスクドライブユニット10をキャビネット2に組み込む。
【選択図】 図3

Description

本発明は、少なくとも規格が異なる記憶再生媒体を用いて記憶及び/又は再生を行う二台の記録再生機器を並設して筐体内に組み込む仕様と、何れか一方の記録再生機器を筐体内に組み込む仕様とに対応可能な記録再生機器に関する。
記憶再生媒体を用いて記憶及び/又は再生を行なう記録再生機器においては、技術の進歩により大容量の記憶再生媒体が開発され、それに伴って従前に広く採用される記憶再生媒体に代わって新たな規格の記憶再生媒体を用いて記憶及び/又は再生を行なう場合、それまでの記憶再生媒体が使用できなくなくなる。例えば、磁気テープから光ディスクへと代わり、近年ではより大容量のハードディスクドライブを搭載した記録再生機器が実用化されている。こうした、記憶再生媒体の過渡期において、例えば、従前から広く普及している記憶再生媒体の記憶/再生も行なえ、かつ、新たな規格の記憶再生媒体の記憶/再生も行なえ得る複合電子機器が要求され、例えば、特許文献1では、光ディスクに対する記憶及び/又は再生を行うための光ディスク記録再生機器とビデオカセットテープなどの磁気記録媒体による記憶及び/又は再生を行うための磁気記録再生機器とを1つの筐体内に収納した複合電子機器が提案さている。
特開2002−237176号公報
特許文献1で開示される複合電子機器においては、ビデオカセットテープの利用が可能であるとともに新規格である光ディスクの記憶/再生も行なえることから、以前から使用していているビデオカセットテープの利用が可能となる上、新たな記憶再生媒体である光ディスクの再生も可能である。しかし、このような複合電子機器は、規格が異なる二台の記録再生機器を並設することから、当然、製造コストが高くなる。また、旧規格と新規格の記録再生機器の共存は、新らたな規格、この場合、光ディスクでの記憶再生が普及して主流となった段階では、旧規格のビデオカセットテープの需要は相対的に低くなる。したがって、それ以降は、旧規格のビデオカセットテープの利用を主体として考えるユーザはビデオカセットテーププレーヤのみの専用機を望み、一方、新規格の光ディスクでの記憶再生を主体として考えるユーザはDVDプレーヤのみの専用機を望む傾向にある。これら多様なユーザの要望に対処するために、例えば、ハードディスクドライブと光ディスクドライブユニットなど、規格が異なる二台の記録再生機器を並設した複合機とハードディスクドライブやビデオカセットテープあるいは光ディスクのうち、何れか1つの記録再生機器を搭載した専用機とを仕様に応じて選択することが考えられる。しかし、このように複合機か専用機かを仕様に応じて選択する場合、それぞれの仕様に応じて記録再生機器を筐体に組み付けるために専用のホルダを設計する必要がある。このため、複合機と専用機とで相互に部品の共通化を図ることができず、互換性に劣ることから、製造コストの上昇を招くという課題を有している。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、規格が異なる記憶再生媒体を用いて記憶及び/又は再生を行う二台の記録再生機器を並設する場合と、一台の記録再生機器を搭載する場合とで、記録再生機器をユニット化するためのホルダを共通化することができる記録再生機器を提供することを目的とする。
請求項1に係る記録再生機器は、少なくとも規格が異なる記憶再生媒体を用いて記憶及び/又は再生を行う二台の記録再生機器を並設してユニット化するホルダを設けるとともに、このホルダには、前記記録再生機器の境界部分に位置して前記ホルダが分割可能な切り離し部が設けられていることを特徴とする。
上記構成により、切り離し部でホルダを分割することなくホルダを連続させた状態で二台の記録再生機器を並設すればホルダによって二台の記録再生機器をユニット化できる。一方、切り離し部からホルダを分割し、それぞれの分割ホルダに何れか一方の記録再生機器を固定すれば分割ホルダによって一方の記録再生機器をユニット化できる。これにより、複合機として規格が異なる二台の記録再生機器を筐体の内部に組み込む場合と専用機として一台の記録再生機器を筐体の内部に組み込む場合とでホルダの共通化が可能となる。
請求項2に係る記録再生機器は、請求項1記載の記録再生機器において、前記切り離し部がV字状のスリット溝によって構成されていることを特徴とする。
上記構成により、ホルダを曲げることにより、スリット溝の部分に曲げ応力が集中し、スリット溝からホルダが分割される。
請求項3に係る記録再生機器は、請求項1記載の記録再生機器において、前記切り離し部が一定間隔毎に開口するミシン目によって構成されていることを特徴とする。
上記構成により、ホルダを曲げることにより、ミシン目の部分に曲げ応力が集中し、スリット溝からホルダが分割される。
請求項4に係る記録再生機器は、請求項1〜3の何れか1項に記載の記録再生機器において、前記規格が異なる二台の記録再生機器を筐体内に組み込む場合、その各記録再生機器を前記ホルダに並設するとともに、何れか一方の記録再生機器を前記筐体内に組み込む場合、前記切り離し部から前記ホルダを分割し、その分割ホルダに固定した一方の記録再生機器を前記筐体内に組み込むように構成したことを特徴とする。
上記構成により、複合機として規格が異なる二台の記録再生機器を筐体の内部に組み込む場合、連続するホルダ上に二台の記録再生機器を並設してユニット化し、これを筐体内に固定する。一方、専用機として一台の記録再生機器を筐体の内部に組み込む場合、切り離し部からホルダを分割し、その分割ホルダに一方の記録再生機器を固定してユニット化し、これを筐体内に固定することにより、複合機として規格が異なる二台の記録再生機器を筐体の内部に組み込む場合と専用機として一台の記録再生機器を筐体の内部に組み込む場合とでホルダの共通化が可能となる。
請求項5に係る記録再生機器は、請求項4記載の記録再生機器において、前記一方の記録再生機器が記憶再生媒体として磁気記憶媒体を用いるハードディスクドライブユニットで、他方の記録再生機器が記憶再生媒体として光ディスクを用いる光ディスクドライブユニットで構成されていることを特徴とする。
上記構成により、複合機として規格が異なるハードディスクドライブユニットと光ディスクドライブユニットを筐体の内部に組み込む場合、連続するホルダ上にハードディスクドライブユニットと光ディスクドライブユニットを並設してユニット化し、これを筐体内に固定する。一方、専用機としてハードディスクドライブユニット又は光ディスクドライブユニットの何れか一方を筐体の内部に組み込む場合、切り離し部からホルダを分割し、その分割ホルダにハードディスクドライブユニット又は光ディスクドライブユニットの何れか一方を固定してユニット化し、これを筐体内に固定する。これにより、複合機として規格が異なるハードディスクドライブユニットと光ディスクドライブユニットを筐体の内部に組み込む場合と専用機としてハードディスクドライブユニット又は光ディスクドライブユニットの何れか一方を筐体の内部に組み込む場合とでホルダの共通化が可能となる。
請求項6に係る記録再生機器は、請求項1〜5の何れか1項に記載の記録再生機器において、ホルダの前面側に筐体の前面パネルに形成する係合受け部と係合して前記筐体に前記ホルダを位置決めする係合部を設けるとともに、この係合部が前記ホルダに形成する切り離し部に対して対称となるように形成したことを特徴とする。
上記構成により、並設した二台の記録再生機器をユニット化したホルダ又は一台の記録再生機器をユニット化した分割ホルダを筐体に組み込む際、ホルダ又は分割ホルダの前面に形成する係合部を筐体の前面パネルに設けた係合受け部に嵌合させることによって筐体に対してユニット化した二台の記録再生機器又は何れか一方の記録再生機器を筐体内に位置決めすることが可能となる。
請求項7に係る記録再生機器は、請求項1〜6の何れか1項に記載の記録再生機器において、前記規格が異なる二台の記録再生機器、或いは何れか一方の記録再生機器をホルダによってユニット化し、表示部を備えた筐体に組み込んだことを特徴とする。
上記構成により、複合機として規格が異なる二台の記録再生機器を筐体の内部に組み込む場合、連続するホルダ上に二台の記録再生機器を並設してユニット化し、これを表示部を備えた筐体内に固定する。一方、専用機として何れか一方の記録再生機器を筐体の内部に組み込む場合、切り離し部からホルダを分割し、その分割ホルダに一方の記録再生機器を固定してユニット化し、これを表示部を備えた筐体内に固定する。これにより、表示部を備えた筐体内に二台の記録再生機器を筐体の内部に組み込む場合と、何れか一方の記録再生機器を筐体の内部に組み込む場合とでホルダの共通化が可能となる。
請求項1に係る記録再生機器によれば、少なくとも規格が異なる記憶再生媒体を用いて記憶及び/又は再生を行う二台の記録再生機器を並設してユニット化するホルダを設けるとともに、このホルダには、前記記録再生機器の境界部分に位置して前記ホルダが分割可能な切り離し部が設けられているものであるから、切り離し部でホルダを分割することなく二台の記録再生機器を並設すればホルダによって二台の記録再生機器をユニット化でき、切り離し部からホルダを分割すれば、その分割ホルダに何れか一方を固定して一台の記録再生機器をホルダによってユニット化できるから、複合機として規格が異なる二台の記録再生機器を筐体の内部に組み込む場合と専用機として一台の記録再生機器を筐体の内部に組み込む場合とでホルダの共通化が可能となり、製造コストを削減することができる。
請求項2に係る記録再生機器によれば、請求項1記載の記録再生機器において、前記切り離し部がV字状のスリット溝によって構成されているから、専用機として一台の記録再生機器を筐体に組み込む場合、スリット溝の部分でホルダを分割するという簡単な作業で一方の記録再生機器を分割ホルダによって簡単にユニット化することができる。
請求項3に係る記録再生機器によれば、請求項1記載の記録再生機器において、前記切り離し部が一定間隔毎に開口するミシン目によって構成されているから、専用機として一台の記録再生機器を筐体に組み込む場合、ミシン目の部分でホルダを分割するという簡単な作業で一方の記録再生機器を分割ホルダによって簡単にユニット化することができる。
請求項4に係る記録再生機器によれば、請求項1〜3の何れか1項に記載の記録再生機器において、前記規格が異なる二台の記録再生機器を筐体内に組み込む場合、その各記録再生機器を前記ホルダに並設するとともに、何れか一方の記録再生機器を前記筐体内に組み込む場合、前記切り離し部から前記ホルダを分割し、その分割ホルダに固定した一方の記録再生機器を前記筐体内に組み込むように構成したものであるから、複合機として規格が異なる二台の記録再生機器を筐体の内部に組み込む場合、切り離し部で分割することなく、連続するホルダ上に二台の記録再生機器を並設すればホルダによって二台の記録再生機器をユニット化することができ、専用機として一台の記録再生機器を筐体の内部に組み込む場合、切り離し部からホルダを分割すれば、その分割ホルダによって何れか一方の記録再生機器を簡単にユニット化できるため、複合機として規格が異なる二台の記録再生機器を筐体の内部に組み込む場合と専用機として一台の記録再生機器を筐体の内部に組み込む場合とでホルダの共通化が可能となる。
請求項5に係る記録再生機器によれば、請求項4記載の記録再生機器において、前記一方の記録再生機器が記憶再生媒体として磁気記憶媒体を用いるハードディスクドライブユニットで、他方の記録再生機器が記憶再生媒体として光ディスクを用いる光ディスクドライブユニットで構成されているから、複合機として規格が異なるハードディスクドライブユニットと光ディスクドライブユニットを筐体の内部に組み込む場合とハードディスクドライブユニットと光ディスクドライブユニットの何れか一方を筐体に組み込む場合とでホルダの共通化が可能となり、製造コストを削減することができる。
請求項6に係る記録再生機器によれば、請求項1〜5の何れか1項に記載の記録再生機器において、ホルダの前面側に筐体の前面パネルに形成する係合受け部と係合して前記筐体に前記ホルダを位置決めする係合部を設けるとともに、この係合部が前記ホルダに形成する切り離し部に対して対称となるように形成したものであるから、並設した二台の記録再生機器をユニット化したホルダ又は一台の記録再生機器をユニット化した分割ホルダを筐体に組み込む際、二台の記録再生機器又は何れか一方の記録再生機器をユニット化した状態で筐体に対して簡単に位置決めすることができるため、組み付け作業性にも優れる。
請求項7に係る記録再生機器によれば、請求項1〜6の何れか1項に記載の記録再生機器において、前記規格が異なる二台の記録再生機器、或いは何れか一方の記録再生機器をホルダによってユニット化し、表示部を備えた筐体に組み込んだものであるから、表示部を備えた筐体に規格が異なる二台の記録再生機器、或いは何れか一方の記録再生機器を組み込む複合電子機器を製造するにあたり、二台の記録再生機器を筐体の内部に組み込む場合と一方の記録再生機器を筐体に組み込む場合とでホルダの共通化が可能となり、製造コストを削減することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図1〜図5を参照して説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反さない範囲で、実施例において説明した以外のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
図1〜図5は、本発明の一実施例を示し、図1はハードディスクドライブユニットと光ディスクドライブユニットをキャビネットに組み込む場合を示す分解斜視図、図2はハードディスクドライブユニットと光ディスクドライブユニットをホルダでユニット化した状態を示す斜視図、図3は、ホルダを分割した状態を示す斜視図、図4は、光ディスクドライブユニットをキャビネットに組み込む場合を示す分解斜視図、図5は、ハードディスクドライブユニットをキャビネットに組み込む場合を示す分解斜視図である。同図において、1はテレビジョン受像機であり、このテレビジョン受像機1は仕様に応じて筐体となるキャビネット2内にハードディスクドライブユニット5と、光ディスクドライブユニット10とを並設する場合と、ハードディスクドライブユニット5又は光ディスクドライブユニット10の何れか一方を収納する場合とがある。これらのハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10とはホルダ15に組み付けてユニット化される。
ホルダ15は、合成樹脂からなり、ハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10とが載置可能な平板状であって、本実施例においては、ハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10とを並設して複合機としてキャビネット2の内部に収納する場合、図示右側にハードディスクドライブユニット5の取付け脚部6をねじ8によってホルダ15上に固定するとともに、光ディスクドライブユニット10をホルダ15の図示左側に配置して光ディスクドライブユニット10のフレーム11をねじ8によってホルダ15上に固定している。また、ホルダ15には、前記ハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10との境界部分に位置してホルダ15を分割可能とする切り離し部としてV字型のスリット溝20を形成している。また、ホルダ15の前面側には、前記ハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10のそれぞれ両側に位置して左右一対の係合部21,22が形成されている。これら係合部21,22は前記ホルダ15から立設した支持部23と、この支持部23の先端部から前方に突出する水平腕部24及びこの水平腕部24の先端に突設した突起部25によって構成され、これら係合部21,22は前記スリット溝20を中心として左右対称となる位置に形成されている。また、前記キャビネット2の前面パネル2aの内側には、係合部21,22と係合する係合受け部30として前記突起部25と対応する位置に凹部31が形成され、その突起部25と凹部31との嵌合によって、キャビネット2内に前記ホルダ15が位置決めされる。また、前面パネル2aには、前記光ディスクドライブユニット10と対応して、光ディスクドライブユニット10のトレー12を出し入れする挿入部35と、各種操作スイッチや表示ランプなどを備えた操作部36が設けられている。なお、キャビネット2内にハードディスクドライブユニット5又は光ディスクドライブユニット10の何れか一方を組み込む場合、ハードディスクドライブユニット5又は光ディスクドライブユニット10はキャビネット2のほぼ中央に配置する。すなわち、光ディスクドライブユニット10を単体でキャビネット2に組み込む場合、前面パネル2aの中央にトレー12の挿入部35が形成され、その両側に凹部31が形成される。また、ハードディスクドライブユニット5を単体でキャビネット2に組み込む場合、前面パネル2aには挿入部35を形成することなく、操作部36を中央部に配置する。
以上のように構成される本発明においては、ハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10とを並設した複合機としてキャビネット2の内部に収納する場合、図1に示すように、スリット溝20でホルダ15を分割することなく、フラットに連続するホルダ15上にハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10とを並設してねじ8によって固定する。これにより、ハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10とがホルダ15によって一体化され、このようにユニット化したハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10をキャビネット2内に組み込む。この際、ホルダ15の前面に形成する係合部21,22をキャビネット2の前面パネル2aに設けた係合受け部30の凹部31に嵌合させてキャビネット2に対してホルダ15を位置決めすることによって、キャビネット2内にホルダ15でユニット化したハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10を位置決めする。この後、図示しないねじなどの固定手段を用いてホルダ15をキャビネット2に固定し、そのキャビネット2に図示しないバックキャビネットを固定してキャビネット2を密閉する。一方、ハードディスクドライブユニット5又は光ディスクドライブユニット10の何れか一方をキャビネット2内に組み込む場合、図3に示すように、ホルダ15を曲げれば、その曲げ応力がハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10の境界部分に形成するスリット溝20に集中し、スリット溝20の部分でホルダ15が分割される。そして、一方の分割ホルダ15aにハードディスクドライブユニット5を固定し、他方の分割ホルダ15bに光ディスクドライブユニット10を固定することによって、光ディスクドライブユニット10をキャビネット2内に組み込む場合には、図4に示すように、分割ホルダ15bで光ディスクドライブユニット10をユニット化する。一方、ハードディスクドライブユニット5をキャビネット2内に組み込む場合には、図5に示すように、分割ホルダ15aでハードディスクドライブユニット5をユニット化する。そして、ハードディスクドライブユニット5又は光ディスクドライブユニット10を仕様に応じてキャビネット2内に組み込んで固定する。なお、ハードディスクドライブユニット5をキャビネット2内に組み込む際、分割ホルダ15aに形成する係合部21をキャビネット2の前面パネル2aに設ける凹部31に嵌合させてキャビネット2に対して分割ホルダ15aを位置決めし、光ディスクドライブユニット10をキャビネット2内に組み込む際、分割ホルダ15bに形成する係合部21をキャビネット2の前面パネル2aに設ける凹部31に嵌合させてキャビネット2に対して分割ホルダ15bを位置決めする。このようにして位置決めした分割ホルダ15a又は分割ホルダ15bを図示しないねじなどの固定手段を用いてキャビネット2に固定する。このように、専用機としてハードディスクドライブユニット5又は光ディスクドライブユニット10の何れか一方をキャビネット2内に組み込む場合、スリット溝20の部分でホルダ15を分割し、複合機としてハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10とを並設してキャビネット2内に組み込む場合は、スリット溝20の部分でホルダ15を分割することなく、フラットに連続するホルダ15にハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10を固定してユニット化することで、ホルダ15の共通化が可能となる。
以上のように、規格が異なるハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10とを並設させて複合機としてキャビネット2の内部に収納する場合、フラットに連続するホルダ15上にハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10とを固定して一体化し、このようにユニット化したハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10をキャビネット2内に組み込むとともに、ハードディスクドライブユニット5又は光ディスクドライブユニット10の何れか一方をキャビネット2内に組み込む場合、ハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10の境界部分に形成するスリット溝20の部分でホルダ15を分割することによって、分割ホルダ15a又は分割ホルダ15bによってハードディスクドライブユニット5又は光ディスクドライブユニット10をユニット化することができる。したがって、複合機としてキャビネット2の内部にハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10を収納する場合とハードディスクドライブユニット5又は光ディスクドライブユニット10の何れか一方をキャビネット2の内部に収納する場合とでこれらハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10をユニット化するホルダ15を共通化することができる。このように共通化したホルダ15でハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10とをユニット化してキャビネット2に組み込むことも、ハードディスクドライブユニット5又は光ディスクドライブユニット10の一方をユニット化してキャビネット2内に組み込むことも可能であるから、利用者の多様なニーズに対応することができる。また、ホルダ15に形成するスリット溝20の部分でホルダ15を分割するという簡単な操作で複合機としてハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10をキャビネット2に組み込む仕様にも専用機としてハードディスクドライブユニット5又は光ディスクドライブユニット10の何れか一方をキャビネット2に組み込む仕様にも簡単に対応することが可能であるとともに、各仕様に応じて専用のホルダを成形する必要もなく、ホルダ15を共通化できるため、製造コストを削減することができる。また、ハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10あるいはハードディスクドライブユニット5又は光ディスクドライブユニット10をキャビネット2に組み込む際、ホルダ15の前面に形成する係合部21,22をキャビネット2の前面パネル2aに設けた係合受け部30の凹部31に嵌合させることによってキャビネット2に対するホルダ15の位置決めが可能であるから、組み付け作業性にも優れる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、前記実施例では、ハードディスクドライブユニット5と光ディスクドライブユニット10を例として示したが、これに限らず例えば光ディスクドライブユニットとビデオカセットドライブとの組み合わせやハードディスクドライブユニットとビデオカセットドライブとの組み合わせなども可能であって、キャビネットに組み込む記録再生機器は適宜選定すればよい。また、位置決め手段としてホルダ15に形成する係合部21,22やキャビネット2の前面パネル2aに形成する係合受け部30の形状や個数あるいは形成位置などについても前記実施例に限定されるものではなく適宜選定すればよい。また、切り離し部としてV字型のスリット溝20を示したが、図6に示すように、一定間隔毎に開口するミシン目20aによって切り離し部を構成してもよく、要は部分的に強度が弱い部分を形成して、ホルダ15を曲げた際、応力が集中してホルダ15が容易に分離可能な構造であればよい。
本発明の一実施例を示すハードディスクドライブユニットと光ディスクドライブユニットをキャビネットに組み込む場合を示す分解斜視図である。 同上、ハードディスクドライブユニットと光ディスクドライブユニットをホルダでユニット化した状態を示す斜視図である。 同上、ホルダを分割した状態を示す斜視図である。 同上、光ディスクドライブユニットをキャビネットに組み込む場合を示す分解斜視図である。 同上、ハードディスクドライブユニットをキャビネットに組み込む場合を示す分解斜視図である。 同上、切り離し部の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
2 キャビネット(筐体)
5 ハードディスクドライブユニット(記録再生機器)
10 光ディスクドライブユニット(記録再生機器)
15 ホルダ
15a,15b 分割ホルダ
20 スリット溝(切り離し部)
20a ミシン目(切り離し部)
21,22 係合部
30 係合受け部

Claims (7)

  1. 少なくとも規格が異なる記憶再生媒体を用いて記憶及び/又は再生を行う二台の記録再生機器を並設してユニット化するホルダを設けるとともに、このホルダには、前記記録再生機器の境界部分に位置して前記ホルダが分割可能な切り離し部が設けられていることを特徴とする記録再生機器。
  2. 前記切り離し部がV字状のスリット溝によって構成されていることを特徴とする請求項1記載の記録再生機器。
  3. 前記切り離し部が一定間隔毎に開口するミシン目によって構成されていることを特徴とする請求項1記載の記録再生機器。
  4. 前記規格が異なる二台の記録再生機器を筐体内に組み込む場合、その各記録再生機器を前記ホルダに並設するとともに、何れか一方の記録再生機器を前記筐体内に組み込む場合、前記切り離し部から前記ホルダを分割し、その分割ホルダに固定した一方の記録再生機器を前記筐体内に組み込むように構成したことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の記録再生機器。
  5. 前記一方の記録再生機器が記憶再生媒体として磁気記憶媒体を用いるハードディスクドライブユニットで、他方の記録再生機器が記憶再生媒体として光ディスクを用いる光ディスクドライブユニットで構成されていることを特徴とする請求項4記載の記録再生機器。
  6. ホルダの前面側に筐体の前面パネルに形成する係合受け部と係合して前記筐体に前記ホルダを位置決めする係合部を設けるとともに、この係合部が前記ホルダに形成する切り離し部に対して対称となるように形成したことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の記録再生機器。
  7. 前記規格が異なる二台の記録再生機器、或いは何れか一方の記録再生機器をホルダによってユニット化し、表示部を備えた筐体に組み込んだことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の記録再生機器。
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