JP2001184838A - 複合型記録媒体記録再生装置 - Google Patents

複合型記録媒体記録再生装置

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JP2001184838A
JP2001184838A JP36246299A JP36246299A JP2001184838A JP 2001184838 A JP2001184838 A JP 2001184838A JP 36246299 A JP36246299 A JP 36246299A JP 36246299 A JP36246299 A JP 36246299A JP 2001184838 A JP2001184838 A JP 2001184838A
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cassette
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Hiromichi Hirayama
博通 平山
Toshio Kaneshiro
寿雄 金城
Akira Nishima
亮 西間
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気テープ及び/又はディスクに情報信号を
記録再生する。 【解決手段】 カセット装着完了位置に至ったテープカ
セット又は複合型記録媒体収納カセット1内から引き出
した磁気テープを記録及び/又は再生する磁気記録再生
手段20と、カセット装着完了位置に至った複合型記録
媒体収納カセット1内のディスクD側か、あるいは、ト
レイ32に載置したディスク単体又はディスクカートリ
ッジ1内のディスク側かを選択して、選択した側のディ
スクを記録及び/又は再生するディスク記録再生手段4
0とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、略直方形状に形成
したカセット筐体内に磁気テープとディスクとを収納し
た複合型記録媒体収納カセットと、ディスク単体又はデ
ィスクを収納したディスクカートリッジとを適用して、
磁気テープ及び/又はディスクに情報信号を記録した
り、磁気テープ及び/又はディスクから情報信号を再生
する複合型記録媒体記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、情報記録媒体として長尺で帯
状の磁気テープは映像情報,音声情報などの情報を大容
量で長時間に亘って記録再生できるものの、所望の情報
をアクセスするには時間がかかってしまう。
【0003】一方、光ディスク,磁気ディスクなどの円
盤状のディスクは磁気テープに比べて情報の収納量は劣
るものの、所望の情報を高速にアクセスして記録再生で
きる。
【0004】そこで、磁気テープとディスクの両者を適
用できる画像記録再生方法及び装置が特開平7−123
346号公報に開示されている。
【0005】図21は磁気テープとディスクの両者を適
用できる周知の画像記録再生装置を示した図、図22は
図21に示した周知の画像記録再生装置に適用される取
り出し可能な媒体パッケージを示した斜視図である。
【0006】図21に示した周知の画像記録再生装置1
00は、特開平7−123346号公報に開示されてい
るものであり、簡略に説明すると、画像・音声入力10
1はデコーダ102に入力され、このデコーダ102で
所定の画像・音声処理を施して復調された情報は、テー
プ系とディスク系にそれぞれ供給されている。
【0007】まず、テープ系ではデコーダ102で復調
された情報がバッファ機能を有するメモリ103を経て
テープドライブ104に供給され、このテープドライブ
104でテープ上に記録された情報を再生した再生信号
がバッファ機能を有するメモリ105に供給されてここ
に蓄積される。
【0008】一方、ディスク系では、デコーダ102で
復調された情報がバッファ機能を有するメモリ106を
経て圧縮回路107で例えば平均圧縮率1/10に圧縮
された後にディスクドライブ108に供給され、このデ
ィスクドライブ108でディスク上に記録された情報を
再生してタイミング調整用のメモリ109を経て伸長回
路110に供給され、この伸長回路110で圧縮回路1
07と逆の動作が行われ元の情報に復元される。この
後、テープ系のメモリ105に蓄積された情報と、ディ
スク系の伸長回路110で伸長された情報とをスイッチ
ャ111で切り替えていずれか一方の画像・音声出力1
12が出力される。
【0009】上記構成により、テープとディスクのそれ
ぞれの長所を生かして、画像情報,音声情報を大量に処
理して記録再生を行う場合にはテープ系を使用し、一
方、情報の検索処理を行う場合にはアクセス時間の短い
ディスクを使用し、いずれの場合もユーザが蓄積媒体を
意識せずに、情報の入出を行うことができるものであ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開平
7−123346号公報に開示された周知の画像記録再
生装置100では、テープの最大の特徴である大容量性
能と、ディスクの最大の特徴である高速アクセス性能と
を生かして蓄積媒体を選択することができ、この装置1
00で適用される取り出し可能な媒体パッケージ120
の実施例として、図22に示したように、テープ,ディ
スク,半導体メモリから構成され、1パッケージ内に納
まる構造が開示されている。上記した取り出し可能な媒
体パッケージ120では光ディスクを用いており、光ヘ
ッドは光ヘッドアクセス窓から光ディスク上へのデータ
記録再生を行い、磁気テープは従来のVTRと同様に、
テープ用のヘッドアクセス窓からテープに接触してデー
タ記録再生を行い、更に、半導体メモリに関しては前記
したメモリと同等の機能を実現できると記載されている
ものの、図示から明らかなように、媒体パッケージ12
0の筐体はテープ収納部上にこのテープ収納部より一回
り小型のディスク収納部が凸状に突出して形成されてい
るのみであり、それ以上の具体的構成については開示さ
れていないものである。上記した取り出し可能な媒体パ
ッケージ120の構造は、外形形状が上述したように凸
状に形成されているため、携帯性及びラックへの収納性
などが劣るものである。
【0011】一方、世の中では、磁気テープを収納して
画像・音声情報などをアナログ的に記録再生できるVH
S型のテープカセットが多量に使用されており、更に、
上記VHS型のテープカセットに対してVTRへの上位
互換性を維持しながら専用の酸化鉄テープを収納して画
像・音声情報などをディジタル的に記録再生できるD−
VHS型のテープカセットが最近使用されている。
【0012】図23はVHS型又はD−VHS型のテー
プカセットを説明するための斜視図である。
【0013】図23に示した如く、上記したVHS型又
はD−VHS型のテープカセット200は、従来のVT
Rへの互換性を維持するために外装の一部を構成するカ
セット筐体201の外形が両者共に同一寸法に設定され
ており、各寸法は縦188mm×横104mm×高さ2
5mmにそれぞれ設定されている。
【0014】また、カセット筐体201は、樹脂材を用
いて成形した上ハーフ部材と下ハーフ部材とを上下に蓋
合わせし、且つ、不図示のネジなどで結合して略直方形
状に組み立てられたものである。また、カセット筐体2
01内に回転自在に収納した供給リール202と巻取リ
ール203との間には磁気テープTが巻回されており、
供給リール202に巻回した磁気テープTがカセット蓋
(前蓋)204の内側に沿って設けた供給ガイドポール
205,巻取ガイドポール206,207を順次経由し
て巻取リール203に巻取られている。更に、カセット
筐体201の天板部には板バネ状のリール押さえ部材2
08が取り付けられており、このリール押さえ部材20
8は供給リール202と巻取リール203とをカセット
筐体201の底板部側に押しつけて携帯時のリールガタ
を防止している。
【0015】この際、カセット筐体201内の磁気テー
プTは、VHS型の場合には酸化鉄テープが用いられ、
一方、D−VHS型の場合には専用の酸化鉄テープが用
いられ、両者を識別するためにカセット筐体201の底
板部に図示しない検出孔が形成されている。
【0016】そこで、情報量の大容量化を可能とした磁
気テープと、情報の高速アクセス化を可能としたディス
クとを一体化して、図22に示した取り出し可能な媒体
パッケージ構造に対して携帯性及びラックへの収納性な
どを考慮した媒体パッケージを開発するに当たって、V
HS型又はD−VHS型のテープカセット200に対し
て互換性を維持できる構造形態が望まれており、これに
伴って、開発した構造形態の複合型記録媒体収納カセッ
トを用いて、磁気テープ及び/又はディスクに情報信号
を記録したり、記済みの情報を再生できる複合型記録媒
体記録再生装置が望まれている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、第1の発明は、磁気テープを収
納したテープカセット又は前記テープカセットと外形寸
法が略同じで磁気テープとディスクとを収納した複合型
記録媒体収納カセットを載置してカセット挿脱位置から
カセット装着完了位置に移動するカセットホルダと、デ
ィスク単体又はディスクを収納したディスクカートリッ
ジを載置してディスク挿脱位置からディスク装着位置に
移動するトレイと、カセット装着完了位置に至った前記
テープカセット又は前記複合型記録媒体収納カセット内
から引き出した前記磁気テープを記録及び/又は再生す
る磁気記録再生手段と、カセット装着完了位置に至った
前記複合型記録媒体収納カセット内のディスク側か、あ
るいは、前記トレイに載置したディスク単体又は前記デ
ィスクカートリッジ内のディスク側かを選択して、選択
した側のディスクを記録及び/又は再生するディスク記
録再生手段とを備えたことを特徴とする複合型記録媒体
記録再生装置である。
【0018】また、第2の発明は、磁気テープを収納し
たテープカセット又は前記テープカセットと外形寸法が
略同じで磁気テープとディスクとを収納した複合型記録
媒体収納カセットを載置してカセット挿脱位置からカセ
ット装着完了位置に移動するカセットホルダと、ディス
ク単体又はディスクを収納したディスクカートリッジを
載置してディスク挿脱位置からディスク装着位置に移動
するトレイと、カセット装着完了位置に至った前記テー
プカセット又は前記複合型記録媒体収納カセット内から
引き出した前記磁気テープを記録及び/又は再生する磁
気記録再生手段と、カセット装着完了位置に至った前記
複合型記録媒体収納カセット内のディスクを記録及び/
又は再生する第1のディスク記録再生手段と、前記トレ
イに載置したディスク単体又は前記ディスクカートリッ
ジ内のディスクを記録及び/又は再生する第2のディス
ク記録再生手段とを備えたことを特徴とする複合型記録
媒体記録再生装置である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る複合型記録媒
体記録再生装置の一実施例を図1乃至図20を参照して
<第1実施例>,<第2実施例>の順に詳細に説明す
る。
【0020】<第1実施例>本発明に係る第1実施例の
複合型記録媒体記録再生装置を説明するにあたって、こ
の装置で適用される複合型記録媒体カセットと、ディス
ク単体又はディスクを収納したカートリッジについて、
図1〜図7を用いて先に説明する。
【0021】図1は本発明に係る第1実施例の複合型記
録媒体記録再生装置に適用される複合型記録媒体収納カ
セットの外観斜視図であり、(a)は不使用時の複合型
記録媒体収納カセットをカセット筐体の天板部側から見
た図,(b)はカセット筐体を底板部側から見た図、図
2は図1に示した複合型記録媒体収納カセットをAAに
沿って断面した縦断面図、図3は図1に示した複合型記
録媒体収納カセットにおいて、カセット筐体の上ハーフ
部材側を分解して示した分解斜視図、図4は図1に示し
た複合型記録媒体収納カセットにおいて、上ハーフ部材
の天板部の裏面に仕切り板を取り付けた状態を示した裏
面図、図5は図1に示した複合型記録媒体収納カセット
において、供給リール側を拡大して示した縦断面図、図
6は図1に示した複合型記録媒体収納カセットにおい
て、カセット蓋とディスクシャッタとを開いた状態を示
した斜視図、図7(a)〜(c)は本発明に係る第1実
施例の複合型記録媒体記録再生装置に適用されるディス
ク単体又はディスクを収納したディスクカートリッジを
説明するための斜視図である。
【0022】図1(a),(b)に示した如く、本発明
に係る第1実施例の複合型記録媒体記録再生装置に適用
される複合型記録媒体収納カセット1は、外装の一部を
構成するために略直方形状に形成したカセット筐体2内
に、情報量の大容量化を可能とした磁気テープTと、情
報の高速アクセス化を可能とした1枚のディスクDとを
収納して一体化して構成されている。
【0023】ここで、上記した複合型記録媒体収納カセ
ット1のカセット筐体2は、VHSテープ規格又はD−
VHSテープ規格に略基づいて形成されており、先に図
23を用いて説明したようにアナログ記録用のVHS型
又はディジタル記録用のD−VHS型のテープカセット
200のカセット筐体201と略同じ外形寸法(縦18
8mm×横104mm×高さ25mm)に設定されてい
るため、磁気テープTに関して従来のVHS型又はD−
VHS型のVTRに対して互換性が保たれている。
【0024】上記したカセット筐体2は、樹脂材を用い
て成形した上ハーフ部材3と下ハーフ部材4とを上下に
蓋合わせし、且つ、下ハーフ部材4側から図示しないネ
ジにより上ハーフ部材3を結合して略直方形状に組み立
てられたものである。また、カセット筐体2内に回転自
在に収納した1対のリール5,6に磁気テープTが巻回
されており、一方のリール5は供給リールであり、他方
のリール6は巻取リールである。そして、供給リール5
に巻回した磁気テープTが供給側ガイドポール7を経由
し、下ハーフ部材4の底板部4aの前方部位を肉抜きし
て開口したローディングポケット4a1〜4a3に沿っ
て張架されながら、更に、巻取側ガイドポール8,9を
経由して巻取リール6に巻取られている。この際、従来
技術で説明したと同様に、カセット筐体2内の磁気テー
プTは、VHS型に対応させた場合には酸化鉄テープが
用いられ、一方、D−VHS型に対応させた場合には専
用の酸化鉄テープが用いられ、両者を識別するためにカ
セット筐体2の底板部に図示しない検出孔が形成されて
いる。
【0025】また、下ハーフ部材4の底板部4aの中間
部位に供給リール5及び巻取リール6を臨むリール孔4
a4,4a5が穿設されている。尚、下ハーフ部材4に
形成したローディングポケット4a1〜4a3内には、
後述する本発明に係る第1実施例の複合型記録媒体記録
再生装置側のテープローディング部材26A,26B
(図8)が入り込むことにより磁気テープTをカセット
筐体2の外に引き出すようになっている。
【0026】また、カセット筐体2の前方部位には、張
架した磁気テープTを保護するためのカセット蓋(前
蓋)10が左右の側面に形成した軸10aを中心に開閉
自在に設けられており、且つ、このカセット蓋10は図
示しないネジリバネにより閉蓋方向に付勢されて開閉自
在に軸支されていると共に、閉蓋時にロック部材11に
よりカセット蓋10の開蓋を規制されている。また、カ
セット蓋10も、複合型記録媒体収納カセット1の外装
の一部を構成しており、樹脂材を用いてカセット筐体2
の巾の広い方向(長手方向)と対応して長尺に形成され
ている。
【0027】次に、上記した複合型記録媒体収納カセッ
ト1において、カセット筐体2内に1枚のディスクDを
収納させる構造について図1〜図6を用いて説明する。
【0028】図2に示した如く、ディスクDはカセット
筐体2内に収納した供給リール5の上方に設けた後述の
仕切り板15上に載置されており、且つ、ディスクDは
カセット筐体2の上部を構成する上ハーフ部材3内に設
けられている。従って、カセット筐体2の下部を構成す
る下ハーフ部材4側は従来のVHS型又はD−VHS型
のテープカセット200(図23)と全く同じに形成さ
れている。尚、以下の説明では1枚のディスクDを供給
リール5の上方に収納した場合について説明するもの
の、1枚のディスクDを巻取リール6の上方に収納させ
ても良い。
【0029】即ち、図3に示した如く、カセット筐体2
の上部を構成する上ハーフ部材3は樹脂材を用いて一体
成形されており、この上ハーフ部材3の天板部3aに
は、供給リール5(図2)と対応した側に凹部3a1が
天板部3aの上面より一段僅かにくぼんで略矩形状に形
成され、且つ、この凹部3a1内に図示しないディスク
記録再生のターンテーブル及びピックアップが進入する
ためのシャッタ用窓3a2が前面3b及び背面3cとほ
ぼ平行に長尺に開口されていると共に、シャッタ用窓3
a2の内周側にガイド用凹部3a3がシャッタ用窓3a
2対して略直角に形成されている。また、上ハーフ部材
3の天板部3aには、巻取リール6(図2)と対応した
側に透明板12が裏面側から貼り付けられており、この
透明板12で巻取リール6を目視できるようになってい
る。
【0030】また、上ハーフ部材3の天板部3aに形成
した凹部3a1には、シャッタ用窓3a2を不使用時に
閉蓋するためのディスクシャッタ13が前面3b又は背
面3cに向かって矢印方向に開閉自在に設けられてお
り、このディスクシャッタ13はステンレス材を用いて
略L字状に曲げ形成されている。このディスクシャッタ
13は図示右側の曲げ端部13aを上ハーフ部材3のガ
イド用凹部3a3に沿わせ、曲げ端部13aの上から僅
かの隙間を隔て抜け防止板14をガイド用凹部3a3に
固着させている。また、このディスクシャッタ13は図
示左側の曲げ片13bを上ハーフ部材3の側板部3dに
沿わせると共に、この曲げ片13bの下端に形成した曲
げ端部13cを下ハーフ部材4の側板部の内側段部に沿
わせている。尚、ディスクシャッタ13の曲げ片13b
の下端に形成した曲げ端部13cを図示しないガイド部
材で押さえても良い。
【0031】そして、ディスクシャッタ13の曲げ片1
3bにネジリバネ13dの一端を掛止させ、且つ、この
ネジリバネ13dを上ハーフ部材3の側板部3dに形成
した逃げ孔3d1内に臨ませると共に、ネジリバネ13
dの他端を上ハーフ部材3の背面3c側に掛止させるこ
とで、不使用時にはディスクシャッタ13がネジリバネ
13dの付勢力によりシャッタ用窓3a2を覆うように
前面3b側に移動している。
【0032】また、上ハーフ部材3の側板部3dには、
ディスクシャッタ13を開蓋させるために図示しない装
置側のシャッタ開蓋部材が進入するガイド溝3d2が形
成されており、複合型記録媒体収納カセット1の装置へ
の挿入動作に伴って装置側のシャッタ開蓋部材がガイド
溝3d2に入り込み、シャッタ開蓋部材でディスクシャ
ッタ13をネジリバネ13dの付勢力に抗して背面3c
側に押すことで、ディスクシャッタ13が開くようにな
っている。
【0033】次に、図2及び図3に示した如く、上ハー
フ部材3の天板部3aの裏面には、仕切り板15によっ
て1枚のディスクDを収納できる空間Kが供給リール5
側に形成されており、この空間K内でディスクDが回転
可能になっている。
【0034】上記仕切り板15は弾性変位可能なバネ板
材を用いて形成されており、供給リール5と対応した側
に平坦部15aが略円盤状に形成されており、且つ、こ
の平坦部15aの中央部位を供給リール5側に向けて切
り起こしてバネ性のあるリール押さえ片15bを形成す
ると共に、平坦部15aの右中央部位から延出してリー
ル押さえ片15cを巻取リール6側に向けてリール押さ
え片15bと対称に形成している。また、仕切り板15
の平坦部15aの外周部位と連接して取り付け片15d
が周囲4か所に分散して形成されていると共に、各取り
付け片15dにネジ孔15d1が形成されている。
【0035】そして、仕切り板15の平坦部15a上に
ディスクDを置載した後、各取り付け片15dに形成し
たネジ孔15d1にネジ15eを挿入して、仕切り板1
5を上ハーフ部材3の天板部3aの裏面に形成した4か
所のボス部3eに図4に示したように取り付けている。
勿論、上ハーフ部材3の天板部3aの裏面に形成した4
か所のボス部3eは、ディスクDの回転に支障のない位
置に設定されている。この状態で、ディスクDの信号面
Sを上ハーフ部材3の天板部3aに形成したシャッタ用
窓3a2に臨ませている(対向させている)。
【0036】そして、上ハーフ部材3の天板部3aにデ
ィスクシャッタ13を開閉自在に取り付け、且つ、天板
部3aの裏面にディスクDを載置した仕切り板15を取
り付けた状態で、上ハーフ部材3を供給リール5及び巻
取リール6を載置した下ハーフ部材4に蓋合わせし、且
つ、下ハーフ部材4側から図示しないネジにより上ハー
フ部材3を結合して組み立てている。
【0037】この状態では、仕切り板15に形成したリ
ール押さえ片15b,15cの各先端が供給リール5及
び巻取リール6の中心に形成した上部凸部5a,6aに
当接して、リール押さえ片15b,15cのバネ力によ
り供給リール5及び巻取リール6を下ハーフ部材4の底
板部4a側に押圧しているので、複合型記録媒体収納カ
セット1の不使用時に供給リール5及び巻取リール6が
ガタつかない。
【0038】一方、供給リール5側で上ハーフ部材3の
天板部3aの裏面と仕切り板15との間に形成された空
間Kは、使用時にディスクDが何等の支障もなく回転で
きる寸法に設定されている。この空間K内のディスクD
は、その中心が供給リール5の中心と略一致した状態で
仕切り板15上に載置されている。
【0039】また、ここで用いられるディスクDとして
は、例えば光記録再生可能な光ディスクとか、磁気記録
再生可能なハードディスク(HDD)又はフロッピーデ
ィスクなどであり、ディスクDの種類に応じてディスク
記録再生内でピックアップが選定されている。この際、
供給リール5のフランジ部の直径は89mm〜90mm
に設定されているため、ディスクDの直径は供給リール
5のフランジ部の直径以下であれば良い。
【0040】上記ディスクDは、中央部に軟磁性材を用
いて略円盤状に形成した吸着プレートQが一体的に固着
されており、且つ、吸着プレートQの中央部に中心孔H
が形成されている。この際、図5(a),(b)に拡大
して示した如く、吸着プレートQは薄板の鉄板などを用
いてディスクDの中心孔径より大径の鍔部とこの鍔部に
連接してカップ部をプレス加工により一体成形し、ディ
スクDの下面側より吸着プレートQのカップ部をディス
クDの中心孔に嵌合させるか又は貼着するとか、あるい
は、一枚の円盤状鉄板などをディスクDの中央部に貼着
している。そして、ディスクDの中央部に設けた吸着プ
レートQを上ハーフ部材3の天板部3aに形成したシャ
ッタ用窓3a2に臨ませている。(対向させている)。
【0041】一方、図5(a),(b)に拡大して示し
た如く、本発明に係る第1実施例の複合型記録媒体記録
再生装置内のディスク記録再生部40に設けたスピンド
ルモータ43の軸43aにターンテーブル44が固着さ
れて軸43aと一体に回転自在になっており、且つ、ス
ピンドルモータ43の軸43aはターンテーブル44よ
り僅かに突出している。更に、ターンテーブル44の内
部には、ディスクDの中央部に固着した吸着プレートQ
を磁力で吸着するためのマグネット(永久磁石)45が
埋め込まれており、マグネット付きターンテーブルとな
っている。また、スピンドルモータ43の図示左方には
ピックアップ46がディスクDの径方向に移動自在に設
けられている。
【0042】そして、図5(a)に示した如く、ディス
クシャッタ13が閉じている時にターンテーブル44及
びピックアップ46は、複合型記録媒体収納カセット1
の天板部3aの上方に退避している。
【0043】一方、図5(b)及び図6に示した如く、
ディスクシャッタ13が開いている時にはターンテーブ
ル44及びピックアップ46が上方から下降して上ハー
フ部材3の天板部3aに形成したシャッタ用窓3a2内
に進入し、スピンドルモータ43の軸43aの先端がデ
ィスクDの中央部に固着した吸着プレートQの中心孔H
に嵌合すると共に、ターンテーブル44の内部に埋め込
んだマグネット45でディスクDの中央部に固着した吸
着プレートQを吸引するために、ディスクDが上ハーフ
部材3の天板部3aの裏面と仕切り板15との間に形成
された空間K内で何等の支障もなく回転自在になる。そ
して、ピックアップ46によりディスクDの信号面Sに
情報信号を記録したり、記録済みの情報信号を再生して
いる。
【0044】上記のように構成したように複合型記録媒
体収納カセット1によれば、略直方形状に形成したカセ
ット筐体2内に、情報量の大容量化を可能とした磁気テ
ープTと、情報の高速アクセス化を可能とした1枚のデ
ィスクDとを収納して一体化して構成しているため、複
合型記録媒体収納カセット1は携帯性及びラックへの収
納性などが優れていると共に、例えばカセット筐体2を
特定のテープ規格を採用したテープカセットと略同じ外
形寸法に設定した場合には磁気テープに関して特定のテ
ープ規格を採用したテープカセットと互換性を保ったま
まで使用可能であり、使い勝っての良い複合型記録媒体
収納カセット1を提供できる。即ち、上記した複合型記
録媒体収納カセット1では、周知のVHS型又はD−V
HS型のテープカセットと互換性を持たせて構成したこ
とを特徴の1つとするものであるが、他の特定のテープ
規格を採用したテープカセットにも適用できものであ
る。
【0045】次に、図7(a)〜(c)は本発明に係る
第1実施例の複合型記録媒体記録再生装置に適用される
ディスク単体又はディスクを収納したディスクカートリ
ッジを示しており、(a)のディスク単体(ディスク)
16は図示上面側を情報記録再生部とするドーナツ型円
板であり、(b)のディスクカートリッジ17は、ディ
スク16をカートリッジ18内に収容したものであり、
(c)に示すのは、(b)のディスクカートリッジ17
のシャッタ19をスライドすることにより、シャッター
開放口18aを通してディスク16の中心孔部16aと
円板面の一部が上下方向に開放される状態を示してい
る。この際、第1実施例の複合型記録媒体記録再生装置
内にディスク単体16又はディスクカートリッジ17を
載置するためにトレイ32(図10)が引き出し自在に
設けられている。
【0046】次に、上記構成による複合型記録媒体収納
カセット1が適用される第1実施例の複合型記録媒体記
録再生装置について図8〜図15を用いて説明する。
【0047】図8は本発明に係る第1実施例の複合型記
録媒体記録再生装置において、磁気テープ記録再生部を
説明するために、シャーシの中板を取り除いて示した斜
視図、図9は本発明に係る第1実施例の複合型記録媒体
記録再生装置内のカセットホルダがカセット装着完了位
置に至った状態を示した斜視図、図10は本発明に係る
第1実施例の複合型記録媒体記録再生装置において、デ
ィスク記録再生部及びディスクチャッキング部を説明す
るための斜視図、図11は本発明に係る第1実施例の複
合型記録媒体記録再生装置において、ディスク記録再生
部及びディスクチャッキング部が複合型記録媒体収納カ
セットの上方に退避している初期状態を回転ドラム側か
ら見た正面図、図12は本発明に係る第1実施例の複合
型記録媒体記録再生装置において、ディスク記録再生部
が複合型記録媒体収納カセット内に進入している状態を
回転ドラム側から見た斜視図、図13は本発明に係る第
1実施例の複合型記録媒体記録再生装置において、ディ
スク記録再生部が複合型記録媒体収納カセット内に進入
している状態を回転ドラム側から見た正面図、図14は
本発明に係る第1実施例の複合型記録媒体記録再生装置
において、ディスク記録再生部がディスクカートリッジ
内に進入している状態を回転ドラム側から見た斜視図、
図15は本発明に係る第1実施例の複合型記録媒体記録
再生装置において、ディスク記録再生部がディスクカー
トリッジ内に進入している状態を回転ドラム側から見た
正面図である。
【0048】図8に示した如く、上記構成による複合型
記録媒体収納カセット1が適用される第1実施例の複合
型記録媒体記録再生装置内には、磁気テープ記録再生部
20とディスク記録再生部40(図10)とディスクチ
ャッキング部50(図10)とが設けられている。
【0049】また、装置の前方には、複数の選択ボタン
30a〜30cが設けられており、選択ボタン30aは
磁気テープ記録再生部20を動作させるボタンであり、
選択ボタン30bは後述するように複合型記録媒体収納
カセット1内のディスクDを記録再生するためにディス
ク記録再生部40を動作させるボタンであり、選択ボタ
ン30cは後述するようにトレイ32(図10)に載置
したディスク単体16(図7)又はディスクカートリッ
ジ17(図7)内のディスク16を記録再生するために
ディスク記録再生部40を動作させるボタンである。
尚、以下の説明において、記録再生とは、情報信号を記
録したり、あるいは情報信号を記録しながら再生した
り、もしくは情報信号を再生する場合を含めるものとす
る。
【0050】まず、図8及び図9を用いて第1実施例の
複合型記録媒体記録再生装置内に設けた磁気テープ記録
再生部20を説明する。
【0051】磁気テープ記録再生部20では、基台とな
るシャーシ21の底板21aの左右に側板21b,21
cが垂設されており、且つ、底板21aと対向して側板
21b,21c間の上方に天板21d(一部のみ図示)
が横架されている。また、これら左右の側板21b,2
1c間には、上記した複合型記録媒体収納カセット1を
カセットホルダ22内に案内する案内板21eが図示手
前側に横架されており、この案内板21の奥方にカセッ
トホルダ22が手前側のカセット挿脱位置から奥方のカ
セット装着完了位置まで往復移動可能に設けられてい
る。これにより、カセットホルダ22に載置した複合型
記録媒体収納カセット1をカセット挿脱位置からカセッ
ト装着完了位置に搬送できるようになっている。
【0052】上記カセットホルダ22は、板金材を用い
て底板22aと、左右の側板22b,22cと、天板2
2dとで箱状に形成されており、手前側から複合型記録
媒体収納カセット1が挿脱できるように開口され、且
つ、奥側も載置した複合型記録媒体収納カセット1内の
磁気テープTを後述の回転ドラム25側に引き出せるよ
うに開口されている。
【0053】また、カセットホルダ22の底板22aに
は、供給リール5と巻取リール6とに対応してリール孔
22a1,22a2が穿設されている。また、カセット
ホルダ22内で左側の側板22bには、複合型記録媒体
収納カセット1のカセットホルダ22への挿入動作に伴
ってディスクシャッタ13(図1〜図3)を開くための
シャッタ開蓋部材(図示せず)が取り付けられている。
また、カセットホルダ22内で左右の側板22b,22
cには、カセット蓋10をロックしているロック部材1
1(図1)を解除するロック解除部材(図示せず)が取
り付けられている。
【0054】更に、カセットホルダ22の天板22dに
は、後述するディスク記録再生部40が進入するための
逃げ孔22d1が供給リール5側に穿設されている。
尚、シャーシ21の天板21dにもディスク記録再生部
40が進入するための逃げ孔21d1(図12)が供給
リール5側に穿設されている。
【0055】また、カセットホルダ22の左右の側板2
2b,22cの外側には、ガイドピン23A,23Bが
固着されており、左側だけ図示すると、これらのガイド
ピン23A,23Bが側板21bに形成したL字状ガイ
ド溝21b1,21b2に嵌合している。そして、カセ
ットホルダ22に固着したガイドピン23A,23Bが
図示しない駆動源により左右の側板21b,21cに形
成したL字状ガイド溝に沿って手前のカセット挿脱位置
から所定距離に亘って略水平移動した後に略垂直に下降
して、図9に示したようにカセットホルダ22がカセッ
ト装着完了位置に至るようになっている。尚、カセット
ホルダ22が下降する途中でここに載置した複合型記録
媒体収納カセット1のカセット蓋10(図1)がカセッ
ト蓋開蓋部材(図示せず)に当接してカセット蓋10が
開くようになっている。
【0056】また、シャーシ21の底板21a上の奥方
には、回転磁気ヘッド24を取り付けた回転ドラム25
が回転自在に設けられていると共に、カセット装着完了
位置に至ったカセットホルダ22上の複合型記録媒体収
納カセット1内から磁気テープTを引き出すためのテー
プローディング部材26A,26Bが回転ドラム25の
左右に向かって移動自在に設けられている。また、回転
ドラム25の右側に磁気テープTを所定の速度で走行さ
せるためのキャプスタン27とピンチローラ28とが設
けられている。
【0057】そして、選択ボタン29a(図8)を押し
て磁気テープ記録再生部20を動作させると、カセット
装着完了位置に至った複合型記録媒体収納カセット1内
から引き出した磁気テープTが回転ドラム25に所定の
角度に亘って螺旋状に巻き付いて、回転ドラム25と一
体に回転する回転磁気ヘッド24により磁気テープTに
情報信号を記録したり、記録済みの情報信号を再生して
いる。
【0058】勿論、上記したカセットホルダ22には、
磁気テープTのみを収納したVHS型又はD−VHS型
のテープカセット200(図23)が複合型記録媒体収
納カセット1と互換性を持って載置でき、テープカセッ
ト200(図23)内の磁気テープTを記録再生できる
ようになっている。
【0059】次に、第1実施例の複合型記録媒体記録再
生装置内に設けたディスク記録再生部40及びディスク
チャッキング部50について、図10乃至図15を用い
て説明する。
【0060】図10に示した如く、前記したシャーシ2
1の天板21d上には、カセットホルダ22に載置した
複合型記録媒体収納カセット1内の供給リール5側に対
応してブラケット31が取り付けられている。このブラ
ケット31は、シャーシ21の天板21d上に固定され
た左右の取り付け底面31a,31bから側板31c,
31dを上方に向かって立ち上げて、側板31c,31
d間の上方に天板31eを横架して一体的に折り曲げ形
成されている。
【0061】そして、ブラケット31の天板31eに開
口した開口部31e1内にディスク記録再生部40が上
下動自在(伸縮自在)に取り付けられており、即ち、デ
ィスク記録再生部40のトラバースメカベース41を上
下動させるためのリンク機構からなる上下動手段42が
開口部31e1に切り起こし形成した切り起こし片31
e2,31e3に取り付けられている。
【0062】また、ブラケット31の側板31c,31
d間内には、図7に示したディスク単体16又はディス
クカートリッジ17を載置するためのトレイ32が側板
31c,31dに形成したL字状ガイド溝(31c1,
31c2),(31d1,31d2…図示せず)に沿っ
て往復移動自在に設けられている。この際、トレイ32
はL字状ガイド溝(31c1,31c2),(31d
1,31d2)によってディスク単体16又はディスク
カートリッジ17を載置するために装置の前方に引き出
したディスク挿脱位置と、載置後に装置内を水平移動し
てからディスク装着完了位置に下降するようになってい
る。尚、トレイ32は、ディスク単体16又はディスク
カートリッジ17を載置できる形態、あるいは両者を載
置できる形態に形成されている。また、トレイ32は、
後述するディスク記録再生部40の構成部材が進入でき
る逃げ孔(図示せず)が形成されている。
【0063】上記ディスク記録再生部40は、複合型記
録媒体収納カセット1内の供給リール5側に収納したデ
ィスクD(図1〜図6)と、トレイ32に載置したディ
スク単体16又はディスクカートリッジ17内のディス
ク16とを選択的に記録したり、あるいは再生するもの
である。
【0064】また、シャーシ21の天板21d上には、
2本のガイドレール33A,33Bがカセットホルダ2
2に載置した複合型記録媒体収納カセット1内の供給リ
ール5側と巻取リール6側との間で前後平行に横架され
ており、このガイドレール33A,33Bに沿ってディ
スクチャッキング部50が図示しないリニアモータなど
の駆動源と連結して供給リール5側と巻取リール6側と
の間で移動自在になっている。
【0065】上記ディスクチャッキング部50は、図示
しないリニアモータなどの駆動源と連結したブラケット
51内に、トレイ32に載置したディスク単体16又は
ディスクカートリッジ17内のディスク16をチャッキ
ングするためのディスクチャッキング部材52が取り付
けられている。そして、ディスクチャッキング部50が
巻取リール6側に位置している時には待機状態であり、
巻取リール6側から供給リール5側に移動した時に記録
再生可能状態となるものである。
【0066】ここで、図11に示した如く、ディスク記
録再生部40は、トラバースメカベース41の側面にリ
ンク機構からなる上下動手段42が図示しない駆動源と
連結して前後左右位相を合わせながら上下動可能(伸縮
可能)に設けられているが、上下動手段42はリンク機
構に限定されるものではなく、例えばラック・ピニオン
又は傘歯車等の歯車機構とか他の機構でも良い。
【0067】また、トラバースメカベース41の下面に
は、スピンドルモータ43が下方に向けて取り付けられ
ており、このスピンドモータ43の軸にターンテーブル
44が回転自在に取り付けられている。
【0068】また、トラバースメカベース41の下面に
は、複合型記録媒体収納カセット1内のディスクDと、
トレイ32に載置したディスク単体16又はディスクカ
ートリッジ17内のディスク16に情報信号を記録した
り、記録済みの情報信号を再生するためのピックアップ
46が各ディスクの径方向に移動自在に設けられてい
る。この際、ピックアップ46はディスクとして光記録
再生可能な光ディスクであれば光ピックアップが用いら
れ、ディスクとして磁気記録再生可能なハードディスク
(HDD)又はフロッピーディスクなどであれば磁気ヘ
ッドが用いられている。
【0069】そして、図9に示したように複合型記録媒
体収納カセット1を載置したカセットホルダ22がカセ
ット装着完了位置に至り、且つ、ディスク記録再生部4
0が初期状態である時には、ディスク記録再生部40は
複合型記録媒体収納カセット1内の供給リール5側の上
方に退避している。
【0070】この際、図5(a)に拡大して示したよう
に、ディスク記録再生部40のトラバースメカベース4
1の下面に設けたターンテーブ44とピックアップ46
とが、複合型記録媒体収納カセット1内の供給リール5
の上方に収納したディスクDと対向している。
【0071】一方、ディスクチャッキング部50は、図
11に示した如く、複合型記録媒体収納カセット1内の
巻取リール6側の上方に退避している。
【0072】次に、図12及び図13に示した如く、選
択ボタン29b(図8)を押して複合型記録媒体収納カ
セット1内のディスクDを記録再生する時には、まず、
上下動手段42によりディスク記録再生部40を下降さ
せて、このディスク記録再生部40を図示しないトレイ
に形成した逃げ孔及びシャーシ21の天板21dに形成
した逃げ孔21d1を通過させ、更にカセット装着完了
位置に至ったカセットホルダ22の天板22dに形成し
た逃げ孔22d1(図8)内にディスク記録再生部40
を進入させる。この際、トラバースメカベース41に形
成した位置決め片41aが複合型記録媒体収納カセット
1の上面に当接することで、ディスク記録再生部40が
複合型記録媒体収納カセット1に対して位置決めされて
いる。勿論、複合型記録媒体収納カセット1内のディス
クDを記録再生する時には、ディスクチャッキング部5
0が巻取リール6側で待機している。
【0073】この後、図5(b)に拡大して示したよう
に、ディスクシャッタ13が開いている状態でスピンド
ルモータ43の軸43aの先端がディスクDの中央部に
固着した吸着プレートQの中心孔Hに嵌合すると共に、
ターンテーブル44の内部に埋め込んだマグネット45
でディスクDの中央部に固着した吸着プレートQを吸引
して、ディスクDを高速に回転させながらピックアップ
46によりディスクDに情報信号を記録したり、記録済
みの情報信号を再生している。
【0074】この後、ディスクDへの記録又は再生が終
了した時に、ターンテーブル44に吸着したディスクD
をターンテーブル44から離すには、ターンテーブル4
4を上方に移動させれば良い。
【0075】次に、図14及び図15に示した如く、選
択ボタン29c(図8)を押してトレイ32(図10)
に載置したディスクカートリッジ17(図7)内のディ
スク16を記録再生する時には、まずディスクチャッキ
ング部50を複合型記録媒体収納カセット1内の巻取リ
ール6側から供給リール5側に移動して、ディスクチャ
ッキング部50のディスクチャッキング部材52をディ
スク記録再生部40のターンテーブ44と対向させる。
そして、トレイ32(図10)上にディスクカートリッ
ジ17を載置したらトレイ32と一体にディスクカート
リッジ17をディスク装着完了位置となるディスクチャ
ッキング部50上まで移動させ、この後、ターンテーブ
44とディスクチャッキング部材52との間でディスク
カートリッジ17内のディスク16をチャッキングし
て、ディスク16を高速に回転させながらピックアップ
46によりディスク16に情報信号を記録したり、記録
済みの情報信号を再生している。尚、トレイ32(図1
0)上にディスク単体16(図7)を載置した場合も上
記と同じように行えば良い。
【0076】上記のように構成した第1実施例の複合型
記録媒体記録再生装置では、磁気テープ記録再生部20
を単独に動作させる形態と、ディスク記録再生部40を
単独に動作させる形態と、磁気テープ記録再生部20及
びディスク記録再生部40の両者を動作させる形態とを
取り得るものである。
【0077】この際、複合型記録媒体収納カセット1内
の磁気テープTを記録再生する場合は磁気テープ記録再
生部20により適宜行われるものの、複合型記録媒体収
納カセット1内のディスクDをディスク記録再生部40
により記録再生するか、あるいはトレイ32に載置した
ディスク単体又はディスクカートリッジ17内のディス
ク16をディスク記録再生部40により記録再生するか
はいずれか一方を選択する必要があるものである。
【0078】<第2実施例>図16は本発明に係る第2
実施例の複合型記録媒体記録再生装置を説明するための
図であり、且つ、第1,第2のディスク記録再生部が複
合型記録媒体収納カセット内及びディスクカートリッジ
内にそれぞれ進入している状態を回転ドラム側から見た
斜視図、図17は本発明に係る第2実施例の複合型記録
媒体記録再生装置において、第1,第2のディスク記録
再生部及びディスクチャッキング部が複合型記録媒体収
納カセットの上方に退避している初期状態を回転ドラム
側から見た正面図、図18は本発明に係る第2実施例の
複合型記録媒体記録再生装置において、第1のディスク
記録再生部が複合型記録媒体収納カセット内に進入して
いる状態を回転ドラム側から見た正面図、図19は本発
明に係る第2実施例の複合型記録媒体記録再生装置にお
いて、第2のディスク記録再生部がディスクカートリッ
ジ内に進入している状態を回転ドラム側から見た正面
図、図20は本発明に係る第2実施例の複合型記録媒体
記録再生装置において、第1,第2のディスク記録再生
部が複合型記録媒体収納カセット内及びディスクカート
リッジ内にそれぞれ進入している状態を回転ドラム側か
ら見た正面図である。
【0079】本発明に係る第2実施例の複合型記録媒体
記録再生装置も、第1実施例と同様に磁気テープTを収
納したテープカセット200(図23)又は磁気テープ
TとディスクDとを収納した複合型記録媒体収納カセッ
ト1と、トレイ(図示せず)に搭載したディスク単体1
6(図7)又はディスク16を収納したディスクカート
リッジ17とを適用できるように構成されており、この
際、先に説明した本発明に係る第1実施例の複合型記録
媒体記録再生装置の機能に対して第2のディスク記録再
生部を追加したものである。
【0080】図16及び図17に示した如く、本発明に
係る第2実施例の複合型記録媒体記録再生装置では、複
合型記録媒体収納カセット1内の磁気テープを記録再生
する磁気テープ記録再生部20(図8)と、カセット装
着完了位置に至った複合型記録媒体収納カセット内のデ
ィスクDを記録再生する第1のディスク記録再生部40
Aと、トレイ(図示せず)に載置したディスク単体16
(図7)又はディスクカートリッジ17内のディスク1
6(図7)を記録再生する第2のディスク記録再生部4
0B及びディスクチャッキング部50とがシャーシ21
の天板21d上に設けられている。
【0081】また、装置の前方には、第1実施例と同様
に、複数の選択ボタン30a〜30cが設けられてお
り、選択ボタン30aは磁気テープ記録再生部20を動
作させるボタンであり、選択ボタン30bは複合型記録
媒体収納カセット1内のディスクDを記録再生するため
にディスク記録再生部40を動作させるボタンであり、
選択ボタン30cはトレイ32(図10)に載置したデ
ィスク単体16(図7)又はディスクカートリッジ17
(図7)内のディスク16を記録再生するためにディス
ク記録再生部40を動作させるボタンである。
【0082】ここで、第1,第2のディスク記録再生部
40A,40Bの構成部材は第1実施例と同じ構造であ
り、スピンドルモータ43の駆動で回転するターンテー
ブル44と、ピックアップ46とを取り付けたトラバー
スメカベース41がリンク機構からなる上下動手段42
によって上下動可能になっている。
【0083】また、第1のディスク記録再生部40A
は、第1実施例と同様に複合型記録媒体収納カセット1
内の供給リール5側に収納したディスクD(図1〜図
6)と対応して、複合型記録媒体収納カセット1の上方
に上下動自在に設けられている。一方、第2のディスク
記録再生部40Bは、複合型記録媒体収納カセット1内
の巻取リール6側で複合型記録媒体収納カセット1の上
方に上下動自在に設けられている。また、第2のディス
ク記録再生部40Bとディスクチャッキング部50との
間には、ここでの図示を省略するものの、図10に示し
たものと同じ形態のトレイが引き出し自在に設けられて
いる。また、ディスクチャッキング部50は第1実施例
と異なってここでは第2のディスク記録再生部40Bの
下方にブラケット51が固定されており、このブラケッ
ト51内にディスクチャッキング部材52が取り付けら
れている。尚、第2のディスク記録再生部40Bは、ト
レイに載置したディスク単体1(図7)又はディスクカ
ートリッジ17内のディスク16(図7)だけを記録再
生するものであるので、ディスクチャッキング部50を
第2のディスク記録再生部40Bに一体的に取り付ける
構造でも良い。
【0084】次に、図18に示した如く、選択ボタン3
0bを押して複合型記録媒体収納カセット1内のディス
クDを記録再生する時には、先に図12及び図13を用
いて説明した第1実施例と同様に、上下動手段42によ
り第1のディスク記録再生部40Aを下降させて、この
第1のディスク記録再生部40Aを図示しないトレイに
形成した逃げ孔及びシャーシ21の天板21dに形成し
た逃げ孔21d1(図16)を通過させ、更にカセット
装着完了位置に至ったカセットホルダ22の天板22d
に形成した逃げ孔22d1(図8)内に第1のディスク
記録再生部40Aを進入させる。この第2実施例では、
第1のディスク記録再生部40Aで複合型記録媒体収納
カセット1のディスクD(図1〜図6)だけを記録再生
する点が第1実施例と異なっている。
【0085】次に、図19に示した如く、選択ボタン3
0c(図16)を押してトレイ(図示せず)に載置した
ディスクカートリッジ17内のディスク16(図7)を
記録再生する時には、トレイ(図示せず)上にディスク
カートリッジ17を載置したらトレイと一体にディスク
カートリッジ17をディスク装着完了位置となるディス
クチャッキング部50上まで移動させ、この後、第2の
ディスク記録再生部40Bを下降させて、ターンテーブ
44とディスクチャッキング部材52との間でディスク
カートリッジ17内のディスク16をチャッキングして
いる。この第2実施例では、第2のディスク記録再生部
40Bでトレイ(図示せず)に載置したディスク単体又
はディスクカートリッジ17内のディスク16だけを記
録再生する点が第1実施例と異なっている。
【0086】次に、図20に示した如く、選択ボタン3
0b,30c(図16)を押して第1のディスク記録再
生部40Aで複合型記録媒体収納カセット1内のディス
クDを記録再生し、且つ、第2のディスク記録再生部4
0Bでトレイ(図示せず)に載置したディスク単体又は
ディスクカートリッジ17内のディスク16を記録再生
している。
【0087】上記のように構成した第2実施例の複合型
記録媒体記録再生装置では、磁気テープ記録再生部20
を単独に動作させる形態と、第1,第2のディスク記録
再生部40A,40Bをそれぞれ単独に動作させる形態
と、各記録再生部20,40A,40Bを適宜組みあせ
て動作させる形態とを取り得ることができ、とくに、第
1のディスク記録再生部40Aで複合型記録媒体収納カ
セット1内のディスクDを記録再生でき、第2のディス
ク記録再生部40Bでトレイ(図示せず)に載置したデ
ィスク単体又はディスクカートリッジ17内のディスク
16を記録再生できるので、第1実施例よりも使い勝手
が良好となる。
【0088】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係る複合型記録媒
体記録再生装置において、第1の発明によると、カセッ
ト装着完了位置に至ったテープカセット又は複合型記録
媒体収納カセット内から引き出した磁気テープを記録及
び/又は再生でき、且つ、カセット装着完了位置に至っ
た複合型記録媒体収納カセット内のディスク側か、ある
いは、トレイに載置したディスク単体又はディスクカー
トリッジ内のディスク側かを選択して、選択した側のデ
ィスクを記録及び/又は再生できるので、使い勝手の良
い複合型記録媒体記録再生装置を提供できる。
【0089】また、第2の発明によると、カセット装着
完了位置に至ったテープカセット又は複合型記録媒体収
納カセット内から引き出した磁気テープを記録及び/又
は再生でき、且つ、カセット装着完了位置に至った複合
型記録媒体収納カセット内のディスクを記録及び/又は
再生でき、更に、トレイに載置したディスク単体又はデ
ィスクカートリッジ内のディスクを記録及び/又は再生
できるので、より使い勝手の良い複合型記録媒体記録再
生装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の複合型記録媒体記録
再生装置に適用される複合型記録媒体収納カセットの外
観斜視図である。
【図2】図1に示した複合型記録媒体収納カセットをA
Aに沿って断面した縦断面図である。
【図3】図1に示した複合型記録媒体収納カセットにお
いて、カセット筐体の上ハーフ部材側を分解して示した
分解斜視図である。
【図4】図1に示した複合型記録媒体収納カセットにお
いて、上ハーフ部材の天板部の裏面に仕切り板を取り付
けた状態を示した裏面図である。
【図5】図1に示した複合型記録媒体収納カセットにお
いて、供給リール側を拡大して示した縦断面図である。
【図6】図1に示した複合型記録媒体収納カセットにお
いて、カセット蓋とディスクシャッタとを開いた状態を
示した斜視図である。
【図7】本発明に係る第1実施例の複合型記録媒体記録
再生装置に適用されるディスク単体又はディスクを収納
したディスクカートリッジを説明するための斜視図であ
る。
【図8】本発明に係る第1実施例の複合型記録媒体記録
再生装置において、磁気テープ記録再生部を説明するた
めに、シャーシの中板を取り除いて示した斜視図であ
る。
【図9】本発明に係る第1実施例の複合型記録媒体記録
再生装置内のカセットホルダがカセット装着完了位置に
至った状態を示した斜視図である。
【図10】本発明に係る第1実施例の複合型記録媒体記
録再生装置において、ディスク記録再生部及びディスク
チャッキング部を説明するための斜視図である。
【図11】本発明に係る第1実施例の複合型記録媒体記
録再生装置において、ディスク記録再生部及びディスク
チャッキング部が複合型記録媒体収納カセットの上方に
退避している初期状態を回転ドラム側から見た正面図で
ある。
【図12】本発明に係る第1実施例の複合型記録媒体記
録再生装置において、ディスク記録再生部が複合型記録
媒体収納カセット内に進入している状態を回転ドラム側
から見た斜視図である。
【図13】本発明に係る第1実施例の複合型記録媒体記
録再生装置において、ディスク記録再生部が複合型記録
媒体収納カセット内に進入している状態を回転ドラム側
から見た正面図である。
【図14】本発明に係る第1実施例の複合型記録媒体記
録再生装置において、ディスク記録再生部がディスクカ
ートリッジ内に進入している状態を回転ドラム側から見
た斜視図である。
【図15】本発明に係る第1実施例の複合型記録媒体記
録再生装置において、ディスク記録再生部がディスクカ
ートリッジ内に進入している状態を回転ドラム側から見
た正面図である。
【図16】本発明に係る第2実施例の複合型記録媒体記
録再生装置を説明するための図であり、且つ、第1,第
2のディスク記録再生部が複合型記録媒体収納カセット
内及びディスクカートリッジ内にそれぞれ進入している
状態を回転ドラム側から見た斜視図である。
【図17】本発明に係る第2実施例の複合型記録媒体記
録再生装置において、第1,第2のディスク記録再生部
及びディスクチャッキング部が複合型記録媒体収納カセ
ットの上方に退避している初期状態を回転ドラム側から
見た正面図である。
【図18】本発明に係る第2実施例の複合型記録媒体記
録再生装置において、第1のディスク記録再生部が複合
型記録媒体収納カセット内に進入している状態を回転ド
ラム側から見た正面図である。
【図19】本発明に係る第2実施例の複合型記録媒体記
録再生装置において、第2のディスク記録再生部がディ
スクカートリッジ内に進入している状態を回転ドラム側
から見た正面図である。
【図20】本発明に係る第2実施例の複合型記録媒体記
録再生装置において、第1,第2のディスク記録再生部
が複合型記録媒体収納カセット内及びディスクカートリ
ッジ内にそれぞれ進入している状態を回転ドラム側から
見た正面図である。
【図21】磁気テープとディスクの両者を適用できる周
知の画像記録再生装置を示した図である。
【図22】図21に示した周知の画像記録再生装置に適
用される取り出し可能な媒体パッケージを示した斜視図
である。
【図23】周知のVHS型又はD−VHS型のテープカ
セットを説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1…複合型記録媒体収納カセット、 16…ディスク単体(ディスク)、 17…ディスクカートリッジ、 20…磁気テープ記録再生部、 22…カセットホルダ、 32…トレイ、 40…ディスク記録再生部、 40A…第1のディスク記録再生部、40B…第2のデ
ィスク記録再生部、 D…ディスク、 T…磁気テープ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープを収納したテープカセット又は
    前記テープカセットと外形寸法が略同じで磁気テープと
    ディスクとを収納した複合型記録媒体収納カセットを載
    置してカセット挿脱位置からカセット装着完了位置に移
    動するカセットホルダと、 ディスク単体又はディスクを収納したディスクカートリ
    ッジを載置してディスク挿脱位置からディスク装着位置
    に移動するトレイと、 カセット装着完了位置に至った前記テープカセット又は
    前記複合型記録媒体収納カセット内から引き出した前記
    磁気テープを記録及び/又は再生する磁気記録再生手段
    と、 カセット装着完了位置に至った前記複合型記録媒体収納
    カセット内のディスク側か、あるいは、前記トレイに載
    置したディスク単体又は前記ディスクカートリッジ内の
    ディスク側かを選択して、選択した側のディスクを記録
    及び/又は再生するディスク記録再生手段とを備えたこ
    とを特徴とする複合型記録媒体記録再生装置。
  2. 【請求項2】磁気テープを収納したテープカセット又は
    前記テープカセットと外形寸法が略同じで磁気テープと
    ディスクとを収納した複合型記録媒体収納カセットを載
    置してカセット挿脱位置からカセット装着完了位置に移
    動するカセットホルダと、 ディスク単体又はディスクを収納したディスクカートリ
    ッジを載置してディスク挿脱位置からディスク装着位置
    に移動するトレイと、 カセット装着完了位置に至った前記テープカセット又は
    前記複合型記録媒体収納カセット内から引き出した前記
    磁気テープを記録及び/又は再生する磁気記録再生手段
    と、 カセット装着完了位置に至った前記複合型記録媒体収納
    カセット内のディスクを記録及び/又は再生する第1の
    ディスク記録再生手段と、 前記トレイに載置したディスク単体又は前記ディスクカ
    ートリッジ内のディスクを記録及び/又は再生する第2
    のディスク記録再生手段とを備えたことを特徴とする複
    合型記録媒体記録再生装置。
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