JP2511345Y2 - ディスクトレイ - Google Patents

ディスクトレイ

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JP2511345Y2
JP2511345Y2 JP1990072700U JP7270090U JP2511345Y2 JP 2511345 Y2 JP2511345 Y2 JP 2511345Y2 JP 1990072700 U JP1990072700 U JP 1990072700U JP 7270090 U JP7270090 U JP 7270090U JP 2511345 Y2 JP2511345 Y2 JP 2511345Y2
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JP
Japan
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disc
wall
disc tray
disk
tray
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Application number
JP1990072700U
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JPH0431458U (ja
Inventor
正孝 桜田
和信 松本
敏夫 三津間
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
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  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Packaging For Recording Disks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はコンパクトディスクに好適なオートチェンジ
ャー装置等に用いるディスクトレイに関する。
<従来技術> 従来より、オーディオ機器、OA機器の分野において、
コンパクトディスクが使用され、以前のアナログ式ディ
スクによるものに比してデジタル化データに対応できる
ので再生特性の点からも、記録密度の点からも優れてい
るので近時急速に普及してきた。コンパクトディスクは
このような利点を生かすため、例えば業務用のマルチデ
ィスク自動演奏装置とすることが考えられ、いわゆるジ
ュークボックスやカラオケ装置に相当するディスクオー
トチェンジャー装置によって実現化されている。
上記ディスクオートチェンジャー装置としては、複数
(例えば20〜100枚)のディスクを各別に収納するディ
スク収納溝が複数連設されたディスクトレイを有し、こ
のディスクトレイに納められた多数のディスクのうち所
望のディスクをサーチして自動演奏するものであり、例
えば特開昭61−3358号公報に記載されたディスクオート
チェンジャー装置があり、その第4図にはディスクトレ
イが示されている。
<考案が解決しようとする課題> 上記従来のディスクトレイ(101)は第3図の部分拡
大断面図に示されるように、一枚のディスク(102)を
収納する溝(103)は二つの隔壁(104)(104')により
形成されている。この溝(103)の底部(105)が平ら
で、しかもディスク(102)から前記隔壁(104)(10
4')との間は取り出しなどの操作上充分な間隔を持つよ
うに設計されているため、ディスク収納時及び装置全体
を移動するときなど、第3図に示すような状態でディス
ク(102)の記録面(102a)を隔壁(104)の先端で擦っ
てしまい、その記録面(120a)が傷になるということが
あった。この事はアルミ蒸着等を施した記録面を破壊
し、オーディオ用のディスクであればノイズの発生や音
が消えるなどの問題を生じ、CDーROM等のOA機器用のデ
ィスクであれば、誤動作の問題を生ずる。
特に、光反射側の方は、厚いプラスチックで被覆され
ているが、その反対側は逆に蒸着の裏側から破壊されや
すいという問題点があった。
<課題を解決するための手段> 本考案は上記課題を解決したもので、ディスクを複数
枚収納するディスクトレイにおいて、一方の面には上方
に薄肉壁面と下方に厚肉壁面とが形成され、この両壁面
を傾斜壁部で連結し、他面には弾性を有する先端が球面
あるいは曲面形状の押え突起が面より突設するように形
成された壁部材を多数並設し、隣り同士の壁部材の前記
厚肉壁面と前記押え突起によりディスク周辺の未記録部
を挟み持ちするようにしたことを特徴とするディスクト
レイである。
<作用> 本考案のディスクトレイにコンパクトディスク等の円
形ディスクを収納すれば、厚肉壁面と弾性を有する先端
が球面あるいは曲面形状の押え突起により、ディスク周
縁の未記録部のみがトレイに当たるので記録部に傷をつ
けることなくディスクを出し入れできる。
<実施例> 以下、本考案を図面に示した実施例により詳細に説明
する。第1図は本考案のディスクトレイ(1)の断面図
であって、多数の壁部材(2)(2)…が横方向に並設
されている。この隣同志二枚の壁部材(2)(2)によ
りディスク(30)が収納される溝(3)が形成されてい
る。一枚の壁部材(2)は第2図に示すような形状をし
た板状のものでポリスチレン樹脂を使用して射出成形等
の手段により得ることができる。
この壁部材(2)(2)…が多数並設されて一つのデ
ィスクトレイが形成されるのであるが、一般的には第1
図の(4)に示すような枠体に直接または間接的に固定
される。
次にディスクトレイ(1)の溝(3)の形状を詳しく
説明すると、2枚の壁部材(2)(2)により形成され
る溝(3)は、その上方で収納されるディスク(30)の
記録部(30a)の部分に当たるところはディスクの厚み
(例えばt=1.2mm)に対し、ディスク(30)の出し入
れを容易にするため大径(例えばT1=2.2mm)にしてあ
り、その下方でディスクの周縁である未記録部(30b)
に当たるところはディスクの厚み(t)に対し若干広い
だけの小径(例えば、T2≒1.4mm)にしてある。
上記溝(3)の大径部分(5)と小径部分(6)を形
成するため、前記壁部材(2)の一方の壁面(7)は略
平面状とし、他方の壁面(8)が2段階の削り取られた
形状をしており、ディスク(30)の記録面(30a)に当
る部分は深くなっている薄肉壁部(9)、未記録部(30
b)が当る部分は浅くなっている厚肉壁部(10)となっ
ており、この薄肉壁部(9)と厚肉壁部(10)とはディ
スク(30)の端部を傷つけないように傾斜壁部(11)と
で連結されている。また略平面状の壁面(7)の一部、
すなわち、隣の壁部材(2)の壁面(8)の厚肉壁部
(10)に対応する部分に前記の如くディスク(30)の厚
みより若干広い距離で対向する位置に押え突起(12)が
形成され、この押え突起は壁部材(2)の基部(13)か
ら逆L字状で突設され、左右方向に弾性を持つようにな
っていて、ディスクが少し曲って入ってきてもスムーズ
に収納できる構造になっている。従って、前記押え突起
(12)と肉厚壁部(10)との間の距離をディスクの厚み
より若干大きく設定したが、同一あるいは若干小さくし
ても収納は可能である。
上記厚肉壁部(10)の上端までの高さは前記未記録部
(30b)の周端からの距離より小さくしなければなら
ず、また押え突起(12)の先端は球面あるいは曲面形状
としなるべくディスクの端部を傷つけないようにするこ
とと、該先端の中心の位置はディスク未記録部(30b)
の巾の中心か、ややその中心よりディスクの内側の位置
の高さに設けることが好ましい。
このような形状の壁部材(2)(2)…を多数並設し
てディスクトレイ(1)を形成するのであるが、その両
端は異なる形状の壁部材(21)(22)を用いることが考
えられ、例えば全体の大きさを小さくするように、例え
ば第1図の左端の壁部材(21)のように前記傾斜壁部
(11)や肉厚壁部(10)をなくした薄いものを使用する
ことができ、また右端の壁部材(22)のように押え突起
(12)をなくした右壁面が平らなものを使用することが
できる。
前記枠体(4)は一般的な箱型の両側規制の実施例を
示してあるが、例えば壁部材(2)(2)…の温度条件
によりそれぞれの厚さが変化した場合のことを考慮し
て、図示しないが左端の枠体に固定し、右端は隙間を設
けてフリーにするようにしても良い。第2図における
(14)は位置合せ及び固定に使用されるロッドなどを通
す孔である。
このようなディスクトレイ(1)の各溝(3)にはそ
れぞれディスク(30)が1枚毎に収納されるもので、例
えばコンパクトディスクの自動演奏用装置のオートチン
ジャーなどに使用される。
<効果> 本考案は上記の如き構成のディスクトレイであり、デ
ィスクの出し入れ時、あるいはトレイ自身を移動すると
きに、一方の面には上方に深い薄肉壁面と下方に厚肉壁
面とが形成され、この両壁面をディスクの端部を傷つけ
ないように傾斜壁部で連結されているので、ディスクの
あばれを防止すると共に、スムーズな挿入、抜き出しが
できる。また、他面には弾性を有する押え突起が面より
突設するように形成されているので、この押え突起と厚
肉壁面とによりディスクの周縁を挟み込み、溝の中心に
収納されるようになっているため、ディスクを傷つける
ことなく永く使用できるものであり、また壁部材を多数
並設する構造であるため一体成形のディスクトレイに比
して金型が小さくできるのでコスト的にもかなり軽減で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のディスクトレイの一実施例を示す断面
説明図であり、第2図は第1図のディスクトレイの壁部
材の説明斜視図であり、第3図は従来のディスクトレイ
の断面説明図である。 (1)……ディスクトレイ (2)……壁部材 (3)……溝 (9)……薄肉壁部 (10)……厚肉壁部 (12)……押え突起 (30)……ディスク (30a)……記録部 (30b)……未記録部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクを複数枚収納するディスクトレイ
    において、一方の面には上方に薄肉壁面と下方に厚肉壁
    面とが形成され、この両壁面を傾斜壁部で連結し、他面
    には弾性を有する先端が球面あるいは曲面形状の押え突
    起が面より突設するように形成された壁部材を多数並設
    し、隣り同士の壁部材の前記厚肉壁面と前記押え突起に
    よりディスク周辺の未記録部を挟み持ちするようにした
    ことを特徴とするディスクトレイ。
JP1990072700U 1990-07-09 1990-07-09 ディスクトレイ Expired - Lifetime JP2511345Y2 (ja)

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JP1990072700U JP2511345Y2 (ja) 1990-07-09 1990-07-09 ディスクトレイ

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JP1990072700U JP2511345Y2 (ja) 1990-07-09 1990-07-09 ディスクトレイ

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Publication Number Publication Date
JPH0431458U JPH0431458U (ja) 1992-03-13
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ID=31610868

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JP1990072700U Expired - Lifetime JP2511345Y2 (ja) 1990-07-09 1990-07-09 ディスクトレイ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS613358A (ja) * 1984-06-15 1986-01-09 Toshiba Corp デイスクオ−トチエンジヤ−装置

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JPH0431458U (ja) 1992-03-13

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