JPH0211708A - 銀コロイドの製造方法 - Google Patents

銀コロイドの製造方法

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JPH0211708A
JPH0211708A JP16032188A JP16032188A JPH0211708A JP H0211708 A JPH0211708 A JP H0211708A JP 16032188 A JP16032188 A JP 16032188A JP 16032188 A JP16032188 A JP 16032188A JP H0211708 A JPH0211708 A JP H0211708A
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JP
Japan
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silver
solution
colloid
ammonium complex
complex solution
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Pending
Application number
JP16032188A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Makino
洋 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は安定な銀コロイド溶液の製造方法に関するもの
である。
(従来の技術とその問題点) 従来、銀コロイドの製造方法としては硝酸銀水G液にア
ンモニア水を加えて銀のアンモニウム錯体を作り、これ
をホルマリンで還元する方法が用いられてきた。ところ
が、この方法では析出した銀粒子が比較的大きいために
コロイド分散が不安定であり、凝集による銀の沈殿を生
じやすいという欠点を有していた。
(発明の目的) 本発明は上記の欠点を解消せんがためになされたもので
あり、安定な銀コロイドの製造方法を提供せんとするも
のである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は銀のアンモニウム錯体溶液を還元して銀コロイ
ドを製造する方法において、還元剤としての一〇H基を
有する芳香族化合物溶液又はPHを8〜13に調整した
銀のアンモニウム錯体溶液のいずれか又は両方に保護コ
ロイドを添加し、次いで上記2つの溶液を100℃以下
にて混合することにより安定な銀コロイドを得ることを
特徴とするものである。
(作用) 而して本発明の製造方法において、−OH基を有する芳
香族化合物溶液を用いる理由は、これらの酸化還元電位
が銀のアンモニウム錯体溶液を還元するのに適当である
ためである。
また銀のアンモニウム錯体溶液のPHを8〜13にする
理由は、P Rが8より低いと銀の酸化物が生成し、1
3より高いとアンモニアガスの発生が多くなり反応が遅
くなるためである。また2溶液の混合を100℃以下に
て行なう理由は、100℃を超えると、粒子同士の凝集
が激しくなるためである。
また、反応溶液中に保護コロイドを添加する理由は、銀
のアンモニウム錯体溶液を還元することによって水溶液
中に析出する銀粒子が大きくなることを防ぎ、また粒子
同士が凝集して銀の沈殿を生じないようコロイド分散を
安定に保つようにするためである。
本発明の請求範囲において一〇H基を有する芳香族化合
物としては、ヒドロキノン、ピロガロール、三四ジヒド
ロキシトルエンである。また、反応溶液中に添加する保
護コロイドとしてはゼラチン、アラビアゴム、アルブミ
ン、プロタルピン酸、リサルピン酸等を問わない。
(実施例1) ヒドロキノン20gを水に溶解して100mpにし、こ
の溶液に保護コロイドゼラチン水溶液を300d添加し
てテフロンコーティングしたビーカーの中で溶液温度を
20℃に保ち撹拌しておく。また別のビーカーで硝酸銀
16gを水に溶解し、500艷にした後、28%のアン
モニア水を加えて銀のアンモニウム錯体溶液としそのP
Hを11に調整し、溶液温度を20℃にする。これを先
のヒドロキノン水溶液+ゼラチン溶液中に一度に添加し
て7分間撹拌した。得られた銀コロイドは透過型電子顕
微鏡で観察を行った。その結果、平均粒径300人で非
常に安定に分散した銀コロイドであった。
(実施例2) ピロガロール9gを水に溶解して100−にし、この溶
液に保護コロイドアラビアゴム水溶液を300m1添加
してテフロンコーティングしたビーカーの中で溶解温度
を30℃に保ち撹拌しておく。また別のビーカーで硝酸
銀10gを水に溶解し、500m1にした後、28%の
アンモニア水を加えて銀のアンモニウム錯体溶液としそ
のPHを10に調整し、溶液温度を30℃にする。これ
を先のピロガロール水溶液+アラビアゴム溶液中に一度
に添加して7分間撹拌した。得られた銀コロイドは透過
型電子顕微鏡で観察を行った。その結果、平均粒径35
0人で非常に安定に分11にシた銀コロイドであった。
(従来例) 硝酸銀15gを100−の水に溶解し、これに28%の
アンモニア水を加え、銀のアンモニウム錯体溶液とし、
この溶液をホルマリンで還元して銀コロイドを作った。
得られた銀コロイドは透過型電子顕微鏡観察を行った。
その結果この銀コロイドは平均粒径は400人でありし
かも一昼夜放置した後凝集により銀の沈殿を生じた。
(発明の効果) 上記の説明で明らかなように本発明の製造方法は銀のア
ンモニウム錯体溶液を還元して銀コロイドを製造する方
法において、還元剤としての−○I」基を有する芳香族
化合物溶液又はPHを8〜13に調整した銀のアンモニ
ウム錯体溶液のいずれかまたは両方に保護コロイドを添
加し次いで上記の2つの溶液を100℃以下にて混合す
ることにより従来法では得られなかった安定で微細な銀
コロイドを製造できるので、従来の製造方法にとって代
わることのできる画期的なものといえる。
出願人  田中貴金属工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、銀のアンモニウム錯体溶液を還元して銀コロイドを
    製造する方法において、還元剤としての−OH基を有す
    る芳香族化合物溶液又はPHを8〜13に調整した銀の
    アンモニウム錯体溶液のいずれか又は両方に保護コロイ
    ドを添加し、次いで上記2つの溶液を100℃以下にて
    混合することにより安定な銀コロイドを得ることを特徴
    とする銀コロイドの製造方法。
JP16032188A 1988-06-28 1988-06-28 銀コロイドの製造方法 Pending JPH0211708A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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