JPH0211709A - 銀コロイドの製造方法 - Google Patents
銀コロイドの製造方法Info
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- JPH0211709A JPH0211709A JP16032288A JP16032288A JPH0211709A JP H0211709 A JPH0211709 A JP H0211709A JP 16032288 A JP16032288 A JP 16032288A JP 16032288 A JP16032288 A JP 16032288A JP H0211709 A JPH0211709 A JP H0211709A
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- Pending
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Landscapes
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は安定な銀コロイド溶液の製造方法に関するもの
である。
である。
(従来の技術とその問題点)
従来、銀コロイドの製造方法としては硝酸銀水溶液にア
ンモニア水を加えて銀のアンモニウム錯体を作り、これ
をホルマリンで還元する方法が用いられてきた。ところ
が、この方法では析出した銀粒子が比較的大きいために
コロイド分散が不安定であり、凝集による銀の沈殿を生
じやすいという欠点を有していた。
ンモニア水を加えて銀のアンモニウム錯体を作り、これ
をホルマリンで還元する方法が用いられてきた。ところ
が、この方法では析出した銀粒子が比較的大きいために
コロイド分散が不安定であり、凝集による銀の沈殿を生
じやすいという欠点を有していた。
(発明の目的)
本発明は上記の欠点を解消せんがためになされたもので
あり、安定な銀コロイドの製造方法を提供せんとするも
のである。
あり、安定な銀コロイドの製造方法を提供せんとするも
のである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は硝酸銀水溶液を還元して銀コロイドを製造する
方法において、還元剤としての−OH基を有する芳香族
化合物溶液又はPHを01〜7に調整した硝酸銀水溶液
のいずれか又は両方に保護コロイドを添加し、次いで上
記2つの溶液を100℃以下にて混合することにより安
定な銀コロイドを得ることを特徴とするものである。
方法において、還元剤としての−OH基を有する芳香族
化合物溶液又はPHを01〜7に調整した硝酸銀水溶液
のいずれか又は両方に保護コロイドを添加し、次いで上
記2つの溶液を100℃以下にて混合することにより安
定な銀コロイドを得ることを特徴とするものである。
(作用)
而して本発明の製造方法において、−〇H基を有する芳
香族化合物溶液を用いる理由は、これらの酸化還元電位
が硝酸銀水溶液を還元するのに適当であるためである。
香族化合物溶液を用いる理由は、これらの酸化還元電位
が硝酸銀水溶液を還元するのに適当であるためである。
また硝酸銀水溶液のPHを0.1〜7にする理由は、P
Hが0.1より低いと反応が遅く、7よりも高いと銀の
酸化物が生成するためである。また2つの溶液の混合を
100℃以下にて行う理由は、100℃を超えると、粒
子同士のり集が激しくなるためである。また、反応溶液
中に保護コロイドを添加する理由は、硝酸銀溶液を還元
することによって水溶液中に析出する銀粒子が大きくな
ることを防ぎ、また粒子同士が凝集して銀の沈殿を生じ
ないようコロイド分散を安定に保つようにするためであ
る。
Hが0.1より低いと反応が遅く、7よりも高いと銀の
酸化物が生成するためである。また2つの溶液の混合を
100℃以下にて行う理由は、100℃を超えると、粒
子同士のり集が激しくなるためである。また、反応溶液
中に保護コロイドを添加する理由は、硝酸銀溶液を還元
することによって水溶液中に析出する銀粒子が大きくな
ることを防ぎ、また粒子同士が凝集して銀の沈殿を生じ
ないようコロイド分散を安定に保つようにするためであ
る。
本発明の請求範囲において−OH基を有する芳香族化合
物としては、ヒドロキノン、ピロガロル、三四ジヒドロ
キシトルエンである。また、反応溶液中に添加する保護
コロイドとしてはゼラチン、アラビアゴム、アルブミン
、プロタルピン酸、リサルピン酸等を問わない。
物としては、ヒドロキノン、ピロガロル、三四ジヒドロ
キシトルエンである。また、反応溶液中に添加する保護
コロイドとしてはゼラチン、アラビアゴム、アルブミン
、プロタルピン酸、リサルピン酸等を問わない。
(実施例1)
ヒドロキノン12gを水に溶解して100mfにし、こ
の溶液に保護コロイドゼラチン水溶液を300mff添
加してテフロンコーティングしたビーカーの中で溶液温
度を20℃に保ち撹拌しておく。また別のビーカーで硝
酸銀16gを水に溶解し、500 mll!にした後、
PHを2に調整し、溶液温度を20℃にする。
の溶液に保護コロイドゼラチン水溶液を300mff添
加してテフロンコーティングしたビーカーの中で溶液温
度を20℃に保ち撹拌しておく。また別のビーカーで硝
酸銀16gを水に溶解し、500 mll!にした後、
PHを2に調整し、溶液温度を20℃にする。
これを先のヒドロキノン水溶液+セラチン溶液中に一度
に添加して7分間撹拌した。得られた銀コロイドは透過
型電子顕微鏡で観察を行った。その結果、平均粒径30
0人で非常に安定に分散した銀コロイドであった。
に添加して7分間撹拌した。得られた銀コロイドは透過
型電子顕微鏡で観察を行った。その結果、平均粒径30
0人で非常に安定に分散した銀コロイドであった。
(実施例2)
ピロガロール9gを水に溶解して100dにし、この溶
液に保護コロイドアラビアゴム水溶液を300証添加し
てテフロンコーチインクしたビーカーの中で溶解温度を
30℃に保ち撹拌しておく。また別のビーカーで硝酸銀
10gを水に溶解し、500m1にした後、PHを4に
調整し、溶液温度を30℃にする。これを先のピロガロ
ール水溶液十アラビアコム溶液中に一度に添加して7分
間撹拌した。得られた銀コロイドは透過型電子顕微鏡で
観察を行った。その結果、平均粒径150人で非常に安
定に分散した銀コロイドであった。
液に保護コロイドアラビアゴム水溶液を300証添加し
てテフロンコーチインクしたビーカーの中で溶解温度を
30℃に保ち撹拌しておく。また別のビーカーで硝酸銀
10gを水に溶解し、500m1にした後、PHを4に
調整し、溶液温度を30℃にする。これを先のピロガロ
ール水溶液十アラビアコム溶液中に一度に添加して7分
間撹拌した。得られた銀コロイドは透過型電子顕微鏡で
観察を行った。その結果、平均粒径150人で非常に安
定に分散した銀コロイドであった。
(従来例)
硝酸!15gを100m1の水に溶解し、これに28%
のアンモニア水を加え、銀のアンモニウム錯体溶液とし
、この溶液をホルマリンで還元して銀コロイドを作った
。得られた銀コロイドは透過型電子顕微鏡観察を行った
。その結果この銀コロイドは平均粒径は400人であり
しかも一昼夜放置した後凝集により銀の沈殿を生じた。
のアンモニア水を加え、銀のアンモニウム錯体溶液とし
、この溶液をホルマリンで還元して銀コロイドを作った
。得られた銀コロイドは透過型電子顕微鏡観察を行った
。その結果この銀コロイドは平均粒径は400人であり
しかも一昼夜放置した後凝集により銀の沈殿を生じた。
(発明の効果)
上記の説明で明らかなように本発明の製造方法は硝酸銀
水溶液を還元して銀コロイドを製造する方法において還
元剤としての−OH基を有する芳香族化合物溶液又はP
Hを0.1〜7に調整した硝酸銀水溶液のいずれか又は
両方に保護コロイドを添加し、次いで上記2つの溶液を
100℃以下にて混合することにより従来法では得られ
なかった安定で微細な銀コロイドを製造できるので、従
来の製造方法にとって代わることのできる画期的なもの
といえる。
水溶液を還元して銀コロイドを製造する方法において還
元剤としての−OH基を有する芳香族化合物溶液又はP
Hを0.1〜7に調整した硝酸銀水溶液のいずれか又は
両方に保護コロイドを添加し、次いで上記2つの溶液を
100℃以下にて混合することにより従来法では得られ
なかった安定で微細な銀コロイドを製造できるので、従
来の製造方法にとって代わることのできる画期的なもの
といえる。
Claims (1)
- 1、硝酸銀水溶液を還元して銀コロイドを製造する方法
において、還元剤としての−OH基を有する芳香族化合
物溶液又はPHを0.1〜7に調整した硝酸銀水溶液の
いずれか又は両方に保護コロイドを添加し、次いで上記
2つの溶液を100℃以下にて混合することにより安定
な銀コロイドを得ることを特徴とする銀コロイドの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16032288A JPH0211709A (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | 銀コロイドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16032288A JPH0211709A (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | 銀コロイドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0211709A true JPH0211709A (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=15712455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16032288A Pending JPH0211709A (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | 銀コロイドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0211709A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5645236A (en) * | 1993-10-29 | 1997-07-08 | Teisaku Corporation | Crushing equipment |
JP2001079382A (ja) * | 1999-09-13 | 2001-03-27 | I Betsukusu:Kk | 金属コロイドの製造方法およびその方法によって製造された金属コロイド |
JP2010126761A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 銀ナノ構造体の製造方法 |
JP2010209366A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Dic Corp | 金属ナノ粒子の製造方法 |
CN103042227A (zh) * | 2012-12-18 | 2013-04-17 | 广东省微生物研究所 | 一种纳米银溶胶抗菌剂及其制备方法 |
CN103302306A (zh) * | 2013-06-19 | 2013-09-18 | 东南大学 | 一种基于多酚还原制备功能化纳米银的方法 |
CN104148665A (zh) * | 2014-07-22 | 2014-11-19 | 西北大学 | 一种结晶银粉的制备方法 |
CN112008094A (zh) * | 2020-09-08 | 2020-12-01 | 西安汇创贵金属新材料研究院有限公司 | 一种银粉的制备方法 |
-
1988
- 1988-06-28 JP JP16032288A patent/JPH0211709A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5645236A (en) * | 1993-10-29 | 1997-07-08 | Teisaku Corporation | Crushing equipment |
JP2001079382A (ja) * | 1999-09-13 | 2001-03-27 | I Betsukusu:Kk | 金属コロイドの製造方法およびその方法によって製造された金属コロイド |
JP2010126761A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 銀ナノ構造体の製造方法 |
JP2010209366A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Dic Corp | 金属ナノ粒子の製造方法 |
CN103042227A (zh) * | 2012-12-18 | 2013-04-17 | 广东省微生物研究所 | 一种纳米银溶胶抗菌剂及其制备方法 |
CN103302306A (zh) * | 2013-06-19 | 2013-09-18 | 东南大学 | 一种基于多酚还原制备功能化纳米银的方法 |
CN104148665A (zh) * | 2014-07-22 | 2014-11-19 | 西北大学 | 一种结晶银粉的制备方法 |
CN112008094A (zh) * | 2020-09-08 | 2020-12-01 | 西安汇创贵金属新材料研究院有限公司 | 一种银粉的制备方法 |
CN112008094B (zh) * | 2020-09-08 | 2024-03-01 | 西安汇创贵金属新材料研究院有限公司 | 一种银粉的制备方法 |
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