JPH01287210A - 銀微粒子の製造方法 - Google Patents

銀微粒子の製造方法

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JPH01287210A
JPH01287210A JP11530888A JP11530888A JPH01287210A JP H01287210 A JPH01287210 A JP H01287210A JP 11530888 A JP11530888 A JP 11530888A JP 11530888 A JP11530888 A JP 11530888A JP H01287210 A JPH01287210 A JP H01287210A
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JP
Japan
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silver
particle size
reducing agent
particles
solution
Prior art date
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Pending
Application number
JP11530888A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Makino
洋 牧野
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Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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  • Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、微細な銀粒子の製造方法に関するものである
(従来技術とその問題点) 従来、銀微粒子の製造方法としては、硝酸銀水溶液に水
酸化ナトリウムを加えて酸化銀を作り、これをホルマリ
ンで還元する方法が用いられてき1こ。
ところが、この方法では析出した微粒子量子が引き寄せ
合って、凝集した粒度分布の幅の広い銀粒子しか得られ
ず、粒径のコントロールが難しいという欠点を有してい
た。
(発明の目的) 本発明は、上記の欠点を解消せんがために、なされたも
のであり、分散した、粒度分布の幅の狭い微細な銀粒子
の粒径コントロール可能な製造方法を提供せんとするも
のである。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明は、銀アンモニウム錯体溶液を還元して銀微粒子
を製造する方法において、還元剤のP Hを調整するこ
とにより、還元剤の酸化還元電位を、−1000mV〜
+500m〜1の範囲に調整し、さらに銀アンモニウム
錯体溶液のP Hを8≦PH≦13、反応温度を100
℃以下に保つことによって、粒径が均一で、しかも単分
散した、銀微粒子を得ることを特徴とするものである。
而して、本発明の製造方法において、還元剤のPHを調
整することにより、還元剤の酸化還元電位を、−100
0mV 〜+ 500mVの範囲に調整する理由は、こ
の酸化還元電位が銀アンモニウム錯体を還元するのに適
当であると同時に、粒径が均一で単分散した粒子を析出
させる働きがあるためであり、電位が、−1000mV
より低いと、反応は非常に速く、析出した粒子の一次粒
子は細いが、二次凝集してスポンジ状となってしまう。
また、+500mVより高いと、析出した粒子は不定形
で、凝集したものとなってしまうためである。
また、銀アンモニウム錯体溶液のP Hを8≦PH≦1
3にする理由は、P Hが、8より低いと銀の酸化物が
生゛成し、13より高いとアンモニアガスの発生が多く
なり、反応が遅くなるためである。
また、反応温度を100℃以下に保つ理由は、100℃
を超えると銀微粒子が凝集してくるとともに、粒度分布
の幅が広くなってしまうためである。
ここで、本発明の実施例について説明する。
〔実施例・1〕 硝酸銀結晶2gを水に溶解し、31の水溶液とした後、
28%アンモニア水を加えて銀アンモニウム錯体溶液と
して、そのPHを9に調整する。
また、還元型リボフラビン1gを水に溶解し、11の水
溶液とした後、28%アl/ % ニア 水ヲ加えてP
H=7に調整する。
この還元型リボフラビン溶液の酸化還元電位を測定する
と、+200mVであった。
ここで、この2液の温度を20℃に保ち、銀アンモニウ
ム錯体溶液を攪拌しながら、還元型リボフラビン溶液を
添加し、4分間反応させる。
得られた銀微粒子は、濾過、洗浄して粒度分布測定及び
電子顕微鏡観察を行った。
その結果、この銀微粒子は球形で単分散しており、平均
粒径が0.3屑、粒度分布は、0.28〜0.32屑に
70%が入る狭いもので、非常に均一な粒子が得られた
〔実施例・2〕 硝酸銀結晶1.5gを水に溶解し、1!の水溶液とした
後、28%アンモニア水を加えて、銀アンモニウム錯体
溶液として、そのPHを、10に調整する。
また、2−グルタチオン1gを水に溶解し、11の水溶
液とした後、28%のアンモニア水を加えてPH=7に
調整する。
この、2−グルタチオン溶液の酸化還元電位を測定する
と、−40mVであった。
ここで、この2液の温度を30℃保ち、銀アンモニウム
錯体溶液を攪拌しながら、2−グルタチオン溶液を添加
し、5分間反応させる。
得られた銀微粒子は、濾過、洗浄して、粒度分布測定及
び電子顕微鏡観察を行った。
その結果、この銀微粒子は球形で単分散しており、平均
粒径が0.7所、粒度分布は、0.68〜0.72.c
mに70%が入る狭いもので、非常に均一な粒子が得ら
れた。
〔実施例・3〕 硝酸銀結晶3gを水に溶解し、1βの水溶液とした後、
28%アンモニア水を加えて、銀アンモニウム錯体溶液
として、そのPHを、11に調整する。
また、リンゴ酸3gを水に溶解し、1flの水溶液とし
た後、28%のアンモニア水を加えてPH−7に調整す
る。
このリンゴ酸溶液の酸化還元電位を測定すると+102
mVであった。
ここで、この2液の温度を15℃保ち、銀アンモニウム
錯体溶液を攪拌しながら、リンゴ酸溶液を添加し、6分
間反応させる。
得られた銀微粒子は、濾過、洗浄して、粒度分布測定及
び電子顕微鏡観察を行った。
その結果、この銀微粒子は球形で単分散しており、平均
粒径が0.5虜、粒度分布は、0.48〜0.52Ii
mに70%が入るシャープなもので、非常に均一な粒子
が得られた。
〔従来例〕
硝酸銀結晶15gを30m12の水に溶解し、これに4
8%の水酸化ナトリウム水溶液を加え、酸化銀の粒子を
沈澱させ、この粒子をホルマリンで還元して銀粒子を作
った。
得られた銀微粒子は、濾過、洗浄して、粒度分布測定及
び電子顕微鏡観察を行った。
その結果、この銀粒子は不定形で凝集しており、平均粒
径は6.2庫で、粒度分布は0.5〜10郁と幅が広く
、非常に不均一なものであった。
(発明の効果) 上記の説明で明らかなように、本発明の製造方法は、銀
アンモニウム錯体溶液を還元して、銀微粒子を製造する
方法において、還元剤のI) Hを調整することにより
、還元剤の酸化還元電位を、−1000nν 〜+50
0nνの範囲に調整し、さらに銀アンモニウム錯体溶液
のP Hを8≦PH≦13、反応温度を100℃以下に
保つことにより、従来法では得られなかった、単分散し
た均一で粒度分布の幅の狭い、微細な銀粒子を、粒径を
コントo−ルして製造できるので、従来の製造方法にと
って代わることのできる画期的なものである。
出願人  田中貴金属工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、銀アンモニウム錯体溶液を還元して銀微粒子を製造
    する方法において、還元剤のPHを調整することにより
    、還元剤の酸化還元電位を、−1000mV〜+500
    mVの範囲に調整し、さらに銀アンモニウム錯体溶液の
    PHを8≦PH≦13、反応温度を100℃以下に保つ
    ことによって、粒径が均一で、しかも単分散した、銀微
    粒子を得ることを特徴とする銀微粒子の製造方法。
JP11530888A 1988-05-12 1988-05-12 銀微粒子の製造方法 Pending JPH01287210A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0459904A (ja) * 1990-06-28 1992-02-26 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 銀微粉末の製造方法
CN100455382C (zh) * 2003-07-29 2009-01-28 三井金属矿业株式会社 微粒银粉及其微粒银粉的制造方法
JP2009221140A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 化粧品用着色ナノ粒子及びその製造方法
JP2012251208A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 銀粉及びその製造方法
JP2015045065A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 住友金属鉱山株式会社 銀粉及びその製造方法
JP2015155576A (ja) * 2015-04-24 2015-08-27 住友金属鉱山株式会社 銀粉

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