JPH02116961A - 文書作成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、文字コードとその文字の展開位置を示すドツ
ト座標を組にしたデータ構造の図形文字情報を扱う文書
作成装置に関する。

（従来の技術） 従来、日本語ワードプロセッサ等の文書作成装置に於い
ては、キー入力された文字を入力順に、予め設定された
書式に従う固定された行・桁位置に対応付けて記憶し管
理していた。従って印字、表示等の出力手段に対して、
設定された書式に従う固定された行・桁位置を外した位
置に文字を出力する際は、文字修飾、行修飾等の修飾機
能を用いて行ピッチ、文字ピッチ等を段階的に選択する
手段が存在するのみであり、書式に、全く拘束されない
任意の位置に、通常の文字キー入力に従う文字を入力す
ることができなかった。

（発明が解決しようとする課題） 上述したように従来では、キー入力された文字情報を設
定書式に従う固定された行・桁位置に対応付けて記憶し
管理する構成であることから、ビットマツプ上の任意の
位置に、通常の文字キー入力に従う文字を展開できない
という不都合があった。

本発明は上記実情に鑑みなされたもので、キー入力され
た文字情報を設定書式に従う固定された行・桁位置に対
応付けて記憶し管理する構成の文書作成装置に於いて、
画面（用紙）上の任意の位置に、通常の文字キー入力に
従う文字を展開できる図形文字の入力及び編集機能を備
えるとともに、設定書式に従う行・桁管理による文書作
成モード丁に於いては図形文字の入力位置に図形文字に
代わり同文字領域を示す枠情報（システム罫線枠）を表
示することで、図形文字を含む文書作成に不都合を生じ
ることなく、上記図形文字の表示処理にかかる処理負担
を軽減して、図形文字の入力及び編集機能をもつことに
よる通常の行・桁管理による文書処理に対する処理速度
の低下を回避した文書作成装置を提供することを目的と
する。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段及び作用）本発明は、文字
キー操作で入力された文字列を設定書式の行・桁位置に
従わない任意のドツト座標位置より展開し表示する図形
文字の入力・編集機能をもつ文書作成装置に係るもので
、図形文字モードを設定する手段と、上記図形文字モー
ドの設定時に於いて、文字キー操作で入力された文字コ
ードとカーソル操作で入力されたドツト座標データとを
含む特定データ構造の図形文字データを生成し管理する
手段と、上記図形文字モードの設定時に於いて、上記図
形文字データに従う図形文字を展開し表示する手段と、
上記図形文字モードの非設定時に於いて、上記図形文字
データの文字コードを除く情報に従い図形文字の展開領
域を示す枠情報（システム罫線枠）を表示する手段とを
備えた構成としたもので、これにより、設定書式に従う
行・桁管理による文書作成モード下に於いて図形文字の
表示処理にかかる処理負担を軽減でき、図形文字の入力
及び編集機能をもつことによる、通常の行・桁管理によ
る文書作成モード下での処理速度の低下を回避して、文
字キー入力に従う文字を設定書式の行・桁位置に従わな
い任意の位置に展開できる機能をもたせることができる
。

（実施例） 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。

第１図は本発明の一実施例による文書作成装置の要部の
構成を示すブロック図であり、第２図は本発明の一実施
例に於ける、キー入力された文字コードとその文字の展
開位置を示すドツト座標データを組にした文字情報（以
下図形文字と称す）のデータ構造を示す図である。

第１図に於いて、■は文字キー及び文書入力・編集のた
めの各種ファンクションキーを有してなるキーボード（
ＫＢ）　、２は同キーボード１のキー入力制御を司る入
力制御部である。３は図形文字の入力モード下に於いて
、上記キーボード１から入力されたカーソル指示による
図形文字の位置座標データ（Ｘ、Ｙ）と、同キーボード
１上の文字キー操作に従う文字コードを図示しない仮名
漢字変換機構で変換して得た漢字混じりの文字コード等
から、第２図に示すデータ構造の図形文字データを生成
し管理するとともに、同図形文字データに従う図形文字
の展開処理制御を司る図形文字制御部である。４は第２
図に示すデータ構造の図形文字データ（２０ａ、２０ｂ
、・・・）を含む各種の図形データを格納する図形デー
タバッファである。５は図形文字モードの設定状態を示
す（ここでは図形文字モードの設定時に“１″がセット
され、その他のモード設定時に“０“がセットされる）
モードフラグを含む、図形文字データ生成のための各種
の情報を記憶する図形文字作業用バッファである。

６は装置で使用可能な各種の文字コード（例えば月Ｓ第
１．第２水準）に従う文字パターンデータを格納し、入
力された文字コードに従う文字パターンデータを出力す
るキャラクタジェネレータ（ＣＧ）である。７は図形文
字制御部３の制御の下に、図形データバッファ４から表
示出力対象となる図形文字データ（２０ａ、２０ｂ、・
・・）を読出し、同デ−夕に含まれる文字コードに固有
の文字パターンデータをキャラクタジェネレータ６より
読出して、その文字パターンデータをビデオＲＡＭ＆上
の上記図形文字データに含まれる位置座標データ（Ｘ。

Ｙ）に従うドツト位置より展開制御する表示制御部（以
下ＬＣＤ制御部と称す）である。８はＬＣＤ制御部７の
制御の下に、表示対象となる図形文字を含めた各種の文
書イメージが展開されるビデ、ＴＲＡＭ　（Ｖ−ＲＡＭ
）　である。９はＬＣＤ制御部７の制御の下にビデオＲ
ＡＭｇ上に展開された文書イメージを表示する所定ドツ
トトリクス構成のＬＣＤ表示器である。

第２図は本発明の一実施例に於ける、キー入力された文
字コードとその文字の展開位置を示すドツト座標データ
を組にした図形文字データのデータ構造を示したもので
、ここでは、１ブロツクを１４バイトで構成し、最大３
ブロツクを連結可能として、１座標（Ｘ、Ｙ）につき最
大８文字分の図形文字を一括管理できるデータ構造（３
ブロツク）としており、その−かたまりのデータ群を図
形文字データと称す。

図中、２０ａは図形文字データの第１ブロツク、２０ｂ
は同第２ブロツクである。２１は次のブロック位置を示
すポインタ（Ｎｅｘｔ　Ｐｏ１ｎｔｅｒ）を格納するポ
インタ格納部、２２はブロック識別情報（１４１１−図
形文字）を格納するブロック識別情報格納部、２３は図
形文字データの使用ブロック数を格納する使用ブロック
数格納部、２４３は図形文字の横倍率を格納する横倍率
格納部、２４Ｌは図形文字の縦倍率を格納する縦倍率格
納部、２５は図形文字数（最大８文字）を格納する図形
文字数格納部、２６Ｘは図形文字の展開開始位置（左上
）のドツト座標（ビットマツプメモリ上の絶対座標）の
うち、Ｘ座標を格納する図形文字列Ｘ座標格納部、２Ｂ
Ｙは同Ｙ座標を格納する図形文字列Ｙ座標格納部、２７
は図形文字の第１文字目の文字コードを格納する文字コ
ード格納部である。尚、Ｒ３Ｖは未使用領域を示す。

第３図は上記実施例の動作を説明するための処理フロー
を示すフローチャートである。

第４図（ａ）乃至（ｄ）はそれぞれ本発明の一実施例に
於ける図形文字モードの際のメニュー及び入力画面を示
し、同図（ｅ）は行・桁管理による通常の文書作成モー
ド（以下、単に編集モードと称す）下に於ける図形文字
部分の表示形態を示したもので、図形モード下（モード
フラグに“１”がセットされた状態）では同図（ｄ）に
示すように図形文字とその図形文字を囲むシステム罫線
枠が表示されるのに対し、行・桁管理による通常の文書
作成モード（以下、単に編集モードと称す）下（モード
フラグに“０“がセットされた状態）では同図（ｅ）に
示すように、図形文字を囲むシステム罫線枠のみが表示
される。

ここで、上記第１図乃至第４図を参照して本発明の一実
施例に於ける動作を説明する。

図形文字を入力する際は、先ず、キーボード１のファン
クションキー操作で図形処理モードを指定し、ＬＣＤ表
示器９に表示された第４図（ａ）に示すメニュー画面上
で、同図形処理モードの中から「図形文字」を選択し、
「選択／実行」キーを操作して図形文字モードを指定す
る。この図形文字モードを指定により、入力制御部２の
制御の下に、図形文字作業用バッファ５内のモードフラ
グに図形文字モードを示す“１″がセットされる。

この際のメニュー画面の表示処理及び項目選択処理手段
は、通常のメニュー画面による他のモードの処理手段と
同様であるので、ここではその詳細ｔよ説明を省略する
。

上記第４図（ａ）に示すメニュー画面により図形文字モ
ードが指定され、図形文字作業用バッファ５内のモード
フラグに図形文字モードを示す“１”かセットされると
、表示画面が同図（ｂ）に示す図形文字の位置設定画面
に切替わる。ここで、キーボード１上のカーソルキー操
作により、クロスヘアカーソルを図形文字の展開開始位
置へ移動させ、図形文字の展開開始位置をドツト位置出
（票で指定して、「選択／実行」キーを操作すると、表
示画面が同図（ｃ）に示す図形文字入力画面に切替わる
。この際は、上記クロスヘアカーソルで指定したドツト
位置座標を入力開始点（左上）として、図形文字の入力
位置が、文字サイズの大きさに応じたシステム罫線によ
る矩形で表示される。デフォルト画面では、文字サイズ
が「全角ｊであることから全角サイズの矩形がシステム
罫線により表示される。以下、このシステム罫線による
矩形をシステム罫線枠と称す。

ここで、キーボード１上の文字キー操作で図形文字列（
最大８文字）を入力し、文字サイズを指定することによ
って、図形文字制御部３の制御の下に、第１図に示すよ
うな図形文字データが生成される。

即ち、図形文字制御部３は、図形文字作業用バンファ５
を使用して、上記クロスヘアカーソルの位置座標データ
（Ｘ、Ｙ）と上記文字キー操作に従う文字コードと上記
指定文字サイズから、その組合わせでなる上記第２図に
示すようなブロック化したデータ構造の図形文字データ
（２（ｌａ、２０ｂ、・・・）を生成し、図形データバ
ッファ４に格納した後、ＬＣＤ制御部７に起動をかける
。

この図形文字データ（２０ａ、２０ｂ、・・・）生成の
際、入力文字数が１文字のみであるときは、第２図に示
す、図形文字データの第１ブロツク２０ａのみが生成さ
れ、図形データバッファ４に格納されるが、それを超え
る文字数であるときは第１ブロツク２０ａに続いて第２
ブロツク２０ｂ１更には第３ブロツクが生成され、これ
ら各ブロックがポインタ格納部２１に格納された次ブロ
ツク位置を示すポインタ（Ｎｅｘｔ　Ｐｏ１ｎｔｅｒ）
で繋がれ、図形データバッファ４に格納される。この際
、第１ブロツク２０ａのブロック識別情報格納部２２に
は図形文字データであることを示すブロック識別情報（
１４Ｈ）が格納され、使用ブロック数格納部２３には図
形文字データの使用ブロック数が格納され、横倍率格納
部２４３には図形文字の横倍率（例えば指定文字サイズ
が縦倍角であるときはパラメータ値２）が格納され、縦
倍率格納部２４Ｌには図形文字の縦倍率（例えば指定文
字サイズが縦倍角であるときはパラメータ値４）が格納
される。

上記図形文字作業用バッファ５内のモードフラグに図形
文字モードを示す“１″がセットされているときは、図
形文字制御部３の制御の下に、ＬＣＤ制御部７が、図形
データバッファ４から表示出力対象となる図形文字デー
タ（２０ａ、２０ｂ、・・・）を読出し、更に同データ
に含まれる文字コード格納部２７．・・・の文字コード
と上記指定文字サイズに従う倍率格納部２４３　、２４
Ｌの倍率とに固有の文字パターンデータをキャラクタジ
ェネレータ６より読出して、その文字パターンデータを
ビデオＲＡＭ８上の上記図形文字データに含まれる図形
文字列Ｘ座標格納部２６Ｘ１及び図形文字列Ｙ座標格納
部２ＧＹの位置座標データ（ｘ、ｙ）に従うドツト位置
より展開制御する。このビデオＲＡＭＢ上に展開された
図形文字はＬＣＤ制御部７の制御の下にＬＣＤ表示器９
に表示される。これにより、ＬＣＤ表示器９には、第４
図（ｅ）に示すように、キーボード１上の文字キー操作
で入力された文字列がカーソル指定による任意のドツト
位置を展開開始位置としてシステム罫線枠で囲まれた状
態で表示される（第３図ステップＳ１〜Ｓ４）。

このように、図形文字作業用バッファ５内のモードフラ
グに“１“がセットされて、図形文字モードが設定され
ている際は、図形文字データの文字コードに従う図形文
字が同データのドツト座標に従う位置に表示される。

又、図形文字作業用バッファ５内のモードフラグに“０
”がセットされて、行・桁管理による編集モードが設定
されている際は、上記図形文字データ（２０ａ、　２０
ｂ、　−）内の倍率格納部２４Ｓ　、　２４Ｌ　。

図形文字列Ｘ座標格納部及びＹ座標格納部２６Ｘ。

２６Ｙ、図形文字数格納部２５等の各情報をもとに、上
記同様にシステム罫線枠がビデオＲＡＭＢ上に展開され
て、図形文字展開領域に、第４図（ｅ）に示す如く、図
形文字領域を示すシステム罫線枠のみが表示される（第
３図ステップＳ１〜Ｓ４゜Ｓ５．Ｓ６）。

即ち、この際は、図形文字データ内の文字コードに従う
文字パターンの展開処理が実行されず、システム罫線枠
のみの展開処理が実行される。

このような図形文字処理機能をもつことにより、画面（
用紙）上の任意の位置に、通常の文字キー入力に従う文
字を展開でき、従って、設定書式に従う固定された行・
桁位置に対応付けて作成した文書の一部に、上記書式に
従わない行・桁位置をもって例えば数式、化学式等の文
字列を入力でき、更に、この際は、数式、化学式等の文
字列を含む複雑な文書を行修飾、文字修飾等の修飾機能
を用いずに、画面上のイメージをそのまま印刷出力でき
ることから、複雑な文書を所望イメージ通りに失敗なく
迅速かつ容易に作成でき印刷出力できる。

又、通常の文書表示処理では、図形文字に代わる図形文
字領域枠（システム罫線枠）を表示する手段を備えた構
成としたことにより、設定書式に従う行・桁管理による
文書作成モード下に於いて図形文字の表示処理にかかる
処理負担を軽減でき、図）１３文字の入力及び編集機能
をもつことによる、通常の行・桁管理による文書作成モ
ード下での処理速度の低下を回避できる。

尚、上記した実施例に於いては、図形文字データ（２０
ａ、　２０ｂ、−）を、１ブロツク１４バイトで、最大
３ブロツクを連結可能とし、１座標（ｘ、ｙ）につき最
大８文字分の図形文字を一括管理できるデータ構造（３
ブロツク）としたが、これに限らず、要は文字コードと
その文字の展開位置を示すドツト座標データを組にした
データ構造であればよい。又、上記実施例では、キャラ
クタジェネレータ６に各種文字サイズの文字パターンを
格納して指定倍率に従う文字パターンをキャラクタジェ
ネレータ６より直接に得る構成としているが、キャラク
タジェネレータ６より得た文字パターンを指定倍率に従
い拡大縮小してビデオＲＡＭ８に展開する構成であって
もよい。又、図形文字モードに係る各種設定手段も第３
図に示した実施例の表示画面を用いたものに限らず、例
えばマウスカーソルとアイコンによる指定手段等であっ
てもよい。

又、上記実施例では図形文字領域をシステム罫線による
枠で表示したが、これに限らず、例えば反転表示、網掛
は表示、ブリンク表示等、他の領域表示手段を用いても
よい。又、上記実施例では、図形文字モードの際に、図
形文字の領域を示すシステム罫線枠と図形文字の双方を
表示する構成としているが、これに限らず、図形文字モ
ードの際に図形文字のみを表示し、他のモード設定時に
システム罫線枠のみを表示する構成としてもよい。

［発明の効果］ 以上詳記したように本発明によれば、文字キー操作で入
力された文字コードとカーソル操作で入力されたドツト
座標データとを含む特定データ構造の図形文字データを
生成し管理する手段を有して、文書作成モードが図形文
字モードである際に、文字キー操作で入力された文字列
を設定書式の行・桁位置に従わない任意のドツト座標位
置よりメモリ上に展開し表示する図形文字の入力・編集
機能をもつ文書作成装置に於いて、文書作成モードが上
記図形文字モードでない通常の行・桁管理による文書処
理モードであるとき、上記図形文字データの内容に従い
、図形文字に代わる図形文字領域枠（システム罫線枠）
を表示する手段を備えた構成としたことにより、設定書
式に従う行・桁管理による文書作成モード下に於いて図
形文字の表示処理にかかる処理負担を軽減でき、図形文
字の入力及び編集機能をもつことによる、通常の行・桁
管理による文書作成モード下での処理速度の低下を回避
して、文字キー入力に従う文字を設定書式の行・桁位置
に従わない任意の位置に展開できる機能をもたせること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に於ける図形文字データの構
成を示す図、第２図は上記実施例の構成を示すブロック
図、第３図は上記実施例の動作処理フローを示すフロー
チャート、第４図は上記実施例のメニュー画面及び入力
画面を示す図である。 １・・・キーボード（［Ｂ）　　２・・・入力制御部、
３・・図形文字制御部、４・・・図形データバッファ、
５・・・図形文字作業用バッファ、６・・・キャラクタ
ジェネレータ（ＣＧ）　　７・・・ＬＣＤ制御部、８・
・・ビデオＲＡＭ（Ｖ−ＲＡＭ）　　９・　ＬＣＤ表示
器、２０ａ　・・図形文字データの第１ブロツク、２０
ｂ・・・図形文字データの第２ブロツク、２１・・・ポ
インタ格納部、２２・・・ブロック識別情報格納部、２
３・・・使用ブロック数格納部、２４Ｓ・・・横倍率格
納部、２４Ｌ ・・・縦倍率格納部、 ２５・・・図形文字数格納部、 ８Ｘ ・・・図形文字列Ｘ座標格納部、 ＢＹ ・・・図形 文字列Ｙ座標格納部、 ２７・・・文字コー ド格納部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 文字キー操作で入力された文字列を設定書式の行・桁位
   置に従わない任意のドット座標位置より展開し表示する
   図形文字の入力・編集機能をもつ文書作成装置であって
   、図形文字モードを設定する手段と、上記図形文字モー
   ドの設定時に於いて、文字キー操作で入力された文字コ
   ードとカーソル操作で入力されたドット座標データとを
   含む特定データ構造の図形文字データを生成し管理する
   手段と、上記図形文字モードの設定時に於いて、上記図
   形文字データに従う図形文字を展開し表示する手段と、
   上記図形文字モードの非設定時に於いて、上記図形文字
   データの文字コードを除く情報に従い図形文字の展開領
   域を示す枠情報を表示する手段とを具備してなることを
   特徴とする文書作成装置。