JP3193635B2 - 画像処理装置,システム,方法および地図処理装置 - Google Patents

画像処理装置,システム,方法および地図処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の尺度変更処
理を行う装置,システム,方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パソコンやワードプロセッサ等に
おいて地図を作製し、表示,印刷することが可能であ
り、また印刷する際に拡大縮小する機能はあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら正確に1
万分の1とか5万分の1とかの任意の尺度(この場合は
縮尺)の地図を印刷することはできなかった。せいぜい
やれるのは地図の中にスケールを書き込みそのスケール
が所望の大きさで印刷されるべく、ズーム拡大もしくは
縮小してその近似値にて印刷する方法しかなかった。そ
の場合でも所望の尺度を得るには何度かテスト印刷をし
なければならず甚だしく不便であった。
【0004】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、任意の正確な尺度の画像を出力できる装置,
システム,方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、画像処理装置を次の(1)のとおり
に、画像処理システムを次の(2)のとおりに、画像処
理方法を次の(3)のとおりに、また地図処理装置を次
の(4)のとおりに構成する。
【0006】(1)画像を表示する表示器と、この表示
器に表示された画像の任意の2点を指示する点指示手段
と、前記2点間の実際の距離を入力する実距離入力手段
と、表示された画像における前記2点間の距離を検出す
る画像距離検出手段と、出力する画像の尺度を入力する
尺度入力手段と、前記実距離入力手段の入力データと前
記画像距離検出手段の検出データと前記尺度入力手段の
入力データとにもとづいて前記出力する画像の倍率を算
出する画像倍率算出手段と、前記表示器に表示された画
像を前記倍率算出手段で算出した倍率の画像となるよう
に処理する画像処理手段とを備えた画像処理装置。
【0007】(2)端末と、この端末と回線を介して接
続された画像形成装置とを備えた画像処理システムであ
って、前記端末は、画像を表示する表示器と、この表示
器に表示された画像の任意の2点を指示する点指示手段
と、前記2点間の実際の距離を入力する実距離入力手段
と、表示された画像における前記2点間の距離を検出す
る画像距離検出手段と、出力する画像の尺度を入力する
尺度入力手段と、前記実距離入力手段の入力データと前
記画像距離検出手段の検出データと前記尺度入力手段の
入力データとにもとづいて前記出力する画像の倍率を算
出する画像倍率算出手段とを有し、前記画像形成手段
は、前記端末から、前記表示器に表示された画像のデー
タと、前記画像倍率算出手段で算出した倍率のデータを
入力し、入力した画像を入力した倍率の画像となるよう
に処理する画像処理手段を有している画像処理システ
ム。
【0008】(3)表示器に表示された画像の任意の2
点間に相当する実際の距離と、表示された画像における
前記2点間の距離と、出力する画像の尺度とにもとづい
て出力する画像の倍率を算出し、前記表示器に表示され
た画像を算出した倍率になるように処理する画像処理方
法。
【0009】(4)地図を表示する表示器と、この表示
器に表示された地図の任意の2点を指示する点指示手段
と、前記2点間の実際の距離を入力する実距離入力手段
と、表示された地図における前記2点間の距離を検出す
る地図距離検出手段と、出力する地図の縮尺を入力する
縮尺入力手段と、前記実距離入力手段の入力データと前
記地図距離検出手段の検出データと前記縮尺入力手段の
入力データにもとづいて前記出力する地図の倍率を算出
する地図倍率算出手段と、前記表示器に表示された地図
を前記地図倍率算出手段で算出した倍率の地図になるよ
うに処理する地図処理手段とを備えた地図処理装置。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を“地図
処理装置”の実施例により詳しく説明する。
【0011】なお実施例における画像の尺度は、対象が
地図であるため縮尺となるが、本発明はこれに限定され
るものではなく、対象が小さい場合は倍尺の形で実施す
ることができ、更に対象によっては縮尺,現尺,倍尺と
連続的に尺度を変更する形で実施することができる。
【0012】また、実施例では処理装置としてパソコン
とこれに接続されたプリンタを用いているが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えば、パソコンとこ
れに回線を介して接続されたプリンタ等の画像形成装置
とを有するシステムの形で実施することができる。
【0013】また、実施例における出力はハードコピー
であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、出
力をソフトコピーとする形で、或は出力は、ハードコピ
ー,ソフトコピーの両方とする、或はいずれか一方を選
択可能とする形で実施することができる。
【0014】また、実施例では、表示画面上で画像(こ
の場合は地図)を作成しているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、作成済の画像を適宜の手法で入力
して処理する形で実施することができる。
【0015】
【実施例】図1は実施例である“地図処理装置”の構成
を示すブロック図である。
【0016】図1において、1は中央処理装置CPUで
あり、以下に示す各種装置と、バスラインBL6を通じ
て接続され、その制御を行う。2はキーボードKBであ
りカーソル移動や一般的な文字入力、地図作成編集処理
のためのキーを持つ。3は表示器LCDであり、表示用
書込み専用メモリであるVRAM(4)に書き込まれた
地図データを表示する。
【0017】8は読出し専用メモリROMであり、CP
U1を制御するためのプログラムPRG(8a)や文字
パターンを格納するFONT(8b)からなる。
【0018】9は、書込み専用メモリRAMであり、不
揮発性のメモリである。内部はいくつかに分割され各々
固有な目的のために使用される。RAM9のうち、WO
RK(9a)は前述したプログラムを動作させるために
使用するワークエリアであり、IMAGE(9b)は地
図データを記憶する領域であり、地図データの構成は地
図全体をドットの集合体で持っても良いし、或は地図を
構成する線分の集合体で持っても良く、いずれの方式で
も本実施例を実現できる。更に、L(9c)は画面上で
2点を指定した際のメモリ上の長さを格納する領域であ
り、これは地図をドット方式で持っている場合は1ドッ
トの印刷時の長さ掛ける指定された2点間のドットの数
になるし、線分方式で持っている場合には指定された2
点間の線分の長さになる。D(9d)は操作者が指示す
る実際の距離を格納する領域である。即ち、前記2点間
を指示し、それの現実の長さをいくつにするか指示する
必要がある。これによって地図のスケールが示されるこ
とになる。GSC(9e)はメモリ上の縮尺を格納する
領域である。即ち、前記LをDで割った値である。PS
C(9f)は印刷上の縮尺を格納する領域である。この
値は操作者が入力する。M(9g)はメモリ上の地図
を、印刷する際に拡大する倍率を格納する領域である。
【0019】7はテキスト等の内容を印刷するプリンタ
PRTである。本装置はROM8に格納されたプログラ
ムをCPU1が実行することにより動作する。
【0020】次に、図2のフローと図3の表示画面例を
参照して本装置の動作を説明する。
【0021】まず、画面上に図3に示したような地図を
作成する(ステップS1)。地図の作成方法は既存の技
術で実施できるので詳細は略す。
【0022】地図を作成後、基準となる2地点を指示し
画面上に表示させる。図3で、例えば右下の建物の長さ
を示すA,B2点をキーボード2または不図示のマウス
等により指示し画面上に表示させる。この2点間の長さ
をRAM9のL(9c)に格納する(ステップS2)。
例えば、地図がドットイメージで構成されている場合、
1ドットの印刷時の大きさは10分の1ミリとし、もし
AB間が40ドットの場合は4ミリと検出し“4”を格
納する。
【0023】次に、前記2点の実際の距離をキーボード
2により入力しRAM9のD(9d)に格納する(ステ
ップS3)。例えばAB間が20mならミリに換算して
“20000”を入力する。
【0024】この場合、建物の長さが分かっていればそ
の長さを入力すれば良いが、もし不明な場合、別の基準
となる地点を選んでその長さを入力する。例えば橋の長
さが分かっていれば、図3のC,D地点を指示し、橋の
長さを入力すれば良い。その場合、橋の長さがこの地図
のスケールとなる。
【0025】以上で地図のスケールが完成した。LをD
で割りその値をGSC(9e)に格納する(ステップS
4)。例えば前記例で言えば4/20000で“5千分
の1”を格納する。
【0026】続いて印刷する際の縮尺を入力する。地図
の縮尺は通常は1万分の1とか、5万分の1とかの値で
あるが、自由に設定して構わない。但しあまり縮尺率を
大きくすると印刷用紙の限界を越えてしまうので、印刷
ができなくなる恐れがある。極端な話、1:1指定をす
ると地図は現実と同じ大きさで印刷しなければならず、
実際上は無理である。本実施例では縮尺の上限,下限は
定めてないが地図として常識的な縮尺を入力することと
する。この値をPSC(9f)に格納する(ステップS
5)。例えば“1万分の1”を格納する。
【0027】次に地図上のスケールと印刷縮尺から地図
データの印刷時における倍率を算出する。即ちIMAG
E(9b)を例えば何倍に拡大して印刷するかという倍
率である。これはPSCをGSCで割ることにより求め
られる。この値をM(9g)に格納する(ステップS
6)。
【0028】算出された倍率に従ってIMAGEデータ
をWORK(9a)に展開する(ステップS7)。
【0029】先程の例で言えばGSCが5千分の1、P
SCが1万分の1とすると、Mは2分の1となる。この
場合、既に格納されているIMAGEを距離的に半分に
縮小してWORK(9a)に展開する。
【0030】更に前述の展開データを印刷する(ステッ
プS8)。
【0031】以上の工程で地図を所望の正確な縮尺で印
刷することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
任意の正確な尺度の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の構成を示す図
【図2】 実施例の動作を示すフローチャート
【図3】 表示画面例を示す図
【符号の説明】
1 CPU 2 キーボード 3 表示器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 G06T 11/60 - 17/50 G09B 23/00 - 29/14 G06F 3/00 G06F 3/14 - 3/153

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示する表示器と、この表示器に
    表示された画像の任意の2点を指示する点指示手段と、
    前記2点間の実際の距離を入力する実距離入力手段と、
    表示された画像における前記2点間の距離を検出する画
    像距離検出手段と、出力する画像の尺度を入力する尺度
    入力手段と、前記実距離入力手段の入力データと前記画
    像距離検出手段の検出データと前記尺度入力手段の入力
    データとにもとづいて前記出力する画像の倍率を算出す
    る画像倍率算出手段と、前記表示器に表示された画像を
    前記倍率算出手段で算出した倍率の画像となるように処
    理する画像処理手段とを備えたことを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 端末と、この端末と回線を介して接続さ
    れた画像形成装置とを備えた画像処理システムであっ
    て、前記端末は、画像を表示する表示器と、この表示器
    に表示された画像の任意の2点を指示する点指示手段
    と、前記2点間の実際の距離を入力する実距離入力手段
    と、表示された画像における前記2点間の距離を検出す
    る画像距離検出手段と、出力する画像の尺度を入力する
    尺度入力手段と、前記実距離入力手段の入力データと前
    記画像距離検出手段の検出データと前記尺度入力手段の
    入力データとにもとづいて前記出力する画像の倍率を算
    出する画像倍率算出手段とを有し、前記画像形成手段
    は、前記端末から、前記表示器に表示された画像のデー
    タと、前記画像倍率算出手段で算出した倍率のデータを
    入力し、入力した画像を入力した倍率の画像となるよう
    に処理する画像処理手段を有していることを特徴とする
    画像処理システム。
  3. 【請求項3】 表示器に表示された画像の任意の2点間
    に相当する実際の距離と、表示された画像における前記
    2点間の距離と、出力する画像の尺度とにもとづいて出
    力する画像の倍率を算出し、前記表示器に表示された画
    像を算出した倍率になるように処理することを特徴とす
    る画像処理方法。
  4. 【請求項4】 地図を表示する表示器と、この表示器に
    表示された地図の任意の2点を指示する点指示手段と、
    前記2点間の実際の距離を入力する実距離入力手段と、
    表示された地図における前記2点間の距離を検出する地
    図距離検出手段と、出力する地図の縮尺を入力する縮尺
    入力手段と、前記実距離入力手段の入力データと前記地
    図距離検出手段の検出データと前記縮尺入力手段の入力
    データにもとづいて前記出力する地図の倍率を算出する
    地図倍率算出手段と、前記表示器に表示された地図を前
    記地図倍率算出手段で算出した倍率の地図になるように
    処理する地図処理手段とを備えたことを特徴とする地図
    処理装置。
JP13867896A 1996-05-31 1996-05-31 画像処理装置,システム,方法および地図処理装置 Expired - Fee Related JP3193635B2 (ja)

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JP6410022B2 (ja) 2013-09-06 2018-10-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 マスタスレーブロボットの制御装置及び制御方法、ロボット、マスタスレーブロボットの制御プログラム、並びに、マスタスレーブロボットの制御用集積電子回路

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