JPH02115175A - 向精神作用を有するピペラジンジオン - Google Patents

向精神作用を有するピペラジンジオン

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JPH02115175A
JPH02115175A JP1224733A JP22473389A JPH02115175A JP H02115175 A JPH02115175 A JP H02115175A JP 1224733 A JP1224733 A JP 1224733A JP 22473389 A JP22473389 A JP 22473389A JP H02115175 A JPH02115175 A JP H02115175A
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JP
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alkyl
aryl
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carbon atoms
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JP1224733A
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Wolf-Ulrich Nickel
ヴオルフ―ウルリツヒ・ニケル
Rainer Henning
ライナー・ヘニング
Wolfgang Rueger
ヴオルフガング・リユーガー
Ulrich Lerch
ウルリツヒ・レルヒ
Hansjoerg Urbach
ハンスイエルク・ウルバツハ
Franz Hock
フランツ・ホツク
Gabriele Wiemer
ガーブリーレ・ヴイーマー
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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Publication date
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    • C07D295/04Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms with substituted hydrocarbon radicals attached to ring nitrogen atoms
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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    • A61P25/28Drugs for disorders of the nervous system for treating neurodegenerative disorders of the central nervous system, e.g. nootropic agents, cognition enhancers, drugs for treating Alzheimer's disease or other forms of dementia
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D241/00Heterocyclic compounds containing 1,4-diazine or hydrogenated 1,4-diazine rings
    • C07D241/02Heterocyclic compounds containing 1,4-diazine or hydrogenated 1,4-diazine rings not condensed with other rings
    • C07D241/06Heterocyclic compounds containing 1,4-diazine or hydrogenated 1,4-diazine rings not condensed with other rings having one or two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な1.4−ピペラジン−2,5−ジオン、
これらを含有する薬剤、中枢神経系の障害を治療し且つ
予防するための向精神作用を有し、特に認識機能不全を
治療する!;めのツートロピック作用(nootrop
ic action)を有する薬剤としてのその使用に
関する。
(3S) −3−(2−メチルプロピル) −1,4−
ピペラジン−2,5−ジオン(シクロ(Leu −Gl
y))は中枢神経系に影響を及ぼす、特にモルヒネに対
する耐容性を減少させ〔ゼイ ファーマコロイクスプゲ
ル(J、 Pharmacol、 Exp、 Thar
、)第218巻第404頁(1981年) 、WP 8
000−216) 、そしてビューロマイシンにより引
き起こされた健忘症に対する拮抗物質として作用する〔
ファーマコロ バイオケム ビヘイブ(Pharmac
o l 、 。
Biochem、 Behav、)第1θ巻第787頁
(1979年)、ファーマコロ バイオケム ビヘイ7
’ (Pharm−acol、、 Biochem、 
Behav、)第8巻第93頁(1978年)、日本特
許第J54073−133号明細書〕ことが開示されて
いる。
さらにピペラジン−2,5−ジオンはたとえば鎮痛剤と
して(J58083−682−A、 J59073−5
74−A)、抗潰瘍剤として(ヨーロッパ特許第008
.186号明細書、米国特許第3,976.773号明
細書)、モしてPAF拮抗物質として(ヨーロッパ特許
第181.152号明細書)記載されている。
本発明の目的は抗健忘作用を有する新規な化合物を見い
出すことである。
この目的は本発明に従って次の弐■ (ただし式中、 R1は水素、1〜21個の炭素原子を有し、場合により
置換された脂肪族基、3〜20個の炭素原子を有し場合
により置換された脂環式基、4〜20@の炭素原子を有
し場合により置換された脂環式−脂肪族基、6〜12個
の炭素原子を有し場合により置換された芳香族基、7〜
32個の炭素原子を有し場合により置換された芳香脂肪
族基、5〜12個の環原子を有し場合により置換された
芳香族複素環または芳香族複素環−(C3〜C5)−脂
肪族基を表わし、 R′は水素、1〜21個の炭素原子を有し場合により置
換された脂肪族基、3〜20個の炭素原子を有し場合に
より置換された脂環式基、4〜20個の炭素原子を有し
、場合により置換された脂環式−脂肪族基、6〜12個
の炭素原子を有し場合により置換された芳香族基、7〜
32個の炭素原子を有し場合により置換された芳香脂肪
族基、5〜12個の環原子を有し場合により置換された
芳香族複素環まI;は芳香族複素環−(C+〜C6)−
脂肪族基、またはまだ上記の定義に含まれない場合には
、天然に存在するa−アミノ酸の、必要な場合には保護
された側鎖を表わし、R3は水素、1〜21個の炭素原
子を有し場合により置換された脂肪族基、3〜20個の
炭素原子を有し場合により置換された脂環式、6〜12
個の炭素原子を有し場合により置換された芳香族基、7
〜32個の炭素原子を存し場合により置換された芳香脂
肪族基を表わし、 R6は水素、1〜21個の炭素原子を有し場合により置
換された脂肪族基、3〜20個の炭素原子を有し場合に
より置換されt;脂環式基、4〜20個の炭素原子を有
し場合により置換された脂環式−脂肪族基、6〜12個
の炭素原子を有し場合により置換された芳香族基、7〜
32個の炭素原子を有し場合により置換された芳香脂肪
族基、5〜12個の環原子を有し場合により置換された
芳香族複素環または芳香族複素環−(C+〜Ca)わず
か、または R3およびR情よそれらを有する原子と一緒になって3
〜15個の環炭素原子を有する単環性、二環性または二
環性複素環系を形成する)の化合物により達成される。
場合により置換された脂肪族基は脂肪族の非環状基すな
わち開いた直線状のまたは枝分かれした炭素鎖たとえば
アルキル、アルケニル、アルキニルおよび対応する多不
飽和の基であると理解すべきである。それは好ましくは
置換されていないかまI;はたとえばヒドロキシル、ア
ルコキシ、ハロゲン、アミン、アルカノイルアミノ、ア
ルコキシカルボニルアミノ、アリールアルコキシカルボ
ニルアミノ、アリールアルキルアミノ、アルキルアミノ
、ジアルキルアミノ、アルキルチオ、アリールチオ、カ
ルボキシル、カルバモイル、アルコキシカルボニル ノイルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、アロイル
オキシまたはアリールオキシカルボニルオキシによりモ
ノ置換されている。
場合により置換された脂環式基、および開いた炭素鎖と
結合している対応する場合により置換された脂環式−脂
肪族基は単結合または非対称的に存在する二重結合を有
し、また枝分かれしていてもよく(すなわち開いた鎖状
の脂肪族側鎖を有することができる)、そして環炭素原
子とまたは側鎖の炭素原子と結合している好ましくは単
環性ないし五環性の炭素環式非芳香族基である。それは
置換されていないのが好ましい。この型の基が1個より
多い環を含む場合には、それらは縮合しているか、スピ
ロ結合しているかまt;は狐立している。この型の基の
例はシクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキ
ルアルキル、ビシクロアルキル、トリシクロアルキルお
よびモノ− ビーまたはオリゴ環状のテンベンから誘導
されI;基たとえばメンチル、インメンチル、ボルニル
、カラニル、エビボルニル、エビイソボルニル、インボ
ルニル、ネオメンチル、ネオイソメンチル、ビナニル、
ツジャニルである。それらは好ましくは置換されていな
い(脂肪族側鎖は本発明の定義により置換基ではない)
場合により置換された芳香族基は好ましくはアリールた
とえばフェニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、
それは場合により後記する(CS−C1□)アリールに
ついての説明に示されるようにモノ置換、ジ置換または
トリ置換されうる。アリールから誘導された基たとえば
アールアルキル、アリールオキシ、アリールチオまたは
アロイル好ましくはベンゾイルはアリールと同様に置換
されていてもよい。
場合により置換された芳香族複素環基は好ましくはそれ
ぞれ5〜7個または8〜12個好ましくは10個までの
環原子を有し、それらのうちの1〜2個の環原子は硫黄
または酸素原子を表わし、モして/または1〜4個の環
原子は窒素原子を表わす芳香族の単環性または二環性複
素環基、たとえばチエニル、ベンゾCb)チエニル、フ
リル、ピラニル、ベンゾフリル、ピロニル、イミダゾリ
ル、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピリダジニ
ル、イミダゾリル、イソインドリル、インドリル、プリ
ニル、キノリジニル、インキノリニル、フタラジニル、
ナフチリジニル、キノキサリニル、キナゾリル、シンノ
リニル、プテリジニル、オキサシリル、イソオキサシリ
ル、チアゾリル、またはインチアゾリルである。これら
の基はまた部分的にかまたは完全に水素添加されていて
もよい。芳香族複素環基および対応する芳香族複素環−
脂肪族基は下記に定義されたように置換されていてもよ
い。
場合により置換された芳香脂肪族基は特にアールアルキ
ル基たとえばアリールアルキル、ジアリールアルキル、
インダニルまたはフルオレニル(アリールは下記に定義
されたような基であり、そしてそこに記載されたように
して置換されていてもよい)であると理解される。
R3およびR′はそれらを保持する原子と一緒になって
3〜15個の環炭素原子を有し、そしてその環において
好ましくは2個までの硫黄原子および2個までの窒素原
子特に1個までの硫黄原子を有する単環性、二環性また
は二環性の複素環系を形成することができる。
この型の特に適当な環系はつぎの群中から選ばれたもの
である。
ピロリジン(0)、チアゾリジン(R)、テトラヒドロ
イソキノリン(A)、デカヒドロイソキノリン(B)、
オクタヒドロインドール(C) 、インドリン(Q) 
、オクタヒドロシクロペンタ[b)ピロール(D)、2
−アザスピロ(4,53デカン(E)、2−アザスピロ
(4,4)ノナン(F)、スピロ〔(ビシクロ(2,2
,1)へブタン〕−2,3’−ピロリジン)(G)、ス
ピロ〔(ビシクロ(2,2,2)オクタン) −2,3
’−ピロリジン〕(H)、2−アザトリシクロ(4,3
,0,1’−)デカン(I)、デカヒドロシクロへブタ
(blピロール(J)、オクタヒドロイソインドール(
K)、オクタヒドロシクロペンタCC)ピロール(L 
) 、2.3.3a、4,5,7a −ヘキサヒドロイ
ンドール(M)、2−アザビシクロ(3,1,O)ヘキ
サン(N ) 、1.2.3,3a、4.6a −ヘキ
サヒトO’7クロペンタ(b)ピロール(P)(それら
はすべて場合により置換されていてもよい)。ピロリジ
ンCO>およびチアゾリジン(R)はたとえば(C,〜
C1□)−アリール(フェニル、2−ヒドロキンフェニ
ルなど)、(C,〜C+ 2)−アリールメルカプト(
たとえばフェニルメルカプト)または(03〜C7)−
シクロアルキル(たとえばシクロヘキシル)によりモノ
置換されていてもよい。同様のことは他の環系にもあて
はまる。しかしながら置換されていない系が好ましい。
1個より多いキラル原子を有する式Iの化合物の場合に
は、ラセミ化合物または鏡像異性体としてすべての可能
なジアステレオマー マタは種々のジアステレオマーの
混合物が適当である。
適当な複素環系はつぎの構造式を有する。
好ましい具体例としては式I 〔ただし式中、 R1は水素、(C+ −Cr a )−アルキル、式C
aH(2a−b+ + 1 (ただし二重結合はその数
が1より大きい場合には集積しておらず、aは整数2〜
18を表わし、そしてbは2からaまでの偶数を表わす
)の脂肪族非環式基、式C3HI2゜−d−1+(?:
だし式中、Cは整数3〜20を表わし、そしてdはOか
ら(c −2)までの偶数を表わす)の場合により枝分
かれした単環性、二環性または二環性の非芳香族炭化水
素基、(CI−CS)−アルキル、(01〜C,)−ア
ルコキン、ヒドロキシル、ハロゲン、ニトロ、アミノ、
アミノメチル、(C+〜C4)−アルキルアミノ、ジー
(C1−C4)−アルキルアミノ、(01〜C4)−ア
ルカノイルアミノ、メチレンジオキシ、カルボキシル、
シアンおよび/またはスルファモイルによりモノ置換、
ジ置換またはトリ置換されているかもしれない(CS〜
C+ z)−アリール、アミノ−(C+〜CS)アルキ
ル、(01〜C4)−アルカノイルアミノ−(C+〜c
m)−アルキル、(C7〜C1,)−アロイルアミノ−
(C+〜C5)−アルキル、(C+〜C4)アルコキシ
カルボニルアミノ=(C1〜C3)−アルキル、(CO
〜C1,)−アリール−(C+〜C4)アルコキシカル
ボニルアミノ−(C8〜C3)−アルキル、(CS〜C
+ i)−アリール−(C,〜C4)アルキルアミノ−
(C+ −Ca )−アルキル、(C+〜C,)−アル
キルアミノ−(C,〜C5)−アルキル、ジー(C+〜
C4)−アルキルアミノ−(C,〜Ca)−アルキル、
グアニジノ−(C+〜Ca)−アルキル、(CI−C4
)−アルキルチオ−(01〜c、)アルキル、(C,〜
C,□)−アリールチオ−(C。
〜C,)−アルキルまたは(Ca〜C+ 2)−アリー
ルオキシ−(CI−Ca)−アルキル(後者2つは両方
ともアリール部分において上記のように置換されていて
もよい)、カルボキシ−(C+〜c17)アルキル、(
01〜C4)−アルコキシカルボニル−(C3〜C+ 
7)−アルキル、カルバモイル−(CI−CI7)−ア
ルキル、(CI−C4)  %/  *たは−ジ−アル
キルカルバモイル−(01〜cl□)−アルキル(ただ
しアルキルは場合により(Ca−C1□)−アリールに
より置換されている)を表わし、 R2は水素、(C+ −01m )−アルキル、式Ca
H+za−b+ + 1 (ただし式中、二重結合はそ
の数がlより大きい場合には累積しておらず、aは2か
ら18までの整数を表わし、そしてbは2からaまでの
偶数を表わす)の脂肪族非環式基、弐〇〇〇(IC−d
−11(ただし式中、Cは3から20までの整数を表わ
し、そしてdは0から(c −2)までの偶数を表わす
)の場合により枝分かれした単環性、二環性、五環性、
四環性または五環性の非芳香族炭化水素基、(CS〜C
+ t)−アリール、(C6〜C1□)−アリール−(
C+〜Ca)−アルキルまたは(Cy 〜C1s )−
アロイル−(Ct−CS)−アルキル(それらはそれぞ
れアリール部分において上記と同様に置換されていても
よい)、5〜7個または8〜IO個の環原子を有し、そ
れらのうちの9個までの環原子が炭素を表わし、1〜2
個の環原子が硫黄または酸素を表わし、そして/まt;
は1〜4個の環原子が窒素を表わす単環性または二環性
の、場合により一部水素添加されたヘテロアリールまた
はへテロアリール−(C+〜cm)−アルキル(それら
はそれぞれへテロアリール部分においてアリールに対し
て上乙に記載されたように置換されていてもよい)、ま
たまだ含まれていない場合には式R’−CH(NHり−
COOHの天然に存在するa−アミノ酸の場合により保
護された側鎖を表わし、23およびR4はそれらを保持
する原子と一緒になって3〜15個の環炭素原子を有す
る単環性、二環性または五環性の複素環系を形成する〕
の化合物があげられる。
特に好ましい弐■の化合物は、 R1が水素、(C+〜cm)−アルキル、(C2〜C0
)−アルケニル、(03〜C9)−シクロアルキル、(
C+〜C4)−アルキル、(C+〜C,)−アルコキシ
、ヒドロキシル、ハロゲン、ニトロ、アミノ、アミノメ
チル、(C1〜Ct)−アルキルアミノ、ジー(C+〜
C4)−アルキルアミノ、(C+〜C,)−アルカノイ
ルアミノ、メチレンジオキシ、カルボキシル、シアノお
よび/またはスルファモイル5〜7個または8〜10個
の環原子を有し、それぞれそれらのうちの1〜2個の環
原子が硫黄まt;は酸素原子を表わし、モして/または
1〜4個の環原子が窒素を表わす単環性または双環性ヘ
テロアリールオキシ(それはアリールに対して上記に記
載されたように置換されていてもよい)によりモノ置換
、ジ置換またはトリ置換されているかもしれない(C6
〜C1□)−アリール、アミノ−(C,〜C,)−アル
キル、(C+〜C4)−アルカノイルアミノ−(C+〜
C,)−アルキル、(cy〜C1,)−アロイルアミノ
−(CI−C< )−アルキル、(01〜C1)−アル
コキシカルボニルアミノ−(C,〜C1)−アルキル、
(CS〜C□、)−アリール−(C,〜C4)−アルコ
キシカルボニルアミノ−(C,〜C6)−アルキル、(
G s ” C+ z )−アリール−(c r 〜C
4)−アルキルアミノ−(at〜C4)−アルキル、(
C+〜C4)−アルキルアミノ−(c+−C4)−アル
キル、ジー(C+〜Ct)−アルキルアミノ−(C,〜
Ct)−アルキル、グアニジノ−(C+〜C4)−アル
キル、(C+〜C4)−アルキルチオ−(C+〜C4)
−アルキル、(ci〜C02)−アリールチオ−(C+
〜C4)−アルキル(それはアリール部分においてアリ
ールに対して上記に記載されたようにして置換されてい
てもよい)を表わし、 R2が水素、(C,〜C6)−アルキル、(02〜c、
)アルケニル、(CZ〜C5)−アルキニル、(C,〜
Ct)−シクロアルキル、(C6〜C3)−シクロアル
ケニル、Ccs〜C5)−シクロアルキル−(C+〜C
4)−アルキル、(CS−C9)−シクロアルケニル−
(C1〜Ct)−アルキル、場合により一部分水素添加
された(cg〜C1□)−アリール(それはR1に対し
て上記に記載されにように置換されていてもよい) 、
(Ct−Ctz)−アリール−(01〜Ca ) −7
ルキシまたは(C6〜C1□)−アロイ/L−(Ctま
タハc2)−アルキル(それらは両方とも前記のアリー
ルと同様に置換されていてもよい)、5〜7個または8
〜IO個の環原子を有し、それぞれそれらのうちの1〜
2個の環原子は硫黄または酸素原子を表わし、モして/
または1〜4個の環原子は窒素原子を表わす単環性また
は二環性の場合により一部分水素添加されたヘテロアリ
ール(それは前記のアリールと同様に置換されていても
よい)、または天然に存在するσ−アミノ酸R’−CH
(NO3)−COOHの、場合により保護された側鎖を
表わし、そして R3およびR4が上記の意味を有する場合の化合物であ
る。
特に挙げることができる式■の化合物は、R1が水素、
(C+〜cm)−アルキル、(02〜C3)−アルケニ
ル、(CS−C1)−シクロアルキル、アミノ−(CI
−C,)−アルキル、Ccx〜C5)−アシルアミノ−
(fl、、−C,)−アルキル、(Cア〜C1,)−ア
ローイルアミノ−(CI−C4)−アルキル、(C+〜
C4)−アルコキシカルボニルアミノ−(C1〜C4)
−アルキル、(C,〜C4)−アルコキシカルボニル−
(C1〜C1゜)−アルキル、カルバモイル−(C,〜
Cl0)−アルキル、(C+〜C4)−モノ−またはジ
−アルキルカルバモイル−(C3〜C1゜)−アルキル
(アルキルは場合によりフェニルで置換されている)、
(cs〜C1□)−アリール−(CI−Ca )−アル
キル、(Ca−C1□)−アリール−(C+〜C4)−
アルコキシカルボニルアミノ−(C1〜C1)−アルキ
ル、(C+〜Ct)−アルキル、(C,〜C4)−アル
コキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、ニトロ、アミノ、(
C+〜C,)−アルキルアミノ、ジー(C+〜C4)−
アルキルアミノおよび/またはメチレンジオキシにより
モノ置換、ジ置換またはトリ置換されているかもしれな
い(C8〜Cl0)−アリール、特に水素、メチル、エ
チル、第3級ブトキシカルボニルアミノ=(C1〜C4
)−アルキル、ベンゾイルオキシカルボニルアミノ−C
C+〜Ca)−アルキル、カ/lzポキシー(C8〜C
l0)−ア/l、キル、(ct 〜C4)−アルコキシ
カルボニル−(01〜C1゜)−アルキルを表わし、 R2が水素、場合によりアミン、(C1〜C5)−アシ
ルアミノまたはベンゾイルアミノにより置換されている
かもしれない(C,〜C5)−アルキル、(CZ〜Ca
)−アルケニル、(C3〜C5)−シクロアルキル、(
cs−ct) −シクロアルケニル、(Ci〜Ct)シ
クロアルキル−(C+〜C,)−アルキル、(cm〜C
1,)−アリールまたは一部分水素添加されたアリール
(それらはそれぞれ(ct−C4)−アルキル、(C1
またはCZ)−アルコキシまたはハロゲンにより置換さ
れていてもよい) 、(Ca−C1□)アリール−(C
1〜Ca)−アルキルまたはCct〜C1,)−アロー
イル−(CI−C2)−アルキル(それらは両方ともア
リール基において上記に定義されたようにril換され
ていてもよい)、5〜7個または8〜10個の環原子を
有し、それぞれそれらのうちの1〜2個の環原子は硫黄
または酸素原子を表わし、そして/または1〜4個の環
原子は窒素原子を表わす単環性または二環性の複素環式
基、または天然に存在する場合により保護されたα−ア
ミノ酸の側鎖、特に水素、(C+〜CZ)−アルキル、
(C3まt:はC3)−アルケニル、リジンの、場合に
より保護された側鎖、ベンジル、4−メトキンベンジル
、4−エトキシベンジル、フェネチル、4−アミノブチ
ルまたはベンゾイルメチルを表わし、そして R3およびR4がそれらを保持する原子と一緒になって
オクタヒドロインドール、オクタヒドロシクロペンタ(
b)ビロール、スピロ〔(ビシクロ(2,2,2)オク
タン)−2,3’−ピロリジン〕、i、2,3,3a、
4.6a−ヘキサヒドロシクロペンタCb)ビロールま
たはインドリンからなる群中より選ばれた二環性または
二環性の複素環系を形成する場合の化合物である。
R2が保護された天然に存在するα−アミノ酸の側鎖例
えば保護されたSer、 Tbr、 Asp、 Asn
Glu、 Gin、 Args Lys、 Hyl、 
CYSXOrr+、 Cit。
Tyr、 TrpまたはHisを表わす場合には、好ま
しい保護基はペプチド化学において通常使用される基で
ある〔ツーベンウニイル(Houben−Weyり、第
XV/lおよびX V/2巻を参照〕。R1が保護され
たリジンの側鎖を表わす場合には、既知のアミノの保護
基特にZtBocまたは(C+〜C5)−アルカノイル
が好ましい。チロシンに対する〇−保護基として適当で
あり且つ好ましいのは(C+〜C6)−アルキル特にメ
チルまたはエチルである。
また本発明は式■の化合物の製造法に関するものであり
、それは適当な溶媒中で、適当な場合には塩基および/
またはカップリング助剤の存在下で上記のフラグメント
を反応させ、適当な場合には中間体として生成した不飽
和化合物たとえばシック塩基を還元し、反応性の基を保
護するために一時的に導入された保護基を除去し、この
ようにして得られた化合物を分子内環化に付し、適当な
場合には遊離のカルボキシル基を有する式1の化合物を
エステル化し、そして適当な場合には得られる化合物を
その生理学的に許容されうる頃に変換することからなる
たとえば式■および■ の化合物をL喘の方法で反応させ)て式■(ただし■〜
■式中、R1−R4は上記に示されたように定義され、
xlは反応に関与しないカルボキシル基のために一時的
に導入され反応が完結したのちに本来既知の方法で除去
することができる保護基としての(C1−CM)−アル
コキシ、(cy〜C7,)−アリールアルコキシ、(C
+〜C1)−アルキルアミノ、(C7〜C+ 3)−ア
リールアルキルアミノを表わすが、好ましくはメトキシ
、エトキシ、ベンジルオキシ、第3級ブトキシを表わし
、そしてX2はペプチド合成において知られているアミ
ノ基に対する保護基〔ツーペンウニイル氏著「メトーデ
ンデルオルガニツシエンヘミーJ  (Houben−
Wey1氏著r Meth、d、organ。
ChemieJ )第Xvlおよび2巻、グリーン氏著
「プロテクテイブグループスインオルガニツクシンセシ
ス(有機合成における保護基)」(Greene氏著r
Protective Groups in Orga
nicSynthesisJ ) 、ニューヨーク(1
981年)を参照〕、たとえば第3級ブトキシカルボニ
ル、フルオレニルメトキシカルボニル、ベンジルオキシ
カルボニルを表わし、それも又反応が生起したのちに本
来既知の方法で再び除去することができる)の化合物を
生成することができる。
上記の方法で式■の化合物を分子内環化して本発明によ
る式1の化合物を得る友応は、基X1を有するままでか
、まl:はXlを別に除去してカルボキシル基にしたの
ちに行うことができる。
これらの化合物の反応はたとえば既知のペプチドカップ
リング法と同様に有機溶媒たとえばジメチルホルムアミ
ド(DMF)、メチレンクロリド(CH2Cα2)、ジ
メチルアセトアミド(DMA)中で且つカップリング助
剤たとえば溶媒たとえばアセトニトリル中のカルボジイ
ミド(たとえばジシクロへキシルカルボジイミド)、ジ
フユニルホスホリルアジド、アルカンホスホン酸無水物
、ジアルキルホスフィン酸無水物またはN、N’−ジサ
クシニミジル力ルポ不−トの存在下で行うことができる
。式■の化合物におけるアミノ基はテトラエチルジホス
ファイトで活性化することができる。式■の化合物は活
性エステル(たとえば1−ヒドロキシベンゾトリアゾー
ルを用いて)、混合酸無水物(たとえばクロロ蟻酸エス
テルを用いて)、アジドまたはカルボジイミド誘導体に
変換し、このようにして活性化されることができる〔シ
ュレーダー リュブケ両氏著「ザペブチドJ  (Sc
hroder、 Lubke両氏著rThe Pept
idesJ )第1巻第76〜136頁、 1965年
、ニューヨークを参照されたい〕。この反応は好ましく
は一20℃からその反応混合物の沸点までの温度で行わ
れる。
しかしながら、式■の化合物を得るための反応はまた適
当な有機溶媒中O′Cからその溶媒の沸点までの温度で
熱的に行うこともできる。
同様に式■および■ Xl0C−CH−NH−R’     HOOC−CH
−N−X2R2RI   R4 (V)                   (Vl
)の化合物を上記の方法で連結させて式■の化合物を得
、ついで環化して式Iの化合物を得ることも可能である
同様にまた式■ C−CM−N−C−CH−NH’ RJ   R3R2 (■) の化合物を式■ Y−R(■) の化合物と反応させて弐■の化合物(t:だし■オヨび
1式中、R1、R2、R3、R′およびxlは上記に定
義されたとおりであり、そしてYlは脱離基を表わす)
を生成することもできる。適当な脱離基の例は塩素、臭
素、沃素、アルキルスルホニルオキシまたはアリールス
ルホニルオキシである。
この型のアルキル化は水または有機溶媒たとえばジクロ
ロメタンまたは他の脂肪族アルコール(f: 、!: 
、tばエタノール)、ベンジルアルコール、アセトニト
リル、ニトロメタンまたはグリコールエーテル中−20
°Cからその反応混合物の沸点までの温度で且つ塩基た
とえばアルカリ金属水酸化物または有機アミンの存在下
で便利に行われる。
またたとえば当業者によく知られているアルキル化法を
使用することにより〔たとえばツーベンウニイル氏著[
メトーデンデルオルガニツシエンヘミ−(有機化学の方
法) (Howben−Weyi氏著rMethode
n der organischan ChemieJ
 )第E5巻を参照〕、たとえば基R’8よびR3の少
なくとも一方は水素を表わす場合の式Iの化合物を極性
のプロトン性溶媒または双極性の非プロトン性溶媒中塩
基性触媒下で適当な一般式■のアルキル化剤たとえばア
ルキルハライドと反応させることにより、一般式■の新
規な化合物を製造することも可能である。
本発明による化合物のツートロピック作用は体重20〜
25gのマウスを用いて抑制的(受身)回避試験(ステ
ップ−スルーモデル)において試験されl;。ゼイコツ
プ、ゼットボダ不ツキーおよびエムイーンヤーヴイク氏
(J 、Kopp、 、LBodaneckyおよびM
、E、Jarvik)により記載された試験方法の変法
はゼイブレス、オーブレソバおよびゼイハストン氏(J
、Bures、 O,BuresovaおよびJ、Hu
ston)により「脳および行動に関する研究のための
技法および基礎実験J (Techniques an
d Ba5ic Experiments for t
he 5tudyof Brain and Beha
vior)、(エルセピア科学出版社、アムステルダム
、1983年)に記載されている。
この文献の記載によれば、電気痙牽ショックにより実験
動物において引き起こされた健忘症またはスコポラミン
により引き起こされた健忘症を打消すことができた場合
に、ある物質がツートロピック(nooLropic)
活性を有すると言われる。
実験は変更された試験法により行われた。使用された比
較化合物は既知のツートロピック剤である2−オキソ−
1−ピロリジニルアセトアミド(ビラセタム)である。
本発明による化合物が上記の比較物質よりも著しく優れ
ていることは、抑制的回避試験においてスコポラミンに
より引き起こされた健忘症を経口的MED (Jt小有
効投与i)1.0〜30mg/Jzgで打消すことがで
きるという事実から明白である。上記の比較物質は経口
的MEDが約500−1.000mg/ kgである。
一般的に本発明による化合物は毒性が極めて低く、それ
らが薬理学的特性を有するためにたとえばアルツハイマ
ー病または老人性痴呆において生起する種々の病因によ
る認識機能不全を治療するのに適している。
さらに本発明には上記の化合物を含有する薬剤、その製
造法、および上記の疾患を治療し且つ予防するために使
用される薬剤を製造する際に本発明による化合物を使用
することが含まれる。
薬剤は本来知られており、当業者によく知られた方法に
より製造される。本発明による薬理学的活性化合物(−
活性物質)はそのままでか、または好ましくは適当な薬
学的補助剤と組み合わせて錠剤、被覆錠剤、カプセル剤
、止剤、乳濁液、懸濁物または溶液(それらの場合活性
物質の含量は約95%まで、有利には10〜75%であ
る)の形態で薬剤として使用される。
所望の薬学的処方物に適当な特定の補助剤は当業者の専
門的知識に基づいて彼らによく知られている。溶媒、ゲ
ル形成剤、止剤用基剤、錠剤用補助剤および他の活性物
質に対する賦形剤に加えて、たとえば酸化防止剤、分散
剤、乳化剤、発泡防止剤、香味剤、防腐剤、可溶化剤ま
たは着色剤を使用することができる。
活性物質はたとえば経口的にか、直腸にかまたは非経口
的に(たとえば静脈内または皮下に)投与することがで
きるが、経口投与が好ましい。
経口的に使用するための形態に関しては、活性化合物を
このために適当な添加剤t;とえば賦形剤、安定剤また
は不活性希釈剤と混合し、通常の方法により適当な投薬
形態たとえば錠剤、被覆錠剤、硬質ゼラチンカプセル、
水性、アルコール性または油性懸濁物または水性、アル
コール性または油性溶液にする。使用することができる
不活性賦形剤の例はアラビアゴム、マグネシア、炭酸マ
グネシウム、ラクトース、グルコースまたは澱粉特にと
うもろこし澱粉である。
この製造は乾式顆粒として、また湿式顆粒として行うこ
とができる。適当な油性賦形剤または溶媒の例は植物油
または動物油たとえばひまわり油または魚の肝油である
皮下にかまたは静脈内に投与するためには活性化合物ま
たはその生理学的に耐容しうる塩を、所望によりこのた
めに通常使用される物質たとえば可溶化剤、乳化剤また
は他の補助剤とともに、溶液、懸濁物または乳濁液にす
る。適当な溶媒の例は水、生理食塩水またはアルコール
たとえばエタノール、プロパツールおよびグリセロール
、ならびに糖溶液たとえばグルコースまたはマンニトー
ル溶液、または上記の種々の溶媒の混合物である。
実施例 1 (3S、5S、8aS、9aS) −3−メチル−2H
−デカヒドロンクロペンタ(4,5)ピロロCI、2−
a)ピラジン−1,4−ジオン a) ジメチルホルムアミド680m(+中のベンジル
(Is、3s、5S) −2−アザビシクロC3,3,
0)オクタンカルボキシレート41.29およびN−第
3ブトキシカルボニル−し−アラニン34.8gに一5
℃でトリエチルアミン116m12およびメチレンクロ
リド中n−プロピルホスホン酸無水物(n −Prop
PA)の50%溶液170rn+2を加え、そしてその
混合物を室温で一夜撹拌する。この反応溶液を酢酸エチ
ルIQで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液で2回、
10%くえん酸溶液で2回、そして飽和塩化ナトリウム
溶液で1回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして
真空下で濃縮すると油状の粘稠度物が得られる。収量は
無色油状物65.9gである。
〔α3g −−52,2°(c−1、メタノール中)。
b)  a)に記載されたベンジル2− (N−第37
’トキシカルポニルーS〜アラニル) −(Is。
3S、5S) −2−アザビシクロ(3,3,0)オク
タンカルボキシレート14.6gをトリフルオロ酢酸2
5++112とともに0℃で30分間、そしてつぎに室
温で2時間撹拌する。この溶液を真空下で濃縮し、そし
て毎回トルエン10mQを加えたのちに改めて濃縮を行
い、この操作を3回くり返す。二のようにして得られた
残留物を酢酸エチル100mQ中で9時間還流する。こ
の反応溶液を冷却したのちm、p、222°Cの無色結
晶4.06gカ得ラレう。[ff)==+3.12°(
c=1、メタノール中)。
実施例 2 (3S、5R,8aR,9aR) −3−メチル−2H
−デカヒドロシクロペンタ(4,5) ピロロC1,,
2−a)ピラジン−1,4−ジオン a)ベンジル2−(N−第3ブトキシカルボニル−5−
アラニル’) −(lR,3R,SR) −2−アザビ
シクロ(3,3,0:]オクタンカルボキシレート ベンジル(IR,3R,5R) −2−アザビシクロC
3,3,0)オクタンカルボキシレート4.919およ
びN−第3ブトキシカルボニル−し−アラニン4.12
gを無水ジメチルホルムアミド80mQに溶解し、モし
て0 ’CでN−エチルモルホリン12.7rnQおよ
びn−プロピルホスホン酸無水物(メチレンクロリド中
50%) 20.2rfIQを加える。この反応混合物
を室温で5時間撹拌する。
酢酸エチル120mffを加えたのちその混合物を飽和
炭酸水素ナトリウム溶液で2回、10%くえん酸溶液で
2回、そして飽和食塩水で1回洗浄する。有機相を乾燥
しそして濃縮したのち粘稠な油状物8 、04gが残留
する。〔α)16−97.2°(c=1.メタノール中
)。
b)  a)で得られた油状物7gをエタノール290
mff中でパラジウム−炭末を用いて室温で水素添加す
る。触媒を炉別し、そしてその溶液を濃縮したのぢm、
p、140℃の無色固体分5.5gが残留する。
c)  b)で得られたカルボン酸1gをトリフルオロ
酢酸5mΩを用いてo′cで45分間処理する。
濃縮したのちに得られた固体状残留物をインプロパツー
ル中で9時間還流する。溶媒を真空下で除去し、そして
残留物を酢酸エチルから再結晶する。無色の結晶435
m9が得られる。
m、p、214°C0 実施例 3 (3S、5S、8aS、9aS) −3−シフ0ヘキシ
ルメチルー2H−デカヒドロシクロペンタ(4,5)ピ
ロロ(1,2−a)ピラジン−1,4−ジオンa)N−
第3;’トキシヵルポニルーL−シクvヘキシルアラニ
ン5.7gおよびベンジル(Is、3S。
5S)−2−79ビシクロC3−3,0) オフ9 ン
hルポキシレート5.5gをメチレンクロリド/ジメチ
ルホルムアミド 10: 1 55m(2に溶解し、モ
してQ ’OでN−エチルモルホリン15m12および
n−プロピルホスホン酸無水物(メチレンクロリド中5
0%) 24m12を加える。この反応溶液を室温で一
夜撹拌し、メチレンクロリド150i(2で希釈し、そ
して飽和炭酸水素ナトリウム、10%くえん酸および飽
和食塩水で抽出する。有機相を乾燥し、そして濃縮した
のち褐色油状物が得られ、そしてカラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル、シクロヘキサン/酢酸エチル)によ
り精製する。収量は無色油状物7.9gである。〔σ〕
H= −29,9°(c=1、メタノール中)。
b)  a)で得られた油状物1.5gを塩化水素で飽
和したジメトキシエタン7mQに溶解し、そしてその溶
液を室温で0.5時間撹拌する。この溶液を蒸発乾固す
る。残留物をインプロパツール20m0に溶解し、そし
て6時間還流する。この溶液を冷却したのち吸引濾過す
ることにより無色結晶45h+9が得られる。m、p、
239°C0実施例 4 (3S、5S、8aS、9aR) −3−メチル−2N
−(3−フェニルプロピル)−2H−デカヒドロシクロ
ペンタ(4,5)ピロロ(1,2−a)ピラジン−1,
4−ジオン 実施例■に記載されたピペラジン−2,5−ジオン1g
をジメチルホルムアミド20m(lにOoCで溶解し、
そしてカリウム第3級ブチレート0.567を加える。
45分間反応させると透明な黄色溶液が生成し、それに
3−フェニルプロピルフロミド0.73mQを滴加する
。0°Cで2時間保持したのちその溶液を室温まで昇温
せしめ、つぎに水に注ぎ、その混合物を酢酸エチルで3
回抽出し、有機相を乾燥し、そして濃縮する。クロマト
グラフィー(シリカゲル、シクロヘキサン/酢酸エチル
)により精製すると無色結晶1.04gが得られる。m
、p、92°O,〔a ): −+ 127.5°(c
−1゜メタノール中)。
実施例 5 (3S 、 5S 、 8aS 、 9aR) −3−
メチル−2N−オクチル−2H−デカヒドロシクロペン
タ(4,5)ピロロ(1,2−a )ピラジン−1,4
−ジオン実施例1に記載されたピペラジン−2,5−ジ
オン2gをジメチルホルムアミド50rn(2に溶解し
、そして氷冷しながらカリウム第3級ブチレート1.1
2gを加える。40分後にn−オクチルプロミド1.6
6+nQを滴加し、そしてその反応混合物を一夜撹拌す
る。この溶液を水で希釈し、そして酢酸エチルで数回抽
出する。有機相を乾燥し、濃縮すると油状の粗生成物3
.39が残留する。シリカゲルのクロマトグラフィー(
シクロヘキサン/酢酸エチル)により精製するとm、p
、44〜47°Cの所望の生成物1.1gが得られる。
〔σ)zo=十156.1°(C−1、メタノール中)
実施例 6 (3S、5S、8aS、9aS) −3−メチル−2N
−(1S−エトキシカルボニルへブチル)−2H−デカ
ヒドロシクロペンタ〔4,5:] ピロロ(1,2−a
)ピラジン−1,4−ジオン a)N−(1−R,S−エトキシ力ルポニルヘプヂル)
−L−アラニンベンジルエステルL−アラニンベンジル
エステルXp−)ルエンスルホン酸7.56gをジクロ
ロメタン200mQに溶解し、モして0°Cでトリエチ
ルアミン8.6mQヲ、ついでエチル2−トリフルオロ
メタンスルホニルオキシオクタノエート6.2gを加え
、そしてその混合物を24時間撹拌する。この反応溶液
を濃縮し、残留物を酢酸エチルに溶解し、その溶液を塩
化アンモニウム溶液および塩化ナトリウム溶液で洗浄し
、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮する。生成す
る粗生成物6.2gをカラムクロマトグラフィー(シリ
カゲル、シクロヘキサン/酢酸エチル)により2種のジ
アステレオマーである生成物に分離する。極性がより小
さいジアステレオマーは2.2gの収量で得られる。極
性がより大きいジアステレオマーは1.6gの収量で得
られる。
〔σ>r−−31,2°(c−1,)9)−ル中)。
b)N−(1−5−エトキシカルボニルヘプチル)−L
−アラニン ベンジルエステル(極性のジアステレオマー) 3.2
gをエタノール130mQ中でパラジウム/炭末900
mgを用いて水素添加する。反応が完結したのちに触媒
を枦去し、そして溶媒を真空下で留去する。収量は2.
2gである。
(ff)r−+9.2°(c−1,メタ/−71,中)
C)ベンジル2− (N−(1−3−エトキシカルボニ
ルへブチル)−S−アラニル)−(Is。
3S、5S) −2−アザビシクロ(3,3,0)オク
タン−3−カルボキシレート b)で得られたカルボンm 2−3gおよびベンジル(
1,S、3S、5S) −2−7ザビンクロ(3,3,
0)オクタン−3−カルボキシレート2.3gを無水ジ
メチルホルムアミド110+cQに溶解し、そして−8
℃でトリエチルアミン6.0mQおよびn−プロピルホ
スホン酸無水物8.2m(lを加える。
室温で48時間撹拌したのちこの溶液を酢酸エチルで希
釈し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液、10%くえん酸お
よび飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、そして濃縮する。粗生成物3.9gをシリ
カゲルのカラムクロマトグラフィー(シクロヘキサン/
酢酸エチル)により精製すると純粋な物質1.2gが得
られる。〔α〕ぴ= −46,6°(c=1、メタノー
ル中)。
d)  2− CN−(1−3−エトキンカルボニルへ
ブチル)−S−アラニル) −(Is、3S、5S)2
−アザビシクロ(3,3,0)オクタン−3−カルボン
酸 上記のエステル1.2g(c)を参照)をエタノール5
0m+2中でパラジウム/炭末250mgを用いて水素
添加する。反応が完結したのち触媒を枦去し、そしてそ
の溶液を濃縮する。収量は910mgである。(α:]
r−+5.3°(c−1、メタノール中)。
e)  d)で得られたカルボン酸400mgヲ1− 
ヒ)’ロキシベンゾトリアゾール156+ngおよびジ
シクロへキシルカルボジイミド208mgとともにジメ
チルホルムアミド10mffに溶解し、そして−夜撹拌
する。この溶液を濾過して沈澱したジシクロヘキシル澤
素を除去し、酢酸エチルと混合し、飽和炭酸水素ナトリ
ウム溶液、10%くえん酸および飽和塩化ナトリウム溶
液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮す
る。粗生成物を石油エーテルとともに撹拌し、そして生
成する結晶を吸引が遇する。
収量は170mgである。(g)%’−41−1°(c
−1゜メタノール中)。
実施例 7 (3S、5S、8aS、9aS) −3−メチル−2N
−(1−R−エトキシカルボニルへブチル)2H−デカ
ヒドロシクロペンタ C4,5)ピロロC1,2−a)
ピラジン−1,4−ジオン 実施例6a)で得られた極性がより小さいジアステレオ
マーを6b)〜d)に記載されたようにして反応させる
。2− CN−(1−R−エトキシカルボニルヘプチル
)−3−アラニル) −(Is。
3S、5S) −2−7ザビシ’7 口[3,3,0)
 オ’797−3−カルボン酸55(JmgC(α)%
 = + 4.4°(c −1、メタノール中)〕を無
水ジメチルホルムアミド14mrl中の1−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾール215mgおよびジシクロへキシル
カルボジイミド290+++gと反応させる。室温で4
8時間撹拌すると反応が完結する。実施例6e)に記載
されたようにして後処理を行う。収量は無色油状物33
0mgである。〔σ〕%’ −−3,7’(c −1、
メタノール中)。
実施例 8 (3S、6S、7aS) −3−メチル−6−ニキソー
スピロ(ビシクロ[2,2,2)オクタン−2−イル)
−2N−(1−S−エトキシカルボニル−3−フェニル
プロピル)オクタヒドロピロロ〔l、2−a)ピラジン
−1,4−ジオン 無水ジメチルホルムアミド5mQ中のN−(1−5−エ
トキシカルボニル−3−フェニルプロピル)−8−アラ
ニル−エキソ−スピロ(ビシクロC2,2,2)オクタ
ン−2,3−ピロリジン)−5−イル−カルボン酸0.
4gを1−ヒドロキシベンゾトリアゾール130mgお
よびジシクロへキシルカルボジイミドL75mgととも
に室温で一夜撹拌する。沈澱したジシクロヘキシル7素
を枦去し、炉液を酢酸エチルで希釈し、5%炭酸水素ナ
トリウム溶液、10%くえん酸および飽和塩化ナトリウ
ム溶液で洗浄し、つぎに硫酸マグネシウムで乾燥する。
蒸留したのちに残留する粗生成物をシリカゲルのクロマ
トグラフィー(シクロヘキサン/酢酸エチル)に付す。
収量は所望の生成物0.2gである。マススペクトル:
m/e=452M+。
特許出願人  ヘキスト・アクチェンゲゼルシャフト外
2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)次の式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし式中、 R^1は水素、1〜21個の炭素原子を有し、場合によ
    り置換された脂肪族基、3〜20個の炭素原子を有し場
    合により置換された脂環式基、4〜20個の炭素原子を
    有し場合により置換された脂環式−脂肪族基、6〜12
    個の炭素原子を有し場合により置換された芳香族基、7
    〜32個の炭素原子を有し場合により置換された芳香脂
    肪族基、5〜12個の環原子を有し場合により置換され
    た芳香族複素環または芳香族複素環−(C_1〜C_8
    )−脂肪族基を表わし、R^2は水素、1〜21個の炭
    素原子を有し場合により置換された脂肪族基、3〜20
    個の炭素原子を有し場合により置換された脂環式基、4
    〜20個の炭素原子を有し、場合により置換された脂環
    式−脂肪族基、6〜12個の炭素原子を有し場合により
    置換された芳香族基、7〜32個の炭素原子を有し場合
    により置換された芳香脂肪族基、5〜12個の環原子を
    有し場合により置換された芳香族複素環または芳香族複
    素環−(C_1〜C_8)−脂肪族基、または上記の定
    義にすでに含まれていない場合には、天然に存在するα
    −アミノ酸の、必要な場合には保護された側鎖を表わし
    、 R^3は水素、1〜21個の炭素原子を有し場合により
    置換された脂肪族基、3〜20個の炭素原子を有し場合
    により置換された脂環式、6〜12個の炭素原子を有し
    場合により置換された芳香族基、7〜32個の炭素原子
    を有し場合により置換された芳香脂肪族基を表わし、 R^4は水素、1〜21個の炭素原子を有し場合により
    置換された脂肪族基、3〜20個の炭素原子を有し場合
    により置換された脂環式基、4〜20個の炭素原子を有
    し場合により置換された脂環式−脂肪族基、6〜12個
    の炭素原子を有し場合により置換された芳香族基、7〜
    32個の炭素原子を有し場合により置換された芳香脂肪
    族基、5〜12個の環原子を有し場合により置換された
    芳香族複素環または芳香族複素環−(C_1〜C_8)
    −脂肪族基を表わすか、または▲数式、化学式、表等が
    あります▼を表わすか、または R^3およびR^4はそれらを保持する原子と一緒にな
    って3〜15個の環炭素原子を有する単環性、二環性ま
    たは三環性複素環系を形成す る) の化合物ならびにその生理学的に許容される塩。 2)請求項1記載の式 I 〔ただし式中、 R^1は水素、(C_1〜C_1_8)−アルキル、式
    CaH_(_2_a_−_b_+_1_)(ただし二重
    結合はその数が1より大きい場合には累積しておらず、
    aは整数2〜18を表わし、そしてbは2からaまでの
    偶数を表わす)の脂肪族非環式基、式 C_cH_(_2_c_−_d_−_1_)(ただし式
    中、cは整数3〜20を表わし、そしてdは0から(c
    −2)までの偶数を表わす)の場合により枝分かれした
    単環性、二環性または三環性の非芳香族炭化水素基、(
    C_1〜C_8)−アルキル、(C_1〜C_4)−ア
    ルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、ニトロ、アミノ、
    アミノメチル、(C_1〜C_4)−アルキルアミノ、
    ジ−(C_1〜C_4)−アルキルアミノ、(C_1〜
    C_4)−アルカノイルアミノ、メチレンジオキシ、カ
    ルボキシル、シアノおよび/またはスルファモイルによ
    りモノ置換、ジ置換またはトリ置換されうる(C_6〜
    C_1_2)−アリール、アミノ−(C_1〜C_8)
    −アルキル、(C_1〜C_4)−アルカノイルアミノ
    −(C_1〜C_8)−アルキル、(C_7〜C_1_
    3)−アロイルアミノ−(C_1〜C_8)−アルキル
    、(C_1〜C_4)−アルコキシカルボニルアミノ−
    (C_1〜C_8)−アルキル、(C_6〜C_1_2
    )−アリール−(C_1〜C_4)−アルコキシカルボ
    ニルアミノ−(C_1〜C_8)−アルキル、(C_6
    〜C_1_2)−アリール−(C_1〜C_4)−アル
    キルアミノ−(C_1〜C_8)−アルキル、(C_1
    〜C_4)−アルキルアミノ−(C_1〜C_8)−ア
    ルキル、ジ−(C_1〜C_4)−アルキルアミノ−(
    C_1〜C_8)−アルキル、グアニジノ−(C_1〜
    C_8)−アルキル、(C_1〜C_4)−アルキルチ
    オ−(C_1〜C_8)−アルキル、(C_6〜C_1
    _2)−アリールチオ−(C_1〜C_8)−アルキル
    または(C_6〜C_1_2)−アリールオキシ−(C
    _1〜C_8)−アルキル(後者2つは両方ともアリー
    ル部分において上記のように置換されうる)、カルボキ
    シ−(C_1〜C_1_7)−アルキル、(C_1〜C
    _4)−アルコキシカルボニル−(C_1〜C_1_7
    )−アルキル、カルバモイル−(C_1〜C_1_7)
    −アルキル、(C_1〜C_、)−モノ−または−ジ−
    アルキルカルバモイル−(C_1〜C_1_7)−アル
    キル(ただしアルキルは場合により(C_6〜C_1_
    2)−アリールにより置換されている)を表わし、 R^2は水素、(C_1〜C_1_8)−アルキル、式
    CaH_(_2_a_−_b_+_1_)(ただし式中
    、二重結合はその数が1より大きい場合には累積してお
    らず、aは2から18までの整数を表わし、そしてbは
    2からaまでの偶数を表わす)の脂肪族非環式基、式C
    _cH_(_2_c_−_d_−_1_)(ただし式中
    、cは3から20までの整数を表わし、そしてdは0か
    ら(c−2)までの偶数を表わす)の場合により枝分か
    れした単環性、二環性、三環性、四環性または五環性の
    非芳香族炭化水素基、 (C_6〜C_1_2)−アリール、(C_6〜C_1
    _2)−アリール−(C_1〜C_8)−アルキルまた
    は(C_7〜C_1_3)−アロイル−(C_1〜C_
    8)−アルキル(それらはそれぞれアリール部分におい
    て上記と同様に置換されうる)、5〜7個または8〜1
    0個の環原子を有し、それらのうちの9個までの環原子
    が炭素を表わし、1〜2個の環原子が硫黄または酸素を
    表わし、そして/または1〜4個の環原子が窒素を表わ
    す単環性または二環性の、場合により一部水素添加され
    たヘテロアリールまたはヘテロアリール−(C_1〜C
    _8)−アルキル(それらはそれぞれヘテロアリール部
    分においてアリールに対して上記に記載されたように置
    換されうる)、または上記 の定義に含まれていない場合には式 R^1−CH(NH_2)−COOHの天然に存在する
    α−アミノ酸の場合により保護された側鎖を表わし、R
    ^3およびR^4はそれらを保持する原子と一緒になっ
    て3〜15個の環炭素原子を有する単環性、二環性また
    は三環性の複素環系を形成する〕 の化合物ならびにその生理学的に許容されうる塩。 3)特に好ましい式 I の化合物はR^1が水素、(C
    _1〜C_8)−アルキル、(C_2〜C_8)−アル
    ケニル、(C_3〜C_9)−シクロアルキル、(C_
    1〜C_4)−アルキル、(C_1〜C_4)−アルコ
    キシ、ヒドロキシル、ハロゲン、ニトロ、アミノ、アミ
    ノメチル、(C_1〜C_4)−アルキルアミノ、ジ−
    (C_1〜C_4)−アルキルアミノ、(C_1〜C_
    4)−アルカノイルアミノ、メチレンジオキシ、カルボ
    キシル、シアノおよび/またはスルフアモイル、5〜7
    個または8〜10個の環原子を有し、それぞれそれらの
    うちの1〜2個の環原子が硫黄または酸素原子を表わし
    、そして/または1〜4個の環原子が窒素を表わす単環
    性または二環性ヘテロアリールオキシ (それは前記請求項2においてアリールに対して記載さ
    れたように置換されていてもよい)によりモノ置換、ジ
    置換またはトリ置換されているかもしれない(C_6〜
    C_1_2)アリール、アミノ−(C_1〜C_4)−
    アルキル、(C_1〜C_4)−アルカノイルアミノ−
    (C_1〜C_4)−アルキル、(C_7〜C_1_3
    )−アロイルアミノ−(C_1〜C_4)−アルキル、
    (C_1〜C_4)−アルコキシカルボニルアミノ−(
    C_1〜C_4)−アルキル、(C_6〜C_1_2)
    −アリール−(C_1〜C_4)−アルコキシカルボニ
    ルアミノ−(C_1〜C_4)−アルキル、(C_6〜
    C_1_2)−アリール−(C_1〜C_4)−アルキ
    ルアミノ−(C_1〜C_4)−アルキル、(C_1〜
    C_4)−アルキルアミノ−(C_1〜C_4)−アル
    キル、ジ−(C_1〜C_4)−アルキルアミノ−(C
    _1〜C_4)−アルキル、グアニジノ−(C_1〜C
    _4)−アルキル、(C_1〜C_4)−アルキルチオ
    −(C_1〜C_4)−アルキル、(C_6〜C_1_
    2)−アリールチオ−(C_1〜C_4)−アルキル(
    それはアリール部分においてアリールに対して前記請求
    項2に記載されたようにして置換されていてもよい)を
    表わし、 R^2が水素、(C_1〜C_6)−アルキル、(C_
    2〜C_6)−アルケニル、(C_2〜C_6)−アル
    キニル、(C_3〜C_9)−シクロアルキル、(C_
    5〜C_9)−シクロアルケニル、(C_3〜C_9)
    −シクロアルキル−(C_1〜C_4)−アルキル、(
    C_5〜C_9)−シクロアルケニル−(C_1〜C_
    4)−アルキル、場合により一部分水素添加された(C
    _6〜C_1_2)−アリール(それはR^1に対して
    請求項2に記載されたように置換されてもよい)、(C
    _6〜C_1_2)−アリール−(C_1〜C_4)−
    アルキルまたは(C_7〜C_1_3)−アロイル−(
    C_1またはC_2)−アルキル(それらは両方とも前
    記のアリールと同様に置換されていてもよい)、5〜7
    個または8〜10個の環原子を有し、それぞれそれらの
    うちの1〜2個の環原子は硫黄または酸素原子を表わし
    、そして/または1〜4個の環原子は窒素原子を表わす
    単環性または二環性の、場合により一部分水素添加され
    たヘテロアリール(それは前記のアリールと同様に置換
    されていてもよい)、または天然に存在するα−アミノ
    酸R^1−CH(NH_2)−COOHの、場合により
    保護された側鎖を表わし、そして R^3およびR^4が上記の意味を有する場合の化合物
    である、請求項1および2記載の式 I の化合物ならび
    にそれらの生理学的に許容される塩。 4)請求項1〜3記載の式 I 〔ただし式中、 R^1は水素、(C_1〜C_8)−アルキル、(C_
    2〜C_8)−アルケニル、(C_3〜C_9)−シク
    ロアルキル、アミノ−(C_1〜C_4)−アルキル、
    (C_2〜C_8)−アシルアミノ−(C_1〜C_4
    )−アルキル、(C_7〜C_1_3)−アロイルアミ
    ノ−(C_1〜C_4)−アルキル、(C_1〜C_4
    )−アルコキシカルボニルアミノ−(C_1〜C_4)
    −アルキル、(C_1〜C_4)−アルコキシカルボニ
    ル−(C_1〜C_1_0)−アルキル、カルバモイル
    −(C_1〜C_1_0)−アルキル、(C_1〜C_
    4)−モノ−またはジ−アルキルカルバモイル−(C_
    1〜C_1_0)−アルキル(アルキルは場合によりフ
    ェニルで置換されている)、(C_6〜C_1_2)−
    アリール−(C_1〜C_6)−アルキル、(C_6〜
    C_1_2)−アリール−(C_1〜C_4)−アルコ
    キシカルボニルアミノ−(C_1〜C_4)−アルキル
    、(C_1〜C_4)−アルキル、(C_1〜C_4)
    −アルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、ニトロ、アミ
    ノ、(C_1〜C_4)−アルキルアミノ、ジ−(C_
    1〜C_4)−アルキルアミノおよび/またはメチレン
    ジオキシによりモノ置換、ジ置換またはトリ置換されう
    る(C_6〜C_1_2)−アリールを表わし、 R^2は水素、場合によりアミノ、(C_1〜C_6)
    −アシルアミノまたはベンゾイルアミノにより置換され
    うる(C_1〜C_6)−アルキル、(C_2〜C_6
    )−アルケニル、(C_3〜C_9)−シクロアルキル
    、(C_5〜C_9)−シクロアルケニル、(C_3〜
    C_7)−シクロアルキル−(C_1〜C_4)−アル
    キル、(C_6〜C_1_2)−アリールまたは一部分
    水素添加されたアリール(それらはそれぞれ(C_1〜
    C_4)−アルキル、(C_1またはC_2)−アルコ
    キシまたはハロゲンにより置換されうる)、(C_6〜
    C_1_2)−アリール−(C_1〜C_4)−アルキ
    ルまたは(C_7〜C_1_3)−アロイル−(C_1
    〜C_2)−アルキル(それらは両方ともアリール基に
    おいて上記に定義されたように置換されうる)、5〜7
    個または8〜10個の環原子を有し、それぞれそれらの
    うちの1〜2個の環原子は硫黄または酸素原子を表わし
    、そして/または1〜4個の環原子は窒素原子を表わす
    単環性または二環性の複素環式基、または天然に存在す
    る、場合により保護されたα−アミノ酸の側鎖を表わし
    、 R^3およびR^4はそれらを保持する原子と一緒にな
    ってオクタヒドロインドール、オクタヒドロシクロペン
    タ〔b〕ピロール、スピロ 〔(ビシクロ〔2.2.2〕オクタン)−2,3′−ピ
    ロリジン〕、1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒド
    ロシクロペンタ〔b〕ピロールまたはインドリンからな
    る群より選ばれた二環性または三環性の複素環系を形成
    する〕 の化合物ならびにその生理学的に許容しうる塩。 5)適当な溶媒中で、適当な場合には塩基および/また
    はカップリング助剤の存在下で前記のフラグメントを反
    応させ、適当な場合には中間体として生成した不飽和化
    合物たとえばシッフ塩基を還元し、反応性の基を保護す
    るために一時的に導入された保護基を除去し、このよう
    にして得られた化合物を分子内環化に付し、適当な場合
    には遊離のカルボキシル基を有する式 I の化合物をエ
    ステル化し、そして適当な場合には得られる化合物をそ
    の生理学的に許容しうる塩に変換することからなる、請
    求項1〜4記載の式 I の化合物の製造法。 6)医薬品として使用するための請求項1〜4記載の式
    I の化合物。 7)ノートロピツク剤(nootropicagent
    )として使用するための請求項1〜4記載の式 I の化
    合物。 8)有効量の請求項1〜4記載の式 I の化合物および
    生理学的に許容しうる賦形剤を含有する薬剤。 9)前記の活性物質を賦形剤とともに、そして適当な場
    合には他の添加物および/または補助剤とともに適当な
    投薬形態に変換することからなる、請求項8記載の薬剤
    の製造法。
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