JPH02114934A - 電子血圧計 - Google Patents

電子血圧計

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JPH02114934A
JPH02114934A JP63266150A JP26615088A JPH02114934A JP H02114934 A JPH02114934 A JP H02114934A JP 63266150 A JP63266150 A JP 63266150A JP 26615088 A JP26615088 A JP 26615088A JP H02114934 A JPH02114934 A JP H02114934A
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cuff
blood pressure
pressure
pump
internal pressure
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Hitoshi Ozawa
仁 小澤
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子血圧計、特に被験者の腕に捲回するカフを
有し、該カフ内圧を昇圧させることで最高及び最低血圧
値を測定する電子血圧計に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の電子血圧計においては、測定開始スイッ
チの押下により最高及び最低血圧値を測定し、その測定
結果を表示装置等へ表示している。
ところで、血圧測定するときには、腕帯を被験者の上腕
に捲いておく必要があるが、この腕帯を装着しないまま
測定開始スイッチを押すことがあった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、この様な事態では、測定を中断しなけれ
ばならないにもかかわらず、腕帯の容積が巻いであると
きを比べて大きいこともあって、ポンプに係る負荷が小
さくなり、フル稼動状態になる。
ポンプがフル稼動状態になると、今度は腕帯内圧力が急
激に上昇し、腕帯自体の破損の原因ともなっていた。こ
のため、この様な状況下の基では、操作者(験者或いは
被験者)が装置の電源を切る等の操作が必要であった。
本発明はかかる従来技術に鑑み成されたものであり、被
験者の腕にカフが装着されていないときに、血圧測定を
中止する電子血圧計を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] この課題を解決する本発明の電子血圧計は、上記目的を
達成するために、以下に示す構成を備える。
すなわち、被験者の腕に捲回するカフを有し、該カフ内
圧を昇圧させることで最高及び最低血圧値を測定する電
子血圧計において、前記カフ内圧を昇圧する昇圧手段と
、該昇圧手段による前記カフ内圧の変化量を検出する検
出手段と、該検出手段による検出結果に基づいて、前記
カフの被験者の腕に対する装着状態を判別する判別手段
と、該判別手段により前記カフが被験者の腕に捲回され
ていないと判別したとき、血圧測定に係る処理を中断す
る中断手段とを備える。
また好ましくは、中断手段はカフ内圧の昇圧を中止し、
カフ内の圧縮空気を急速排気することが望ましい。
また、好ましくは中断手段で血圧測定に係る処理を中断
するとき、外部にカフ未装着或いはカフはずれを報知す
る報知手段を備えることが望ましい。
また、上記目的を達成するために本発明の電子血圧計は
以下の構成を備える。
すなわち、被験者の腕に捲回するカフを有し、該カフ内
圧を昇圧させることで最高及び最低血圧値を測定する電
子血圧計において、前記カフ内圧を昇圧するポンプと、
該ポンプによる前記カフ内圧を昇圧している最中、前記
ポンプの動作状態を検出する検出手段と、該検出手段に
よって前記ポンプが所定期間全速状態にあることを検出
したとき、血圧測定に係る処理を中断する中断手段とを
備える。
また、好ましくは、中断手段はカフ内圧の昇圧を中止し
、カフ内の圧縮空気を急速排気することが望ましい。
また、好ましくは中断手段で血圧測定に係る処理を中断
するとき、外部にカフ未装着或いはカフはずれを報知す
る報知手段を備えることが望ましい。
[作用] かかる本発明の構成において、検出手段により昇圧手段
によるカフ内圧力の変化量を検出する。
そして、この検出結果に基づいて該判別手段は前記カフ
が被験者の腕に捲回されていないと判別したとき、中断
手段でもって血圧測定に係る処理を中断するものである
好ましくは、中断手段によって、中断手段はカフ内圧の
昇圧を中止し、カフ内の圧縮空気を急速排気する。
また、好ましくは、報知手段を備え、中断手段で血圧測
定に係る処理を中断する場合には、外部にカフ未装着或
いはカフはずれを報知することが望ましい。
また、上記構成において、検出手段によりポンプが所定
期間全速状態にあることを検出したとき、中断手段でも
って血圧測定に係る処理を中断するものである。
好ましくは、中断手段によって、中断手段はカフ内圧の
昇圧を中止し、カフ内の圧縮空気を急速排気する。
また、好ましくは、報知手段を備え、中断手段で血圧測
定に係る処理を中断する場合には、外部にカフ未装着或
いはカフはずれを報知することが望ましい。
[実施例] 以下、添付図面に従って本発明に係る実施例を詳細に説
明する。
く装置構成の説明(第1図)〉 第1図は本実施例における電子血圧計のブロック構成図
である。
図中、1は腕帯(カフという)であり、被験者の上腕又
は手首に捲き付けるものである。2はゴム管であり、カ
フェ内への空気の人出路を成す。
3はポンプであり、カフェ内に圧力空気を送り込むもの
である。4はカフェ内の空気を急排気する急排弁であり
、5はその空気を微排気させることにより定速に減圧さ
せる微排弁である。6は圧力センサ(、P−S)であり
、カフ1内の圧力Pを検出する。7はアンプ(AMP)
であって、カフ内圧に対応する信号を増幅するものであ
る。8はフィルタアンプ(F−AMP)であり、カフ内
圧に対応する信号に重畳する脈波信号成分のみを抽出し
て増幅する。9はA/D変換器であり、AMP7及びF
−AMP8より出力された信号をデジタル信号に変換す
る。10はマイクロホンであり、コロトコフ音信号Kを
検出するものである。11はフィルタ・コンパレータ(
F−CMP)であり、最低血圧値付近のコロトコフ音信
号(例えば10〜80)1z)を良く通過させると共に
これを所定閾値と比較してパルス信号KLを出力するも
のである。12はシングル・ショット回路(SS)であ
り、KL倍信号立下がりで一定パルス幅(例えば40m
5)のパルス信号KLCを出力する。13はフィルタ・
コンパレータ(F−CMP)であり、最高血圧値付近の
コロトコフ音信号(例えば10〜60)(z)を良く通
過させると共にこれを所定閾値と比較してパルス信号K
Hを出力するものである。14はシングル・ショット回
路(SS)であり、KH傷信号立下がりで一定パルス幅
(例えば40m5)のパルス信号KHCを出力する。
15はセントラルブロセツシングユニット(CPU)で
あり、電子血圧計の主制御を行う。16はROMであり
、CPU15が実行する例えば第2図〜第6図に示すフ
ローチャートに係るプログラムダラムが格納されている
。、17はRAMであり、CPU15のワークエリアと
して使用するものである。18は液晶からなる表示部で
あり、最高血圧値(sys)、最低血圧値(D I A
)等測定結果や各種メツセージを表示するものである6
19はブザー(BZ)であり、使用者に測定終了等を報
知するものである。20は測定開始スイッチ(SW)で
あり、使用者が血圧測定を指令できる。21は計時時間
を保持すると共に、CPU 15に対して所定周期(例
えば1秒)に割り込み信号を発生する。22は脈動防止
フィルタであり、ポンプ3からの送り出される圧縮空気
を整流する。23はポンプ3からの圧縮空気を直接ゴム
管2に送り込ませることを可能にするバイパスバルブで
ある。
く血圧測定概要の説明〉 上述した構成において、血圧測定を開始させるときには
、5W20を押下することで達成されるが、本実施例に
おける電子血圧計には、その血圧測定モードとしてポン
プ全速モードと加圧コントロールモードの2つを有する
i)ポンプ全速モード このモードは測定開始スイッチ(SW)20を押下し続
けることにより行われる。すなわち、CPU15は5W
20が押下し続けている間はポンプ3をフル稼動(全速
)し、5W20が解除された時点でポンプ3を停止させ
、以下、微排弁5を開けることによる定速減圧状態にす
る。そして公知の手順で、最高及び最低血圧値を測定す
るものである。尚、この間、平均血圧値及び脈拍数等も
測定する。
ii)加圧コントロールモード カフェ内の圧力を徐々に上げていくと、脈波信号の振幅
が徐々に大きくなっていき、成る圧力値を境としてその
振幅が小さくなっていくことが知られている。この脈波
信号の最大振幅時のカフェ内圧力を平均血圧値という。
また、最大振幅を越えた側において、その最大振幅の約
5o%になる近傍に最大血圧値があると予想され、最大
振幅の手前側の最大振幅に対して約80%になる近傍に
最低血圧値があると予想される。
このモードは、上述した原理に基づき、予想最大血圧値
の所定手前(実施例では平均血圧値としている)までは
、比較的速い速度で加圧し、それ以降は測定可能な速度
まで減速して加圧することで最高血圧値を測定する。そ
して、最高血圧値を測定した後は、予想最低血圧値の所
定手前(実施例では平均血圧値+10mmHg)まで−
気に減圧させ、その後は測定可能な減圧速度でもって最
低血圧値を測定するものである。
このモードの実行は開始スイッチ(SW)20を一回押
下したときに実行される。
くカフはずれ検出の説明〉 さて、血圧測定中にカフェが何らかの原因によってはず
れると、カフェの許容容積が大きくなるため、カフェの
内圧が急激に下がる。
例えば、この様な事態が定速減圧における血圧測定中に
起ると、測定不能状態になる。また、前述した加圧コン
トロールモードにおける加圧最中に、カフェがはずれる
と、瞬時にしてカフェ内の圧力が下がることは勿論、そ
の後、ポンプ3の負荷が小さくなるので、ポンプ3が全
速状態になる。このため、逆に、カフェを必要以上に加
圧l。
てしまり。これでは、血圧測定が不能になるばかりか、
カフェそのものが破損し′Cしまう。
そこで、本実施例ではこの“カフはずれ?g出したとき
、それ以降のむだな加圧を中止、ひいては測定を中断(
加圧中にあってはポンプを停止し、急排弁4を開く)す
るも、のである9この“カフはずれ”の具体的な検出で
あるが、ポンプ全速モードにおいては、その加圧中にオ
ー3けるカフ圧と2秒前のカフ圧との差が”1. mm
H6” );J、下のとき、カフはずれと認識する(但
し、カフ圧が“300 mm)1g以上にはならないよ
うにした)。
また、加圧コントロールモードにおいて、測定開始指示
からカフェを加圧していく最中、その圧力が20 mm
Hgに達するまでに要する時間が“10秒”以上かかっ
たときに“カフはずれ”と認識し、20mm)1g以上
においては、ポンプ3の全速状態が5秒間続いたときに
、“カフはずれ”と認識する様にした。尚、ポンプ3が
全速状態になったか否かの判断基準であるが、実施例で
はポンプ3の一部がモータより構成されている場合には
、その回転速度(ロータリーエンコーダ等で)を調べ、
その回転速度が所定値以上になったときに、全速状態と
判断するものとしたが、これ以外であっても勿論構わな
い。
また、正しくカフェな上腕等に捲回させても、その腕を
動かすとカフ内圧力が変化する。従つて、この様な状況
な゛カフはずれ“と誤認識することがない様に、上述し
た時間幅を持たせたわけである。また、これら時間幅は
本実施例の数値に限定されるものではない。
く処理手順の説明(第2図〜第6図)〉上述した原理に
よる本実施例の電子血圧計の処理内容を第2図〜第6図
のフローチャートに従って説明する。
=初期段階の処理内容の説明(第2図)=先ず、本装置
に電源が投入されると、ステップS1でCPU15の周
辺装置を初期化し、ステップS2で測定開始スイッチ5
W20が押下されるのを待つ。
さて、5W20が押下されると、処理はステップS3に
進んで、急排弁4を開ける。そして、ステップS4でカ
フ内圧Pを検出し、ステップS6でその圧力Pが“O”
になるまで待つ。この後、ステップS6でゼロセットし
て、ステップS7で急排弁4を閉じる。ステップS7で
はポンプ3を全速にし、ステップS9でカフ内圧Pを検
出する。
こうして、ステップSIOで、この検出した圧力値Pが
20mmHHに達したか否かを判断し、その圧力値に達
した場合にはステップS12に進む。
また、20mm)1g未満である場合には、ステップS
11で最初にポンプを全速状態にしてからの経過時間が
“10秒”になったか否かを判断し、10秒以下である
場合にはステップS8に戻る。換言すれば、ステップS
IO,Sllでは、ポンプ3を全速状態にしてから、“
10秒”以内にカフェの内圧が“20 mmHg”にな
ったか否かを判断していることになる。
この条件を満足していない場合には、カフェが最初から
被験者の腕等に捲かれていない或いは、はずれたと判断
し、ステップS14に進んで、ポンプ3を停止し、ステ
ップS15で急排弁4を開け、測定処理を中断する。尚
、このとき、表示部18に“カフの捲回を確認せよ“等
のメツセージを表示するか、警告音をブザーBZ19よ
り発生させ、その旨を外部に報知するものとする。
さて、所定期間内、すなわち゛10秒以内”にカフ内圧
Pが20 mmHgに達した場合には、ステップS12
に進んで、その時点で測定開始スイッチ5W20が押下
されているか否かを判断する。
この時点で、スイッチ5W20が押下されていない場合
には、血圧測定に係る指示はステップS2の判断時のみ
であるとして、処理はステップS13に進んで、加圧コ
ントロールモードに移る。
逆に、カフ内圧が“20 mmHg”になっても5W2
0が押下されている場合には、処理はステップS14に
進んで、ポンプ全速モードに進む。
=加圧コントロールモード処理の説明 (第3図(a)、(b)、第4図)2 次にステップS13の加圧コントロールモードの処理内
容を以下に説明する。
先ず、バイパスバルブ23を閉じ、脈動防止フィルタ2
2を動作状態にする。そして、ステップ82.1でポン
プ3による加圧速度を“6.25mmftg/S”にコ
ントロールする。そして、ステップS22でポンプ3に
よる加圧状態をチエツクする(詳細は後述する)。ステ
ップS23では、チエツク結果、カフェがはずれたか否
かを判断し、カフはずれを検出したときにはステップS
14 (第2図参照)に移る。また、カフが正常に捲回
されていると判断した場合にはステップS24に進んで
、カフ内圧Pが”30mmHg”に達したか否かを判断
し、その圧力値まで達するまでステップ321以下の処
理を繰り返す。
さて、カフ内圧Pが“30mmHg”になったときには
、ステップS25に進んで、加圧速度を’ 6.25m
mHg/ S″にコントロールしながらカフェを加圧す
る。そして、ステップS26.S27で先のステップS
22.S23と同様に“カフはずれ”をチエツクする(
カフはずれを検出したときには、ステップ514に移る
)。こうして、ステップ828でコロトコフ音(以下、
K音という)及び脈波を認識しながら、平均血圧値を検
出する処理を実行する。そして、ステップS29では、
直前の脈波が認識できなくなってからカフ内圧Pが”2
5mm)1g”上昇したか否かを判断する。この判断で
、“YES”であると判断した場合には、後述するステ
ップS47に進む、また、この判断が“NO”である場
合には、ステップS30に進んで、平均血圧値が認識で
きたか否かを判断し、この認識がなされるまでステップ
325以下の処理を繰り返す。
こうして、平均血圧値(脈波信号の最大振幅点のカフ内
圧力)が検出されると、カフ内圧力は予想最高血圧値近
傍まで加圧されたことになる。そこで、ステップS31
で、その測定を精度良くするため、加圧速度を“4.2
mm)Ig/S”に減速コントロールする。そして、ス
テップS32.333で、先に説明した処理と同様に、
“カフはずれ”があるか否かを判断処理をする。ステッ
プS34では、K音、脈波を認識することにより、最高
血圧値の検出処理を実行する。そして、ステップS35
で直前の脈波が認識できてから“25mmHg”上昇し
たか否かを判断する。この判断が“YES”である場合
にはステップS47に進むが、“NO”の場合には、ス
テップS36に進む。そして、ステップS36で最高血
圧値が測定されたことを確認するまで、ステップS31
以下の処理を繰り返す。
さて、最高血圧値の測定が完了したときには、直ちに最
低血圧値の測定をするべく、ステップS37でポンプ3
を停止し、ステップS38で急排弁4を開け、−気にカ
フ内圧を下げる。そして、ステップS39で、カフ内圧
が予想最低血圧値の所定手前(“平均血圧値+10mm
Hg”)まで減圧されたことを検出すると、急排弁4を
閉じ、微排弁5を開けることにより定速にカフ圧を減圧
させる。この後、ステップS41で減圧速度をチエツク
し、(例えば2秒前の圧力値との差をチエツクする)、
ステップS42で“カフはずれ”があるか否かを判断す
る。カフェが正常に捲回されていると判断した場合には
、ステップS43でに音、脈波な認識することにより最
低血圧値の検出処理を実行する。そして、ステップS4
4で最低血圧値の測定が完了したと判断するまで、ステ
ップS41以下の処理を繰り返す。
最低血圧値の測定が成された後は、ステップS45で急
排弁4及びバイパスバルブ23を開け、カフェ内の圧縮
空気全部を外部に排気させる。そして、ステップS46
で、測定した最高・最低及び平均血圧値をはじめ、脈拍
値を表示部18に表示させ、加圧コントロールモードに
おける血圧測定処理を終了する。
尚、ステップS29.S35で直前の脈波が検出できな
くなってからカフ圧が”25mmHg”上昇したと判断
した場合、換言すれば、本来、25mm11g上昇する
間に次の脈波が検出されることになっているにもかかわ
らず、その検出がないと判断した場合には、ステップS
47に進んで、ポンプ3を停止し、急排弁4を開け、ス
テップS48でその旨を表示部18に表示させる。
ここで、ステップS22.S26.S32のポンプ状態
チエツクの具体的処理内容を第4図に示し、以下に説明
する。
先ず、ステップS50でポンプが全速状態にあるか否か
を判断する。全速状態でないと判断した場合には、ステ
ップS51でタイマ21による計時内容Tを°0”にリ
セットする。そして、ステップS52でタイマ21によ
る計時時間Tがパ5秒”になったか否かを判断する。ず
なわち1.j< ::、−ブ3の状態が制御範囲を越え
て全速になってしまい、その状態が“5秒”続いたか否
かを判断している。そして、正常時(全速状態でない、
或いは全速状態が5秒未満続いた場合)には、ステップ
S53に進んで、カフェは正常に被験者の腕等に捲回さ
れていると認識する。一方、ポンプ3が全速状態であっ
て、しかもその状態が”5秒間”続いたと判断した場合
には、ステップS54に進んで、“カフはずれ”と認識
する。
=ポンプ全速モード処理の説明 (第5図、第6図)二 次に、ポンプ全速モード処理について説明する。
先に説明した様に、カフ内圧Pが“20mmHg”に達
した後も、開始スイッチ5W20が押下されていること
を検出すると、このポンプ全速モードに入る。
先ず、ステップS60で開始スイッチSW20の押下を
検出している間は、ステップS61に進み、ポンプ3を
全速状態に維持し続ける。この間、タイマ21からは1
秒毎に割り込み信号が発生していて、この割り込み信号
の入力により、後述する第6図のフローチャートの処理
を実行している。尚、この加圧中にも第3者に現在の加
圧値を報知すべく、表示部18には圧力値が表示される
ものとする。
さて、開始スイッチ5W20が解除、ずなわち、開始ス
イッチ5W20から指を離したことを検出したときには
、ステップS62に進んで、ポンプ3を停止し、ステッ
プS63で微排弁5を開け、定速減圧させる。この後、
公知の処理に従い、ステップS64でに音、脈波を認識
しながら最高、最低及び平均血圧値、そして脈拍数の測
定を実行する。そして、ステップS65で減圧速度チエ
ツクを行い、ステップS66で“カフはずれ”があった
か否かを判断する。そして、ステップS ’7で測定が
(最低血圧値の測定)終了したと判断するまで、ステッ
プS64以下の処理を繰り返す、また、血圧測定が終了
したときには、ステップS68に進んで、急排弁4、バ
イパスバルブ23を開け、ステップS69で測定された
最高・最低・平均血圧値及び脈拍数を表示部18に表示
させ、ポンプ全速モードによる血圧測定処理を終了する
割り込み処理内容を第6図のフローチャートに従って説
明する。
先ず、ステップS80でカフ内圧Pを検出し、ステップ
S81で2秒前に検出したそれとの差ΔP(絶対値)を
算出する。そして、ステップS82でΔPが” 1 m
mHg”以上になっているか否かを判断する。すなわち
、ポンプ3が全速状態にもかかわらず、カフェの内圧が
2秒間で”lmmHg  も上らない場合には、カフは
ずれによると判断し、対応する処理(ステップS14,
515)を施す。
以上説明した様に、加圧中に“カフはずれ”を検出した
ときには、それ以降の無駄な処理はしないで済むと共に
、カフ内圧が必要以上に加圧されることがなくなるので
、カフの破損はなくなる。
特に“カフはずれ”を検出したときに、直ちにポンプを
停止し、急排弁を開ける様にすれば、カフに係る負担を
最小限にすることが可能となる。
また、開始スイッチ5W20を押下したとき、被験者の
腕等に最初からカフが捲回していないときには、自動的
に測定を中断するので、極めて便利である。
更には、カフはずれ等により測定を中断す、うときに外
部にその旨を報知する様にすれば、中断の原因を知らせ
ることが可能となる。
尚、実施例では2つの測定モードよる例を説明したが、
例えば昇圧過程で先ず最低血圧値を測定し、次いで最高
血圧値を測定する場合であっても、全く同様の原理でも
って“カフはずれ”を検出することも可能であるので、
本実施例の電子血圧計に限定されるものではない。
[発明の効果] 以上説明した様に本発明によれば、昇圧中のカフ内圧力
の変化量に基づいて、カフが被験者の腕に装着されてい
ないことを検出したときには、直ちに血圧測定に係る処
理中断するので、カフはずれによるそれ以降の無駄な処
理をなくすと共に、カフの異常加圧もなくなるのでカフ
の破損を防ぐことも可能となる。
また、カフはずれによるポンプの所定期間の全速状態を
検出したときにも、直ちに血圧測定に係る処理を中断す
るので、カフはずれによるそれ以降の無駄な処理をなく
すと共に、カフの異常加圧もなくなるのでカフの破損を
防ぐことも可能となる。
また、カフはずれを検出したときには、昇圧処理はもと
より、カフ内の圧縮空気も排気する様にすれば、カフに
かかる負担を最小限に抑えることが可能となる。
更には、カフはずれ等により測定を中断するどきに外部
にその旨を報知する様にすれば、4中所の原因を知らせ
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例における電子血圧計のブロック構成図、 第2図は血圧測定の初期段階の処理内容を示すフローチ
ャート、 第3図(a)、(b)は実施例における加圧コントロー
ルモード処理の内容を示すフローチャート、 第4図はポンプ状態チエツク処理の内容を示すフローチ
ャート、 第5図は実施例におけるポンプ全速モード処理の内容を
示すフローチャート、そして、第6図は実施例における
タイマ割り込み処理内容を示すフローチャートである。 図中、1・・・腕帯(カフ)、2・・・ゴム管、3・・
・ポンプ、4・・・急排弁、5・・・微排弁、6・・・
圧力センサ(P−S) 、7・・・アンプ(AMP) 
、8・・・フィルタアンプ(F−AMP) 、9・・・
A/D変換器、10・・・マイクロホン、11及び13
・・・フィルタコンパレータ(F−CMP)、12及び
14・・・シングルジュツト回路(SS)、15・・・
CPU、16・・・ROM、17・・・RAM、18・
・・表示部、19・・・ブザー(BZ)、20・・・開
始スイッチ(SW)、21・・・タイマ、22・・・脈
動フィルタ、23・・・バイパスバルブである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被験者の腕に捲回するカフを有し、該カフ内圧を
    昇圧させることで最高及び最低血圧値を測定する電子血
    圧計において、 前記カフ内圧を昇圧する昇圧手段と、 該昇圧手段による前記カフ内圧の変化量を検出する検出
    手段と、 該検出手段による検出結果に基づいて、前記カフの被験
    者の腕に対する装着状態を判別する判別手段と、 該判別手段により前記カフが被験者の腕に捲回されてい
    ないと判別したとき、血圧測定に係る処理を中断する中
    断手段とを備えることを特徴とする電子血圧計。
  2. (2)被験者の腕に捲回するカフを有し、該カフ内圧を
    昇圧させることで最高及び最低血圧値を測定する電子血
    圧計において、 前記カフ内圧を昇圧するポンプと、 該ポンプによる前記カフ内圧を昇圧している最中、前記
    ポンプの動作状態を検出する検出手段と、 該検出手段によつて前記ポンプが所定期間全速状態にあ
    ることを検出したとき、血圧測定に係る処理を中断する
    中断手段とを備えることを特徴とする電子血圧計。
  3. (3)中断手段はカフ内圧の昇圧を中止し、カフ内の圧
    縮空気を急速排気することを特徴とする請求項第1項或
    いは第2項に記載の電子血圧計。
  4. (4)中断手段で血圧測定に係る処理を中断するとき、
    外部にカフ未装着或いはカフはずれを報知する報知手段
    を備えることを特徴とする請求項第1項或いは第2項に
    記載の電子血圧計。
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