JP3385262B2 - 血圧測定装置 - Google Patents

血圧測定装置

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JP3385262B2 JP2000158629A JP2000158629A JP3385262B2 JP 3385262 B2 JP3385262 B2 JP 3385262B2 JP 2000158629 A JP2000158629 A JP 2000158629A JP 2000158629 A JP2000158629 A JP 2000158629A JP 3385262 B2 JP3385262 B2 JP 3385262B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オシロメトリック
方式の血圧測定装置において、血圧測定の精度を向上さ
せるために、カフが巻回された範囲のうち下流側の体表
面に伝播する脈波を検出する脈波検出装置を備え、その
脈波検出装置により検出される脈波に基づいて血圧を測
定する形式の血圧測定装置に関するものである。なお、
下流側とは、カフを上流側および下流側の2つに分けた
場合の下流側を意味する。
【0002】
【従来の技術】オシロメトリック方式による血圧測定装
置は、生体の所定部位に巻回されるカフに設けられた膨
張袋内の圧力を、そのカフ下の動脈を完全に止血できる
圧力として予め設定した圧迫圧力まで昇圧させた後に、
所定の速度で徐速降圧させる過程において、その膨張袋
内の圧力を逐次検出し、さらに、その逐次検出される膨
張袋内の圧力から脈波を弁別し、その弁別された脈波の
振幅の立ち上がり点すなわち振幅が急激に大きくなると
きの圧迫圧力を検出し、その圧力を最高血圧値として決
定する方式が一般的である。
【0003】しかし、上記血圧測定装置では、脈波の振
幅の立ち上がり点が不明確なために、決定される最高血
圧値が不正確な場合がある。これは、カフが巻回されて
いる範囲のうち上流側では、カフの圧迫圧力が最高血圧
値よりも高い場合であっても動脈の脈動が開始する場合
があるからである。特に、カフによりその部位の動脈を
完全に止血させることが困難な部位では、カフの圧迫圧
力が最高血圧値よりも高い圧力における動脈の脈動が大
きくなり易いので、脈波の振幅の立ち上がり点が不明確
になり易い。
【0004】上記問題点を解決するために、カフの膨張
袋の内側において下流側に脈波検出装置を備え、その脈
波検出装置により検出される脈波の振幅に基づいて血圧
値を測定することが考えられる。たとえば、血管を圧迫
する膨張袋とは別に、カフ内において下流側に設けた脈
波検出用の膨張袋と、該膨張袋内の圧力を検出する圧力
センサとにより脈波検出装置を構成し、その脈波検出用
の膨張袋に発生する脈波の振幅に基づいて血圧値を測定
することが考えられている。このようにすれば、カフの
圧迫圧力が最高血圧値よりも高い圧力においてカフが巻
回されている範囲のうち上流側で脈動があっても、その
脈動はカフ内において下流側に設けられた脈波検出用の
膨張袋には直接的には検出されないので、脈波振幅の立
ち上がりが明確になり、最高血圧値を正確に決定するこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記脈波検出
装置により検出される脈波の振幅であっても、その立ち
上がり点が不明確な場合がある。特に、足首のような部
位における測定では、脈波振幅の立ち上がり点が不明確
になる場合が多い。これは、カフによる圧迫圧力が最高
血圧値よりも高い圧力においてカフの上流側で発生する
脈波は、直接的には上記脈波検出装置には検出されない
が、圧迫用の膨張袋を介して間接的に脈波検出装置に検
出されてしまう。すなわち、カフによる圧迫圧力が最高
血圧値よりも高い圧力においてカフの上流側で発生する
脈波は、圧迫用の膨張袋に圧力振動を発生させ、その圧
力振動が脈波検出装置に検出されしてしまうのである。
そのため、脈波検出装置により検出される脈波の振幅に
基づいて最高血圧値を決定しても、その最高血圧値が不
正確な場合がある。
【0006】本発明は以上のような事情を背景として為
されたものであり、その目的とするところは、正確な最
高血圧値を得ることができる血圧測定装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の要旨とするところは、生体の所定部位の動脈
を圧迫するための第1膨張袋を有し、その所定部位に圧
迫されるカフと、前記動脈から前記第1膨張袋に伝達さ
れる圧力振動である第1脈波を逐次検出する第1脈波検
出装置と、前記カフが巻回された範囲のうち下流側の体
表面に伝播する前記動脈からの第2脈波を逐次検出する
第2脈波検出装置とを備え、その第2脈波検出装置によ
り検出される第2脈波に基づいて前記生体の血圧値を測
定する血圧測定装置であって、(a)前記第1膨張袋内の
圧力を徐速変化させる徐速圧力変化過程において、前記
第1脈波検出装置により検出された第1脈波の振幅であ
る第1振幅を決定する第1振幅決定手段と、(b)その徐
速圧力変化過程において、前記第2脈波検出装置により
検出された第2脈波の振幅である第2振幅を決定する第
2振幅決定手段と、(c)前記第1振幅決定手段により決
定された第1振幅と前記第2振幅決定手段により決定さ
れた第2振幅との振幅比を算出する振幅比算出手段と、
(d)その振幅比算出手段により算出された振幅比の変化
率が一定値以上であることに基づいて前記生体の最高血
圧値を決定する血圧決定手段とを、含むことにある。
【0008】
【発明の効果】このようにすれば、第1振幅決定手段に
より、第1膨張袋内の圧力の徐速変化過程において第1
膨張袋に発生した第1脈波の第1振幅が決定され、第2
振幅決定手段により、その第1膨張袋内の圧力の徐速変
化過程において脈波検出装置により検出された第2脈波
の第2振幅が決定され、振幅比算出手段により、その第
1振幅と第2振幅との振幅比が算出され、血圧決定手段
により、その振幅比の変化率が一定値以上であること
基づいて前記生体の最高血圧値が決定される。第1膨張
袋の圧迫圧力が最高血圧値よりも高い場合には、第1膨
張袋の下流側に装着されている脈波検出装置には、第1
膨張袋を介して間接的に伝達される脈波が検出されるだ
けであるため第2振幅は小さいが、第1膨張袋の圧迫圧
力が最高血圧値以下では、脈波検出装置には第1膨張袋
を介して間接的に伝達される脈波に加えて動脈からの脈
波が直接検出されるため第2振幅は大きくなる。一方、
第1膨張袋の圧迫圧力が最高血圧値よりも高い場合に
も、第1膨張袋の上流側には動脈からの圧脈波が伝達さ
れるので、第1振幅は第2振幅ほど最高血圧値を境とし
て変化しない。従って、上記振幅比は最高血圧値におい
て大きく変化し、血圧決定手段では、その振幅比の変化
率が一定値以上であることに基づいて生体の最高血圧値
が決定されるので、正確な最高血圧値を得ることができ
る。
【0009】
【発明の他の態様】ここで、好適には、前記第2脈波検
出装置は、前記第1膨張袋の内側においてその第1膨張
袋の下流側に設けられた、前記第1膨張袋よりも小幅の
第2膨張袋を備え、その第2膨張袋に発生する脈波を検
出するものである。このようにすれば、血圧測定装置の
構成が単純になるので、血圧測定装置が容易且つ安価に
構成できる利点がある。
【0010】また、好適には、前記血圧決定手段は、算
出に用いられた前記第1振幅および前記第2振幅のうち
の予め設定された一方が予め設定された立ち上がり範囲
内にある振幅比の変化率が一定値以上であることに基づ
いて前記生体の最高血圧値を決定するものである。この
ようにすれば、最高血圧値を決定するための振幅比が、
その振幅比の算出に用いられた第1振幅および第2振幅
のうちの予め設定された一方が予め設定された立ち上が
り範囲にある振幅比に限定されることから、その他の範
囲において振幅比が大きく変化していても誤って最高血
圧値に決定されることがないので、より正確な最高血圧
値が得られる。
【0011】また、好適には、前記血圧測定装置は、前
記振幅比算出手段により算出された振幅比を平滑化処理
する振幅比平滑化手段をさらに含み、前記血圧決定手段
は、その振幅比平滑化手段により平滑化処理された振幅
の変化率が一定値以上であることに基づいて前記生体
の最高血圧値を決定するものである。このようにすれ
ば、振幅比算出手段により算出された振幅比が一時的に
大きく変化しても、振幅比平滑化手段により、その振幅
比の一時的な変化は平滑化され、その平滑化処理された
振幅比に基づいて最高血圧値が決定されるので、より正
確な最高血圧値が得られる。
【0012】また、好適には、前記振幅比平滑化手段
は、算出に用いられた前記第1振幅および前記第2振幅
のうちの予め設定された一方が予め設定された立ち上が
り範囲内にある振幅比を平滑化処理するものであり、前
記血圧決定手段は、その振幅比平滑化手段により平滑化
された振幅比の変化率が一定値以上であることに基づい
て前記生体の最高血圧値を決定するものである。このよ
うにすれば、最高血圧値を決定するための振幅比が、そ
の振幅比の算出に用いられた第1振幅および第2振幅の
うちの予め設定された一方が予め設定された立ち上がり
範囲にある振幅比に限定されるので、その他の範囲にお
いて振幅比が大きく変化していても誤って最高血圧値に
決定されることがなく、且つ、その限定された範囲にお
ける振幅比が一時的に大きく変化しても、振幅比平滑化
手段により、その振幅比の一時的な変化は平滑化される
ことから、その振幅比の一時的な変化に基づいて誤った
最高血圧値が決定されることもないので、より一層正確
な最高血圧値が得られる。
【0013】
【発明の好適な実施の形態】以下、本発明の実施の形態
を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明が適用
された血圧測定装置10の構成を説明するブロック線図
である。
【0014】図1において、カフ12は、生体の足首1
9を巻回するためのものであり、足首における血圧測定
に一般的に用いられるカフとは第2膨張袋として機能す
る第2ゴム嚢14が設けられている点において異なる。
すなわち、カフ12は、伸展性がなく且つ比較的剛性の
高い布により、生体の足首に好適に巻回できる形状に構
成された帯状の腕帯袋16と、その腕帯袋16の内部
に、幅方向がその腕帯袋16よりもやや短く長手方向が
足首の周囲の長さよりも短い所定の長さ(たとえば平均
的な足首の周囲の長さの2/3倍)の第1ゴム嚢18と
を備えている。この第1ゴム嚢18は、第1膨張袋とし
て機能するものであり、主としてカフ12が巻回された
部位の血管を圧迫して閉塞させるために用いられる。
【0015】さらに、腕帯袋16内には、カフ12が足
首19に巻回されたときに、第1ゴム嚢18よりも内側
において下流側の端となる位置に、長手方向の長さが第
1ゴム嚢18と略等しく且つ幅方向の長さがその第1ゴ
ム嚢18の幅方向の長さの数分の1以下(たとえば第1
ゴム嚢18の4分の1乃至6分の1程度)である第2ゴ
ム嚢14が備えられている。この第2ゴム嚢14は、主
として、カフ12が巻回された部位の動脈の脈動を検出
するために用いられる。図2は、上記のように構成され
たカフ12が生体の足首19に巻回され、カフ12が巻
回された部位の動脈20が閉塞させられている状態を示
す図である。カフ12の圧迫圧力が低下して動脈20の
脈動が開始すると、その脈動に基づく圧脈波が体表面2
1を介して第1ゴム嚢18および第2ゴム嚢14に伝播
し、第1ゴム嚢18および第2ゴム嚢14に圧力振動が
発生する。また、図2に示すように、第1ゴム嚢18と
第2ゴム嚢14との間には、遮蔽板22が設けられてい
る。この遮蔽板22は、第1ゴム嚢18に発生する振動
が第2ゴム嚢14に伝達されないようにするためのもの
であり、幅方向および長手方向の大きさが第2ゴム嚢1
4と略同様の大きさであり、厚さが0.3mm程度の比
較的硬質な可撓性材料により構成されている。なお、図
1のカフ12は、上記遮蔽板22を省略して示してあ
る。
【0016】上記第1ゴム嚢18は、配管23を介して
切換弁24および第1圧力センサ25に接続され、切換
弁24は配管26により空気ポンプ28に接続されてい
る。また、上記第2ゴム嚢14も、第1ゴム嚢18に接
続されている上記配管23から分岐した配管30を介し
て第2圧力センサ32および前記切換弁24に接続され
ているが、第2ゴム嚢14に接続されている配管30
は、第1ゴム嚢18に接続されている配管23よりも細
くされて絞り装置として機能している。
【0017】上記切換弁24は、カフ12内(すなわち
第1ゴム嚢18および第2ゴム嚢14内)への圧力の供
給を許容する圧力供給状態、カフ12内を徐々に排圧す
る徐速排圧状態、およびカフ12内を急速に排圧する急
速排圧状態の3つの状態に切り換えられるように構成さ
れている。
【0018】前記第1圧力センサ25は、第1ゴム嚢1
8内の第1圧力P1 を検出して、その圧力を表す第1圧
力信号SP1 を静圧弁別回路34および脈波弁別回路3
6にそれぞれ供給する。静圧弁別回路34はローパスフ
ィルタを備え、第1圧力信号SP1 に含まれる定常的な
圧力すなわち第1カフ圧PK1 を表す第1カフ圧信号S
1 を弁別してその第1カフ圧信号SK1 をA/D変換
器38を介して電子制御装置40へ供給する。脈波弁別
回路36はバンドパスフィルタを備え、第1圧力信号S
1 の振動成分である脈波信号SM1 を周波数的に弁別
してその脈波信号SM1 をA/D変換器42を介して電
子制御装置40へ供給する。この脈波信号SM1 は、カ
フ12下の動脈20の脈動が第1ゴム嚢18に伝達され
ることにより第1ゴム嚢18に発生する圧力振動であっ
て、第1脈波M1 を表す。
【0019】前記第2圧力センサ32は、第2ゴム嚢1
4内の第2圧力P2 を検出して、その圧力を表す第2圧
力信号SP2 を脈波弁別回路44へ供給する。この脈波
弁別回路44は、第1圧力センサ25に接続された脈波
弁別回路36と同様に構成されており、第2圧力信号S
2 の振動成分である脈波信号SM2 を周波数的に弁別
してその脈波信号SM2 をA/D変換器45を介して電
子制御装置40へ供給する。この脈波信号SM2 は、カ
フ12が巻回されている部位のうち下流側における動脈
20の脈動が第2ゴム嚢14に伝達されることにより第
2ゴム嚢14に発生する圧力振動であって、第2脈波M
2 を表す。従って、本実施形態では、第2ゴム嚢14、
第2圧力センサ32、および脈波弁別回路44が第2
波検出装置46として機能している。
【0020】上記電子制御装置40は、CPU47、R
OM48、RAM50、および図示しないI/Oポート
等を備えた所謂マイクロコンピュータにて構成されてお
り、CPU47は、ROM48に予め記憶されたプログ
ラムに従ってRAM50の記憶機能を利用しつつ信号処
理を実行することにより、I/Oポートから駆動信号を
出力して切換弁24および空気ポンプ28を制御する。
また、その切換弁24および空気ポンプ28の制御過程
において、静圧弁別回路34から供給される第1圧力信
号SP1 および脈波弁別回路36、44から供給される
脈波信号SM1、SM2 に基づいて生体の血圧値BPを
決定し、その決定した血圧値BPを表示器52に表示す
る。
【0021】図3は、上記電子制御装置40の制御機能
の要部を説明する機能ブロック線図である。図におい
て、カフ圧制御手段60は、空気ポンプ28を駆動さ
せ、且つ、切換弁24を圧力供給状態に切替えることに
より、生体の足首19に巻回されたカフ12内の圧力を
急速昇圧させ、第1圧力センサ25により検出される第
1ゴム嚢18内の第1圧力P1 に基づいて、そのカフ1
2の圧迫圧力が所定の目標圧力値PCM(たとえば、24
0mmHg程度の圧力値)に到達したと判定した場合、
続いて切換弁24を徐速排圧状態に切り替えることによ
り、カフ12の圧迫圧力を3mmHg/sec程度に予め設定さ
れた速度で徐速降圧させる。そして、カフ12の圧迫圧
力が最低血圧値BPDIA よりも十分に低い予め設定され
た測定終了圧力値PCEになると、切換弁24を急速排圧
状態に切替え且つ空気ポンプ28を停止させる。
【0022】第1振幅決定手段62は、カフ圧制御手段
60によりカフ12内の圧迫圧力が徐速降圧させられる
過程で、第1圧力センサ25により逐次検出された第1
圧力P1 の振動成分すなわち脈波弁別回路36により弁
別された脈波信号SM1 について、その振幅(第1振幅
1 とする)を一拍毎に決定し、その第1振幅A1 を静
圧弁別回路34により弁別された第1カフ圧PK1 とと
もにRAM50の所定の記憶領域に記憶する。
【0023】第2振幅決定手段64は、カフ圧制御手段
60によりカフ12内の圧迫圧力が徐速降圧させられる
過程で、第2圧力センサ32により逐次検出された第2
圧力P2 の振動成分すなわち脈波弁別回路44により弁
別された脈波信号SM2 について、その振幅(第2振幅
2 とする)を一拍毎に決定し、その第2振幅A2 が決
定された時点の第1カフ圧PK1 とともにRAM50の
所定の記憶領域に記憶する。
【0024】振幅比算出手段66は、第1振幅決定手段
62により決定された第1振幅A1と、第2振幅決定手
段64により決定された第2振幅A2 との振幅比r(A
1 /A2 またはA2 /A1 )を算出する。なお、上記第
1振幅A1 および第2振幅A 2 は、同じ脈動に基づく第
1脈波M1 および第2脈波M2 についてそれぞれ決定さ
れた第1振幅A1 および第2振幅A2 が用いられる。す
なわち、振幅比rの算出に用いられる第2振幅A2 は、
その振幅比rの算出に用いられる第1振幅A1を有する
第1脈波M1 が検出された時と略同じときに検出された
第2脈波M2 についての第2振幅A2 である。また、こ
の振幅比rは、第1振幅決定手段62により決定された
第1振幅A1 および第2振幅決定手段64により決定さ
れた第2振幅A2 のすべてについて算出してもよいが、
後述する範囲限定手段70により限定された範囲のみに
ついて算出されてもよい。
【0025】振幅比平滑化手段68は、上記振幅比算出
手段66により算出された振幅比rを平滑化処理し、平
滑化処理後の振幅比すなわち平滑化振幅比r’を決定す
る。この平滑化処理は、たとえば、メディアンフィルタ
法、移動平均法、平滑微分法等による処理である。上記
メディアンフィルタ法は、順次サンプリング入力される
データのうち所定のデータを,その所定のデータを中心
とする予め設定された所定数(たとえば3乃至5点)の
データのうちの中央値(メディアン)に置換する方法で
ある。また、上記平滑微分処理は、中心差分の線型和を
求めることにより入力信号を平滑化し且つ微分波形とす
ることであり、一般式は式1で与えられる。下記式1に
おいて、dはサンプリング周期Tに基づいて定まる値、
Nは次数、Cn は係数であり、たとえば、d=1/T,
N=1,C1 =1とされる。式1に示すように、平滑微
分処理は、低次の加減算だけで構成される。また、特性
も良いことから、この平滑微分処理は、生体信号の処理
に有用なものとして知られている処理である。
【0026】
【式1】
【0027】図4および図5は、異なる患者にそれぞれ
カフ12を巻回し、カフ圧制御手段60により所定の目
標圧力値PCMから所定の速度で徐速降圧させる過程にお
いて得られた信号に基づいて、第1振幅A1 、第2振幅
2 、振幅比r、および平滑化振幅比r’を決定し、そ
れらをカフ圧PK1 に対してプロットしたグラフであっ
て、図4は比較的正常な患者を測定した場合の図であ
り、図5は高血圧患者を測定した場合の図である。図4
および図5において、曲線C1 、C2 、C3 およびC4
は、第1振幅A1 、第2振幅A2 、振幅比rおよび平滑
化振幅比r’の第1カフ圧PK1 に対する関係をそれぞ
れ示す曲線であり、振幅比rはA1 /A2により算出さ
れている。また、BPSYS ’は、ドップラー法により測
定された参照最高血圧値である。なお、ドップラー法に
よる測定は、オシロメトリック方式の血圧測定装置に比
較して測定に熟練を要するという欠点があるが、足首に
おいても信頼性のある最高血圧値を得ることができる方
法として知られている。
【0028】図4および図5において、第1振幅A1
変化を示す曲線C1 および第2振幅A2 の変化を示す曲
線C2 とも、徐速降圧の開始からそれぞれのピークまで
の間において明確な立ち上がり点を示していない。従っ
て、曲線C1 または曲線C2を直接用いてオシロメトリ
ック法により最高血圧値BPSYS を決定するのは困難で
ある。曲線C1 および曲線C2 が明確な立ち上がり点を
示さない理由は、以下のように考えられる。カフ12に
より足首19下の動脈が止血されている場合には、カフ
圧PK1 が最高血圧値BPSYS と等しくなると、血流が
再開して第1振幅A1 が急激に大きくなる。しかし、足
首19のようにカフ12下の動脈20を完全に止血する
ことが困難な部位では、カフ圧PK1 が最高血圧値BP
SYS よりも高い圧力であっても、カフ12が巻回されて
いる範囲のうちの上流側では動脈20の脈動が存在し、
その脈動はカフ圧PK1 の低下とともに大きくなる。そ
のため曲線C1 は明確な立ち上がり点を示さないと考え
られる。また、第1ゴム嚢18内の圧力振動は遮蔽板2
2により遮蔽されるものの、完全には遮蔽されず、第1
ゴム嚢18内の圧力振動が第2ゴム嚢14に伝達されて
しまうので、曲線C 2 も明確な立ち上がり点を示さない
と考えられる。
【0029】しかし、振幅比rの変化を示す曲線C3
よび平滑化振幅比r’の変化を示す曲線C4 はドップラ
ー法により測定された参照最高血圧値BPSYS ’の付近
において大きく変化している。曲線C1 および曲線C2
が明確な立ち上がり点を示していなくても振幅比rが参
照最高血圧値BPSYS 付近において大きく変化する理由
は以下のように考えられる。前述したように、第2ゴム
嚢14は、カフ圧PK 1 が最高血圧値BPSYS よりも高
い圧力では、第1ゴム嚢18の圧力振動が弱められて伝
達されるのみであるが、カフ圧PK1 が最高血圧値BP
SYS 以下になると、カフ12下の動脈20の脈動が直接
伝達される。一方、第1ゴム嚢18は、カフ圧PK1
最高血圧値BPSYS よりも高い圧力においても、その上
流側において動脈の脈動に基づく圧力振動が直接伝達さ
れている。従って、最高血圧値BPSYS の前後での変化
の大きさは、曲線C1 よりも曲線C2 の方が大きくなる
ので、振幅比rは、参照最高血圧値BPSYS ’の付近に
おいて大きく変化すると考えられる。
【0030】また、図4において、振幅比rの変化を示
す曲線C3 は、徐速降圧開始当初および160mmHg
付近において、一時的(短期的)に大きく変化してい
る。最高血圧値BPSYS を振幅比rの変化に基づいて決
定しようとする場合、このような一時的な大きな変化に
基づいて誤った最高血圧値BPSYS が決定されてしまう
危険性がある。そこで、それらの一時的な大きな変化を
平滑化する目的で算出したのが平滑化振幅比r’であ
る。
【0031】範囲限定手段70は、後述する血圧決定手
段72により最高血圧値BPSYS を決定するための振幅
比rまたは平滑化振幅比r’の範囲を、その算出に用い
られた第1振幅A1 および第2振幅A2 のうちの予め設
定された一方が予め設定された立ち上がり範囲内にある
振幅比rまたは平滑化振幅比r’に限定する。上記立ち
上がり範囲とは、予め設定された第1振幅A1 または第
2振幅A2 のピークよりもカフ圧PK1 が高い側であ
る。図4に示すように、曲線C3 および曲線C4には、
カフ圧PK1 が最も低い側にも大きな変化が存在する
が、オシロメトリック法による血圧決定では、最高血圧
値BPSYS は、振幅のピークを示すカフ圧PK1 よりも
高くなる。従って、最高血圧値BPSYS を決定するため
の振幅比rまたは平滑化振幅比r’の範囲を上記のよう
に制限するのである。
【0032】血圧決定手段72は、振幅比算出手段66
により算出された振幅比rのうち上記範囲限定手段70
により限定された振幅比rに基づいて、または、振幅比
平滑化手段68により算出された平滑化振幅比r’のう
ち上記範囲限定手段70により限定された平滑化振幅比
r’に基づいて、足首19における最高血圧値BPSY S
を決定する。図4および図5に示すように、上記振幅比
rおよび平滑化振幅比r’は、最高血圧値BPSYS にお
いて大きく変化する。従って、たとえば、上記限定され
た範囲内において平滑化振幅比r’(または振幅比r)
の一拍毎の変化率dを算出し、予め設定された基準変化
率dSTを越える変化率dから、最もカフ圧PK1 が高い
側の変化率dを決定し、その決定した変化率dが示すカ
フ圧PK 1 を最高血圧値BPSYS に決定する。また、平
均血圧値BPMEANおよび最低血圧値BPDIA は、前記第
1振幅決定手段62により決定した第1振幅A1 または
前記第2振幅決定手段64により決定した第2振幅A2
に基づいて通常のオシロメトリック法に基づいて決定す
る。そして、上記のようにして決定した最高血圧値BP
SYS 等を表示器52に表示する。
【0033】図6は、上記血圧測定装置10の電子制御
装置40における制御作動の要部をさらに具体的に説明
するフローチャートである。この図6に示すルーチン
は、図示しない測定起動スイッチが操作されることによ
り実行される。
【0034】図6において、まず、カフ圧制御手段60
に対応するステップS1(以下、ステップを省略す
る。)乃至S3が実行される。すなわち、S1では、空
気ポンプ28が起動され、且つ切換弁24が急速昇圧状
態に切り替えられることにより、カフ12の昇圧が開始
される。すなわち、カフ12に備えられた第1ゴム嚢1
8および第2ゴム嚢14内への圧力の供給が開始され
る。
【0035】続くS2では、第1カフ圧PK1 がカフ1
2下の動脈20の血流を阻止できる圧迫圧力として予め
設定された目標圧力PCM(たとえば240mmHg程
度)を超えたか否かが判断され、この判断が否定された
場合は、上記S1以下が繰り返されることによりカフ1
2の圧迫圧力の昇圧が継続される。
【0036】一方、上記S2の判断が肯定された場合に
は、続くS3において、切換弁24が徐速排圧状態に切
り替えられて、カフ12の圧迫圧力が予め設定された3
mmHg/sec程度の速度で徐速降圧させられる。すなわち、
第1ゴム嚢18内の第1圧力P1 および第2ゴム嚢14
内の第2圧力P2 の徐速降圧が開始される。
【0037】続くS4では、静圧弁別回路34から供給
される第1カフ圧PK1 、脈波弁別回路36から供給さ
れる脈波信号SM1 、および脈波弁別回路44から供給
される脈波信号SM2 が読み込まれる。
【0038】次にカフ圧制御手段60に対応するS5乃
至S6が実行される。まず、S5では、カフ12の圧迫
圧力が最低血圧値BPDIA よりも十分に低い値に予め設
定された測定終了圧力値PCE以下となったか否かが判断
される。この判断が否定された場合には、上記S4以下
が繰り返し実行されることにより、第1カフ圧信号SK
1 、脈波信号SM1 、および脈波信号SM2 の読み込み
が継続される。一方、上記S5の判断が肯定された場合
には、切換弁24が急速排圧状態に切り替えられること
により、カフ12内の圧力が開放される。
【0039】続く第1振幅決定手段62に対応するS7
では、前記S4で逐次読み込まれた脈波信号SM1 が表
す第1脈波M1 について、一拍毎の第1振幅A1 が決定
され、その第1振幅A1 が発生した時点における第1カ
フ圧PK1 とともにRAM50の所定の記憶領域に記憶
される。
【0040】続く第2振幅決定手段64に対応するS8
では、前記S4で逐次読み込まれた脈波信号SM2 が表
す第2脈波M2 について、一拍毎の第2振幅A2 が決定
され、その第2振幅A2 が発生した時点における第1カ
フ圧PK1 とともにRAM50の所定の記憶領域に記憶
される。
【0041】続く振幅比算出手段66に対応するS9で
は、前記S7で一拍毎に決定された第1振幅A1 および
上記S8で一拍毎に決定された第2振幅A2 について、
1/A2 なる演算が実行されて、図4または図5に示
されているように、一拍毎の振幅比rがそれぞれ算出さ
れる。
【0042】続く振幅比平滑化手段68に対応するS1
0では、上記S9で算出された振幅比rが例えば前述の
メディアンフィルタ法により平滑化処理され、図4また
は図5に示されているように、一拍毎の平滑化振幅比
r’がそれぞれ算出される。
【0043】続く範囲限定手段70に対応するS11で
は、前記S7で一拍毎に求められた第1振幅A1 のうち
の最大振幅すなわち曲線C1 のピークが決定され、その
最大振幅を示す第1脈波M1 が検出された時点のカフ圧
PK1 よりも大きい側が立ち上がり範囲に決定され、検
出された時点のカフ圧PK1 がその立ち上がり範囲内で
ある第1脈波M1 および第2脈波M2 に基づいて決定さ
れた平滑化振幅比r’が選択される。
【0044】続く血圧決定手段72に対応するS12で
は、上記S11で選択された平滑化振幅比r’に基づい
て最高血圧値BPSYS が決定される。たとえば、上記S
11で選択された一拍毎の平滑化振幅比r’について、
一つの平滑化振幅比r’(r 1 ’とする)とそれに続く
脈拍に基づいて決定された平滑化振幅比r’(r2 ’と
する)との変化率d(r1 ’/r2 ’)が算出され、そ
の変化率dが予め設定された基準変化率dSTを越えるも
ののうち最もカフ圧PK1 が高い変化率dが決定され、
そのときのカフ圧PK1 が最高血圧値BPSYS に決定さ
れる。また、平均血圧値BPMEANおよび最低血圧値BP
DIA は、第1振幅A1 または第2振幅A 2 に基づいて通
常のオシロメトリック法により決定される。
【0045】続くS13では、上記S12で決定された
最高血圧値BPSYS 、平均血圧値BPMEAN、最低血圧値
BPDIA が表示器52に表示され後、本ルーチンは終了
させられる。
【0046】上述した実施の形態によれば、第1振幅決
定手段62(S7)により、第1ゴム嚢18内の圧力の
徐速変化過程において第1ゴム嚢18に発生した第1脈
波M1 の第1振幅A1 が決定され、第2振幅決定手段6
4(S8)により、その第1ゴム嚢18内の圧力の徐速
変化過程において第2脈波検出装置46により検出され
た第2脈波M2 の第2振幅A2 が決定され、振幅比算出
手段66(S9)により、その第1振幅A1 と第2振幅
2 との振幅比rが算出され、血圧決定手段72(S1
2)により、その振幅比rに基づいて前記生体の最高血
圧値BPSYS が決定される。上記振幅比rは最高血圧値
BPSYS において大きく変化し、血圧決定手段72(S
12)では、その振幅比rに基づいて生体の最高血圧値
BPSYSが決定されるので、正確な最高血圧値BPSYS
を得ることができる。
【0047】また、上述の実施の形態によれば、第2
波検出装置46は、第1ゴム嚢18の内側においてその
第1ゴム嚢18の下流側に設けられた、第1ゴム嚢18
よりも小幅の第2ゴム嚢14を備え、その第2ゴム嚢1
4に発生する脈波を検出するものであることから、血圧
測定装置10の構成が単純になるので、血圧測定装置1
0が容易且つ安価に構成できる利点がある。
【0048】また、上述の実施の形態によれば、範囲限
定手段70(S11)により、最高血圧値BPSYS を決
定するための振幅比rが、その振幅比rの算出に用いら
れた第1振幅A1 および第2振幅A2 のうちの予め設定
された一方が予め設定された立ち上がり範囲にある振幅
比rに限定されるので、その他の範囲において振幅比r
が大きく変化していても誤って最高血圧値BPSYS に決
定されることがなく、且つ、その限定された範囲におけ
る振幅比rが一時的に大きく変化しても、振幅比平滑化
手段68(S10)により、その振幅比rの一時的な変
化は平滑化されることから、その振幅比rの一時的な変
化に基づいて誤った最高血圧値BPSYSが決定されるこ
ともないので、より一層正確な最高血圧値BPSYS が得
られる。
【0049】以上、本発明の一実施形態を図面に基づい
て詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても
適用される。
【0050】たとえば、図6に示したフローチャートで
は、S9において一拍毎の全ての振幅比rが算出され、
S10において一拍毎の全ての平滑化振幅比r’が算出
され、その後、S11において最高血圧値BPSYS を決
定するための平滑化振幅比r’が制限されていたが、予
め制限された範囲についてのみ振幅比rおよび平滑化振
幅比r’が算出されてもよい。
【0051】また、前述の実施形態では、範囲限定手段
70(S11)により、血圧決定手段72(S12)に
おいて最高血圧値BPSYS を決定するための平滑化振幅
比r’の範囲が限定されていたが、範囲限定手段70は
設けられず、たとえば、以下のようにして最高血圧値B
SYS が決定されてもよい。すなわち、カフ圧PK1
高い側から順に、平滑化振幅比r’(または振幅比r)
の一拍毎の変化率dが算出され、その変化率dが予め設
定された基準変化率dSTを最初に越えたことに基づいて
最高血圧値BPSYS が決定されてもよい。或いは、カフ
圧PK1 の高い側から順に、一拍毎の平滑化振幅比r’
(または振幅比r)が予め設定された閾値THと比較さ
れ、上記平滑化振幅比r’(または振幅比r)と閾値T
Hとの大小関係が逆転したことに基づいて最高血圧値B
SYS が決定されてもよい。
【0052】また、前述の実施形態では、カフ12は足
首19に装着されるものであったが、足首19以外に巻
回されるように構成されてもよい。たとえば、大腿部、
上腕部に巻回されるように構成されてもよい。
【0053】また、前述の実施形態では、第2ゴム嚢1
4の長手方向の長さは、第1ゴム嚢18の長手方向の長
さと略等しくされていた。しかし、第2ゴム嚢14は、
カフ12が巻回された部位の動脈20からの脈波を検出
するためのものであることから、その動脈20の上部に
位置していればよいので、第2ゴム嚢14の長手方向の
長さは、第1ゴム嚢18の長手方向の長さよりも短くて
もよい。
【0054】また、前述の実施形態では、血圧決定手段
72(S12)は、カフ12の圧迫圧力の徐速降圧が完
了した後に信号処理が実行されて最高血圧値BPSYS
決定されていたが、カフ12の徐速降圧過程で逐次信号
処理が実行されて最高血圧値BPSYS が決定されてもよ
い。また、その場合、必要な信号(たとえば、最低血圧
値BPDIA を決定するための信号)が検出された時点
で、カフ12の圧迫圧力を開放してもよい。
【0055】また、前述の実施形態では、配管30は配
管23よりも細くされることにより絞り装置として機能
していたが、そのように配管30の径を細くすることに
代えて、配管30の途中にオリフィスが設けられてもよ
い。
【0056】また、前述の実施形態では、上記絞り装置
として機能する細い配管30を用いることにより、一つ
の空気ポンプ28および一つの切換弁24で第1ゴム嚢
18内の第1圧力P1 および第2ゴム嚢14内の第2圧
力P2 を同時に制御していたが、第1ゴム嚢18および
第2ゴム嚢14用に、それぞれ別の空気ポンプおよび切
換弁が設けられてもよい。
【0057】また、前述の実施形態では、第2ゴム嚢1
4は、カフ12の最も下流側に位置されていたが、第2
ゴム嚢14は、カフ12の下流側の範囲であれば、前述
の実施形態よりも上流側に位置されてもよい。
【0058】また、前述の実施形態では、脈波検出装置
46は、カフ12内側において下流側に備えられた第2
ゴム嚢14を備え、その第2ゴム嚢14に発生する脈波
を検出するものであったが、他の形式の脈波検出装置が
用いられてもよい。たとえば、カフの略中央において、
そのカフの動脈側の内側に備えられた反射板と、そのカ
フの動脈反対側の内側に上記反射板と対向する位置に備
えられ、発光素子と受光素子とからなる光学式距離セン
サとから構成される脈波検出装置が用いられてもよい。
なお、この脈波検出装置は、カフ下の動脈の脈動により
光学式距離センサと反射板との距離が変動することに基
づいて脈波を検出するものであるので、脈波検出装置は
圧迫用のゴム嚢に発生する圧力振動の影響を受けるので
ある。
【0059】なお、本発明はその主旨を逸脱しない範囲
においてその他種々の変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である血圧測定装置の回路
構成を説明するブロック線図である。
【図2】図1のカフが生体の足首の装着され、カフが巻
回された部位の動脈が閉塞させられている状態を示す図
である。
【図3】図1の実施形態における電子制御装置の制御機
能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【図4】第1振幅A1 の分布曲線C1 、第2振幅A2
分布曲線C2 、振幅比rの分布曲線C3 、および平滑化
振幅比r’の分布曲線C4 を示すグラフであって、比較
的正常な患者を測定した場合のグラフである。
【図5】第1振幅A1 の分布曲線C1 、第2振幅A2
分布曲線C2 、振幅比rの分布曲線C3 、および平滑化
振幅比r’の分布曲線C4 を示すグラフであって、高血
圧患者を測定した場合のグラフである。
【図6】図1の実施形態における電子制御装置における
制御作動の要部を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10:血圧測定装置 12:カフ 14:第2ゴム嚢(第2膨張袋) 18:第1ゴム嚢(第1膨張袋) 46:第2脈波検出装置 62:第1振幅決定手段 64:第2振幅決定手段 66:振幅比算出手段 68:振幅比平滑化手段 72:血圧決定手段

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体の所定部位の動脈を圧迫するための
    第1膨張袋を有し、該所定部位に圧迫されるカフと、
    記動脈から前記第1膨張袋に伝達される圧力振動である
    第1脈波を逐次検出する第1脈波検出装置と、前記カフ
    が巻回された範囲のうち下流側の体表面に伝播する前記
    動脈からの第2脈波を逐次検出する第2脈波検出装置と
    を備え、該第2脈波検出装置により検出される第2脈波
    に基づいて前記生体の血圧値を測定する血圧測定装置で
    あって、 前記第1膨張袋内の圧力を徐速変化させる徐速圧力変化
    過程において、前記第1脈波検出装置により検出された
    第1脈波の振幅である第1振幅を決定する第1振幅決定
    手段と、 該徐速圧力変化過程において、前記第2脈波検出装置に
    より検出された第2脈波の振幅である第2振幅を決定す
    る第2振幅決定手段と、 前記第1振幅決定手段により決定された第1振幅と前記
    第2振幅決定手段により決定された第2振幅との振幅比
    を算出する振幅比算出手段と、 該振幅比算出手段により算出された振幅比の変化率が一
    定値以上であることに基づいて前記生体の最高血圧値を
    決定する血圧決定手段とを、含むことを特徴とする血圧
    測定装置。
  2. 【請求項2】 前記第2脈波検出装置は、前記第1膨張
    袋の内側において該第1膨張袋の下流側に設けられた、
    前記第1膨張袋よりも小幅の第2膨張袋を備え、該第2
    膨張袋に発生する脈波を検出するものである請求項1の
    血圧測定装置。
  3. 【請求項3】 前記血圧決定手段は、算出に用いられた
    前記第1振幅および前記第2振幅のうちの予め設定され
    た一方が予め設定された立ち上がり範囲内にある振幅比
    の変化率が一定値以上であることに基づいて前記生体の
    最高血圧値を決定するものである請求項1または2記載
    の血圧測定装置。
  4. 【請求項4】 前記振幅比算出手段により算出された振
    幅比を平滑化処理する振幅比平滑化手段をさらに含み、 前記血圧決定手段は、該振幅比平滑化手段により平滑化
    処理された振幅比の変化率が一定値以上であることに基
    づいて前記生体の最高血圧値を決定するものである請求
    項1または2記載の血圧測定装置。
  5. 【請求項5】 前記振幅比平滑化手段は、算出に用いら
    れた前記第1振幅および前記第2振幅のうちの予め設定
    された一方が予め設定された立ち上がり範囲内にある振
    幅比を平滑化処理するものであり、 前記血圧決定手段は、該振幅比平滑化手段により平滑化
    された振幅比の変化率が一定値以上であることに基づい
    て前記生体の最高血圧値を決定するものである請求項4
    記載の血圧測定装置。
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