JPH02113166A - 変速機のシフト操作装置 - Google Patents

変速機のシフト操作装置

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JPH02113166A
JPH02113166A JP26574088A JP26574088A JPH02113166A JP H02113166 A JPH02113166 A JP H02113166A JP 26574088 A JP26574088 A JP 26574088A JP 26574088 A JP26574088 A JP 26574088A JP H02113166 A JPH02113166 A JP H02113166A
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JP
Japan
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change lever
shift
cam member
link rod
shift operation
Prior art date
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Pending
Application number
JP26574088A
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English (en)
Inventor
Kenichi Abe
健一 安部
Hisao Nagase
長瀬 久雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、 産業上の利用分野 本発明は、変速機のシフト操作装置に関するものである
b、 従来の技術 一般的に、大型の変速機を有するバスやトラックなどで
は、シフト操作に大きなカを必要とする。
このため、従来より変速機のシフト操作力を軽くする手
段として、第5図に示すチェンジレバー51の操作・作
動伝達比を大きく取ったり、あるいは変速機を駆動する
リンク機構のリンクロッド52にパワーシフト53を取
付けたりする方法が採られており、軽い力でスムーズな
シフト操作ができるようになっている。
C0発明が解決しようとする課題 しかしながら、チェンジレバー51の作動伝達比を大き
く取る場合には、シートに着座した運転者の手元の操作
距離が長くなり、シフト操作時間が増すと共に、チェン
ジレバー51の操作性が悪くなるという欠点があった。
一方、パワーシフト53を取付けた場合には、チェンジ
レバー51の中立位置の状態がシフト操作する際にはっ
きりとした感触で伝わらず、スムーズなシフト操作を行
うには熟練を要した。また、パワーシフト53の設置は
シフト操作装置の重量を増大させると共に、部品のコス
ト高を招き、経済的にも不利であった。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって
、その目的は、上述の如き欠点を解消し得る変速機のシ
フト操作装置を提供することにある。
d、 課題を解決するための手段 上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明に
おいては、チェンジレバーとリンクロッドとの間に配設
される連結部材を車体に回動自在に取付けるー・方、上
端部に下方へ湾曲した円弧状のカム溝を有し、かつ下端
部がリンクロッドの一端に連結されるカム部材を車体に
回動自在に取付け、前記連結部材の一端部を前記チェン
ジレバーに連結すると共に、他端部を前記カム溝内に係
合させて前記カム部材に連結し、前記チェンジレバーの
シフト操作に伴って回動する前記連結部材の他端部を前
記カム溝に沿って移動させることにより、前記カム部材
の下端部およびリンクロッドを前記連結部材の他端部と
反対側に移動させるように構成している。
e、 作用 本発明に係る変速機のシフト操作装置では、チェンジレ
バーのシフト操作に伴って回動する連結部材の他端部を
カム溝に沿って移動させることにより、カム部材の下端
部およびリンクロッドを連結部材の他端側と反対側に移
動させるように構成しているため、最もシフト操作力を
必要とするシンクロ(同期)時の操作伝達比が大きく取
れ、チェンジレバーの中立位置がはっきりとした感触で
伝わると共に、シフト操作力の軽減化が図れる。
r、 実施例 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
第1図〜第3図は本発明に係る変速機のシフト操作装置
を示したものである。このシフト操作装置は、変速機を
操作するチェンジレバー1と、連結部材たる連結ロッド
2および連結レバー3と、下端部がリンクロッド4の一
端に連結されるカム部材5とをそれぞれ備えており、チ
ェンジレバー1、連結ロッド2.連結レバー3およびカ
ム部材5はこの順序で上下方向に沿って配設されている
上記チェンジレバー1は、ハウジング6より突出したロ
ンド部7の上端握り部8がロッド部7の下端部を中心に
して矢印m−n方向(図中左右方向)へ回動し得るよう
に車体9に取付けられている。しかして、チェンジレバ
ー1の下端部には支持ブラケント10が一体的に設けら
れており、この支持ブラケッ)10を車体9側に付設さ
れたステー11に枢支ビン12にて連結することにより
回動自在に固定されている。なお、支持ブラケットlO
の側面には、連結ロッド2の上端部を取付けるボス部1
3が突出して形成されている。
上記連結レバー3は略し字状に形成され、逆に配置した
状態で車体9に回動自在に取付けられている。しかして
、連結レバー3は、角部3aを車体9側に付設されたス
テー14に枢支ビン15にて連結することにより回動自
在に固定されている。一方、連結レバー3の下端部には
係合ビン16が立設されており、この保合ピン16の外
周部には後述のカム溝内を摺動するベアリング17が回
転可能に取付けられている。なお、連結レバー3の上端
部には連結ロンド2の下端部が取付けられるようになっ
ており、連結ロッド2は支持ブラケット10のボス部1
3と連結レバー3との間に架設されている。
上記カム部材5はハート形に形成した上端部を有してお
り、中間部を中心にして回動し得るように車体9に取付
けられている。しかして、カム部材5は、中間部を車体
9側に付設されたステー18に枢支ビン19にて連結す
ることにより回動自在に固定されていると共に、ステー
18の取付面と対応する車体9はカム部材5と反対側(
図中右側)に屈曲形成されている。また、カム部材5の
上端部には、挿入配置した保合ピン16およびベアリン
グ17を介して連結レバー3の下端部と係合するカム溝
20が設けられており、カム溝20は下方へ湾曲した円
弧状に形成されている。そしてカム溝20の下部中央に
は、連結レバー3の下端部を保持する凹部21が形成さ
れている。
一方、カム部材5の下端部は、枢支ピン22によってリ
ンクロッド4の一端に回動自在に固定されている。この
リンクロッド4は、変速機を駆動するリンク機構の一部
を構成するものであって図中左右方向へ移動可能に配設
されており、他端側には図外の変速ギヤと係合するシフ
トフォーク23が設けられている。なお、連結レバー3
の枢支ピン15の中心とカム部材5の枢支ピン19の中
心とは同一鉛直線上に配置されていると共に、チェンジ
レバー1の中立位置状態では係合ピン16および枢支ピ
ン19の中心も同一鉛直線上に配置されるように構成さ
れている。
上記構成のシフト操作装置においては、第1図に示す中
立位置状態のチェンジレバー1を例えば矢印m方向へシ
フト操作すると、これに伴って支持ブラケット10が同
方向へ回動するため、連結ロッド2は支持ブラケット1
0に引かれて上方に移動する。連結ロッド2が移動する
と、連結レバー3は、第2図に示す如く角部3aを中心
として矢印m方向へ回動し、連結レバー3の下端部が係
合ピン16およびベアリング17を介してカム溝20に
沿って左斜め上方に移動する。そして連結レバー30回
動に伴って、カム部材5は矢印p方向へ押圧されるため
、中間部を中心として矢印m方向と反対側の矢印n方向
に回動する。この結果、リンクロッド4はカム部材5の
下端部に引張られて第2回で右方向に移動するため、リ
ンクロッド4に係合されたシフトフォーク23が作動し
てシンクロ時の状態となる。さらに、連結レバー3が矢
印m方向に回動して下端部がカム溝20の左上方に移動
すると、第3図に示す如くカム部材5が矢印n方向に回
動してリンクロッド4がさらに右方向に移動するため、
所定のシフト操作が行われる。なお、カム部材5および
カム溝20は左右対称形であるから、チェンジレバー1
を第1図で矢印n方向にシフト操作する場合も各構成部
材の移動方向が逆になるのみで前述と同様の動作がなさ
れる。
このように構成した変速機のシフト操作装置によれば、
カム溝20を有するカム部材5を連結レバー3とリンク
ロッド4にそれぞれ連結させて配設しているため、最も
シフト操作力を必要とするシンクロ時の操作伝達比を大
きくすることが可能となる。すなわち、第1図に示す如
くチェンジレバー1が中立位置の状態にある場合に各ピ
ン間の作用距離をそれぞれa、b、c、dとすると、こ
れら作用距離は第2図に示すシンクロ時においてaから
e、bからり、cからiおよびdからgそれぞれに変化
する。このため、操作伝達比は(c/dXa/b)から
(i/g X e/h)となり、(i/g X e/h
)は(c/dXa/b)よりも大きくなるから、シンク
ロ時の操作伝達比は中立時のものよりも高くなる。また
、第3図に示すシフト操作時においてeからj、hから
に、gからrおよびiからSにそれぞれ変化する。
このため、操作伝達比は(Rg X e/h)から(s
/r X j/k)となり、(s/r X j/k)は
(i/g X e/h)よりも小さくなるから、シフト
操作時の操作伝達比はシンクロ時のものよりも低くなる
第4図はチェンジレバー1のストローク(2)と入力(
F、f)との関係を示した本発明(実線)と従来例(鎖
線)の特性線図である。リンクロッド4に伝達される出
力が本発明と従来例とで同一とすると、この特性線図よ
り次のことが判断できる。すなわち、本発明のシフト操
作装置は、シンクロ時の操作伝達比が従来のものよりも
大きいため最大入力Fはhだけ小さくなっている。一方
、本発明のシフト操作装置は、シンク口前ストローク時
の操作伝達比が従来のものよりも小さいため、この時の
シンクロ前ストロークク、が小さくなると共に、人力f
が大きくなっている。また、シンクロ以後のストローク
!、は従来のものよりも作勅伝達比が小さいため、従来
のストロークI!、、よりも小さくなると共に、入力f
が大きくなる。そして9.4 の量だけ全ストロークが
小さくなる。
以下に、この判断結果を表にして示す。なお、!、はシ
ンクロ持前のストローク、12はシンクロ時のストロー
ク、i、は従来のシンクロ時以後のストローク、l、L
 は本発明のシンクロ時以後のストローク、14は短縮
されたストローク量、Fはシンクロ時の入力、rはシン
クロ時以外のストローク時の入力であり、hは本発明と
従来例におけるシンクロ時の最大入力の差を表わしてい
る。
表I (シンクロ時の比較) 表■ (シンクロ時以外のス ローフ時の比較) ト 以上、本発明の一実施例につき述べたが、本発明は既述
の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思
想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、既述の実施例においてはカム部材5の上端部を
ハート形に形成したが、適用機種に応じて円形その他の
多角形に形成してもよい。
g、 発明の効果 上述の如く、本発明に係る変速機のシフト操作装置は、
チェンジレバーのシフト操作力をリンクロンドに伝達す
る操作力伝達系統中にカム溝を有するカム部材を連結部
材とリンクロンドにそれぞれ連結させて配設しているの
で、最もシフト操作時を必要とするシンクロ時の操作伝
達比を大きくすることができ、シフト操作力の軽減化お
よびシフト操作時間の短縮化が図れる。また、本発明の
シフト操作装置を適用した車両にあっては、仮にパワー
シフトを設けた場合でもチェンジレバーの中立位置をは
っきりとした手応で感得することが可能となるので、変
速機のシフト操作性の向上を図ることができる。それに
加えて、本発明のシフト操作装置によれば、パワーシフ
トを小型化できると共に、機種によってはパワーシフト
を設ける必要もなくなり、経済的に極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示すものであって
、第1図はチェンジレバーが中立位置の状態にある変速
機のシフト操作装置の概念的正面図、第2図はシンクロ
時の状態にある上記シフト操作装置の概念的正面図、第
3図はシンクロ終了後のシフト操作時の状態にある上記
シフト操作装置の概念的正面図、第4図はチェンジレバ
ーのストロークと入力との関係を示す特性線図、第5図
は従来の変速機のシフト操作装置を示す概念的正面図で
ある。 1・・・チェンジレバー2・・・連結ロンド、3・・・
連結レバー      4・・・リンクロンド、5・・
・カム部材、      9・・・車体、10・・・支
持ブラケット、  11,14.18・・・ステー12
.15.19.22・・・枢支ビン、13・・・ボス部
、      16・・・係合ピン、17・・・ベアリ
ング、     20・・・カム溝、23・・・シフト
フォーク。 −<f<(L、←)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. チェンジレバーとリンクロッドとの間に配設される連結
    部材を車体に回動自在に取付ける一方、上端部に下方へ
    湾曲した円弧状のカム溝を有し、かつ下端部がリンクロ
    ッドの一端に連結されるカム部材を車体に回動自在に取
    付け、前記連結部材の一端部を前記チェンジレバーに連
    結すると共に、他端部を前記カム溝内に係合させて前記
    カム部材に連結し、前記チェンジレバーのシフト操作に
    伴って回動する前記連結部材の他端部を前記カム溝に沿
    って移動させることにより、前記カム部材の下端部およ
    びリンクロッドを前記連結部材の他端部と反対側に移動
    させるように構成したことを特徴とする変速機のシフト
    操作装置。
JP26574088A 1988-10-21 1988-10-21 変速機のシフト操作装置 Pending JPH02113166A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005326018A (ja) * 2005-05-24 2005-11-24 Yamaha Motor Co Ltd クラッチレバー用操作補助装置

Cited By (1)

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