JP3467793B2 - 変速機の変速操作装置 - Google Patents
変速機の変速操作装置Info
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- JP3467793B2 JP3467793B2 JP04629493A JP4629493A JP3467793B2 JP 3467793 B2 JP3467793 B2 JP 3467793B2 JP 04629493 A JP04629493 A JP 04629493A JP 4629493 A JP4629493 A JP 4629493A JP 3467793 B2 JP3467793 B2 JP 3467793B2
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- Japan
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- shift
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- fork
- fork member
- shift rod
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/32—Gear shift yokes, e.g. shift forks
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/08—Multiple final output mechanisms being moved by a single common final actuating mechanism
- F16H63/20—Multiple final output mechanisms being moved by a single common final actuating mechanism with preselection and subsequent movement of each final output mechanism by movement of the final actuating mechanism in two different ways, e.g. guided by a shift gate
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の手動変速機の
変速操作装置の改良に関する。
変速操作装置の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車の手動変速機においては、
１−２速用シフトフォークと、３−４速用シフトフォー
クと、５速用シフトフォークとをそれぞれ固定した３本
のシフトロッドとが設けられ、シフトレバーからの操作
力を受けて該操作力をシフトロッドに伝達するコントロ
ールアームによって上記３本のシフトロッドのうちの１
本が選択されて、変速がなされるように構成されてい
る。
１−２速用シフトフォークと、３−４速用シフトフォー
クと、５速用シフトフォークとをそれぞれ固定した３本
のシフトロッドとが設けられ、シフトレバーからの操作
力を受けて該操作力をシフトロッドに伝達するコントロ
ールアームによって上記３本のシフトロッドのうちの１
本が選択されて、変速がなされるように構成されてい
る。
【０００３】ところが、シフトフォークがシフトロッド
に剛結されていると、変速機が備えているスリーブ（ク
ラッチハブ・スリーブ）を介してシフトフォークに入力
される振動が、シフトレバー等の変速操作系に伝達され
るという問題があった。
に剛結されていると、変速機が備えているスリーブ（ク
ラッチハブ・スリーブ）を介してシフトフォークに入力
される振動が、シフトレバー等の変速操作系に伝達され
るという問題があった。
【０００４】そこで、例えば、実開昭５９−７０２２８
号公報に開示されたシフトフォークの取付構造では、シ
フトロッドと、該シフトロッドが挿通されるシフトフォ
ークのボスとの双方にピン孔を設け、両ピン孔にピンを
嵌入するとともに、該ピンと直交するシフトロッドの両
側に間隙を形成するようにボス孔を構成し、ボスとシフ
トロッドとをピンを中心として相対変位可能にして、シ
フトフォークに入力される振動が、変速操作系に伝達さ
れるのを防止している。
号公報に開示されたシフトフォークの取付構造では、シ
フトロッドと、該シフトロッドが挿通されるシフトフォ
ークのボスとの双方にピン孔を設け、両ピン孔にピンを
嵌入するとともに、該ピンと直交するシフトロッドの両
側に間隙を形成するようにボス孔を構成し、ボスとシフ
トロッドとをピンを中心として相対変位可能にして、シ
フトフォークに入力される振動が、変速操作系に伝達さ
れるのを防止している。
【０００５】また、変速操作系の途中にケーブル式の操
作力伝達手段を備えたものにおいては、シフトフォーク
に入力される振動がケーブルのインナ部材に伝達され
て、インナ部材がアウタ部材内で振動し、いわゆる叩き
音を発生する問題があったため、ケーブル内に高粘度の
シリコンオイル等を充填して、振動を抑制することが従
来から行なわれている。
作力伝達手段を備えたものにおいては、シフトフォーク
に入力される振動がケーブルのインナ部材に伝達され
て、インナ部材がアウタ部材内で振動し、いわゆる叩き
音を発生する問題があったため、ケーブル内に高粘度の
シリコンオイル等を充填して、振動を抑制することが従
来から行なわれている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シフトレバ
ーと変速機とが離れていて、その間にリンク機構ないし
はケーブル等が介在するＦＦ車（前輪駆動車）の場合、
シフトレバーが変速機に直結されているＦＲ車（後輪駆
動車）に比較して、変速操作性（操作フィーリング）の
点で劣ることが指摘されており、この操作フィーリング
を向上させるためにも、シフトフォークの支持剛性は高
い方が望ましい。
ーと変速機とが離れていて、その間にリンク機構ないし
はケーブル等が介在するＦＦ車（前輪駆動車）の場合、
シフトレバーが変速機に直結されているＦＲ車（後輪駆
動車）に比較して、変速操作性（操作フィーリング）の
点で劣ることが指摘されており、この操作フィーリング
を向上させるためにも、シフトフォークの支持剛性は高
い方が望ましい。
【０００７】しかしながら、上記公報に記載された構成
では、シフトロッドとシフトフォークとの間に細いピン
が介在するため、シフトフォークの支持剛性が低く、こ
れが、操作フィーリングを悪化させる欠点があった。
では、シフトロッドとシフトフォークとの間に細いピン
が介在するため、シフトフォークの支持剛性が低く、こ
れが、操作フィーリングを悪化させる欠点があった。
【０００８】また、ケーブル式の操作力伝達手段を備え
たものにおいて、ケーブル内に高粘度のシリコンオイル
等を充填した場合、それがシフト操作に対する抵抗とな
って、やはり操作フィーリングを悪化させる原因となっ
ていた。
たものにおいて、ケーブル内に高粘度のシリコンオイル
等を充填した場合、それがシフト操作に対する抵抗とな
って、やはり操作フィーリングを悪化させる原因となっ
ていた。
【０００９】上述の事情に鑑み、本発明は、同期装置の
スリーブからシフトフォークを介して操作系に伝達され
る振動を、操作フィーリングを悪化させることなしに低
減することができる変速機の変速操作装置を提供するこ
とを目的とする。
スリーブからシフトフォークを介して操作系に伝達され
る振動を、操作フィーリングを悪化させることなしに低
減することができる変速機の変速操作装置を提供するこ
とを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明による変速機の変
速操作装置は、シフトレバーからの操作力を受けて軸線
方向にスライド可能なシフトロッドに上記操作力を伝達
するコントロールアームと、上記シフトロッドに一体的
に設けられるとともに上記シフトロッドに固定されたボ
ス部と、該ボス部から上記シフトロッドに直交する方向
に延びる第１のアーム部と、上記ボス部から上記第１ア
ーム部側とは反対方向に延びる直交部と該直交部から上
記シフトロッドと平行な方向に延びる平行部とからなる
第２のアーム部とを有しているアーム部材と、同期装置
のスリーブに係合し且つ上記シフトロッドの軸線方向へ
のスライドに伴い、上記スリーブを上記スライド方向と
同じ方向に移動させるフォーク部材と、該フォーク部材
を上記第１アーム部の一端における所定の軸線の回りで
回動可能に支持すべく、上記第１アーム部の一端と上記
フォーク部材との間に設けられたフォーク部材軸支手段
とを備え、上記操作力が上記コントロールアームから上
記第２アーム部を介して上記シフトロッドに伝達されて
なることを特徴とするものである。
速操作装置は、シフトレバーからの操作力を受けて軸線
方向にスライド可能なシフトロッドに上記操作力を伝達
するコントロールアームと、上記シフトロッドに一体的
に設けられるとともに上記シフトロッドに固定されたボ
ス部と、該ボス部から上記シフトロッドに直交する方向
に延びる第１のアーム部と、上記ボス部から上記第１ア
ーム部側とは反対方向に延びる直交部と該直交部から上
記シフトロッドと平行な方向に延びる平行部とからなる
第２のアーム部とを有しているアーム部材と、同期装置
のスリーブに係合し且つ上記シフトロッドの軸線方向へ
のスライドに伴い、上記スリーブを上記スライド方向と
同じ方向に移動させるフォーク部材と、該フォーク部材
を上記第１アーム部の一端における所定の軸線の回りで
回動可能に支持すべく、上記第１アーム部の一端と上記
フォーク部材との間に設けられたフォーク部材軸支手段
とを備え、上記操作力が上記コントロールアームから上
記第２アーム部を介して上記シフトロッドに伝達されて
なることを特徴とするものである。
【００１１】
【作用および発明の効果】本発明によれば、アーム部材
の一端とフォーク部材との間に、フォーク部材をアーム
部材の一端における所定の軸線の回りで回動可能に支持
し得るフォーク部材軸支手段を設けたことにより、フォ
ーク部材を比較的半径の軸によってアーム部材の一端に
軸支することができる。
の一端とフォーク部材との間に、フォーク部材をアーム
部材の一端における所定の軸線の回りで回動可能に支持
し得るフォーク部材軸支手段を設けたことにより、フォ
ーク部材を比較的半径の軸によってアーム部材の一端に
軸支することができる。
【００１２】したがって、フォーク部材を回動可能に設
けた構成であっても、フォーク部材の支持剛性を高める
ことができ、これによって、同期装置のスリーブからシ
フトフォークを介して操作系に伝達される振動を、操作
フィーリングを悪化させることなしに低減することがで
きる。
けた構成であっても、フォーク部材の支持剛性を高める
ことができ、これによって、同期装置のスリーブからシ
フトフォークを介して操作系に伝達される振動を、操作
フィーリングを悪化させることなしに低減することがで
きる。
【００１３】また、ケーブル式の操作力伝達手段を備え
たものにおいても、操作フィーリングを悪化させるシリ
コンオイル等をケーブル内に充填する必要がなくなる。
たものにおいても、操作フィーリングを悪化させるシリ
コンオイル等をケーブル内に充填する必要がなくなる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１５】図１は本発明の実施例の要部を示す断面正
面図、図２は図１のII−II線に沿う平面から下方を見た
平面図、図３は側面図である。
面図、図２は図１のII−II線に沿う平面から下方を見た
平面図、図３は側面図である。
【００１６】図において、運転者によって操作されるシ
フトレバー（図示は省略）からの操作力を受けて、軸線
方向にスライドされ、かつ軸線の回りで揺動されるコン
トロールロッド１が変速機ケース２に設けられており、
このコントロールロッド１にコントロールアーム３が固
設されている。コントロールアーム３の下方には、コン
トロールロッド１と直交する方向に延びる３本のシフト
ロッド、すなわち、３−４速用シフトロッド４と１−２
速用シフトロッド５と５速−リバース用シフトロッド６
とがそれぞれ軸線方向にスライド可能に配設されてい
る。
フトレバー（図示は省略）からの操作力を受けて、軸線
方向にスライドされ、かつ軸線の回りで揺動されるコン
トロールロッド１が変速機ケース２に設けられており、
このコントロールロッド１にコントロールアーム３が固
設されている。コントロールアーム３の下方には、コン
トロールロッド１と直交する方向に延びる３本のシフト
ロッド、すなわち、３−４速用シフトロッド４と１−２
速用シフトロッド５と５速−リバース用シフトロッド６
とがそれぞれ軸線方向にスライド可能に配設されてい
る。
【００１７】３−４速用シフトロッド４に設けられてい
るシフトフォークは、アーム部材７とフォーク部材１０
とが別体に構成されており、アーム部材７はシフトロッ
ド４に固設されている。このアーム部材７は、ピン８に
よってシフトロッド４に固定されたボス部７ａと、この
ボス部７ａからシフトロッド４に直交する方向に延びる
第１のアーム部７ｂと、ボス部７ａから第１のアーム部
７ｂ側とは反対方向に延び、次いでシフトロッド４と平
行な方向に延びる第２のアーム部７ｃとを備えている。
るシフトフォークは、アーム部材７とフォーク部材１０
とが別体に構成されており、アーム部材７はシフトロッ
ド４に固設されている。このアーム部材７は、ピン８に
よってシフトロッド４に固定されたボス部７ａと、この
ボス部７ａからシフトロッド４に直交する方向に延びる
第１のアーム部７ｂと、ボス部７ａから第１のアーム部
７ｂ側とは反対方向に延び、次いでシフトロッド４と平
行な方向に延びる第２のアーム部７ｃとを備えている。
【００１８】上記アーム部材７の第１のアーム部７ｂの
先端には、シフトロッド４の軸線に対し直交する方向に
延びる軸線Ｌを有する円柱状の軸体９が一体に設けられ
ていて、この軸体９に嵌着する孔１０ａを備えた３−４
速用フォーク部材１０が回動可能に軸体９に嵌着されて
いる。また、上記アーム部材７の上記第２のアーム部７
ｃには、上方に向かって開口する係合溝１１Ａが形成さ
れ、この係合溝１１に、コントロールアーム３下端に形
成された係合端部３ａがコントロールロッド１のスライ
ド動作に伴って選択的に係合する。そして、この係合状
態においてのコントロールロッド１の揺動動作に伴っ
て、シフトロッド４が軸線方向にスライドされ、これに
よって、３−４速用フォーク部材１０が作動されて、３
速または４速のギヤが選択されるようになっている。
先端には、シフトロッド４の軸線に対し直交する方向に
延びる軸線Ｌを有する円柱状の軸体９が一体に設けられ
ていて、この軸体９に嵌着する孔１０ａを備えた３−４
速用フォーク部材１０が回動可能に軸体９に嵌着されて
いる。また、上記アーム部材７の上記第２のアーム部７
ｃには、上方に向かって開口する係合溝１１Ａが形成さ
れ、この係合溝１１に、コントロールアーム３下端に形
成された係合端部３ａがコントロールロッド１のスライ
ド動作に伴って選択的に係合する。そして、この係合状
態においてのコントロールロッド１の揺動動作に伴っ
て、シフトロッド４が軸線方向にスライドされ、これに
よって、３−４速用フォーク部材１０が作動されて、３
速または４速のギヤが選択されるようになっている。
【００１９】上記１−２速用シフトロッド５および５速
ーリバース用シフトロッド６に対しては、コントロール
アーム３の係合端部３ａが選択的に係合する係合溝１１
Ｂ，１１Ｃをそれぞれ上端に備えたアーム部材１２，１
３が設けられ、これらアーム部材１２，１３の根元がピ
ン８によってそれぞれ固定されている。そして、３つの
係合溝１１Ａ，１１Ｂ，１１Ｃが、係合溝１１Ａを中央
にして、かつ互いに近接して、コントロールロッド１の
軸線方向に沿って整列している。１−２速用シフトロッ
ド５には、１−２速用シフトフォーク１４が固定され、
５速−リバース用シフトロッド６には、５速用シフトフ
ォーク１５が固定されている。
ーリバース用シフトロッド６に対しては、コントロール
アーム３の係合端部３ａが選択的に係合する係合溝１１
Ｂ，１１Ｃをそれぞれ上端に備えたアーム部材１２，１
３が設けられ、これらアーム部材１２，１３の根元がピ
ン８によってそれぞれ固定されている。そして、３つの
係合溝１１Ａ，１１Ｂ，１１Ｃが、係合溝１１Ａを中央
にして、かつ互いに近接して、コントロールロッド１の
軸線方向に沿って整列している。１−２速用シフトロッ
ド５には、１−２速用シフトフォーク１４が固定され、
５速−リバース用シフトロッド６には、５速用シフトフ
ォーク１５が固定されている。
【００２０】このような構成により、コントロールロッ
ド１が、図１にしめすように、そのスライド範囲の中央
位置にあるときには、コントロールアーム３の係合端部
３ａが係合溝１１Ａに係合し、コントロールロッド１が
図１の中央位置から左方にスライドされたときには、係
合端部３ａが係合溝１１Ｂに係合し、コントロールロッ
ド１が図１の中央位置から右方にスライドされたときに
は、係合端部３ａが係合溝１１Ｃに係合することにな
り、運転者によって操作されるシフトレバー（図示は省
略）からの操作力を受けて、コントロールロッド１が軸
線方向にスライドされて、上記操作力を各シフトロッド
４，５，６に択一的に伝達し得る状態となる。
ド１が、図１にしめすように、そのスライド範囲の中央
位置にあるときには、コントロールアーム３の係合端部
３ａが係合溝１１Ａに係合し、コントロールロッド１が
図１の中央位置から左方にスライドされたときには、係
合端部３ａが係合溝１１Ｂに係合し、コントロールロッ
ド１が図１の中央位置から右方にスライドされたときに
は、係合端部３ａが係合溝１１Ｃに係合することにな
り、運転者によって操作されるシフトレバー（図示は省
略）からの操作力を受けて、コントロールロッド１が軸
線方向にスライドされて、上記操作力を各シフトロッド
４，５，６に択一的に伝達し得る状態となる。
【００２１】上記コントロールアーム３は、上方へ延び
るガイドピン１６を一体にそなえており、コントロール
アーム３の上方においてケース２に固定されたガイドプ
レート１７のガイド溝１７ａに上記ガイドピン１６が係
合して、コントロールロッド１の動きを正確に規制する
ようになっている。
るガイドピン１６を一体にそなえており、コントロール
アーム３の上方においてケース２に固定されたガイドプ
レート１７のガイド溝１７ａに上記ガイドピン１６が係
合して、コントロールロッド１の動きを正確に規制する
ようになっている。
【００２２】以上が本発明による変速機の変速操作装置
の実施例の構成であるが、本実施例によれば、フォーク
部材１０がアーム部材７の第１のアーム部７ｂの先端に
形成された軸体９に回動可能に軸支されているため、フ
ォーク部材１０の支持剛性を高めることができ、これに
よって、同期装置のスリーブからシフトフォークを介し
て操作系に伝達される振動を、操作フィーリングを悪化
させることなしに低減することができる。
の実施例の構成であるが、本実施例によれば、フォーク
部材１０がアーム部材７の第１のアーム部７ｂの先端に
形成された軸体９に回動可能に軸支されているため、フ
ォーク部材１０の支持剛性を高めることができ、これに
よって、同期装置のスリーブからシフトフォークを介し
て操作系に伝達される振動を、操作フィーリングを悪化
させることなしに低減することができる。
【００２３】なお上述の実施例では、軸体９がアーム部
材７側に設けられ、フォーク部材１０側に上記軸体９に
嵌着される孔１０ａが形成されているが、これに代わ
り、フォーク部材１０側に軸体を設け、アーム部材７側
に孔を形成した構成によっても、本発明の目的は達成で
きる。
材７側に設けられ、フォーク部材１０側に上記軸体９に
嵌着される孔１０ａが形成されているが、これに代わ
り、フォーク部材１０側に軸体を設け、アーム部材７側
に孔を形成した構成によっても、本発明の目的は達成で
きる。
【図１】本発明の実施例の要部を示す断面正面図
【図２】図１のII−II線に沿う平面から下方を見た平面
図
図
【図３】同側面図
１ コントロールロッド
２ 変速機ケース
３ コントロールアーム
４，５，６ シフトロッド
７ アーム部材
９ 軸体
１０ フォーク部材
１１Ａ，１１Ｂ，１１Ｃ 係合溝
１７ ガイドプレート
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
F16H 61/26 - 61/36
F16H 63/00 - 63/38
Claims (3)
- 【請求項１】 シフトレバーからの操作力を受けて軸線
方向にスライド可能なシフトロッドに上記操作力を伝達
するコントロールアームと、 上記シフトロッドに一体的に設けられるとともに上記シ
フトロッドに固定されたボス部と、該ボス部から上記シ
フトロッドに直交する方向に延びる第１のアーム部と、
上記ボス部から上記第１アーム部側とは反対方向に延び
る直交部と該直交部から上記シフトロッドと平行な方向
に延びる平行部とからなる第２のアーム部とを有してい
るアーム部材と、 同期装置のスリーブに係合し且つ上記シフトロッドの軸
線方向へのスライドに伴い、上記スリーブを上記スライ
ド方向と同じ方向に移動させるフォーク部材と、 該フォーク部材を上記第１アーム部の一端における所定
の軸線の回りで回動可能に支持すべく、上記第１アーム
部の一端と上記フォーク部材との間に設けられたフォー
ク部材軸支手段とを備え、 上記操作力が上記コントロールアームから上記第２アー
ム部を介して上記シフトロッドに伝達されてなることを
特徴とする変速機の変速操作装置。 - 【請求項２】 フォーク部材軸支手段は、上記所定の軸
線を有するとともに上記第１アーム部の一端に一体に設
けられ、上記フォーク部材が回動可能なように上記フォ
ーク部材に形成された孔に嵌着する円柱状の軸体を有し
ていることを特徴とする請求項１記載の変速機の変速操
作装置。 - 【請求項３】 ３−４速用シフトフォークが、上記アー
ム部材と上記フォーク部材とからなることを特徴とする
請求項１記載の変速機の変速操作装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04629493A JP3467793B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 変速機の変速操作装置 |
| KR1019940004347A KR100315051B1 (ko) | 1993-03-08 | 1994-03-07 | 변속기의변속조작장치 |
| DE4407540A DE4407540B4 (de) | 1993-03-08 | 1994-03-07 | Steuereinrichtung für ein Getriebe |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04629493A JP3467793B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 変速機の変速操作装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06265018A JPH06265018A (ja) | 1994-09-20 |
| JP3467793B2 true JP3467793B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=12743198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04629493A Expired - Fee Related JP3467793B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 変速機の変速操作装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3467793B2 (ja) |
| KR (1) | KR100315051B1 (ja) |
| DE (1) | DE4407540B4 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104712756A (zh) * | 2015-03-04 | 2015-06-17 | 中国第一汽车股份有限公司 | 变速器换档机构总成 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3209010B2 (ja) * | 1994-09-14 | 2001-09-17 | 三菱自動車工業株式会社 | 手動変速機の変速制御機構 |
| JP6119591B2 (ja) * | 2013-12-17 | 2017-04-26 | マツダ株式会社 | 変速機の変速操作装置 |
| JP6079609B2 (ja) * | 2013-12-17 | 2017-02-15 | マツダ株式会社 | 変速機の変速操作装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3043413A (en) * | 1959-05-25 | 1962-07-10 | Int Harvester Co | Transmission control |
| US3452614A (en) * | 1967-06-05 | 1969-07-01 | Borg Warner | Shift lever mechanism with shift rail interlock and stop means |
| JPS5627423A (en) * | 1979-08-09 | 1981-03-17 | Toyota Motor Corp | Shift mechanism of speed change gear for car |
| JPS5970228U (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-12 | いすゞ自動車株式会社 | シフトフオ−クの取付構造 |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP04629493A patent/JP3467793B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-03-07 DE DE4407540A patent/DE4407540B4/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-03-07 KR KR1019940004347A patent/KR100315051B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104712756A (zh) * | 2015-03-04 | 2015-06-17 | 中国第一汽车股份有限公司 | 变速器换档机构总成 |
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| JPH06265018A (ja) | 1994-09-20 |
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