JPH0211230Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0211230Y2 JPH0211230Y2 JP1983047851U JP4785183U JPH0211230Y2 JP H0211230 Y2 JPH0211230 Y2 JP H0211230Y2 JP 1983047851 U JP1983047851 U JP 1983047851U JP 4785183 U JP4785183 U JP 4785183U JP H0211230 Y2 JPH0211230 Y2 JP H0211230Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cowl
- outer panel
- panel
- wind frame
- standing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001012 protector Effects 0.000 claims description 16
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 7
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Window Of Vehicle (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、可倒式フロントウインドのシール構
造、とくに、可倒式フロントウインドの下面と、
カウルパネルとの間のシール構造の改良に関す
る。
造、とくに、可倒式フロントウインドの下面と、
カウルパネルとの間のシール構造の改良に関す
る。
第1図に示すように、オフロードを走行するた
めの機能を高めた自動車の中には、フロンドウイ
ンドを可倒式に構成するとともに、車室を着脱可
能な幌により構成し、フロントウインドを前倒し
するとともに幌を取払つて、大自然の空気に直に
触れながらの爽快な自動車走行を楽しめるように
したものがある。
めの機能を高めた自動車の中には、フロンドウイ
ンドを可倒式に構成するとともに、車室を着脱可
能な幌により構成し、フロントウインドを前倒し
するとともに幌を取払つて、大自然の空気に直に
触れながらの爽快な自動車走行を楽しめるように
したものがある。
ところで、このような型式の自動車において
は、前記可倒式ウインドを立てて通常の走行をす
る際、このウインドの下面とカウルパネルとの間
から雨水や外気が入り込まないようにするための
シールを施す必要がある。この部位は走行中ボン
ネツト上を高速で流れた空気が衝突する部位でも
あり、その動圧によつてたとえば雨水まじりの空
気がウインドとカウルパネルのすきまに押し込ま
れることになるため、とくにそのシール構造を完
全なものとしてインストルメントパネル等に装着
された補機類を水濡から保護する必要がある。
は、前記可倒式ウインドを立てて通常の走行をす
る際、このウインドの下面とカウルパネルとの間
から雨水や外気が入り込まないようにするための
シールを施す必要がある。この部位は走行中ボン
ネツト上を高速で流れた空気が衝突する部位でも
あり、その動圧によつてたとえば雨水まじりの空
気がウインドとカウルパネルのすきまに押し込ま
れることになるため、とくにそのシール構造を完
全なものとしてインストルメントパネル等に装着
された補機類を水濡から保護する必要がある。
従来における可倒式フロントウインドとカウル
パネルとの間のシール構造としては、たとえば実
公昭54−43456号公報に示されたものがある。こ
のものは、ウインドの下面にシール用ゴムパツキ
ンを貼設し、ウインドを立てたときこのゴムパツ
キンがカウルパネル上面に密着するようにすると
ともに、ウインドの内側に、カウルパネルとイン
ストルメントパネルとを互いの立鍔を溶接する際
に形成される防水壁にゴム等のエツジプロテクタ
ーを取付けて構成されている。この構成により、
前記ゴムパツキンがカウルパネルに密着すること
によつて一応のシール作用を為すとともに、仮に
ゴムパツキンとカウルパネルとのすきまから水が
室内に侵入してもこの水が前記防水壁を乗り越え
てさらに侵入することはないと説明されている。
しかしながら、この構造において、ウインドの下
面にゴムパツキンを貼着しているのにさらに前記
防水壁を必要とする点が上記従来構造が有する本
質的な欠点である。すなわち、このことは、従来
におけるゴムパツキンの構成だけでは雨水が室内
に侵入するということを意味する。室内に一旦雨
水が侵入すると、たとえ防水壁があろうともその
水がどのような形でさらに室内奥へ侵入しないと
も限らない。また、ゴムパツキンの一部は常にウ
インドの外側にさらされているため、太陽光によ
る熱等による短期間での劣化を避けられない。さ
らに、ウインドを立てる際、平坦状のカウルパネ
ルにウインドの下面のゴムパツキンが押し付けら
れるので、たとえばカウルパネルに水滴が付着し
た状態でウインドを立てるとその水滴はゴムパツ
キンの下面に押しやられて車室内へと侵入する。
さらに、ゴムパツキンとエツジプロテクターとを
別々に異なる部位に取付ける必要があるため、作
業性、および経済性が悪い。
パネルとの間のシール構造としては、たとえば実
公昭54−43456号公報に示されたものがある。こ
のものは、ウインドの下面にシール用ゴムパツキ
ンを貼設し、ウインドを立てたときこのゴムパツ
キンがカウルパネル上面に密着するようにすると
ともに、ウインドの内側に、カウルパネルとイン
ストルメントパネルとを互いの立鍔を溶接する際
に形成される防水壁にゴム等のエツジプロテクタ
ーを取付けて構成されている。この構成により、
前記ゴムパツキンがカウルパネルに密着すること
によつて一応のシール作用を為すとともに、仮に
ゴムパツキンとカウルパネルとのすきまから水が
室内に侵入してもこの水が前記防水壁を乗り越え
てさらに侵入することはないと説明されている。
しかしながら、この構造において、ウインドの下
面にゴムパツキンを貼着しているのにさらに前記
防水壁を必要とする点が上記従来構造が有する本
質的な欠点である。すなわち、このことは、従来
におけるゴムパツキンの構成だけでは雨水が室内
に侵入するということを意味する。室内に一旦雨
水が侵入すると、たとえ防水壁があろうともその
水がどのような形でさらに室内奥へ侵入しないと
も限らない。また、ゴムパツキンの一部は常にウ
インドの外側にさらされているため、太陽光によ
る熱等による短期間での劣化を避けられない。さ
らに、ウインドを立てる際、平坦状のカウルパネ
ルにウインドの下面のゴムパツキンが押し付けら
れるので、たとえばカウルパネルに水滴が付着し
た状態でウインドを立てるとその水滴はゴムパツ
キンの下面に押しやられて車室内へと侵入する。
さらに、ゴムパツキンとエツジプロテクターとを
別々に異なる部位に取付ける必要があるため、作
業性、および経済性が悪い。
本考案は上記従来の可倒式ウインドのシール構
造の欠点を是正し、フロントウインドとカウルパ
ネルとの間に介在させるべきシール部材のみで十
分なシール作用をなし得、防水壁のようなシール
補完手段を必要としないように、ウインド、シー
ル部材およびカウルパネルの形状に改良を加えた
可倒式フロントウイドのシール構造を提供するこ
とを目的とする。
造の欠点を是正し、フロントウインドとカウルパ
ネルとの間に介在させるべきシール部材のみで十
分なシール作用をなし得、防水壁のようなシール
補完手段を必要としないように、ウインド、シー
ル部材およびカウルパネルの形状に改良を加えた
可倒式フロントウイドのシール構造を提供するこ
とを目的とする。
かかる目的を達成するため、本考案では次の技
術的手段を講じている。すなわち、カウルパネル
上にヒンジ結合された可倒式フロントウインドを
備え、カウルアウタパネルとカウルインナパネル
との溶接フランジ部にゴム等の弾性体からなるエ
ツジプロテクターを取付ける自動車において、 前記溶接フランジ部におけるカウルアウタパネ
ルに、水平部と、この水平部の前端から折れ曲が
つて下方に延びる立壁部と、水平部の後端から折
れ曲がつて上方に延びる立鍔とを形成している一
方、前記フロントウインドのウインドフレームの
下端部を、前記溶接フランジ部におけるカウルア
ウタパネルと対応した断面形状に形成して、前記
ウインドフレーム下端部が上記立壁部、水平部お
よび立鍔に対して所定間隔をあけて対向するよう
にしているとともに、 前記エツジプロテクターに、前記ウインドフレ
ームとカウルアウタパネルとの間のすきまに延在
させるウエザーストリツプを一体的に設け、か
つ、 前記エツジプロテクターないしウエザーストリ
ツプに、前記立壁部、水平部および立鍔に対する
ウインドフレームの各対向面に密着してウインド
フレームとカウルアウタパネルとの間の水の通過
を阻止する複数のシール部を膨出状に設けてい
る、ことである。
術的手段を講じている。すなわち、カウルパネル
上にヒンジ結合された可倒式フロントウインドを
備え、カウルアウタパネルとカウルインナパネル
との溶接フランジ部にゴム等の弾性体からなるエ
ツジプロテクターを取付ける自動車において、 前記溶接フランジ部におけるカウルアウタパネ
ルに、水平部と、この水平部の前端から折れ曲が
つて下方に延びる立壁部と、水平部の後端から折
れ曲がつて上方に延びる立鍔とを形成している一
方、前記フロントウインドのウインドフレームの
下端部を、前記溶接フランジ部におけるカウルア
ウタパネルと対応した断面形状に形成して、前記
ウインドフレーム下端部が上記立壁部、水平部お
よび立鍔に対して所定間隔をあけて対向するよう
にしているとともに、 前記エツジプロテクターに、前記ウインドフレ
ームとカウルアウタパネルとの間のすきまに延在
させるウエザーストリツプを一体的に設け、か
つ、 前記エツジプロテクターないしウエザーストリ
ツプに、前記立壁部、水平部および立鍔に対する
ウインドフレームの各対向面に密着してウインド
フレームとカウルアウタパネルとの間の水の通過
を阻止する複数のシール部を膨出状に設けてい
る、ことである。
これにより、次の作用効果がある。フロントウ
インドとカウルアウタパネルとの間に延在すする
ウエザーストリツプ、および、カウルアウタパネ
ルとカウルインナパネルの溶接フランジ部に取付
けたエツジプロテクターの双方がウインドとカウ
ルアウタパネルとの間のすきまをシールするため
の奥に長い連続したシール部を形成する。しか
も、溶接フランジ部におけるカウルアウタパネル
を、水平部、この水平部の前端から下方に延びる
立壁部、および水平部の後端から上方に延びる立
鍔をもつ、後方(車室側)に向かうにつれて高位
となる階段状の断面形状に形成し、ウインドフレ
ームの下端部も、カウルアウタパネルと対応した
断面形状に形成している。したがつて、雨水がウ
インドフレームとカウルアウタパネルとの間から
車室内に侵入するためには、雨水はウインドフレ
ームとカウルアウタパネルとの間の階段状のすき
まを上方に移動しなければならない。さらに、エ
ツジプロテクターないしウエザーストリツプに、
カウルアウタパネルの前記立壁部、水平部および
立鍔に対するウインドフレームの各対向面に密着
する複数の膨出状のシール部を設けて、ウインド
フレームとカウルアウタパネルとの間のすきまを
多重的にシールする。したがつて、雨水がウイン
ドフレームとカウルアウタパネルとの間のすきま
を通つて車室内に侵入することは極めて因難であ
り、この部におけるシールはほぼ完壁なものにな
る。また、ウインドとカウルアウタパネルとの間
に延在するウエザーストリツプと、カウルアウタ
パネルとカウルインナパネルの溶接フランジ部に
取付けるべきエツジプロテクターとを一体的に形
成したので、ゴムパツキンとエツジプロテクター
とを別体に形成してこれらを別異の部位に取付け
る従来例に比して取付作業性および経済性が向上
する。
インドとカウルアウタパネルとの間に延在すする
ウエザーストリツプ、および、カウルアウタパネ
ルとカウルインナパネルの溶接フランジ部に取付
けたエツジプロテクターの双方がウインドとカウ
ルアウタパネルとの間のすきまをシールするため
の奥に長い連続したシール部を形成する。しか
も、溶接フランジ部におけるカウルアウタパネル
を、水平部、この水平部の前端から下方に延びる
立壁部、および水平部の後端から上方に延びる立
鍔をもつ、後方(車室側)に向かうにつれて高位
となる階段状の断面形状に形成し、ウインドフレ
ームの下端部も、カウルアウタパネルと対応した
断面形状に形成している。したがつて、雨水がウ
インドフレームとカウルアウタパネルとの間から
車室内に侵入するためには、雨水はウインドフレ
ームとカウルアウタパネルとの間の階段状のすき
まを上方に移動しなければならない。さらに、エ
ツジプロテクターないしウエザーストリツプに、
カウルアウタパネルの前記立壁部、水平部および
立鍔に対するウインドフレームの各対向面に密着
する複数の膨出状のシール部を設けて、ウインド
フレームとカウルアウタパネルとの間のすきまを
多重的にシールする。したがつて、雨水がウイン
ドフレームとカウルアウタパネルとの間のすきま
を通つて車室内に侵入することは極めて因難であ
り、この部におけるシールはほぼ完壁なものにな
る。また、ウインドとカウルアウタパネルとの間
に延在するウエザーストリツプと、カウルアウタ
パネルとカウルインナパネルの溶接フランジ部に
取付けるべきエツジプロテクターとを一体的に形
成したので、ゴムパツキンとエツジプロテクター
とを別体に形成してこれらを別異の部位に取付け
る従来例に比して取付作業性および経済性が向上
する。
このように、本考案に係る可倒式フロントウイ
ンドのシール構造によれば、簡単な構成により、
ウインドとカウルパネルとの間のシールを完全な
ものとすることができるとともに、シール部材の
寿命を延長することができ、この結果高度なシー
ル性能が長期間維持される。
ンドのシール構造によれば、簡単な構成により、
ウインドとカウルパネルとの間のシールを完全な
ものとすることができるとともに、シール部材の
寿命を延長することができ、この結果高度なシー
ル性能が長期間維持される。
以下、本考案の好ましい実施例を図面を参照し
つつ具体的に説明する。
つつ具体的に説明する。
第2図は可倒式フロントウインド1を通常の状
態に立て、ウインド1のフレーム2とカウルパネ
ル3との間をシールした状態を示し、第3図は、
前記ウイド1を若干前倒れ状にした状態を示す。
態に立て、ウインド1のフレーム2とカウルパネ
ル3との間をシールした状態を示し、第3図は、
前記ウイド1を若干前倒れ状にした状態を示す。
可倒式ウインド1は、そのフレーム2をカウル
アウタパネル3の上面に対してヒンジ4を用いて
結合することにより、前倒れ回動可能となつてい
る。ウインド1のフレーム2は通常鈑金形成され
たアウタパネル5とインナパネル6とを溶接接合
して閉断面構造に構成されている。ウインドガラ
ス7は、前記フレーム2にウインドシールドウエ
ザーストリツプ8を介して嵌め込まれている。
アウタパネル3の上面に対してヒンジ4を用いて
結合することにより、前倒れ回動可能となつてい
る。ウインド1のフレーム2は通常鈑金形成され
たアウタパネル5とインナパネル6とを溶接接合
して閉断面構造に構成されている。ウインドガラ
ス7は、前記フレーム2にウインドシールドウエ
ザーストリツプ8を介して嵌め込まれている。
前記ウインドフレーム2とカウルアウタパネル
3とのすきま9が内奥部に向かうにつれて高位と
なるように、ウインドフレーム2のインナパネル
6およびカウルアウタパネル3が折曲形成されて
いる。すなわち、カウルアウタパネル3は、室内
側端部においてカウルインナパネル10の上端部
が溶接され、溶接フランジ部11が形成される
が、この溶接フランジ部11におけるカウルアウ
タパネル3には、水平部12と、この水平部12
の前端から折れ曲がつて下方に延びる立壁部18
と、水平部12の後端に続く立鍔13とが形成さ
れており、一方、ウインドフレーム2のインナパ
ネル6は、カウルアウタパネル3の前記立壁部1
8、水平部12および立鍔13に対してほぼ一定
の間隔をあけて対向するように折曲形成されてい
る。したがつて、雨水は、ウインドフレーム2と
カウルアウタパネル3との間を通つて車室内に侵
入するためには、ウインドフレーム2とカウルア
ウタパネル3との間の階段状のすきまを上方に移
動しなければならいので、雨水がウインドフレー
ム2とカウルアウタパネル3との間を通過して車
室内に到達することは非常に因難である。
3とのすきま9が内奥部に向かうにつれて高位と
なるように、ウインドフレーム2のインナパネル
6およびカウルアウタパネル3が折曲形成されて
いる。すなわち、カウルアウタパネル3は、室内
側端部においてカウルインナパネル10の上端部
が溶接され、溶接フランジ部11が形成される
が、この溶接フランジ部11におけるカウルアウ
タパネル3には、水平部12と、この水平部12
の前端から折れ曲がつて下方に延びる立壁部18
と、水平部12の後端に続く立鍔13とが形成さ
れており、一方、ウインドフレーム2のインナパ
ネル6は、カウルアウタパネル3の前記立壁部1
8、水平部12および立鍔13に対してほぼ一定
の間隔をあけて対向するように折曲形成されてい
る。したがつて、雨水は、ウインドフレーム2と
カウルアウタパネル3との間を通つて車室内に侵
入するためには、ウインドフレーム2とカウルア
ウタパネル3との間の階段状のすきまを上方に移
動しなければならいので、雨水がウインドフレー
ム2とカウルアウタパネル3との間を通過して車
室内に到達することは非常に因難である。
本考案においては、前記溶接フランジ部11に
ゴム等の弾性体より成るエツジプロテクター14
を取付けるのであるが、本実施例においてはこれ
を前記立鍔13に取付けてある。このエツジプロ
テクター14は、前記立鍔13全体を包み込むよ
うにして取付けられており、かつ、その一部にシ
ール部として機能させるリツプ部15を形成して
これをウインドフレーム2のインナパネル6に密
着させてある。また、このエツジプロテクター1
4には、前記すきま9に延在するウエザーストリ
ツプ16が一体的に形成されており、かつ、この
ウエザーストリツプ16には、前記ウインドフレ
ーム2のインナパネルに密着する複数箇所のシー
ル部17,17…が形成されている。このように
すると、複数箇所のシール部17,17…および
リツプ15が段階的に雨水の強制的な侵入を緩衝
するラビリンス効果が期待できるとともに各シー
ル部17,17ないしリツプ15のウインドフレ
ームに対する密着力を高めることができ、これに
より、かかるシール構造のシール性がさらに完全
なものとなるので好都合である。
ゴム等の弾性体より成るエツジプロテクター14
を取付けるのであるが、本実施例においてはこれ
を前記立鍔13に取付けてある。このエツジプロ
テクター14は、前記立鍔13全体を包み込むよ
うにして取付けられており、かつ、その一部にシ
ール部として機能させるリツプ部15を形成して
これをウインドフレーム2のインナパネル6に密
着させてある。また、このエツジプロテクター1
4には、前記すきま9に延在するウエザーストリ
ツプ16が一体的に形成されており、かつ、この
ウエザーストリツプ16には、前記ウインドフレ
ーム2のインナパネルに密着する複数箇所のシー
ル部17,17…が形成されている。このように
すると、複数箇所のシール部17,17…および
リツプ15が段階的に雨水の強制的な侵入を緩衝
するラビリンス効果が期待できるとともに各シー
ル部17,17ないしリツプ15のウインドフレ
ームに対する密着力を高めることができ、これに
より、かかるシール構造のシール性がさらに完全
なものとなるので好都合である。
以上のように、本考案にかかる可倒式ウインド
のシール構造においては、きわめて簡単な構成に
より、そのシール性能を飛躍的に高めることがで
きるという特有の効果を有するものである。
のシール構造においては、きわめて簡単な構成に
より、そのシール性能を飛躍的に高めることがで
きるという特有の効果を有するものである。
第1図は本考案を適用すべき可倒式フロントウ
インドを有する自動車の一例を示す斜視図、第2
図および第3図は本考案の実施例の断面図であ
る。 1……フロントウインド、2……ウインドフレ
ーム、3……カウルアウタパネル、10……カウ
ルインナパネル、11……溶接フランジ部、12
……水平部、13……立鍔、14……エツジプロ
テクター、15……シール部(リツプ部)、16
……ウエザーストリツプ、17……シール部、1
8……立壁部。
インドを有する自動車の一例を示す斜視図、第2
図および第3図は本考案の実施例の断面図であ
る。 1……フロントウインド、2……ウインドフレ
ーム、3……カウルアウタパネル、10……カウ
ルインナパネル、11……溶接フランジ部、12
……水平部、13……立鍔、14……エツジプロ
テクター、15……シール部(リツプ部)、16
……ウエザーストリツプ、17……シール部、1
8……立壁部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 カウルパネル上にヒンジ結合された可倒式フロ
ントウインドを備え、カウルアウタパネルとカウ
ルインナパネルとの溶接フランジ部にゴム等の弾
性体からなるエツジプロテクターを取付ける自動
車において、 前記溶接フランジ部におけるカウルアウタパネ
ルに、水平部と、この水平部の前端から折れ曲が
つて下方に延びる立壁部と、水平部の後端から折
れ曲がつて上方に延びる立鍔とを形成している一
方、前記フロントウインドのウインドフレームの
下端部を、前記溶接フランジ部におけるカウルア
ウタパネルと対応した断面形状に形成して、前記
ウインドフレーム下端部が前記立壁部、水平部お
よび立鍔に対して所定間隔をあけて対向するよう
にしているとともに、 前記エツジプロテクターに、前記ウインドフレ
ームとカウルアウタパネルとの間のすきまに延在
させるウエザーストリツプを一体的に設け、か
つ、 前記エツジプロテクターないしウエザーストリ
ツプに、前記立壁部、水平部および立鍔に対する
ウインドフレームの各対向面に密着してウインド
フレームとカウルアウタパネルとの間の水の通過
を阻止する複数のシール部を膨出状に設けている
ことを特徴とする、可倒式フロントウインドのシ
ール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4785183U JPS59151755U (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-30 | 可倒式フロントウインドのシ−ル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4785183U JPS59151755U (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-30 | 可倒式フロントウインドのシ−ル構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59151755U JPS59151755U (ja) | 1984-10-11 |
JPH0211230Y2 true JPH0211230Y2 (ja) | 1990-03-20 |
Family
ID=30178393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4785183U Granted JPS59151755U (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-30 | 可倒式フロントウインドのシ−ル構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59151755U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5443456U (ja) * | 1977-09-01 | 1979-03-24 |
-
1983
- 1983-03-30 JP JP4785183U patent/JPS59151755U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5443456U (ja) * | 1977-09-01 | 1979-03-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59151755U (ja) | 1984-10-11 |
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