JPH07205663A - サンルーフのシール構造 - Google Patents

サンルーフのシール構造

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JPH07205663A
JPH07205663A JP6019919A JP1991994A JPH07205663A JP H07205663 A JPH07205663 A JP H07205663A JP 6019919 A JP6019919 A JP 6019919A JP 1991994 A JP1991994 A JP 1991994A JP H07205663 A JPH07205663 A JP H07205663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weather strip
roof
roof glass
glass
sunroof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6019919A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Orimoto
折本洋治
Hideki Ueda
上田秀樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シール性に優れたサンルーフのシール構造を
提供する。 【構成】 ボディ10に形成したフランジ15に取付け
たボディウエザーストリップ20、フロントルーフガラ
ス40の後端縁に取付けたフロントルーフウエザースト
リップ60、及びリヤールーフガラス50の前端縁に取
付けたリヤールーフウエザーストリップ70を備え、且
つフロントルーフガラス40及びリヤールーフガラス5
0を閉じた状態で、リヤールーフウエザーストリップ7
0を、フロントルーフウエザーストリップ60及びフロ
ントルーフガラス40とボディウエザーストリップ中空
シール部22との間に挟むようにしてなるサンルーフの
シール構造であって、中空シール部22の車外側で且
つ、リヤールーフウエザーストリップ70の前後端部と
向かい合う部分に、それぞれ少なくとも単段の断面三角
形の薄片25,26を外向きに突設してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前後に分割したサンル
ーフにおけるフロントルーフガラスとリヤールーフガラ
スとの間のシール、及びフロントルーフガラスとボデイ
との間のシール並びにリヤールーフガラスとボディとの
間のシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1乃至図9を参考にして説明する。
従来、前後に分割したサンルーフ30におけるフロント
ルーフガラス40とリヤールーフガラス50との間のシ
ール、フロントルーフガラス40とボデイ10との間の
シール、並びにリヤールーフガラスとボディ10との間
をシールするサンルーフのシール構造として、次の構造
のものが使用されている。
【0003】ボディ10及びその上端縁に取付けるボデ
ィウエザーストリップ20について説明する。11,1
2は前記ボディ10を構成するアウターパネル並びにイ
ンナーパネルであって、先端部分を重ね合わせ、水平方
向に長いフランジ15を形成してある。また、ボディウ
エザーストリップ20は、前記フランジ15に嵌着する
逆U字状トリム21の室外側の面に、後記サンルーフ3
0の下端部内面と弾接させる中空シール部22を一体に
形成したものである。
【0004】自動車の上面を覆うサンルーフ30につい
て説明する。40はフロントルーフガラスであって、図
2に示す如く閉じた状態で、僅かに前下向きに傾斜させ
た上面の左右両側に、略垂直な側面を一体に形成してあ
り、開ける際、図3に示す如く後部を上げ、全体として
前下向きに傾斜させるようにしてある。
【0005】50はリヤールーフガラスであって、図2
に示す如く閉じた状態で、略水平な上面の左右両側に、
フロントルーフガラス40同様に略垂直な側面を一体に
結合してあり、フロントルーフガラス40を開ける際
は、図3に示す如く、フロントルーフガラス40の後端
部を上げて前下向き傾斜させる。リヤルーフガラス50
を開ける際は、図3に示す如く、リヤールーフガラス5
0を一旦上方に変位させ次いで水平後方向に移動させる
ようにしてある。
【0006】上記フロントルーフガラス40の後端縁及
びリヤールーフガラス50の前端縁にそれぞれ沿って取
付けるフロントルーフウエザーストリップ60及びリヤ
ールーフウエザーストリップ70について説明する。
【0007】図6に示す如くフロントルーフウエザース
トリップ60は、フロントルーフガラス40の後端縁に
嵌着するU字状トリム61の後部の車外側Pに一体に鰭
状部62を形成してあり、リヤールーフウエザーストリ
ップ70は、リヤールーフガラス50の前端縁に嵌着す
るU字状トリム71の前部の車内Q側に一体に鰭状部7
2を形成してある。しかも、フロントルーフガラス40
及びリヤールーフガラス50をいずれも閉じた状態で、
フロントルーフウエザーストリップ60の鰭状部62内
面が、リヤールーフウエザーストリップ70のトリム7
1の上外面と弾接し、リヤールーフウエザーストリップ
70の鰭状部72が、フロントルーフウエザーストリッ
プ60のトリム61とフロントルーフガラス40とボデ
ィウエザーストリップ20の中空シール部22との間に
挟まれるようになっている。
【0008】しかしながら、上記従来のサンルーフのシ
ール構造は、図6及び図7に示すようにリヤールーフウ
エザーストリップ70の前端とフロントルーフガラス4
0と、ボディウェザーストリップ中空シール部22との
間に三角形の隙間90が形成され、またリヤールーフウ
エザーストリップ70とリヤールーフガラス50と中空
シール部22との間に、三角形の隙間91が形成され、
その隙間90,91を通って車外Pから車内Qに水Wが
漏れると言う問題点がある。
【0009】その対策として、ボディウエザーストリッ
プ20の中空シール部22にパッドを挿入したり、リヤ
ールーフウエザーストリップ70の前後端を極薄肉にし
たりしていたが、前者を実施すると、閉じ荷重が増大
し、両ルーフガラス40,50が閉まり難く、後者を実
施するには成形上制約があって、実用的でないと言う新
たな問題を生じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のサンルーフのシール構造は、隙間が生
じ、その隙間を通って外から水が室内に漏れ込むおそれ
があることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1乃至図4及び図10
乃至図13を参考にして説明する。本発明は、ボディ1
0に形成したフランジ15に取付けたボディウエザース
トリップ20、フロントルーフガラス40の後端縁に取
付けたフロントルーフウエザーストリップ60、及びリ
ヤールーフガラス50の前端縁に取付けたリヤールーフ
ウエザーストリップ70を備え、且つフロントルーフガ
ラス40及びリヤールーフガラス50を閉じた状態で、
リヤールーフウエザーストリップ70を、フロントルー
フウエザーストリップ60及びフロントルーフガラス4
0とボディウエザーストリップの中空シール部22との
間に挟むようにしてなるサンルーフのシール構造であっ
て、中空シール部22の車外側でかつリヤールーフウエ
ザーストリップ70の前後端部と向かい合う部分に、そ
れぞれ少なくとも単段の突片25,26を外向きに突設
してある。
【0012】
【実施例】実施例について説明すると、10はボディで
あって、アウターパネル11並びにインナーパネル12
よりなり、両先端部分を重ね合わせ、水平方向に長いフ
ランジ15を形成してある。20はボデイウエザースト
リップであって、前記フランジ15に嵌着する逆U字状
トリム21の室外側Pの面に、後記サンルーフ30の下
端部内面と弾接させる中空シール部22を一体に結合し
たものである。
【0013】30は自動車の上面を覆うサンルーフであ
って、フロントルーフガラス40並びにリヤールーフガ
ラス50よりなる。さらに詳細に説明すると、フロント
ルーフガラス40は、図2に示す如く閉じた状態で、僅
かに前下向きに傾斜させた上面の左右両側に、略垂直な
側面を一体に形成したものであって、図3に示す如く後
部を上げ、全体として前下向きに傾斜させて開けるよう
にしてある。リヤールーフガラス50は、閉じた状態
で、略水平な上面の左右両側に、フロントルーフガラス
40同様に略垂直な側面を一体に形成してあって、リヤ
ールーフガラス50を開ける際は、図3に示す如くフロ
ントルーフガラス40の後端部を上げ、前下向き傾斜さ
せてからリヤールーフガラス50を一旦上方に変位し、
次いで水平後方向に移動させるようにしてある。
【0014】60は上記フロントルーフガラス40の後
端縁に取付けるフロントルーフウエザーストリップであ
って、フロントルーフガラス40の後端縁に嵌着するU
字状トリム61の後部外面側に一体に鰭状部62を形成
してある。70はリヤールーフガラス50の前端縁にそ
れぞれ沿って取付けるリヤールーフウエザーストリップ
であって、リヤールーフガラス50の前端縁に嵌着する
U字状トリム71の前部内面側に一体に鰭状部72を形
成してある。
【0015】しかも、図12に示すように、フロントル
ーフガラス40及びリヤールーフガラス50をいずれも
閉じた状態で、フロントルーフウエザーストリップ60
の鰭状部62の車内側面が、リヤールーフウエザースト
リップ70のトリム71の外面と弾接し、リヤールーフ
ウエザーストリップ70の鰭状部72が、フロントルー
フウエザーストリップ60のトリム61とフロントルー
フガラス40と中空シール部22とに挟まれるようにし
てある。
【0016】さらに、本発明においては、特にボディウ
エザーストリップ20の中空シール部22の車外P側で
且つ、リヤールーフウエザーストリップ70の前後端部
と向かい合う部分に、少なくとも単段(好ましくは複数
段)の断面三角形の薄片25,26を外向きに突設して
ある。なお、、フロントルーフガラス40とリヤールー
フガラス50との境部分を型成形にし、その型成形部分
Lに薄片25,26に突設するか、押出成形部分、全長
にわたって、薄片部25,26を形成するようにする。
【0017】作用について説明すると、前後に分割され
たサンルーフ30を全て閉じ、リヤールーフウエザース
トリップ70の鰭状部72を、フロントルーフウエザー
ストリップ60のトリム61及びフロントルーフガラス
40とボディウエザーストリップ中空シール部22とで
挟んだ状態で、形成される三角形の隙間90は、断面三
角形の薄片25,26の先端によって埋込まれ、サンル
ーフ30とボディ10との間は水密にシールされる。し
かも、その際、サンルーフ30を閉じ荷重の増大はな
く、その閉じ性は従来通りである。リヤ側の三角形の隙
間91についても、同様に、水密にシールされる。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
前後に分割したサンルーフ30とボディ10との間を完
全に水密にシールし、水の車内Qへ漏込みを防止するこ
とが出来る。しかも、その際、サンルーフ30の閉じ荷
重は増大しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】サンルーフを備えた自動車を示す斜視図であ
る。
【図2】閉じた状態のサンルーフを示す側面図である。
【図3】開いた状態のサンルーフを示す側面図である。
【図4】閉じた状態のサンルーフを示す斜視図である。
【図5】従来例における図4のA−A断面図である。
【図6】従来例における図4のB−B視図及びその端面
図である。
【図7】図6の要部拡大図である。
【図8】従来例における図4の要部拡大斜視図である。
【図9】図8における従来例の水漏れ状態を示す斜視図
である。
【図10】本発明の実施例における図4のA−A断面図
である。
【図11】本発明の実施例における図4のB−B断面図
及びその端面図である。
【図12】本発明の実施例の要部拡大斜視図である。
【図13】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】 10 ボティ 11 アウターパネル 12 インナーパネル 15 フランジ 20 ボディウエザーストリッ
プ 21 トリム 22 中空シール部 25,26 薄片 30 サンルーフ 40 フロントルーフガラス 50 リヤールーフガラス 60 フロントルーフウエザー
ストリップ 61 トリム 62 鰭状部 70 リヤールーフウエザース
トリップ 71 トリム 72 鰭状部 90,91 隙間 L 型成形部分 P 車外側 Q 車内側 W 水

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディ(10)に形成したフランジ(1
    5)に取付けたボディウエザーストリップ(20)、フ
    ロントルーフガラス(40)の後端縁に取付たフロント
    ルーフウエザーストリップ(60)、及びリヤールーフ
    ガラス(50)の前端縁に取付けたリヤールーフウエザ
    ーストリップ(70)を備え、且つフロントルーフガラ
    ス(40)及びリヤールーフガラス(50)を閉じた状
    態で、リヤールーフウエザーストリップ(70)を、フ
    ロントルーフウエザーストリップ(60)及びフロント
    ルーフガラス(40)とボディウエザーストリップ中空
    シール部(22)との間に挟むようにしてなるサンルー
    フのシール構造において、中空シール部(22)の車外
    側で且つ、リヤールーフウエザーストリップ(70)の
    前後端部と向かい合う部分に、それぞれ少なくとも単段
    の突片(25,26)を外向きに突設してなるサンルー
    フのシール構造。
JP6019919A 1994-01-19 1994-01-19 サンルーフのシール構造 Pending JPH07205663A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106828059A (zh) * 2017-03-29 2017-06-13 英纳法企业管理(上海)有限公司 一种汽车全景天窗结构
CN106985644A (zh) * 2017-03-09 2017-07-28 上海毓恬冠佳汽车零部件有限公司 一种汽车天窗玻璃

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106985644A (zh) * 2017-03-09 2017-07-28 上海毓恬冠佳汽车零部件有限公司 一种汽车天窗玻璃
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