JP2584754Y2 - 観音開ドア用ウエザーストリップ - Google Patents

観音開ドア用ウエザーストリップ

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JP2584754Y2
JP2584754Y2 JP1992008449U JP844992U JP2584754Y2 JP 2584754 Y2 JP2584754 Y2 JP 2584754Y2 JP 1992008449 U JP1992008449 U JP 1992008449U JP 844992 U JP844992 U JP 844992U JP 2584754 Y2 JP2584754 Y2 JP 2584754Y2
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JP
Japan
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weather strip
door
center
inner weather
closed
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JP1992008449U
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JPH0560918U (ja
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浅次郎 紀井
洋治 折本
行秀 浜島
徹 松山
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Araco Corp
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Araco Corp
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Publication date
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ボディ本体と観音開き
タイプのバックドアの上縁部間をシールするウエザース
トリップに関する。
【0002】
【従来の技術】図1乃至図6を参考にして説明する。従
来、ボディ本体10と観音開きタイプのバックドア20
の上縁部間をシールするウエザーストリップとして、ボ
ディ本体10側にインナーウエザーストリップ150
を、バックドア20側にセンターウエザーストリップ1
60をそれぞれ取付けた次の構成のものが使用されてい
る。
【0003】すなわち、ボディ本体10後端の上縁略全
長にわたって取付けるインナーウエザーストリップ15
0は、U字状トリム151と中空シール部152とを一
体に結合したものであり、その中空シール部152に
は、反発力を高めるためにパッド153を挿入してあ
る。なお、11はインナーウエザーストリップ150の
トリム151を嵌着するボディ側フランジである。
【0004】2枚1組の観音開きタイプのバックドア2
0は、ボディ本体10の後部の右側73及び左側74に
それぞれ基端を枢着した先閉ドア30及び後閉ドア40
よりなり、それぞれ基端側を枢軸に回動させて、開閉す
るようにしてある。閉じるときは、先ず先閉ドア30を
閉じ、後から後閉ドア40を閉じる。反対に開くとき
は、先ず後閉ドア40を開き、次に先閉ドア30を開く
ようにしてある。
【0005】しかも、バックドア20を閉じた状態で
は、先閉ドア30は、後閉ドア40と隣接する自由端の
車内側71に後閉ドア40側に向かって突出する突部3
1を形成し、さらにその突部31先端にフランジ32を
延設してある。後閉ドア40には、先閉ドア30の突部
31及びフランジ32に対応する部分を基端側に向かっ
て窪ませ、段部41を形成してある。
【0006】なお、高さhのセンターウエザーストリッ
プ160は、トリム161を介して先閉ドア30のフラ
ンジ32に取付け、段部41を埋める共に、インナーウ
エザーストリップ150と弾接し、且つセンターウエザ
ーストリップ160の車内側71の右左両端に形成され
た先細部分163,162をインナーウエザーストリッ
プ150と先閉ドア30、後閉ドア40の車内側との間
に食込ませ、シール性をより高めるようにしてある。9
1は水、92は水面、Yは水位差である。
【0007】しかしながら、上記従来のインナーウエザ
ーストリップ150及びセンターウエザーストリップ1
60よりなる観音開きタイプのバックドア用のウエザー
ストリップは、先細部分162,163、インナーウエ
ザーストリップ150、先閉ドア30、又は後閉ドア4
0が互いに当接する位置に三角隙間180が発生し、イ
ンナーウエザーストリップ150上に溜った水がその三
角隙間180より車内71に浸入し、水漏れすると言う
問題点がある。
【0008】また、インナーウエザーストリップ150
の中空シール部152へパッド153を挿入したり、イ
ンナーウエザーストリップ150やセンターウエザース
トリップ160のタワミ代(復元力)を高めたりして、
シール性を高めることも可能であるが、それぞれウエザ
ーストリップへの荷重が増大し、バックドア20の閉じ
性が悪化すると言う副作用がある。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のバックドア用ウエザーストリップは、セン
ターウエザーストリップ160の車内側両端先細部分1
62,163、インナーウエザーストリップ150、及
び先閉ドア30・後閉ドア40の車内側のインナーパネ
ル33,43が互いに当接する位置に三角隙間180が
発生し、上に溜った水が車内に浸入し、水漏れすること
である。そこで本考案はかかる問題点に鑑み、シール性
が良好で水漏れしない自動車の観音開きバックドアのウ
エザーストリップを提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1及び図7乃至図11
を参考にして説明する。ボディ本体10の上縁略全長に
わたって中空シール部52を備えたインナーウエザース
トリップ50を取付け、観音開きタイプのバックドア2
0の中央における2枚のドア30、40の一方30に、
両者の接続部分に形成した空間90を埋め且つ前記イン
ナーウエザーストリップ50と弾接し、さらにインナー
ウエザーストリップ50と2枚のドア30、40のそれ
ぞれとの間に食込ませる先細部分62、63を左右両端
に有するセンターウエザーストリップ60を取付けてな
るウエザーストリップにおいて、インナーウエザースト
リップ50の中空シール部52のうち、センターウエザ
ーストリップ60と弾接する部分の上に台形状の盛上げ
部分53を結合し、盛上げ部分53の後面を含むセンタ
ーウエザーストリップ60と弾接する部分を平らな垂直
面にすると共に、センターウエザーストリップ60の高
さHもインナーウエザーストリップ50の盛上げ部分5
3と同じ高さにしてなるものである。
【0011】
【実施例】実施例について説明すると、10はボディ本
体、11はそのホディ本体11の上縁略全長にわたって
後方に向かって突設したフランジ、20は2枚1組の観
音開きタイプのバックドアてあって、ボディ本体10の
後部の左右両側にそれぞれ基端を枢支した先閉ドア30
及び後閉ドア40よりなり、それぞれ基端側を鉛直枢軸
を中心に回動させて開閉するようにしてある。
【0012】閉じるときは先ず先閉ドア30を閉じ、次
いで後閉ドア40を閉じる。開くときは、先ず後閉ドア
40を開き、次に先閉ドア30を開くようにしてある。
【0013】しかも、バックドア20を閉じた状態で
は、先閉ドア30は、後閉ドア40と隣接する自由端の
車内側71に後閉ドア40側に向かって突出する突部3
1を形成し、さらにその突部31先端にフランジ32を
延設してある。後閉ドア40は、先閉ドア30の突部3
1、フランジ32に対応する部分を基端側に向かって窪
ませ、段部41を形成してある。
【0014】50はボディ本体10後端の上縁略全長に
わたって取付けたインナーウエザーストリップであっ
て、U字状トリム51と中空シール部52とを一体に結
合したものである。
【0015】60は前記2枚のドア30,40の合わせ
部分に形成した空間90を埋め、且つ前記インナーウエ
ザーストリップ50と弾接するセンターウエザーストリ
ップであって、トリム61を介して先閉ドア30のフラ
ンジ32に取付けてある。
【0016】さらに、前記インナーウエザーストリップ
50の中空シール部52のうち、センターウエザースト
リップ60と弾接する部分の上に、台形状の盛上げ部分
53を結合し(製造に当っては基底部・中空シール部共
に型成形し、加硫する)、左右両側の部分に比べ高く
し、且つ後面を平らな垂直面54にしてあり、センター
ウエザーストリップ60の高さHもインナーウエザース
トリップ50の盛上げた部分と同じ高さにしてある。
【0017】なお、センターウエザーストリップ60の
車内側右左両端にはインナーウエザーストリップ50と
先閉ドア30及び後閉ドア40との間に食込ませ、シー
ル性をより高める先細部分63,62を形成してある。
72は車外側である。
【0018】作用について説明すると、インナーウエザ
ーストリップ50とセンターウエザーストリップ60と
の弾接幅hからHへと増大したため、バックドア20を
閉じた状態では、三角隙間80も小さくなり、バックド
ア20のシール性が向上し、しかもインナーウエザース
トリップ50の盛上げ部分53上に降った雨水は低い左
右両側に流れて、直接三角隙間80に掛からず、三角隙
間80から水漏れすることはない。
【0019】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
バックドア20を閉じた状態では、三角隙間も小さくな
り、バックドア20のシール性が向上し、しかもインナ
ーウエザーストリップ50の盛上げ部分53上に降った
雨水は低い左右両側に流れて、直接三角隙間80に掛か
らず、三角隙間から水漏れすることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車を後方から見た斜視図である。
【図2】従来例を示す図1のA部の拡大斜視図である。
【図3】図2のB−B水平切断平面図である。
【図4】図3の一部拡大図である。
【図5】図3のC−C垂直切断側面図である。
【図6】図2乃至図4のインナーウエザーストリップの
斜視図である。
【図7】本考案の一実施例を示す図1のA部の拡大斜視
図である。
【図8】図7のD−D水平切断平面図である。
【図9】図7の一部拡大図である。
【図10】図8のE−E垂直切断側面図である。
【図11】図7乃至図9のインナーウエザーストリップ
の斜視図である。
【符号の説明】
10 ボディ本体 11 フランジ 20 バックドア 30 先閉ドア 31 突部 32 フランジ 33 インナーパネル 40 後閉ドア 41 段部 43 インナーパネル 50 インナーウエザーストリップ 51 トリム 52 中空シール部 53 盛上げ部分 54 平らな垂直面 60 センターウエザーストリップ 61 トリム 62,63 先細部分 71 車内側 72 車外側 73 右側 74 左側 80 三角隙間 90 空間 91 水 92 水面 150 インナーウエザーストリップ 151 トリム 152 中空シール部 153 パッド 160 センターウエザーストリップ 161 トリム 162,163 先細部分 180 三角隙間 h センターウエザーストリップの高さ H センターウエザーストリップの高さ Y 水位差
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 浜島 行秀 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地アラコ 株式会社内 (72)考案者 松山 徹 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地アラコ 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−166128(JP,U) 実開 昭61−78017(JP,U) 実開 昭62−85714(JP,U) 実公 昭48−24101(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 5/10 B60J 5/08 B60R 13/06

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディ本体(10)の上縁略全長にわた
    って中空シール部(52)を備えたインナーウエザース
    トリップ(50)を取付け、観音開きタイプのバックド
    ア(20)の中央における2枚のドア(30、40)の
    一方(30)に、両者の接続部分に形成した空間(9
    0)を埋め且つ前記インナーウエザーストリップ(5
    0)と弾接し、さらにインナーウエザーストリップ(5
    0)と2枚のドア(30、40)のそれぞれとの間に食
    込ませる先細部分(62、63)を左右両端に有する
    ンターウエザーストリップ(60)を取付けてなるウエ
    ザーストリップにおいて、インナーウエザーストリップ
    (50)の中空シール部(52)のうち、センターウエ
    ザーストリップ(60)と弾接する部分の上に台形状の
    盛上げ部分(53)を結合し、盛上げ部分(53)の後
    を含むセンターウエザーストリップ(60)と弾接す
    る部分を平らな垂直面にすると共に、センターウエザー
    ストリップ(60)の高さ(H)もインナーウエザース
    トリップ(50)の盛上げ部分(53)と同じ高さにし
    てなる観音開ドア用ウエザーストリップ。
JP1992008449U 1992-01-28 1992-01-28 観音開ドア用ウエザーストリップ Expired - Lifetime JP2584754Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0620667Y2 (ja) * 1986-04-14 1994-06-01 日産車体株式会社 車両用観音開き扉のシ−ル構造

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JPH0560918U (ja) 1993-08-10

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