JPH02110978A - 不揮発性半導体メモリおよびその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体メモリおよびその製造方法

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JPH02110978A
JPH02110978A JP63263164A JP26316488A JPH02110978A JP H02110978 A JPH02110978 A JP H02110978A JP 63263164 A JP63263164 A JP 63263164A JP 26316488 A JP26316488 A JP 26316488A JP H02110978 A JPH02110978 A JP H02110978A
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insulating film
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正 宮川
Masamichi Asano
正通 浅野
Tadayuki Taura
忠行 田浦
Michiharu Inami
稲見 道治
Atsushi Shoji
敦 庄司
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
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    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/788Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate with floating gate
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、不揮発性半導体メモリおよびその製造方法に
係り、特に三層構造のゲート電極を有する電気的消去・
再書込み可能な読出し専用メモリ(以下、EEFROM
と略記する)におけるセルトランジスタの構造およびセ
ルアレイおよびセルトランジスタの形成方法に関する。
(従来の技術) 電気的にデータの書込みが可能な不揮発性半導体メモリ
の1つとして、紫外線消去型再書込み可能な読出し専用
メモリ(EFROM)があり、その大容量化が進んでい
る。そして、特に高集積化を図るための技術として、米
国特許明細古筆4゜597.060には、局所酸化法を
用いずに素子分離を行うことによってEPROMセルを
形成する方法が開示されている。
このEPROMセルの平面パターンは第17図(a)に
示しており、行線(ワード線)方向に沿うB−B線およ
び列線(データ線)方向に沿うC−C線の断面構造をそ
れぞれ第17図(b)および第17図(C)に示してい
る。このEPROMセルの形成方法は、先ず、半導体基
板170の表面上に第1のゲート絶縁膜171を形成し
、この第1のゲート絶縁膜上に第1のポリシリコン膜1
72を堆積し、これをセルアレイの列方向に沿う所定幅
を有するストライプ状にエツチングしてパターニングし
、この列方向にストライプ状にパターニングされた第1
のポリシリコン膜172をマスクとして前記半導体基板
内に基板とは逆導電型の不純物拡散領域173を形成し
てセルトランジスタのソース領域およびドレイン領域を
形成し、前記ストライプ状にパターニングされた第1の
ポリシリコン膜相互間の基板上に第1のポリシリコン膜
172とほぼ同じ厚さの第1の絶縁膜174を埋込み形
成し、この後に半導体基板上に第2のゲート絶縁膜17
5を形成し、この第2のゲート絶縁膜上に第2のポリシ
リコン膜17Bを堆積し、この第2のポリシリコン膜1
76と第2のゲート絶縁膜175と第1のポリシリコン
膜172とをセルアレイの行方向に沿う所定幅を有する
ストライプ状にエツチングして制御ゲート電極17Bお
よび浮遊ゲート電極172を形成し、この行方向にスト
ライプ状にパターニングされた制御ゲート電極17Bを
マスクとして前記半導体基板の露出している表面に基板
と同一導電型の不純物イオンを注入することによって、
列方向の素子領域を規定するための素子分離領域177
を形成する。
この場合、前記セルトランジスタのソース領域およびド
レイン領域となる不純物拡散領域173上には厚い第1
の絶縁膜174があるので、このソース領域およびドレ
イン領域には上記イオンが注入されることはない。
このようなEPROMセルの形成方法によれば、第2の
ポリシリコン膜(制御ゲート電極)176をマスクとし
てイオンを注入することによって素子分離領域177を
形成するので、素子分離領域177は局所酸化法によっ
て形成されるバーズビークのようなフリンジを持たず、
しかも、浮遊ゲート電極172も制御ゲート電極17B
の形成時にセルファラインにより形成されるので、マス
ク合わせの余裕が必要なくて合わせずれがなく、また、
行方向に隣り合うセルのソース領域およびドレイン領域
を共有できるので、非常に微細なセルの加工が可能とな
る。
しかし、上記したような米国特許明細書節4.597.
080に示された二層ゲート電極構造を有するEFRO
Mセルは、電気的消去が不可能であり、このEFROM
セルを用いたEPROM集積回路は、パッケージに紫外
線照射用の窓を設ける必要があって高価になり、これを
プリント基板上に実装した後は、データの書換え作業が
困難になる。
一方、電気的消去が可能な従来のEEPROMセルには
、制御ゲート電極と浮遊ゲート電極との二層ゲーJ−電
極構造を有するものと、さらに、消去ゲート電極を有す
る三層ゲート電極構造を有するものとがある。前者のE
EPROMセルは、消去に際して、セルトランジスタの
ドレインまたはソースに高電圧を印加してゲート酸化膜
のトンネル電流を利用するものであり、この高電圧とし
てドレイン接合またはソース接合のブレークダウン耐圧
以下しか印加できず、消去効率を上げるためには、浮遊
ゲート電極とドレインまたはソースとの間の第1ゲート
酸化膜の膜厚を薄くする必要があるが、これに伴い、浮
遊ゲート電極とドレインまたはソースとの間の容量と、
浮遊ゲート電極と半導体基板との間の容量との割合が増
加し、書込み特性に影響する制御ゲート電極と浮遊ゲー
トとの間の容量の割合が減少する。
これに対して、後者のEEFROMセルは、消去に際し
て、消去ゲート電極に高電圧を印加するものであり、第
1ゲート酸化膜の膜厚を薄くする必要がなく、書込み特
性に影響する制御ゲート電極と浮遊ゲートとの間の容量
の割合が減少することなく、EPROMセル並みの書込
み特性が十分に得られる。
ところで、従来のEEFROMセルは、隣り合うセル相
互間の絶縁(素子分離)のために、局所酸化法(LOC
O3法)を用いて熱酸化によりフィールド酸化膜を選択
的に形成している。しかし、この局所酸化法は、半導体
基板表面に対して縦方向に厚い酸化膜を容易に形成でき
る利点を持っているが、同時に横方向にもバーズビーク
状に酸化膜が形成されてしまうので素子分離領域が広が
ってしまい、結果としてセル面積が大きくなってしまう
という欠点を持っている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記したような従来の局所酸化法によってj
b成されるバーズビークを持たない素子分離領域により
素子分離されたEFROMセルは、非常に微細なセルの
加工かり能となって高集積化が可能となるが、電気的消
去が不可能であってEEFROMセルとしては使用でき
ないという問題がある点を解決すべくなされたもので、
非常に微細なセルの加工が可能となって高集積化が可能
となり、しかも、電気的消去が可能なEEFROMセル
を有する不揮発性半導体メモリおよびその製造方法を提
供することを目的とする。
[発明の構成] (課題″を解決するための手段) 第1番目の発明は、半導体基板内に設けられたバーズビ
ークを持たない素子分離領域により素子分離されたソー
ス領域およびドレイン領域が形成されているセルトラン
ジスタが行列状に配列されてなるセルアレイを有する不
揮発性半導体メモリにおいて、上記セルトランジスタは
半導体基板上に三層構造のゲート電極を有しており、こ
の三層構造のゲート電極は、第3層目のゲート電極がそ
れぞれゲート絶縁膜を介して第1層目のゲート電極およ
び第2層口のゲート電極に対向して設けられ、第1層目
のゲート電極は浮遊ゲート電極であり、第2層目のゲー
ト電極および第3層目のゲート電極のいずれか一方が消
去ゲート電極、他方が制御ゲート電極として用いられ、
上記消去ゲート電極および制御ゲート電極は、互いに平
行に設けられ、かつ、前記ソース領域およびドレイン領
域間のチャネル領域のチャネル幅方向に直交する方向に
設けられており、チャネル領域のチャネル長さ方向に隣
り合うセルトランジスタのソース領域およびドレイン領
域が共通に形成されいることを特徴とする特 第2番目の発明は、第1番目の発明に係る不揮発性半導
体メモリにおいて、第2層目のゲート電極が第1層目の
ゲート電極に対して幅方向にずれていることを特徴とす
る。
第3番目の発明は、第2番目の発明に係る不揮発性半導
体メモリにおいて、lf遊アゲート電極、前記セルトラ
ンジスタの°ソース領域およびドレイン領域間のチャネ
ル領域のチャネル長より短く、このチャネル領域上のソ
ース領域側付近またはドレイン領域側付近に浮遊ゲート
電極か存在しないオフセット部を有しており、このオフ
セット部で前記制御ゲート電極かゲート絶縁膜を介して
前記チャネル領域の一部に対向して選択トランジスタ部
が形成されていることを特徴とする。
第4番目の発明は、第1番目の発明または第2番1」ま
たは第3番目の発明に係る不揮発性半導体メモリにおい
て、セルアレイは、同一行の隣り合うセルトランジスタ
のソース領域およびドレイン領域が共通に形成され、こ
の共通に形成されたソース・ドレイン領域が同一列の各
メモリセルに共通に列方向に形成されており、同一行の
各メモリセルの消去ゲート電極が共通に行方向に形成さ
れると共に、これに平行に同一行の各メモリセルの制御
ゲート電極が共通に行方向に形成されていることを特徴
とする。
第5番目の発明は、第4番目の発明に係る不揮発性半導
体メモリにおいて、前記消去ゲート電極は、隣り合う少
なくとも二行の各セルトランジスタに共通に形成されて
いることを特徴とする。
第6番目の発明は、第4番目の発明に係る不揮発性半導
体メモリにおいて、各行の消去ゲート電極に選択的に消
去電圧が印加され、または、複数行の消去ゲート電極が
一括接続されて共通に消去電圧が印加され、あるいは、
複数行の消去ゲート電極にそれぞれ独立に同時に消去電
圧が印加されることを特徴とする。
第7番目の発明は、第1番目の発明に係る不揮発性半導
体メモリにおける前記三層構造のゲート電極の第2層目
が消去ゲート電極となるセルトランジスタを、LOCO
S法によらずに製造する1つの具体的な方法を提供する
第8番目の発明は、第2番目の発明に係る不揮発性半導
体メモリにおける前記三層構造のゲート電極の第2層目
が消去ゲート電極となるセルトランジスタを、LOCO
S法によらずに製造するもう1つの具体的な方法を提供
する。
第9番目の発明は、第3番目の発明に係る不揮発性半導
体メモリにおける前記三層構造のゲート電極の第2層目
が消去ゲート電極となるセルトランジスタを、LOCO
8法によらずに製造する1つの具体的な方法を提供する
第10番目の発明は、第1番目の発明に係る不揮発性半
導体メモリにおける前記三層構造のゲート電極の第3層
目が消去ゲート電極となるセルトランジスタを、LOC
O8法によらずに製造する1つの具体的な方法を提供す
る。
第11番目の発明は、第2番目の発明に係る不揮発性半
導体メモリにおける前記三層構造のゲート電極の第3層
目が消去ゲート電極となるセルトランジスタを、LOC
OS法によらずに製造する1つの具体的な方法を提供す
る。
第12番目の発明は、第3番目の発明に係る不揮発性半
導体メモリにおける前記三層構造のゲート電極の第3層
目が消去ゲート電極となるセルトランジスタを、LOC
O8法によらずに製造する1つの具体的な方法を提供す
る。
(作用) 第1番目の発明によれば、セルトランジスタは、半導体
基板上に消去ゲート電極を含む三層構造のゲート電極を
有しているので、電気的に消去可能であり、しかも、制
御ゲート電極がそれぞれ高耐圧性を有するゲート絶縁膜
を介して浮遊ゲート電極および消去ゲート電極に対向さ
せておくことにより、信頼性の高いEEFROMEPR
OMセルる。
また、上記セルトランジスタは、LOCOS法によらず
に形成されたバーズビークを持たない素子分1lItV
i域により素子分離されており、ゲートのフリンジ部分
も形成することがなく1.セル面積が従来のEPROM
セルと同程度に小さくて高集積化が可能である。
また、上記セルトランジスタは、チャネル領域のチャネ
ル長さ方向に隣り合うセルトランジスタのソース領域お
よびドレイン領域が共通に形成されているので、ソース
領域およびドレイン領域と上層配線とのコンタクト部の
数を減らすことができ、更に高集積化が可能である。
また、上記したようなEEFROMセルは、消去に際し
て、消去ゲート電極に高電圧を印加するものであるが、
浮遊ゲート電極下の第1ゲート酸化膜の膜厚を薄くする
必要がなく、書込み特性に影響する制御ゲート電極と浮
遊ゲートとの間の容量の割合が減少することなく、EF
ROMセル並みの書込み特性が十分に得られる。
第2番目の発明によれば、浮遊ゲート電極の片側の上縁
部(エツジ部)から側面部の一部まで完全に覆うように
消去ゲート電極を形成しているので、消去時に上記エツ
ジ部の効果により消去効率が増加する。
また、素子分離領域の上方に、20V程度の高電圧が印
加される消去ゲート電極が位置しても、この素子分離領
域上の基板上に厚い第3の絶縁膜を埋込んでおくことに
より、この部分の耐圧が高く、信頼性の向上が可能にな
っている。
第3番目の発明によれば、セルトランジスタのソース領
域付近に選択トランジスタ部を形成しておくことにより
、書込み時、読出し時に、誤書込み、誤読出しを防止可
能なE E F ROMセルを実現できる。
第4番目の発明によれば、同一行の隣り合うセルトラン
ジスタのソース領域およびドレイン領域が共通に形成さ
れているので、セルの行方向の微細化が可能であると共
にソース・ドレイン領域に対する上層配線のコンタクト
部が少なくなる。
また、上記ソース領域およびドレイン領域が同一列の各
メモリセルに共通に列方向に形成されているので、ソー
ス・ドレイン領域に対する上層配線のコンタクト部が一
層少なくなる。
また、同一行の各メモリセルの消去ゲート電極が共通に
行方向に形成されると共に、これに平行に同一行の各メ
モリセルの制御ゲート電極が共通に行方向に形成されて
いるので、消去ゲート電極および制御ゲート電極を共通
のデコーダにより選択制御し、ワード線単位での消去(
ブロック消去)が可能になり、消去専用のデコーダが不
要になる。
第5番目の発明によれば、隣り合う二行を1組とする各
組で、消去ゲート電極が二行の各セルトランジスタに共
通となるように形成することによって、2ワ一ド線単位
のブロック消去とか、−括消去を行うタイプのEEPR
OMの場合には、2ワ一ド線単位のブロック消去が可能
となり、セルピッチ幅の減少と消去ゲート電極の低抵抗
化が可能になり、高集積化、高速化が可能となる。
第6番目の発明によれば、消去線の選択方法により、全
ビットを一括消去したり、ワード線単位で消去(ブロッ
ク消去)することができる。
第7番目乃至第12番目の発明によれば、トンネル絶縁
膜に対して二度酸化や重ね酸化などの膜質を悪化させる
工程はなく、消去時に高電界が印加されるので高い信頼
性が要求されるトンネル絶縁膜を良質で高い信頼性を有
するように形成することができる。
また、ソース領域およびドレイン領域および素子分離領
域をそれぞれゲートと・なるポリシリコンをマスクとし
て形成するので、マスク合わせの余裕を考慮する必要が
なく、この点でもセル面積の縮小化と高集積化が可能で
ある。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図(a)は、EEFROMセルのアレイを有する半
導体集積回路、例えばEEPROM集積回路におけるセ
ルアレイの一部の平面パターンを示しており、行線(ワ
ード線)方向に沿うB−B線および列線(データ線)方
向に沿うc−c線の断面構造をそれぞれ第1図(b)お
よび第1図(c)に示している。
即ち、このEEPROM集積回路は、半導体基板1内に
設けられたバーズビークを持たない素子分離領域2によ
り素子分離されたソース領域およびドレイン領域が形成
されているセルトランジスタが行列状に配列されてなる
セルアレイを有している。上記セルトランジスタは、半
導体基板1上に三層構造のゲート電極を有しており、こ
の三層構造のゲート電極は、第3層目のゲート電極3が
それぞれ高耐圧性を有するゲート絶縁膜4を介して第1
層目のゲート電極゛5および第2層目のゲート電極6に
対向して設けられている。そして、第1層目のゲート電
極は浮遊ゲート電極5であり、第2層目のゲート電極は
消去ゲート電極6として用いられ、この消去ゲート電極
6は浮遊ゲート電極5に対して例えば幅方向にずれて一
部が対向するように形成されており、第3層目のゲート
電極は制御ゲート電極3として用いられている。
ここで、上記高耐圧性を有するゲート絶縁膜4は、例え
ば酸化膜と窒化膜とが二層以上積層された複合膜、また
は、酸化膜のみからなり、7は半導体基板表面と浮遊ゲ
ート電極5との間のゲート絶縁膜、8は浮遊ゲート電極
5と消去ゲート電極6との間のトンネル絶縁膜、9は前
記ソース領域およびドレイン領域上の半導体基板上に埋
込まれた絶縁膜であり、例えばCVD (化学気相成長
)法により形成されたCVD酸化膜である。消去ゲート
電極6および制御ゲート電極3は、互いに平行に行方向
に設けられ、かつ、前記ソース領域およびドレイン領域
間のチャネル領域のチャネル幅方向に直交する方向に設
けられている。また、チャネル領域のチャネル長さ方向
に隣り合うセルトランジスタのソース領域およびドレイ
ン領域が共通に形成されてソース・ドレイン領域10と
なっている。
そして、上記セルアレイは、同一行の隣り合うセルトラ
ンジスタのソース領域およびドレイン領域が共通に形成
されており、共通に形成されたソース争ドレイン領域1
0が同一列の各メモリセルに共通に列方向に形成されて
列線(データ線)となっており、同一行の各メモリセル
の消去ゲート電極6が共通に行方向に形成されて消去線
が形成されていると共に、これに平行に同一行の各メモ
リセルの制御ゲート電極3が共通に行方向に形成されて
ワード線(制御ゲート線)が形成されている。
次に、第1図(a)乃至(C)に示したセルトランジス
タを、LOCO5法によらずに製造する方法について、
ワード線方向に沿う断面構造を示す第2図(a)乃至(
j)および列線方向に沿う断面構造を示す第2図(’a
’)乃至(j′)を参照しながら説明する。
先ず、第2図(a)、(a′)に示すように、例えばp
型の半導体基板1の表面の全面に、セルトランジスタの
閾値制御のためにイオン注入した後、第1のゲート絶縁
膜(例えば熱酸化膜)7を300人程崩形成し、この第
1のゲート絶縁膜7上に第1のポリシリコン膜5を堆積
し、これをセルアレイの列方向に沿う所定幅を有するス
トライプ状にパターニングして浮遊ゲート電極の長さを
決定する。なお、この工程において、第1のゲート絶縁
膜7をエツチングしても、エツチングせずに残してもか
まわない(後述する他の実施例においても同様である)
次に、第2図(b)、(b′)に示すように、上記列方
向にストライプ状にパターニングされた第1のポリシリ
コン膜5をマスクとして、前記半導体基板内に基板とは
逆導電型で高濃度n+の不純物拡散領域を形成してセル
トランジスタのソース・ドレイン領域10を形成する。
次に、第2図(c)、(a′)に示すように、前記スト
ライプ状にパターニングされた第1のポリシリコン膜相
互間の基板上(前記n十領域10上の基板上)に第1の
ポリシリコン膜5とほぼ同じ厚さの第1の絶縁膜9を埋
込み形成する。この場合、先ず、第1のポリシリコン膜
5上に薄い酸化膜を形成した後、第1のポリシリコン膜
5より厚いCVD酸化膜9を形成する。そして、この厚
いCVD酸化膜上にレジスト11を表面が平坦になるよ
うに塗布する。このレジスト11は、CVD酸化膜9と
のエツチング比が1=1であるようなものを用いる。そ
こで、レジスト11とCVD酸化膜9とを同時に、第1
のポリシリコン膜5の上面までエツチングすることによ
り、第2図(d)、(d′)に示すように、第1のポリ
シリコン膜5とほぼ同じ厚さのCVD酸化膜9をn十領
域10上の基板上に埋込むことができる。
次に、第2図(e)、(e′)に示すように、半導体基
板上にトンネル絶縁膜用の第2のゲート絶縁膜(例えば
酸化膜)8を〜300人程度形成する。さらに、この第
2・のゲート絶縁膜上に第2のポリシリコン膜6を堆積
し、この第2のポリシリコン膜上にレジスト12をパタ
ーン形成し、このレジスト12をマスクとして、第2図
(f)、(f′)に示すように、第2のポリシリコン膜
6と第2のゲート絶縁膜8と第1のポリシリコン膜6と
をセルアレイの行方向(前記列方向に直行する方向)に
沿って所定幅を有するストライプ状にパターニングして
浮遊ゲート電極の幅を決定する。
この時、前記埋込み形成されているCVD酸化膜9は、
エツチングされずに残る。
この状態で、上記行方向にストライプ状にパタニングさ
れた第2のポリシリコン膜6をマスクとして、基板とは
同一導電型の不純物イオン(例えばボロンB+)を半導
体基板内に注入し、バーズビークを持たないp+型の素
子分離領域2を形成して列方向の素子領域を規定する。
この時、n十領域10は、その上側の厚いCVD酸化膜
9により保護されるので、上記イオン注入の影響を受け
ない。
この状態では、第2のポリシリコン膜6が浮遊ゲート電
極5上を完全に覆っており、次の工程で形成する制御ゲ
ート電極3と浮遊ゲート電極5との結合容量比Ccr/
Ctを大きくするために、第2図(g) 、(g’ )
に示すように形成したレジスト13をマスクとして、前
記行方向にストライプ状にパターニングされた第2のポ
リシリコン膜6の片側部分をその下方の浮遊ゲート電極
5の幅より狭くなるようにエツチングし、浮遊ゲート電
極5の一部にだけ第2のゲート絶縁膜8を介して対向す
る消去ゲート電極6を形成する。
次に、第2図(h)、(h′)に示すように、半導体基
板上に第3のゲート絶縁膜4を形成する。
この第3のゲート絶縁膜4としては、例えば酸化膜/窒
化膜/酸化膜の三層構造で形成することによって、高耐
圧性を持たせることができ、しかも、酸化膜よりも高い
誘電率を持たせることによって制御ゲート電極3と浮遊
ゲート電極5との結合容ff1Ccrを大きくすること
ができる。
次に、第2図(i)、(f′)に示すように、第3のゲ
ート絶縁膜4上・に第3のポリシリコン膜3を堆積し、
この上に形成したレジスト14をマスクとして、第3の
ポリシリコン膜3をセルアレイの行方向に沿って浮遊ゲ
ート電極うおよび消去ゲート電極6に対向するように所
定幅を有するストライプ状にエツチングし、第2図(j
)、(j′)に示すように制御ゲート電極3を形成する
。この場合、制御ゲート電極3が浮遊ゲート電極5の片
側の上縁部から側面部の一部まで完全に覆うように形成
することにより、前記Ccf’/CLを有効に増加させ
、0.5以上とすることができる。
前記したような第1図(a)乃至(c)に示したセルト
ランジスタは、半導体基板上に消去ゲート電極6を含む
三層構造のゲート電極を有しているので、電気的に消去
可能であり、しかも、制御ゲート電極3がそれぞれ高耐
圧性を有するゲート絶縁膜4を介して浮遊ゲート電極お
よび消去ゲート電極に対向しているので、信頼性の高い
EEFROMセルを実現できる。
また、上記セルトランジスタは、バーズビークを持たな
い素子分離領域2により素子分離されており、ゲートの
フリンジ部分も形成することがなく、セル面積が従来の
EFROMセルと同程度に小さくて高集積化が可能であ
る。
また、上記セルトランジスタは、チャネル領域のチャネ
ル長さ方向に隣り合うセルトランジスタのソース領域お
よびドレイン領域が共通に形成されているので、ソース
領域およびドレイン領域と上層配線とのコンタクト部の
数を減らすことができ、更に高集積化が可能である。
なお、浮遊ゲート電極5と消去ゲート電極6との間のト
ンネル絶縁膜8は、前述したように消去時に高電界が印
加されるので高い信頼性が要求されるが、上記したよう
な第2図に示した方法では、第1のポリシリコン膜5上
に成長させた後、直ぐにこのトンネル絶縁膜8上に第2
のポリシリコン膜6を形成するので、二度酸化や重ね酸
化などの膜質を悪化させる工程はなく、良質で信頼性の
高いトンネル絶縁膜8を形成することができる。
また、上記したような°第2図に示した方法では、n十
領域10およびp中領域2をそれぞれゲートとなるポリ
シリコンをマスクとして形成するので、マスク合わせの
余裕を考慮する必要がなく、この点でもセル面積の縮小
化と高集積化が可能である。
また、上記したようなEEFROMセルは、消去に際し
て、消去ゲート電極6に高電圧を印加するものであるが
、第1ゲート酸化膜7の膜厚を薄くする必要がなく、書
込み特性に影響する制御ゲート電極3と浮遊ゲート電極
5との間の容量が減少することなく、EPROMセル並
みの書込み特性が十分に得られる。
また、上記したようなEEPROMセルを用いたEEP
ROM集積回路は、パッケージに紫外線照射用の窓を設
ける必要がなく、プラスチックパッケージに封止でき、
安価になり、これをプリント基板上に実装してシステム
製品に応用した場合は、プリント基板上でデータの書換
えが可能になり、非常に使い易くなる。
なお、上記したような第2図に示した方法において、第
2のポリシリコン膜6をその下方の浮遊ゲート電極5の
幅より狭くするようにエツチングする際、第2図(g)
、(g′)に示した工程に代えて、第3図(a)に示す
ように形成したレジスト15をマスクとして、第2のポ
リシリコン膜6の両側部分をエツチングして中央部分を
残すようにしてもよい。この場合には、マスク合わせず
れによりレジスト15の位置がずれても、第2のポリシ
リコン膜6の幅が確実に決まるという利点があり、この
後は、第3図(b)に示すように、第3のゲート絶縁膜
4を介して制御ゲート電極3を形成することができる。
第4図は、上記したような第1図(a)乃至(C)に示
したセルアレイおよびその周辺回路の一部を示しており
、21−1−1〜21−3−4はセルトランジスタ(メ
モリセル) 、22−1〜22−3はワード線、23−
1〜23−3は消去線、24−1〜24−5は列線、2
5はロウデコーダ、26はロウデコーダ25の行選択出
力に応じて選択行のワード線および消去線を駆動するC
G(制御ゲート線)/EG(消去ゲート線)切換回路、
27はC’G/EG切換回路26に接続されている昇圧
回路であり、後述する書込み時には上記CG(制御ゲー
ト線)に昇圧電位を供給し、後述する消去時には上記E
G(消去ゲート線)に昇圧電位を供給する。28はカラ
ムデコーダ、29はカラムデコーダ28のカラム(列)
選択出力に応じてカラム選択を行うカラム選択ゲート、
30はカラム選択ゲート29の一端側に接続されている
センスアンプ回路である。
次に、第4図の回路における動作について、ワード線2
2−2および消去線23−2および列線24−2の1組
に接続されているメモリセル21−2−2に注目して説
明する。このメモリセル21−2−2に対する書込み時
には、ロウデコーダ25の行選択出力に応じてCG/E
G切換回路26がワード線22−2および消去線23−
2を選択し、この選択されたワード線22−2には例え
ば12Vの昇圧電位を供給し、選択された消去線23−
2は、例えば5V(例えば電源電圧)に設定する。また
、非選択のワード線および消去線は接地電位に設定する
。さらに、カラムデコーダ28およびカラム選択ゲート
29により選択されるメモリセル21−2−2のドレイ
ンに接続されている列線24−2は例えば8Vに設定し
、選択メモリセル21−2−2のソースに接続されてい
る列線24−3は接地電位に設定し、非選択の列線は電
位的に浮遊状態に設定する。
このように選択メモリセルに書込み電圧が印加されるこ
とにより、アバランシェ効果により発生したホットエレ
クトロンが選択メモリセルの浮遊ゲート電極に注入し、
選択メモリセルの制御ゲート電極から見た閾値電圧が上
昇する。なお、選択消去線23−2を5vに設定した理
由は、書込み効率の改善を図り、また、選択ワード線に
接続されている非選択メモリセルの浮遊ゲート電極が制
御ゲ−上電極との容量結合によって電位が上昇した場合
、浮遊ゲート電極と消去ゲート電極との電界を緩和して
非選択メモリセルの誤書込みを防止するためである。
上記メモリセルに対する消去は、消去線の選択方法によ
り、全ビットを一括消去したり、ワード線単位で消去(
ブロック°消去)することができる。
例えば−括消去する場合は、CG/EGI、71換回路
26から全ての消去線23−1〜23−3に例えば20
Vの昇圧電位を供給し、全てのワード線22−1〜22
−3を5Vまたは接地電位に設定し、全ての列線24−
1〜24−5を接地電位に設定する。これにより、全メ
モリセルにおいて、浮遊ゲート電極と消去ゲート電極と
の間に高電界がかかり、浮遊ゲート電極中の電子が消去
ゲート電極に放出され、消去状態となる。
この時、書込み後の浮遊ゲート電位VI’G(1) −
−2V1消去ゲート電位VEG−20V、制御ゲート電
位VCGおよびドレイン電位Vdおよび基板電位V S
UBはそれぞれ接地電位に設定され、浮遊ゲート電極と
制御ゲート電極との間の容量Ccrと、浮遊ゲート電極
と消去ゲート電極との間の容量Cerと、浮遊ゲート電
極と半導体基板との間の容ficsuMと、浮遊ゲート
電極とドレインとの間の容Q Cdi’との合計をCL
  (−Ccf’+Cef’+C5ubr+Cdr)と
表わし、 Cef/Ct−0,4、Cef/C1−0,2、C5u
bf/Ct −0,3、Cdf/C1−0,1とすれば
、次式(1)により、浮遊ゲート電位VFG−3Vとな
り、浮遊ゲート電極と消去ゲート電極との間の絶縁膜厚
T 0XPE−300人とすると、浮遊ゲート電極と消
去ゲート電極との間にかかる電界は、 (20−3)V/300人−9M V / Cmとなる
VFG −VPG(1) + (VCGx Ca「/ 
Ct )+ (VEGXCel’/CL ) + (VSUB X CsuM/ Ct )十(Vdx
Cdr/Ct )    ・(1)このように浮遊ゲー
ト電極5と消去ゲート電極6との間の絶縁膜8は、9 
M V / c mの電界がかかるのでは、この絶縁膜
8の膜質が悪いと、絶縁破壊を起こし、信頼性が低下す
る原因となるので、高耐圧性を有する絶縁膜8を用いる
必要がある。
また、ワード線単位で消去(ブロック消去)する場合、
例えば1行のメモリセル21−1−1〜21−1−4の
みを消去する場合はくロウデコーダ25により選択され
た消去線23−1のみに、CG/EG切換回路26から
例えば20Vの昇圧電位VEGを供給し、非選択の消去
線は接地電位に設定する。この時、全てのワード線22
−1〜22−3と全ての列線24−1〜24−5は、前
記−括消去の場合と同様に、5Vまたは接地電位に設定
することにより、1ワ一ド線分のメモリセルのみに浮遊
ゲート電極と消去ゲート電極との間に高電界がかかり、
消去状態となる。
また、メモリセルに対する読出し時には、ロウデコーダ
25により選択されたワード線および消去線の各電位V
CGおよび電位VHGを例えば同時にそれぞれ5■に設
定し、非選択のワード線および消去線は接地電位に設定
する。この場合、VCG−5V、VEG−OV (接地
電位)に設定してもよいが、上記したようにVEG−5
Vに設定することにより、浮遊ゲート電極と消去ゲート
電極との容量結合により浮遊ゲート電位がVEGx C
e[’/ CL =1v程度上昇するので、セル電流が
増加し、VEG−OVの場合に比べて高速化が可能にな
る。さらに、カラムデコーダ28およびカラム選択ゲー
ト29により選択されるメモリセルのドレインに接続さ
れている列線の電位Vdは例えば2■に設定し、上記選
択メモリセルのソースに接続されている列線は接地電位
に設定し、非選択の列線は電位的に浮遊状態に設定する
このように選択メモリセルに読出し電圧が印加されるこ
とにより、選択メモリセルのデータの内容が列線に読出
され、センスアンプ回路3oにより検知・増幅されて出
力されるようになる。
第4図に示したセルアレイによれば、同一行の隣り合う
セルトランジスタのソース領域およびドレイン領域が共
通に形成されているので、セルの行方向の微細化が可能
であると共にソース・ドレイン領域に対する上層配線の
コンタクト部が少なくなる。
また、上記ソース領域およびドレイン領域が同一列の各
メモリセルに共通に列方向に形成されているので、ソー
ス・ドレイン領域に対する上層配線のコンタクト部が一
層少なくなる。
また、同一行の各メモリセルの消去ゲート電極が共通に
行方向に形成されると共に、これに平行に同一行の各メ
モリセルの制御ゲート電極が共通に行方向に形成されて
いるので、消去ゲート電極および制御ゲート電極を共通
のデコーダにより選択制御し、ワード線単位での消去(
ブロック消去)が可能になり、消去専用のデコーダが不
要になる。
また、消去線の選択方法により、全ビットを一括消去し
たり、ワード線単位で消去(ブロック消去)することが
できる。即ち、各行の消去ゲート電極に選択的に消去電
圧を印加すればブロック消去が可能になり、複数行の消
去ゲート電極を一括接続しておいて共通に消去電圧を印
加し、または、複数行の消去ゲート電極にそれぞれ独立
に同時に消去電圧を印加すことにより、複数行あるいは
全行のセルトランジスタに対して同時に消去を行うこと
が可能である。
次に、第1図(a)乃至(c)に示したセルトランジス
タとは消去ゲート電極6の位置が異なるトランジスタを
、LOCOS法によらずに製造する方法について、ワー
ド線方向に沿うB−B線断面構造を示す第5図(a)乃
至(e)および列線方向に沿うC−C線断面構造を示す
第5図(a′)乃至(e′)を参照しながら説明する。
第2図(a)、(a′)乃至(c)、(a′)までの工
程と同様の工程を経た後、第5図(a)、(a′)に示
すように、第1のポリシリコン膜5上にレジスト31を
パターン形成し、このレジスト31をマスクとして、第
5図(b)、(b′)に示すように、この第1のポリシ
リコン膜5をセルアレイの行方向に沿って所定幅を有す
るストライプ状にパターニングして浮遊ゲート電極の幅
を決定する。この時、前記埋込み形成されているCVD
酸化膜9はエツチングされずに残る。この状態で、上記
行方向にストライプ状にパターニングされた第1のポリ
シリコン膜5をマスクとして、基板とは同一導電型の不
純物イオン(例えばボロンB+)を半導体基板内に注入
し、フリンジを持たないp+型の素子分層領域2を形成
して列方向の素子領域を規定する。
次に、前述したように第3の酸化膜(例えばCVD膜)
9′を堆積し、レジスト32を塗布し、これらをエツチ
ングして、第5図(c)、(a′)に示すように、素子
分離領域2上の基板上に第1のポリシリコン膜5よりや
や低く第3の絶縁膜(例えばCVD膜)9′を埋め込み
形成する。ここで、第1のポリシリコン膜5よりやや低
く第3の絶縁膜9′を埋込む理由は、後述するように、
浮遊ゲート電極5の上面部の一部がら側面部の一部まで
に対向するように消去ゲート電極6を形成するためであ
る。
次に、第5図(d)、(d′)に示すように、半導体基
板上にトンネル絶縁膜用の第2のゲート絶縁膜8を形成
、さらに、この第2のゲート絶縁膜上に第2のポリシリ
コン膜6を堆積し、この第2のポリシリコン膜6をセル
アレイの行方向に沿って浮遊ゲート電極5の上面部の一
部がら側面部の一部までに対向するように所定幅を有す
るストライプ状にエツチングして消・去ゲート電極6を
形成する。
次に、第5図(e)、(e′)に示すように、半導体基
板上に第3のゲート絶縁膜4を例えば酸化膜/窒化膜/
酸化膜の三層構造で形成し、第3のゲート絶縁膜上に第
3のポリシリコン膜3を堆積し、これをセルアレイの行
方向に沿って浮遊ゲート電極5および消去ゲート電極6
に対向するように所定幅を有するストライプ状にエツチ
ングして制御ゲート電極3を形成する。
上記したような第5図(a)乃至(e)および第5図(
a′)乃至(e′)に示した方法によれば、形成された
第5図(e)、(e’)に示すセルトランジスタは、浮
遊ゲート電極5の片側の上縁部(エツジ部)から側面部
の一部まで完全に覆うように消去ゲート電極6を形成し
ているので、消去時に上記エツジ部の効果により消去効
率が増加する。
また、素子分離領域2の上方に、20V程度の高電圧が
印加される消去ゲート電極6が位置しているが、この素
子分離領域上の基板上に厚い第3の絶縁膜9′を埋込ん
でいるので、この部分の耐圧が高く、信頼性の向上が可
能になっている。
第6図は、第5図(e)、(e′)に示したセルトラン
ジスタの変形例を示しており、隣り合う二層を1組とす
る各組で、消去ゲート電極6′が二層の各セルトランジ
スタに共通となるように、行間に埋込まれている厚い第
3の絶縁膜9′上を完全に覆うように位置して形成され
ている。これによって、2ワ一ド線単位のブロック消去
とか、−括消去を行うタイプのEEFROMの場合には
、2ワ一ド線単位のブロック消去が可能となる。
また、この2ワ一ド線単位の消去ゲート電極6′の複数
組を一括接続しておく、あるいは、2ワ一ド線単位の消
去ゲート電極6′の複数組に同時に消去電圧を印加する
ことにより、二層以上のワード線のブロック消去が可能
となる。
また、全ての組の消去ゲート電極6′を一括接続してお
くことにより一括消去が可能となる。また、上記したよ
うに、複数行に共通に消去ゲート電極6′を形成してお
くことによって、セルピッチ幅の減少と消去ゲート電極
6′の低抵抗化が可能になり、高集積化、高速化が可能
となる。
第7図(a)乃至(d)は、第1図(a)乃至(C)に
示したセルトランジスタとは別のセルトランジスタを用
いたEEFROM集積回路におけるセルアレイの一部を
示しており、その平面パターンを第7図(a)に示し、
行線(ワード線)方向に沿うB−B線、C−C線および
列線(データ線)方向に沿うD−D線の断面構造をそれ
ぞれ第7図(b)、第7図(c)および第7図(d)に
示し、セルトランジスタの等価回路を第7図(e)に示
している。
即ち、このE E F ROM集積回路は、半導体基板
内に設けられたバーズビークを持たない素子分離領域2
により素子分離されたソース領域およびドレイン領域が
形成されているセルトランジスタが行列状に配列されて
なるセルアレイを有している。上記セルトランジスタは
、半導体基板上に三層構造のゲート電極を有しており、
この三層構造のゲート電極は、第3層目のゲート電極3
がそれぞれ高耐圧性を有するゲート絶縁膜4を介して第
1層目のゲート電極5および第2層目のゲート電極6に
対向して設けられ、第1層目のゲート電極5は浮遊ゲー
ト電極であり、第2層目のゲート電極6は消去ゲート電
極として用いられ、第3層目のゲート電極3は制御ゲー
ト電極として用いられている。
ここで、高耐圧性を有するゲート絶縁膜4は、例えば酸
化膜と窒化膜とが二層以上積層された複合膜、または、
酸化膜のみからなり、7は半導体基板表面と浮遊ゲート
電極5との間のゲート絶縁膜、8は浮遊ゲート電極5と
消去ゲート電極6との間のトンネル絶縁膜、9はソース
・ドレイン領域10上の半導体基板上に埋込まれた絶縁
膜であり、例えばCVD酸化膜である。9′は素子分離
領域2上の半導体基板上に埋込まれた絶縁膜であり、例
えばCVD酸化膜である。
消去ゲート電極6および制御ゲート電極3は、互いに平
行に行方向に設けられ、かつ、ソース・ドレイン領域1
0間のチャネル幅方向に直交する方向に設けられている
。また、チャネル領域のチャネル長さ方向に隣り合うセ
ルトランジスタのソース領域およびドレイン領域が共通
に形成されている。
浮遊ゲート電極5は、前記セルトランジスタのソース・
ドレイン領域10間のチャネル領域のチャネル長より短
く、このチャネル領域上のソース領域側付近(またはド
レイン領域側付近)に浮遊ゲート電極が存在しないオフ
セット部33を有しており、このオフセット部33で制
御ゲート電極3がゲート絶縁膜8を介して前記チャネル
領域の一部に対向するように設けられて選択トランジス
タ部T「が形成されている。
上記したような第7図(a)乃至(d)に示したセルト
ランジスタは、第1図(a)乃至(C)に示したセルト
ランジスタと同様な効果が得られる。また、浮遊ゲート
電極5と制御ゲート電極3との間の容量が増加し、書込
み特性が向上する。
しかも、−セルトランジスタのソース領域付近に選択ト
ランジスタ部T「を有しているので、書込み時、読出し
時に、誤書込み、誤読出しを防止可能なEEFROMセ
ルを実°現できる。
即ち、このEEPROMセルの等価回路は第7図(e)
に示すようになり、このEEPROMセルを第4図に示
したようなセルアレイに用いると、選択メモリセルのデ
ータ書込み中に、選択メモリセルと同一ワード線に接続
されていると共に、選択メモリセルのドレインが接続さ
れている選択列線にソースが接続されている非選択のメ
モリセルにおいて、上記非選択のメモリセルのソース近
傍でホットエレクトロンが発生しても、この非選択のメ
モリセルの浮遊ゲート電極には電子が注入されず、誤書
込みを防止することができる。
また、読出し時には、選択メモリセル点間−列線に接続
されているが非選択のワード線に接続されている非選択
のメモリセルが、過消去により浮遊ゲート電極に過剰の
正電荷が蓄積した場合、浮遊ゲート電極下のチャネルが
反転してデイプレッション型となり、選択メモリセルが
書込み状態であっても消去状態と判断されてしまうこと
がある。
この場合、セルトランジスタが選択トランジスタ部を有
さないと、消去回路により回路的に前記過消去を防止す
るようにしなければならないが、上記したようにセルト
ランジスタが選択トランジスタ部を有すると、過消去に
より浮遊ゲート電極下のチャネルが反転してもソース側
の制御ゲート電極下のチャネルは反転しないので、回路
的に前記過消去を防止することなく誤読出しを防止する
ことができる。
次に、第7図(a)乃至(e)に示したセルトランジス
タを、LOCO8法によらずに製造する方法について、
第7図(a)中のワード線方向に沿うB−B線断面構造
を示す第8図(a)乃至(c)および第7図(a)中の
列線方向に沿うD−り線断面構造を示す第8図(a′)
乃至(a′)を参照しながら説明する。
第2図(a)、(a′)乃至(c)、(a′)、第5図
(a)、(a′)までの工程と同様の工程により、浮遊
ゲート電極5の幅を決め、p生型の素子分離領域2を形
成する。
次に、第2図(C)、(a′)の工程とほぼ同様にして
、第8図(a)′、(a′)に示すように、素子分離領
域2上の基板上に第1のポリシリコン膜5とほぼ同じ厚
さの第3の絶縁膜(例えばCVD膜)9”を埋込み形成
する。
次に、第8図(b)、(b′)に示すように、第1のポ
リシリコン膜5のソース領域側付近(またはドレイン領
域側付近)の一端部をエツチングし、前記ソース領域お
よびドレイン領域間のチャネル領域のチャネル長より短
い浮遊ゲート電極5を形成すると同時に、上記チャネル
領域上のソース領域側付近またはドレイン領域側付近に
浮遊ゲート電極が存在しないオフセット部33を形成す
る。ここで、次に、仮に、半導体基板上にトンネル絶縁
膜用の第2のゲート絶縁膜8を300人程程度積形成し
た場合、前記オフセット部上は基板であって、ポリシリ
コンからなる浮遊ゲート電極5上よりも酸化レートがほ
ぼ1/2と遅いので、オフセット部33上にはトンネル
絶縁膜用の第2のゲート絶縁膜8が150人程程度か堆
積せず、後述するように形成される消去ゲート電極6に
20V程度の高電圧が印加された時にゲート破壊が生じ
てしまう。
そこで、これを避けるために、先ず、第5図(b)、(
b′)の工程と同様の工程により、オフセット部33の
基板上に浮遊ゲート電極5より低く第4の絶縁膜(例え
ばCVD膜)9′を埋込み形成する。
次に、半導体基板上にトンネル絶縁膜用の第2のゲート
絶縁膜8を300人程程度積形成し、この第2のゲート
絶縁膜上に第2のポリシリコン膜6を堆積し、この第2
のポリシリコン膜6をセルアレイの行方向に沿って浮遊
ゲート電極5の一部に対向する部分を有するように所定
幅を有するストライプ状にエツチングして消去ゲート電
極6を形成する。
次に、ここで、仮に、消去ゲート電極6の下部以外の第
4の絶縁膜9′の露出部をそのまま残しておくと、後述
するように形成される選択トランジスタ部Trの閾値が
高くなり過ぎるので、消去ゲート電極6の下部以外の第
4の絶縁膜9′の露出部を除去する。
次に、第8図(C)、(C′)に示すように、半導体基
板上および第4の絶縁膜9′の露出部が除去されたオフ
セット部33上に、第3のゲート絶縁膜4を例えば酸化
膜/窒化膜/酸化膜の三層構造で形成する。この場合、
n十領域10上および素子分離領域2上は、厚いCVD
酸化膜が半分程度残っており、このCVD酸化膜上に第
3のゲート絶縁膜4が堆積するので、この部分の絶縁耐
圧は十分に確保される。
次に、第3のゲート絶縁膜4上に第3のポリシリコン膜
3を堆積し、この第3のポリシリコン膜3をセルアレイ
の行方向に沿って浮遊ゲート電極らに対向すると共に消
去ゲート電極6に対向するように、所定幅を有するスト
ライプ状にエツチングして制御ゲート電極3を形成する
と同時に、オフセット部33で第3のゲート絶縁膜4を
介して前記チャネル領域の一部に制御ゲート電極3が対
向してなる選択トランジスタ部T「を形成する。
第9図(a)乃至(c)は、第1図(a)乃至(C)に
示したセルトランジスタとは別のセルトランジスタを用
いたEEPROM集積回路におけるセルアレイの一部を
示しており、その平面パターンを第9図(a)に示し、
列線(データ線)方向に沿うB−B線および行線(ワー
ド線)方向に沿うC−C線の断面構造をそれぞれ第9図
(b)および第9図(C)に示している。
即ち、このEEPROM集積回路は、半導体基板1内に
設けられたバーズピークを持たない素子分離領域2によ
り素子分離されたソース領域およびドレイン領域が形成
されているセルトランジスタが行列状に配列されてなる
セルアレイを有している。上記セルトランジスタは、半
導体基板上に三層構造のゲート電極を有しており、この
三層構造のゲート電極は、第3層目のゲート電極43が
高耐圧性を有するトンネル絶縁膜8およびゲート絶縁膜
44を介して第1層目のゲート電極5および第2層目の
ゲート電極46に対向して設けられ、第1層目のゲート
電極5は浮遊ゲート電極であり、第2層目のゲート電極
46は制御ゲート電極として用いられ、第3層目の°ゲ
ート電極43は消去ゲート電極として用いられている。
ここで、高耐圧性を有するゲート絶縁膜44は、例えば
酸化膜と窒化膜とが二層以上積層された複合膜、または
、酸化膜のみからなり、7は半導体基板表面と浮遊ゲー
ト電極5との間のゲート絶縁膜、8は浮遊ゲート電極5
と消去ゲート電極43との間のトンネル絶縁膜、9はソ
ース・ドレイン領域10上の半導体基板上に埋込まれた
絶縁膜であり、例えばCVD法により形成されたCVD
酸化膜、47は浮遊ゲート電極5と制御ゲート電極46
との間のゲート絶縁膜である。
消去ゲート電極43および制御ゲート電極46は、互い
に平行に行方向に設けられ、かつ、前記ソース領域およ
びドレイン領域間のチャネル領域のチャネル幅方向に直
交する方向に設けられている。また、上記チャネル領域
のチャネル長さ方向に隣り合うセルトランジスタのソー
ス領域およびドレイン領域が共通に形成されている。
そして、上記セルアレイは、同一行の隣り合うセルトラ
ンジスタのソース領域およびドレイン領域が共通に形成
されており、共通に形成されたソース・ドレイン領域1
0が同一列の各メモリセルに共通に列方向に形成されて
列線(データ線)となっており、同一行の各メモリセル
の消去ゲート電極43が共通に行方向に形成されて消去
線が形成されていると共に、これに平行に同一行の各メ
モリセルの制御ゲート電極46が共通に行方向に形成さ
れてワード線(制御ゲート線)が形成されている。
上記したような第9図(a)乃至(c)に示したセルト
ランジスタも、前記したような第1図(a)乃至(C)
に示したセルトランジスタと同様な効果が得られる。し
かも、隣り合う二層を1組とする各組で、消去ゲート電
極43が二層の各セルトランジスタに共通に形成されて
いるので、2ワ一ド線単位のブロック消去が可能となる
また、消去ゲート電極43を複数組の各行の各セルトラ
ンジスタに共通に形成しておく、あるいは、この2ワ一
ド線単位の消去ゲート電極43の複数組を共通接続して
お°く、あるいは、隣り合う三行以上を1組とする各組
で消去ゲート電極43を各行の各セルトランジスタに共
通に形成しておく、あるいは、複数ワード線単位の消去
ゲート電極43の抜、数組に同時に消去電圧を印加する
ことにより、三行以上のワード線のブロック消去が可能
となる。
また、各行あるいは複数行の消去ゲート電極43を一括
接続しておく、あるいは、全ての行の各セルトランジス
タに共通に消去ゲート電極43を形成しておくことによ
り一括消去が口■能となる。
また、上記したように、複数行に共通に消去ゲート電極
43を形成しておくことによって、セルピッチ幅の減少
と消去ゲート電極の低抵抗化が可能になり、高集積化、
高速化が可能となる。
また、上記したように消去ゲート電極が二層の各セルト
ランジスタに共通に形成されたEEFROMセルを用い
て、第4図に示したようなセルアレイとほぼ同様に、第
10図に示すようにセルアレイを構成することができる
。ここで、40−1−1〜40−4−4はメモリセル、
WLI〜WL4はワード線、ELIおよびEL2は消去
線、DL1〜DL5は列線である。この第10図に示し
たセルアレイも、第2図に示したようなセルアレイとほ
ぼ同様の効果が得られる。
次に、第9図(a)乃至(C)に示したセルトランジス
タを、LOCOS法によらずに製造する方法について、
第9図(a)中の列線方向に沿うB−B線断面構造を示
す第11図(a)乃至(f)および第9図(a)中の行
線方向に沿うC−C線断面構造を示す第11図(a′)
乃至(f′)を参照しながら説明する。
先ず、第11図(a)、(a′)に示すように、例えば
p型の半導体基板1の表面の全面に、セルトランジスタ
の閾lil! @Hのためにイオン注入した後、第1の
ゲート絶縁膜(例えば熱酸化膜)7を300人程変形成
し、この第1のゲート絶縁膜上に第1のポリシリコン膜
5を堆積し、これをセルアレイの列方向に沿う所定幅を
有するストライプ状にパターニングして浮遊ゲート電極
の長さを決定する。
次−に、上記列方向にストライプ状にパターニングされ
た第1のボ1フシリコン膜5をマスクとして、前記半導
体基板内に基板とは逆導電型で高濃度n“の不純物拡散
領域を形成してセルトランジスタのソース・ドレイン領
域10を形成する。
次に、前記ストライプ状にパターニングされた第1のポ
リシリコン膜相互間の基板上(n中領域10上の基板上
)に第1のポリシリコン膜5とほぼ同じ厚さの第1の絶
縁膜9を埋込み形成する。この場合、先ず、第11図(
b)、(b′)に示すように、第1のポリシリコン膜5
より厚いCVD酸化膜9を形成する。そして、この厚い
CVD酸化膜上にレジスト31を表面が平坦になるよう
に塗布する。このレジスト31は、CVD酸化膜9との
エツチング比が1:1であるようなものを用いる。
そこで、レジスト31とCVD酸化膜9とを同時に、第
1のポリシリコン膜5の上面までエツチングすることに
より、第11図(c)、(a′)に示すように、第1の
ポリシリコン膜5とほぼ同じ厚さのCVD酸化膜9をn
中領域10上の基板−上に埋込むことができる。
次に、第11図(d)、(d′)に示すように、半導体
基板上に第2のゲート絶縁膜(例えば酸化膜/窒化膜/
酸化膜の三層構造または酸化膜のみ)47を形成する。
さらに、この第2のゲート絶縁膜上に第2のポリシリコ
ン膜46を堆積し、この第2のポリシリコン膜上に第3
のゲート絶縁膜(例えば酸化膜/窒化膜/酸化膜の三層
構造または酸化膜のみ)44を形成する。
次に、第3のゲート絶縁膜44上にレジストをパターン
形成し、このレジストをマスクとして、第11図(e)
、(e′)に示すように、この第3のゲート絶縁膜44
と第2のポリシリコン膜46と第2のゲート絶縁膜47
と第1のポリシリコン膜6とをセルアレイの行方向に沿
って所定幅を有するストライプ状にパターニングし、制
御ゲート電極の幅および浮遊ゲート電極の幅を決定する
と同時に、二層構造の制御ゲート電極および浮遊ゲート
電極を形成する°。この時、埋込み形成されているCV
D酸化膜9はエツチングされずに残り、素子分離領域2
の予定領域が露出する。
この状態で、上記行方向にストライプ状にパタニングさ
れた第2の絶縁膜44をマスクとして、基板とは同一導
電型の不純物イオンを半導体基板内に注入し、バーズビ
ークを持たないp中型の素子分離領域2を形成して列方
向の素子領域を規定する。この時、n +eR域10は
、その上側の厚いCVD酸化膜9により保護されるので
、上記イオン注入の影響を受けない。
次に、第11図(f)、(f′)に示すように、前記二
層構造のゲート電極の側面部を含む半導体基板上にトン
ネル絶縁膜用の第4のゲート絶縁膜8を300人程変形
成する。
次に、この第4のゲート絶縁膜8上に第3のポリシリコ
ン膜43を堆積し、これをセルアレイの行方向に沿って
ストライプ状にエツチングして浮遊ゲート電極5の側面
部の片側および制御ゲート電極46の側面部に対向する
部分を有する消去ゲート電極43を形成する。この場合
、消去ゲート電極43は浮遊ゲート電極5の側面部に対
向すればよく、消去ゲート電極43と浮遊ゲート電極5
とのマスク合わせずれによる影響を考えなくてよい。
上記したような第11図(a)乃至(f)および第11
図(a′)乃至(f′)に示した方法によれば、第2図
(a)乃至(j)および第2図(a′)乃至(j′)に
示した方法と同様の効果が得られる。
また、浮遊ゲート電極5と消去ゲート電極43との間の
トンネル絶縁lll8は、前述したように消去時に高電
界が印加されるので高い信頼性が要求されるが、第11
図のセルトランジスタでは、前記二層構造のゲート電極
の側面部を含む半導体基板上にトンネル絶縁膜8を成長
させた後、直ぐにこのトンネル絶縁膜上に第3のポリシ
リコン膜43を堆積するので、二度酸化や重ね酸化など
の膜質を悪化させる工程はなく、信頼性の高いトンネル
絶縁膜8を形成することができる。
次に、第9図(a)乃至(C)に示したセルトランジス
タとは制御ゲート電極および消去ゲート電極の位置が異
なるセルトランジスタを、LOCOS法によらずに製造
する方法について、列線方向に沿う断面構造を示す第1
2図(a)乃至(k)およびワード線方向に沿う断面構
造を示す第12図(a′)乃至(k′)を参照しながら
説明する。
前記した11図(a)乃至(C)および第11図(a′
)乃至(a′)までの工程と同様に、12図(a)乃至
(c)および第12図(a′)乃至(a′)までの工程
を経た後、第1のポリシリコン膜上にレジストをパター
ン形成し、このレジストをマスクとして、第12図(d
)、(a′)に示すように、この第1のポリシリコン膜
5をセルアレイの行方向に沿って所定幅を有するストラ
イプ状にパターニングして浮遊ゲート電極の幅を決定す
る。この時、前記埋込み形成されているCVD酸化膜9
は、エツチングされずに残る。
この状態で、上記行方向にストライプ状にパターニング
された第1のポリシリコン膜5およびCVD酸化膜9を
マスクとして、基板とは同一導電型の不純物イオンを半
導体基板内に注入し、バーズビークを持たないp中型の
素子分離領域2を形成して列方向の素子領域を規定する
次に、fss図(b)、(b′)の工程とほぼ同様にし
て、第12図(e)   (e’)および第12図(f
)、(f′)に示すように、第2の絶縁膜(例えばCV
D膜)9′を例えば1000人程度堆積した後、レジス
ト32を表面が平坦になるように塗布してパターニング
し、さらに、第1のポリシリコン膜5の上面が露出する
まで第3の絶縁膜9′をエツチングして素子分離領域2
上の基板上に第1のポリシリコン膜5よりやや低く第3
の絶縁膜9′を埋込み形成する。ここで、第1のポリシ
リコン膜5よりやや低く第3の絶縁膜9′を埋込む理由
は、後述するように、浮遊ゲート電極5の上面部の一部
から側面部の一部までに対向するように制御ゲート電極
46を形成するためである。
次に、第12図(g) −(g’ )に示すように、半
導体基板上に第2のゲート絶縁膜(例えば酸化膜/窒化
11k/酸化膜の三層構造)48を形成する。
さらに、この第2のゲート絶縁膜48上に第2のポリシ
リコン膜46を堆積し、この第2のポリシリコン膜46
をセルアレイの行方向に沿って浮遊ゲート電極5の上面
部の一部から側面部の一部までに対向するように所定幅
を有するストライプ状にエツチングし、第12図(h)
、(h′)に示すように、制御ゲート電極46を形成す
る。
次に、第12図(i)、(i“)に示すように、制御ゲ
ート電極46を覆うように半導体基板上に第3のゲート
絶縁膜(例えば酸化膜のみ)44を500〜1000人
で形成する。この場合、この第3のゲート絶縁膜44は
所定の耐圧が得られる範囲で可能なかぎり薄い方が特性
上好ましい。この時、前記した例えば酸化H/窒化Jl
l/酸化膜の三層構造を有する第2のゲート絶縁膜48
上は、殆んど酸化しない。
次に、第12図(j)、(j′)に示すように、前記第
3のゲート絶縁膜44により覆われている制御ゲート電
極46の下部以外の第2のゲート絶縁膜48の露出部を
浮遊ゲート電極5の上面の一部が露出するまでエツチン
グする。この時のエツチングガスは、窒化膜のエツチン
グ比の大きいガスを使用することにより、第3のゲート
絶縁膜44は殆んどエツチングされない。
次に、第12図(k)、(k′)に示すように、露出し
た浮遊ゲート電極5上にトンネル絶縁膜用の第4のゲー
ト絶縁膜(例えば酸化膜のみ)8を300人程変形成す
る。この後、半導体基板上に第3のポリシリコン膜43
を堆積し、これをセルアレイの行方向に沿ってストライ
プ状にエツチングして浮遊ゲート電極5の上面部および
制御ゲート電極46の側面部に対向する部分を有する消
去ゲート電極43を、例えば各行毎に分離して形成する
。この場合、消去ゲート電極43はトンネル絶縁膜8上
を覆っていればよく、消去ゲート電極43と°浮遊ゲー
ト電極5とのマスク合わせずれによる影響を考えなくて
よい。
上記したような第12図(a)乃至(k)および第12
図(a′)乃至(k′)に示した方法によれば、第5図
(a)乃至(e)および第5図(a′)乃至(e′)に
示した方法と同様の効果が得られる。また、第12図(
k)および第12図(k′)に示すように形成されたメ
モリセルは、第4図に示したセルアレイを構成でき、制
御ゲート電極46と消去ゲート電極43との間の第3の
ゲート絶縁膜44が500〜100O人程度と厚いので
、消去時の選択ワード線を接地電位にしても問題ない。
また、素子分離領域2の上方に、20V程度の高電圧が
印加される消去ゲート電極43が位置しているが、この
素子分離領域上の基板上に厚い第2の絶縁膜9′を埋込
んでいるので、この部分の耐圧が高く、信頼性の向上が
可能になっている。
第13図は、第9図(a)乃至(c)に示したセルトラ
ンジスタとは別のセルトランジスタを用いtニーEEP
ROM集積回路におけるセルアレイの一部における行線
(ワード線)方向に沿う選択トランジスタ部の断面構造
を示している。
即ち、このセルアレイのセルトランジスタは、第12図
に示したメモリにおいて、浮遊ゲート電極を、前記セル
トランジスタのソース・ドレイン領域間のチャネル領域
のチャネル長より短くして、このチャネル領域上のソー
ス領域側付近(またはドレイン領域側付近)に浮遊ゲー
ト電極が存在しないオフセット部を設け、このオフセッ
ト部で前記制御ゲート電極がゲート絶縁膜を介して前記
チャネル領域の一部に対向する選択トランジスタ部を設
けている点が異なる。
上記したような第13図に示したセルトランジスタは、
第9図<a)乃至(C)に示したセルトランジスタと同
様な効果が得られる。しがも、セルトランジスタのソー
ス領域付近に選択トランジスタ部を有しているので、こ
のEEFROMセルを第4図に示したようなセルアレイ
に用いると、前述したように第7図(a)乃至(e)に
示したEEFROMセルを用いた時と同様に、書込み時
、読出し時に、誤書込み、誤読出しを防止可能なEEF
ROMセルを実現°できる。
次に、第13図に示したセルトランジスタを、LOCO
8法によらずに製造する方法について説明する。第11
図(a)、(a′)乃至(C)、(a′)までの工程と
同様の工程により、浮遊ゲート電極5の幅を決め、n+
型のソース・ドレイン領域10を形成する。次に、この
ソース・ドレイン頭載10上の基板上に第1のポリシリ
コン膜5とほぼ同じ厚さの第1の絶縁膜(例えばCVD
膜)を埋込み形成する。
次に、第1のポリシリコン膜5のソース領域側付近(ま
たはドレイン領域側付近)の一端部をストライプ状にエ
ツチングし、前記ソース・ドレイン領域間のチャネル領
域のチャネル長より短い浮遊ゲート電極5を形成すると
同時に、上記チャネル領域上のソース領域側付近または
ドレイン領域側付近に浮遊ゲート電極が存在しないオフ
セット部33を形成する。
次に、第11図(d)、(d′)乃至(e)、(e′)
のように半導体基板上およびオフセット部33上に第2
のゲート絶縁膜48を例えば酸化膜/窒化膜/酸化膜の
三層構造で形成し、この第2のゲート絶縁膜48上に第
2のポリシリコン膜46を堆積し、この第2のポリシリ
コン膜46をセルアレイの行方向に沿って浮遊ゲート電
極5と同時に所定幅を有するストライプ状にエツチング
して制御ゲート電極46およびr$遊アゲート電極5形
成すると同時に、オフセット部33で第2のゲート絶縁
膜48を介して前記チャネル領域の一部に制御ゲート電
極46が対向してなる選択トランジスタ部T「を形成す
る。
次に、第11図(f)、(f′)の工程と同様の工程に
より、第3のゲート絶縁膜44、トンネル絶縁膜用の第
4のゲート絶縁膜8、消去ゲート電極43を形成する。
なお、前記各実施例の不揮発性半導体メモリにおいて、
セルトランジスタとして、第14図に示すように、ソー
ス領域またはドレイン領域におけるチャネル領域に近い
部分10′の不純物濃度が残りの部分10の不純物濃度
よりも薄くなったライト・ドープト・ドレイン(LDD
)構造を有するものであってもよい。
第15図(a)および(b)は、上記LDD構造を有す
るセルトランジスタを、LOCO3法によらずに製造す
る方法の第1実施例について、セルアレイのワード線方
向に沿う断面構造を示している。
即ち、先ず、第15図(a)に示すように、例えばp型
の半導体基板1の表面の全面に、セルトランジスタの閾
値制御のためにイオン注入した後、第1のゲート絶縁膜
(例えば熱酸化膜)7を300人程変形成し、この第1
のゲート絶縁膜7上に第1のポリシリコン膜5を堆積す
る。次に、第1のポリシリコン膜5をセルアレイの列方
向に沿う所定幅を有するストライプ状にパターニングし
て浮遊ゲート電極の長さを決定する。
次に、上記列方向にストライプ状にパターニングされた
第1のポリシリコン膜5をマスクとして、前記半導体基
板内に基板とは逆導電型の不純物イオンを注入してソー
ス領域およびドレイン領域に低濃度n−の不純物拡散領
域10′を形成する。
次に、第15図(b)に示すように、例えばソース領域
のチャネル領域端部付近を覆うようにレジスト32を形
成し、このレジスト32をマスクとして、基板とは逆導
電型の不純物イオンを注入して、ソース領域およびドレ
イン領域に高濃度n+の不純物拡散領域10を形成する
と、ソース側にLDD構造が形成される。この後は、レ
ジスト32を除去し、前述した工程と同様の工程により
、セルトランジスタを完成する。
第16図(a)乃至(c)は、上記LDD構造を有する
セルトランジスタを、LOCO8法によらずに製造する
方法の第2実施例について、セルアレイのワード線方向
に沿う断面構造を示している。
即ち、先ず、前記第15図(a)および(b)に示した
工程により、第1のポリシリコン膜5をパターニングし
て浮遊ゲート電極の長さを決定し、この第1のポリシリ
コン膜5をマスクとして、前記半導体基板内に基板とは
逆導電型の不純物イオンを注入してソース領域゛および
ドレイン領域に低濃度n−の不純物拡散領域10′を形
成する。
次に、第16図(a)に示すように、半導体基板上にC
VD酸化膜34を堆積する。次に、CVD酸化膜34を
RIE法(反応性イオンエツチング法)により最適条件
で異方的にエツチングすることにより、第16図(b)
に示すように、第1のポリシリコン膜5の長さ方向の両
端面のみにCVD酸化膜34を残す。次に、第1のポリ
シリコン膜5の長さ方向の一端面のCVD酸化膜34を
レジスト32によりマスクし、残りの一端面のCVD酸
化膜34を除去する。
次に、レジスト32を除去し、第16図(C)に示すよ
うに、残っているCVD酸化膜34をマスクとして、基
板とは逆導電型の不純物イオンを注入してソース領域お
よびドレイン領域に高濃度n+の不純物拡散領域10を
形成すると、ソース側またはドレイン側にLDD構造が
形成される。
この後は、前述した工程と同様の工程により、セルトラ
ンジスタを完成する。
なお、上記した第16図(a)乃至(c)の方法は、工
程が多少複雑になるが、低濃度ローの不純物拡散領域1
0′を、CVD酸化膜34やRIE時の条件により制御
でき、マスク合わせのずれのないLDD構造を形成でき
る。
また、上記した第15図(a)、(b)および第16図
(a)乃至(c)の方法において、低濃度n−の不純物
拡散領域107を形成するためのイオン注入と高濃度n
+の不純物拡散領域10を形成するためのイオン注入と
の順序を入れ替えてもよい。
また、本実施例によれば、書込み時に選択メモリセルと
行方向に隣り合い、選択メモリセルのドレインとソース
を共有する非選択メモリセルにおいて、ソース側がLD
D構造となっているため、ホットエレクトロンが発生し
に<<、誤書込みの信頼性が向上する。
[発明の効果〕 上述したように本発明によれば、非常に微細なセルの加
工が可能となって高集積化が可能となり、しかも、電気
的消去が可能なEEPROMセルを有する不揮発性半導
体メモリおよびその製造方法を実現することができる。
即ち、本発明のメモリにおけるセルトランジスタは、半
導体基板上に消去ゲート電極を含む三層構造のゲート電
極を有しているので、電気的に消去可能であり、しかも
、制御ゲート電極が高耐圧性を6するゲート絶縁膜を介
して浮遊ゲート電極に対向してので、信頼性の高いEE
FROMセルを実現できる。
また、上記セルトランジスタは、LOCO8法によらず
に形成されたバーズビークを持たない素子分離領域によ
り素子分離されており、ゲートのフリンジ部分も形成す
ることがなく、セル面積が従来のEFROMセルと同程
度に小さくて高集積化が可能である。
また、上記セルトランジスタは、チャネル閉域のチャネ
ル長さ方向に隣り合うセルトランジスタのソース領域お
よびドレイン領域が共通に形成されているので、ソース
領域およびドレイン領域と上層配線とのコンタクト部の
数を減らすことができ、更に高集積化が可能である。
また、浮遊ゲート電極の片側の上縁部(エツジ部)から
側面部の一部まで完全に覆うように消去ゲート電極を形
成すると、消去時に上記エツジ部の効果により消去効率
が増加する。
また、素子分離領域の上方に、20V程度の高電圧が印
加される消去ゲート電極が位置しても、この素子分離領
域上の基板上に厚いの絶縁膜を埋込んでいるので、この
部分の耐圧が高く、信頼性の向上が可能になっている。
また、上記したようなEEFROMセルは、消去に際し
て、消去ゲート電極に高電圧を印加するものであるが、
浮遊ゲート電極下の第1ゲート酸化膜の膜厚を薄くする
必要がなく、書込み特性に影響する制御ゲート電極と浮
遊ゲートとの間の容量が減少することなく、EPROM
セル並みの書込み特性が十分に得られる。
また、上記したようなEEFROMセルを用いたEEF
ROM集積回路は、パッケージに紫外線照射用の窓を設
ける必要がなく、プラスチックパッケージに封止でき、
安価になり、これをプリント基板上に実装してシステム
製品に応用した場合は、プリント基板上でデータの書換
えが可能になり、非常に使い易くなる。
また、本発明のメモリにおけるセルアレイによれば、同
一行の隣り合うセルトランジスタのソース領域およびド
レイン領域が共通に形成されているので、セルの行方向
の微細化が可能であると共にソース・ドレイン領域に対
する上層配線のコンタクト部が少なくなる。
また、上記ソース領域およびドレイン領域が同一列の各
メモリセルに共通に列方向に形成されているので、ソー
ス・ドレイン領域に対する上層配線のコンタクト部が一
層少なくなる。
また、同一行の各メモリセルの消去ゲート電極が共通に
行方向に形成されると共に、これに平行に同一行の各メ
モリセルの制御ゲート電極が共通に行方向に形成されて
いるので、消去ゲート電極および制御ゲート電極を共通
のデコーダにより選択制御し、ワード線単位での消去(
プロ・ツク消去)が可能になり、消去専用のデコーダが
不要になる。
また、消去線の選択方法により、全ビットを一括消去し
たり、ワード線単位で消去(プロ・ツク消去)すること
ができる。即ち、各行の消去ゲート電極に選択的に消去
電圧を印加すればブロック消去が可能になり、複数行の
消去ゲート電極を一括接続しておいて共通に消去電圧を
印加し、または、複数行の消去ゲート電極にそれぞれ独
立に同時に消去電圧を印加すことにより、複数行あるい
は全ての行のセルトランジスタに対して同時に消去を行
うことが可能である。
また、隣り合う二層を1組とする各組で、消去ゲート電
極が二層の各セルトランジスタに共通となるように形成
することによって、2ワ一ド線単位のブロック消去とか
、−括消去を行うタイプのEEPROMの場合には、2
ワ一ド線単位のブロック消去が可能となり、セルピッチ
幅の減少と消去ゲート電極の低抵抗化が可能になり、高
集積化、高速化が可能となる。
また、セルトランジス・夕のソース領域またはドレイン
領域付近に選択トランジスタ部を形成しておくことによ
り、書込み時、読出し時に、誤書込み、誤読出しを防止
可能なEEFROMセルを実現できる。
また、浮遊ゲート電極と消去ゲート電極との間のトンネ
ル絶縁膜は、消去時に高電界が印加されるので高い信頼
性が要求されるが、本発明方法では、二度酸化や重ね酸
化などの膜質を悪化させる工程はなく、良質で信頼性の
高いトンネル絶縁膜を形成することができる。
また、ソース領域およびドレイン領域および素子分離領
域をそれぞれゲートとなるポリシリコンをマスクとして
形成するので、マスク合わせの余裕を考慮する必要がな
く、この点でもセル面積の縮小化と高集積化が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の不揮発性半導体メモリの第1実
施例におけるセルアレイの一部の平面パターンを示す図
、第1図(b)および第1図(c)はそれぞれ同図(a
)中のB−B線およびC−C線に沿う断面図、第2図(
a)乃至(j)および第2図(a′)乃至(j′)は本
発明の不揮発性半導体メモリの製造方法の第1実施例を
示す行線方向および列線方向に沿う断面図、第3図(a
)、(b)は第2図に示した方法の一部の変形例を示す
断面図、第4図は第1図に示したセルアレイおよびその
周辺回路の一部を示す回路図、第5図(a)乃至(e)
および第5図(a′)乃至(e′)は本発明製造方法の
第2実施例の製造方法を示す断面図、第6図は第5図(
e)、(e′)に示したセルトランジスタの変形例を示
す断面図、第7図(a)は本発明の不揮発性半導体メモ
リの他の実施例におけるセルアレイの一部の平面パタ−
ンを示す図、第7図(b)乃至第7図(d)はそれぞれ
同図(a)中のB−B線およびC−C線およびD−D線
に沿う断面図、第7図(e)は同図(a)乃至(d)に
示したセルトランジスタの等価回路を示す回路図、第8
図(a)乃至(c)および第8図(a′)乃至(a′)
は本発明製造方法の第3実施例として・第7図に示した
セルトランジスタの製造方法を示す断面図、第9図(a
)は本発明の不揮発性半導体メモリのさらに他の実施例
におけるセルアレイの一部の平面パターンを示す図、第
9図(b)および第9図(c)はそれぞれ同図(a)中
のB−B線およびC−C線に沿う断面図、第10図は第
9図に示したセルアレイの一部を示す回路図、第11図
(a)乃至(f)および11図(a′)乃至(f′)は
本発明製造方法の第4実施例として第9図に示したセル
トランジスタの製造方法を示す断面図、第12図(a)
乃至(k)および第12図(a′)乃至(k′)は本発
明製造方法の第5実施例を示す断面図、第13図は本発
明の不揮発性半導体メモリのさらに他の実施例における
セルアレイの一部のワード線方向に沿う断面図、第14
図は本発明の不揮発性半導体メモリのさらに他の実施例
におけるセルトランジスタの一例を示す断面図、第15
図(a)および(b)は第14図のセルトランジスタの
製造方法の第1実施例を示す断面図、第16図(a)乃
至(C)は第14図のセルトランジスタの製造方法の第
2実施例を示す断面図は、第17図(a)は従来のEF
ROMセルの平面パターンを示す図、第17図(b)お
よび第17図(c)はそれぞれ同図(a)中のB−B線
およびC−C線に沿う断面図である。 1・・・・・・半導体基板、2・・・・・・素子分離領
域(p”領域)、3.46・・・・・・制御ゲート電極
、4.44.47.48・・・・・・ゲート絶縁膜、5
・・・・・・浮遊ゲート電極、6.43・・・・・・消
去ゲート電極、7・・・・・・第1ゲート絶縁膜、8・
・・・・・トンネル絶縁膜、9.9′9“ 34・・・
・・・CVD絶縁膜、10・・・・・・ソース・ドレイ
ン領域(n″″領域)、10’ ・・・・・・ソース・
ドレイン領域(n−領域)、11〜15.31.32・
・・・・・レジスト、21−1−1〜21−3−4.4
0−1−1〜40−4−4・・・・・・メモリセル、2
2−1〜22−3、WL1〜WL4・・・・・・ワード
線、23−1〜23−3、ELI、EL2・・・・・・
消去線、24−1〜24−5、DL1〜DL5・・・・
・・列線、33・・・・・・オフセット部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図(d) 第 閏(9) 第 図(h) 第 図(d) 第2図(9′) 第 2 図(h) 第 図(e) 第 図(f) 第 図(i) 第 2図(j) 第 2 図(e′) 第2 図(f′) 第 図(i) 第2図(j) 第 図(b) 第 図(C) 第 図(d) 第 図(ビ) 第 図(d) 第 図(e) 第5図(e′) 第 図 第 図(b) 第 図(C) 第 図(a) 第 図(d) 第 図(e) 第 1!M(a) 第 図(a′) 第 図(b) 第8 図(b′) 第 図(C) 第 8 図(ど) LI L2 L3 L4 L5 第 図 コ 第 図 第11 図 (a) (e′) 第12図 第 図 第 図 手続補正帯 平成元年 21120日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 特願昭63−263164号 2、発明の名称 不揮発性半導体メモリおよびその製造方法3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 (307)  株式会社 東 芝 (ほか1名) 4、代理人 東京都千代田区霞が関3丁目7番2号 7、補正の内容 (1)明細書の第20頁第17行目および第20行目、
第21頁第1行目にそれぞれ「第17図」とあるを「第
22図」と訂正する。 (2)明細書の第37頁第7行目に[第2図(a′)乃
至(j’)Jとあるを[第3図(a)乃至(j)」と訂
正する≦ (3)同頁第9行目にr (a’ )Jとあるを「第3
図(a)」と訂正する。 (4)明細書の第38頁第1行目にr (b’ ) J
とあるを「第3図(b)」と訂正する。 (5)同頁第7行目にr (c’ )Jとあるを「第3
図(C)」と訂正する。 (6)明細書の第39頁第1行目にr (d’ ) J
とあるを「第3図(d)」と訂正する。 (7)同頁第4行目にr (e’ )Jとあるを「第3
図(e)」と訂正する。 (8)同頁第11行目にr (f′)Jとあるを「第3
図(f)」と訂正する。 (9)明細書の第40頁第11行目に r (g’ )Jとあるを「第3図(g)」と訂正する
。 (10)同頁第18行目にr (h’ )Jとあるを「
第3図(h)」と訂正する。 (11)明細書の第41頁第6行目に r (i’ )Jとあるを「第3図(i)」と訂正する
。 (12)同頁第13行目にr (j’ )Jとあるを「
第3図(j)」と訂正する。 (13)明細書の第43頁第1行目および第7行目、第
44頁第6行目にそれぞれ「第2図」とあるを[第2図
および第3図」と訂正する。 (14)明細書の第44頁第9行目に r (g’ )Jとあるを「第3図(g)」と訂正する
。 (15)同頁第10行目および第16行目にそれぞれ「
第3図」とあるを「第4図」と訂正する。 (16)明細書の第44頁第19行目、第45頁第16
行目および第50頁第17行目にそれぞれ「第4図」と
あるを「第5図」と訂正する。 (17)明細書の第52頁第8行目に「第5図」とある
を「第6図」と訂正する。 (18)同頁第9行目ないし第10行目にわたって「第
5図(a′)乃至(e’)Jとあるを「第7図(a)乃
至(e)」と訂正する。 (19)同頁第11行目に「第2図(a)、(a′)乃
至(c)、(′c′)」とあるを[第2図(a)乃至(
C)、第3図(a)乃至(C)」と訂正する。 (20)同頁第12行目ないし第13行目にわたって「
第5図(a)、(a’)Jとあるを「第6図(a)、第
7図(a)」と訂正する。 (21)同頁第15行目に「第5図(b)、(b’ )
Jとあるを「第6図(b)、第7図(b)」と訂正する
。 (22)明細書の第53頁第9行目に「第5図(C)、
(c’)Jとあるを「第6図(C)、第7図(C)」と
訂正する。 (23)同頁第18行目に[第5図(d)、(d’)J
とあるを「第6図(d)、第7図(d)」と訂正する。 (24)明細書の第54頁第7行目に[第5図(e)、
(e’)Jとあるを「第6図(e)、第7図(e)」と
訂正する。 (25)同頁第15行目に「第5図」とあるを「第6図
」と訂正する。 (26)同頁第16行目に「第5図(a  )乃至(e
’)Jとあるを「第7図(a)乃至(e)」と訂正する
。 (27)同頁第17行目に「第5図(e)、(e’ )
Jとあるを「第6図(e)、第7図(e)」と訂正する
。 (28)明細書の第55頁第8行目に「第6図」とある
を「第8図」と訂正する。 (29)同頁第8行目に[第5図(e)(e’)Jとあ
るを「第6図(e)  第7図(e)」と訂正する。 (30)明細書の第56頁第8行目、第12行目、第1
4行目ないし第15行目、第15行目および第16行目
、第58頁第19行目、第59頁第8行目ないし第9行
目にそれぞれ「第7図」とあるを「第9図」と訂正する
。 (31)明細書の第59頁第10行目に「第4図」とあ
るを「第5図」と訂正する。 (32)明細書の第60頁第15行目、第17行目、第
19行目にそれぞれ「第7図」とあるを「第9図」と訂
正する。 (33)同頁第18行目に「第8図」とあるを「第10
図」と訂正する。 (34)同頁第20行目に「第8図(a  )乃至(c
’ )Jとあるを「第11図(a)乃至(C)」と訂正
する。 (35)明細書の第61頁第2行口に「第2図(a)、
(a′)乃至(c)、(c’)Jとあるを「第2図(a
)乃至(C)、第3図(a)乃至(C)」と訂正する。 (36)同頁第3行目に[第5図(a)(a’)Jとあ
るを[第6図(a)  第7図(a)」と訂正する。 (37)同頁第6行目にr (c’ )Jとあるを「第
3図(C)」と訂正する。 (38)同頁第7行目に「第8図(a)(a’ )Jと
あるを「第10図(a)、第11図(a)」と訂正する
。 (39)同頁第11行口にf第8図(b)、(b’)J
とあるを「第10図(b)、第11図(b)」と訂正す
る。 (40)明細書の第62頁第9行目ないし第10行目に
わたって「第5図(b)、(b”) Jとあるを「第6
図(b)、第7図(b)」と訂正する。 (41)明細書の第63頁第8行目に[第8図(c)、
(c’)Jとあるを「第10図(C)、第11図(C)
」と訂正する。 (42)明細書の第64頁第6行目、第10行目、第1
2行目および第13行目、第66頁第17行目にそれぞ
れ「第9図」とあるを「第12図」と訂正する。 (43)明細書の第68頁第4行目に「第4図」とある
を「第5図」と訂正する。 (44)同頁第5行目および第9行目にそれぞれ「第1
0図」とあるを「第13図」と訂正する。 (45)同頁第10行目に「第2図」とあるを「第2図
および第3図」と訂正する。 (46)同頁第12行目、第14行目および第16行目
にそれぞれ「第9図」とあるを「第12図」と訂正する
。 (47)同頁第15行目に「第11図」とあるを「第1
4図」と訂正する。 (48)同頁第17行目に[第11図(a′)乃至(f
’)Jとあるを「第15図(a)乃至(f)」と訂正す
る。 (49)同頁第19行目に「第11図(a)、(a’)
Jとあるを「第14図(a)、第15図(a)」と訂正
する。 (50)明細書の第69頁第17行目に「第11図(b
)、(b’)Jとあるを「第14図(b)、第15図(
b)」と訂正する。 (51)明細書の第70頁第6行口に「第11図(C)
、(c’)Jとあるを「第14図(C)、第15図(C
)」と訂正する。 (52)同頁第10行目に[第11図(d)、(d’ 
)Jとあるを「第14図(d)、第15図(d)」と訂
正する。 (53)同頁第20行目に「第11図(e)、(e’)
Jとあるを「第14図(e)、第15図(e)」と訂正
する。 (54)明細書の第71頁第18行目に「第11図(f
)、(f’)Jとあるを「第14図(f)、第15図(
f)」と訂正する。 (55)明細書の第72頁第12行目に「第11図」と
あるを「第14図」と訂正する。 (56)同頁第13行目に「第11図(a′)乃至(f
’)Jとあるを[第15図(a)乃至(f)」と訂正す
る。 (57)同頁第14行口ないし15行目にわたって「第
2図(a′)乃至(j’)Jとあるを[第3図(a)乃
至(j)」と訂正する。 (58)同頁第20行目に「第11図」とあるを「第1
4図および第15図」と訂正する。 (59)明細書の第73頁第7行目に「第9図」とある
を「第12図」と訂正する。 (60)同頁第11行目に「第12図」とあるを「第1
6図」と訂正する。 (61)同頁第13行目に「第12図(a′)乃至(k
’ )Jとあるを[第17図(a)乃至(k)」と訂正
する。 (62)同頁第15行目に「第11図Jとあるを「第1
4図」と訂正する。 (63)同頁第15行目ないし第16行口にわたって[
第11図(a′)乃至(C’ )Jとあるを「第15図
(a)乃至(C)」と訂正する。 (64)同頁第17行目に「第12図(a)」とあるを
「第16図(a)」と訂正する。 (65)同頁第17行目ないし第18行口にわたって「
第12図(a′)乃至(c’)Jとあるを「第17図(
a)乃至(C)」と訂正する。 (66)同頁第20行目に「第12図(d)、(d’)
Jとあるを「第16図(d)、第17図(d)」と訂正
する。 (67)明細書の第74頁第12行目に「第5図(b)
、(b’ )Jとあるを「第6図(b)、第7図(b)
」と訂正する。 (68)同頁第13行目に「第12図(e)、(e’)
Jとあるを「第16図(e)、第17図(e)」と訂正
する。 (69)同頁第13行目ないし第14行口にわたって[
第12図(f)、(f’)Jとあるを「第16図(f)
、第17図(f)」と訂正する。 (70)明細書の第75頁第7行目に「第12図(g)
、(g’ )Jとあるを[第16図(g)、第17図(
g)」と訂正する。 (71)同頁第15行目に「第12図(h)、(h’ 
)Jとあるを[第16図(h’)、第17図(h)」と
訂正する。 (72)同頁第17行目に「第12図(i)、(i’)
Jとあるを[第16図(i)、第17図(i)」と訂正
する。 (73)明細書の第76頁第6行目に「第12図(j)
、(j’)Jとあるを「第16図(j)、第17図(j
)」と訂正する。 (74)同頁第14行口に「第12図(k)、(k’ 
)Jとあるを「第16図(k)、第17図(k)」と訂
正する。 (75)明細書の第77頁第7行目に「第12図」とあ
るを「第16図」と訂正する。 (76)同頁第8行目に「第12図(a′)乃至(k’
)Jとあるを「第17図(a)乃至(k)」と訂正する
。 (77)同頁第9行目に「第5図(a)」とあるを「第
6図(a)」と訂正する。 (78)同頁第9行目ないし第10行口にわたって「第
5図(a′)乃至(e’)Jとあるを「第7図(a)乃
至(e)」と訂正する。 (79)同頁第11行目に「第12図(k)」とあるを
「第16図(k)」と訂正する。 (80)同頁第11行目ないし第12行口にわたって[
第12図(k’)Jとあるを「第17図(k)」と訂正
する。 (81)同頁第13行目に「第4図」とあるを「第5図
」と訂正する。 (82)明細書の第78頁第3行目に「第13図」とあ
るを「第18図」と訂正する。 (83)同頁第3行目に「第9図」とあるを「第12図
」と訂正する。 (84)同頁第9行目に「第12図」とあるを[第16
図および第17図」と訂正する。 (85)同頁第18行目に「第13図」とあるを「第1
8図」と訂正する。 (86)同頁第19行目に「第9図」とあるを「第12
図」と訂正する。 (87)明細書の第79頁第3行目に「第4図」とある
を「第5図」と訂正する。 (88)同頁第4行目に「第7図」とあるを「第9図」
と訂正する。 (89)同頁第8行目に「第13図」とあるを「第18
図」と訂正する。 (90)同頁第10行目ないし第11行目にわたって[
第11図(a)、(a′)乃至(C)、(c’)Jとあ
るを「第14図(a)乃至(C)、第15図(a)乃至
(C)」と訂正する。 (91)明細書の第80頁第5行目ないし第6行口にわ
たって「第11図(d)、(d′)乃至(e)、(e’
 )Jとあるを「第14図(d)乃至(e)、第15図
(d)乃至(e)」と訂正する。 (92)同頁第18行目に「第11図(f)、(f’)
Jとあるを「第14図(f)、第15図(f)」と訂正
する。 (93)明細書の第81頁第3行目に「第14図」とあ
るを「第19図」と訂正する。 (94)同頁第9行目および第14行目、第82頁第8
行目にそれぞれ「第15図」とあるを「第20図」と訂
正する。 (95)明細書の第82頁第17行目に「第16図」と
あるを「第21図」と訂正する。 (96)明細書の第83頁第2行目および第84頁第1
2行口にそれぞれ「第15図」とあるを「第20図」と
訂正する。 (97)明細書の第83頁第9行目、第13行目および
第19行目、第84頁第7行目および第13行目にそれ
ぞれ「第16図」とあるを「第21図」と訂正する。 手続補正書坊式) %式% 1、事件の表示 特願昭63−263164号 2、発明の名称 不揮発性半導体メモリおよびその製造方法3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 (307)  株式会社 東 芝 (ほか1名) 4、代理人 東京都千代田区霞が関3丁目7番2号 7、補正の内容 (1)明細書の第90頁第8行目ないし第92頁第12
行目にわたって「第2図(a)・・・・・・断面図であ
る。」とあるを下記の通り訂正する。 記 [第2図(a)乃至(j)および第3図(a)乃至(j
)は本発明の不揮発性半導体メモリの製造方法の第1実
施例を示す行線方向および列線方向に沿う断面図、第4
図(a)、(b)は第2図および第3図に示した方法の
一部の変形例を示す断面図、第5図は第1図に示したセ
ルアレイおよびその周辺回路の一部を示す回路図、第6
図(a)乃至(e)および第7図(a)乃至(e)は本
発明製造方法の第2実施例の製造方法を示す断面図、第
8図は第6図(e)および第7図(e)に示したセルト
ランジスタの変形例を示す断面図、第9図(a)は本発
明の不揮発性半導体メモリの他の実施例におけるセルア
レイの一部の平面パターンを示す図、第9図(b)乃至
第9図(d)はそれぞれ同図(a)中のB−B線および
C−C線およびD−D線に沿う断面図、第9図(e)は
同図(a)乃至(d)に示したセルトランジスタの等価
回路を示す回路図、第10図(a)乃至(C)および第
11図(a)乃至(c)は本発明製造方法の第3実施例
として第9図に示したセルトランジスタの製造方法を示
す断面図、第12図(a)は本発明の不揮発性半導体メ
モリのさらに他の実施例におけるセルアレイの一部の平
面パターンを示す図、第12図(b)および第12図(
c)はそれぞれ同図(a)中のB−B線およびC−C線
に沿う断面図、第13図は第12図に示したセルアレイ
の一部を示す回路図、第14図(a)乃至(f)および
第15図(a)乃至(f)は本発明製造方法の第4実施
例として第12図に示したセルトランジスタの製造方法
を示す断面図、第16図(a)乃至(k)および第17
図(a)乃至(k)は本発明製造方法の第5実施例を示
す断面図、第18図は本発明の不揮発性半導体メモリの
さらに他の実施例におけるセルアレイの一部のワード線
方向に沿う断面図、第19図は本発明の不揮発性半導体
メモリのさらに他の実施例におけるセルトランジスタの
一例を示す断面図、第20図(a)および(b)は第1
9図のセルトランジスタの製造方法の第1実施例を示す
断面図、第21図(a)乃至(C)は第19図のセルト
ランジスタの製造方法の第2実施例を示す断面図、第2
2図(a)は従来のEPROMセルの平面パターンを示
す図、第22図(b)および第22図(c)はそれぞれ
同図(a)中のB−B線およびC−C線に沿う断面図で
ある。」 (2)図面を別紙の通り訂正する。(内容に変更なし) 第 図(d) 第 !”](9) 第 図(h) 第 図(d) 第 図(9) 第 ズ(h) 第 図(e) 第 図(f) 第 2図(j) 第 図(e) 第 図(f) 第3図(j) 第 4図(b) 第 図(C) 第 図(d) 第 7図(C) 第 7図(d) 第 図(e) 第 図(e) 第 図 第 図(b) 第 図(c) 第 図(a) 第 図(d) 第 図(e) 第10図(a) 第10図(C) 第12図 第11図(a) 第11図(Cン 第13図 第14図 (a) 第16図 第15図 (e) 第17図 (h) (i) 第16図 第 1日 図 第19図 第17図 第21図 第22図(b) 第22図(C)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板内のソース領域およびドレイン領域と
    半導体基板上の三層構造のゲート電極とを有するセルト
    ランジスタを用いた電気的消去・再書込み可能な不揮発
    性半導体メモリセルが行列状に配列されてなるセルアレ
    イを有する不揮発性半導体メモリにおいて、 前記三層構造のゲート電極における第1層目の浮遊ゲー
    ト電極は、第1のゲート絶縁膜を介して半導体基板表面
    に対向しており、第2層目のゲート電極および第3層目
    のゲート電極は、一方が消去ゲート電極、他方が制御ゲ
    ート電極であり、前記消去ゲート電極は前記浮遊ゲート
    電極の一部にトンネル絶縁膜を介して対向しており、前
    記制御ゲート電極は第2のゲート絶縁膜を介して前記浮
    遊ゲート電極に対向しており、 前記消去ゲート電極および制御ゲート電極は、互いに平
    行に設けられ、かつ、前記ソース領域およびドレイン領
    域間のチャネル領域の幅方向に直交する方向に設けられ
    ており、 前記チャネル領域の長さ方向に隣り合う2個のセル゛ラ
    ンジスタのうちの一方のセルトランジスタのソース領域
    と他方のセルトランジスタのドレイン領域とが共通に形
    成されており、前記チャネル領域の幅方向に隣り合うセ
    ルトランジスタ相互は、前記チャネル領域相互間の半導
    体基板内に形成された素子分離領域により分離されてい
    ることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  2. (2)請求項1記載の不揮発性半導体メモリにおいて、 前記第2層目のゲート電極は前記第1層目の浮遊ゲート
    電極に対して幅方向にずれて形成されており、この第2
    層目のゲート電極と前記素子分離領域との間の半導体基
    板上に高耐圧性を有する絶縁膜が埋込み形成されている
    ことを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  3. (3)請求項2記載の不揮発性半導体メモリにおいて、 前記浮遊ゲート電極は、前記チャネル領域のチャネル長
    より短く、このチャネル領域上のソース領域側付近また
    はドレイン領域側付近に浮遊ゲート電極が存在しないオ
    フセット部を有しており、このオフセット部で前記制御
    ゲート電極がゲート絶縁膜を介して前記チャネル領域の
    一部に対向するように設けられて選択トランジスタ部が
    形成されていることを特徴とする不揮発性半導体メモリ
  4. (4)請求項1または2または3記載の不揮発性半導体
    メモリにおいて、 前記セルアレイは、同一行の隣り合うセルトランジスタ
    のソース領域およびドレイン領域が共通に形成されたソ
    ース・ドレイン領域が、同一列の各メモリセルに共通に
    列方向に形成されており、同一行の各メモリセルの消去
    ゲート電極が共通に行方向に形成されており、同一行の
    各メモリセルの制御ゲート電極が共通に行方向に形成さ
    れていることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  5. (5)請求項4記載の不揮発性半導体メモリにおいて、 前記消去ゲート電極は、隣り合う少なくとも二行の各セ
    ルトランジスタに共通に形成されていることを特徴とす
    る不揮発性半導体メモリ。
  6. (6)請求項4記載の不揮発性半導体メモリにおいて、 各行の消去ゲート電極に選択的に消去電圧が印加され、
    または、複数行の消去ゲート電極が一括接続されて共通
    に消去電圧が印加され、あるいは、複数行の消去ゲート
    電極にそれぞれ独立に同時に消去電圧が印加されること
    を特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  7. (7)請求項1記載の不揮発性半導体メモリにおける前
    記第2層目のゲート電極が消去ゲート電極となるメモリ
    セルを製造する際、 半導体基板の表面上に第1のゲート絶縁膜を形成する工
    程と、 この第1のゲート絶縁膜上に第1のポリシリコン膜を堆
    積し、これをセルアレイの列方向に沿って所定幅を有す
    るストライプ状にパターニングする工程と、 この列方向にストライプ状にパターニングされた第1の
    ポリシリコン膜をマスクとして前記半導体基板内に基板
    とは逆導電型の不純物拡散領域を形成してセルトランジ
    スタのソース領域およびドレイン領域を形成する工程と
    、 前記ストライプ状にパターニングされた第1のポリシリ
    コン膜相互間の基板上に上記第1のポリシリコン膜とほ
    ぼ同じ厚さの第1の絶縁膜を埋込み形成する工程と、 この後に半導体基板上にトンネル絶縁膜を形成する工程
    と、 このトンネル絶縁膜上に第2のポリシリコン膜を堆積し
    、この第2のポリシリコン膜と前記トンネル絶縁膜と前
    記第1のポリシリコン膜とをセルアレイの行方向に沿っ
    て所定幅を有するストライプ状にパターニングする工程
    と、 この行方向にストライプ状にパターニングされた第2の
    ポリシリコン膜をマスクとして前記半導体基板内に素子
    分離領域を形成する工程と、前記行方向にストライプ状
    にパターニングされた第2のポリシリコン膜をその下方
    の第1のポリシリコン膜からなる浮遊ゲート電極の幅よ
    り狭くするようにエッチングして消去ゲート電極を形成
    する工程と、 この後に半導体基板上に高耐圧性を有する第2のゲート
    絶縁膜を形成する工程と、 この第2のゲート絶縁膜上に第3のポリシリコン膜を堆
    積し、これをセルアレイの行方向に沿って前記浮遊ゲー
    ト電極および消去ゲート電極に対向するようにストライ
    プ状にパターニングして制御ゲート電極を形成する工程
    と を具備することを特徴とする不揮発性半導体メモリの製
    造方法。
  8. (8)請求項2記載の不揮発性半導体メモリにおける前
    記第2層目のゲート電極が消去ゲート電極となるメモリ
    セルを製造する際、 半導体基板の表面上に第1のゲート絶縁膜を形成する工
    程と、 この第1のゲート絶縁膜上に第1のポリシリコン膜を堆
    積し、これをセルアレイの列方向に沿って所定幅を有す
    るストライプ状にパターニングする工程と、 この列方向にストライプ状にパターニングされた第1の
    ポリシリコン膜をマスクとして前記半導体基板内に基板
    とは逆導電型の不純物拡散領域を形成してセルトランジ
    スタのソース領域およびドレイン領域を形成する工程と
    、 前記ストライプ状にパターニングされた第1のポリシリ
    コン膜相互間の基板上に前記第1のポリシリコン膜とほ
    ぼ同じ厚さの第1の絶縁膜を埋込み形成する工程と、 前記第1のポリシリコン膜をセルアレイの行方向に沿っ
    て所定幅を有するストライプ状にパターニングして浮遊
    ゲート電極を形成する工程と、この行方向にストライプ
    状にパターニングされた浮遊ゲート電極をマスクとして
    前記半導体基板内に素子分離領域を形成する工程と、 この素子分離領域上の浮遊ゲート電極相互間の基板上に
    浮遊ゲート電極より低く第2の絶縁膜を埋込み形成する
    工程と、 この後に半導体基板上にトンネル絶縁膜を形成する工程
    と、 このトンネル絶縁膜上に第2のポリシリコン膜を堆積し
    、この第2のポリシリコン膜を、前記浮遊ゲート電極に
    対して幅方向にずれて浮遊ゲート電極の上面部の一部か
    ら側面部の一部までに対向するようにセルアレイの行方
    向に沿ってストライプ状にパターニングして消去ゲート
    電極を形成する工程と、 この後に半導体基板上に高耐圧性を有する第2のゲート
    絶縁膜を形成する工程と、 この第2のゲート絶縁膜上に第3のポリシリコン膜を堆
    積し、これをセルアレイの行方向に沿って前記浮遊ゲー
    ト電極および消去ゲート電極に対向するようにストライ
    プ状にパターニングして制御ゲート電極を形成する工程
    と を具備することを特徴とする不揮発性半導体メモリの製
    造方法。
  9. (9)請求項3記載の不揮発性半導体メモリにおける前
    記第2層目のゲート電極が消去ゲート電極となるメモリ
    セルを製造する際、 半導体基板の表面上に第1のゲート絶縁膜を形成する工
    程と、 この第1のゲート絶縁膜上に第1のポリシリコン膜を堆
    積し、これをセルアレイの列方向に沿って所定幅を有す
    るストライプ状にパターニングする工程と、 この列方向にストライプ状にパターニングされた第1の
    ポリシリコン膜をマスクとして前記半導体基板内に基板
    とは逆導電型の不純物拡散領域を形成してセルトランジ
    スタのソース領域およびドレイン領域を形成する工程と
    、 前記ストライプ状にパターニングされた第1のポリシリ
    コン膜相互間の基板上に前記第1のポリシリコン膜とほ
    ぼ同じ厚さの第1の絶縁膜を埋込み形成する工程と、 前記第1のポリシリコン膜をセルアレイの行方向に沿っ
    て所定幅を有するストライプ状にパターニングする工程
    と、 この行方向にストライプ状に形成された第1のポリシリ
    コン膜をマスクとして前記半導体基板内に素子分離領域
    を形成する工程と、 この素子分離領域上の第1のポリシリコン膜相互間の基
    板上に前記第1のポリシリコン膜とほぼ同じ厚さの第2
    の絶縁膜を埋込み形成する工程と、前記第1のポリシリ
    コン膜のソース領域側付近またはドレイン領域側付近の
    一端部をエッチングし、前記ソース領域およびドレイン
    領域間のチャネル領域のチャネル長より短い浮遊ゲート
    電極を形成すると同時に、前記チャネル領域上のソース
    領域側付近またはドレイン領域側付近に浮遊ゲート電極
    が存在しないオフセット部を形成する工程と、 このオフセット部の基板上に前記浮遊ゲート電極より低
    く第3の絶縁膜を埋込み形成する工程と、この後に半導
    体基板上にトンネル絶縁膜を形成する工程と、 このトンネル絶縁膜上に第2のポリシリコン膜を堆積し
    、この第2のポリシリコン膜を、前記浮遊ゲート電極に
    対して幅方向にずれて浮遊ゲート電極の一部に対向する
    部分を有するようにセルアレイの行方向に沿ってストラ
    イプ状にパターニングして消去ゲート電極を形成する工
    程と、 この消去ゲート電極の下部以外の前記第3の絶縁膜の露
    出部を除去する工程と、 この後に半導体基板上および前記第3の絶縁膜の露出部
    が除去されたオフセット部上に高耐圧性を有する第2の
    ゲート絶縁膜を形成する工程と、この第2のゲート絶縁
    膜上に第3のポリシリコン膜を堆積する工程と、 この第3のポリシリコン膜を前記浮遊ゲート電極に対向
    すると共に前記消去ゲート電極に対向するようにセルア
    レイの行方向に沿ってストライプ状にパターニングして
    制御ゲート電極を形成すると同時に、前記オフセット部
    で前記第2のゲート絶縁膜を介して前記チャネル領域の
    一部に上記制御ゲート電極が対向してなる選択トランジ
    スタ部を形成する工程と を具備することを特徴とする不揮発性半導体メモリの製
    造方法。
  10. (10)請求項1記載の不揮発性半導体メモリにおける
    前記第3層目のゲート電極が消去ゲート電極となるメモ
    リセルを製造する際、 半導体基板の表面上に第1のゲート絶縁膜を形成する工
    程と、 この第1のゲート絶縁膜上に第1のポリシリコン膜を堆
    積し、これをセルアレイの列方向に沿って所定幅を有す
    るストライプ状にパターニングする工程と、 この列方向にストライプ状にパターニングされた第1の
    ポリシリコン膜をマスクとして前記半導体基板内に基板
    とは逆導電型の不純物拡散領域を形成してセルトラーン
    ジスタのソース領域およびドレイン領域を形成する工程
    と、 前記ストライプ状にパターニングされた第1のポリシリ
    コン膜相互間の基板上に前記第1のポリシリコン膜とほ
    ぼ同じ厚さの第1の絶縁膜を埋込み形成する工程と、 この後に半導体基板上に第2のゲート絶縁膜を形成する
    工程と、 この第2のゲート絶縁膜上に第2のポリシリコン膜を堆
    積する工程と、 この第2のポリシリコン膜上に高耐圧性を有する第2の
    絶縁膜を形成する工程と、 この第2の絶縁膜と前記第2のポリシリコン膜と前記第
    2のゲート絶縁膜と前記第1のポリシリコン膜とをセル
    アレイの行方向に沿って所定幅を有するストライプ状に
    パターニングし、制御ゲート電極と浮遊ゲート電極との
    二層構造のゲート電極を形成する工程と、 この行方向にストライプ状にパターニングされた第2の
    ポリシリコン膜をマスクとして前記半導体基板内に素子
    分離領域を形成する工程と、この後に前記二層構造のゲ
    ート電極の側面部を含む半導体基板上にトンネル絶縁膜
    を形成する工程と、 このトンネル絶縁膜上に第3のポリシリコン膜を堆積し
    、これをセルアレイの行方向に沿ってストライプ状にパ
    ターニングして前記浮遊ゲート電極の側面部の片側に対
    向する部分を有する消去ゲート電極を形成する工程と を具備することを特徴とする不揮発性半導体メモリの製
    造方法。
  11. (11)請求項2記載の不揮発性半導体メモリにおける
    前記第3層目のゲート電極が消去ゲート電極となるメモ
    リセルを製造する際、 半導体基板の表面上に第1のゲート絶縁膜を形成する工
    程と、 この第1のゲート絶縁膜上に第1のポリシリコン膜を堆
    積し、これをセルアレイの列方向に沿って所定幅を有す
    るストライプ状にパターニングする工程と、 この列方向にストライプ状にパターニングされた第1の
    ポリシリコン膜をマスクとして前記半導体基板内に基板
    とは逆導電型の不純物拡散領域を形成してセルトランジ
    スタのソース領域およびドレイン領域を形成する工程と
    、 前記ストライプ状にパターニングされた第1のポリシリ
    コン膜相互間の基板上に前記第1のポリシリコン膜とほ
    ぼ同じ厚さの第1の絶縁膜を埋込み形成する工程と、 前記第1のポリシリコン膜をセルアレイの行方向に沿っ
    て所定幅を有するストライプ状にパターニングして浮遊
    ゲート電極を形成する工程と、この行方向にストライプ
    状にパターニングされた浮遊ゲート電極をマスクとして
    前記半導体基板内に素子分離領域を形成する工程と、 この素子分離領域上の浮遊ゲート電極相互間の基板上に
    浮遊ゲート電極より低く第2の絶縁膜を埋込み形成する
    工程と、 この後に半導体基板上に高耐圧性を有する第2のゲート
    絶縁膜を形成する工程と、 この第2のゲート絶縁膜上に第2のポリシリコン膜を堆
    積し、この第2のポリシリコン膜を、前記浮遊ゲート電
    極に対して幅方向にずれて浮遊ゲート電極の上面部の一
    部から側面部の一部までに対向するようにセルアレイの
    行方向に沿ってストライプ状にパターニングして制御ゲ
    ート電極を形成する工程と、 この制御ゲート電極を覆うように半導体基板上に第3の
    絶縁膜を形成する工程と、 この第3の絶縁膜により覆われている制御ゲート電極の
    下部以外の前記第2のゲート絶縁膜の露出部を前記浮遊
    ゲート電極の上面が露出するまで除去する工程と、 この露出した前記浮遊ゲート電極上にトンネル絶縁膜を
    形成する工程と、 この後に半導体基板上に第3のポリシリコン膜を堆積し
    、これをセルアレイの行方向に沿ってストライプ状にパ
    ターニングして前記浮遊ゲート電極の上面部に対向する
    部分を有する消去ゲート電極を形成する工程と を具備することを特徴とする不揮発性半導体メモリの製
    造方法。
  12. (12)請求項3記載の不揮発性半導体メモリにおける
    前記第3層目のゲート電極が消去ゲート電極となるメモ
    リセルを製造する際、 半導体基板の表面上に第1のゲート絶縁膜を形成する工
    程と、 この第1のゲート絶縁膜上に第1のポリシリコン膜を堆
    積し、これをセルアレイの列方向に沿って所定幅を有す
    るストライプ状にパターニングする工程と、 この列方向にストライプ状にパターニングされた第1の
    ポリシリコン膜をマスクとして前記半導体基板内に基板
    とは逆導電型の不純物拡散領域を形成してセルトランジ
    スタのソース領域およびドレイン領域を形成する工程と
    、 前記ストライプ状にパターニングされた第1のポリシリ
    コン膜相互間の基板上に前記第1のポリシリコン膜とほ
    ぼ同じ厚さの第1の絶縁膜を埋込み形成する工程と、 前記第1のポリシリコン膜をセルアレイの行方向に沿っ
    て所定幅を有するストライプ状にパターニングする工程
    と、 この行方向にストライプ状にパターニングされた第1の
    ポリシリコン膜をマスクとして前記半導体基板内に素子
    分離領域を形成する工程と、この素子分離領域上の第1
    のポリシリコン膜相互間の基板上に前記第1のポリシリ
    コン膜とほぼ同じ厚さの第2の絶縁膜を埋込み形成する
    工程と、前記第1のポリシリコン膜のソース領域側付近
    またはドレイン領域側付近の一端部をエッチングし、前
    記ソース領域およびドレイン領域間のチャネル領域のチ
    ャネル長より短い浮遊ゲート電極を形成すると同時に、
    前記チャネル領域上のソース領域側付近またはドレイン
    領域側付近に浮遊ゲート電極が存在しないオフセット部
    を形成する工程と、 この後に前記浮遊ゲート電極上および前記オフセット部
    上を含む半導体基板上に第2のゲート絶縁膜を形成する
    工程と、 この第2のゲート絶縁膜上に第2のポリシリコン膜を堆
    積し、この第2のポリシリコン膜を、浮遊ゲート電極に
    対して幅方向にずれて浮遊ゲート電極の上面部の一部に
    対向するようにセルアレイの行方向に沿ってストライプ
    状にパターニングして制御ゲート電極を形成すると同時
    に、前記オフセット部で前記第2のゲート絶縁膜を介し
    て前記チャネル領域の一部に上記制御ゲート電極が対向
    してなる選択トランジスタ部を形成工程と、この制御ゲ
    ート電極を覆うように半導体基板上に高耐圧性を有する
    第3の絶縁膜を形成する工程と、 この第3の絶縁膜により覆われている制御ゲート電極の
    下部以外の前記第2のゲート絶縁膜の露出部を前記浮遊
    ゲート電極の上面が露出するまで除去する工程と、 この露出した前記浮遊ゲート電極上にトンネル絶縁膜を
    形成する工程と、 この後に半導体基板上に第3のポリシリコン膜を堆積し
    、これをセルアレイの行方向に沿ってストライプ状にパ
    ターニングして前記浮遊ゲート電極の上面部に対向する
    部分を有する消去ゲート電極を形成する工程と を具備する、ことを特徴とする不揮発性半導体メモリの
    製造方法。
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