JPH0211023Y2 - - Google Patents

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JPH0211023Y2
JPH0211023Y2 JP12600884U JP12600884U JPH0211023Y2 JP H0211023 Y2 JPH0211023 Y2 JP H0211023Y2 JP 12600884 U JP12600884 U JP 12600884U JP 12600884 U JP12600884 U JP 12600884U JP H0211023 Y2 JPH0211023 Y2 JP H0211023Y2
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lid
shaft
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view
cover
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JP12600884U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は操作面に開閉蓋を施した洗濯機に関す
る。
(ロ) 従来の技術 一般的に洗濯機の上部後方には操作箱が配設さ
れ、ここに操作ツマミ、ボタン等を配した操作面
が設けてあり、この操作面には防水のため、誤操
作等を防ぐために蓋が設けてある。この蓋は例え
ば実開昭57−23290号公報で示されるように一側
上部に軸を一体に突出すると共に、他側上部には
軸支孔を形成しており、一側の軸を操作箱のヒン
ジ孔に挿入すると共に、他側の軸支孔とヒンジ孔
には別体の軸を挿入し、この別体の軸を板バネで
止着する。そして、操作箱のヒンジ孔の部分を覆
うために、蓋の周囲には化粧板を止めている。
しかし、この従来例では蓋を開放し、更にそれ
に力を加えると、軸が折れ、或いは蓋が割れるこ
とがある。また、このような事故のために修理作
業、取替作業を行なう時、化粧板まで取外さなく
てはならず、作業性が悪かつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、開放した蓋に余計な力が加えられた
時に軸や蓋が破損しないようにするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の解決手段は、蓋両端のヒンジ孔を軸支
する長尺な軸を、可撓性材料で形成し、この軸を
中央部で止着するものである。
(ホ) 作用 即ち、軸を中央部で止めることにより、両端を
自由に撓ませ、蓋に力が加わつた時には軸を撓ま
せて蓋のヒンジ孔から脱落させ、軸や蓋が破損す
る前に蓋を外してしまう。
(ヘ) 実施例 図面に基づいて説明すると、1は機体2内に洗
濯兼脱水槽を装着した全自動洗濯機であり、機体
2の上部後方には横長の操作箱3を取付けてい
る。この操作箱3はスチロール系樹脂から成る箱
状ベース4とこのベース4の上面開口を塞ぐ操作
パネル5とから成り、ベース4は上面板6と一体
形成されて機体2に止めてある。そして、上記操
作パネル5には他のパネル面より少し凹んだ状態
の操作面7が形成してあり、この操作面7には下
向きに回動可能な断面T字型のツマミ8…と、透
孔9…とが一体に形成してある。
10は操作面7に対応して箱3内に装着された
プリント基板で、種々の電装品を取付けており、
上記ツマミ8…に対応して各種の操作スイツチ1
1…を、また透孔9…に対応して表示用の発光ダ
イオード12…を夫々取付けている。13は操作
面7上に貼着された柔軟な化粧板で、ツマミ8…
や透孔9…に対応する位置に適宜の表示を印刷し
ており、また発光ダイオード12…の点灯状態が
確認できる材料でできている。
14…は操作面7の後部の両端と中央2ケ所の
計4ケ所に形成された有底円筒状の取付部で、底
面にはネジ孔を穿設し、後部上面には傾斜したス
トツパー15を形成している。
16は操作面7の後部に位置する長尺な軸で、
塩ビ系の可撓性を有する樹脂で形成してあり、屈
曲した支持板17を一体形成すると共に、この支
持板17には上記取付部14…内に嵌合する4ケ
のボス18…を一体形成している。そして、中央
の2ケのボス18,18だけを取付部14,14
にネジ止めし、両端を動きやすくしている。19
は操作面7を開閉する蓋で、両端に円弧状の断面
を成すヒンジ孔20,20を形成し、その欠損部
分を軸16の両端に強く押しつけることにより、
ヒンジ孔20,20を軸16の両端に回動自在に
嵌合している。そして、この蓋19は閉成時に操
作面7を覆い、開放時には通常は支持板17の一
部に当接して開放状態に保持される。
かくして、開放状態の蓋19に更に開放方向の
無理な力が加えられると、蓋19は撓んでストツ
パー15に当接し、また同時に軸16の両端を持
上げる。軸16は両端が動きやすくなつているの
で、これ以上の力が加えられると、持上げられる
ように撓み、ヒンジ孔20,20から脱落して破
損する前に蓋19を外す。外れた蓋19は再びヒ
ンジ孔20,20の欠損部分を軸16の両端に押
しつけることにより、ヒンジ孔20,20を軸1
6の両端に嵌合する。
軸16の両端のボス18,18は取付部14,
14内では摺動し、軸16の撓み方向がずれて長
尺な軸16が捩られるのを妨げ、破損を防ぐ。
尚、蓋19が操作の邪魔になる場合は、開放方
向に力を加えて予め外しておいても良い。
また、21はプリント基板10に取付けられた
電装品をほとんど密着して覆う軟質の薄膜状カバ
ーで、周側面にフツク22…を形成して基板10
或いは電装品に係止されている。そして、このカ
バー21は操作面7とは異質の樹脂材料によつて
成型してあり、また操作スイツチ11…の操作子
11′…の上方に少しの間隔を置いて位置すると
共に、ツマミ8…に対面する。
かくして、このカバー21は、操作面7の裏面
で結露した水が落下した時にスイツチ11…を防
護し、また水蒸気から保護する。特に、カバー内
では空気の流れを生じにくくしているので、カバ
ー内で結露するのを防いでいる。
そして、ツマミ8…を化粧板13の上から押圧
操作すると、ツマミ8…の力がカバー21を介し
て操作子11′…に伝達されるが、滑りが少いの
でツマミ8…と操作子11′…がずれてしまうこ
とはほとんどなくなり、ツマミ8…によるスイツ
チ11…の操作が確実と成る。
尚、このカバー21はスイツチ11…だけを部
分的に且つ密着して覆うようにしても良い。
(ト) 考案の効果 本考案に依れば、操作面を開閉する蓋に無理な
開放方向の力が加わつても、その蓋や軸を破損す
ることが極めて減少し、耐久性の優れた洗濯機を
提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部断面図、第2図は全体斜
視図、第3図イは軸の平面図、第3図ロは同じく
正面図、第3図ハ,ニは第3図ロ中のA−A,B
−B断面図、第4図イは蓋の裏面図、第4図ロは
第4図イ中のC−C断面図、第5図は要部拡大断
面図、第6図は蓋を外す時の要部拡大縦断面図、
第7図は同じく横断面図である。 7……操作面、16……軸、19……蓋、20
……ヒンジ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体上の操作箱に操作面を形成し、この操作面
    を蓋によつて開閉する洗濯機において、上記蓋の
    両端部にヒンジ孔を形成し、上記操作箱には、可
    撓性材料で形成された長尺な軸を、その両端部に
    可撓性が有る状態で止着し、上記軸の両端部に、
    上記蓋のヒンジ孔を枢支したことを特徴とする洗
    濯機。
JP12600884U 1984-08-20 1984-08-20 洗濯機 Granted JPS6141684U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12600884U JPS6141684U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 洗濯機

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JP12600884U JPS6141684U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 洗濯機

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JPS6141684U JPS6141684U (ja) 1986-03-17
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JP2567459Y2 (ja) * 1991-11-26 1998-04-02 株式会社アマダ 板材搬出入装置
KR100962699B1 (ko) * 2002-09-13 2010-06-11 엘지전자 주식회사 세탁기의 컨트롤 패널 어셈블리

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JPS6141684U (ja) 1986-03-17

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