JPS643843Y2 - - Google Patents
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- JPS643843Y2 JPS643843Y2 JP1984001424U JP142484U JPS643843Y2 JP S643843 Y2 JPS643843 Y2 JP S643843Y2 JP 1984001424 U JP1984001424 U JP 1984001424U JP 142484 U JP142484 U JP 142484U JP S643843 Y2 JPS643843 Y2 JP S643843Y2
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Landscapes
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は作動装置を取付部に取付ける取付装置
に関する。
に関する。
(ロ) 従来技術
本考案の従来例としては、実公昭56−18696号
公報があり、これを第18図、第19図に基づい
て説明する。
公報があり、これを第18図、第19図に基づい
て説明する。
取付部51は、樹脂性の取付体52に設けられ
た角状の凹部53と、その凹部53上方に位置す
る断面コ字状の係止枠54によつて形成される挿
通孔55を有する。また翼部56に薄肉ヒンジ部
57を介して一体に樹脂成形された取付片58
は、挿通孔55の高さ59にほぼ等しい厚さ60
であり、中央部には透孔61を設けており、この
取付片の一面先端に前記透孔61に向けてテーパ
ー状になつた係止片62を設けている。
た角状の凹部53と、その凹部53上方に位置す
る断面コ字状の係止枠54によつて形成される挿
通孔55を有する。また翼部56に薄肉ヒンジ部
57を介して一体に樹脂成形された取付片58
は、挿通孔55の高さ59にほぼ等しい厚さ60
であり、中央部には透孔61を設けており、この
取付片の一面先端に前記透孔61に向けてテーパ
ー状になつた係止片62を設けている。
そして、前記挿通孔55に前記取付片58を挿
着させる訳であるが、挿通孔55の高さ59と取
付片58の厚さ60がほぼ等しいため、挿着時に
挿通孔55に圧力が加わり破損を生じたり、挿着
後は外したくても容易に外すことができない。
着させる訳であるが、挿通孔55の高さ59と取
付片58の厚さ60がほぼ等しいため、挿着時に
挿通孔55に圧力が加わり破損を生じたり、挿着
後は外したくても容易に外すことができない。
(ハ) 考案の目的
本考案は、取付部に取付片を取付け易くし、取
付後には、外力に強く且つ外し易くするものであ
る。
付後には、外力に強く且つ外し易くするものであ
る。
(ニ) 考案の構成
本考案は、作動装置に薄肉ヒンジ部を介して一
体に樹脂成形された取付片を取付部の下面に摺動
させて係合させる部材の取付装置であつて、前記
取付片は同一方向に突出する三片から成り、その
内両端の二片の先端に下向きの爪を設けて爪片と
し、前記取付部には摺動時に前記爪片を下方に逃
がす透孔と、この透孔の下方に位置し前記爪片を
その摺動する方向と逆の方向に係止する係合片
と、取付位置にある取付片に摺動方向側から近接
対向するストツパーとを設け、更に取付時に爪片
以外の取付片の上面が、前記取付部下面に密接す
るよう構成すると共に、前記取付片を前記薄肉ヒ
ンジ部よりも幅広にしたものである。
体に樹脂成形された取付片を取付部の下面に摺動
させて係合させる部材の取付装置であつて、前記
取付片は同一方向に突出する三片から成り、その
内両端の二片の先端に下向きの爪を設けて爪片と
し、前記取付部には摺動時に前記爪片を下方に逃
がす透孔と、この透孔の下方に位置し前記爪片を
その摺動する方向と逆の方向に係止する係合片
と、取付位置にある取付片に摺動方向側から近接
対向するストツパーとを設け、更に取付時に爪片
以外の取付片の上面が、前記取付部下面に密接す
るよう構成すると共に、前記取付片を前記薄肉ヒ
ンジ部よりも幅広にしたものである。
即ち、係止片の上方に透孔が存在するため、摺
動してきた爪片は係合片に当接すると一度透孔内
へ撓み、次にその反撥力によつて係合片に係止す
る。従つて取付時に係合片及び取付片に無理な力
が加わらず取付やすく、しかも外そうと思えば爪
片を透孔に逃して容易に外すことができる。
動してきた爪片は係合片に当接すると一度透孔内
へ撓み、次にその反撥力によつて係合片に係止す
る。従つて取付時に係合片及び取付片に無理な力
が加わらず取付やすく、しかも外そうと思えば爪
片を透孔に逃して容易に外すことができる。
また取付後に於いて、左右方向の力には、係合
片と爪片で支え、上下方向の力には、爪片と透孔
以外の取付部で支え、摺動方向の力には爪とスト
ツパーにより支えているため何れの方向からの力
にも耐えることができる。
片と爪片で支え、上下方向の力には、爪片と透孔
以外の取付部で支え、摺動方向の力には爪とスト
ツパーにより支えているため何れの方向からの力
にも耐えることができる。
(ホ) 実施例
本考案の実施例を第1図〜第17図により説明
する。
する。
第1図は本実施例に於けるマイクロコンピユー
ターを搭載した洗濯機1を示している。この洗濯
機1の操作部2に取り付けてある操作パネル3に
は防水、美観その他の理由によりフイルム4が貼
り付けてある。第2図に示す操作部2の正面図に
於いて、5は洗濯及び脱水時間の経過を表示する
デジタル表示部、6は水流の強さを3段階で示す
発光ダイオード点滅表示部(以下LED表示部と
する)、7は、注水口を洗濯槽と脱水槽に切り換
える操作と排水弁を開閉させる操作とを各々行な
う操作ボタン、8は溢水水位調節用の操作レバー
9の摘み、10は電源スイツチである。またフイ
ルム4はデジタル表示部5に対応させた開口を有
し、LED表示部6に対応する所には水流の強さ
「強」、「標準」、「弱」の文字が表示してあり、更
に使用する4個の操作ボタル(図示せず)に対応
する位置に操作ボタンの機能表示11を施してい
る。
ターを搭載した洗濯機1を示している。この洗濯
機1の操作部2に取り付けてある操作パネル3に
は防水、美観その他の理由によりフイルム4が貼
り付けてある。第2図に示す操作部2の正面図に
於いて、5は洗濯及び脱水時間の経過を表示する
デジタル表示部、6は水流の強さを3段階で示す
発光ダイオード点滅表示部(以下LED表示部と
する)、7は、注水口を洗濯槽と脱水槽に切り換
える操作と排水弁を開閉させる操作とを各々行な
う操作ボタン、8は溢水水位調節用の操作レバー
9の摘み、10は電源スイツチである。またフイ
ルム4はデジタル表示部5に対応させた開口を有
し、LED表示部6に対応する所には水流の強さ
「強」、「標準」、「弱」の文字が表示してあり、更
に使用する4個の操作ボタル(図示せず)に対応
する位置に操作ボタンの機能表示11を施してい
る。
前記操作レバー9は第3図に示す通り摘み8と
摺動体12から成り、この摺動体12は長孔13
を有する。前記長孔13は、操作レバー9を操作
パネル3に取り付けた時に、操作パネル3に直交
する方向に長い。そして前記摺動体12は摘み8
によつて操作パネル3の摺動孔14に沿つて上下
動する。
摺動体12から成り、この摺動体12は長孔13
を有する。前記長孔13は、操作レバー9を操作
パネル3に取り付けた時に、操作パネル3に直交
する方向に長い。そして前記摺動体12は摘み8
によつて操作パネル3の摺動孔14に沿つて上下
動する。
さて第4図に示す通り前記洗濯機1内部には、
洗濯槽(図示せず)のコーナー部を凹ませて形成
した溢水室15が設けてあり、溢水室15の前面
はストレーナ板(図示せず)によつて仕切られて
いる。前記溢水室15の内部には蛇腹状の溢水管
16が有り、この溢水管16は上部に側板17を
取り付け、最下部には排水弁(図示せず)を取付
けている。また前記溢水室15の側壁にはガイド
溝18が形成してあり、ここに前記側板17を嵌
挿させている。前記操作レバー9と溢水管16を
連結する手段としてリンク機構19が使用されて
いる。
洗濯槽(図示せず)のコーナー部を凹ませて形成
した溢水室15が設けてあり、溢水室15の前面
はストレーナ板(図示せず)によつて仕切られて
いる。前記溢水室15の内部には蛇腹状の溢水管
16が有り、この溢水管16は上部に側板17を
取り付け、最下部には排水弁(図示せず)を取付
けている。また前記溢水室15の側壁にはガイド
溝18が形成してあり、ここに前記側板17を嵌
挿させている。前記操作レバー9と溢水管16を
連結する手段としてリンク機構19が使用されて
いる。
ここで、前記リンク機構19の説明を行なう。
リンク機構19は、第5図、第6図に示す通り、
第1リンク21と第2リンク22が薄肉のヒンジ
24を介して一体に樹脂成型され、(尚、この第
1、第2リンク21,22が本考案に於ける作動
装置である。)更に第2リンク22の終端部には
円柱状で中間部を縮径して中細になつている取付
部27を突設してあり、前記取付部27に第4図
に示す通り連結棒26の上端を枢支した構成とな
つている。
リンク機構19は、第5図、第6図に示す通り、
第1リンク21と第2リンク22が薄肉のヒンジ
24を介して一体に樹脂成型され、(尚、この第
1、第2リンク21,22が本考案に於ける作動
装置である。)更に第2リンク22の終端部には
円柱状で中間部を縮径して中細になつている取付
部27を突設してあり、前記取付部27に第4図
に示す通り連結棒26の上端を枢支した構成とな
つている。
一方20は取付片で前記第1リンク21と一体
に設けられ、薄肉のヒンジ23によつて枢支され
ている。前記取付片20を操作パネル3の裏面の
摺動孔の側部に取り付け、更に第1リンク21の
ほぼ中央部より円柱形の支持棒25を突出させ、
前記支持棒25を摺動体12の長孔13に遊嵌
し、連結棒26の下端を側板17に取着する。こ
のようにして操作レバー9と溢水管16とをリン
ク機構19によつて連結する。
に設けられ、薄肉のヒンジ23によつて枢支され
ている。前記取付片20を操作パネル3の裏面の
摺動孔の側部に取り付け、更に第1リンク21の
ほぼ中央部より円柱形の支持棒25を突出させ、
前記支持棒25を摺動体12の長孔13に遊嵌
し、連結棒26の下端を側板17に取着する。こ
のようにして操作レバー9と溢水管16とをリン
ク機構19によつて連結する。
次に前記取付片20の詳細な説明を行なう。取
付片20は第5図に示す通り弾性を有する独立し
た三片に分かれており、その三片の内中央片30
を除く両側の二片が先端に爪28を有する爪片2
9となつている。爪片29は係合時に操作パネル
3の表面から突出しないために第6図a部の通り
薄肉化し、また取付け易くするために爪28をテ
ーパー状と成している。
付片20は第5図に示す通り弾性を有する独立し
た三片に分かれており、その三片の内中央片30
を除く両側の二片が先端に爪28を有する爪片2
9となつている。爪片29は係合時に操作パネル
3の表面から突出しないために第6図a部の通り
薄肉化し、また取付け易くするために爪28をテ
ーパー状と成している。
一方、前記取付片20の取付部31であるが、
この取付部31は前述の通り操作パネル3の裏面
の摺動孔14の側部に位置する。これは、第7図
及び第8図に示す通り操作パネル3の裏面に前記
二個の爪片29,29の形状に対応する二個の透
孔32,32を設け、前記中央片30に対応する
箇所をそのまま肉片33として残す。更に、二個
の透孔32,32の各々の外側縁の中央より断面
L字状の係合片34をその一端面が内方へ向かい
合うように設けている。また透孔32の端部には
ストツパー35を設けている。そして、この取付
部31は操作パネル3と同時に成型してある。
この取付部31は前述の通り操作パネル3の裏面
の摺動孔14の側部に位置する。これは、第7図
及び第8図に示す通り操作パネル3の裏面に前記
二個の爪片29,29の形状に対応する二個の透
孔32,32を設け、前記中央片30に対応する
箇所をそのまま肉片33として残す。更に、二個
の透孔32,32の各々の外側縁の中央より断面
L字状の係合片34をその一端面が内方へ向かい
合うように設けている。また透孔32の端部には
ストツパー35を設けている。そして、この取付
部31は操作パネル3と同時に成型してある。
次に、取付片20の取付手順を説明するが、ま
ず前記第1リンク21に取付けた支持棒25を操
作レバー9に設けた長孔13に遊嵌させておく。
その状態で中央片30を取付部31の肉片33の
下面に沿つて摺動させる。それに伴なつて第11
図に示す通り爪片29は透孔32に沿つて嵌挿
し、そして第12図及び第13図に示す通り爪片
29は前記ストツパー35に当接すると同時に係
合片34と係止し抜け止めを行なう。尚、前記取
付片20は、ねじれ力等にも耐えうるように第1
リンク21よりも幅広く設計してある。
ず前記第1リンク21に取付けた支持棒25を操
作レバー9に設けた長孔13に遊嵌させておく。
その状態で中央片30を取付部31の肉片33の
下面に沿つて摺動させる。それに伴なつて第11
図に示す通り爪片29は透孔32に沿つて嵌挿
し、そして第12図及び第13図に示す通り爪片
29は前記ストツパー35に当接すると同時に係
合片34と係止し抜け止めを行なう。尚、前記取
付片20は、ねじれ力等にも耐えうるように第1
リンク21よりも幅広く設計してある。
本実施例では第9図に示す通り中央片30の厚
みと係合片34の高さbは同寸法であるが別に前
記係合片34の高さbを小さくしてもよい。そう
した場合、取付片20を取付部31に取着した時
に、第10図に於いて中央片30は下方へ撓んで
肉片33の下面に圧接し、爪片29は上方へ撓ん
で係合片34への係止力がより強くなる。よつ
て、抜け止め効果が強化される。
みと係合片34の高さbは同寸法であるが別に前
記係合片34の高さbを小さくしてもよい。そう
した場合、取付片20を取付部31に取着した時
に、第10図に於いて中央片30は下方へ撓んで
肉片33の下面に圧接し、爪片29は上方へ撓ん
で係合片34への係止力がより強くなる。よつ
て、抜け止め効果が強化される。
次に本実施例では、第2リンク22の終端部に
設けた取付部27の移動を誘導するために、第1
4図、第15図に示すようなガイド板36を使用
する。第4図に示す通り、操作部3内に於いて、
摺動孔14の下方に当たる所が溢水室15内に膨
出する形となつており、その膨出部37内には上
下に亘つてガイド溝38が有り、そこに前記ガイ
ド板36を嵌挿し、ねじ止めを行なつている。前
記ガイド板36は第14図に示す通り平面板にガ
イド孔39を有し、前記ガイド孔39の上部40
は取付部27が嵌入できるくらいの大きさとし、
それ以外の部分41は前記取付部27の中細の部
分が摺動できるほどの大きさである。こうして前
記連結棒26の取付部27がガイド孔39の上部
40から嵌入し、ガイド孔39に沿つて摺動す
る。
設けた取付部27の移動を誘導するために、第1
4図、第15図に示すようなガイド板36を使用
する。第4図に示す通り、操作部3内に於いて、
摺動孔14の下方に当たる所が溢水室15内に膨
出する形となつており、その膨出部37内には上
下に亘つてガイド溝38が有り、そこに前記ガイ
ド板36を嵌挿し、ねじ止めを行なつている。前
記ガイド板36は第14図に示す通り平面板にガ
イド孔39を有し、前記ガイド孔39の上部40
は取付部27が嵌入できるくらいの大きさとし、
それ以外の部分41は前記取付部27の中細の部
分が摺動できるほどの大きさである。こうして前
記連結棒26の取付部27がガイド孔39の上部
40から嵌入し、ガイド孔39に沿つて摺動す
る。
また、ガイド孔39を第14図のような曲線形
に設計したのは、第16図に示す通り操作レバー
9の変位量と溢水管16の変位量との比を一定に
するためであり(即ちA1:A1′=A2:A2′=…=
A6:A6′)、仮にガイド孔39わ第15図のよう
に非線形にすると第17図に示す通り操作レバー
9を押下げて行くに従つて溢水管16の変位量は
小さくなる。(即ちB1:B1′=B2:B2′=…=B6:
B6′) 次に溢水水位調節動作を説明する。操作レバー
9の摘み8が最上部即ち高水位に位置している時
は、第4図に示す通りであり、支持棒25は摺動
体12の長孔13の上端部に位置し、ヒンジ24
は深く屈曲し、連結棒26の取付部27はガイド
孔39の上方に位置している。従つて溢水管16
は最も伸びた状態である。
に設計したのは、第16図に示す通り操作レバー
9の変位量と溢水管16の変位量との比を一定に
するためであり(即ちA1:A1′=A2:A2′=…=
A6:A6′)、仮にガイド孔39わ第15図のよう
に非線形にすると第17図に示す通り操作レバー
9を押下げて行くに従つて溢水管16の変位量は
小さくなる。(即ちB1:B1′=B2:B2′=…=B6:
B6′) 次に溢水水位調節動作を説明する。操作レバー
9の摘み8が最上部即ち高水位に位置している時
は、第4図に示す通りであり、支持棒25は摺動
体12の長孔13の上端部に位置し、ヒンジ24
は深く屈曲し、連結棒26の取付部27はガイド
孔39の上方に位置している。従つて溢水管16
は最も伸びた状態である。
この位置から摘み8を除々に下方へ押し下げて
行くと、ヒンジ23が屈曲し始め支持棒25は長
孔13に沿つて第4図に於ける下方に(操作パネ
ル3に対向して前方に)移動し、それに伴なつて
ヒンジ24の屈曲は除々に浅くなり、必然的に連
結棒26の取付部27はガイド孔39に沿つて下
降し連結棒26により溢水管16を低水位位置ま
で下降せしめる。
行くと、ヒンジ23が屈曲し始め支持棒25は長
孔13に沿つて第4図に於ける下方に(操作パネ
ル3に対向して前方に)移動し、それに伴なつて
ヒンジ24の屈曲は除々に浅くなり、必然的に連
結棒26の取付部27はガイド孔39に沿つて下
降し連結棒26により溢水管16を低水位位置ま
で下降せしめる。
ここで操作レバーの摘みの全移動幅をx、それ
に伴なう溢水管の全移動幅をyとし参考までに
x,yの値を述べる。
に伴なう溢水管の全移動幅をyとし参考までに
x,yの値を述べる。
従来の洗濯機では、xが70mmに対しyは50mmで
あり本実施例の洗濯機で、xが50mmに対しyは85
mmである。即ち、リンク機構を利用して操作レバ
ーの移動幅を少なくすることがきた上に溢水管の
移動幅を増幅できたことがわかる。また、前記支
持棒25の突出位置を変えることにより、この増
幅度の調節が可能である。つまり支持棒25の突
出位置がヒンジ23に近づくに従つて増幅度は上
がる。
あり本実施例の洗濯機で、xが50mmに対しyは85
mmである。即ち、リンク機構を利用して操作レバ
ーの移動幅を少なくすることがきた上に溢水管の
移動幅を増幅できたことがわかる。また、前記支
持棒25の突出位置を変えることにより、この増
幅度の調節が可能である。つまり支持棒25の突
出位置がヒンジ23に近づくに従つて増幅度は上
がる。
(ヘ) 考案の効果
本考案の装置は、取付片を取付部に対して摺動
するだけで簡単に取付ることができ、しかも取り
外そうと思えばドライバー等で爪を押し係合片と
の係止を外せば容易に取外すことができる。従つ
て作動装置を機器内に組み込んでしまつてからで
も取付け易く、また修理等の理由で作動装置を外
したい時でも容易に外すことができる。
するだけで簡単に取付ることができ、しかも取り
外そうと思えばドライバー等で爪を押し係合片と
の係止を外せば容易に取外すことができる。従つ
て作動装置を機器内に組み込んでしまつてからで
も取付け易く、また修理等の理由で作動装置を外
したい時でも容易に外すことができる。
更に、取付位置にある取付片に於いて係合片と
爪片の下面が圧接し爪片以外の取付片の上面と取
付部下面が圧接しているため上下方向のがたつき
に対して強く、係合片により爪片を両側から挟持
している形となるため左右方向のがたつきに対し
て強く、取付片を幅広にしてあるためねじれ力に
強く、また爪片と係合片が係止しているため抜け
止めを行い、爪片はストツパーにより摺動するの
を当接阻止される。
爪片の下面が圧接し爪片以外の取付片の上面と取
付部下面が圧接しているため上下方向のがたつき
に対して強く、係合片により爪片を両側から挟持
している形となるため左右方向のがたつきに対し
て強く、取付片を幅広にしてあるためねじれ力に
強く、また爪片と係合片が係止しているため抜け
止めを行い、爪片はストツパーにより摺動するの
を当接阻止される。
即ちどの方向からの力に対しても耐えられる構
造となつている。
造となつている。
第1は本考案の装置を採用した洗濯機の全体斜
視図、第2図は操作部の正面図、第3図は操作レ
バーの断面図、第4図は操作部及び溢水室に於け
る要部の側断面図、第5図は連結棒を除くリンク
機構の平面図、第6図は第5図に於けるリンク機
構の側面図、第7図は操作パネルに於ける取付部
の底面図、第8図は第7図に於けるA−A′断面
図、第9図は同じく取付片取付後の第7図相当
図、第10図は他の実施例に於ける第7図相当
図、第11図は取付片取付中の側断面図、第12
図は取付片取付後の側断面図、第13図は取付片
取付後の平面図、第14図はガイド板の平面図、
第15図は他の実施例に於けるガイド板の平面
図、第16図は第14図のガイド板を用いた時の
操作レバーの動きに伴なうリンク機構動作の簡略
図、第17図は同じく第15図のガイド板を用い
た時のリンク機構動作の簡略図、第18図は取付
装置の分解斜視図、第19図は、第18図に於け
る断面図である。 20…取付片、21,22…第1、第2リンク
(作動装置)、23…薄肉ヒンジ部、28…爪、2
9…爪片、30…中央片、31…取付部、32…
透孔、34…係合片、35…ストツパー。
視図、第2図は操作部の正面図、第3図は操作レ
バーの断面図、第4図は操作部及び溢水室に於け
る要部の側断面図、第5図は連結棒を除くリンク
機構の平面図、第6図は第5図に於けるリンク機
構の側面図、第7図は操作パネルに於ける取付部
の底面図、第8図は第7図に於けるA−A′断面
図、第9図は同じく取付片取付後の第7図相当
図、第10図は他の実施例に於ける第7図相当
図、第11図は取付片取付中の側断面図、第12
図は取付片取付後の側断面図、第13図は取付片
取付後の平面図、第14図はガイド板の平面図、
第15図は他の実施例に於けるガイド板の平面
図、第16図は第14図のガイド板を用いた時の
操作レバーの動きに伴なうリンク機構動作の簡略
図、第17図は同じく第15図のガイド板を用い
た時のリンク機構動作の簡略図、第18図は取付
装置の分解斜視図、第19図は、第18図に於け
る断面図である。 20…取付片、21,22…第1、第2リンク
(作動装置)、23…薄肉ヒンジ部、28…爪、2
9…爪片、30…中央片、31…取付部、32…
透孔、34…係合片、35…ストツパー。
Claims (1)
- 作動装置に薄肉ヒンジ部を介して一体に樹脂成
形された取付片を取付部の下面に摺動させて係合
させる取付装置に於いて、前記取付片は同一方向
に突出する三片から成り、その内両端の二片の先
端に下向きの爪を設けて爪片とし、前記取付部に
は摺動時に前記爪片を下方に逃がす透孔と、この
透孔の下方に位置し前記爪片をその摺動する方向
と逆の方向に係止する係合片と、取付位置にある
取付片に摺動方向側から近接対向するストツパー
とを設け、更に取付時に爪片以外の取付片の上面
が、前記取付部下面に密接するよう構成すると共
に、前記取付片を前記薄肉ヒンジ部よりも幅広に
したことを特徴とする部材の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP142484U JPS60112710U (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | 部材の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP142484U JPS60112710U (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | 部材の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60112710U JPS60112710U (ja) | 1985-07-30 |
JPS643843Y2 true JPS643843Y2 (ja) | 1989-02-01 |
Family
ID=30474158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP142484U Granted JPS60112710U (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | 部材の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60112710U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS458586Y1 (ja) * | 1965-02-15 | 1970-04-22 | ||
JPS5127793U (ja) * | 1974-08-21 | 1976-02-28 | ||
JPS5832172U (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-02 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | 針弁リフトセンサ |
-
1984
- 1984-01-09 JP JP142484U patent/JPS60112710U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS458586Y1 (ja) * | 1965-02-15 | 1970-04-22 | ||
JPS5127793U (ja) * | 1974-08-21 | 1976-02-28 | ||
JPS5832172U (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-02 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | 針弁リフトセンサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60112710U (ja) | 1985-07-30 |
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