JPH02108518A - ルーズクッションシート用表皮の製造方法及びルーズクッションシート - Google Patents

ルーズクッションシート用表皮の製造方法及びルーズクッションシート

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JPH02108518A
JPH02108518A JP26135988A JP26135988A JPH02108518A JP H02108518 A JPH02108518 A JP H02108518A JP 26135988 A JP26135988 A JP 26135988A JP 26135988 A JP26135988 A JP 26135988A JP H02108518 A JPH02108518 A JP H02108518A
Authority
JP
Japan
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skin material
skin
welded
loose cushion
loose
Prior art date
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Pending
Application number
JP26135988A
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English (en)
Inventor
Iwao Miyajima
宮嶋 巌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TS Tech Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seat Co Ltd
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Publication date
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はルーズクッションシート用表皮の製造方法及び
ルーズクッションシートに係り、特に防水性に富むと共
に皺の形成状態を調整できるルーズクッションシート用
表皮の製造方法及びこの表皮を用いたルーズクッション
シートに関する。
[従来の技術] 第2図で示すように従来からルーズクッションシートに
用いられるシート表皮材20は、座面部となる表皮材2
1及び側面部となる表皮材22とから構成されている。
そして、所定形状に裁断した座面部となる表皮材21の
゛周囲にギヤザーミシン等の縫製機械を用いて、捨て縫
い24を行なって意識的な皺23を寄せて加工し、この
皺23の形成された座面部となる表皮材21と、側面部
のマチ表皮材22を通常ミシンを用いて、クツション体
(図示せず)に被覆可能な立体形状にして、ミシン目2
5が露見するように縫合して形成していた。そしてこの
シート表皮材20を用いてルーズクッションシートを形
成していた。
[発明が解決しようとする課題] 上記のルーズクッションシートの表皮材20は、継ぎ目
箇所のミシン目25が意匠的効果を高めて商品価値を向
上させるものであるが、クツション体への被覆に伴って
、継ぎ目箇所が拡開して隙間が生じると共に継ぎ目の拡
開と共に縫製であるため、ミシン目から水が浸入し易く
、防水の観点において問題があった。
また人手によって皺を形成しているために、量産におい
て、製品の均一化という点においても問題があった。そ
の上、皺の大小を形成することは、それだけ手間がかか
り、製品のバラ付きを増長することとなる。
本発明の目的は、継ぎ目の拡開を防止すると共に防水性
に富み、皺の大きさを任意に形成でき、製品の均一化を
図ることのできるルーズクッションシート用表皮の製造
方法と、この表皮を用いたルーズクッションシートを提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るルーズクッションシート用表皮の製造方法
は、複数の凹部を所定間隔に備えた溶着下型の上に第1
の表皮材を載置して、前記凹部に対応する複数の押圧体
によって前記第1の表皮材を押圧する工程と、前記押圧
体によって押圧された表、皮材の上に第2の表皮材を載
置して、前記第1の表皮材の押圧体によって押圧された
以外の部分と第2の表皮材とを溶着上型によって加圧加
熱して部分的に溶着する工程と、上下溶着型の間に前記
部分的に溶着された第1の表皮材と第2の表皮材とを配
置して、これら第1の表皮材と第2の表皮材を一体に溶
着する工程とからなる構成とする。
また本発明に係るルーズクッションシートは、上記方法
により形成された表皮材を用いて形成したものである。
[作用] 本発明は、複数の凹部な備えた溶着下型の上に第1の表
皮材を載置して、前記凹部に対応する複数の押圧体によ
って前記第1の表皮材を押圧する工程によって、第1の
表皮材に皺を形成するための余剰部分を形成する。また
複数の凹部な所定間隔にすることによって、所定間隔の
皺を形成することができる。そして押圧体によって押圧
された第1の表皮材の上に第2の表皮材を載置して、第
1の表皮材の押圧体によって押圧された以外の部分と第
2の表皮材とを溶着上型によって加圧加熱して部分的に
溶着する工程で、第1の表皮材と第2の表皮材を部分的
に接合する。さらに上下溶着型の間に部分的に溶着され
た第1の表皮材と第2の表皮材とを配置して、これらの
表皮材を一体に溶着する工程によって、第1の表皮材と
第2の表皮材を接合してル−ズクツションシート用表皮
を形成する。また上記のようにして形成された・ルーズ
クッションシート用表皮を用いてルーズクッションシー
トを形成する。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。な
お、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するも
のでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することが
できるものである。
本発明のルーズクッションシートSは、後述する製造方
法によって形成されたルーズクッションシート用表皮H
な用いる。即ち、第1A図で示すように、ボトムプレー
ト7上にクツション材8を載置して、上記ルーズクッシ
ョンシート用表皮Hでクツション材8を被覆したもので
ある。
また第1C図乃至第1H図に基づいて本発明方法に係る
ルーズクッションシート用表皮の製造の一実施例を説明
する。先ず本例の方法は、第1C図で示すような第1の
表皮材1と第2の表皮材2を部分的に高周波溶着なする
ための上下型11.12と、第1H図で示すような押圧
体としての中棒13と、第1F図で示すような上下の高
周波溶着型14.15を用いる。
本例で示す第1の表皮材1と第2の表皮材2を部分的に
高周波溶着なするための型11゜12は、下型11に複
数の凹部11a、llb。
11c、lidが形成されており、この複数の凹部11
a、llb、llc、lidは、その深さが例えば次の
ように構成されている。すなわち凹部11a、llb、
llcは浅く、凹部lidは深く形成する。そしてこれ
らの凹部11a。
11b、llc、lidは、浅い凹部11a。
11b、llcでは、後述する皺を小さくすることがで
き、深い凹部lidでは皺を大きくすることができる。
また各凹部11a、llb。
11c、lidの間隔(ピッチ)Xを所定間隔に設定す
ることにより、皺と皺の形成ピッチを所望に形成するこ
とができる。また下型11の上面16は、平面となって
おり、上型12の下面17と当接するように形成されて
いる0本例の上型12は平面に形成されているが、下型
11と同様に、溶着部だけを下型11の上面16と当接
できるように凹凸に形成することも出来る。
押圧体としての中棒13は、上記凹部11a。
11b、llc、lidが形成された下型11の各凹部
11a、llb、llc、lidに配置されるものであ
り、各凹部11a、llb。
11c、lidに対応した棒体13aと、これらの棒体
13aを連結する連結体13bとから構成されている。
なお棒体13aは、凹部11a。
11b、llc、lidの深さに対応して、断面円形、
楕円形等の種々の形状を用いることができる。
高周波溶着型14.15は、通常の上下型からなる別個
の装置を用いることも出来るが、前記凹部を有する下型
11を移動できるように構成して、上面が平面の別の下
型を用いて、上記第1の表皮材1と第2の表皮材2を部
分的に高周波溶着なするために使用した上型12を用い
ることも出来る。
上記各装置を用いて、ルーズクッションシート用表皮H
を製造するが、先ず、第1D図で示すように、複数の凹
部11a、llb、llc。
lidを備えた下型11の上に第1の表皮材1を載置す
る。第1の表皮材1としては、溶着が可能な伸びの良い
表皮材が好ましい。そして、第1の表皮材1の上から、
下型11の凹部11a。
11b、llc、lidに対応する位置に、押圧体とし
ての中棒13の棒体13aを配置して、第1の表皮材1
を凹部11a、flb、llc。
lid内へ押圧する。このようにすると、第1の表皮材
1は、下型11に沿って凹凸状に配置されることとなる
次に、中棒13によって押圧された第1の表皮材1の上
に第2の表皮材2を載置する。そして第1の表皮材の中
棒13によって押圧された以外の部分、すなわち凹凸状
に配置された第1の表皮材1の凸部となる下型11の上
面16で、第2の表皮材12が当接する部分を、第1E
図で示すように、部分的に溶着する。溶着は高周波ウエ
ルダ加工、超音波加工その他の熱融着加工によって行な
う。このようにすると、第1の表皮材1は、第2の表皮
材2と溶着する部分5と、溶着していない部分6とがで
きるが、第1の表皮材1の溶着していない部分゛6は、
余剰表皮部分となる。
次に、上記のようにして部分的に溶着された第1の表皮
材1と第2の表皮材2とを、上下型14.15からなる
溶着型の間に配置して、これら第1の表皮材1と第2の
表皮材2を一体に溶着する。溶着は上述と同様に熱融着
加工によって行なう。このとき、第1F図で示すように
、第1の表皮材1の余剰部分すなわち溶着していない部
分6を一方方向(本例では左方向)に位置させると各皺
のピッチを所定通りに形成することができる。そして、
第1G図で示すように、第2の表皮材2を折返して、第
1の表皮材1と第2の表皮材2との重複部分にステッチ
ウエルダ等の機械で、飾のミシン目4を形成して、ルー
ズクッションシート用表皮Hが形成される。
[発明の効果] 本発明は上記のように構成されているので、本発明のル
ーズクッションシート用表皮の製造方法及びルーズクッ
ションシートによれば、皺の大きさ皺のピッチ等を任意
に設定することができる。
また熱融着加工によっているので防水効果を高めること
ができると共に、縫製の場合に比して継ぎ目の拡開を防
止できる。さらに量産における製品の均一化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を示すものであり、第1A図は本発明に
係るルーズクッションシートの斜視図、第1B図はルー
ズクッションシート用表皮の概観図、第1C図乃至第1
H図はそれぞれ製造工程を説明する概略説明図であり、
第2図は従来例を示す説明図である。 1・・・第1の表皮材、  2・・・第2の表皮材、3
・・・皺、        11・・・溶着下型、11
a、1 lb、11c、11d・・・凹部、12・・・
溶着上型、    13・・・抑圧体(中棒)、14.
15・・・溶着上下型、 S・・・ルーズクッションシート、 H・・・ルーズクッションシート用表皮。 特許出願人二東京シート株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の凹部を所定間隔に備えた溶着下型の上に第1
    の表皮材を載置して、前記凹部に対応する複数の押圧体
    によって前記第1の表皮材を押圧する工程と、前記押圧
    体によって押圧された表皮材の上に第2の表皮材を載置
    して、前記第1の表皮材の押圧体によって押圧された以
    外の部分と第2の表皮材とを溶着上型によって加圧加熱
    して部分的に溶着する工程と、上下溶着型の間に前記部
    分的に溶着された第1の表皮材と第2の表皮材とを配置
    して、これら第1の表皮材と第2の表皮材を一体に溶着
    する工程と、からなるルーズクッションシート用表皮の
    製造方法。 2、請求項1の表皮材を用いて形成したルーズクッショ
    ンシート。
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