JPH02107833A - 電磁ブレーキ - Google Patents

電磁ブレーキ

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JPH02107833A
JPH02107833A JP1143195A JP14319589A JPH02107833A JP H02107833 A JPH02107833 A JP H02107833A JP 1143195 A JP1143195 A JP 1143195A JP 14319589 A JP14319589 A JP 14319589A JP H02107833 A JPH02107833 A JP H02107833A
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JP
Japan
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electromagnet
armature
brake
electromagnetic brake
piston
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JP1143195A
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Ferdinand Baldassarre
フェルディナンド バルダッサーレ
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Moteurs Leroy Somer SAS
Original Assignee
Moteurs Leroy Somer SAS
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Publication date
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/02Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
    • B66B5/16Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well
    • B66B5/18Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well and applying frictional retarding forces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D55/00Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
    • F16D55/02Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
    • F16D55/22Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads
    • F16D55/224Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members
    • F16D55/2245Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members in which the common actuating member acts on two levers carrying the braking members, e.g. tong-type brakes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はクランプ・ジョー付き電磁ブレーキに関する。
本発明は特に、エレベータの制動に特に適した電磁ブレ
ーキに関するものである。但し、本発明はこの種の用途
に限定されるものでない。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕公知の
ように、エレベータは通常ブレーキ・モータで作動する
。このブレーキ・モータなるものは一般に電磁石と、こ
の電磁石の付勢時には同電磁石によって引き寄せられま
た電磁石の非付勢時にはばねを形成する手段にて電磁石
から引き離れさせられる電機子とを含んでおり、これら
の電磁石と電機子とは各々、制動対象をクランプするた
めのジョーを担持する2つの回動アームどうしの間にヒ
ンジ取付けされている。
制動対象は通例、モータ・シャフトに取付けられた回転
円筒ドラムであり、ブレーキ・ライニングは円筒形であ
りしかもその内径が回転ドラムの外径に実質上等しくな
っている。この種のブレーキはまた一般的にはフェール
・セーフ形のものであり、このフェール・セーフ形とい
うのは、ばねの作用でブレーキが投入されかつ、そのば
ねの作用に抗して電機子を引き寄せる電機子が付勢され
るとブレーキが解除されるという意味においてである。
従ってブレーキは停電が起ればばねにより投入される。
この種のブレーキは、ばねと電磁石のそれぞれの力によ
る唐突な作動や騒音が大きい等の不都合がある。電磁石
が付勢されると、電機子が電磁石のヨークへ突然に引き
寄せられ、この電磁石へ加わるインパクトにより金属ど
うしの騒々しい打合ノイズが生じてしまう。給電が停止
すると、ばねが作動しての、ドラムに対するジョーのイ
ンパクトでもやはり打合ノイズが生じてしまうが、これ
はブレーキ・ライニングが設けられているためにそれほ
ど大きいノイズではない。しかし、更には、これらの繰
返し生じるインパクトは長く使用しているうちに、機械
的な支承面のコーキングや、従って、ノイズを増すと共
に制動精度を損なうがたの原因となる。
特に車両用としてはドラム・ブレーキ、ディスク・ブレ
ーキ等の空圧もしくは油圧ブレーキも知られている。か
かるブレーキは機能的には満足すべきものであるが、エ
レベータに使用する場合、定期的な保守を必要とする油
圧もしくは空圧制御装置の設置を必要とする。
従って、空圧ジヤツキ作動式電磁ドラム・ブレーキの場
合、本体とジヤツキのピストンの相対的な運動に抵抗を
与えるためにジヤツキに平行に制動子を設けることがこ
れまでに提案されている。
かかる解決策は圧縮空気供給源を備えた設備に対するも
のであって、可動部品の互いに他に対する相対変位が比
較的大きい状況には適用できかねる。更にこの解決案で
は寸法が極めて大きくなってしまう。
最後に、エレベータを作動するために、特に静かで精密
な、また全く回転部品を含んでいないリニア・モータが
最近開発されているが、これとても音の静かな新しいタ
イプの電磁ブレーキの開発を要する。
従って本発明の目的は、上記種類のものであって、騒音
が低く、唐突作動せずしかもエレベータに、特にリニア
・モータ作動式エレベータに使用するのに適した電磁ブ
レーキを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の主題をなす電磁ブレーキは電磁石と、この電磁
石が付勢されると、その電磁石によって引き寄せられか
つ電磁石が付勢状態にない時にはばね手段によって同電
磁石から引き離される可動電機子とを含んでおり、これ
らの電磁石と電機子とは各々、制動対象をクランプする
ためのジョーを担持する2つの回動アームどうしの間に
ヒンジ取付けされている。この電磁ブレーキは更には制
動子を含んでいて、これが電磁石と相対的な電機子の運
動に対して抵抗を加えてブレーキの投入、解除の速度を
制御かつ低減する。
本発明によれば、この電磁ブレーキにおいて、上記制動
子は上記の電磁石と電機子とからなる組立内に統合され
る。
上記のように制動子が設けられているので、電機子やブ
レーキ・ジョーのいずれかへの方向への運動の突発性が
なくなり、従って、結果として制動力を低下させること
なくこれらの運動に伴なうインパクトや対応したノイズ
を実質的に除去できるものである。これらのインパクト
の除去で上記のコーキング効果が除かれる。
更に、制動子が、電機子と電磁石とから構成される上記
組立内に統合されるので本発明の電磁ブレーキの構造を
極めてコンパクトにでき、このことは電磁ブレーキとし
てもまた数多のその用途においても有利な点である。
本発明の第1の好適例において、上記制動子は油圧式で
ある。
圧縮できない油圧流体を使用するこの油圧制動子は、そ
のレスポンス・カーブが極く明確で再現性が高いので、
エンジニアとすれば、電磁石や制動対象を駆動するモー
タのそれぞれのオン、オン時間を極めて精密に調整でき
る。
本発明の別の利点によれば、上記制動子は電磁石の中心
に配設され、その長手方向軸線は電磁石および電機子の
長手方向軸線と一致しており、電磁石のヨークが制動子
の本体を形成しており、上記ばねも電磁石と電機子の中
心にかつその軸線に沿って配設されており、ピストンが
電機子と一体になっておりまたそのピストンには長細い
軸方向開口が貫設されていて、この開口は外に現われる
ことなくピストンの柄部の中に延びて空洞に入り込んで
ふり、またこの制動子の本体と一体の案内棒が上記の開
口と空洞に入り込んでいる。電磁石の、実質上不活動の
軸方向部分に沿ってこのように収容された制動子は電磁
石の全体寸法をほとんど増すものでない。こうして、全
体寸法が小さく、構造が単純、しかも電機子の常とう的
に限られたストロークにもかかわらず制動作用の有効な
ブレーキが得られる。
本発明の好適実施例においては、電磁ブレーキは給電の
ない場合にはばねの作用で機能し、電磁石は同電磁石の
付勢時にはばねの作用に抗してジョーを解放し、またエ
レーベに使用する場合、エレベータはそのかごまたはつ
り合いおもりの上に少なくとも1つの電磁ブレーキを含
み、その各々がかごまだはつり合いおもりのガイド・レ
ールを閾持する。エレベータはリニア・モータ式である
のが好ましい。
この種の極めてフレキシブルかつ特に低騒音のモータで
は、ブレーキの投入を待つ一方でかごを静止させるため
に電流を調整できるので、この徐動、低騒音電磁ブレー
キの動作モードはエレベータをスムーズ、精密かつ静か
に操作するに正にうってつけであり、エレベータ利用者
の乗心地や安全を向上させるものである。更に、本発明
の電磁ブレーキはモータの中に回転部品が設けられてい
ないことを埋合せることができる。
〔実施例〕
次に、添付図面に従い、本発明を更に詳しく説明する。
第1図はエレベータのかごへおよびつり合いおもり4の
概略平面図である。かご1は2本の垂直ガイドレール2
,3により案内される。またつり合いおもり4はガイド
レール2.3と平行な2本の垂直ガイドレール5.6に
よって案内される。
エレベータはつり合いおもり4に取付けられたリニア・
モータによって作動される。この目的で、つり合いおも
り4はその垂直な長手方向軸線に沿って軸方向開口8を
有し、この開口には強磁性金属で作られた固定の、垂直
な、実質上円筒形のバレルクが通っている。上記開口8
を中心としてつり合いおもり4の上にはリニア・モータ
の磁石、巻線その他の構成部品が配設されており、これ
らは参照番号9で略示されている。
第2図に示す例において、例えばコンクリート製のつり
合いおもり4には本発明の電磁ブレーキ10が4つ設け
られており、それらブレーキは2つずつ対して上下に分
けられつり合いおもり4の側部溝11.12の中に設け
られていて、それらに向き合って設けられているガイド
レール5・6の中央フランジ5a、6aを把持すること
ができる。
公知のように、かご1とつり合いおもり4とはプーリ 
(図示せず)にかけられたケーブル2a。
2bによって互いに結合されている。
第3図、第4図、第5図に示す詳細実施例において、電
磁ブレーキ10は巻線電磁石13と、可動電機子14と
を含んでおり、この電機子14は軟鉄製で、電磁石13
がオンするとその電磁石13によって引き寄せられ、ま
た電磁石13がオンでない場合はばね15によって電磁
石13から引き離される。
上記電磁石13の構成要素はヨーク16と巻線17であ
り、この巻線17はリード線18を通じて1組の整流器
(図示せず)による直流で付勢される。
上記の電磁石13と電機子14とはジョー23を担持す
る2本の回動アーム21.22の間にそれぞれヒンジ取
付けされており、上記ジョーは各々がブレーキ・ライニ
ング24を備えると共に、上記ジョーと相対的に移動す
るレール6の中心フランジ6aをばね15の作用でクラ
ンプすることによってつり合いおもり4とかご1を制動
する。上記アーム21゜22はレール6に対して直交し
ている。
図示例において、アーム21 、22はそれぞれが2本
の平行なリブ21a 、21b 、22a 、22bか
らなり、それらリブは片端が対応のヒンジ点19.20
を包囲しかつ、他端がその長さの大部分にわたる、例え
ば溶接により、プレート25.26に固定され、このプ
レートはジョー23を担持しかつ、ジョーを担持してい
る領域において(第3図)ブレーキの外側に向って若干
弯曲させられている。こうして、ブレーキが投入される
と、ジョーはレール6の中央フランジ6aと平行になる
第4図に示す例においては、プレート25.26は各々
、レール6の長手方向において、寸法が電磁石13の外
径に実質上等しくなっており、また2つのジョー23を
担持しており、それらジョーはその各々が備えるライニ
ング24と共にねじ27によって固定されている。
第3図に特に示すように、アーム21.22は電磁石1
3とクランプ・ジョー23との間にレール6とは平行に
設けられている共用シャフト28を中心に回動自在に取
付けられている。
上記目的で、各プレート25.26はそれぞれ2つのフ
ランジ29.30を有しており、これらフランジは例え
ば溶接により、プレートと直交して、ブレーキの内側に
向ってかつアーム21 、22とは平行に固定されてい
る。これらのフランジ29.30はスピンドル(シャフ
ト)28、レール6の方向に離隔されている。またこれ
らのフランジ29.30は各々が、シャフト28を受容
しかつこのシャフトを中心としてアーム21.22を回
動させるベアリングを形成する心合した開口が穿設され
ている。
小さいばね31が設けられていて、これが電磁石の付勢
時におけるジョー23の引き離しを容易にし、特に、シ
ャフト28の周囲およびヒンジ点19.20におけるが
たを除去する。
ジョー23に近接した位置にあってプレート25のタッ
プ孔に螺合したリリースねじ32により、戻しばね15
の作用に抗する力でジョー23を引き離すことができる
ので、ブレーキが静止して通常に投入されている時にラ
イニング24に接近しこれを保守することができる。ア
ーム21の2つのリブ21a。
21bどうしの間に、回転できないが直進移動自在に、
ロックされているねじ32に例えばNYL 5TOPの
商品名で市販されている公知のナツト33が螺着されて
いて、これかばね150力によるねじ32の不要な回転
を防止する。
ブレーキ10はそのシャフト28によって何らかの公知
手段を用いて自身の支持体に固定される。このように、
第2図、第4図に示す実施例では、つり合いおもり4の
両側に位置する2つのブレーキ10が同じシャフト28
に取付けられ、このシャフトの各端にはそのシャフト2
8をつり合いおもり4に取付けるためのタップ孔53が
設けられている。
本発明においては、ブレーキ10は制動子34を含んで
おり、この制動子34は電磁石13と相対的な電機子1
4の運動に対して抵抗を与えて、ブレーキ100投入、
解除スピードを制御かつ低減させるものである。第3図
に詳示するように、この制動子34は電磁石13の中心
に置かれ、その長手方向軸線は電磁石13および電機子
14の軸線に一致している。
図示例において、制動子34は、電磁石13のヨーク1
6の中央溝部からなる本体35と、電機子14に固定さ
れたピストン36とを含んでいる油圧式制動子である。
第3図、第5図に示すように、ピストン36には較正さ
れたオリフィス37が貫設されていて、このオリフィス
は電磁石が付勢された場合には電磁石13により、また
そうでない場合には戻しばね15により加えられる圧力
で本体15内のチャンバ38a。
38bに入れられている油圧流体を流れさせる。
上記本体35は、ピストン36の柄部39が位置する側
において、柄部39がその軸線に沿って通されている固
定底片40により閉じられている。この固定底片40は
ばね15の作用で本体35の内面の内肩部41に対し所
定の位置に保持され、チャンバ38bを密閉する。図示
例において、この固定底片40は上記の目的でその外側
面においては、上記外側面と、この外側面が相対的に不
動である。本体35の内側面との間の密封作用を確実に
するシール42を、またその内側面には、上記内側面と
、これに対しては移動自在の、ピストン36の柄部39
の側面との間の密封作用を確実にする2つのシール43
.45を含んでいる。
上記本体35にはピストン36と本体35との間に位置
するチャンバ38aに油圧流体を充填するオリフィス4
5と、ピストン36と底片40との間に位置するチャン
バ38bに充填するオリフィス46とが貫設されている
。これらのオリフィス45.46はそれらの対応の例え
ばめねじ部に螺合されるプラグ47.48によりそれぞ
れ密閉される。オリフィス45.46は第3図の断面上
ではなく直交面上に設けて、ブレーキがその動作位置(
第4図)に取付けられた時に電磁石13のヨーク16の
頂部に上記プラグ47.48が位置して油圧流体の充填
が容易になるようにするのが好ましい。
第3図、第5図の実施例では、ピストン36には細長い
軸方向開口が貫設されており、この開口は外に現われる
ことなくピストン36の柄部39内に延びて空洞49に
入り込んでおり、また制動子34の本体35および電磁
石10のヨーク16と一体の案内棒50が上記開口およ
び空洞49に貫入している。この案内棒50の外径は上
記開口や空洞49の内径より若干率さいので、柄部39
は案内棒50を中心として摺動自在であると共に、ピス
トン36と柄部39を精密案内しかつ柄部39と案内棒
50との間、空洞49の底とチャンバ38aとの間に油
圧流体を自由に流れさせる。この流体の充填と流れとを
容易にするために、案内棒50の周囲に長手方向の溝5
4を設けて空洞49とチャンバ38aとを結合させるの
が好ましい。
第3図、第5図に示すように、電磁石13に向き合って
置かれた電機子14の表面にはブロンズ、アルミ、ステ
ンレス等の非磁性材で作った薄いプレート51が固定さ
れているので電磁石13がオフになると残留磁気で電機
子14が電磁石14に付着するのが防止される。
第5図、第6図に詳ホするように、ピストン36の柄部
39を包囲するばね15はその片端が制動子34の本体
35の底片40に、また他端が、電機子14の軸線に沿
って形成されたボア56の底55に、それぞれ係止し、
上記底55は軸方向の開口57を有し。この開口にはピ
ストン36の柄部39が通されている。
第5図に示すように、電機子14を構成するのは軸方向
ボア56、軸方向開口57を有し、ばね15を包囲し、
ピストン36の柄部39に取付けられ、かつ上記ピスト
ン36と相対的に軸方向に移動自在の中央ハブ58と、
この中央ハブ58に取付けられ、同ハブと相対的に軸方
向に移動自在の周辺プレート59である。
上記軸方向開口59の内周壁は制動子34のピストン3
6の柄部39に形成されたおねじ部52に整合しためね
じ部60を有しているので、上記ハブ58を柄部39に
対して螺着脱でき、従って柄部39上のハブ58の位置
およびばね15の圧力を調整することができる。
上記ハブ58の外周壁にはおねじ部61が、またプレー
ト59の内周壁には上記おねじ部に整合しためねじ部6
2が、それぞれ形成されているので、ハブ58に対して
プレート59を螺着脱でき、従って、電磁石13と電機
子14のプレート59との間のエア・ギャップの幅(e
)と共にハブ58上のプレート59の位置を調整するこ
とができる。
ハブ58の柄部39へのロックは、公知の市販されてい
る種類の逆止ナツト70、例えばノツチ付きナツトをも
ってなされている。
同様に、プレート59は公知種類の逆止ナツト71でハ
ブ58にロックされる。
更には、電磁ブレーキは電磁石13と相対的な、電機子
14の周辺プレート59の回転を防止する手段63.6
4を含んでいる。
図示実施例において、上記手段としては電磁石13と向
き合ってかつ電機子14の軸線を中心として等間隔で配
設されて電機子14のプレート59の表面に形成された
溝63と、電磁石13のヨーク16に形成された座部6
5に設けられた退避自在のほぞ64とがある。このほぞ
64は上記の溝63の1つへ貫入して電磁石13と相対
的な電機子14のプレート590回転を防止するための
ものである。
また上記のほぞ64は電機子14のプレート59とは反
対の側で延びてロッド66となっており、このロッドは
電磁石13のヨーク16を貫通して同ヨークの外側に向
って突出している。
第6図に詳示するように、ばね67が上記のほぞ64と
座部65の底との間に設けられている。このばね67は
電機子14のプレート59に向ってほぞ64を恒常的に
偏倚させ、第5図に示すようにほぞ64を溝63の1つ
に係合させて保持するものである。
更に、例えばボア56を越えた位置のハブ58の部分に
2つの掻上向合った径方向ボア68が設けられている。
これらのボアにより柄部39を中心とするハブ58の回
転を容易にするために工具(図示せず)を挿入できる。
他方、めねじ部60.62およびおねじ部52.61は
例えばl mm等の同一ピッチのものとするのが好まし
い。
制動子34と電磁石13とを組付ける場合、案内棒50
は例えば螺着により、電磁石15のヨーク16の軸線に
沿って密封固定される。ピストン36およびその柄部3
9は案内棒50に嵌合させられる。シール42゜43.
45を備えた底片40が所定位置に配される。
次に、ほぞ64が後続するばね67が座部65に挿入さ
れる。ばね15はピストン36の柄部39の囲りに挿入
され、また前もってプレート59が螺止されているハブ
58が上記柄部39に螺止されて、所望の圧力の得られ
るまでばね15が圧縮されるが、この場合、ほぞ64を
座部65の中へ完全に退避させるようにばね68を圧縮
しながら注意深くロッド66が引かれる。
従ってほぞ64はハブ58を中心とするプレート59の
回転を阻止できなくなる。
次にプレート59が、電磁石13と電機子14との間の
エア・ギャップの所望幅(e)が得られるまでハブ58
に対して螺着脱される。更に、ロッド66が解放される
とほぞ64が貫入する最も近い溝63の正面に座部65
が位置するようにプレートがどちらかの方向に若干まわ
される。
ここでハブ58を所定位置にロックするために柄部39
に逆止ナツト20が螺着され1、またプレート59を所
定位置にロックするために逆止ナツト71がハブ58に
螺着される。
電磁石と電機子とからなる組立は次にブレーキのアーム
21.22に組付けられる。
ねじ部がlll1mの同一ピッチである上記例において
、また4つの溝63がブレーキ59に設けられていれば
、エア・ギャップの幅(e)を0.25mmの連続ステ
ップで調整することができる。
この例においては、プレート59だけをハブ58と相対
的に回転させれば幅(e)はばね15の圧力を変えずに
上記のように調整される。ハブ58と電機子14とを同
時に回転させると、ばねの圧力とエア・ギャップの幅は
同時に調整される。
また、プレート59を電磁石13のヨークに対して所定
位置にほぞ64によりロック状態に保持してハブだけを
回転させることもできる。こうしてばね15の圧力はエ
ア・ギャップの幅を変えずに調整される。
更に、柄部59へのハブ58の螺着は逆止ナツト70お
よび、ばね15がハブへ恒常的に加える圧力によりロッ
クされる。ハブ58へのプレート59の螺着について言
えば、これはほぞ64、逆止ナツト71により所定位置
にロックされる。
ここで第1図〜第6図に従って本発明の電磁ブレーキ1
0の動作モードについて述べる。
電磁ブレーキ10は第3図、第5図にそのクランプされ
た位置を示されている。電磁石13が付勢されていない
ので、ばね15は電磁石のヨーク16と電機子14とを
互いに他から引き離そうとする。アーム21.22はシ
ャフト28を中心に回動していて、ばね15の力をジョ
ー23および、レール6の中心フランジ6aをクランプ
するライニング24へ伝達する。
電磁石13の巻線17がリード線18を通じて付勢され
ると、電磁石13が発生させる磁力はばね15の力より
大きくなって電機子14がばね15の作用および制動子
34の作用に抗してヨーク16に向って引き寄せられる
。電機子14の引き寄せ力は柄部39によってピストン
36へ伝達される。この圧力により、ピストン36と本
体35との間にあるチャンバ38aの中に充填されてい
る油圧流体は較正されたオリフィス37を流れ、こうし
てプレート51がヨーク16と接触し、ピストン36両
側の油圧流体の圧力が同一となるまでピストン36が本
体35に向って移動させられる。
ブレーキ10はこうして解除位置となり、ジョー23が
引き離され、ブレーキ・ライニング24がこの段階では
ガイド・レール6の中央フランジ6aを押圧していない
。更に、ばね31が作用してジョー23を完全に引き離
し、シャフト28の周囲およびヒンジ点19.20にお
けるガタを除去する。
なお、上記のブレーキ解除位置においては、強制力は、
ばね31の出す力で極めて小さいものを除き、様々なヒ
ンジ点19.20およびシャフト28へ加えられないの
で、ブレーキ10がそのシャフト28を中心に実質上解
除となり、これによって、レール6に対するブレーキ1
0の自動復心作用により、レール6の中央フランジ6a
に対するライニング2401つの擦れ、従って同フラン
ジ6aの摩耗が防止される。
また、ここに示す実施例にふいては、制動子34が電機
子14の移動に対して加える抵抗はブレーキ解除方向の
ほうが投入(クランプ)方向よりも大きい。これは、第
1方向において有効な、本体側のピストン表面が、第2
方向にふいて有効な、柄部側の表面より大きいためであ
る。これは下記事実に対応する。すなわち、ブレーキ解
除状態においてヨーク16に係合する電機子14の打合
ノイズが、ブレーキを投入した状態における中央フラン
ジ6aに係合するライニング24の打金ノイズよりも、
プレート51の設置にも拘わらず大きい。
従って本発明の利点は、電機子の両方向へのストローク
が極めて小さいもかかわらず効率的に作用し得るよう設
計された制動子を、機械的見地から単純かつコンパクト
な構造が特に有益であるという点で電磁石の全体寸法を
実質上変更しないで電磁石と組合わせたこと、またリニ
ア・モータ作動式のエレベータの最新技術に特に適して
おりかつエレベータ利用者の乗心地と安全とを実質上向
上するブレーキを提供できることである。
本発明の電磁ブレーキは静かでスムーズな動作を可能に
しかつ極めて信頼性が高く摩耗に強い単純構造を有する
ものである。
当該技術関係者において理解される通り、リニア・モー
タ作動式エレベータの場合、一方では、つり合いおもり
とかごとを静止させている電流が遮断される瞬間に対し
てブレーキ投入の瞬間を制動子34のレスポンス時間に
従って調整すると共に、もう一方では、エレベータ走行
を開始するためにリニア・モータをオンする瞬間に対し
てブレーキ解除の瞬間を調整することが必要で、いずれ
も深重な調整でなければならない。制動子のレスポンス
時間は明らかに、同制動子の特性、電磁石13および戻
しばね15のそれぞれの力、および油圧流体の粘度に左
右される。
なお、油圧流体の粘度に関しては、電磁石の軸線に沿っ
た制動子を備えた上記電磁ブレーキ構造は、流体が電磁
石内の発生熱によって加熱され、エレベータの通常使用
期間において冷える心配がないようになっている。
極めて低温の状態で、流体が凝結すると、ブレーキはブ
ロック状態から脱せずエレベータは始動しない。電磁石
へ給電することによって始動を数回試ると油圧流体が急
速に熱し、状況のいかんにかかわらず安全が保証される
本発明の電磁ブレーキの特性を例として以下に述べる。
電磁石のヨーク: 外  径          約170[[1IIl内
  径          約 60+nm制動子: 本体内径        約 55mm柄部外径   
     約 31加 柄部内径        約 17mm流体粒度VG 
       約 68cs (40℃)ばね15のカ
ニ          250kg電磁石のカニ   
       300kg電磁石電源ニ ブレーキ解除      約220V 解除状態の保持     約 50V シヤフト28の軸線に対する距離: 電磁石の軸線      約130aunライニングの
軸線    約130+n+nばね31のカニ    
   約5〜6 kg較正オリフィス37の直径: 約
2m+n電機子14のストローク:  約1〜2mmラ
イニング24の総間隔:  約1〜2mm制動子のレス
ポンス時間: 約1秒 既存の規制に従って、上記特性をもった2つの電磁ブレ
ーキの各レールに設けたつり合いおもり(第2図、第4
図)、に関して試験を実施した。これら試験結果によれ
ば、運転中、取付けた4個のブレーキのうち3個だけを
使用して600kgの質量差(かごとつり合いおもりと
の)を静的に制動できる。すなわち、使用ブレーキ1個
につき200kgの質量差を静的制動可能できることが
判明している。
勿論本発明は以上に述べて来た実施例や応用に限定され
るものでなく、それら実施例や応用は本発明の範囲を逸
脱することなく、多くの変更、改変が可能である。
このようにリニア・モータ作動式エレベータの場合、ブ
レーキはかごに取付けて、つり合いおもりには取付けな
くてもよい。勿論ブレーキは、回転モータ、特に直流モ
ータと使用でき、この場合、ブレーキの静かな動作が評
価されよう。このように、ブレーキはエレベータのかご
まだはつり合いおもりのガイドレールおよびモータのシ
ャフトに取付けられたディスを等しくクランプできる。
本発明のブレーキの使用はエレベータのみに限らず、あ
らゆる種類の昇降作業および、−船釣には、電磁ブレー
キの緩動および低騒音性が望まれるあらゆる駆動作業に
使用できる。
また、本発明の電磁ブレーキの各構成部品の構造、寸法
、形状およびそれぞれの配置を変えることができる。こ
うして制動子は油圧ではなく、空圧式でもよく、また電
磁石の軸線に沿った配置ではなくてもよい。更に、制動
子は主として制動方向に作用させるようにしてもよいの
で、本発明は、ばね投入され、電磁石付勢により解除さ
れる方式の安全形あるいは停止形ブレーキに限定されな
い。
またピストン36にはそこに流体を流すオリフィス37
を数個設けてもよい。
更に、第5図に実施例において、2部材構成の電機子は
ピストンではなくシリンダの本体に一体化させてもよい
。更には、電磁石のヨークは前記の電機子構造に替えで
あるいはそれに加えて2個の同心部材として作ってもよ
い。
同様に、ハブ58にプレート59をロックする手段を単
一の逆止ナツト71に限定することもできる。
また、電磁石13にプレート59を心合するほぞ64を
数個設けてもよく、あるいはハブ58を強制して柄部3
9およびプレート59と相対的に双方を回転させること
によって、エア・ギャップの幅を変えないでばねの張力
だけを調整するためだけに使用するほぞを1個もしくは
数個設けてもよい。後者の場合、座部65・66は構成
が別のものとなり、例えばその全長にわたって直径を均
一にして、調整時にはほぞを外側からこの座部に挿入す
るようにしてよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はエレベータのかごおよびつり合いおもりの概略
平面図であり、つり合いおもりはリニア・モータと、本
発明の実施例になる電磁ブレーキを備えており、また第
2図の線1−Iにより水平断面図示されており、 第2図は第1図に示すつり合いおもりの概略側面図、 第3図は第1図、第2図に示す電磁ブレーキの一部断面
拡大側面図、 第4図は第2図の細部を拡大図示したもので、互いに隣
接した2つの電磁ブレーキを示しており、第5図は第3
図の細部を拡大図示したもので、制動子が電磁石の中心
に設けられているところを示しており、 第6図は第5図の細部の拡大図示である。 1・・・かご、 2・3,5゜ 4・・・おもり、 IO・・・ブレーキ、 14・・・可動電機子、 16・・・ヨーク、 23・・・ジョー 34・・・制動子、 36・・・ピストン、 39・・・柄部、 52・・・ねじ部、 56・・・ボア、 58・・・中心ハブ、 61・・・ねじ部、 64・・・ほぞ、 6・・・ガイドレール、 8.9・・・リニア・モータ、 13・・・電磁石、 15・・・ばね手段、 21 、22・・・回動アーム、 28・・・共用シャフト、 35・・・本体、 37・・・オリフィス、 40・・・底片、 55・・・底部、 57・・・軸方向開口、 59・・・周辺プレート、 63・・・溝部、 65・・・座部。 −「 −一 手 続 補 正 書(方式) 補正の対象 明 細 書 平成1年10月 日 7゜ 補正の内容 明細書の浄書(内容に変更なし)

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電磁石(13)と、この電磁石(13)が付勢さ
    れると、その電磁石(13)によって引き寄せられかつ
    電磁石(13)が付勢状態にない時にはばね手段(15
    )によって同電磁石(13)から引き離される可動電機
    子(14)とを含んでいて、上記の電磁石(13)と電
    機子(14)とは各々、制動対象(5、6)をクランプ
    するためのジョー(23)を担持する2つの回動アーム
    (21、22)どうしの間にヒンジ取付けされている電
    磁ブレーキ(10)において、更には制動子(34)を
    含んでいて、この制動子(34)が電磁石(13)と相
    対的な電機子(14)の運動に対して抵抗を加えて、ブ
    レーキ(10)の投入、解除の速度を制御かつ低減し、
    同制動子(34)は上記の電機子(14)と電磁石(1
    3)とからなる組立の内部に統合されている電磁ブレー
    キ。
  2. (2)上記制動子(34)が油圧式である、上記特許請
    求の範囲第1項に記載の電磁ブレーキ。
  3. (3)上記制動子(34)が本体(35)と、この本体
    (35)内に可動なピストン(36)とからなり、上記
    の本体(35)とピストン(36)とは上記電磁石(1
    3)と電機子(14)とにそれぞれ一体になっており、
    また上記ピストン(36)には較正されたオリフィス(
    37)が貫設されており、電磁石(13)が付勢される
    とその電磁石(13)により、またそうでない場合には
    、上記ばね手段(15)により、それぞれ圧力が加えら
    れると上記オリフィス(37)が上記本体(35)内に
    含まれる流体を流れさせる、上記特許請求の範囲第1項
    に記載の電磁ブレーキ。
  4. (4)上記制動子(34)の本体(35)が上記電磁石
    (13)と一体であり、また上記ピストン(36)が電
    機子(14)と一体になっている、上記特許請求の範囲
    第3項に記載の電磁ブレーキ。
  5. (5)上記ピストン(36)には長細い軸方向開口が貫
    設されており、この開口は外にに現われることなくその
    ピストン(36)の柄部(39)の内部において延びて
    空洞部(49)の中に到っており、また上記制動子(3
    4)の本体(35)と一体になっている案内棒(50)
    が上記開口に、また上記空洞部(49)の中に入り込ん
    でいる、上記特許請求の範囲第3項に記載の電磁ブレー
    キ。
  6. (6)上記制動子(34)は上記電磁石(13)の中心
    に配設されて、その長手方向軸線が電磁石(13)およ
    び電機子(14)の長手方向軸線に一致している、上記
    特許請求の範囲第1項に記載の電磁ブレーキ。
  7. (7)上記電磁石(13)のヨーク(16)が上記制動
    子(34)の本体(35)を形成している、上記特許請
    求の範囲第3項に記載の電磁ブレーキ。
  8. (8)上記ばね手段(15)も上記の電磁石(13)お
    よび電機子(14)の中心にかつそれらの軸線に沿って
    配設されている、上記特許請求の範囲第7項に記載の電
    磁ブレーキ。
  9. (9)上記ばね手段(15)の圧力を調整する手段(5
    2、58、60)と電磁ブレーキ(10)の上記電磁石
    (13)と電機子(14)との間のエア・ギャップの幅
    (e)を加減する手段(59、61、62)とを有して
    いる、上記特許請求の範囲第1項に記載の電磁ブレーキ
  10. (10)上記の電磁石(13)と電機子(14)とから
    構成された上記組立の2つの構成部分(13、14)の
    うち少なくとも片方が、制動子(34)の本体(35)
    およびピストン(36)のうち、該構成部品が一体とな
    っているほうの部材に軸方向移動自在に取付けられてお
    り、上記構成部品(13、14)は、制動子(34)の
    本体(35)、ピストン(36)のうちの対応している
    部材への取付けを確実にし、その対応部材(35、36
    )と相対的に軸方向へ移動自在であって、ばね(15)
    を形成する手段の圧力を受ける、実質上中心の部材(5
    8)と、電磁石(13)の付勢時に上記組立のもう一方
    の構成部品(13、14)と接触し、上記中心部材(5
    8)に、軸方向移動自在に取付けられている実質上周辺
    にある部材(59)とを含んでいる、上記特許請求の範
    囲第9項に記載の電磁ブレーキ。
  11. (11)上記電機子(14)が制動子(34)のピスト
    ン(36)と一体になっており、上記ばね(15)がピ
    ストン(36)の柄部を包囲しかつその一端が制動子(
    34)の本体の底片(40)に当接する一方、もう一方
    の端が電機子(14)の軸線に沿って形成されたボア(
    56)の底部(55)に当接しており、この底部(55
    )には軸方向開口(57)が設けられ、この開口にはピ
    ストン(36)の柄部(39)が通されており、上記電
    機子(14)が、上記軸方向ボア(56)と軸方向開口
    (57)を有してピストン(36)の柄部(39)に取
    付けられており、しかもピストン(36)と相対的に軸
    方向に移動自在である中心ハブ(58)と、この中心ハ
    ブ(58)に取付けられかつ同ハブと相対的に軸方向に
    移動自在である周辺プレート(59)とを含んでいる、
    上記特許請求の範囲第10項に記載の電磁ブレーキ。
  12. (12)上記電機子(14)の中心ハブ(58)は柄部
    (39)の周壁上に形成されたねじ部(52)へ螺止す
    ることによって柄部(39)へ取付けられており、また
    電機子(14)の周辺プレート(59)が先の電機子の
    中心ハブ(58)へ、同ハブ(58)の外周壁に形成さ
    れたねじ部(61)へ螺止することによって取付けられ
    ている、上記特許請求の範囲第11項に記載の電磁ブレ
    ーキ。
  13. (13)上記電機子(14)の周辺プレート(59)の
    、電磁石(13)と相対的な回転を阻止する手段(63
    、64、71)を有している、上記特許請求の範囲第1
    項に記載の電磁ブレーキ。
  14. (14)上記手段は電機子(14)の周辺プレート(5
    9)の表面に電磁石(13)と向き合って形成されかつ
    電機子(14)の軸線を中心として等間隔に配置された
    溝部(63)と、電磁石(13)のヨーク(16)に形
    成された座部(65)に配設された少なくとも1つのほ
    ぞ(64)とを含んでおり、上記ほぞ(64)は溝部(
    63)の1つに入り込んで、電磁石(13)のヨーク(
    16)とは相対的な電機子(14)の周辺プレート(5
    9)の回転を阻止するものである、上記特許請求の範囲
    第13項に記載の電磁ブレーキ。
  15. (15)上記ほぞ(64)が退避あるいは着脱自在であ
    る、上記特許請求の範囲第14項に記載の電磁ブレーキ
  16. (16)前記アーム(21、22)は電磁石(13)と
    クランプ・ジョー(23)との間に位置する共用シャフ
    ト(28)を中心として回動自在に取付けられている、
    上記特許請求の範囲第1項に記載の電磁ブレーキ。
  17. (17)上記シャフト(28)によって支持体に取付け
    られかつ解除時には制動対象(5、6)と相対的にその
    シャフト(28)を中心に回動自在である、上記特許請
    求の範囲第16項に記載の電磁ブレーキ。
  18. (18)ばね(15)の作用で給電停止時に機能し、電
    磁石(13)がその付勢時にばね(15)の作用に抗し
    て上記ジョー(23)を解放する、上記特許請求の範囲
    第1項に記載の電磁ブレーキ。
  19. (19)エレベータと組合わせて用いられ、そのエレベ
    ータがかご(1)あるいはつり合いおもり(4)の上に
    、そのかご(1)もしくはつり合いおもり(4)のガイ
    ドレール(2、3、5、6)の各々を掴持する少なくと
    も1つの電磁ブレーキ(10)を有している、上記特許
    請求の範囲第18項に記載の電磁ブレーキ。
  20. (20)上記エレベータがリニア・モータ(8、9)で
    駆動される、上記特許請求の範囲第19項に記載の電磁
    ブレーキ。
  21. (21)上記エレベータが直流モータで駆動される、上
    記特許請求の範囲第19項に記載の電磁ブレーキ。
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