JPS60148638A - 異なる寸法のリベツト打ちのための盲リベツト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 盲リベット装置に関し、圧縮空気供給手段と圧縮空気で
制御可能な作動手段及びロータリ原動機を持っている。

従来の盲リベツト装置は異なる寸法のリベットを扱うの
は困難であった。更にリベットは異なる材質から成って
いるという考慮が必要である。実際Ｌは４調のアルミニ
ウムのリベットから１０順のスチールリベットに対して
１つの盲リベツト装置で行なう必要がある。

もし盲リベツト装置が１０咽のスチールリベット用とし
て作られていると、生産される力は大きく、４（転）の
アルミリベットのねじは壊れてしまう。しかしもし盲リ
ベツト装置が４咽のアルミリベット用として作られてい
ると、１０咽のスチールリベットに対して盲リベツト装
置を使うのは困難又は不可能である。

本発明は種々の寸法及び材質のリベットに対して使える
盲リベツト装置を提供することを目的としている。

本発明は、盲リベツト装置への圧縮空気供給手段の入口
に、盲リベツト装置へ流れ込む圧縮空気の圧力レベルを
設定する手段が設けである。

好適には、Ｌ記設定手段は、圧縮空気供給手段に達する
空気の圧力を減圧する。

設定手段は、異なる圧力レベルに設定できるのがよい。

特に、設定手段は圧縮空気供給手段からの空気圧で盲リ
ベツト装置の駆動原動機へ空気を送り、リベット打ちの
作動をするため原動機を停止するときには圧力を減少す
るのが良い。圧縮空気供給手段に供給される空気圧は６
バールから３〜４バールへ減圧するのが良い。

本発明の好適な実施例においては、大口径及び小口径の
対応する部分を持つシリンダ内に段付きピストンが保持
されており、小口径の部分は圧縮空気供給手段の入口側
の端部に配置し、大口径の部分は作動手段側の端部に配
置し、又バイパスダクトが入口端のシリンダ部分と反対
側のシリンダ部分とをつないでおり、バイパスタクトか
ら分岐した連絡ダクトが盲リベツト装置のロータリ原動
機へ通じている。

更に本発明においては、シリンダは設定ピンが可動に配
置している横穴を持っており、設定ピンはその直径が前
記横穴に対応する第１の断面部分と、断面の小さい第２
の断面部分とを持っている。

更に改良した実施例においては、軸方向に可動の設定ピ
ンは小さな直径側の段付きピストンと向かい合った関係
に配置しており、段付きピストンと設定ピンとの間には
ハネが配置している。

好適には段イ」きピストンと設定ピンとの間にコイルバ
ネが延在し夫々の延長部分の回りに係合している。設定
ピンは前方へ移動するとその端面で段付きピストンを押
し、それをシートから動かす。

更に別の実施例においては、圧縮空気分配室があり、こ
れから原動機圧縮空気ダクトとシリンダ圧縮空気ダクト
が延在し、後者は段付きピストンと設定ピンの間のチャ
ンバに連絡している。圧縮空気分配室は、作動ロッドが
収まっているバルブシートを持っており、その停止位置
においては原動機圧縮空気ダクトを開き、作動したとき
には原動機圧縮空気ダクトを閉じて圧縮空気シリンダダ
クトを開く。

第１図には、にぎり即ちハンドル部分２を含む盲リベツ
ト装置１を示す。盲リベツト装置１の頭部分３の中央に
、図示なきねじ付きリベットナツトにねじ込むだめに回
転されるねじ付きピン４がある。作動部材５を動かすと
、アップセット運転され、ねじ付きピン４に軸方向の動
きが伝達される。その運転のあとねし付きピン４は反対
方向に回転し、ねじ付きリベットナツトを取外す。

盲リベツト装置１の運転に必要な圧縮空気は入口接続部
６から盲リベツト装置１に流れ込む。ロータリ原動機７
には圧縮空気ホース８によって圧縮空気が供給され、−
力作動部材５はハンドル部分２に配置したピストン装置
によってアップセット運転を起動する。

アップセット運転は、圧縮空気供給うイン９から盲リベ
ツト装置へ供給される空気圧と異なった圧力を必要とす
る。たとえば１０ｍｍのスチールリベットを扱うときに
は約６バールの圧力が盲Ｉ”）ベット装置に要求される
が、４１＋＋＋＋１のアルミリベットを扱うときには３
〜４バールの圧力があれば良く、もし高圧を使うとリベ
ットが引き抜かれてし捷う。そのため盲リベツト装置１
には圧力設定手段１０がついており、圧縮空気供給ライ
ン９から盲リベツト装置へ供給される空気圧は調整でき
る。

第２図に示すように、圧力設定手段１０は、ハンドル部
分２内の作動手段への接続部１２に向かった大きい断面
の円筒チャンバ部分１１を含んでいる。小さい断面の円
筒チャンバ部分１３は、圧縮空気供給ライン９（第１図
）が接続している供給接続部１・４の側に配置している
。

円筒チャンバ部分１１と１３との異なる直径に対応する
だめの大きい直径のピストン部分１６と、ピストン部分
１６より小さい直径のピストン部分１７とを有する段付
きピストン１５が内部に保持されている。この段付きピ
ストン１５は０リングシール１９で密封されている。バ
イパスダクト２０は小さい直径の円筒チャンバ１３を段
付きピストン１５の反対側のより大きい断面の円筒チャ
ンバ１１につなぎ、一方連絡ダクト２１がバイパスダク
ト２０から分岐して前記圧縮空気ホース８で盲リベツト
装置１のロータリ原動機７へ接続している。

段付きピストン１５は横穴２２を持っており、その中に
第３図に示すように設定ピン２３を保持している。この
設定ピン２３は、段付きピストン１５内の横穴２２の直
径に対応する第１の断面部分２４を持っている。第２の
断面部分２５は実質的に横穴２２より小さい直径とされ
ており、従って、段付きピストン１５は設定ピン２３に
関してｌ１ｉ１１１方向に可動である。

この実施例では、盲リベツト装置１は減少した圧力で作
動する。たとえば、圧縮空気供給うイン９から供給され
る６ハールの圧力はリベット運転中は３〜４バールに減
圧される。

この場合、圧縮空気供給ライン９から到達した空気は供
給接続部１４の穴を通り、段付きピストン１５を第２図
の左方へ押す。すると、圧縮空気はバイパスダクト２０
、連絡ダクト２１及び圧縮空気ホース８を経由してロー
タリ原動機７へ行くことができる。ロータリ原動機７は
、６バールの全圧で運転され、リベットをねじ込むこと
ができる。この運転が終るとロータリ原動機７は停止し
、圧縮空気はもはや流れない。大きい直径の円筒チャン
バ（１１） １１に圧力が設定され、段付きピストン１５を第２図の
右方へ動かし、その結果圧縮空気の供給は停止され、圧
縮空気が更に供給されるのを防止する。段付きピストン
１５を適当な寸法にすれば、円筒チャンバ１１内の圧力
は３〜４バールになり、この圧力の空気はリベット作業
のためハンドル部分２に取り付けられている作動手段５
へ接続部１２を経由して流れてゆく。リベット作業が終
了すると、圧力は圧縮空気穴を通って解放され、段付き
ピストンは第２図の左方へ動く。その結果、再び圧縮空
気供給ライン９を通して盲リベツト装置１に供給される
空気の全圧が得られる。

前記のような圧力の減圧が必要でない場合には、設定ピ
ン２３を内へ押す。このように設定ピン２３の第１断面
部分２４が横穴２２の中を動いて段付きピストン１５を
動けない位置へ保持すると、供給接続部１４で圧縮空気
の供給を遮断できず、その結果盲リベツト装置１は圧縮
空気供給うイン９から供給され（１２） る空気の圧力でのみ運転される。設定ピン２３がその反
対端２３ａに圧力が供給されることにより第３図に図示
の位置へ戻ると、リベット作業中に圧力の減少は再び可
能となる。

第２図に示すように、圧力設定手段１０はねじ山を持っ
ており、入口接続部６ヒの対応するねじ山（図示せず）
にねじ込まれる。このようにして発生する圧力設定を変
えるため、盲リベツト装置１Ｌに異なる圧力設定手段を
取り付けることができる。

第４図は連続的な圧力調整ができる改良された圧力設定
手段を示す。図示の改良された圧力設定手段はハンドル
部分２の端部全体を包み込んでおり、その中の圧力チャ
ンバ３０を、圧力設定手段のケーシング３２ヒに形成さ
れた環状のフランジ部分３１によってハンドルの低端部
に取り付けられて閉鎖している。

圧力設定手段のケーシング３２内にシリンダチャンバ３
４を持つブツシュ即ちスリーブ３３が取り付けられてい
る。圧力チャンバ３０に向かったシリンダチャンバ３４
の端部は、圧力チャンバ３０に向かった、大きい直径の
ピストン部分３６を持った段付きピストン３５のための
シートを持っている。−男手さい直径のピストン部分３
７はシリンダチャンバ３４を閉じている。段付きピスト
ン３５から遠いシリンダチャンバの端部には、シリンダ
チャンバ３４内で段付きピストン３５に関して軸方向に
可動の設定ピン３８が設けられている。

段付きピストン３５と設定ピン３８の間にはコイルバネ
３９があり、その一方の端部は段付きピストンの延長部
分４００回りに係合し、他方の端部は設定ピン３８の延
長部分４１のまわりに係合している。設定ピン３８はね
じ山４２によってシリンダスリーブ３３の中にねじ込ま
れており、シリンダチャンバ３４の中を軸方向に動くこ
とができる。コイルバネ３９が圧縮される程度により、
段付きピストン３５の小さい直径側に働らく力は増大し
、段付きピストン３５を圧力チャンバ３０の方（１５） へ動かす。

圧縮空気が圧縮空気シリンダダクト４３を通ってシリン
ダチャンバ３４に流れると、段付きピストン３５は最初
第４図の左方へ動き、圧縮空気はバイパスタクト２０を
通って圧力チャンバ３０へ流れて大きい直径のピストン
部分３６の表面に働らき、段付きピストンは平衡が保た
れるまで第４図の右方へ動く。シリンダチャンバ３４内
の設定ピン３８の動きとその結果生ずるハネ３９へかか
る力の変化により、この調整は連続的にできる。

もし圧縮空気を、たとえば６気圧の全圧で圧力チャンバ
３０に働らかせたい場合には、設定ピン３８の延長部分
４１の端面が段付きピストン３５の延長部分４０の端面
を押しつけるまで設定ピン３８を左方へ動かして段付き
ピストンを、その大きい直径部分３６がストップリング
４４を押さえるまで動かす。こうしてバイパスダクト２
０は開かれ、たとえば６気圧の圧縮空気シリンダダクト
４３から（１６） の圧縮空気は直接圧力チャンバ３０に流れる。

第４図に示す改良した実施例において、圧縮空気ライン
９は円筒型圧縮空気分配室４５に通じており、ここから
圧縮空気シリンダダクト４３と原動機圧縮空気ダクト４
６が延在している。圧縮空気分配室４５内のバルブシー
ト４７は、作動ロンド４８の停止位置においてＯリング
シール４９で閉じており、その結果空気は圧縮空気供給
ライン９から分配室４５を経由して原動機圧縮空気ダク
ト４６へ直接流れる。作動部材５（第１図）を作動する
と、第４図の作動ロッド４８が右方へ動き、原動機圧縮
空気ダクト４６が延在している圧縮空気分配室４５の一
部がＯリングシール４９で閉じ、圧縮空気シリンダダク
ト４３への通路が開き、その結果圧縮空気供給ライン９
からの圧縮空気は圧縮空気分配室４５を経由して圧縮空
気シリンダダクト４３へ流れ、そこからバイパスダクト
２０を通ってアップセット運転をするため圧力チャンバ
３０へ流れる。

こうして、盲リベツト装置は異なる寸法、材質のリベッ
トに対しても圧力レベルを設定する手段で盲リベツト装
置を様々な状況に容易に適応させることができるので、
使用可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す外観図、第２図は第１
図におけるＩ−Ｉ断面図、第３図は第２図における■−
■断面図、第４図は設定手段１０の変形例を示す断面図
である。 〔主要部分の符号の説明〕 １・・・盲リベツト装置 ５・・・作動手段 ６・・・入口部 ７・・・ロータリ原動機 ９・・・圧縮空気供給手段 １０・・・設定手段 （１９）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　圧縮空気供給手段と、圧縮空気で制御可能な動作
   手段と、ロータリ原動機とを有する異なる寸法のリベッ
   トを打つだめの盲リベツト装置において、 盲リベツト装置１に流れ込む圧縮空気の圧力レベルを設
   定する設定手段１０を盲リベツト装置への圧縮空気供給
   手段９の入口部６に配置していることを特徴とする盲リ
   ベツト装置。 ２、　前記設定手段１０は圧縮空気供給手段９に達する
   圧縮空気の圧力を減圧する特許請求の範囲第１項に記載
   の盲リベツト装置。 ３、　前記設定手段１０はいろいろな圧力に設定できる
   特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の盲リベツト装
   置。 ４、　前記設定手段１０は圧縮空気供給手段９からの空
   気圧で盲リベツト装置１のロータリ原動機７に空気を送
   り、作動手段５を駆動しリベット打ち作業のためにロー
   タリ原動機７が止まっているときは圧力を減少する特許
   請求の範囲第１項から第３項のいずれかに記載の盲リベ
   ツト装置。 ５、　前記圧縮空気供給手段９に供給される空気の圧力
   は６バールから３〜４バールに減圧される特許請求の範
   囲第４項に記載の盲リベツト装置。 ６、　前記設定手段１０は圧縮空気供給の部分６におい
   て、盲リベツト装置１にねじ込まれている特許請求の範
   囲第１〜５項のいずれかに記載の盲リベツト装置。 ７、　前記設定手段１０は、大口径及び小口径の対応す
   るシリンダ部分１１．１３を持つシリンダ内に保持され
   た段付きピストン１５．１６．１７を含んでおり、小口
   径部分１３は圧縮空気供給手段９の入口１４側の端部に
   配置しており、大口径のシリンダ部分１１は動作手段１
   ２側の端部に配置しており、又バイパスダクト２０が入
   口端１４のシリンダ部分１３から反対側に配置したシリ
   ンダ部分１１に通じている特許請求の範囲第１〜６項の
   いずれかに記載の盲リベツト装置。 ８　連結ダクト２１がシリンダ部分１１から盲リベツト
   装置１のロータリ原動機７へ分岐している特許請求の範
   囲第７項に記載の盲リベツト装置。 ９、　前記シリンダ部分１５は横穴２２を持っており、
   その中に設定ピン２３が可動に配置してあり、該設定ピ
   ン２３は横穴２２の直径に対応する第１の横断面部分２
   ４と断面の小さい第２の断面部分２５とを持っている特
   許請求の範囲第７項又は８項に記載の盲リベツト装置。 １０、前記軸方向に可動の設定ピン３８が段付きピスト
   ン３５の小直径部分３７と向かい合った関係に配置して
   あり、又ハネ３９が段付ピストン３５と設定ピン３８と
   の間に配置している特許請求の範囲第１〜７項のいずれ
   かに記載の盲リベツト装置。 １１、前記コイルバネ３９が段付きピストン３５と設定
   ピン３８との間に延在してあり、その一端は段付きピス
   トンの延長部分４０の回りに係合し他端は設定ピンの延
   長部分４１の回りに係合している特許請求の範囲第１０
   項に記載の盲リベツト装置。 １２　前記設定ピン３８は前方に移動するときその先端
   で段付きピストン３５を押して定位置から動かす特許請
   求の範囲第１０又は１１項に記載の盲リベツト装置。 １３、前記設定ピン３８はハウジング３２　、３３内に
   ねじ手段４２によって取りはずし可能に取り付けられて
   いる特許請求の範囲第１０〜１２項のいずれかに記載の
   盲リベツト装置。 １４、原動機圧縮空気ダクト４６と圧縮空気シリンダダ
   クト４３とに接続している圧縮空気分配チャンバ４５が
   設けられており、シリンダダクト４３は段付きピストン
   ３５と設定ピン３８との間のシリンダ室３４と連絡して
   いる特許請求の範囲第１０〜１３項のいずれかに記載の
   盲リベツト装置。 １５、前記圧縮空気分配室４５はバルブシート４７を持
   っており、この中に作動ロッド４８の端部がおさまって
   おり、停止位置においては圧縮空気供給手段９を原動機
   圧縮空気ダクト４６につなぎ、一方作動すると原動機圧
   縮空気ダクトを閉じて、空気シリンダダクト４３を開く
   特許請求の範囲第１４項に記載の盲リベツト装置。